JP2012081551A - 保護カバー付きデバイスの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】保護カバーウェーハを破損させることなく、容易に保護カバー付きデバイスを製造する。
【解決手段】ボンディングパッド13に対応した保護カバーウェーハ2上の領域に溝22を形成するとともに、その裏面の中央を研削して凹部を形成して環状凸部に囲繞された状態とし、デバイスウェーハ1のボンディングパッド13に溝22を対応させてデバイスウェーハ1のデバイス形成面と保護カバーの溝形成面とを貼り合わせ、保護カバーウェーハ1を溝22に沿って切削してボンディングパッド13を露出させ、分割予定ライン11に沿ってデバイスウェーハ1を分割し、保護カバー付きデバイスを製造する。エッチングをすることがないためエッチャントの管理などの煩わしさが解消される。また、保護カバーウェーハ2に環状凸部を形成して強度を高めることにより、保護カバーウェーハ2の破損を防止して保護カバーウェーハ2を薄化することが可能となる。
【選択図】図9

Description

本発明は、デバイス上に保護カバーが配設された保護カバー付きデバイスの製造方法に関する。
例えば加速度センサや圧力センサ等のMEMSデバイスの製造工程では、ウェーハ上に形成された複数の分割予定ラインで区画された各領域にMEMSデバイスを配設したデバイスウェーハを形成する。その後、デバイスウェーハを分割予定ラインに沿って例えば特許文献1で開示される切削装置で切削して分割することで個々のMEMSデバイスを製造する。
多くのMEMSデバイスには、MEMS構造を保護するキャップと呼ばれる保護カバーが配設されている。保護カバーは、MEMSデバイス上に配設されたボンディングパッドを露出させた状態でデバイス表面を覆ってMEMS構造を保護する。
このような保護カバーが配設されたMEMSデバイスは、従来、次の手法で製造されていた。まず、デバイスウェーハのボンディングパッドに対応させた貫通孔をウェーハにエッチングで形成して保護カバーウェーハを形成する。次に、保護カバーウェーハの貫通孔とデバイスウェーハのボンディングパッドとを位置合わせして貼り合せる。そして、貼り合せたウェーハを分割予定ラインに沿って分割することでMEMSデバイスを製造していた。
特開2008−307646号公報
ところが、ウェーハにエッチングで貫通孔を形成するのでは、時間がかかる上にエッチャントの保管や廃棄等、管理が煩わしいという問題がある。さらに、近年はMEMSデバイスも小型化が進んでおり、1デバイスウェーハ当たりに形成されるデバイス数は増加傾向にある。一方で、ボンディングパッドに必要な領域や数は変らないため、保護カバーウェーハには多数の貫通孔を形成することになり、1つの保護カバーウェーハに占める貫通孔の割合も増加傾向にある。その結果、保護カバーウェーハの強度が下がり、搬送中や貼り付け中等、ハンドリング時に保護カバーウェーハが破損してしまうという問題が生じている。
本発明は、上記事実に鑑みてなされたもので、その目的は、保護カバーウェーハを破損させることなく、容易に保護カバー付きデバイスを製造する保護カバー付きデバイスの製造方法を提供することにある。
本発明は、保護カバー付きデバイスの製造方法であって、以下の各ステップにより構成される。
(1)複数の交差した分割予定ラインで区画された各領域にボンディングパッドを含むデバイスが形成されたデバイスウェーハを準備するデバイスウェーハ準備ステップ、
(2)ボンディングパッドに対応した保護カバーウェーハ上の領域に切削ブレードで溝を形成して保護カバーウェーハの表面を加工する保護カバーウェーハ溝加工ステップ、
(3)保護カバーウェーハ溝加工ステップを実施する前または後に、保護カバーウェーハ裏面の中央を研削して凹部を形成するとともに凹部を囲繞する環状凸部を形成する保護カバーウェーハ研削ステップ、
(4)デバイスウェーハのボンディングパッドに溝を対応させて、デバイスウェーハのデバイスが形成された面と保護カバーの溝が形成された表面とを貼り合わせて貼り合せウェーハを形成する貼り合わせステップ、
(5)貼り合せウェーハの保護カバーウェーハを切削ブレードで溝に沿って切削してボンディングパッドを露出させるボンディングパッド露出ステップ、
(6)ボンディングパッド露出ステップの前または後に、貼り合せウェーハを分割予定ラインに沿って分割する分割ステップ。
本発明では、エッチングをすることなく保護カバーからボンディングパッドを露出させることができるため、エッチャントの管理などの煩わしさが解消される。また、保護カバーウェーハの裏面に凹部を形成して凹部が環状凸部に囲繞された形状とすることで保護カバーウェーハの強度を高めることができるため、保護カバーに占める貫通孔の割合が高くなっても保護カバーウェーハの破損を防止することができ、保護カバーウェーハを薄化することが可能となる。
デバイスウェーハの第一の例を示す斜視図である。 保護カバーウェーハに溝を形成する状態を示す斜視図である。 溝が形成された保護カバーウェーハの第一の例を示す斜視図である。 第一の例の保護カバーウェーハに第一の例のデバイスウェーハを貼り合わせた状態を示す断面図である。 第二の例の保護カバーウェーハに第一の例のデバイスウェーハを貼り合わせた状態を示す断面図である。 第一の例の保護カバーウェーハの裏面に凹部を形成する状態を示す斜視図である。 裏面に凹部が形成された第一の例の保護カバーウェーハを示す斜視図である。 第一の例のデバイスウェーハに第一の例の保護カバーウェーハを貼り合わせる状態を示す斜視図である。 第一の例の保護カバーウェーハを切削してボンディングパッドを露出させる状態を示す断面図である。 貼り合わせウェーハを分割する状態を示す断面図である。 デバイスウェーハの第二の例を示す平面図である。 溝が形成された保護カバーウェーハの第三の例を示す平面図である。 溝が形成された第三の例の保護カバーウェーハを示す斜視図である。 第三の例の保護カバーウェーハに第二の例のデバイスウェーハを貼り合わせた状態を示す断面図である。 第四の例の保護カバーウェーハに第二の例のデバイスウェーハを貼り合わせた状態を示す断面図である。 第三の例の保護カバーウェーハを切削してボンディングパッドを露出させる状態を示す断面図である。 貼り合わせウェーハを分割する状態を示す断面図である。
デバイス上にボンディングパッドが形成され、ボンディングパッドが露出した状態でデバイス表面が保護カバーによって覆われて構成される保護カバー付きデバイスを製造する方法について、以下に説明する。
1 第一の実施形態
(1)デバイスウェーハ準備ステップ
まず、図1に示すデバイスウェーハ1を準備する。このデバイスウェーハ1の表面10には、複数の交差した分割予定ライン11よって区画された領域にデバイス12が形成されて構成されている。デバイス12は、MEMS構造を有している。デバイス12の周縁部には、結晶方位識別用のマークであるノッチ14が形成されている。
図1において拡大して示すように、各デバイス12には、表面側に突出した状態でボンディングパッド13が形成されている。デバイスウェーハ1においては、一方の方向(図においては横方向)の分割予定ライン11の両側に、分割予定ライン11に沿って整列したボンディングパッド13がそれぞれ形成されている。図1において示したボンディングパッド13は、一方向に配置された各列ごとに、ボンディングパッド列13a、13bを構成している。
(2)保護カバーウェーハ溝加工ステップ
図2に示すように、デバイスウェーハ1の各デバイス12を保護するための保護カバーウェーハ2の裏面21をテープTに貼着し、表面20が露出した状態とする。テープTの周縁部には、リング状に形成されたフレームFが貼着され、保護カバーウェーハ2は、テープTを介してフレームFと一体となって支持された状態となっている。保護カバーウェーハ2の周縁部には、位置決めマーク23が切り欠いた状態で形成されている。
保護カバーウェーハ2の表面20には、その表面20をデバイスウェーハ1の表面10に対面させた場合にデバイスウェーハ1のボンディングパッド13に対応する位置に、例えば、切削手段3を用いて切削により溝を形成し、表面20を加工する。
テープTを介してフレームFに支持された保護カバーウェーハ2は、図示しない保持手段に保持されてX方向に移動可能となっている。一方、切削手段3は、Y方向の軸心を有するスピンドル30の先端部に切削ブレード31が装着されナット32によって固定されて構成されている。
フレームFに支持された保護カバーウェーハ2をX方向に移動させるとともに、切削ブレード31を回転させながら切削手段3を降下させ、保護カバーウェーハ2の表面20に溝22を形成する。溝22を1本形成した後は、切削手段3をY方向に所定距離送りだし、同様の切削を行う。このようにして、デバイスウェーハ1のボンディングパッド13に対応する位置に、順次溝22を形成していく。このようにして、図3に示すように、複数の溝22が表面20に形成される。溝22の形成位置の具体的な例を以下に示す。
例えば、図4に示すように、保護カバーウェーハ2の表面20をデバイスウェーハ1の表面10に対面させた場合に、分割予定ライン11の両側に隣接して形成されている2列のボンディングパッド列13a、13bを構成する各ボンディングパッド13が、1つの溝22に収容されるようにする。この場合は、2列のボンディングパッド列が1つの溝に対応し、1列のボンディングパッド列に対して1つの溝を対応させるよりも、溝の形成にかかる時間を短縮することができる。
一方、図5に示すように、個々のボンディングパッド列13a、13bを構成するボンディブパッド13の上方に、それぞれ1つの溝22a、22bを対応させて形成するようにしてもよい。この場合、ボンディングパッド13の上方全域に溝22a、22bが存在する必要はなく、溝22a、22bの一部がボンディングパッド13の上方にあればよい。
図4に示したように、個々の溝22が2列のボンディングパッドに対応する位置に形成される場合は、図2に示した切削ブレード31として、例えば刃厚が200〜300μmほどあるタイプのものを用いれば、1ストロークの切削で1つの溝22を形成することができ、効率がよい。以下では、図4の例に基づいて説明を続ける。
(3)保護カバーウェーハ研削ステップ
保護カバーウェーハ溝加工ステップを実施する前または後に、保護カバーウェーハ2の裏面の中央を研削する。かかる研削には、例えば図6に示す研削装置4を用いる。この研削装置4は、保護カバーウェーハ2を保持して回転可能な保持テーブル40と、保護カバーウェーハ2に対して研削を施す研削手段41とを備えている。研削手段41は、全体が鉛直方向に昇降可能となっており、鉛直方向の軸心を有する回転軸410と、回転軸410の下端に装着されたホイール411と、ホイール411の下面に円環状に固着された研削砥石412とから構成されている。
保持テーブル40においては、保護カバーウェーハ2の表面20側が保持テーブル40に保持され、裏面21が露出した状態となる。そして、保持テーブル40を矢印Aの方向に回転させるとともに、回転軸410を矢印Bの方向に回転させながら研削手段41を降下させ、回転する研削砥石412を保護カバーウェーハ2の裏面21に接触させて研削を行う。このとき、裏面21の全面ではなく、中央部のみを研削することにより中央部に凹部210を形成し、その周囲には、研削されずに元の厚みを維持した環状凸部211を形成し、図7に示すように、環状凸部211によって凹部210が囲繞された形状とする。このように、裏面21の全面を研削せず、環状凸部211を残すことにより、保護カバーウェーハ2のその後の取り扱いが容易になり、破損しにくくなるため、全面を研削するよりも薄化が可能となる。
(4)貼り合わせステップ
保護カバーウェーハ研削ステップを実施した後、図8に示すように、デバイスウェーハ1のデバイス形成面である表面10に保護カバーウェーハ20の溝形成面である表面20を対面させ、ノッチ14と位置決めマーク23とを位置合わせしてボンド剤などによってこれらを貼りあわせる。このとき、図4に示したように、ボンディングパッド13に溝22に収容され、ボンディングパッドと溝とが対応するように貼りあわせ、貼り合わせウェーハ5を形成する。
(5)ボンディングパッド露出ステップ
貼り合わせステップの実施後、貼り合せウェーハ5を構成する保護カバーウェーハ2を切削ブレードで溝22に沿って切削することにより、ボンディングパッド13を露出させる。
例えば、図9に示すように、刃厚の比較的薄い切削ブレード31を高速回転させて溝22の幅方向の両端部の上方にそれぞれ切り込ませることにより、溝22の上方の端材24を除去し、貫通孔24aを形成してボンディングパッド13を露出させる。また、溝22の幅とほぼ等しい刃厚を有する切削ブレードを用いて切削を行った場合は、一度の切削でボンディングパッド13を露出させることができ、効率がよい上、端材24の衝突による切削ブレード31や切削装置の破損が生じるおそれがない。なお、図5に示したように、1列のボンディングパッドに対応させて1つの溝を形成した場合も、同様に切削をおこなえばよい。
このように、切削によって保護カバー2からボンディングパッド13を露出させることができるため、エッチングをする必要がない。したがって、エッチャントの管理などの煩わしさが解消される。
(6)分割ステップ
ボンディングパッド露出ステップの実施前または後に、貼り合わせウェーハ5を分割予定ライン11に沿って分割する。例えば図10に示すように、刃厚の薄い切削ブレード31を高速回転させて分割予定ライン11に切り込ませてデバイスウェーハ1に表裏を貫通する溝16を形成することにより、個々のデバイス12ごとの保護カバー付きデバイス15に分割する。こうして形成された各保護カバー付きデバイス15は、ボンディングパッド13が露出した状態で保護カバー25によって保護された状態となる。
保護カバーウェーハ研削ステップでは、保護カバーウェーハ2の裏面に凹部210を形成して凹部210が環状凸部211に囲繞された形状とすることで保護カバーウェーハの強度を高めることができるため、保護カバー2に占める貫通孔24aの割合が高くなっても保護カバーウェーハ2を薄化することが可能となる。したがって、各保護カバー付きデバイス15を構成する保護カバー25を従来よりも薄くすることが可能となり、保護カバー付きデバイス15を薄化することが可能となる。
2 第二の実施形態
(1)デバイスウェーハ準備ステップ
図11に示すデバイスウェーハ6を準備する。このデバイスウェーハ6は、表面60の複数の交差した分割予定ライン61によって区画された領域にデバイス62が形成されて構成され、図11において拡大して示すように、表面60においては、矩形の各デバイス62の各辺に沿ってボンディングパッド63がそれぞれ形成されている。1つの分割予定ライン61の両側に配置された2列のボンディングパッド63は、ボンディングパッド群63aを構成している。デバイスウェーハ6の周縁部には、結晶方位識別用のノッチ64が形成されている。
(2)保護カバーウェーハ溝加工ステップ
デバイスウェーハ6を構成する各デバイスを保護カバーでカバーするにあたっては、例えば図12に示す保護カバーウェーハ7を製造する。この保護カバーウェーハ7の表面70には、例えば、図11に示したボンディングパッド群63aを収容するための太い溝72が縦横に形成される。この溝72は、図2と同様に切削ブレードを用いて形成することができる。保護カバーウェーハ7の周縁部には、位置決めマーク73が切り欠いた状態で形成されている。
(3)保護カバーウェーハ研削ステップ
保護カバーウェーハ溝加工ステップの前または後に、第一の実施形態と同様に、図6に示したように保護カバーウェーハ7の裏面71を研削することにより、図13に示す保護カバーウェーハ7のように、凹部710及び環状凸部711を形成し、環状凸部711によって凹部710が囲繞された形状とする。
(4)貼り合わせステップ
図14に示すように、各ボンディングパッド群63aが溝71に収容されるように、保護カバーウェーハ7の表面70をデバイスウェーハ6の表面60に対面させて貼り合わせ、貼り合わせウェーハ8を形成する。貼り合わせ時は、デバイスウェーハ6のノッチ64と保護カバーウェーハ7の位置決めマーク73とを位置合わせする。
なお、保護カバーウェーハ溝加工ステップにおいて、図15に示すように、1列のボンディングパッド63に対応する溝72を形成することもでき、その場合は、各ボンディブパッド63と1本の溝72とが対面する。ボンディブパッド63の全体が溝72に収容される必要はなく、溝72の一部がボンディングパッド63の上方に位置していればよい。以下では、図14の例に基づいて説明を続ける。
(5)ボンディングパッド露出ステップ
貼り合わせステップの実施後、図16に示すように、貼り合せウェーハ8を構成する保護カバーウェーハ7を切削ブレードで溝72に沿って切削することにより、ボンディングパッド63を露出させる。図16に示したように、刃厚の比較的薄い切削ブレード31を溝71の幅方向の両端部に切り込ませて溝71の上方の端材74を除去することにより貫通孔74aを形成してボンディングパッド63を露出させてもよいし、溝71の幅とほぼ等しい刃厚を有する切削ブレードを用いて一度の切削でボンディングパッド63を露出させるようにしてもよい。なお、図15に示したように、1列のボンディングパッドに対応させて1つの溝を形成した場合も、同様に切削をおこなえばよい。
このように、切削によって保護カバー7からボンディングパッド63を露出させることができるため、エッチングをする必要がない。したがって、エッチャントの管理などの煩わしさが解消される。
(6)分割ステップ
ボンディングパッド露出ステップの実施前または後に、貼り合わせウェーハ8を分割予定ライン61に沿って分割する。例えば図17に示すように、高速回転する切削ブレード31を分割予定ライン61に切り込ませてデバイスウェーハ1に表裏を貫通する溝66を形成することにより、個々のデバイス62ごとの保護カバー付きデバイス65に分割する。こうして形成された保護カバー付きデバイス65は、ボンディングパッド63が露出した状態で保護カバー75によって保護された状態となる。
保護カバーウェーハ研削ステップでは、保護カバーウェーハ7の裏面に凹部710を形成して凹部710が環状凸部711に囲繞された形状とすることで保護カバーウェーハ7の強度を高めることができるため、保護カバー7に占める貫通孔74aの割合が高くなっても保護カバーウェーハ7を薄化することが可能となる。したがって、各保護カバー付きデバイス65を構成する保護カバー75を従来よりも薄くすることが可能となり、保護カバー付きデバイス65を薄化することが可能となる。
1:デバイスウェーハ
10:表面 11:分割予定ライン 12:デバイス
13:ボンディングパッド
13a、13b:ボンディングパッド列
14:ノッチ
15:保護カバー付きデバイス 16:溝
2:保護カバーウェーハ
20:表面 22(22a、22b):溝
21:裏面 210:凹部 211:環状凸部
23:位置決めマーク 24:端材 24a:貫通孔 25:保護カバー
3:切削手段 30:スピンドル 31:切削ブレード 32:ナット
4:研削装置
40:保持テーブル
41:研削手段 410:回転軸 411:ホイール 412:研削ホイール
5:貼り合わせウェーハ
6:デバイスウェーハ
60:表面 61:分割予定ライン 62:デバイス
63:ボンディングパッド 63a:ボンディングパッド群
64:ノッチ 65:保護カバー付きデバイス 66:溝
7:保護カバーウェーハ
70:表面 72:溝
71:裏面 710:凹部 711:環状凸部
73:位置決めマーク 74:端材 74a:貫通孔 75:保護カバー
8:貼り合わせウェーハ

Claims (1)

  1. 保護カバー付きデバイスの製造方法であって、
    複数の交差した分割予定ラインで区画された各領域にボンディングパッドを含むデバイスが形成されたデバイスウェーハを準備するデバイスウェーハ準備ステップと、
    該ボンディングパッドに対応した保護カバーウェーハ上の領域に切削ブレードで溝を形成して該保護カバーウェーハの表面を加工する保護カバーウェーハ溝加工ステップと、
    該保護カバーウェーハ溝加工ステップを実施する前または後に、保護カバーウェーハ裏面の中央を研削して凹部を形成するとともに該凹部を囲繞する環状凸部を形成する保護カバーウェーハ研削ステップと、
    該デバイスウェーハの該ボンディングパッドに該溝を対応させて、該デバイスウェーハの該デバイスが形成された面と該保護カバーの該溝が形成された表面とを貼り合わせて貼り合せウェーハを形成する貼り合わせステップと、
    該貼り合せウェーハの該保護カバーウェーハを切削ブレードで該溝に沿って切削して該ボンディングパッドを露出させるボンディングパッド露出ステップと、
    該ボンディングパッド露出ステップの前または後に、該貼り合せウェーハを該分割予定ラインに沿って分割する分割ステップと、を備える保護カバー付きデバイスの製造方法。
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