JP2012080735A - 電気自動車のトルク制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータコントロールユニット8の目標トルク演算手段8aは、シフトレンジとアクセル踏込量と車速を基に演算したトルク値の目標トルク信号Taを出力する。トルク指示手段8bは、走行レンジから停止レンジにシフトされたら、目標トルク信号Taから、時間の経過とともに漸減させていくトルク値となっている指示トルク信号Tdを出力し、指示トルク信号Tdのトルク値が予め決めた判定トルク値未満となったら、それ以降は指示トルク信号Tdのトルク値を0とする。インバータユニット6は、指示トルク信号Tdの値に応じて、駆動モータ2に送る電力を制御する。
【選択図】図1
Description
このようにトランスミッションを備えていない電気自動車であっても、車室内には、シフトレバーが設けられている。シフトポジション(シフトレンジ)としては、P(パーキング:駐車)レンジ,R(リバース:後退)レンジ,N(ニュートラル:中立)レンジ,D(ドライブ:走行)レンジ,L(ロー:低速)レンジが設けられている。
すなわち、クラッチ機構やトランスミッション(変速機構)を備えていない電気自動車では、駆動モータの出力トルクが瞬断された際に、最終減速ギヤ等に付与されていたトルクが瞬時に解放されるため、この反動によって、駆動モータの出力軸が逆回転方向に押し戻され(駆動モータの出力軸が振動され)、車体振動が発生する場合があった。
具体的には、シフトレンジが走行レンジから停止レンジに切り替えられると、指示トルク信号のトルク値を瞬時に0に切り替えるのではなく、停止レンジに切り替わる直前の指示トルク信号のトルク値を予め設定された減少関数に基づいて設定時間内に徐々に0にまで下げることで、車体振動を抑制するようにしている。
よって、指示トルク信号のトルク値を0にすると、駆動モータの出力トルクが0になる。
算出するトルク値に基づいて駆動モータの出力トルクを制御する電気自動車のトルク制御装置において、
シフトレンジが走行レンジから非シフトレンジにシフト変更されたと判定したら、前記算出するトルク値の絶対値を時間の経過とともに漸減させ、前記トルク値が0に達する前であって、前記シフト変更時点から所定時間が経過したら、前記算出するトルク値を0とすることを特徴とする。
前記所定時間とは、前記トルク値の絶対値が予め決めた判定トルク値に達するまでの時間であることを特徴とする。
また、指示トルク信号のトルク値が判定トルク値未満となるか、または、走行レンジから停止レンジにシフトされた時点から判定時間が経過した場合には、それ以降の時間では、指示トルク信号のトルク値を0にしているため、単にトルク値を漸減させる場合に比べて指示トルク信号のトルク値が早めに0となり、安全性を確保することができる。
このとき、モータコントロールユニット8から送出される指示トルク信号Tdに応じて、インバータユニット6の動作が制御され、インバータユニット6から駆動モータ2に供給される周波数,電圧,電流が制御され、駆動モータ2の出力トルク値が、指示トルク信号Tdで示すトルク値となる。
アクセルセンサ10は、アクセル踏込量を示すアクセル信号S2を出力する。
車速センサ11は、モータ回転数を基に求めた車速を示す車速信号S3を出力する。
具体的には、次のような演算処理をして、目標トルク信号Taを出力する。
(1)シフトレンジ信号S1により、シフトレンジがNレンジ、または、Pレンジであることを判定したら、トルク値を0とした目標トルク信号Taを出力する。
(2)シフトレンジ信号S1により、シフトレンジがDレンジ、または、Lレンジであることを判定したら、アクセル信号S2で示すアクセル踏込量と、車速信号S3で示す車速をパラメータとするマップを基にマップ演算をして、このマップ演算により求めた正のトルク値となっている目標トルク信号Taを出力する。
(3)シフトレンジ信号S1により、シフトレンジがRレンジであることを判定したら、アクセル信号S2で示すアクセル踏込量と、車速信号S3で示す車速をパラメータとするマップを基にマップ演算をして、このマップ演算により求めた負のトルク値となっている目標トルク信号Taを出力する。
判定トルク値Tjは、シフトレンジが走行レンジになっているときに目標トルク演算手段8aにより求められた目標トルク信号Taのトルク値の絶対値よりも、小さくなっている。
判定時間tjは、走行レンジから停止レンジにシフトされた際に、安全性を確保する観点から決めた時間である。つまり、走行レンジから停止レンジにシフトされた時点から、駆動モータの出力トルクを0にするまでの時点までの最大時間は、安全性を確保するために限定されており、判定時間tjは前記の最大時間よりも短い時間として設定している。
具体的には次のように、指示トルク信号Tdを出力する。
つまり、走行レンジから停止レンジにシフトされた時点における目標トルク信号Taのトルク値の絶対値を、シフト時点から時間の経過とともに漸減させていく。
このように、走行レンジから停止レンジにシフトされた時点から、時間の経過とともに漸減していくトルク値を、指示トルク信号Tdのトルク値として、指示トルク信号Tdを出力する(図2,図3参照)。
(a)指示トルク信号Tdのトルク値が、判定トルク値Tj未満となったこと。
(b)走行レンジから停止レンジにシフトされた時点から、判定時間tjが経過したこと。
・指示トルク信号Tdのトルク値が判定トルク値Tj未満となったら、それ以降は指示トルク信号Tdのトルク値を0とし(図2参照)、
・走行レンジから停止レンジにシフトされた時点から判定時間tjが経過したら、それ以降は指示トルク信号Tdのトルク値を0とする(図3参照)。
しかも、指示トルク信号Tdのトルク値が判定トルク値Tj未満となるか、または、走行レンジから停止レンジにシフトされた時点から判定時間tjが経過した場合には、それ以降の時間では、トルク値を0にしているため、単にトルク値を漸減させる場合に比べて指示トルク信号Tdのトルク値が早めに0となり、安全性を確保することができる。
2 駆動モータ
2a 出力軸
3 トランスアクスル
4 駆動軸
5 駆動輪
6 インバータユニット
7 バッテリ
8 モータコントロールユニット
8a 目標トルク演算手段
8b トルク指示手段
9 シフトレンジセンサ
10 アクセルセンサ
11 車速センサ
Td 指示トルク信号
Ta 目標トルク信号
Tj 判定トルク値
tj 判定時間
S1 シフトレンジ信号
S2 アクセル信号
S3 車速信号
Claims (2)
- 算出するトルク値に基づいて駆動モータの出力トルクを制御する電気自動車のトルク制御装置において、
シフトレンジが走行レンジから非シフトレンジにシフト変更されたと判定したら、前記算出するトルク値の絶対値を時間の経過とともに漸減させ、前記トルク値が0に達する前であって、前記シフト変更時点から所定時間が経過したら、前記算出するトルク値を0とする、
ことを特徴とする電気自動車のトルク制御装置。 - 前記所定時間とは、
前記トルク値の絶対値が予め決めた判定トルク値に達するまでの時間である
ことを特徴とする請求項1に記載の電気自動車のトルク制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010226199A JP2012080735A (ja) | 2010-10-06 | 2010-10-06 | 電気自動車のトルク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010226199A JP2012080735A (ja) | 2010-10-06 | 2010-10-06 | 電気自動車のトルク制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012080735A true JP2012080735A (ja) | 2012-04-19 |
Family
ID=46240316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010226199A Pending JP2012080735A (ja) | 2010-10-06 | 2010-10-06 | 電気自動車のトルク制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012080735A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6194830A (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-13 | Fujitsu Ltd | 自動変速制御方式 |
JPH0698419A (ja) * | 1992-09-14 | 1994-04-08 | Aisin Aw Co Ltd | 電動車両 |
JPH09191507A (ja) * | 1996-01-11 | 1997-07-22 | Honda Motor Co Ltd | 電動車両の制御装置 |
JP2002152910A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-24 | Daihatsu Motor Co Ltd | ハイブリッド車両の走行駆動制御装置 |
JP2008223857A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Honda Motor Co Ltd | 車両用動力伝達装置 |
-
2010
- 2010-10-06 JP JP2010226199A patent/JP2012080735A/ja active Pending
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