JP2020011668A - 駐車支援装置、及び駐車支援装置の制御方法 - Google Patents

駐車支援装置、及び駐車支援装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】運転者に違和感を生じさせないようにする。【解決手段】車両4の駐車が完了したと判定される位置である駐車完了位置Tを設定する駐車完了位置設定部58と、前記映像における車両4の進行予測を表す車両ガイド線L1の表示を制御するガイド線表示制御部56と、を備え、ガイド線表示制御部56は、前記映像において車両ガイド線L1の終点L1Eが車両4からみて駐車完了位置Tを越えないように車両ガイド線L1を表示する駐車支援装置20を構成した。【選択図】図8

Description

本発明は、駐車支援装置、及び駐車支援装置の制御方法に関する。
従来、駐車を支援する技術として特許文献1の技術がある。特許文献1には、「車両1の後方の情景を撮影する撮影部と、撮影された撮影画像を車室内に表示する表示部と、少なくとも、乗員によって保持される所定の操舵角に基づく旋回を伴って後進することにより車両1を駐車目標エリアを含む駐車枠Eに誘導する誘導部と、車両1が必要な旋回を完了した際に互いに重なり得る補助線B及びLを撮影画像に重畳する重畳部と、を備える。補助線Bは、車両1の前後方向に平行且つ車両1の後方に延伸される車両延長線BCである。補助線Lは、駐車目標エリアの前後方向に平行な駐車目標線LCである。」ことが記載されている。
特開2008−162426号公報
しかしながら、補助線Bが適切に表示されない場合があり、運転者に違和感を生じさせることがあった。
本発明は、運転者に違和感を生じさせることがない駐車支援装置、及び駐車支援装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、車両の駐車が完了したと判定される位置である駐車完了位置を設定する駐車完了位置設定部と、映像における前記車両の進行予測を表す車両ガイド線の表示を制御するガイド線表示制御部と、を備え、前記ガイド線表示制御部は、前記映像において前記車両ガイド線の終点が前記車両からみて前記駐車完了位置を越えないように前記車両ガイド線を表示することを特徴とする。
本発明によれば、運転者に違和感を生じさせることなく駐車を支援できる。
本発明の実施形態に係る駐車支援システムの構成を示す図である。 駐車支援画面の一例を示す図である。 駐車スペースの一例を示す図である。 駐車条件設定処理のフローチャートである。 駐車支援画面の表示例を示す図である。 駐車支援画面の表示例を示す図である。 駐車支援画面の表示例を示す図である。 ガイド線変更表示処理のフローチャートである。 第1の表示制御処理、及び第2の表示制御処理が実施された状態の駐車支援画面を示す図である。 図9において第1の表示制御処理、及び第2の表示制御処理が実施されなかった場合の駐車支援画面を示す。 駐車完了時の駐車支援画面の表示例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る駐車支援システム1の構成を示す図である。
駐車支援システム1は、車両4に設けられ、車両4の乗員(本実施形態では運転者)が車両4を駐車させる際に駐車支援画面40を表示し、当該駐車支援画面40の表示によって運転者の運転操作を支援するシステムである。
図2は、駐車支援画面40の一例を示す図である。
駐車支援画面40は、車両4を駐車させる目標の駐車スペース60を映し出すとともに、当該駐車スペース60に収まるように車両4を移動させるための運転操作を運転者に案内する画面であり、駐車スペース表示領域41と、周囲表示領域42と、情報表示領域43と、の3つの表示領域を備える。
駐車スペース表示領域41は、車両4からみた駐車スペース60をリアルタイムに映し出す領域である。図示例では、車両4の後方に位置する駐車スペース60の映像が駐車スペース表示領域41に映し出されている。
周囲表示領域42は、駐車スペース60を含む車両4の周囲をリアルタイムに映し出す領域であり、本実施形態では、車両4を上方(図示例では真上)から視た俯瞰映像が周囲表示領域42に表示される。俯瞰映像の中心は常に車両4の位置に対応し、その位置には、車両4を模した図像である車両アイコン45が重畳表示される。この俯瞰映像は、その上方を車両4の前方と常に一致させて周囲表示領域42に表示されており、運転者の方向の誤認を防いでいる。
情報表示領域43は、操作ボタンを含む操作メニューや運転者に対するメッセージといった各種情報を表示する領域である。このメッセージには、駐車スペース表示領域41や周囲表示領域42において運転者が注目すべき箇所や、運転者が成すべき操作が表示される。なお、メッセージに併せて音声を出力してもよい。
駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像にはガイド線Lと、旋回位置マークMとがリアルタイムに重畳表示される。ガイド線Lは、駐車のための運転操作を運転者に案内する線である。旋回位置マークMは、ステアリングを操作して舵角を変更する必要がある位置を運転者に示すものであり、車両ガイド線L1の傍らに適宜に表示される。
本実施形態では、ガイド線Lには、車両ガイド線L1と、距離目安線L2と、を含む画像が用いられている。
車両ガイド線L1は、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像の中で、駐車スペース60に駐車するために車両4が進行するときの進行予測経路を車両4から駐車スペース60への移動方向A(図示例では、車両4の後端部から後方)に延伸する線によって示した線である。本実施形態では、車両ガイド線L1は、車両4の車幅方向の左右の端部ごとに表示される。
距離目安線L2は、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の映像において車両4から移動方向Aに一定距離Cだけ離隔した位置を運転者に示す線である。この一定距離Cは適宜に設定されるが、本実施形態では、車両4の全長を基準とした長さ(より正確には車両4の全長相当)に設定されている。
本実施形態において、車両ガイド線L1は、距離目安線L2を終点L1Eとする線で描画されている。また距離目安線L2は2本の車両ガイド線L1の終点L1Eを繋ぐ線として描かれており、結果としてガイド線Lは、略コ字状(車両4の側の辺を欠いた矩形状)に描かれている。
駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像は、車両4の移動に伴ってリアルタイムに変化し、この変化に合わせて、ガイド線L、及び旋回位置マークMの表示(表示位置など)もリアルタイムに更新される。
次いで、かかる駐車支援画面40を表示する駐車支援システム1の構成について詳述する。
前掲図1に示すように、駐車支援システム1は、撮影部8と、車両情報取得部10と、駐車スペース情報取得部12と、操作部14と、表示装置16と、駐車支援装置20と、を備える。本実施形態では、駐車支援システム1の各部がCAN(Controller Area Network)などの車載ネットワークを介して適宜にデータを送受可能に接続されている。
撮影部8は、車両4の周囲を撮影し、駐車支援装置20に出力するものである。本実施形態では、上記俯瞰映像の生成のために、少なくとも次の4台のカメラ9が撮影部8に設けられている。すなわち、1台は、車両4の前端部(例えば、フロントバンパ)の車幅方向中央から前方を撮影するカメラ9であり、他の1台は車両4の後端部(例えばリアバンパ)の車幅方向中央から後方を撮影するカメラ9であり、他の1台は車両4の右側部(例えば右ドアミラー)から右側方を撮影するカメラ9であり、残り1台は車両4の左側部(例えば左ドアミラー)から左側方を撮影するカメラ9である。
車両情報取得部10は、車両情報A1を取得し、駐車支援装置20に出力するものであり、例えばECU(Electronic Control Unit)によって実現されている。ECUは、マイクロプロセッサやCPUなどのプロセッサと、ROMやRAMなどの記憶デバイスと、CAN等の車載ネットワークや各種センサ、周辺器機との接続インターフェースと、を備えた電気制御装置である。
車両情報A1は、車両4に係る情報であり、駐車支援装置20がデッドレコニング(オドメトリとも呼ばれる)により車両4の自車位置を測位可能にする情報を少なくとも含む。本実施形態では、車両4の車速、及び車両4の舵角の情報が車両情報A1に含まれている。また、本実施形態では、シフトレバー(セレクトレバーとも呼ばれる)のシフト位置も車両情報A1に含まれている。
かかる車両情報A1を取得するために車両情報取得部10は、車両4が備えるシフトレバーセンサ10A、及び車速パルスセンサ10Bからシフト位置、及び車速をそれぞれ取得する。また舵角については、車両4が備えるステアリングセンサ10Cからステアリング操作量、及び操作方向を車両情報取得部10が取得し、車両情報取得部10が、これらステアリング操作量、及び操作方向に基づいて車両4の舵角を求める。
駐車スペース情報取得部12は、車両4が備える駐車スペース検知用センサ12Aの検出結果を取得し、当該検出結果を含む駐車スペース情報A2を駐車支援装置20に出力するものであり、例えばECUによって実現されている。駐車スペース検知用センサ12Aは、駐車スペース60の各種の物理量(位置や大きさや、駐車スペース60までの距離、駐車スペース60の周囲の構造物(壁面や他車両など)の有無や、当該構造物までの距離など)を検知するセンサである。本実施形態では、駐車スペース検知用センサ12Aには、駐車スペース60の周囲にある構造物を検知するソナーセンサーが用いられている。
本実施形態の駐車支援システム1では、駐車支援装置20が後述の画像認識処理によって駐車スペース60を検出しており、駐車スペース情報A2は当該画像認識処理結果を補うために用いられる。
操作部14は、運転者の操作を受け付ける各種の操作スイッチを備え、運転者が運転中に操作し易い位置に配置されている。これらの操作スイッチは、例えばメカニカルスイッチやタッチパネルなどで構成される。
表示装置16は、駐車支援装置20の制御の下、駐車支援画面40を表示するものであり、運転席の近くに配置されたフラットパネルディスプレイや、フロントガラスに映像を投射して表示するヘッドアップディスプレイなどを備える。
駐車支援装置20は、駐車支援画面40を表示装置16に表示し、車両4の移動に併せてリアルタムに表示を更新することで、運転者の運転操作を支援する装置であり、制御部30と、記憶部32と、画像処理部34と、を備える。
本実施形態では、駐車支援装置20は、制御部30を実現するプロセッサと、記憶部32を実現する記憶デバイスと、画像処理部34を実現する画像処理プロセッサと、を備えたECUによって実現されている。この場合において、制御部30を実現するプロセッサが画像処理部34の機能も実現してもよい。なお、このECUには、接続インターフェースが設けられており、接続インターフェースを介して駐車支援システム1の各部とデータが送受される。
制御部30は、駐車支援装置20の各部を制御する。
記憶部32は、車両データ36と、駐車支援画面用データ38と、を少なくとも記憶する。車両データ36は、ガイド線Lの表示に要する車両4の寸法(車幅、及び全長)の情報を含む。駐車支援画面用データ38は、駐車支援画面40の表示に要する各種のデータであり、例えば、駐車支援画面40の枠組みを作るためのデータ、当該駐車支援画面40に表示されるアイコン(車体アイコン45を含む)やメニュー、各種の文字情報のデータなどが挙げられる。
画像処理部34は、制御部30の制御の下、駐車支援画面40を生成し、表示装置16に表示するものであり、周囲映像生成部50と、駐車スペース認識部52と、を備える。
周囲映像生成部50は、撮影部8から入力される撮影像に基づいて、周囲表示領域42に表示する俯瞰映像を生成する。すなわち、周囲映像生成部50は、車両4の前方、後方、右側方、及び左側方の各撮影像を、車両4を真上から視た撮影像に変換し、変換後の各撮影像を車両4の位置を基準に合成し、当該車両4の位置に車両アイコン45を重畳して俯瞰映像を生成する。
駐車スペース認識部52は、俯瞰映像に対して画像認識処理を施し、俯瞰映像に映っている駐車スペース60を認識する。
図3は、駐車スペース60の一例を示す図である。なお、同図には、駐車場に設けられた駐車スペース60を示している。
車両1台分の駐車スペース60は、一般に、平面視矩形を成しており、少なくとも車幅方向B1の境界K1が車両全長(前後)方向B2に延びる一対の駐車区画線62で区画されている。また、この駐車スペース60の車両全長方向B2の境界K2は、各駐車区画線62の頂点63によって規定されている。
すなわち、一対の駐車区画線62が決まれば、境界K1、K2を特定することができ、これら境界K1、K2によって矩形の駐車スペース60の輪郭(外縁)を特定できることとなる。
図1に戻り、駐車スペース認識部52は、俯瞰映像に映っている駐車区画線62を画像認識することで、駐車スペース60を特定し、制御部30に出力する。また本実施形態では、駐車スペース60の特定において、駐車スペース認識部52は、駐車スペース60の終端位置PE(図3)と、駐車区画線62の位置とを特定している。
制御部30は、プロセッサがメモリデバイスに格納されたプログラムを実行することで、記憶部の32の駐車支援画面用データ38に基づいて駐車支援画面40の表示データを生成し、表示装置16に出力する機能を実現する。制御部30は、駐車支援画面40を表示する際、駐車スペース60を撮影しているカメラ9の映像を駐車スペース表示領域41に合成し、周囲映像生成部50の俯瞰画像を周囲表示領域42に合成する。
さらに制御部30は、ガイド線L、及び旋回位置マークMを求める誘導部54と、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像におけるガイド線L、及び旋回位置マークMの表示を制御するガイド線表示制御部56と、を備える。これらの機能部は、メモリデバイスに格納されたプログラムをプロセッサが実行することで実現される。
誘導部54は、車両4の現在位置から駐車スペース60への駐車が完了するまでの車両4の進行予測経路、及び、その進行予測経路における舵角変更位置を計算によって求める。これら進行予測経路、及び舵角変更位置は、車両4の現在位置、そのときの舵角、及び駐車スペース60の位置(車両4との相対位置関係)に基づいて、適宜の手法を用いて算出される。なお、誘導部54は、駐車の完了を、車両4の全体が駐車スペース60に収まったか否かで判定する。この場合において、駐車スペース60の代わりに、当該駐車スペース60の中に適宜に設定した目標エリアを駐車完了の判定に用いてもよい。
ガイド線表示制御部56は、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像において、対応する位置にガイド線L、及び旋回位置マークMを重畳する。
制御部30は、ガイド線Lを表示した後、車両情報取得部10の車両情報A1に基づくデッドレコニングにより、車両4の位置を逐次に測位している。誘導部54は、この位置の変化に合わせて、ガイド線L、及び旋回位置マークMを逐次に更新し、これら更新されたガイド線L、及び旋回位置マークMをガイド線表示制御部56が、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像の対応する位置に逐次に表示する。
さらに、本実施形態の制御部30は、駐車完了位置Tを設定する駐車完了位置設定部58を備える。駐車完了位置Tは、駐車スペース60への車両4の駐車が完了したと誘導部54によって判定されるときに、駐車スペース60への移動方向Aの側の車両4の端部(図3の例では後端部)が位置する地点である。駐車完了位置設定部58は、駐車完了位置Tを、駐車スペース認識部52の認識結果、及び駐車スペース情報取得部12の駐車スペース情報A2に基づいて設定する。
具体的には、駐車完了位置設定部58は、駐車スペース60の終端位置PEを駐車スペース認識部52から取得し、また、駐車時の移動方向Aにおいて終端位置PEの前後に存在する構造物と終端位置PEとの距離を駐車スペース情報A2から取得する。
そして、終端位置PEの前後の所定距離Q(図3)の範囲に構造物が存在しない場合、駐車完了位置設定部58は、終端位置PEを駐車完了位置Tに設定する。この所定距離Qは、構造物からの車両4の離間距離(駐車完了時における車両4と構造物との間のスペースの大きさ)を規定するものであり、その数値は適宜に設定される。
一方、図3に示すように、終端位置PEから所定距離Qの範囲に構造物が存在する場合、構造物から所定距離Q以上離れた位置を駐車完了位置Tに設定する。これにより、他車両が駐車スペース60の終端位置PEに近接して停車し、或いは終端位置PEの近くに壁等の構造物が存在した場合でも、当該他車両や構造物との間に十分な距離を維持した状態で車両4を駐車させることができる。
なお、駐車完了位置Tが駐車スペース60の終端位置PEから車両4の側にずれた結果、駐車完了時に、車両4が駐車スペース60に収まらなくなる場合、その旨を制御部30が情報表示領域43へ表示したり音声出力したりする等してもよい。
本実施形態では、ガイド線表示制御部56は、ガイド線Lの表示の際、駐車完了位置T、及び駐車区画線62と、ガイド線Lとの各々の位置関係に応じて当該ガイド線Lの表示を変更しているが、この変更については、後に詳述する。
次いで、駐車支援システム1の動作を説明する。
運転者は駐車支援を受ける場合、例えば図3に示すように駐車スペース60が周囲に存在する場所に車両4を停車し、操作部14を操作して駐車支援装置20を起動する。駐車支援装置20は、起動されると駐車支援画面40を表示装置14表示する。そして駐車支援装置20は、ガイド線Lの表示に先だって、駐車目標の駐車スペース60といった駐車条件を設定する駐車条件設定処理を開始する。
図4は、駐車条件設定処理のフローチャートである。
駐車支援装置20の制御部30は、先ず、駐車条件を設定する(ステップSa1)。
駐車条件設定には、目標とする駐車スペース60の存在位置、駐車パターン、及び駐車スペース60への駐車方向の3つの設定が含まれる。駐車スペース60の存在位置には車両4を基準にして駐車スペース60が存在する方向が設定され、駐車パターンには縦列駐車及び並列駐車のいずれかが設定される。また駐車方向には、駐車スペース60に進入するときの車両4の向きが設定され、具体的には前向及び後向のいずれかが設定される。
このステップSa1において、制御部30は、駐車支援画面40の情報表示領域43に、図5に示すように、駐車条件を選択させるための選択ボタン70を表示する。運転者は、選択ボタン70を操作部14(例えばタッチパネル)によって選択操作することで、駐車条件を入力する。なお、以下では、駐車スペース位置、駐車パターン、及び駐車方向に、「左側」、「並列駐車」、及び「後向」が設定された場合を説明する。
次いで、制御部30は、駐車スペース認識部52の認識結果に基づいて、駐車スペース位置で設定された方向に存在する駐車スペース60を検出する(ステップSa2)。なお、駐車スペース60を検出する際に、制御部30は、駐車スペース情報取得部12の駐車スペース情報A2に基づいて、駐車スペース認識部52の認識結果を補うことで、駐車スペース60の検出精度を高めている。
駐車スペース60が検出された場合(ステップSa3:Yes)、制御部30は、検出された駐車スペース60を駐車支援画面40に表示し(ステップSa4)、駐車スペース60を運転者に確定させる(ステップSa5)。
詳述すると、ステップSa4において、制御部30は、駐車支援画面40の駐車スペース表示領域41に、駐車スペース位置で設定された方向を撮影しているカメラ9の撮影像を表示する。そして、この駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像に、検出された駐車スペース60を表示する。本実施形態では、図6に示すように、検出された駐車スペース60の駐車区画線62を所定色(図示例では赤色)で表現した駐車区画線画像71を各画像に合成することで、検出された駐車スペース60を運転者に提示している。
そして、ステップSa5において、制御部30は、図6に示すように、目標の駐車スペース60の駐車区画線62の選択を運転者に促すメッセージを情報表示領域43に表示する。そして、運転者が操作部14を操作して駐車区画線62を選択することで、制御部30は、目標の駐車スペース60を確定する。
一方、駐車スペース60が検出されなかった場合には(ステップSa3:No)、制御部30は、運転者に駐車スペース60の位置を入力させる(ステップSa6)。
具体的には、制御部30は、図7に示すように、駐車スペース60を模した寸法形状の駐車スペース指示画像72を、駐車支援画面40の駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の少なくともいずれか一方の映像(図示例では、駐車スペース表示領域41の映像)に合成表示する。次いで制御部30は、駐車スペース指示画像72を操作部14の操作によって移動し、目標の駐車スペース60の位置に合わせる旨を運転者に指示するメッセージを情報表示領域43に表示する。そして制御部30は、運転者が駐車スペース指示画像72を移動した先の位置を駐車スペース60として確定する。この場合において、制御部30は、駐車スペース指示画像72を移動した先に十分な空きスペースがあるか否かを画像認識や駐車スペース情報A2基づいて判定し、空きスペースがない場合、駐車スペース60として設定不可能である旨のメッセージを情報表示領域43に表示し、運転者に再設定を促す。
駐車条件設定処理によって駐車条件が設定され、また駐車スペース60が確定すると、制御部30は、当該駐車スペース60への駐車のための運転操作を支援するために、ガイド線L、及び旋回位置マークMを駐車支援画面40の駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像に重畳する。
その後、制御部30は、運転者の運転操作による車両4の移動に合わせて、ガイド線L、及び旋回位置マークMを逐次に更新し、これら更新されたガイド線L、及び旋回位置マークMを駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像の対応する位置にリアルタイムに重畳して表示する。
本実施形態では、駐車支援中、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像におけるガイド線Lの表示が、上述の通り、駐車完了位置T、及び駐車区画線62と、ガイド線Lとの各々の位置関係に応じて変更制御されている。以下、このガイド線変更表示について詳述する。
図8は、ガイド線変更表示処理のフローチャートである。
このガイド線変更表示処理は、大別すると次の2つの表示制御処理を含む。
第1の表示制御処理は、ガイド線Lを構成する車両ガイド線L1の終点L1E、及び距離目安線L2のそれぞれを車両4からみて駐車完了位置Tを常に越えないように表示する処理である。
第2の表示処理は、車両ガイド線L1が駐車スペース60の駐車区画線62に重なって、或いは、駐車区画線62に沿って、その外側に延在する場合に、車両ガイド線L1を駐車区画線62の内側に表示する処理である。
詳述すると、ガイド線変更表示処理において、制御部30は、先ず、シフトレバーのシフト位置が「パーキング位置」以外であるか否かを車両情報A1に基づいて判定する(ステップSb1)。シフト位置が「パーキング位置」である場合(ステップSb1:No)、車両4が駐車を完了しているため処理を終了する。
一方、シフト位置が「パーキング位置」以外である場合(ステップSb1:Yes)、制御部30は、車両情報A1に基づいて車両4の現在位置をデッドレコニングにより測位する(ステップSb2)。そしてガイド線表示制御部56は、車両4の現在位置に基づいて、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像におけるガイド線Lの表示位置を算出する(ステップSb3)。
次いで、ガイド線表示制御部56は、上記第1の表示制御処理の実施の要否を判定する。
具体的には、ガイド線表示制御部56は、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像における車両ガイド線L1の終点L1E、及び距離目安線L2のそれぞれの表示位置が、車両4からみて駐車完了位置Tを越えた位置にあるか否かを判定する(ステップSb4)。
これらの表示位置が駐車完了位置Tを越えている場合には(ステップSb4:Yes)、ガイド線表示制御部56は、車両ガイド線L1の終点L1Eを駐車完了位置Tに固定して当該車両ガイド線L1を表示し、また、距離目安線L2についても駐車完了位置Tに固定して表示する(ステップSb5)。このとき、ガイド線表示制御部56は車両ガイド線L1の長さを変えずに一定(本実施形態では車両4の全長相当)に維持する。
次に、ガイド線表示制御部56は、上記第2の表示制御処理の実施の要否を判定する。
具体的には、ガイド線表示制御部56は、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像において、車両ガイド線L1が駐車スペース60の駐車区画線62の上に重なって延在し、或いは、駐車区画線62の外側を延在しているか否かを判定する(ステップSb6)。
車両ガイド線L1が駐車区画線62の上、或いは外側を延在する場合(ステップSb6:Yes)、ガイド線表示制御部56は、各映像において、車両ガイド線L1を駐車区画線62の内側に表示する(ステップSb7)。
図9は第1の表示制御処理、及び第2の表示制御処理が実施された状態の駐車支援画面40を示し、図10は、図9において第1の表示制御処理、及び第2の表示制御処理が実施されなかった場合の駐車支援画面40を示す。
第1の表示制御処理が実施されなかった場合、距離目安線L2は、車両4から一定距離Cの位置に常に表示されため、図10に示すように、車両4からみて駐車完了位置Tを大きく超えた位置に表示され場合がある。この場合において、図示例のように、駐車スペース60の背後に壁面80が存在するときには、距離目安線L2が壁面80の中に表示された状態となる。また、車両ガイド線L1についてもまた、車両4から少なくとも距離目安線L2まで延伸するため、その終点L1Eが壁面80の中に達する。この車両ガイド線L1は、駐車の際の車両4の進行予測経路を運転者に案内するものであるから、図10の表示では、車両ガイド線L1が示す経路に運転者が違和感を覚えることになる。また、運転者が車両ガイド線L1を頼りに運転操作を実施すると、駐車完了位置Tを越えて車両4を移動させ、壁面80との間に十分なスペースを確保できないことがある。
これに対し第1の表示制御処理が実施されると、図9に示すように、距離目安線L2は、駐車完了位置Tを越える場合、当該駐車完了位置Tに固定して表示される。さらに、車両ガイド線L1についてもまた、その終点L1Eが駐車完了位置Tを越える場合には、当該駐車完了位置Tに固定して表示される。
これにより、車両ガイド線L1の終点L1E、並びに、距離目安線L2が駐車完了位置Tを越えないように表示されることとなり、駐車の際の車両4の進行予測経路の終点を実際に則して車両ガイド線L1が正確に示すこととなり、車両ガイド線L1の表示に運転者が違和感を覚えることがない。
また、駐車完了位置Tが運転者に確実に案内されることで、駐車スペース60の周囲の構造物(壁面80や他車両)との間に十分なスペースを確保した状態で駐車を完了できる。
さらに、この第1の表示制御処理においては、車両ガイド線L1の長さが一定に維持されるため、図9に示すように、車両4が駐車完了位置Tに近づくにつれて、車両ガイド線L1の先端L1Sが車両4の後端部から車両4の先端部に相対移動するように表示される。この表示により、駐車完了位置Tに端部が固定されたコ字状のガイド線Lの中に車両4が進入していく様子が表現されるので、運転者は駐車完了位置Tに近づいていることを直感的に把握できる。また、図11に示すように、車両4の端部(図示例では後端部)が駐車完了位置Tに達した場合、この車両ガイド線L1の長さが車両4の全長相当に設定されているため、コ字状のガイド線Lに車両4が収まった状態が表示される。この表示により、車両4が駐車スペース60に収まった様子が表現されるので、運転者は車両4の駐車が完了したことを直感的に把握できる。
一方、ガイド線変更表示処理において、第2の表示制御処理が実施されなかった場合には、図10に示す周囲表示領域42の映像の表示例のように、車両4と駐車スペース60の位置関係によっては、車両ガイド線L1が駐車区画線62に重なって延在することがある。この場合、運転者は駐車スペース60の実際の位置を映像から把握し難くなる。また駐車区画線62の外側を車両ガイド線L1が延在した表示が行われることがある。この場合には、実際の駐車スペース60と車両ガイド線L1とに齟齬が生じ、運転者に違和感を覚えさせることがある。
これに対し、第2の表示制御処理が実施されることで、図9に示すように、車両ガイド線L1が駐車区画線62の内側に表示されるようになるので、運転者は駐車スペース60の位置を誤解無く正確に把握できる。
前掲図8に戻り、ガイド線表示制御部56は、車両4の駐車が完了し、シフトレバーのシフト位置が「パーキング位置」となるまで(ステップSb1:No)、ステップSb1〜Sb7の処理を繰り返し実行する。
なお、駐車スペース60に車両4を移動させる際、車両4の切り返しを伴う場合などには、後進操作と前進操作とが切り替えられることがある。この場合においても、後進時と前進時とのそれぞれで、駐車完了位置Tとガイド線Lとの位置関係に応じて、上記第1の表示制御処理、及び第2の表示制御処理が実施される。これにより、車両4が前進し駐車完了位置Tから離れる場合でも、そのときの駐車完了位置Tとガイド線Lとの位置関係に応じて適切な位置にガイド線Lが表示される。この場合において、車両4が前進するときには、制御部30は、図9等に示すリヤカメラの映像を非表示としてもよい。
上述した実施形態によれば、次の効果を奏する。
本実施形態の駐車支援装置20では、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像において車両ガイド線L1の終点L1Eが車両4からみて駐車完了位置Tを越えないように当該車両ガイド線L1を表示する。
これにより、駐車の際の車両4の進行予測経路の終点を実際に則して車両ガイド線L1が正確に示すこととなり、車両ガイド線L1の表示に運転者が違和感を覚えることがなく、スムーズに駐車できる。
本実施形態の駐車支援装置20では、駐車完了位置設定部58は、駐車が完了したと誘導部54判定されるときの車両4の端部が位置する地点を駐車完了位置Tに設定する。これにより、運転者は、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像において車両ガイド線L1の終点L1Eと車両4の端部とが一致するように運転操作することで、簡単、かつ正確に駐車完了位置Tで駐車を完了させることができる。
本実施形態の駐車支援装置20では、駐車スペース60の周囲に存在する構造物から少なくとも所定距離Q以上離れた地点が駐車完了位置Tに設定される。
これにより、運転者は、駐車スペース60の周囲の構造物(壁面80や他車両)との間に十分なスペースを確保した状態で確実に駐車を完了できる。
本実施形態の駐車支援装置20では、車両ガイド線L1の終点L1Eが駐車完了位置Tを越える場合、当該車両ガイド線L1の終点L1Eが駐車完了位置Tに固定して表示し、このときの車両ガイド線L1の長さを、終点L1Eが駐車完了位置Tに固定されていないときと同じ長さに維持する。
これにより、駐車完了位置Tに終点L1Eが固定された車両ガイド線L1に車両4が進入していく様子が表現されるので、運転者は駐車完了位置Tに近づいていることを直感的に把握できる。
本実施形態の駐車支援装置20では、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像において駐車スペース60の駐車区画線62に重なって車両ガイド線L1が延在し、或いは、駐車区画線62の外側を車両ガイド線L1が延在する場合、車両ガイド線L1を駐車区画線62の内側に表示する。
これにより、運転者は駐車スペース60の位置を誤解無く正確に把握し易くなる。
本実施形態の駐車支援装置20では、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像において距離目安線L2が車両4からみて駐車完了位置Tを越える場合、当該距離目安線L2を駐車完了位置Tに固定して表示する。
これにより、距離目安線L2を表示する場合であっても、当該距離目安線L2が駐車完了位置Tを越えて表示されることはなく、運転者に違和感を与えることがない。
本実施形態の駐車支援装置20では、駐車スペース表示領域41、及び周囲表示領域42の各映像が、車両4から駐車スペース60の方向を撮影した撮影像と、車両4を上方から俯瞰した俯瞰映像である。
運転者は、駐車スペース60を撮影した撮影像、及び俯瞰映像のそれぞれに基づいて、駐車スペース60とともに、その周囲の構造物の有無などを把握できる。
なお、上述した実施形態は、本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
上述した実施形態では、駐車支援画面40において、車両ガイド線L1の終点L1Eを距離目安線L2に常に一致させたが、これに限らない。すなわち、車両ガイド線L1の終点L1Eが駐車完了位置Tを越えない限りにおいて、車両ガイド線L1が距離目安線L2を越えて延びてもよく、また距離目安線L2まで延びなくてもよい。さらに、駐車支援画面40に距離目安線L2が表示されなくてもよい。
車両ガイド線L1、及び距離目安線L2の線種は任意であり、上述した実施形態のように、実線であっても、破線であってもよい。また線の太さや色についても任意である。
上述した実施形態では、駐車スペース60を撮影した撮影像、及び俯瞰映像の両方が駐車支援画面40に表示されるが、いずれか一方のみが表示される構成でもよい。駐車スペース60を撮影した撮影像のみを駐車支援画面40に表示する構成においては、撮影部8は少なくとも1台のカメラ9を備えればよい。
上述した実施形態では、駐車条件として、車両4「左側」に位置する駐車スペース60に、並列駐車で、後向きに駐車する場合を例示したが、本発明は、これに限定されるものではなく、全ての駐車条件に適用できる。
図1に示した機能ブロックは、本願発明を理解容易にするために、主な処理内容に基づいて構成要素を分類して示した概略図である。すなわち、図1の各構成要素は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもでき、また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
1 駐車支援システム
4 車両
5 駐車スペース認識部
8 撮影部
14 操作部
16 表示装置
20 駐車支援装置
30 制御部
34 画像処理部
40 駐車支援画面
41 駐車スペース表示領域
42 周囲表示領域
43 情報表示領域
52 駐車スペース認識部
54 誘導部
56 ガイド線表示制御部
58 駐車完了位置設定部
60 駐車スペース
62 駐車区画線
80 壁面(構造物)
C 一定距離
L ガイド線
L1 車両ガイド線
L1E 車両ガイド線の終点
L2 距離目安線
PE 駐車スペースの終端位置
Q 所定距離
T 駐車完了位置

Claims (14)

  1. 車両の駐車が完了したと判定される位置である駐車完了位置を設定する駐車完了位置設定部と、
    映像における前記車両の進行予測を表す車両ガイド線の表示を制御するガイド線表示制御部と、を備え、
    前記ガイド線表示制御部は、
    前記映像において前記車両ガイド線の終点が前記車両からみて前記駐車完了位置を越えないように前記車両ガイド線を表示する
    ことを特徴とする駐車支援装置。
  2. 前記駐車完了位置設定部は、
    前記車両の駐車が完了したと判定されるときの前記車両の端部が位置する地点を前記駐車完了位置に設定する、ことを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。
  3. 前記駐車完了位置設定部は、
    前記車両が駐車する駐車スペースの周囲に存在する構造物から少なくとも所定距離以上離れた地点を設定する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の駐車支援装置。
  4. 前記ガイド線表示制御部は、
    前記映像において前記車両ガイド線の終点が前記車両からみて前記駐車完了位置を越える場合、当該車両ガイド線の終点を前記駐車完了位置に固定して表示し、前記車両ガイド線の長さを、前記終点が前記駐車完了位置に固定されていないときと同じ長さに維持する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の駐車支援装置。
  5. 前記ガイド線表示制御部は、
    前記映像において前記車両が駐車する駐車スペースの駐車区画線に重なって前記車両ガイド線が延在し、或いは、前記駐車区画線の外側を前記車両ガイド線が延在する場合、前記車両ガイド線を前記駐車区画線の内側に表示する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の駐車支援装置。
  6. 前記ガイド線表示制御部は、
    前記映像において前記車両から一定距離の地点を示す距離目安線を前記映像に重ねて表示し、
    前記映像において前記距離目安線が前記車両からみて前記駐車完了位置を越える場合、当該距離目安線を前記駐車完了位置に固定して表示する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の駐車支援装置。
  7. 前記映像は、前記車両を上方から俯瞰した俯瞰映像、及び/又は、前記車両が駐車する駐車スペースの方向を前記車両から撮影した撮影像である、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の駐車支援装置。
  8. 車両の駐車が完了したと判定される位置である駐車完了位置を設定する第1ステップと、
    映像における前記車両の進行予測を表す車両ガイド線の終点が当該映像において前記車両からみて前記駐車完了位置を越えないように前記車両ガイド線を表示する第2ステップと、
    を備えることを特徴とする駐車支援装置の制御方法。
  9. 前記第1ステップでは、前記車両の駐車が完了したと判定されるときの前記車両の端部が位置する地点を前記駐車完了位置に設定する、ことを特徴とする請求項8に記載の駐車支援装置の制御方法。
  10. 前記第1ステップでは、前記車両が駐車する駐車スペースの周囲に存在する構造物から少なくとも所定距離以上離れた地点を設定する、ことを特徴とする請求項8または9に記載の駐車支援装置の制御方法。
  11. 前記第2ステップでは、
    前記映像において前記車両ガイド線の終点が前記車両からみて前記駐車完了位置を越える場合、当該車両ガイド線の終点を前記駐車完了位置に固定して表示し、前記車両ガイド線の長さを、前記終点が前記駐車完了位置に固定されていないときと同じ長さに維持する
    ことを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の駐車支援装置の制御方法。
  12. 前記第2ステップでは、
    前記映像において前記車両が駐車する駐車スペースの駐車区画線に重なって前記車両ガイド線が延在し、或いは、前記駐車区画線の外側を前記車両ガイド線が延在する場合、前記車両ガイド線を前記駐車区画線の内側に表示する、
    ことを特徴とする請求項8から11のいずれかに記載の駐車支援装置の制御方法。
  13. 前記第2ステップでは、
    前記映像において前記車両から一定距離の地点を示す距離目安線を前記映像に重ねて表示し、
    前記映像において前記距離目安線が前記車両からみて前記駐車完了位置を越える場合、当該距離目安線を前記駐車完了位置に固定して表示する
    ことを特徴とする請求項8から12のいずれかに記載の駐車支援装置の制御方法。
  14. 前記映像には、前記車両を上方から俯瞰した俯瞰映像、及び/又は、前記車両が駐車する駐車スペースの方向を前記車両から撮影した撮影像が用いられる、
    ことを特徴とする請求項8から13のいずれかに記載の駐車支援装置の制御方法。
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