JP2012080958A - 寝具用マットの内包材 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、持安定性及び体圧分散性に優れた寝具用マットの内包材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る寝具用マットの内包材10は、第1層13及び第3層15の高硬度のポリウレタンフォームと第2層14の高反発弾性のポリウレタンフォームとを上下交互に積層した積層体であって、その上面11が凹凸状であり、下面12がフラット面であり、寝具用マットの内包材の厚み量に対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚み量が、下面12から上面の凹部底部11bにおいて40%〜70%であり、凸部頂部11aにおいて50%〜80%であることを特徴とするものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、寝具用マットの内包材に関し、特に支持安定性及び体圧分散性に優れた寝具用マットの内包材に関する。
従来より支持安定性を考慮して種々の積層マットが開発されている。
特許文献1には、織編物からなる側地でクッション部を包み込んだ少なくとも40mmの厚みを有する寝具用マットであって、前記クッション部は二層のクッション体を積層した構造からなり、直径150mmの円形加圧板を用いて圧縮歪みを与えた場合に圧縮変形量20mmの際の圧縮応力が10〜40gf/cm2 であり、圧縮変形量40mmの際の圧縮応力が160〜220gf/cm2 である寝具用マットが示されている。また、同文献1には、二層のクッション体の人体側の層の厚みが10〜40mmであり、直径150mmの円形加圧板を用いて圧縮歪みを与えた場合に圧縮変形量10mmの際の圧縮応力が1〜14g/cm2 であり、他方の層の厚みが20mm以上であり、直径150mmの円形加圧板を用いて圧縮歪みを与えた場合に圧縮変形量10mmの際の圧縮応力が70〜155gf/cm2 である寝具用マットが示されている。
特許文献2には、硬質ウレタンを含有する第1のマットレスと、第1マットレスを構成する材質に比較して軟質な低反発性ウレタンを適用してなる第2のマットレスとを積層すると共に、これら第1マットレスと第2マットレスとを表地に一体収容する構成とし、第1マットレスを表面として使用したり、第2マットレスを表面として使用することができる床ずれ予防マットレスが示されている。
特許文献3には、充填材が、面剛性の異なる複数のクッション材を積層して構成され、粘弾性部材からなるクッション材の初期荷重範囲におけるバネ定数が−2〜20N/mmの範囲であり、粘弾性部材が粘弾性ポリウレタンであるマットが示されている。
特許文献4には、上下二層の弾力性多孔質体を配するマットレスであって、前記上層多孔質体はその厚みが10〜50mmで反発弾性率(DIN53 573−Aの測定法による)が10%以下であり、かつ前記下層多孔質体はその厚みが30〜150mmで反発弾性率(前記測定法による)が50%以上であり、前記上下層の多孔質体が合成樹脂発泡体であるマットレスが示されている。
特許文献5には、密度が35kg/m3 〜55kg/m3 、硬度が50N/314cm2 〜100N/314cm の第1のウレタンフォーム(低反発性ではない)と、密度が40kg/m3 〜60kg/m3 、硬度が90N/314cm2 〜180N/314cm2 の第2のウレタンフォームとを積層して形成してある寝具用マットが示されている。また、同文献3には、低反発性で密度が30kg/m3 〜100kg/m3 、硬度が25N/314cm2 〜70N/314cm2 の一対の第3のウレタンフォームを、積層状態の前記第1のウレタンフォームと第2のウレタンフォームとを挟み込む状態に前記第1のウレタンフォームと第2のウレタンフォームに各別に積層してある寝具用マットが示されている。
特許文献6には、反発弾性率が25%以下の軟質ウレタンフォームを少なくとも2層積層した積層クッション材であって、積層クッション材として次式により算出される70%応力比が5以下である積層クッション材(70%応力比=5℃における70%変位時荷重/24℃における70%変位時荷重)が示されている。また、積層クッション材が24℃におけるヒステリシスロス率60%以上を有すること、70%応力比が5を超える軟質ウレタンフォームを上層とし、70%応力比が5以下の軟質ウレタンフォームを下層としてなること、及び、下層の厚みが30mm以上であり、クッション材としての厚みが50mm以上である積層クッション材が示されている。
また、体圧分散性を考慮して種々のマットが開発されている。
特許文献7には、マット部は、上面にプロファイル加工により頂部が湾曲した三角山谷状の凹凸部が形成されており、その上層部が低反発素材、例えば低反発ウレタンフォームにより形成されており、下層部は高反発素材、例えば高反発ウレタンフォームで構成されている複合マットレスが示されている。
特許文献8には、全体が発泡ポリウレタンより形成され、基板の上に多数の突部を立設してなるマットレスであって、前記突部が二層構造を有し、上部側の層が低反ぱつポリウレタンよりなり、突部の上部側の層の反ぱつ弾性率が13%以下であり、突部の上部側の層を除く部分の反ぱつ弾性率が20〜60%であり、密度は、上部側の層では、40〜80kg/m、基板及び突部の下部では、30〜50kg/mが好ましく、硬さは、上部側の層では、30〜90N、基板及び突部の下部では、150〜250Nが好ましいるマットレスが示されている。
特許文献9には、片面を平滑面、他面の断面形状を波型凹凸面とし且つ該凹凸部が交差状を形成せる発泡上板及び発泡下板を、該平滑面同士を重ね合わせ又は接合してなる布団が示されている。また、波の高さは全発泡体板の1/3乃至2/3とすることが望ましく、発泡体板の厚さは通常60〜100mmのものが使用され、発泡上板を軟質のものとし、発泡下板を稍硬質のものとし、例えば、上板を硬さが2〜6kg/JISの超軟質ポリウレタン発泡体とし、下板を軟質ポリウレタン発泡体とすることが示されている。
特許文献10には、寝装用ベッドマットの中入れ材として、表層に硬さが200N以下の柔軟層を配置し、下層に硬さが1600N以上、5000N以下の保持層を配置した積層体からなり、前記柔軟層が復元速度2sec以上の発泡樹脂からなるり、前記柔軟層の少なくとも上面側に多数の凸部が分散形成されている中入れ材が示されている。また、柔軟層の構成材料としては、反発弾性が20%以下の衝撃吸収能に優れた低反発性発泡ポリウレタンフォームを使用することが好ましい。保持層の構成材料としては、発泡樹脂が例示できることが示されている。さらに、柔軟層及び保持層として、それぞれ下記材料および特性のシート材を用意し、柔軟層は2種類を使用して、柔軟層の表面側に多数の凸部を分散するように形成し、表層側のシート材(低反発性発泡ポリウレタンフォーム、硬さ40N、復元速度5sec、密度40kg/m、反発弾性10%)は厚さ2cm、内層側のシート材(汎用発泡ポリウレタンフォーム、硬さ160N、復元速度1sec、密度25kg/m、反発弾性50%)は厚さ2cmに、また、保持層用のシート材は厚さ4cmにそれぞれスライスし、これら3層を積層した積層体を中入れ材とした寝装用ベッドマットを製作したことが示されている。
特許文献11には、クッションマットであって、表側の表層材6は、異なる種類のクッション材を3層に重ねた構造のもので、最下層をなす第1のクッション層10と、最上層をなす第2のクッション層11と、中間層をなす第3のクッション層12とで構成され、第1のクッション層10は、軟質ウレタンフォームのような軟質クッション材で形成され、第2のクッション層11は、半硬質ウレタンフォームのような半硬質クッション材で形成され、クッション材の表面全体は凹凸面13に形成され、この凹凸面13の各突部14は硬化部15を備えており、
第3のクッション層12は、中程度のクッション性で表層部6の強度を補強下クッションマットが示されている。
特開平11−9399号公報 特開平11−137613号公報 特開2001−292870号公報 特開2002−238708号公報 特開2002−34730号公報 特開2005−46528号公報 実用新案登録第3162266号公報 特開2000−152854号公報 実開昭52−109916号公報 特開2004−121829号公報 特公平5−55121号公報
しかしながら、上記のように、異種のクッション材を積層することにより支持安定性を果たす寝具用マットの内包材や身体と接触する面を凹凸状とすることにより体圧分散性を果たす寝具用マットの内包材は知られているが、双方の性質を兼ね備えたものは未だ提案されておらず、せいぜい体圧分散性を果たすための凹凸状の凸部に異種のクッション材を積層することにより形成した程度のものであり、これでは寝具用マットとしての支持安定性を充分に果たすことはできない。
そこで、本発明者は、鋭意研究を重ね、支持安定性及び体圧分散性に優れた寝具用マットの内包材を開発した。
本発明に係る寝具用マットの内包材は、高硬度のポリウレタンフォームと高反発弾性のポリウレタンフォームとを上下交互に積層した積層体であって、その上下一方の面が凹凸状であることを特徴とするものである。該凹凸状である面はプロファイル加工により形成することができる。
また、上記の構成に加えて、上下一方の面が凹凸状であり、他方の面が高硬度のポリウレタンフォームである構成としてもよい。
さらに、上記の各構成に加えて、上下一方の面が凹凸状であり、他方の面がフラットである構成としてもよい。
さらにまた、上記の各構成に加えて、寝具用マットの内包材の厚み量に対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚み量が、凹凸状である面の凹部において40%〜70%であり、凸部において50%〜80%である構成としてもよい。
上記の特許文献1〜11には、寝具用マットの内包材において、高硬度のポリウレタンフォームと高反発弾性のポリウレタンフォームとを上下交互に積層した積層体であること、その上下一方の面が凹凸状であること、及び、寝具用マットの内包材の厚み量に対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚み量が、凹凸状である面の凹部において40%〜70%であり、凸部において50%〜80%であることを全て満たす構成は示されていない。
上記のように高硬度のポリウレタンフォームと高反発弾性のポリウレタンフォームとを上下交互に積層した積層体としたことにより、支持安定性を向上させ、その上下一方の面が凹凸状である構成としたことにより、体圧分散性を発揮し得る寝具用マットの内包材が得られた。
本発明の実施例1に係る寝具用マットの内包材の部分拡大図付斜視図である。 本発明の実施例1に係る寝具用マットの内包材の部分断面図である。 本発明の実施例2に係る寝具用マットの内包材の部分断面図である。 本発明の実施例3に係る寝具用マットの内包材の部分断面図である。 本発明の実施例4に係る寝具用マットの内包材の部分断面図である。
以下、本発明に係る寝具用マットの内包材について、添付の図面に基づき詳細に説明する。
図1及び図2は実施例1に係る寝具用マットの内包材10を示し、図1は内包材10の外観を表している。
図2は、内包材10の断面図である。内包材10は3層構造であり、上面11はプロファイル加工により頂部11aが湾曲した三角山状の凸部で、底部11bが湾曲した三角谷状の凹部をなす凹凸状に形成されており、その断面形状は、凹凸部が交互に連続する波形状をなしており、下面12はフラット面である。
内包材10の下面12から上面11の凸部頂部11aまでの厚みは80mmであり、下面12から上面11の凹部底部11bまでの厚みが50mmであり、下から順に第1層13は厚み20mmの高硬度のポリウレタンフォームであり、第2層14は厚み20mmの高反発弾性のポリウレタンフォームであり、第3層15は厚み40mmの高硬度のポリウレタンフォームである。上面11の凹凸は第3層15の頂部11aから30mm下がるところにまで及んでいる。
したがって、本実施例においては、下面12から上面11の凸部頂部21aまでの高さが80mmに対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚みは、第1層13の厚み20mmと第3層15の厚み40mmとの和となるので、80mmに対して60mmとなり、75%となる。また、下面12から上面11の凹部底部11bまでの高さが50mm対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚みは、第1層13の厚み20mmと第3層15の厚み10mmとの和となるので、50mmに対して30mmとなり、60%となる。
なお、内包材10の全体の厚み、凹部の深さ及び各層の厚みは適宜設計変更可能であり、内包材の厚み量に対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚み量が、凹凸面の凹部において40%〜70%であり、凸部において50%〜80%であればよい。
上記のように第1層13及び第3層15の高硬度のポリウレタンフォームと第2層14の高反発弾性のポリウレタンフォームとを上下交互に積層した積層体としたことにより支持安定性が向上し、その上面11が凹凸状である構成としたことにより体圧分散性を発揮し得る寝具用マットの内包材10が得られた。
図3は、実施例2に係る寝具用マットの内包材20の断面図である。内包材20は4層構造であり、上面21はプロファイル加工により頂部21aが湾曲した三角山状の凸部で、底部21bが湾曲した三角谷状の凹部をなす凹凸状に形成されており、その断面形状は、凹凸部が交互に連続する波形状をなしており、下面22はフラット面である。
内包材20の下面22から上面21の凸部頂部21aまでの厚みは90mmであり、下面22から上面21の凹部底部21bまでの厚みが60mmであり、下から順に第1層23は厚み25mmの高硬度のポリウレタンフォームであり、第2層24は厚み25mmの高反発弾性のポリウレタンフォームであり、第3層25は厚み25mmの高硬度のポリウレタンフォームであり、第4層26は厚み15mmの高反発弾性のポリウレタンフォームである。上面21の凹凸は第4層26の全厚みから第3層25の上から15mm下がるところにまで及んでいる。
したがって、本実施例においては、下面22から上面21の凸部頂部21aまでの高さが90mmに対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚みは、第1層23の厚み25mmと第3層25の厚み25mmとの和となるので、90mmに対して50mmとなり、約55%となる。また、下面22から上面21の凹部底部21bまでの高さが60mm対して高硬度のポリウレタンフォームの厚みは、第1層23の厚み25mmと第3層25の厚み10mmとの和となるので、60mmに対して35mmとなり、約58%となる。
なお、内包材20の全体の厚み、凹部の深さ及び各層の厚みは適宜設計変更可能であり、内包材の厚み量に対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚み量が、凹凸面の凹部において40%〜70%であり、凸部において50%〜80%であればよい。
上記のように第1層23及び第3層25の高硬度のポリウレタンフォームと第2層24及び第4層26の高反発弾性のポリウレタンフォームとを上下交互に積層した積層体としたことにより支持安定性が向上し、その上面21が凹凸状である構成としたことにより体圧分散性を発揮し得る寝具用マットの内包材20が得られた。
図4は、実施例3に係る寝具用マットの内包材30の断面図である。内包材30は5層構造であり、上面31はプロファイル加工により頂部31aが湾曲した三角山状の凸部で、底部31bが湾曲した三角谷状の凹部をなす凹凸状に形成されており、その断面形状は、凹凸部が交互に連続する波形状をなしており、下面32はフラット面である。
内包材30の下面32から上面31の凸部頂部31aまでの厚みは80mmであり、下面32から上面31の凹部底部31bまでの厚みが50mmであり、下から順に第1層33は厚み20mmの高硬度のポリウレタンフォームであり、第2層34は厚み28mmの高反発弾性のポリウレタンフォームであり、第3層35は厚み15mmの高硬度のポリウレタンフォームであり、第4層36は厚み10mmの高反発弾性のポリウレタンフォームであり、第5層37は厚み7mmの高硬度のポリウレタンフォームである。上面31の凹凸は第5層37及び第4層36の全厚みから第3層35の上から13mm下がるところにまで及んでいる。
したがって、本実施例においては、下面32から上面31の凸部頂部31aまでの高さが80mmに対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚みは、第1層33の厚み20mmと第3層35の厚み15mmと第5層37の厚み7mmとの和となるので、80mmに対して42mmとなり、約52%となる。また、下面32から上面31の凹部底部31bまでの高さが50mm対して高硬度のポリウレタンフォームの厚みは、第1層33の厚み20mmと第3層35の厚み2mmとの和となるので、50mmに対して22mmとなり、44%となる。
なお、内包材30の全体の厚み、凹部の深さ及び各層の厚みは適宜設計変更可能であり、内包材の厚み量に対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚み量が、凹凸面の凹部において40%〜70%であり、凸部において50%〜80%であればよい。
上記のように第1層33、第3層35及び第5層37の高硬度のポリウレタンフォームと第2層34及び第4層36の高反発弾性のポリウレタンフォームとを上下交互に積層した積層体としたことにより支持安定性が向上し、その上面31が凹凸状である構成としたことにより体圧分散性を発揮し得る寝具用マットの内包材30が得られた。
図5は、実施例4に係る寝具用マットの内包材40の断面図である。内包材40は6層構造であり、上面41はプロファイル加工により頂部41aが湾曲した三角山状の凸部で、底部41bが湾曲した三角谷状の凹部をなす凹凸状に形成されており、その断面形状は、凹凸部が交互に連続する波形状をなしており、下面42はフラット面である。
内包材40の下面42から上面41の凸部頂部41aまでの厚みは90mmであり、下面42から上面41の凹部底部41bまでの厚みが60mmであり、下から順に第1層43は厚み20mmの高硬度のポリウレタンフォームであり、第2層44は厚み18mmの高反発弾性のポリウレタンフォームであり、第3層45は厚み20mmの高硬度のポリウレタンフォームであり、第4層46は厚み15mmの高反発弾性のポリウレタンフォームであり、第5層47は厚み10mmの高硬度のポリウレタンフォームであり、第6層48は厚み7mmの高反発弾性のポリウレタンフォームである。上面41の凹凸は第6層48及び第5層47の全厚みから第4層46の上から13mm下がるところにまで及んでいる。
したがって、本実施例においては、下面42から上面41の凸部頂部41aまでの高さが90mmに対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚みは、第1層43の厚み20mmと第3層45の厚み20mmと第5層47の厚み10mmとの和となるので、90mmに対して50mmとなり、約55%となる。また、下面42から上面41の凹部底部41bまでの高さが60mm対して高硬度のポリウレタンフォームの厚みは、第1層43の厚み20mmと第3層45の厚み20mmとの和となるので、60mmに対して40mmとなり、約67%となる。
なお、内包材40の全体の厚み、凹部の深さ及び各層の厚みは適宜設計変更可能であり、内包材の厚み量に対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚み量が、凹凸面の凹部において40%〜70%であり、凸部において50%〜80%であればよい。
上記のように第1層43、第3層45及び第5層47の高硬度のポリウレタンフォームと第2層44、第4層46及び第6層48の高反発弾性のポリウレタンフォームとを上下交互に積層した積層体としたことにより支持安定性が向上し、その上面41が凹凸状である構成としたことにより体圧分散性を発揮し得る寝具用マットの内包材40が得られた。
なお、積層数が増加すればするほど、高硬度のポリウレタンフォームが有する支承力と高反発弾性のポリウレタンフォームが有するクッション力とが部分的に偏ることがなく均一化するので、より一層調和のとれた支持安定性が得られる利点がある。
10・・寝具用マットの内包材
11・・内包材の上面
11a・上面の凸部頂部
11b・上面の凹部底部
12・・内包材の下面
13・・第1層(高硬度のポリウレタンフォーム)
14・・第2層(高反発弾性のポリウレタンフォーム)
15・・第3層(高硬度のポリウレタンフォーム)
20・・寝具用マットの内包材
21・・内包材の上面
21a・上面の凸部頂部
21b・上面の凹部底部
22・・内包材の下面
23・・第1層(高硬度のポリウレタンフォーム)
24・・第2層(高反発弾性のポリウレタンフォーム)
25・・第3層(高硬度のポリウレタンフォーム)
26・・第4層(高反発弾性のポリウレタンフォーム)
30・・寝具用マットの内包材
31・・内包材の上面
31a・上面の凸部頂部
31b・上面の凹部底部
32・・内包材の下面
33・・第1層(高硬度のポリウレタンフォーム)
34・・第2層(高反発弾性のポリウレタンフォーム)
35・・第3層(高硬度のポリウレタンフォーム)
36・・第4層(高反発弾性のポリウレタンフォーム)
37・・第5層(高硬度のポリウレタンフォーム)
40・・寝具用マットの内包材
41・・内包材の上面
41a・上面の凸部頂部
41b・上面の凹部底部
42・・内包材の下面
43・・第1層(高硬度のポリウレタンフォーム)
44・・第2層(高反発弾性のポリウレタンフォーム)
45・・第3層(高硬度のポリウレタンフォーム)
46・・第4層(高反発弾性のポリウレタンフォーム)
47・・第5層(高硬度のポリウレタンフォーム)
48・・第6層(高反発弾性のポリウレタンフォーム)

Claims (4)

  1. 高硬度のポリウレタンフォームと高反発弾性のポリウレタンフォームとを上下交互に積層した積層体であって、その上下一方の面が凹凸状であることを特徴とする寝具用マットの内包材。
  2. 上下一方の面が凹凸状であり、他方の面が高硬度のポリウレタンフォームであることを特徴とする請求項1に記載の寝具用マットの内包材。
  3. 上下一方の面が凹凸状であり、他方の面がフラットであることを特徴とする請求項1又は2に記載の寝具用マットの内包材。
  4. 寝具用マットの内包材の厚み量に対して、高硬度のポリウレタンフォームの厚み量が、凹凸状である面の凹部において40%〜70%であり、凸部において50%〜80%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の寝具用マットの内包材。
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