JP2012080720A - 絶縁成形体とこれを用いたケーブル接続部 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブッシングに接合する際に、より簡易な構成で、接合部分の空気抜きを行いつつ確実に接合すること。
【解決手段】絶縁成形体100は、ブッシングのフランジ面36に弾性変形して当接する開口端面102を有する。開口端面102は、外径から内径にいくにしたがって漸次当接方向に突出するように傾斜している。絶縁成形体100をブッシングに接合する際に、絶縁成形体100の開口端面102は、ブッシングのフランジ面36との界面の空気を外に押し出しつつ密着する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電力ケーブルと電気機器及び電力ケーブル相互の電気的接続に用いられる絶縁成形体およびこれを用いたケーブル接続部に関する。
従来において、ガス絶縁開閉装置(Gas Insulated Switchgear)のような密閉型の高電圧機器と電力ケーブル同士、あるいは電力ケーブル同士の接続部は、例えば、特許文献1に示すように、互いに嵌合する雄型のブッシングと雌型の絶縁筒(絶縁成形体)とを用いている。
特許文献1では、ブッシングを絶縁筒に挿入して嵌合することによって、ブッシング内の端子と、絶縁筒内の電力ケーブルとを接続している。
このように構成される接続部では、ブッシングと絶縁筒を嵌合する際に、ブッシングと絶縁筒とを密着させて、十分な電気的絶縁耐力を確保する必要がある。
このため、特許文献1では、絶縁筒において、ブッシングとの嵌合部分に溝を設けるとともに、この溝に合致する凸部をブッシングの外表面に設けている。これにより、絶縁筒とブッシングとを嵌合する際には、嵌合部分の残留空気を抜きつつ接合する。
特開平11−122795号公報
ところで、上記構成では、絶縁筒とブッシングとを、嵌合部分の空気を抜きつつ嵌合させるため、絶縁筒に溝を設けるとともにブッシングに凸部を設ける必要がある。これに対して、更に、より簡易な構成で、両者の嵌合部分(接合部分)の空気を抜きつつ、確実に接合させたいという要望があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ブッシングに接合する際に、より簡易な構成で、接合部分の空気抜きを行いつつ確実に接合できる絶縁成形体およびこれを用いたケーブル接続部を提供することを目的とする。
本発明の絶縁成形体の一つの態様は、導体が埋設された硬質の絶縁体を備えるブッシングに接合されるゴム製の絶縁成形体であって、前記ブッシングに接合した際に前記ブッシングに当接する開口端面を一方の端面に有し、前記開口端面の中心には前記ブッシングに接続するための開口部を備え、前記開口端面は、外径から内径にいくにしたがって漸次当接方向に突出するように傾斜している構成を採る。
本発明のケーブル接続部の一つの態様は、上記構成の絶縁成形体と、導体が埋設された硬質の絶縁体を備えるブッシングと、前記絶縁成形体に嵌挿され、且つ、前記ブッシングに埋設される導体に接続される電力ケーブルと、固定ボルトを介して前記絶縁成形体の前記開口端面を前記ブッシングに押し付けて固定する固定金具と、を備える構成を採る。
本発明によれば、ブッシングに接合する際に、より簡易な構成で、接合部分内の空気抜きを行いつつ確実に接合できる。
本発明の一実施の形態に係る絶縁成形体の構成を示す断面図 本発明の他の実施の形態に係る絶縁成形体の構成を示す断面図 本発明の絶縁成形体を適用したケーブル接続部の一部断面図 同絶縁成形体の取り付け過程を示す図 同絶縁成形体の取り付け過程を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示す本発明に係る絶縁成形体100は、ケーブル接続部で用いられるゴム製の絶縁筒であり、絶縁ゴムから成る円筒状の絶縁筒本体110と、半導電ゴムから成る内部半導電層120及び一対のストレスコーン130、140とを備える。
絶縁筒本体110の外周には、半導電塗料の塗布層から成る半導電層150が設けられている。なお、半導電層150は、例えば、塗膜抵抗値13Ω程度の1成分カーボン系導電性シリコーンコーティング材等の半導電塗料が使用される。図1では半導電層150は、絶縁成形体100の両端のストレスコーン130、140に跨って形成されている。
内部半導電層120は、筒状であり、絶縁筒本体110の中央部内周に絶縁筒本体110と一体的に設けられ、かつそれ自身の内周面が露出している。なお、内部半導電層120の両端部には電界緩和のためのR部121、122が設けられている。
一対のストレスコーン130、140は、半導電ゴムから成り、絶縁筒本体110の両端部に絶縁筒本体110と一体的に設けられている。
ストレスコーン130、140は、円筒状の半導電性円筒部131、141と、半導電性円筒部131、141の内側(絶縁筒本体110の端部と対向する側)に半導電性円筒部131、141と同心状に連設される電界緩和部132、142と、を備えている。
半導電性円筒部131、141は、それぞれ絶縁筒本体110の外径より若干大きい外径を有する。電界緩和部132、142は、半導電性円筒部131、141の内周面から絶縁筒本体110の中央部外周に向かってラッパ状に拡径するテーパ内周面を有する。
絶縁成形体100は、図1に示す絶縁筒として、両端において開口端面102、103を有する。開口端面は、ブッシングに接合する側の開口端面102と、ケーブルが挿入される側の端面103からなる。ここで、ブッシングは、導体が埋設されたエポキシ樹脂等の硬質の絶縁体で構成される。絶縁成形体100は、ブッシングに接合される。図1の実施の形態では、絶縁成形体100の開口端面102、103は、ストレスコーン130、140における端面に形成されている。
開口端面102は、ここでは、ストレスコーン140における半導電性円筒部131より構成されている。開口端面102は、外径から内径にいくにしたがって漸次当接方向(開口端面102の中心に形成された開口部の開口方向)に突出するように傾斜している。
開口端面102は、絶縁成形体100をブッシングの凸状部(「ブッシング凸状部」)31(図3参照)と接合した際に、ブッシングのフランジ面36(図3参照)に弾性変形して当接する当接面である。
ここでは、開口端面102は、絶縁成形体100としての形状を確保できるとともに、ブッシング凸状部31(図3参照)に接合した際に、弾性変形して当接して密着できる硬度とすることが好ましい。絶縁成形体100における開口端面102は、JIS−A硬度35〜70とすることが好ましい。図1では、開口端面102はストレスコーン140により構成されているため、ストレスコーン140を形成するゴムの硬度をJIS−A硬度35〜70とすることが好ましい。JIS−A硬度35未満であると、絶縁成型体100を形成するゴムが柔らかいため、ブッシングに接合後、絶縁成型体100としての形状を確保できなくなるおそれがあるからである。また、JIS−A硬度が70より大きい場合は、絶縁成型体100を形成するゴムが硬いため、ブッシングに絶縁成型体100を押し付けても変形しないおそれがあるからである。
また、当接面となる開口端面102は、絶縁成形体100の軸Cと直交する仮想面Aから約1°〜2°の角度で傾斜とすることが好ましい。
また、絶縁成形体100の外周において、ブッシングに接合する側の端面の近傍(開口端面102の近傍)には、絶縁成形体100を固定するための段差部143が形成されている。図1では、絶縁成形体100の固定のための段差部143は、ストレスコーン140の外周に形成されており、段差部143の小径側は絶縁筒本体110と同一の外径で形成されている。なお、図1の絶縁筒としての絶縁成形体100のケーブルが挿入される側の端面の近傍(開口端面103の近傍)は、ストレスコーン130で形成され、その外周において、後述する半導電ゴムカバー62(図3参照)を固定するための段差部133が形成されており、段差部の小径側は絶縁筒本体110と同一の外径で形成されている。
絶縁成形体100の内部には、絶縁成形体100の被装着部材(例えばブッシングと電力ケーブルとの接続部)の外面形状と対応する挿入部160、170、180が形成されている。
絶縁成形体100は、同心状にかつ相互に連通するように設けられた小径の円形の挿入部(以下「小径挿入部」という。)160、テーパ形状の挿入部(以下「テーパ状挿入部」という。)170および円形の挿入部(以下「導体挿入部」という。)180を備える。
小径挿入部160は、絶縁筒本体110のケーブルが挿入される端部側(図1では右側)に、ケーブルが挿入される側の内部半導電層120の端部及びストレスコーン130とともに、内部に設けられ、接続部材としてのケーブルの絶縁体(後述するケーブル絶縁体42)の外面形状(円形)と対応するような断面円形状である。
テーパ状挿入部170は、絶縁筒本体110のブッシングに接合する端部側(図1では左側)に、ブッシングに接合する側の内部半導電層120の端部及びストレスコーン140とともに、内部に設けられている。このテーパ状挿入部170は、ブッシング凸状部31の外面形状(テーパ形状)と対応する形状に形成されている。
導体挿入部180は、絶縁筒本体110の中央部内周に絶縁筒本体110と一体的に設けられた内部半導電層120の内周に設けられ、ブッシング凸状部31に埋設された導体とケーブルの導体(後述するケーブル導体41)との接続部の外面形状(円形)と対応するような円形に形成されている。
このように構成された絶縁成形体100は、ケーブル接続部に用いられてブッシング凸状部31(図3参照)に接合された際に、絶縁成形体100の内部に配置されたケーブル導体41が、ブッシング凸状部31に埋設されたブッシング側導体(不図示)と接続する。
(変形例)
絶縁成形体の変形例としての絶縁栓を説明する。
図2は、本発明の絶縁成形体を適用した変形例としての絶縁栓の一部断面図を示す。
なお、同図において、本発明における絶縁成形体200は、ゴムから成る絶縁成形体200の開口端面202と反対側の端面を蓋部211で閉塞してカップ状に形成されており、ここでは、ケーブル接続部に用いられる絶縁栓として示している。なお、蓋部211で閉塞した側(図2では左側)を基端側とし、その逆側であるブッシングに接合する側(図2では右側)を先端側と称する。
絶縁成形体200は、絶縁ゴムから成るカップ状の絶縁栓本体210と、半導電ゴムから成るカップ状の内部半導電層220と、円筒状のストレスコーン230とを有する。
絶縁栓本体210の外面には、半導電塗料の塗布層から成る半導電層250が設けられている。なお、半導電層250は、例えば、塗膜抵抗値13Ω程度の1成分カーボン系導電性シリコーンコーティング材等の半導電塗料が使用される。
内部半導電層220は、絶縁栓本体210において蓋部211に閉塞された部分の内周に絶縁栓本体210と一体的に設けられたカップ状をなしている。内部半導電層220は、それ自身の内周面が露出する。内部半導電層220の端部には電界緩和のためのR部221が設けられている。
ストレスコーン230は、絶縁栓本体210のブッシングに接合する端面側に、絶縁栓本体210と一体的に設けられている。
ストレスコーン230は、半導電性円筒部231と、半導電性円筒部231の内側(内部半導電層220と対向する側)に半導電性円筒部231と同心状に連設される電界緩和部232とを備える。
半導電性円筒部231は、絶縁栓本体210の円筒状部の外径より若干大きい外径を有する円筒状に形成されている。
電界緩和部232は、半導電性円筒部231の内周面から絶縁栓本体210の円筒状部の閉鎖部側外周に向かってラッパ状に拡径するテーパ内周面を有する。
絶縁成形体200は、図2の絶縁栓ではブッシングに接合する側で開口する開口端面202を構成している。ここで、ブッシングは、エポキシ樹脂等の硬質の絶縁体で構成される。図2の実施の形態では、絶縁成形体200の開口端面202は、ストレスコーン230における端面に形成されている。
詳細には、開口端面202は、ここでは、ストレスコーン230における半導電性円筒部231より構成されている。開口端面202は、外径から内径にいくにしたがって漸次当接方向(開口端面202の中心に形成された開口部の開口方向に相当)に突出するように傾斜している。
開口端面202は、絶縁成形体200がブッシングの凸状部(「ブッシング凸状部」)32(図3参照)と接合した際に、ブッシングのフランジ面37(図3参照)に弾性変形して当接する当接面である。すなわち、当接面はブッシング凸状部31に接合するための開口部を有する。
ここでは、開口端面202は、絶縁成形体200としての形状を確保できるとともに、ブッシング凸状部32(図3参照)に接合した際に、弾性変形して当接して密着できる硬度とすることが好ましい。絶縁成形体200における開口端面202は、JIS−A硬度35〜70とすることが好ましい。図2では、開口端面202はストレスコーン230により構成されているため、ストレスコーン230を形成するゴムの硬度をJIS−A硬度35〜70とすることが好ましい。これは、図1の絶縁筒(絶縁成形体100)の場合と同じ理由によるため、詳細な説明を省略する。
また、当接面となる開口端面202は、絶縁成形体200の軸C1と直交する仮想面Bから約1°〜2°の角度で傾斜とすることが好ましい。
また、絶縁成形体200の外周において、ブッシングに接合する側の端面の近傍(開口端面202の近傍)には、絶縁成形体200を固定するための段差部233が形成されている。図2では、ストレスコーン230の外周において、絶縁成形体200の固定のための段差部233が形成されており、段差部233の小径側は絶縁栓本体210と同一の外径で形成されている。
絶縁成形体200の内部には、絶縁成形体200の被装着部材(ブッシング)の外面形状と対応した挿入部(テーパ形状の挿入部260)が形成されている。
絶縁成形体200は、同心状にかつ相互に連通するように設けられているテーパ形状の挿入部(以下「テーパ状挿入部」という。)260と、円形の挿入部(以下「導体挿入部」という。)270とを有する。
テーパ挿入部260は、絶縁栓本体210のブッシングに接合する端部側(図2では右側)に、ブッシングに接合する側の内部半導電層220の端部およびストレスコーン230とともに、内部に設けられ、ブッシング凸状部32(図3参照)の外面形状(テーパ形状)と対応するテーパ形状をなしている。
導体挿入部270は、絶縁栓本体210の蓋部211側に絶縁栓本体210と一体的に設けられた内部半導電層120の内周に設けられ、ブッシング凸状部32に埋設された導体の外面形状(円形)と対応した形状をなしている。
なお、絶縁筒本体110および絶縁栓本体210を構成する絶縁ゴム並びに内部半導電層120、220や各ストレスコーン130、140、230を構成する半導電ゴムとしては、ここではシリコーンゴムが使用される。また、内部半導電層120、220としての半導電シリコーンゴムおよび各ストレスコーン130、140、230としての半導電シリコーンゴムとしては、例えば、体積抵抗率が1.5×10Ω・cmのものが使用される。内部半導電層120、220や各ストレスコーン130、140、230および各半導電層150、250を形成する半導電の体積抵抗率は、ケーブル接続部の遮蔽としての機能を果たせばよいため、限定されない。
(使用例)
図3は、絶縁筒として用いた絶縁成形体100および絶縁栓として用いた絶縁成形体200を適用したケーブル接続部の一部断面図を示している。なお、同図において、図1及び図2と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図3に示すケーブル接続部300では、電気機器を収容する機器ケース(図示省略)内に設けられたブッシングにおける一対のブッシング凸状部31、32に連設する各フランジ面36、37に、絶縁成形体100と絶縁成形体200とが固定用ボルト64、65及び固定金具66、67を介して接合されている。
ブッシングの一方には、ブッシング凸状部31の突出方向と直交するフランジ面36が、ブッシング凸状部31の外周に連設して形成されている。また、ブッシングの他方には、ブッシング凸状部32の突出方向と直交するフランジ面37が、ブッシング凸状部32の外周に連設して形成されている。
具体的には、ブッシングの一方のブッシング凸状部31(図中右側)には接続部材としての電力ケーブル40が接続されている。この接続部分の外周に絶縁筒としての絶縁成形体100が装着されている。
また、ブッシングの他方のブッシング凸状部32(図中左側)には絶縁栓としての絶縁成形体200が装着されている。
ブッシング凸状部32に埋設された導体34では、一方の端部がブッシング凸状部32から突出している。絶縁成形体200をブッシングに接合した後は、導体挿入部270内で、導体34は内部半導電層220に当接している。
図3に示す電力ケーブル40は、ここでは、例えば、22kV級単心600mmの架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CVケーブル)が使用されている。電力ケーブル40は、先端側からケーブル導体41、ケーブル絶縁体42、ケーブル外部半導電層43が露出するように段剥ぎされている。ケーブル外部半導電層43はモールドにより形成した場合も含む。
このような構成の電力ケーブル40のケーブル導体41に圧縮された端子(不図示)と一方のブッシング凸状部31に埋設された導体(不図示)とは、例えばカップリング導体52で接続されている。なお、カップリング導体52は、絶縁成形体100の内部半導電層内面(導体挿入部)180の径と略同一外径を有する半円筒状の一対の導体接続部材を備える。カップリング導体52は、接続すべき一対の対向する導体(「ブッシング凸状部31に埋設され一方の端部がブッシング凸状部31から突出した導体(不図示)」および「ケーブル導体41に圧縮された端子(不図示)」)の端部どうしを挟んで結合した状態でボルトにより固定できるように構成されている。
このようなケーブル接続部300においては、絶縁成形体100が予め電力ケーブル40に嵌挿されており、導体接続後、絶縁成形体100をブッシング凸状部31側にスライドさせて引き戻す。これにより、絶縁筒本体110のテーパ状挿入部170がブッシング凸状部31の外面に所定の面圧を有して装着される。また、導体挿入部180が、カップリング導体52の外面に所定の面圧を有して装着される。さらに、小径挿入部160が電力ケーブル40の外部半導電層43に所定の面圧を有して装着される。
また、絶縁成形体100は、固定金具66及び固定用ボルト64を介してブッシングに固定されている。
固定金具66は中心に貫通孔を有する平板状部材であり、ブッシングに接合する端部とは反対側の端部に係止部66aを有する。固定金具66は、係止部66aで絶縁成形体100の段差部143に係止している。ここでは、係止部66aの内径は、貫通孔のブッシングに接合する側の径より小径で形成されている。固定用ボルト64を締め付けることによって、固定金具66は、段差部143を介して、絶縁成形体100の開口端面102を、ブッシングのフランジ面36に押し付けている。開口端面102は、絶縁成形体100をブッシングに接合する前は外径から内径にいくにしたがって漸次当接方向に突出するように傾斜しているため、ブッシングに接合した後は変形した状態でフランジ面36に密着している。これにより、図3では、絶縁成形体100のストレスコーン140がブッシングの遮蔽層35に接触する。
また、絶縁栓としての絶縁成形体200をブッシング凸状部32に装着することで、絶縁栓本体210のテーパ状挿入部260がブッシング凸状部32の外表面に所定の面圧を有して被着される。また、導体挿入部270がブッシング凸状部32に埋設された導体34の外面に、所定の面圧を有して被着される。
さらに、絶縁成形体200における開口端面(当接面)202は、固定金具67及び固定用ボルト65を介して、ブッシングに固定されている。
固定金具67は中心に貫通孔を有する平板状部材であり、ブッシングに接合する端部とは反対側の端部に係止部67aを有する。固定金具67は、係止部67aで絶縁成形体200の段差部233に係止している。ここでは、係止部67aの内径は、貫通孔のブッシングに接合する側の径より小径で形成されている。固定用ボルト65を締め付けることによって、固定金具67は、段差部233を介して、絶縁成形体200の開口端面202をブッシングのフランジ面37に押し付けている。開口端面202は、絶縁成形体200をブッシングに接合する前は外径から内径にいくにしたがって漸次当接方向に突出するように傾斜しているため、ブッシングに接合した後は変形した状態でフランジ面37に密着している。これにより、図3では、絶縁成形体200のストレスコーン230がブッシングの遮蔽層35に接触する。なお、図中、半導電ゴムカバー62、接地座付き締付バンド63、固定用ボルト64、65、固定金具66、67、ブッシングの遮蔽層35、半導電層150、250およびストレスコーン130、140、230はいずれも接地電位とされている。
絶縁筒としての絶縁成形体100をブッシング凸状部31に取り付ける場合について説明する。図4及び図5は絶縁成形体100の取り付ける過程を示す図である。
まず、絶縁成形体100を予め電力ケーブル40に嵌挿させておく。電力ケーブル40のケーブル導体41に圧縮された端子(不図示)とブッシング凸状部31に埋設された導体(不図示)とは例えばカップリング導体52で接続する。これによりブッシング側の導体とケーブル導体との接続が完了する。
そして、図4に示すように、絶縁成形体100をブッシングへの当接方向、つまり、フランジ面36側にスライドしていく。
そして、絶縁成形体100がブッシング凸状部31の外周に嵌合するように、且つ、当接方向と直交するブッシングのフランジ面36に開口端面102側から当接するように、絶縁成形体100を当接方向へ押し付けるようにスライドさせる。
このとき、図5に示すように、絶縁成形体100の開口端面102は、外径から内径にいくにしたがって漸次当接方向に突出するように傾斜している構成を備えるため、絶縁成形体100を当接方向へ押し付ける力により、フランジ面36に、内径側から外径側にいくにしたがって円周状に漸次当接していく。
そして、絶縁成形体100の段差部143に固定金具66の係止部66aを係止させ、固定金具66を開口端面102側の端部の外周に係合させて固定用ボルト64をブッシングのフランジ面36に締結する。これにより、絶縁成形体100がブッシングに確実に接合される。
なお、固定金具66に取り付ける固定用ボルト64をブッシングのフランジ面36に締め付けていくに従い、絶縁成形体100は固定金具66とともに当接方向に移動する。固定用ボルト64を完全に締め付けると、固定金具66は、段差部143を介して絶縁成形体100をブッシングのフランジ面36に押し付ける。これにより、開口端面102は、固定金具66及び固定用ボルト64を介して、ブッシングのフランジ面36に、弾性変形して密着した状態で図3のように固定され、ブッシングと絶縁成形体100が接合される。
これにより、絶縁成形体100の開口端面102とブッシングのフランジ面36は、その界面の空気を外に(矢印方向に)押し出しつつ、つまり、界面の空気を外部に抜きつつ、密着していく。このように絶縁成形体100をブッシングに接合する際に開口端面102とフランジ面36との界面における残留空気を減少させて、界面状態を安定させることができる。
なお、開口端面とフランジ面とが互いに平行な平面同士である従来の構成では、絶縁筒をブッシングに接合する際に、絶縁筒の開口端面とブッシングのフランジ面との界面に空気が巻き込まれ、絶縁筒の内径近傍、すなわち絶縁筒本体とブッシングの絶縁同士の界面や、電界が高くなるストレスコーンの立ち上がり部近傍などの電気特性に影響するような部分に残留するおそれがある。この場合、絶縁筒をブッシングに接合後、電気特性に影響のない程度に、残留した空気を消滅させるために、ケーブル接続部として多くの放置時間を必要とする。本実施の形態では、絶縁成形体100の開口端面102は、外径から内径にいくにしたがって漸次当接方向に突出するように傾斜している構成である。このため、絶縁成形体100をブッシングに接合する際に、絶縁筒の開口端面とブッシングのフランジ面との界面に空気が巻き込まれにくく、ひいては絶縁筒本体110とブッシング(ブッシング凸状部31)との絶縁同士の界面や、電界が高くなるストレスコーン140の立ち上がり部近傍などの電気特性に影響するような部分に電気特性に影響するような空気が残留するおそれがない。よって、絶縁成形体100をブッシングに接合後のケーブル接続部としての放置時間を大幅に短縮できる。
ここで、絶縁栓としての絶縁成形体200のブッシング凸状部32に対する取り付けは、絶縁成形体100のブッシング凸状部31に対する取り付けと同様である。
すなわち、図3に示す絶縁成形体200は、ブッシング凸状部32に被さる。
このとき、絶縁成形体200をブッシングへの当接方向、つまり、フランジ面37側に押し付ける。
これにより絶縁成形体200の開口端面202は、外径から内径にいくにしたがって漸次当接方向に突出するように傾斜している構成を備えるため、絶縁成形体200を当接方向へ押し付ける力により、フランジ面37に、内径側から外径側にいくにしたがって円周状に漸次当接していく。
そして、絶縁成形体200の段差部233に固定金具67の係止部67aを係止させ、固定金具67を開口端面202側の端部の外周に係合させて固定用ボルト65をブッシングのフランジ面37に締結することによって、絶縁成形体200がブッシングに確実に接合される。
なお、固定金具67に取り付ける固定用ボルト65をブッシングのフランジ面37に締め付けていくに従い、絶縁成形体200は、固定金具67とともに当接方向に移動する。固定用ボルト65を完全に締め付けると、固定金具67は、段差部233を介して絶縁成形体200をブッシングのフランジ面37に押し付ける。これにより、開口端面202は、固定金具67及び固定用ボルト65を介して、ブッシングのフランジ面37に、弾性変形して密着した状態で図3のように固定され、ブッシングと絶縁成形体200が接合される。
これにより、絶縁成形体200の開口端面202とブッシングのフランジ面37は、その界面の空気を外に(図5の矢印方向に)押し出しつつ密着する。
このように絶縁成形体200をブッシングに接合する際に開口端面202とフランジ面37との界面における残留空気を減少させて、界面状態を安定させることができる。なお、開口端面とフランジ面とが互いに平行な平面同士である従来の構成では、絶縁栓をブッシングに接合する際に、絶縁栓の開口端面とブッシングのフランジ面との界面に空気が巻き込まれ、絶縁栓の内径近傍、すなわち絶縁栓本体とブッシングの絶縁同士の界面や、電界が高くなるストレスコーンの立ち上がり部近傍などの電気特性に影響するような部分に残留するおそれがある。この場合、絶縁栓をブッシングに接合後、電気特性に影響のない程度に、残留した空気を消滅させるために、多くの放置時間を必要とする。本実施の形態では、絶縁成形体200の開口端面202は、外径から内径にいくにしたがって漸次当接方向に突出するように傾斜している構成である。このため、絶縁成形体200をブッシングに接合する際に、絶縁栓の開口端面とブッシングのフランジ面との界面に空気が巻き込まれにくく、ひいては絶縁栓本体210とブッシング(ブッシング凸状部32)との絶縁同士の界面や、電界が高くなるストレスコーン230の立ち上がり部近傍などの電気特性に影響するような部分に電気特性に影響するような空気が残留するおそれがない。これにより絶縁成形体200をブッシングに接合後の放置時間を大幅に短縮できる。
上記実施の形態においては、図面に示した特定の実施の形態をもって本発明を説明しているが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、次のように構成してもよい。
本実施の形態における絶縁成形体100を、ゴムブロックジョイント等の電力ケーブルの接続部において用いられる筒状のゴム製品全般に適用してもよい。
また、絶縁成形体100、200は、シリコーンゴム製に限定されず、例えばエチレンプロピレンゴム等を適用してもよい。また、絶縁成形体100、200は、絶縁筒本体110や絶縁栓本体210の端部に半導電性のストレスコーン130、140、230を一体的に設けたものに限定されない。
また、絶縁成形体100、200の半導電層150、250は、半導電塗料の塗布層に限定されず、半導電ゴムで形成したものでもよい。
また、絶縁成形体100、200のテーパ状挿入部170、260は、一端部から他端部に向かって緩やかに縮径するテーパ状のものに限定されず、ストレートタイプの挿入部でもよい。
本実施の形態では、電気機器(スイッチギヤ)と接続部材(電力ケーブル)との接続部について説明しているが、本発明はこれに限定されず、例えば、電力ケーブル同士の直線接続部、電力ケーブルの終端接続部若しくは盤間母線に使用してもよい。
接続部材はCVケーブルに限定されず、例えば銅棒や銅パイプの外周にエポキシ樹脂を設けた絶縁母線を使用してもよい。
また、本実施の形態に係る絶縁成形体は、直線状のものとして説明しているが、これに限らず、例えばT形、L形の形状でもよい。
本発明に係る絶縁成形体は、ブッシングに接合する際に、より簡易な構成で、接合部分内の空気抜きを行いつつ確実に接合できる効果を有し、電力ケーブルのケーブル接続部に用いられるものとして有用である。
31、32 ブッシング凸状部
34 導体
36、37 フランジ面
41 ケーブル導体
40 電力ケーブル
64、65 固定用ボルト
66、67 固定金具
100、200 絶縁成形体
102、202 開口端面
110 絶縁筒本体
120、220 内部半導電層
130、140、230 ストレスコーン
131、141、231 半導電性円筒部
133、143、233 段差部
150、250 半導電層
210 絶縁栓本体
211 蓋部
300 ケーブル接続部

Claims (6)

  1. 導体が埋設された硬質の絶縁体を備えるブッシングに接合されるゴム製の絶縁成形体であって、
    前記ブッシングに接合した際に前記ブッシングに当接する開口端面を一方の端面に有し、
    前記開口端面の中心には前記ブッシングに接続するための開口部を備え、
    前記開口端面は、外径から内径にいくにしたがって漸次当接方向に突出するように傾斜している、
    絶縁成形体。
  2. 前記開口端面の近傍には、固定金具を係止するための段差部を備える、
    請求項1記載の絶縁成形体。
  3. 前記開口端面を形成するゴムは、JIS−A硬度が35〜70である、
    請求項1又は請求項2記載の絶縁成形体。
  4. 円筒状の絶縁筒本体と、
    前記絶縁筒本体の内周に設けられる筒状の内部半導電層と、
    前記絶縁筒本体の外周に設けられる半導電層と、
    を備える、
    請求項1乃至請求項3いずれか一項に記載の絶縁成形体。
  5. 前記開口端面と反対側の端面に蓋部を有する絶縁栓本体と、
    前記絶縁栓本体の内周に設けられる内部半導電層と、
    前記絶縁栓本体の外周に設けられる半導電層と、
    を備える、
    請求項1乃至請求項3いずれか一項に記載の絶縁成形体。
  6. 請求項1乃至請求項5いずれか一項に記載の絶縁成形体と、
    導体が埋設された硬質の絶縁体を備えるブッシングと、
    前記絶縁成形体に嵌挿され、且つ、前記ブッシングに埋設される導体に接続される電力ケーブルと、
    固定ボルトを介して前記絶縁成形体の前記開口端面を前記ブッシングに押し付けて固定する固定金具と、
    を備える、
    ケーブル接続部。
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