JP3069530B2 - 蒸気調理鍋 - Google Patents

蒸気調理鍋

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JP3069530B2
JP3069530B2 JP9005054A JP505497A JP3069530B2 JP 3069530 B2 JP3069530 B2 JP 3069530B2 JP 9005054 A JP9005054 A JP 9005054A JP 505497 A JP505497 A JP 505497A JP 3069530 B2 JP3069530 B2 JP 3069530B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気調理鍋に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蒸気調理鍋としては、例えば特公
平5−56965号がある。
【0003】この蒸気調理鍋の構造を簡単に説明する
と、上部開口周縁部の内周面に段差部を設けた鍋本体
と、この段差部に上部周縁部に形成した係止鍔部を載置
係止して鍋本体内に収納配設するスチームトレー(トレ
ー体)と、この段差部に載置係止した係止鍔部に周縁を
載置してトレー体並びに鍋本体の上部開口部を閉塞架設
する透明な鍋蓋とから成り、トレー体は有底容器で、周
壁上部寄りの3・4箇所にスチーム噴出孔が貫通形成さ
れており、このトレー体を鍋本体にセットし、鍋蓋体を
被せて使用するものである。
【0004】例えば鍋本体内に所定量の水を入れ、トレ
ー体上に調理物を載置若しくは入れて熱すると、調理物
は沸騰したスチームの熱でトレー体を介して熱せられる
と共に、スチーム噴孔からトレー体内側に向けて噴出
されるスチームにより蒸されて加熱調理される構成であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】出願人はこのような蒸
気調理鍋を開発するに当たって試作実験を繰り返した結
果、従来品のようにトレー体の周壁上部寄りの少数箇所
にスチーム噴出孔を形成してこの特定少数のスチーム噴
出孔から調理物にスチームを噴出する構造よりも、調理
物にトレー体の周壁全周に孔を設けるような構成として
トレー体の周壁全周方向からトレー体内にスチームが噴
出するような構造とした方が非常に効率よくしかも調理
物がムラ無く良好にスチーム加熱調理されることを見い
出した。
【0006】しかしながら、この従来品のトレー体を改
良して上記構造を実現しようとしても、周壁全周に多数
のスチーム噴出孔を巡らしたり長孔を形成するような構
成とすることは制作上非常に厄介で製作コストも掛かる
ため実現化が難しい。また、トレー体の係止鍔部に同様
にして多数のスチーム噴出孔を形成することも考えられ
るが、この係止鍔部には前述のように鍋蓋体の周縁を載
置係止する構成のため実際上スチーム噴出孔を形成する
ことはできない。
【0007】本発明は、トレー体の周壁全周方向からス
チームが噴出して非常に効率良く、しかも調理物をムラ
無く良好にスチーム加熱調理できる構造となり、且つ製
造が厄介とならず製造コストも割高とならない画期的な
蒸気調理鍋を実現することが技術的課題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0009】上部開口周縁部の内周面に段差部2を設け
た鍋本体1と,この鍋本体1内の段差部2に着脱自在に
載置係止するリング体3と,載置箇所を除いた位置では
浮上状態となるように前記リング体3上に上部周縁部4
を載置係止して前記鍋本体1内に収納配設するトレー体
5と,鍋本体1の上部開口部を閉塞架設する鍋蓋体6と
から成る蒸気調理鍋であって、前記リング体3に対する
前記トレー体5の上部周縁部4の載置係止構造を、リン
グ体3上面に所定間隔を置いて支承突起部7を設けるか
若しくは上部周縁部4下面に所定間隔を置いて支承突起
部7を設け、この支承突起部7を介してリング体3上に
上部周縁部4を載置係止することにより上部周縁部4が
リング体3上に面接係止することなく浮上状態で載置係
止され、このトレー体5の上部周縁部4とリング体3と
の間に鍋本体1内と連通する浮上間隙8が形成されるよ
うに構成し、トレー体5の略全周からこの浮上間隙8を
通って鍋本体1内の蒸気が鍋蓋体6の裏面側へと流出す
るように構成したことを特徴とする蒸気調理鍋に係るも
のである。
【0010】また、前記リング体3を板状に構成し、こ
の板状のリング体3を段差部9を介して内周部が外周部
よりも低く位置するように構成し、このリング体3の外
周部を前記鍋本体1の段差部2に載置係止し、且つリン
グ体3の内周部に前記トレー体5の上部周縁部4を載置
係止し得るように構成したことを特徴とする請求項1記
載の蒸気調理鍋に係るものである。
【0011】また、載置箇所を除いた位置では浮上状態
となるように前記リング体3の外周部上に前記鍋蓋体6
の外周部を載置係止するように構成したことを特徴とす
る請求項1,2のいずれか1項に記載の蒸気調理鍋に係
るものである。
【0012】また、前記リング体5に対する前記鍋蓋体
6の載置係止構造を、リング体3の前記鍋本体1の段差
部2上に載置係止する外周部に所定間隔を置いて支承突
起部12を設け、この支承突起部12を介してリング体3外
周部上に鍋蓋体6を載置係止することにより鍋蓋体6が
リング体3外周部上に浮上状態で載置係止され、リング
体3の外周部と鍋蓋体6の周縁部との間に浮上間隙15が
形成されるように構成し、鍋蓋体6の裏面を伝わる水滴
がこの浮上間隙15を介して鍋本体1内に還元されるよう
に構成したことを特徴とする請求項記載の蒸気調理鍋
に係るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0014】例えば、鍋本体1内に所定量の水を入れ、
トレー体5に調理物を載置若しくは入れ、鍋蓋体6をセ
ットして熱すると、リング体3上に所定間隔を置いて設
けた支承突起部7を介してトレー体5の上部周縁部4
置係止するためにトレー体5の上部周縁縁部4がリン
グ体3に面接係止することなく、この上部周縁部4とリ
ング体3との間に鍋本体1内と連通する浮上間隙8が形
成されるから、蒸気の流通が良好となり、この浮上間隙
8を通ってトレー体5の略全周から鍋本体1内の蒸気が
鍋蓋体6の裏面側へ流出し、トレー体5内へ流出する。
【0015】従って、トレー体5の略全周から鍋本体1
内の蒸気が流出するから、トレー体5内の調理物に全周
方向からまんべん無く蒸気が当たって調理物は非常に効
率良くしかもムラ無く良好にスチーム加熱調理されるこ
ととなる。
【0016】また、単にリング体3上面に所定間隔を置
いて支承突起部7を設けるか若しくはトレー体5の上部
周縁部4下面に所定間隔を置いて支承突起部7を設ける
だけの構成によりリング体3に対し上部周縁部4を浮上
状態として浮上間隙8を形成する構成としているため、
非常に容易に製作でき、製作コスト安となる。
【0017】また、請求項記載の発明においては、前
記リング体3を板状に構成し、この板状のリング体3を
段差部9を介して内周部が外周部よりも低く位置するよ
うに構成し、このリング体3の外周部を前記鍋本体1の
段差部2に載置係止し、且つリング体3の内周部に前記
トレー体5の上部周縁部4を載置係止し得るように構成
しているから、リング体3の外周上に鍋蓋体6の周縁を
載置係止する構成とした場合でも、鍋蓋体6の周縁部に
よって浮上間隙8が遮られたりすることなく、この浮上
間隙8が良好に確保されることとなる。
【0018】また、請求項3,4記載の発明において
は、リング体3の外周部に形成した支承突起部12に鍋蓋
体6の周縁が係止するように構成しているから、鍋蓋体
6内面を伝わり落ちるスチーム滴や、場合によっては調
理汁などは、鍋蓋体6とリング体3との間に支承突起部
12を介在するために間隙が形成されるから、トレー体5
内へ流れ込むことなく、この間隙を伝わってリング体3
外周縁部からこのリング体3と段差部2との隙間を通
り、鍋本体1内へ還元される。
【0019】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0020】図1〜図3は本発明の第一実施例を示して
いるもので、上部開口周縁部の内周面に段差部2を設け
た鍋本体1と,この鍋本体1内の段差部2に着脱自在に
載置係止するリング体3と,載置箇所を除いた位置では
浮上状態となるように前記リング体3上に上部周縁部4
を載置係止して前記鍋本体1内に収納配設するトレー体
5と,鍋本体1の上部開口部を閉塞架設する鍋蓋体6と
から成ることを特徴とする蒸気調理鍋である。尚、本実
施例が本発明の実施例である。
【0021】鍋本体1は、椀形を採用し、立ち上がり周
壁の上部途中部に下がり傾斜状態の段差部2を形成して
構成している。
【0022】本実施例では、この段差部2に所定間隔を
置いて四箇所に前記リング体3の周縁が当接し得る支承
突起部13を設けて、この支承突起部13にリング体3を載
置係止すると段差部2とリング体3との間に支承突起部
13を介した浮上間隙16が形成されるように構成してい
る。
【0023】リング体3は、リング状の板材を中間部の
段差部9を介して内周部が外周部よりも低く位置するよ
うに構成し、このリング体3の外周部を前記鍋本体1の
段差部2に載置係止し、且つリング体3の内周部に前記
トレー体5の上部周縁部4を載置係止し得るように構成
している。
【0024】また、このリング体3の内周部に所定間隔
を置いて前記トレー体5の上部周縁部4が当接し得る支
承突起部7を設けている。
【0025】従って、リング体3にトレー体5の上部周
縁部4を載置すると、上部周縁部4がリング体3に面接
係止するのではなく、このリング体3上に所定間隔を置
いて設けた支承突起部7上に当接係止するので、この上
部周縁部4とリング体3との間には、上部周縁部4が支
承突起部7を介してやや浮上した状態に載置されるため
浮上間隙8が形成される。
【0026】この浮上間隙8と、鍋本体1内とが連通す
るため、この浮上間隙8を通って蒸気がトレー体5の略
全周から鍋蓋体6裏面側となる上方へ流出し、蒸気がト
レー体5内に流出するから、一部の所定箇所からのみ蒸
気が流出する従来品よりもトレー体5内の調理物に全周
方向からまんべん無く蒸気が当たって非常に効率良くス
ピーディーに、しかもムラ無く良好にスチーム加熱調理
がなされることとなる。
【0027】また、本実施例では、リング体3の外周部
に所定間隔を置いて鍋蓋体6の周縁が当接し得る支承突
起部12を設けて、この支承突起部12に鍋蓋体6を載置係
止すると鍋蓋体6周縁とリング体3との間に支承突起部
12を介した浮上間隙15が形成されるように構成してい
る。
【0028】従って、鍋蓋体6内面を伝わり落ちるスチ
ーム滴や、場合によっては調理汁などは、この間隙15を
通りリング体3の外周部上面からリング体3周縁を伝わ
り、前記段差部2とリング体3との間隙16を通って鍋本
体1内に還元するように構成している。
【0029】また、このリング体3外周部を僅かに外周
縁に向けて下り傾斜状に設計し、この下り傾斜によりス
チーム滴などが良好にリング体3外周方向へ伝わり落ち
るように構成している。
【0030】尚、本実施例では、前記支承突起部7と支
承突起部12とをリング体3の四箇所に設けており、リン
グ体3の外周縁から内周縁までをプレス加工により上方
に向けて湾曲形成することにより支承突起部7と支承突
起部12とを一体に連設形成した場合を図示している。
【0031】従って、本実施例の構成によれば、リング
状の板材をプレス加工することなどにより容易にリング
体3を一体成形できる。
【0032】尚、本実施例に限らず、鍋蓋体6は段差部
2に載置する構成でも良い。
【0033】トレー体5は、鍔状の上部周縁部4の外縁
径をリング体3の中間段差部9の内径よりもやや小さく
形成し、上部周縁部4をリング体3の内周部に載置し得
るように設計している。
【0034】図中符号14は引っ掛け具を用いて鍋本体1
内からトレー体5を取り出しするときに使用するフック
部である。
【0035】鍋蓋体6は、蒸気排気孔の無い透明ガラス
蓋を採用している。
【0036】図4,図5は本発明の第二実施例を示して
いるもので、鍋本体1と,この鍋本体1の底部に載置す
る所定高さを有する支承体10と,この鍋本体1内底部に
載置した支承体10上に載置係止して鍋本体1内に収納配
設するトレー体5と,鍋本体1の上部開口部閉塞架設す
る鍋蓋体6とから成る蒸気調理器であって、前記鍋本体
1内底部に載置した支承体10上にトレー体5を載置係止
した際、このトレー体5の外周縁と鍋本体1の内周面と
に通気間隙11が形成されるように鍋本体1とトレー体5
とを設定構成したことを特徴とする蒸気調理鍋である。
【0037】鍋本体1,トレー体5、鍋蓋体6は、第一
実施例のものを採用している。
【0038】支承体10は、トレー体5をその上縁部を鍋
本体1の段差部2高さまで位置させ得る高さを有する円
筒体で構成している。このように塊状体でない筒体を採
用するから、部品コスト安となる。
【0039】本実施例では、前記支承突起部13に鍋蓋体
6周縁を載置係止している。
【0040】従って、本実施例では、トレー体5の外周
縁と鍋本体1内周面との間の通気間隙11を通ってトレー
体5の略全周から鍋本体1内の蒸気が鍋蓋体6裏面側へ
流出し、トレー体5内へ流出する。
【0041】従って、第一実施例と同様にトレー体5の
略全周から鍋蓋体6内の蒸気が流出するから、一部の所
定箇所からのみ蒸気が流出する従来品よりもトレー体5
内の調理物に全周方向からまんべん無く蒸気が当たって
調理物は非常に効率良くスピーディーに、しかもムラ無
く良好にスチーム加熱調理されることとなる。
【0042】また、鍋本体1内面を伝わり落ちるスチー
ム滴や、場合によっては調理汁などは、前記通気間隙11
を通り鍋本体1内周面を伝わって鍋本体1内に還元され
る。
【0043】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、例
えば、鍋本体内に所定量の水を入れ、トレー体に調理物
を載置若しくは入れ、鍋蓋体をセットして熱すると、リ
ング体上に所定間隔を置いて設けた支承突起部を介して
トレー体の上部周縁部が載置係止するためにこのトレー
体の上部周縁部がリング体に面接係止することなく、
部周縁部とリング体との間には浮上間隙が形成され、こ
浮上間隙を通ってトレー体の略全周から鍋本体内の蒸
気が鍋蓋体の裏面側へ流出し、トレー体内へ流出するこ
ととなる。
【0044】従って、トレー体の略全周から鍋本体内の
蒸気が流出するから一部の所定箇所からのみ蒸気が流出
する従来製品よりもトレー体内の調理物に全周方向から
まんべん無く蒸気が当たって調理物は非常に効率良くし
かもムラ無く良好にスチーム加熱調理されることとなる
極めて実用性に秀れた蒸気調理鍋となる。
【0045】また、単に従来製品において、トレー体の
スチーム噴出孔を無くし、製作容易でコストも掛からな
いリング体を追加するだけで足りる構成のため、製造が
厄介とならず製作コストが割り高となることもないなど
秀れた構造の画期的な蒸気調理鍋となる。
【0046】また、単にリング体上面に所定間隔を置い
て支承突起部を設けるか若しくはトレー体の上部周縁部
下面に所定間隔を置いて支承突起部を設けるだけの構成
によりリング体に対し上部周縁部を浮上状態として浮上
間隙を形成する構成としているため、このリング体を非
常に容易に製作でき、製作コスト安となる秀れた構造の
蒸気調理鍋となる。
【0047】また、請求項記載の発明においては、前
記リング体を板状に構成し、この板状のリング体を段差
部を介して内周部が外周部よりも低く位置するように構
成し、このリング体の外周部を前記鍋本体の段差部に載
置係止し、且つリング体の内周部に前記トレー体の上部
周縁部を載置係止し得るように構成しているから、リン
グ体の外周上に鍋蓋体の周縁を載置係止する構成とした
場合でも、鍋蓋体の周縁部によって浮上間隙が遮られた
りすることなく、この浮上間隙が良好に確保されること
となる秀れた構造の蒸気調理鍋となる。
【0048】また、請求項3,4記載の発明において
は、リング体の外周部に形成した支承突起部に鍋蓋体の
周縁が係止するように構成しているから、鍋蓋体内面を
伝わり落ちるスチーム滴や、場合によっては調理汁など
は、鍋蓋体とリング体との間に支承突起部を介在するた
めに間隙が形成されるから、トレー体内へ流れ込むこと
なく、この間隙を伝わってリング体外周縁部からこのリ
ング体と段差部との隙間を通り、鍋本体内へ還元される
秀れた構造の蒸気調理鍋となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の分解斜視図である。
【図2】第一実施例の要部を示す拡大断面図である。
【図3】第一実施例の要部を示す拡大斜視図である。
【図4】第二実施例の分解斜視図である。
【図5】第二実施例の要部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】 1 鍋本体 2 段差部 3 リング体 4 上部周縁部 5 トレー体 6 鍋蓋体 7 支承突起部 8 浮上間隙 9 段差部 12 支承突起部 15 浮上間隙

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部開口周縁部の内周面に段差部を設け
    た鍋本体と,この鍋本体内の段差部に着脱自在に載置係
    止するリング体と,載置箇所を除いた位置では浮上状態
    となるように前記リング体上に上部周縁部を載置係止し
    て前記鍋本体内に収納配設するトレー体と,鍋本体の上
    部開口部を閉塞架設する鍋蓋体とから成る蒸気調理鍋で
    あって、前記リング体に対する前記トレー体の上部周縁
    部の載置係止構造を、リング体上面に所定間隔を置いて
    支承突起部を設けるか若しくは上部周縁部下面に所定間
    隔を置いて支承突起部を設け、この支承突起部を介して
    リング体上に上部周縁部を載置係止することにより上部
    周縁部がリング体上に面接係止することなく浮上状態で
    載置係止され、このトレー体の上部周縁部とリング体と
    の間に鍋本体内と連通する浮上間隙が形成されるように
    構成し、トレー体の略全周からこの浮上間隙を通って鍋
    本体内の蒸気が鍋蓋体の裏面側へと流出するように構成
    したことを特徴とする蒸気調理鍋。
  2. 【請求項2】 前記リング体を板状に構成し、この板状
    のリング体を段差部を介して内周部が外周部よりも低く
    位置するように構成し、このリング体の外周部を前記鍋
    本体の段差部に載置係止し、且つリング体の内周部に前
    記トレー体の上部周縁部を載置係止し得るように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の蒸気調理鍋。
  3. 【請求項3】 載置箇所を除いた位置では浮上状態とな
    るように前記リング体の外周部上に前記鍋蓋体の外周部
    を載置係止するように構成したことを特徴とする請求項
    ,2のいずれか1項に記載の蒸気調理鍋。
  4. 【請求項4】 前記リング体に対する前記鍋蓋体の載置
    係止構造を、リング体の前記鍋本体の段差部上に載置係
    止する外周部に所定間隔を置いて支承突起部を設け、こ
    の支承突起部を介してリング体外周部上に鍋蓋体を載置
    係止することにより鍋蓋体がリング体外周部上に浮上状
    態で載置係止され、リング体の外周部と鍋蓋体の周縁部
    との間に浮上間隙が形成されるように構成し、鍋蓋体の
    裏面を伝わる水滴がこの浮上間隙を介して鍋本体内に還
    元されるように構成したことを特徴とする請求項記載
    の蒸気調理鍋。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008026839A1 (en) * 2006-08-29 2008-03-06 Kang-Su Park Cooking utensil using steam
JP2011136026A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Fujinosu:Kk 蒸気調理用トレー並びに蒸気調理鍋
WO2015083961A1 (ko) * 2013-12-03 2015-06-11 정규태 스팀 조리기

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WO2015083961A1 (ko) * 2013-12-03 2015-06-11 정규태 스팀 조리기

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