JP3173985U - 振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造 - Google Patents

振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】振動吸収・圧力分散層に緩衝層と同じ材料からなる位置決め部材を結合させる振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造を提供する。
【解決手段】振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造は、振動吸収・圧力分散層1、位置決め部材2、緩衝層31及び被覆体を備える。振動吸収・圧力分散層1は、少なくとも1つの表面が封止側であり、一端面に設けられた開放側と、他端面に設けられた封止側と、を含む結合孔17を有する。位置決め部材2は、接着剤が塗布された接着面21を有し、振動吸収・圧力分散層1の結合孔17に結合され、一端面が結合孔17の封止側に当接される。緩衝層31は、結合表面311を有し、結合表面311は、振動吸収・圧力分散層1から露出された位置決め部材2の接着面21に密着され、振動吸収・圧力分散層1を位置決めする。被覆体により振動吸収・圧力分散層1及び緩衝層31を覆って一体成形する。
【選択図】図1

Description

本考案は、振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造に関し、特に、圧力を均等に分散させ、沈んで床などに触れているような感じをユーザに与えず、良好な支持性、柔軟性、通気性などの機能を得るとともに、マットレス、シートクッション、背中クッション及びカーマットに応用することができる振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造に関する。
現在、市販されているマットレス、背凭れ用クッション、シートクッション、カーマットは、発泡体層上をゲル層で覆った構造である上、ゲル層を覆う発泡体層が外カバーにより密封され、マットレスに横たわったり、背凭れ用クッションに寄りかかったり、シートクッションに座ったり、カーマットに足を置いたりする際、ゲル層及び発泡体層により身体の重量を分散させることができ、発泡体層及びゲル層により圧力を完全に受けることができる。
しかし、全体面かつ大面積の構造であるため、全体面かつ空隙が無い構造により通気性が不足する欠点を有する他、製造メーカが大面積のマットレスを製造するために多くの材料を使用する必要があり、全体的に製品を製作した後、全体的な発泡材料を使用するため、全体の重量が大幅に増える。そのため、マットレス、シートクッション、カーマットを搬送する際の負担が大きい上、それに伴う運送コストも増えた。またユーザが新たなマットレス、背凭れ用クッション、シートクッション又はカーマットを交換する際、重すぎて移動させることが困難な上、マットレス、背凭れ用クッション、シートクッション又はカーマットの全体的なアセンブリ構造を折り畳むことができなくなる虞がある。
また、ユーザが全体的なゲルマットレスに横たわったり、背凭れ用クッションに寄りかかったり、シートクッションに座ったり、カーマットに足を置いたりする場合、全体的なゲルマットレスが柔らか過ぎるため、ユーザの体重を支えきれずに沈んで床に接触し、寝返りを行うことが困難となることがあり、支持性が理想的でなかった。
上述した欠点を改善するために、本出願人は振動吸収・圧力分散構造を特許文献1において開示している。しかしこの特許文献1では、振動吸収・圧力分散層と緩衝層とを結合させても密着させて位置決めすることができず、振動吸収・圧力分散層を移動させるときに変位したり変形したりするため、表面を平坦にすることが困難である。
台湾実用新案登録第409757号公報
本考案の目的は、振動吸収・圧力分散層に位置決め部材を結合し、位置決め部材が緩衝層と同じ材料からなり、無毒の溶剤により密着されるため、刺激臭がない上、環境を汚染させることもない振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、位置決め部材により振動吸収・圧力分散層を安定的に位置決めし、移動する際に変位したり変形したりしないため、振動吸収・圧力分散層を平らな状態に維持することができる振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、振動吸収・圧力分散層、位置決め部材、緩衝層及び被覆体を備える振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造であって、前記振動吸収・圧力分散層は、少なくとも1つの表面が封止側であり、一端面に設けられた開放側と、他端面に設けられた封止側と、を含む結合孔を有し、前記位置決め部材は、接着剤が塗布された接着面を有し、前記振動吸収・圧力分散層の前記結合孔に結合され、一端面が前記結合孔の封止側に当接され、前記緩衝層は、結合表面を有し、前記結合表面は、前記振動吸収・圧力分散層から露出された前記位置決め部材の前記接着面に密着され、前記振動吸収・圧力分散層を位置決めし、前記被覆体により前記振動吸収・圧力分散層及び前記緩衝層を覆って一体成形することを特徴とする振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造が提供される。
上記課題を解決するために、振動吸収・圧力分散層、位置決め部材、緩衝層及び被覆体を備える振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造であって、前記振動吸収・圧力分散層は、少なくとも1つの表面が封止面であり、一端面に設けられた開放側と、他端面に設けられた封止側と、を含む結合孔を有し、複数の横向き弾性支持壁と複数の縦向き弾性支持壁とが交錯されて形成された複数の交錯部を有する筺体が構成され、前記筺体の2つの対角線に沿って第1の斜め弾性支持壁及び第2の斜め弾性支持壁が延伸されて弾性支持構造が構成され、前記第1の斜め弾性支持壁と前記第2の斜め弾性支持壁とは、交錯される上、横向き弾性支持壁と縦向き弾性支持壁との交錯部に接続され、前記横向き弾性支持壁、前記縦向き弾性支持壁、前記第1の斜め弾性支持壁及び前記第2の斜め弾性支持壁が互いに接続されて複数の放熱口が形成され、前記位置決め部材は、接着面を有し、前記振動吸収・圧力分散層の前記結合孔に結合され、一端面が前記結合孔の前記封止側に当接されるとともに、前記接着面に接着剤が塗布され、前記緩衝層は、結合表面を有し、前記結合表面は、前記振動吸収・圧力分散層から露出されている前記位置決め部材の前記接着面に密着され、前記振動吸収・圧力分散層を位置決めし、前記被覆体により前記振動吸収・圧力分散層及び前記緩衝層を覆って一体成形することを特徴とする振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造が提供される。
上記課題を解決するために、振動吸収・圧力分散層、位置決め部材、2つの緩衝層及び被覆体を備える振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造であって、前記振動吸収・圧力分散層は、両端面が開放表面に形成されるとともに、穿設された結合孔を有し、前記位置決め部材は、接着剤が塗布された接着面が両端面に形成され、前記振動吸収・圧力分散層の前記結合孔に結合され、前記緩衝層は、結合表面を有し、前記結合表面は、前記振動吸収・圧力分散層から露出された前記位置決め部材の前記接着面に密着され、前記振動吸収・圧力分散層を位置決めしてサンドイッチ構造に形成され、前記被覆体により前記振動吸収・圧力分散層及び前記緩衝層を覆って一体成形することを特徴とする振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造が提供される。
上記課題を解決するために、振動吸収・圧力分散層、位置決め部材、2つの緩衝層及び被覆体を備える振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造であって、前記振動吸収・圧力分散層は、両端面が開放表面に形成され、穿設された結合孔を有し、複数の横向き弾性支持壁と複数の縦向き弾性支持壁とが交錯されて形成された複数の交錯部を有する筺体が構成され、前記筺体の2つの対角線に沿って第1の斜め弾性支持壁及び第2の斜め弾性支持壁が延伸されて弾性支持構造が構成され、前記第1の斜め弾性支持壁と前記第2の斜め弾性支持壁とは、交錯された上、前記横向き弾性支持壁と前記縦向き弾性支持壁とにより形成された交錯部に接続され、前記横向き弾性支持壁、前記縦向き弾性支持壁、前記第1の斜め弾性支持壁及び前記第2の斜め弾性支持壁が互いに接続されて複数の放熱口が形成され、前記位置決め部材は、両端面に接着面を有し、前記振動吸収・圧力分散層の前記結合孔に結合され、2つの接着面に接着剤が塗布され、前記緩衝層は、結合表面を有し、前記結合表面は、前記振動吸収・圧力分散層から露出された前記位置決め部材の前記接着面に密着され、前記振動吸収・圧力分散層を位置決めしてサンドイッチ構造に形成され、前記被覆体により前記振動吸収・圧力分散層及び前記緩衝層を覆って一体成形することを特徴とする振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造が提供される。
本考案の振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造は、以下(1)〜(4)の効果を有する。
(1)弾性支持構造を交錯された部材により構成することにより圧力を四方八方へ逃がすことができる上、全体的に製造された振動吸収・圧力分散層よりも少ない材料で製作することができるため全体の製造コストを減らすことができる。
(2)振動吸収・圧力分散層が複数の放熱口を有するため、軽量で製造材料及びコストが少ないなどの長所を有する上、放熱口を介して空気を流通させて人体の熱を迅速に逃がすことができるため、皮膚が長時間圧迫されて丘疹、褥瘡などの皮膚病が起きることを防ぐことができる。
(3)振動吸収・圧力分散層上に位置決め部材を結合し、位置決め部材が緩衝層と同じ材料からなり、無毒の溶剤により密着させるため、刺激臭がない上、環境を汚染させる虞がない。
(4)位置決め部材により振動吸収・圧力分散層を安定的に位置決めし、移動させる際に変位したり変形したりしないため、振動吸収・圧力分散層を平らな状態に維持することができる。
本考案の第1実施形態による振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造を示す分解斜視図である。 本考案の第1実施形態による振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造を示す断面斜視図である。 本考案の第1実施形態による振動吸収・圧力分散層を示す断面図である。 本考案の第2実施形態による振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造を示す分解斜視図である。 本考案の第2実施形態による振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造を示す断面斜視図である。 本考案の第2実施形態による振動吸収・圧力分散層を示す断面図である。 本考案の第3実施形態による振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造を示す分解斜視図である。 本考案の第4実施形態による振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造を示す分解斜視図である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の第1実施形態による振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造は、少なくとも振動吸収・圧力分散層1、少なくとも1つの位置決め部材2、緩衝層31及び被覆体5から構成される。
振動吸収・圧力分散層1は、第1の表面18及び第2の表面19を有する。第1の表面18に複数の横向き弾性支持壁11と複数の縦向き弾性支持壁12とが交錯されて筺体が形成されるとともに複数の交錯部16が形成され、筺体の2つの対角線に沿って第1の斜め弾性支持壁13及び第2の斜め弾性支持壁14が延伸され、弾性支持構造が交錯して接続されている。第1の斜め弾性支持壁13及び第2の斜め弾性支持壁14は、交錯される以外に、横向き弾性支持壁11及び縦向き弾性支持壁12の交錯部16に貫設され、横向き弾性支持壁11、縦向き弾性支持壁12、第1の斜め弾性支持壁13が交錯接続され、第2の斜め弾性支持壁14との間に複数の放熱口15が形成され、第2の表面19が封止側に位置し、放熱口15が非貫通孔に形成され、振動吸収・圧力分散層1に結合孔17が設けられている。この結合孔17は、第2の表面19側が封止状に形成されている。
位置決め部材2は、振動吸収・圧力分散層1の結合孔17内に結合される接着面21を有する。位置決め部材2の一端面が結合孔17の底面に当接され、接着面21と振動吸収・圧力分散層1の第1の表面とが整合したり第1の表面18から突出したりするとともに、水溶性接着剤又は無毒性接着剤である接着剤4が接着面21上に塗布されてもよい。また位置決め部材2は、発泡体(foam)、形状記憶発泡体(memory foam)、高密度発泡体(high density foam)、レーヨン(rayon)又は天然コットン(natural cotton)のうちの1つ又はこれらの組み合わせからなってもよい。
緩衝層31は、結合表面311を有する。この結合表面311は、振動吸収・圧力分散層1の第1の表面18に結合され、位置決め部材2の接着面21と結合表面311とを密着させて振動吸収・圧力分散層1を位置決めさせることにより、振動吸収・圧力分散層1を移動したり巻付けたりしても変位したり変形したりする虞がなく、表面を長期間平坦に保つことができる。
被覆体5は、振動吸収・圧力分散層1及び緩衝層31を保護して損壊することを防ぐことができるように、振動吸収・圧力分散層1と緩衝層31とを覆って一体成形するために用いる。被覆体5は、織布、弾性メリヤス、皮革又は人工皮革のうちの1つ又はこれらの組み合わせからなってもよい。
また、緩衝層31は、発泡体、形状記憶発泡体、高密度発泡体、レーヨン又は天然コットンのうちの1つ又はこれらの組み合わせからなってもよい。緩衝層31及び位置決め部材2は、同じ材料からなるため、緩衝層31と位置決め部材2とを密着させるとともに、刺激臭が無い上に環境を汚染させることがない無毒性接着剤を用いてもよい。
ここで、振動吸収・圧力分散層1の横向き弾性支持壁11、縦向き弾性支持壁12、第1の斜め弾性支持壁13及び第2の斜め弾性支持壁14は、振動を吸収して衝撃力を分散させる特性を有し、振動吸収・圧力分散層1の横向き弾性支持壁11、縦向き弾性支持壁12、第1の斜め弾性支持壁13、第2の斜め弾性支持壁14及び第2の表面19のそれぞれは、ゲル材料(gel material)、ラテックス材料(latex material)、シリコーン(silicone)、軟質ゴム(soft rubber)、軟質合成ゴム(synthetic rubber)又は軟質ポリウレタン材料(soft PU)のうちの1つ又はこれらの組み合わせからなってもよい。
横向き弾性支持壁11、縦向き弾性支持壁12、第1の斜め弾性支持壁13及び第2の斜め弾性支持壁14は一体成形されてもよい。
横向き弾性支持壁11、縦向き弾性支持壁12、第1の斜め弾性支持壁13及び第2の斜め弾性支持壁14の側辺高さは同じである。
横向き弾性支持壁11、縦向き弾性支持壁12、第1の斜め弾性支持壁13及び第2の斜め弾性支持壁14の側辺幅は同じである。
振動吸収・圧力分散層1が力を受けると、横向き弾性支持壁11が横向き方向で圧力を分散させ、縦向き弾性支持壁12が縦向き方向で圧力を分散し、第1の斜め弾性支持壁13及び第2の斜め弾性支持壁14が斜め方向に圧力を分散することにより、圧力をあらゆる方向で分散させ、良好な緩衝効果及び圧力分散効果を得ることができる。
図3を参照する。図3に示すように、本考案の第1実施形態による振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造は、振動吸収・圧力分散層1の第1の表面18又は第2の表面19が圧力を受けて変形すると、空気流が放熱口15を介して出入りして放熱効果を得ることができる。
図4及び図5を参照する。図4及び図5に示すように、本考案の第2実施形態による振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造は、図1〜図3の第1実施形態の構造と略同じであるが、以下の点で異なる。振動吸収・圧力分散層1の第2の表面19が開放状態であるため、放熱口15’及び結合孔17’が第1の表面18及び第2の表面19に設けられ、これにより位置決め部材2が2つの接着面21,22を有する。2つの接着面21,22は、振動吸収・圧力分散層1の第1の表面18及び第2の表面19に整合した状態や、第1の表面18及び第2の表面19から突出された状態に設けてもよい。振動吸収・圧力分散層1の第1の表面18及び第2の表面19には、緩衝層31,32がそれぞれ結合されている。緩衝層31,32の結合表面311,321は、位置決め部材2の接着面21,22にそれぞれ密着されてサンドイッチ構造が形成され、振動吸収・圧力分散層1が位置決め部材2により位置決めされて不用意に摺動することを防ぎ、2つの緩衝層31,32間に安定的に固定させることができる。
図6を参照する。図6に示すように、本考案の第2実施形態による振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造は、振動吸収・圧力分散層1の第1の表面18又は第2の表面19が圧力を受けて変形すると、放熱口15’を介して空気流が出入りし、放熱を行う。
図7を参照する。図7に示すように、本考案の第3実施形態による振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造は、第1実施形態(図1〜図3参照)及び第2実施形態(図4〜図6参照)と異なり、結合孔17’が振動吸収・圧力分散層1の縁部に配置され、振動吸収・圧力分散層が位置決め部材2により位置決めされているため、角部分の縁部が振動吸収・圧力分散層により捲れたりずれて変形したり変位したりすることを防ぐことができる。その他の構造については第1実施形態又は第2実施形態と同じであるため、ここでは詳述しない。
図8を参照する。図8に示すように、本考案の第4実施形態による振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造は、第1実施形態(図1〜図3参照)及び第2実施形態(図4〜図6参照)と異なり、振動吸収・圧力分散層1’の第1の表面及び第2の表面が封止状に形成されている。振動吸収・圧力分散層は中実体でもよく、振動吸収・圧力分散層上の結合孔17’’を完全に穿設したり完全に穿設させずに途中まで穿設したりしてもよい。その他の構造については第1実施形態又は第2実施形態と同じであるため、ここでは詳述しない。
上述の実施形態の振動吸収・圧力分散層1又は振動吸収・圧力分散層1’をマットレス、シートクッション、背中クッション又はカーマットに製作してもよい。
上述の実施形態では、横向き弾性支持壁11、縦向き弾性支持壁12、第1の斜め弾性支持壁13及び第2の斜め弾性支持壁14の交錯部16を、製造過程において容易に離型できるように円形状に製作してもよい。
上述したことから分かるように、本考案の振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造は、以下(1)〜(4)の長所を有する。
(1)互いに交錯した部材により弾性支持構造を構成することにより、四方八方へ圧力を逃がし、全体的に製造された振動吸収・圧力分散層よりも少ない材料で製作することができるため全体の製造コストを減らすことができる。
(2)振動吸収・圧力分散層が複数の放熱口を有するため、軽量で製造材料及びコストが少ないなどの長所を有する上、放熱口を介して空気を流通させて人体の熱を迅速に逃がすことができるため、皮膚が長時間圧迫されて丘疹、褥瘡などの皮膚病が起きることを防ぐことができる。
(3)振動吸収・圧力分散層上に位置決め部材を結合し、位置決め部材が緩衝層と同じ材料からなり、無毒の溶剤により密着されるため、刺激臭がない上、環境を汚染させることがない。
(4)位置決め部材により振動吸収・圧力分散層を安定的に位置決めし、移動過程において変位したり変形したりしないため、振動吸収・圧力分散層を平らな状態に維持することができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 振動吸収・圧力分散層
1’ 振動吸収・圧力分散層
2 位置決め部材
4 接着剤
5 被覆体
11 横向き弾性支持壁
12 縦向き弾性支持壁
13 第1の斜め弾性支持壁
14 第2の斜め弾性支持壁
15 放熱口
15’ 放熱口
16 交錯部
17 結合孔
17’ 結合孔
17’’ 結合孔
18 第1の表面
19 第2の表面
21 接着面
22 接着面
31 緩衝層
32 緩衝層
311 結合表面
321 結合表面

Claims (4)

  1. 振動吸収・圧力分散層、位置決め部材、緩衝層及び被覆体を備える振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造であって、
    前記振動吸収・圧力分散層は、少なくとも1つの表面が封止側であり、一端面に設けられた開放側と、他端面に設けられた封止側と、を含む結合孔を有し、
    前記位置決め部材は、接着剤が塗布された接着面を有し、前記振動吸収・圧力分散層の前記結合孔に結合され、一端面が前記結合孔の封止側に当接され、
    前記緩衝層は、結合表面を有し、前記結合表面は、前記振動吸収・圧力分散層から露出された前記位置決め部材の前記接着面に密着され、前記振動吸収・圧力分散層を位置決めし、
    前記被覆体により前記振動吸収・圧力分散層及び前記緩衝層を覆って一体成形することを特徴とする振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造。
  2. 振動吸収・圧力分散層、位置決め部材、緩衝層及び被覆体を備える振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造であって、
    前記振動吸収・圧力分散層は、少なくとも1つの表面が封止面であり、一端面に設けられた開放側と、他端面に設けられた封止側と、を含む結合孔を有し、複数の横向き弾性支持壁と複数の縦向き弾性支持壁とが交錯されて形成された複数の交錯部を有する筺体が構成され、前記筺体の2つの対角線に沿って第1の斜め弾性支持壁及び第2の斜め弾性支持壁が延伸されて弾性支持構造が構成され、前記第1の斜め弾性支持壁と前記第2の斜め弾性支持壁とは、交錯される上、横向き弾性支持壁と縦向き弾性支持壁との交錯部に接続され、前記横向き弾性支持壁、前記縦向き弾性支持壁、前記第1の斜め弾性支持壁及び前記第2の斜め弾性支持壁が互いに接続されて複数の放熱口が形成され、
    前記位置決め部材は、接着面を有し、前記振動吸収・圧力分散層の前記結合孔に結合され、一端面が前記結合孔の前記封止側に当接されるとともに、前記接着面に接着剤が塗布され、
    前記緩衝層は、結合表面を有し、前記結合表面は、前記振動吸収・圧力分散層から露出されている前記位置決め部材の前記接着面に密着され、前記振動吸収・圧力分散層を位置決めし、
    前記被覆体により前記振動吸収・圧力分散層及び前記緩衝層を覆って一体成形することを特徴とする振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造。
  3. 振動吸収・圧力分散層、位置決め部材、2つの緩衝層及び被覆体を備える振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造であって、
    前記振動吸収・圧力分散層は、両端面が開放表面に形成されるとともに、穿設された結合孔を有し、
    前記位置決め部材は、接着剤が塗布された接着面が両端面に形成され、前記振動吸収・圧力分散層の前記結合孔に結合され、
    前記緩衝層は、結合表面を有し、前記結合表面は、前記振動吸収・圧力分散層から露出された前記位置決め部材の前記接着面に密着され、前記振動吸収・圧力分散層を位置決めしてサンドイッチ構造に形成され、
    前記被覆体により前記振動吸収・圧力分散層及び前記緩衝層を覆って一体成形することを特徴とする振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造。
  4. 振動吸収・圧力分散層、位置決め部材、2つの緩衝層及び被覆体を備える振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造であって、
    前記振動吸収・圧力分散層は、両端面が開放表面に形成され、穿設された結合孔を有し、複数の横向き弾性支持壁と複数の縦向き弾性支持壁とが交錯されて形成された複数の交錯部を有する筺体が構成され、前記筺体の2つの対角線に沿って第1の斜め弾性支持壁及び第2の斜め弾性支持壁が延伸されて弾性支持構造が構成され、前記第1の斜め弾性支持壁と前記第2の斜め弾性支持壁とは、交錯された上、前記横向き弾性支持壁と前記縦向き弾性支持壁とにより形成された交錯部に接続され、前記横向き弾性支持壁、前記縦向き弾性支持壁、前記第1の斜め弾性支持壁及び前記第2の斜め弾性支持壁が互いに接続されて複数の放熱口が形成され、
    前記位置決め部材は、両端面に接着面を有し、前記振動吸収・圧力分散層の前記結合孔に結合され、2つの接着面に接着剤が塗布され、
    前記緩衝層は、結合表面を有し、前記結合表面は、前記振動吸収・圧力分散層から露出された前記位置決め部材の前記接着面に密着され、前記振動吸収・圧力分散層を位置決めしてサンドイッチ構造に形成され、
    前記被覆体により前記振動吸収・圧力分散層及び前記緩衝層を覆って一体成形することを特徴とする振動吸収・圧力分散クッションアセンブリ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015058347A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 富聲國際股▲ふん▼有限公司 固体ゲルクッション
WO2023153710A1 (ko) * 2022-02-08 2023-08-17 (주)메드사피엔스 지압과 체압분산을 위한 탄성 구조체

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