JP2012081304A - 圧力式炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】水蒸気からおねばを一度に沢山、効率よく分離することが可能な圧力式炊飯器を提供すること。
【解決手段】炊飯物を入れる鍋と、炊飯物を加熱する加熱手段を有する炊飯器本体と、炊飯器本体を塞ぐ蓋体と、制御装置とを備え、蓋体に圧力弁と、弁開放機構と、おねば貯留タンクとを配設し、おねば貯留タンクは空室を形成し、空室におねばと蒸気とを分離するおねば分離室と、蒸気を外部へ排出する蒸気排出路とがあり、おねば分離室に、圧力弁から噴出されたおねばを含む蒸気を通過させる蒸気パイプを配設し、蒸気パイプの頂部に少なくとも2方向へ分散噴出させる噴射口が設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、鍋内を大気圧以上に昇圧して炊飯する圧力式炊飯器に係り、さらに詳しくは、沸騰維持工程中に圧力弁を強制的に開放したときに、圧力弁からおねばを含む大量の蒸気が噴出されても外部へおねばが吹きこぼれないようにした圧力式炊飯器に関するものである。
電気炊飯器は、今や一般家庭において既に必需品となっており、これまで様々なタイプの炊飯器が開発され使用されている。これらの炊飯器は、炊飯中に大量の蒸気及びおねばが発生し、これらが炊飯器から外へ飛び出して、周辺のテーブルや床などを汚染することがある。特に、おねばには粘性があることから、おねばが泡となって蓋体から外へ飛び出して、蓋体の表面に付着してこびりつき、また、蓋体などの隙間などに入り込んで頑固な付着物となってしまって洗浄などでは除去できず、剥離しようとすると鋭利な刃物などで削らなければならず、このとき蓋体などを傷つけてしまうことがある。また、このような頑固な付着物は、ときに細菌の巣窟となり衛生上の問題が発生することがある。
このような課題を解決するために、鍋内で発生した蒸気及びおねばが蓋内を通過して大気中に放出されるまでの過程でこれらを分離して、重いおねばを受容器などに溜め、蒸気を大気中へ放出するようにした炊飯器が提案されている。
例えば、炊飯器本体の開口部を覆う蓋体におねば容器を取付けて、このおねば容器に、炊飯中に発生するおねばを含んだ蒸気を容器に取り入れる蒸気案内筒と、蒸気を排出する蒸気口と、蒸気案内筒の出口側を囲むガイド壁を設けた炊飯器が提案されている(下記特許文献1参照)。この炊飯器によれば、蒸気案内筒から蒸気口に至る蒸気の通路を長くとれるために、おねばを含んだ蒸気がおねばと蒸気とに分離されて、おねばの吹きこぼれを防止できる。また、おねば容器にさらに溜まり凹み部、この溜まり凹み部と内鍋を連通する連通口と、内鍋の内圧によって連通口を開閉する開閉弁とを設けた炊飯器が提案されている(下記特許文献2参照)。この炊飯器によれば、おねばの吹きこぼれを確実に防止できる。
特開平11−244137号公報(段落〔0012〕、〔0013〕、図3) 特開平11−244138号公報(段落〔0011〕、〔0013〕、図3) 特開2008−48766号公報(段落〔0039〕、図3)
上記特許文献1、2の炊飯器によれば、おねばと蒸気とがおねば容器内で分離されて、蒸気のみが大気中へ放出されるので上記課題を解決できる。しかしながら、これらの炊飯器は、いずれも鍋内を略大気圧状態で炊飯するものであることから、炊飯中に吹き出すおねばを含んだ蒸気の量が然程多くならず、また、その勢いも強くならないので、提案されたおねば容器などでの対応が可能である。
近年、鍋内を大気圧以上に昇圧して炊飯する圧力式炊飯器が開発されている。本願の出願人は、鍋内を大気圧以上に昇圧し、しかも、沸騰維持工程中に圧力弁を強制的に所定回数間歇的に開放して炊飯する圧力式炊飯器を開発して既に特許を取得している(例えば、特許第3851293号、特許第4094022号、特許第4094023号参照)。
例えば、特許第3851293号の圧力式炊飯器は、水と米とを含む被炊飯物を収容する鍋と、前記鍋を収容する開口部及び該鍋内の被炊飯物を加熱する加熱手段を有する炊飯器本体と、前記鍋及び前記炊飯器本体の開口部を塞ぐ蓋体と、前記鍋内の圧力を略一定とするように鍋内と外気とを連通或は遮断する開閉機構を有する圧力弁と、前記圧力弁に付設され該圧力弁を強制的に開状態にするための圧力弁開放機構と、前記加熱手段の加熱量を制御するとともに前記圧力弁開放機構による前記圧力弁の開作動の制御を行う制御手段とを備え、一連の炊飯工程のうち沸騰維持工程中を加圧状態にして炊飯を行う圧力式炊飯器において、前記圧力弁は、前記沸騰維持工程中で前記圧力弁が前記圧力弁開放機構により強制的に開作動されていない状態のときに前記鍋内の圧力が1.10〜2.20気圧に維持されるように形成されており、前記制御手段は、前記鍋内の被炊飯物が沸騰温度であり、且つ前記沸騰維持工程の初期段階の水分が十分にある間に前記圧力弁開放機構により前記圧力弁を少なくとも1回強制的に開作動させて沸騰中の鍋内の圧力を大気圧近傍となるように一気に低下させることにより突沸現象を発生させて米粒を撹拌するように制御するようにしたものである。
この圧力式炊飯器によれば、鍋内を大気圧以上、すなわち、1.10〜2.20気圧に昇圧して、沸騰維持工程中に圧力弁が強制的に開成されるので、開成時に鍋内が高圧状態から大気圧近傍まで一気に低下し、鍋内で激しい沸騰現象、いわゆる突沸現象が発生して、この突沸現象により被炊飯物が攪拌されるので、炊飯ムラの無い美味しい炊き上がりとなる。しかしながら、圧力弁の開動作のときに、圧力弁からはおねばを含んだ蒸気が一度に大量に且つ勢いよく噴出する。このおねばを含んだ蒸気の量及び勢いは、これまでの常圧式炊飯器と比べて、数倍の量及び勢いとなるので、常圧式炊飯器のおねば容器などの技術をそのまま採用できず改良を加えたものとなっている。
また、同出願人は、上記特許のものも含めこれまで開発した圧力式炊飯器は、圧力弁の数を1個にしていたが、その数を増やして複数にした炊飯器も提案している(上記特許文献3参照)。
この圧力式炊飯器のように、圧力弁を複数にすると、その数が増えた分、さらにおねばを含んだ蒸気の量が多くなり且つ勢いも強くなる。例えば、複数の圧力弁を同時に開放させると、一度に大量のおねばを含んだ蒸気が大量に且つ勢いよく圧力弁から噴出する。そのために、蒸気口から一度に大量の蒸気が放出されると火傷などの危険性が増し、また、おねばが外部へ放出されて周辺を汚すとともに、このおねばには、旨み成分が含まれているので、この旨み成分が外へ排出されてしまい、その結果、旨みが欠けた炊き上がりとなる。さらに、おねばも大量に噴出されるので、貯留した大量のおねばを鍋内に戻すときに、一箇所に戻すと、その箇所が水っぽくなるなどの課題がある。
そこで、本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、おねばと蒸気とを一度に沢山、効率よく分離することにある。
前記課題を解決するために、本願発明は、米と水とを含む炊飯物を入れる鍋と、前記鍋を収容して前記炊飯物を加熱調理する加熱手段を有する炊飯器本体と、前記炊飯器本体の開口を塞ぐ開閉自在な蓋体と、前記加熱手段を制御する制御装置とを備え、前記蓋体には、圧力弁と、前記圧力弁を動作制御する弁開放機構と、前記圧力弁の動作時に噴出するおねばを一時貯留すると共に蒸気を外部へ放出するおねば貯留タンクとを配設して、前記制御装置は、前記加熱手段及び圧力弁を制御して前記鍋内を大気圧以上に昇圧して炊飯する圧力式炊飯器において、前記おねば貯留タンクは、その内部に空室を形成して、前記空室に、おねばと蒸気とを分離するおねば分離室と、蒸気を外部へ排出する蒸気排出路とを構成し、前記おねば分離室に、前記圧力弁から噴出されたおねばを含む蒸気を通過させる蒸気パイプを配設して、前記蒸気パイプの頂部に少なくとも2方向へ分散噴出させる噴射口が設けられていることを特徴とする。
本願発明によれば、おねば貯留タンクに蒸気とおねばを分離するおねば分離室を設け、又、この分離室に蒸気パイプを設け、更に蒸気パイプの上部に少なくとも2方向へ分散噴出させる噴射口を設けているため、おねばを含む蒸気が一気に複数の方向へ分散されるので、おねばと蒸気とを一度に沢山、効率よく分離することができる。
図1は本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の外観斜視図である。 図2は図1の炊飯器の蓋体を開けた状態の斜視図である。 図3は図2の蓋体から内蓋を外した状態の蓋体の平面図である。 図4は図1の炊飯器を略中央部で切断した断面図である。 図5は図4の蓋部分の拡大断面図である。 図6は図4のおねば貯留タンクの下ケース上面部斜視図である。 図7は図4のおねば貯留タンクの下ケース上面図である。 図8は図4のおねば貯留タンクの上ケース上面斜視図である。 図9は図4のおねば貯留タンクの上ケース底面斜視図である。 図10はおねばシャワー板を示し、図10Aは正面図、図10Bは背面図、図10Cは図10AのXC−XCの断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、発明の技術思想を具体化するための圧力式炊飯器を例示するものであって、本発明をこれに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
図1〜図4を参照して、本発明に実施形態に係る圧力式炊飯器を説明する。なお。図1は本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の外観斜視図、図2は図1の炊飯器の蓋体を開けた状態の斜視図、図3は図2の蓋体から内蓋を外した状態の蓋体の平面図、図4は図1の炊飯器を略中央部で切断した断面図である。
本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器1は、水と米とを含む炊飯物を入れる鍋6と、この鍋を着脱自在に収容する開口部及び鍋内の炊飯物を加熱する誘導加熱コイル35a等の加熱手段35並びに加熱手段35を制御して炊飯物の炊飯及び保温制御を行なう制御手段を有する炊飯器本体2と、鍋6及び炊飯器本体2の開口部を塞ぐ蓋体9とを備えている。制御手段は、鍋6内の圧力を略一定とするように鍋内と外気とを連通又は遮断する開閉機構を有する圧力弁38と、圧力弁38に付設され圧力弁を強制的に開状態にするための弁開放機構43とを備えており、加熱手段の加熱量とを制御するとともに、弁開放機構43による圧力弁38の開動作の制御を行なう。制御手段は、沸騰中に弁開放機構43により圧力弁38を少なくとも1回開動作させて鍋内の圧力を変更するようにしてある。また、本実施例では、圧力弁38及び弁開放機構43は2つ設けられている(図3参照)。
炊飯器本体2は、その内部に鍋6を収容する非金属材料で成形された有底筒状の内ケース3と、この内ケースを覆う外ケース4とを有し、内ケース3内に鍋6が着脱自在に収容されるようになっている。内ケース3は、その上端部に外周へ突出したフランジ3aが形成されている。鍋6は、その上端開口部に外方に張り出すフランジ7が形成されており、このフランジ7が内ケース3のフランジ3aに掛るように載置される。また、内ケース3のフランジ3aの対向する側面側には、一部切欠いた部分が形成されており、鍋6のフランジ7の一部がこの切り欠き部分からはみ出し、鍋6を内ケース内から取出しやすくなっている。内ケース3は、その底部付近の外周囲に誘導加熱コイル35aが配設される。また、内ケース3には、上方開口部と誘導加熱コイル35aとの間に側面ヒータ35bが配設されている。
炊飯器本体2には、誘導加熱コイル35a、側面ヒータ35b及び蓋ヒータ35c等へ電力を供給・制御する制御基板36が吸気孔5aに近接した箇所に配設されている。制御基板36には、半導体素子からなるインバータ37、スイッチング素子、タイマー素子等の電子部品が装着されている。これらの電子部品のうち、特にインバータ37は作動時に発熱するのでヒートシンク、或いは冷却ファン50によって冷却される。また、炊飯器本体2は、その底部5の中央部に鍋6の底面に接触するようにして温度検出センサ8が設けられている。
炊飯器本体2の底部5には、図4に示すように、左右に空気を吸気する吸気孔5a及び吸気された空気を排出する排気孔5bが形成され、吸気孔5a及び排気孔5bは、底部5に所定の幅長及び長さを有する複数本の細溝、いわゆるスリットで形成されている。冷却ファン50は、吸気孔5aに近接した位置に配設されている。この冷却ファン50は、図示しないモータにより作動され、吸気孔5aから吸気した空気でインバータを冷却する。
炊飯器本体2には、後述するヒンジ部材28の反対側に、内ケース3の上端部に形成された係止部材33が設けられており、係止部材に形成された2つの係止爪により炊飯器本体2に形成された係止部と係止され蓋体を固定することができる。さらに、この係止部材には、ロック部材当接部が形成され、ロック部材と当接し加圧時の蓋体の開閉ができないようにされている。また、係止部は外ケースに設けた開閉ツマミ47と連動されて蓋体9の開閉を行うようになっている。このとき、開閉ツマミ47と係止部33との間には、加圧時に開閉ツマミ47が押されても蓋体が開閉されない装置が組みこまれている。なお、この装置は公知であるので詳細な説明は省略する。
蓋体9は、その外蓋10の上面に操作プレート48が装着されている。この操作プレート48には、炊飯ボタン48a、選択及び時刻調整ボタン、切りボタン、保温ボタン、予約ボタン及びファンクションボタン等の操作釦及び液晶表示パネル48bが装着されており、表示パネル48bには制御・選択された炊飯メニュー等が表示される。
蓋体9は、枠体11の上下に外蓋10及び蓋カバー31をそれぞれ取り付け、蓋カバー31を介して枠体11に内蓋12が着脱自在に装着された構成を有し、炊飯器本体2の内ケース3の上方開口部を覆うように取り付けられている。蓋体9は、枠体11をヒンジ部材28と枢支ピン29とを用いて炊飯器本体2に軸支されており、蓋体9を炊飯器本体2に開閉できるようになっている。また枠体11と内蓋12の間には、蓋カバー31に覆われて蓋ヒータ35cが配設されるとともに、蓋温度センサ(図示省略)が設けられている。内蓋12のほぼ中央部には、炊飯器本体2内の蒸気圧を制御し圧力を調整する圧力弁38や、圧力弁の故障などで鍋が異常に加圧されたときに開放され鍋の圧力を逃がす安全弁(図示省略)が装着されている。
外蓋10には、おねばを一時貯留するおねば貯留タンク13が着脱自在に装着されている。おねばは、立上加熱工程、沸騰維持工程でおねば貯留タンク13に溜まり、蒸らし工程で、鍋6内の圧力が低下すると、負圧弁30より、鍋6内に還元されるようになっている。
内蓋12の外周囲には、鍋6のフランジ部7と内蓋12とをシールする鍋パッキン32が外枠34に支持されて装着されている。炊飯器本体2内に鍋6を収容して蓋体9で覆うと、鍋パッキン32が鍋6の開口縁部に圧接して鍋6が閉鎖される。
また、内蓋12の鍋6側には、貯留タンクに溜められたおねばを、鍋6内に拡散して供給するための、おねばシャワー板27が取り付けられている。
蓋体9は、その内蓋12がステンレス鋼材やアルミニウム材あるいは両者からなるクラッド材で形成されたものである。内蓋12は金属板を周縁部と内部との間に段差が形成されるように円盤状にプレス成型して形成され、周縁部にはゴム製の鍋パッキン32を介して硬質のプラスチック製の外枠34を取り付けている。外枠34には内蓋を装着するための係止部が設けてある。鍋パッキン32は、鍋6のフランジ部7と密着し、鍋6をシールすることにより圧力を保持する。鍋パッキン32は、耐久性、耐熱性に優れているシリコンゴムから形成するのが好ましい。
蓋体の内側の内ケース3に形成された切り欠き部と対向する部分には、この切り欠き部を塞ぐことができる突起が形成されている。
また、内蓋12には、選択的に動作可能にした2つの圧力弁が設けられている。それぞれの圧力弁は、同じ口径の弁孔を有している。なお、図3は蓋体9から内蓋12を外して外蓋10の方を見た平面図である。外蓋10のほぼ中央付近に二つ並べて圧力弁38(図4参照)及び弁開放機構が設けられており、これらの弁開放機構の一部である作動棹45が蓋カバー31の中央付近の孔から外蓋10内に突出している。これらの圧力弁は、外蓋10の内部に取り付けられたソレノイド(不図示)によって作動棹45が駆動されるが、本実施例では、それぞれの圧力弁とソレノイドの間にはリンク機構が設けられ、このリンク機構を介してソレノイドの動きが圧力弁に伝えられる。
圧力弁38は、図4に示すように、弁孔39を有する弁座40と、この弁座40の上に自重により弁孔39を塞ぐ金属性のボール41と、このボール41を覆うカバー42とからなる。これらの圧力弁38は、鍋6内の圧力とボール41の自重とのバランスによって、ボール41が弁孔39上に移動されたり離れたりすることにより、さらには弁開放機構43の制御によって強制的にボール41を移動させることにより、弁孔39の開閉が行われる。
この実施形態では、圧力弁を2個にし、それらの弁の口径を同じにしたが、個数は2個以上であってもよく、また、それらの弁口径を異ならせてもよい。これにより、炊飯量に対応したきめ細かい炊飯制御が可能になる。
次に、図5〜図9を参照しておねば貯留タンクを説明する。なお、図5は図4の蓋部分の拡大断面図、図6は図4のおねば貯留タンクの下ケース上面斜視図、図7は図4のおねば貯留タンクの下ケース上面図、図8は図4おねば貯留タンクの上ケース上面斜視図、図9は図4のおねば貯留タンクの上ケース底面斜視図である。
おねば貯留タンク(以下、貯留タンクという)13は、2個の圧力弁に共通したタンク、すなわち両圧力弁から噴出されるおねばを含む蒸気を受容するタンクとなっている。タンクを共通にすると、設計及び管理が容易になるが、沸騰維持工程中に2個の圧力弁が同時に開放されると、おねばを含んだ蒸気量が多くなり且つその勢いが1個の圧力弁のときよりも倍乃至それ以上になるので、タンクの容積が小さいとおねばが外へ放出されてしまうことがある。この対策として、貯留タンクの容積を大きくすることが考えられるが、単に大型にしただけでは、おねばと蒸気とを効率よく分離させて、おねばを残し、蒸気のみを蒸気口から放出させることができない。また、熱い蒸気が蒸気口から大量に噴出されると、火傷をさせるなどの危険性があるので、この危険を回避するために、勢いを弱め、多少冷して放出する必要がある。
そこで、本発明の実施形態に係る貯留タンクは、圧力弁の個数に対応して、内部容積を大きく、例えば、圧力弁が2個の場合は、圧力弁1個の場合の1.2倍〜2倍程度の容積にして、且つ、上記の課題を解決したものである。
この貯留タンク13は、内部に水平方向に広く広がった偏平状の空室を形成し、この空室がおねばを分離するおねば分離室と、蒸気を一時溜め待機させる蒸気溜め室と、蒸気を外部へ排出する蒸気排出路とに区画して、圧力弁から噴射されたおねばを含む蒸気がおねば分離室で広い偏平状の空間で拡散されておねばと蒸気とが分離されて、分離された蒸気が蒸気溜め室で一時待機して溜められた後に蒸気排出路に入り込み、蒸気口から排出される。
この構成によれば、貯留タンクの容積は大きくされ、且つ偏平状の空室内には障害となる隔壁などがないので、おねばを含む蒸気が貯留タンク内で一気に拡大分散され、おねばと蒸気とが効率よく分離される。また、おねば分離室で分離された蒸気が蒸気溜め室で一時待機して溜められ、冷却された後に蒸気排出路に入り込み、蒸気口から排出されるので、おねばが蒸気口から出てくることがなく、また、排出される蒸気も冷却されているため、炊飯時の安全性が確保される。
以下、この貯留タンクの具体的構成を説明する。
貯留タンク13は、蓋体9に着脱自在に装着されて2個の圧力弁からのおねばを含む蒸気が送り込まれる下ケース14と、この下ケースの開口を覆う上ケース22とからなり、耐熱性の合成樹脂成型体で形成されている。これらの上下ケースは、二つ割りに分離できる構成となっている。この構成により、上下ケース14、22は別々に洗浄、乾燥ができるので、衛生的に管理ができる。この下ケース14は、上ケース22と組合されたときに、内部が水平方向に偏平状に広がった空室(空間)が形成されて、この空室は、おねばを分離するおねば分離室と、蒸気を一時溜め待機させる蒸気溜め室と、この蒸気溜め室で溜めた蒸気を外部排出する蒸気排出路とに区画されたものとなる。
下ケース14は、図6、図7に示すように、対向する一対の長辺及び短辺を有する横長矩形状の底板部14aと、この底板部の周囲から所定高さ立設された側板部14b〜14eと、側板部の頂部が開放されて底板部と対向する面に設けた開口14fとを有した浅底の容器で構成されている。側板部14b〜14eのうち、側板部14c〜14dは、底板部14aから略直角に立設した板状体からなり、一方の側板部14bは底板部から略弓形に湾曲して立設している。この側板部を湾曲させることによって、蓋体の外周の最端縁まで広げて内部空間を拡大できる。この下ケース14は、対向する一対の長辺及び短辺の底板部及び側板部で囲まれて内部に所定容積の空間が形成されている。この空間は、横方向、すなわち水平方向へ拡がった細長の直方体形状をなしている。
下ケースの底板部14aは、対向する一対の長辺及び短辺を有する横長矩形状をなし、略中央部におねばの回収を容易にするおねば回収部S1と、このおねば回収部の両側部、すなわち、短辺の側板部側におねばと分離された蒸気が入り込む蒸気溜め部S2とに区画されている。おねば回収部S1と蒸気溜め部S2とは、底板部14aを上方へ所定高さ隆起させた隆起突起141で仕切られて、この隆起突起141を稜線にして、各おねば回収部S1及び蒸気溜め部S2へ向かって下降した傾斜面となっている。おねば回収部S1及び蒸気溜め部S2は、上ケース22と組合されたときに、おねば分離室及び蒸気溜め室を形成する。
おねば回収部S1は、比較的広い面積を有する窪みで構成されている。この回収部S1には、一方の長辺14b側を下方へ所定深さ凹ませて底部におねばを溜めるおねば溜め穴15を設けてある。この構成により、おねば回収部S1は、対向する一対の隆起突起141及び長辺部14b、14cからおねば溜め穴15に向かって下降した下降傾斜面を有した一種の如雨露となり、おねばがこの下降傾斜面に沿って流れ落ちておねば溜め穴15へ流れて回収される。おねば溜め穴15は、所定大きさの略円形の開口15aと、この開口から下方へ垂下した所定長さの筒状部15bと、この筒状部の開口を塞いだ底部15cとを有し、底部は所定面積を有している。この底部15cには、負圧弁16と、おねばを含む蒸気をタンク内へ導入する蒸気ガイド筒17とが設けられている。負圧弁16は、底部を貫通して設けられて、鍋内が負圧になったときに開き、おねば溜め穴15に溜まったおねばを鍋に戻す機能を備えたものとなっている。
蒸気ガイド筒17は、一端が底部15cを貫通して開口が圧力弁に連通しており、他端が閉じられて内部が中空の筒状体からなり、底部15cから所定高さ、すなわち、上ケースに到達する長さに立設されている。この蒸気ガイド筒17は、頂部におねばを含む蒸気を噴射口18が設けられている。この噴射口18は、一方の長辺の側板部14cを向いて、その開口面積を大きく、すなわち、円周の半分以上の開口となっている。この開口は、略中央部を隔壁180で区切って、2つの開口181、182に分離するのが好ましい。すなわち、2つに分離することによって、おねばを含む蒸気を略2分して方向性を持たせて、上ケースの衝壁板部に衝突させて効率よく分散させることが可能になる。
蒸気溜め部S2は、このおねば回収部S1の両側部にあって、おねばと蒸気とが回収部で分離されて、この分離された蒸気が一時待機して溜まるスペースとなっている。
下ケース14は、一方の長辺側板部14c側の内壁面側に、内壁面から所定距離離して、内壁面と略平行な隔壁板19が底板部から開口14fに向かって立設している。隔壁板19は、両蒸気溜め部S2に達し、短辺の側板部14d、14eとの間に隙間をあけて、細長の通路部S3が形成されている。この通路部S3は上ケース22と組み合わせたとき蒸気排出路となる。
また、一方の長辺の側板部14cには、一対の係止部20a、20b及び他方の側板部14bに引掛け部21a、21bが所定距離離して設けられている。これらの一対の係止部及び引掛け部により、貯留タンク13が細長になるので安定した係合ができる。
上ケース22は、図8、図9に示すように、対向する一対の長辺及び短辺を有する横長矩形状の天井部22aと、この天井板部の周囲から所定長さ垂下した側板部22b〜22eと、側板部の頂部が開放された底板部と対向する面に開口22fとを設け、下ケース14の開口14fを覆う大きさの浅底の容器で構成されている。側板部22b〜22eのうち、側板部22b〜22dは、底板部22aから略直角に立設した板状体からなり、一方の側板部22eは底板部から湾曲して立設している。なお、天井板部22aは、その外面22a’が化粧面となっている。天井板部には、図9に示すように、所定高さの分散・拡散部材24が下ケースに向かって垂下されている。この分散・拡散部材24は、下ケース14の筒状体頂部を囲むようにした枠壁板で構成されている。この枠壁板は、天井板部と一体成型により形成されている。この分散・拡散部材24は、噴射口からの蒸気が衝突して分散させる衝壁板部24aと、この衝壁板部24aに当たって所定の方向へ拡散させる一対の略平行に対向し所定長さの板材からなる略U字状の拡散板部24bとを有している。この拡散板部24bは、衝壁板部24aから離れるに従って天井板部から立設する高さを低くして、蒸気が衝壁板部24aに衝突した後に直ぐに広い範囲に拡散するように形成されている。上ケースは、その内部に通路に対応した箇所に直線状の蒸気口23が形成されている。この上ケース22は、対向する長辺の側板部22b、22cに引掛け部25、係止部26が設けられている。
貯留タンク13の作用を説明する。沸騰維持工程において、一対の圧力弁が同時に開放されると、鍋内の圧力が高圧から略瞬時に大気圧近傍まで低下して、鍋内に激しい沸騰、すなわち突沸現象が発生して、炊飯物が鍋内で攪拌される。このとき、おねばを含んだ大量の蒸気が蒸気ガイド筒を通って、貯留タンク内へ入り込む。貯留タンク13へ入り込むと、二股に分かれた一対の噴射口から衝壁板部に向かって激しく衝突して、衝壁板部に沿って、内部へ入り込む。衝壁板部は、衝突部分とガイド面が幅狭になっているので、衝突した後は、直ちに分散、拡散される。この分散・拡散により、おねばは蒸気に比べて重いので、隆起突起を超えることが出来ずにおねば回収部で回収され、軽い蒸気は隆起突起の頂部を超えて、蒸気溜め部へ向かい、この蒸気溜め部で一時待機されてから通路を経て、蒸気排出通路を通過して蒸気口から外部へ放出される。
この構成によれば、貯留タンクの容積は大きくされ、且つ偏平状の空室内でおねばを含む蒸気が一気に拡大分散されるので、おねばと蒸気とが効率よく分離される。また、おねば分離室で分離された蒸気が蒸気溜め室で一時待機して溜められ、冷却された後に蒸気排出路に入り込み、蒸気口から排出されるので、おねばが蒸気口から出てくることがなく、また、排出される蒸気も冷却されているため、炊飯時の安全性が確保される。また、貯留タンクは、圧力弁数の増加にしたがって容積を大きくしてあるので、おねばと蒸気とが効率よく分離され、より安全性が確保される。
貯留タンクには、大量のおねばが貯留されるので、この大量のおねばを鍋内へ略均等に分散するために、おねばシャワー板を使用する。
以下、図10を参照して、このおねばシャワー板を説明する。なお、図10はおねばシャワー板を示し、図10Aは正面図、図10Bは背面図、図10Cは図10AのXC−XCの断面図である。
おねばシャワー板27は、圧力弁の数に対応してその面積を大きくする共に、おねば分散孔の数を多くした構成となっている。なお、従来のシャワー板は、おねば量が多くならないので、小径となっている(例えば、特許第4476306号参照)。
このおねばシャワー板27は、鍋の開口を略塞ぐ大きさ、すなわち、鍋開口の直径に近い直径及び所定肉厚の円形の皿状をなし金属板材の加工体で形成されている。このおねばシャワー板27は、貯留タンク13の負圧弁16の開成で落下するおねばを受容する受け領域27aと、この受け部の外周辺におねばを分散させるおねば分散領域27bとを有している。受け領域27aは、内蓋の負圧弁の略真下にあって小径の略円形の面積を有し、この小面積に数少ないおねば分散孔271が穿孔されている。おねば分散領域27bは、中心の受け領域27aを中心にして外方へ所定距離の同心円を描き、この同心円周上に複数個のおねば分散孔271が略等間隔に穿孔されている。同心円周部分を凹ませて、この凹み部におねば分散孔271を設けるのが好ましい。
このおねばシャワー板27は、鍋内が負圧になって、内蓋の負圧弁が開成して、おねばが落下すると、落下したおねばが中心の受け領域27aに溜まるが、この領域の面積が小さく且つおねば分散孔271数が少ないので、一部のおねばが鍋内へ滴下する。他のおねばは、おねば分散領域27bへ移動し、同心円周上に配設されたおねば分散孔271から順次鍋内へ滴下する。これにより、おねばは、略均一に鍋内へ分散されるので、美味しいご飯が炊き上がる。
1 圧力式炊飯器
2 炊飯器本体
3 内ケース
4 外ケース
6 鍋
9 蓋体
10 外蓋
11 枠体
12 内蓋
13 おねば貯留タンク(共通貯留タンク)
14 下ケース
14a 底板部
14b〜14e 側板部
14f 開口
15 おねば溜め穴
16 負圧弁
17 蒸気ガイド筒(蒸気パイプ)
18 噴射口
22 上ケース
23 蒸気口
24 分散・拡散部材
24a 衝壁板部
24b 拡散板部
27 おねばシャワー板
38 圧力弁
43 弁開放機構
S1 おねば回収部
S2 蒸気溜め部
S3 蒸気通路部

Claims (1)

  1. 米と水とを含む炊飯物を入れる鍋と、前記鍋を収容して前記炊飯物を加熱調理する加熱手段を有する炊飯器本体と、前記炊飯器本体の開口を塞ぐ開閉自在な蓋体と、前記加熱手段を制御する制御装置とを備え、
    前記蓋体には、圧力弁と、前記圧力弁を動作制御する弁開放機構と、前記圧力弁の動作時に噴出するおねばを一時貯留すると共に蒸気を外部へ放出するおねば貯留タンクとを配設して、
    前記制御装置は、前記加熱手段及び圧力弁を制御して前記鍋内を大気圧以上に昇圧して炊飯する圧力式炊飯器において、
    前記おねば貯留タンクは、その内部に空室を形成して、前記空室に、おねばと蒸気とを分離するおねば分離室と、蒸気を外部へ排出する蒸気排出路とを構成し、
    前記おねば分離室に、前記圧力弁から噴出されたおねばを含む蒸気を通過させる蒸気パイプを配設して、前記蒸気パイプの頂部に少なくとも2方向へ分散噴出させる噴射口が設けられていることを特徴とする圧力式炊飯器。
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