JP2012079039A - 三次元cadプログラム、装置および三次元cadの処理方法 - Google Patents

三次元cadプログラム、装置および三次元cadの処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】三次元CADの剛体モデルから、部品の動作シミュレーションが可能な柔軟体モデルを算出する。
【解決手段】開示の三次元CADプログラムは、コンピュータに、線状の柔軟物を含む設計対象装置の三次元モデルの形状データを保持する手順、該形状データから該線状の柔軟物の断面を特定する手順、特定された該断面上の基準位置を決定する手順、該線状の柔軟物の該断面間を結ぶ曲面を構成するデータを特定する手順、特定された該曲面を構成するデータから、該断面間を結ぶ曲線を抽出する手順、特定された該線の法線方向を特定する手順、特定された該曲面の法線方向とは逆方向に、該断面の該基準位置間に合うように移動させることにより、該断面間を結ぶ経路を特定する手順、該断面の形状および基準位置と、該経路から、該線状の柔軟物の柔軟体モデルを特定する手順、を実行させる。
【選択図】図1

Description

以下に開示された実施形態は三次元CAD技術に関する。
三次元CADは、複数の部品を含む様々な製品の開発に使用される。三次元CAD(Computer Aided Design)は、コンピュータの演算により、仮想の三次元空間上に複数の部品の三次元の形状データからなる製品モデルを構築し、製品を設計する技術である。
三次元CADでは、物体を立体で表現する手法の一つであるソリッドモデル(剛体)により製品を表示する場合がある。ソリッドモデルは、製品に含まれる部品の形状を数学的に厳密に定義して、製品をモデル化するため、製品の静的な組立状態を正確に表現することができる。
製品の組み立て作業では、例えば作業員の手によって、部品は移動される。また製品が機械製品の場合、可動部がある場合がある。製品を問題なく組み立てることができること、あるいは、製品の可動部が正常に機能することを検証することは、設計時において行われることが望ましい。しかし、ソリッドモデルは、数学的に厳密に部品の形状を定義するため、部品の動作のような動的な状態を表現する場合、演算量が膨大になる。
そこで、三次元CADでは、デジタルモックアップ(以下、DMUとする。)などのシミュレーションソフトウェアがある。DMUは、コンピュータの演算により、仮想の三次元空間上に製品モデルを構築し、製品の機能や組立性、操作性などをシミュレートするシステムである。DMUは、例えば、製品モデルや作業員モデルの挙動、製品の組み立て作業やメンテナンス作業のシミュレーションを行うことができる。DMUはソリッドモデルによる表現と比較してシステムの操作性を大幅に高めることによって、部品の移動を伴う動的な検証を容易に行うことができる。DMUを使用することにより、試作品を作成しなければ分からなかったような不具合を、より早い段階で発見できるようになってきている。
製品は、部品の一部に、柔軟性があり変形可能な線状の柔軟物を含む場合がある。線状の柔軟物は、例えば糸、紐、綱、ケーブル、電線、電線やケーブルを加工したハーネスなどである。例えば、線状の柔軟物の一つであるハーネスの配線を決定するためには機械系の設計と電気系の設計の双方がある程度完了していることが必要であった。そのため、ハーネスの設計は後回しされていた。例えば、製品の試作品が出来上がってから、現物のハーネスを試作品に組み込んで長さを調節することが行われる。このため、ハーネスに関する不具合の発見は遅れてしまう場合があった。高密度に部品が実装された製品の場合、ハーネスを無理に曲げなくてはならない、取り付け作業性が悪い、ハーネスが他の部品やユニットに干渉するなど、様々な不具合によって大きな手戻りが発生する場合がある。そのため、製品の設計の比較的早い段階からハーネスの設計・検証を開始することが望ましい。
ハーネスを組み込まれた設計対象装置におけるハーネスの配置設計を支援する技術はある(例えば、特許文献1)。三次元CADにおいて、ハーネス設計を支援する機能を持つものはある(例えば、非特許文献1、非特許文献2)。ハーネスを検証する機能を有するDMUの技術はある(例えば、非特許文献3、非特許文献4)。
特許第4084800号
"I−DEAS Harness Design":シーメンスPLMソフトウェア http://www.ugs.jp/product/nx/harness.html "Pro/ENGINEER Piping and Cabling Extension":PTC http://www.ptc.com/products/proengineer/piping−and−cabling−extension "VPS/Harness":富士通 http://jp.fujitsu.com/solutions/plm/virtual/vps/harness.html "Landmark View ハーネスデザイナー":ランドマークテクノロジー http://www.landmark.jp/products/harness/harness1.html
ソリッドモデルで表現された製品のモデルでは組み立て時や可動部を移動した時のハーネスの動きを動的に検証することは、演算量が多くなるため、時間が掛かる。ソリッドモデルで表現されたハーネスの形状モデルをDMUにて検証する場合、ハーネスは剛体であるソリッドモデルとしてDMUに取り込まれる。このため、DMUに取り込まれたハーネスを線状の柔軟物として検証することはできなかった。したがって、設計者はDMU上でハーネスを改めて定義しており、製品設計の工数が増大する問題があった。
そこで、本発明は、三次元CADでソリッドモデル(剛体)として作成された線状の柔軟物の形状モデルから、DMUで線状の柔軟物としてシミュレーションが可能な柔軟物モデルを算出する方式を提供することを目的とする。
開示の三次元CADプログラムは、コンピュータに、線状の柔軟物を含む設計対象装置の三次元モデルの形状データを保持する手順、該形状データから該線状の柔軟物の断面を特定する手順、特定された該断面上の基準位置を決定する手順、該線状の柔軟物の該断面間を結ぶ曲面を構成するデータを特定する手順、特定された該曲面を構成するデータから、該断面間を結ぶ曲線を抽出する手順、特定された該線の法線方向を特定する手順、特定された該曲面の法線方向とは逆方向に、該断面の該基準位置間に合うように移動させることにより、該断面間を結ぶ経路を特定する手順、該断面の形状および基準位置と、該経路から、該線状の柔軟物の柔軟体モデルを特定する手順、を実行させる。
開示の三次元CADプログラムは、三次元CADでソリッドモデル(剛体)として作成された線状の柔軟物の形状モデルから、DMUで線状の柔軟物としてシミュレーションが可能な柔軟物モデルを算出する方式を提供することができる。
図1は本実施例の三次元CAD装置の機能ブロック図である。 図2は本発明の一実施形態としての三次元CAD装置を実現するためのコンピュータシステム(三次元CAD装置)のハードウェア構成図である。 図3は本実施例のワイヤハーネスである。 図4はポリゴンデータで作成された本実施例のハーネス100のソリッドモデルである。 図5は本実施例のハーネスのソリッドモデルのデータ形式である。 図6はポリゴンで表現されたハーネスのソリッドモデルからDMUのデータを算出する処理のフローチャートである。 図7はポリゴンで作成されたハーネスの第一の断面を示す図である。 図8はポリゴンで作成されたハーネスの第二の断面図である。 図9は、ポリラインの特定処理のフローチャートである。 図10はハーネスの断面間を結ぶポリラインを示す図である。 図11はハーネスの各断面の通過点間を結ぶ経路を示す図である。 図12は本実施例のハーネスのDMUのデータ形式である。 図13は複数の曲面データの組み合わせで作成された本実施例のハーネスの形状を表すサーフェースデータである。 図14はハーネスのソリッドモデルからDMUのデータを算出する処理のフローチャートである。 図15は複数の曲面データの組み合わせで作成された本実施例のハーネスの第一の断面である。 図16は複数の曲面データの組み合わせで作成された本実施例のハーネスの第二の断面である。 図17はフラットハーネスの例である。 図18はフラットハーネスの剛体モデルからDMUでシミュレーション可能な柔軟体モデルのデータを算出する処理のフローチャートである。 図19はフラットハーネスのサーフェースデータの法線を説明する図である。 図20はフラットケーブルの場合のポリラインの算出処理のフローチャートである。 図21はポリゴンで作成された断面形状が四辺形のハーネスのソリッドモデルである。 図22はポリゴンで作成された断面形状が四辺形のハーネスの拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(1)本実施形態の三次元CAD装置
図1は本実施例の三次元CAD装置の機能ブロック図である。
三次元CAD装置は、制御部11、三次元モデルデータ記憶部21、線状柔軟物作成部12、断面形状・通過点算出部13、経路算出部14を含む。また、三次元CAD装置は、更に、表示部31、入力部51を含む場合もある。
制御部11は三次元CAD装置の全体を制御する。
三次元モデルデータ記憶部21は、設計対象装置の三次元モデルの形状データを記憶する。設計対象装置(以下、単に製品という場合もある)は、コンピュータの演算により3DCADの仮想三次元空間上で設計、シミュレーションの対象となる装置であり、例えば工業製品である。本実施例の設計対象装置は複数の部品から構成されているものとする。三次元モデルデータ記憶部21は複数の部品の形状データも記憶する。本実施例の設計対象装置に含まれる複数の部品には、線状の柔軟物が含まれるものとする。
線状柔軟物作成部12は、線形の柔軟物を表現するデータ(以下、剛体モデルとする)から線状の柔軟物の動作をシミュレーションするためのデータ(以下、柔軟体モデルとする)を作成する。本実施例では、線形の柔軟物の剛体モデルはソリッドモデルで表現するときに使用され、線状の柔軟物の柔軟体モデルはDMUでシミュレーションするときに使用されるものとする。
断面形状・通過点算出部13は、線状柔軟物作成部12により線状の柔軟物の柔軟体モデルを作成する処理において、線状の柔軟物の剛体モデルから線状の柔軟物の断面を特定し、特定された断面上の基準位置を決定する処理を実行する。
経路算出部14は、線状柔軟物作成部12により線状の柔軟物の柔軟体モデルを作成する処理において、断面形状・通過点算出部13にて算出された線状の柔軟物の断面間を結ぶ曲面を構成するデータを特定し、特定された曲面を構成するデータから、断面間を結ぶ曲線を抽出し、特定された線の法線方向を特定し、特定された曲面の法線方向とは逆方向に、断面の基準位置間に合うように移動させることにより、断面間を結ぶ経路を特定する処理を実行する。
線状柔軟物作成部12は、断面形状・通過点算出部13および経路算出部14にて特定された断面の形状および基準位置と経路とから、線状の柔軟物の柔軟体モデルを特定する処理を実行する。
線状柔軟物作成部12、断面形状・通過点算出部13および経路算出部14は、三次元モデルデータ記憶部21が保持する三次元モデルの線形の柔軟物の剛体モデルから、柔軟体モデルを構成し、線形の柔軟物の動的な検証を可能とする。
表示部31は三次元モデルを表示する。入力部51は利用者から三次元CAD装置に対する指示を受け付ける。入力部51は例えば、利用者から、設計対象装置に含まれる部品データから線形の柔軟物の剛体モデルの選択指示を受け付けると制御部11に送信する。制御部11は入力部51から受信した選択指示に対応する剛体モデルを三次元モデルデータ記憶部21から特定する。線状柔軟物作成部12、断面形状・通過点算出部13および経路算出部14は、特定された部品の剛体モデルから線形の柔軟物の柔軟体モデルを算出する。
なお、線形の柔軟物は特徴的な形状であるため、制御部11は、三次元モデルデータ記憶部21が記憶する製品に含まれる部品の三次元モデルデータから、特徴的な形状を有する部品の三次元モデルデータを検索することで線形の柔軟物の部品データを特定することも可能である。
また、各部品データ毎に部品の名前、識別情報などの属性情報が含まれている場合、属性情報を利用して、線状の柔軟物の部品データを特定することも可能である。
また、利用者は、表示部31に表示された剛体モデルの中の処理の対象とする線形の柔軟物を、入力部51により指定することにより、選択することも可能である。
図2は本発明の一実施形態としての三次元CAD装置を実現するためのコンピュータシステム(三次元CAD装置)のハードウェア構成図である。図2に示す本実施形態の三次元CAD装置1は、例えばパーソナルコンピュータである。三次元CAD装置1は、仮想的な三次元の形状を製図するため製図処理、およびコンピュータの演算によって構成された仮想的な三次元の形状が受ける実際の物理現象を演算によってシミュレーションする三次元シミュレーション処理を実行可能な装置である。
図2の三次元CAD装置1は、プロセッサ(CPU)10、メモリ(ROM,RAM、HDD等)20、入出力インタフェース30を有し、それらはバス90により接続される。入出力インタフェース30はディスプレイ(例えばCRT,LCD,PDP等)40、キーボード50、マウス55、および記憶装置70に、バスを介して接続する。
メモリ20は、三次元CADプログラムおよび三次元CADの設計対象装置のモデルに関する各種データが格納されるとともに、プロセッサ10が三次元CADプログラムを実行する際のワーキングメモリとしても機能する。本実施例では、メモリ20は図1の三次元モデルデータ記憶部21に対応する。
プロセッサ(CPU)10は、三次元CAD装置1の全体の処理を制御する。プロセッサ10はメモリ20に格納された三次元CADプログラムを実行することで、図1の線状柔軟物作成部12、断面形状・通過点算出部13、経路算出部14として機能する。
記憶装置70は、コンピュータが読取り可能な記録媒体80に格納された三次元CADプログラムを読み出す。記録媒体80は、フレキシブルディスク,CD−ROM,DVD,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスクのほか、ICカード,ROMカートリッジ,磁気テープ,パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物等のコンピュータ読取可能な種々の媒体を含む。記憶装置70は、製品モデルに含まれる部品モデルをライブラリに予め格納しておくことも可能である。コンピュータシステム1は、例えば、記憶装置70が読み出した記憶媒体80に格納された三次元CADプログラムを、入出力インタフェース30を介して、メモリ20に読み出す。
本実施例の三次元CAD装置1の処理の対象となる設計対象装置は複数の部品を含む。製品に含まれる部品の中には線状の柔軟物がある。線状の柔軟物は、例えば、ケーブル、ワイヤハーネス、糸、紐、綱等である。本実施例では、ワイヤハーネスを線状の部品の例として説明する。ワイヤハーネスは、製品に取り付け易い長さおよび形状にされた複数の電線の束である。
(2)ワイヤハーネス
図3は本実施例のワイヤハーネス(以下、単にハーネスと記載する場合もある。)である。ワイヤハーネス100は線状の柔軟物である。ワイヤハーネスの外形は、端子部分あるいは分岐部分に相当するワイヤハーネスの断面と、電線部分に相当するワイヤハーネスの被覆面(側面)とから構成される。三次元CAD上のハーネス100において、製品に含まれる他の部品に接続される両端の断面は、平面である。両端の断面間に位置する側面は、平面もしくは曲面で接続される。ハーネスは複数のケーブルの組み合わせである。よって、三次元CAD上のハーネスに含まれるそれぞれのケーブルの両端は平面であるものとする。ハーネスが複数のケーブルに分岐する位置は、それぞれの複数のケーブルの端であると考えることができる。そこで、分岐の位置は平面であるものとする。
図3のハーネス100は、長手方向に太い一本の電線110と電線110から枝分かれした3本の細い電線130、電線140、および電線150とを含む形状である。電線110の端は、断面160および断面170である。また、電線130、電線140、および電線150の一方の断面は、ハーネス100の端に対応し、それぞれ断面135、断面145、および断面155である。電線130、電線140、および電線150の他方の端は、電線110の断面170となる。本実施例では、ハーネス100の断面160、170、135、145および155の法線方向は、電線を直線にした場合、電線の長手方向に一致するものとする。
三次元CAD装置のソリッドモデルで製品を表示する場合、三次元モデルの剛体モデルは、一般的に、三次元モデルの表面形状を複数の多角形で近似したポリゴンデータ、あるいは三次元モデルの表面形状を表す複数の平面および曲面によって構成されるサーフェースデータで表現される。
まず、剛体モデルがポリゴンデータである場合について、説明する。
(3)ポリゴンデータで作成されたハーネス
図4はポリゴンデータで作成された本実施例のハーネス100のソリッドモデルである。ポリゴンは剛体モデルの表面を表現する際のひとつの多角形(本実施例では三角形とする)を示す。ポリゴンデータは、剛体モデルを表現する複数のポリゴンの集合を示す。
図4のハーネス200の形状は、図3のハーネス100の形状に対応する。ハーネス200は、ハーネス200の表面を複数のポリゴンによって隙間なく覆うことで構成される。ハーネス200は、複数のポリゴンの組み合わせで構成されるため、ハーネス100の円や曲面を正確に表現できない。ハーネス200は、ハーネス100の形状との誤差が予め定義された一定の範囲に収まるように作成される。
ハーネスの断面を表現するポリゴン群260、270、235、245、および255は平面をなしており、ハーネス100の断面160、170、135、145、および155にそれぞれ対応する。ハーネスの側面を表現するポリゴン群210、230、240、および250は円筒状の曲面をなしており、ハーネス100の電線110、130、140、および150にそれぞれ対応する。
図5は本実施例のハーネスのソリッドモデルのデータ形式である。
三次元CADでは、断面形状と軌跡によって形状を定義することで、ハーネスを作成する。三次元CADのソリッドモデルは、形状データで表示される。形状データは複数のポリゴンで構成される。各ポリゴンは、3つの頂点座標と各頂点における法線ベクトルとを含む。各ポリゴン、各ポリゴンの各頂点、あるいは各ポリゴンおよび各ポリゴンの各頂点は、それぞれ法線ベクトルが定義されている。図5の700はポリゴンを定義するコードの例である。
(4)DMUのデータを算出する処理
次に、三次元モデルデータ記憶部21に記憶されている三次元モデルの剛体モデルのうち、三次元CAD装置あるいは利用者によって選択された部品の三次元モデルの剛体モデルについて、DMUのシミュレーションに使用可能な柔軟体モデルを作成する処理を説明する。
図6はポリゴンで表現されたハーネスのソリッドモデルからDMUのデータを算出する処理のフローチャートである。
断面形状・通過点算出部13は、処理対象の部品の三次元の剛体モデルであるポリゴンデータから、ハーネス200の断面形状を表示するポリゴン群を特定する(S01)。本実施例では断面は平面であるものとしている。断面形状・通過点算出部13は、一つのポリゴンに含まれる法線ベクトルの方向と隣接するポリゴンに含まれる法線ベクトルの方向が一致しないときは、二つのポリゴンは平面をなさないと判定する。一方、断面形状・通過点算出部13は、一つのポリゴンに含まれる法線ベクトルの方向と隣接するポリゴンに含まれる法線ベクトルの方向が一致するときに、二つのポリゴンは平面をなすと判定する。断面形状・通過点算出部13は、一つの平面をなす全てのポリゴンを検出することで断面形状を表示するポリゴン群を検出することができる。断面形状・通過点算出部13は、上記の処理を、平面をなすポリゴン群がなくなるまで繰り返し、ハーネス200に含まれる全ての平面を検出する。この結果、断面形状・通過点算出部13は、ポリゴン群の組み合わせにより平面の形状を検出し、各ポリゴンの法線方向により平面の向きを検出する。
本実施例では、断面形状・通過点算出部13は、平面の中心の位置を特定し、基準位置(通過点)の位置として記憶する。通過点はDMUで使用するハーネスの経路情報が通過する位置を示す情報であり、経路上のいずれかの点の座標は三次元空間上の通過点の座標に合致する。
また、断面形状・通過点算出部13は、例えば、ハーネスの断面の外縁の一つの頂点の座標とハーネスの断面の中心の座標から、ハーネスの断面の外縁から中心までの距離を算出する。
図7はポリゴンで作成されたハーネスの第一の断面を示す図である。
第一の断面260は、ハーネス100の断面160の形状を表示するポリゴン群である。第一の断面260は、ポリゴン263、264、265、266からなる。261は、第一の断面260の通過点である。ハーネスの断面は円になることが多い。そこで、本実施例では、断面形状・通過点算出部13は断面の中心を通過点とする。なお、他の基準により、通過点を決定することも可能である。
図8はポリゴンで作成されたハーネスの第二の断面図である。
第二の断面を表現するポリゴン群270は、ハーネス100の断面170の形状を表示するポリゴン群である。271は、第二の断面を表現するポリゴン群270を構成するポリゴン群の一つである。第二の断面を表現するポリゴン群270に対応するハーネス100の断面170では、電線110が3本の電線130、140、および150に分岐する。このため第二の断面を表現するポリゴン群270は、3本の電線130、140、および150が配置可能なように複雑な形状となり、この結果、第一の断面を表現するポリゴン群260に比較して多くの数のポリゴンを含む。
272はハーネス100の断面170の外縁端に対応する。274、275、および276は、ハーネス100の電線130、電線140、および電線150の他方の端に対応する。本実施例では、電線130、電線140、および電線150の他方の端はハーネスの表面からは見えないため、ポリゴンを作成していない。ハーネス100の断面170は複数の電線の端に相当する。よって、平面の端、平面上の穴などの境界は電線につながる。そこで、平面上の境界に相当するポリゴンに隣接し、かつ平面を構成しないポリゴンは電線を表現するポリゴンであると推定することができる。
277、278、279は、ハーネス100の3本の電線130、140、および150に対する通過点である。電線の断面は円になることが多い。そこで、本実施例では、断面形状・通過点算出部13は、平面上の穴などの境界が円の形状である場合、穴を構成する各ポリゴンの頂点から距離が等しく、かつ平面の延長上にある点を通過点とする。なお、他の基準により、通過点を決定することも可能である。
図14のフローチャートの説明に戻る。次に、経路算出部14は、断面形状・通過点算出部13が取得した各平面について、平面間の経路が作成済みか否かを判定する(S02)。作成済みの場合(S02:Yes)、経路算出部14はS08以降の処理を実行する。一方、未作成の場合(S02:No)、経路算出部14はS03以降の処理を実行する。
(5)ポリラインの特定処理
次に、経路算出部14は、各平面間を結ぶポリラインを特定する(S03)。経路算出部14は、S01において、断面形状・通過点算出部13が抽出した複数の断面を接続する電線部分を表現するポリゴン群の頂点および辺を使用して、断面間のポリラインを特定する。
経路算出部14は、例えば、A−star探索アルゴリズム(A*探索アルゴリズム)、ダイクストラ法などを使用して、ポリラインを特定する。ここではA*探索アルゴリズムを使用した処理について説明する。
図9は、ポリラインの特定処理のフローチャートである。
A*探索アルゴリズムでは、以下のパラメータおよびリストを使用する。一方の断面の外縁端を形成するポリゴンの頂点をSとする。なお、Sは複数存在する。他方の断面の中央の座標をGとする。最短経路に含まれる頂点を記憶するための経路確定リストおよび最短経路を算出するための頂点の情報を記憶するための経路未確定リストを準備する。
経路確定リストおよび経路未確定リストの各レコードは、ID,g、h、Pのデータを含む。IDは頂点を識別する情報である。gはSからレコードのIDに対応する頂点(以下、該当頂点とする)までの道のりである。hは該当頂点からGまでの距離である。PはSから該当頂点までの経路である。
経路算出部14は、複数のSを取得する(S11)。例えば、経路算出部14は、ハーネス200の端に位置する断面から処理を実施する。経路算出部14は、Gを特定する(S12)。経路算出部14は、経路確定リストと、経路未確定リストを格納する領域を設定する(S13)。経路算出部14は、S11で取得した複数のSを経路未確定リストに登録する(S14)。経路算出部14は、gを0、hをSからGまでの直線距離として経路未確定リストに登録する。
経路算出部14は、経路未確定リストからg+hが最小のレコードを抽出する(S15)。経路算出部14は、抽出したレコードを未確定リストから確定リストに移動する(S16)。
経路算出部14は、抽出したレコードに含まれるIDの頂点が他方の断面上に位置する頂点であるか否かを判別する(S17)。レコードに含まれるIDの頂点が他方の断面上に位置する頂点である場合(S17:Yes)、経路算出部14は、抽出したレコードに含まれるPを最短経路とし(S18)、処理を終了する。
一方、レコードに含まれる頂点のIDが他方の断面上に位置する頂点ではない場合(S17:No)、経路算出部14は、レコードに含まれる頂点のIDに対して、ポリゴンの辺によって直接つながっている他の頂点を抽出する(S19)。ただし、経路算出部14は、すでに経路確定リストに登録されている頂点のIDは除外する。
経路算出部14は、抽出した頂点のIDのそれぞれに対して、g,h,Pを算出する(S20)。経路算出部14は、S20で算出した(g,h,P)をIDに関連づけて未確定リストに登録する(S21)。経路算出部14は、既に同頂点のIDのレコードが登録されていた場合は、gの値がより小さいレコードを選択して登録する。その後、経路算出部14は、S15の処理を再度実行する。
図10はハーネスの断面間を結ぶポリラインを示す図である。図10の290はハーネス200の電線210についてのポリラインである。ポリライン290は、電線210を表示するためのポリゴン群の一部の中の一部のポリゴンの辺、頂点を通過する線である。291はポリラインの探索の最初の対象となる頂点である。頂点291は断面を表現するポリゴンの外縁上にある。292はハーネスの側面を表現するポリゴンの頂点の一つであり、ポリライン上の頂点である。293はポリラインの他方の断面の外縁にあるポリゴンの頂点であり。ポリライン290の端である。なお、本実施例の各ポリゴンの法線ベクトルは、部品の剛体モデルの内部から外側の方向であるとする。
次に、経路算出部14は、S03で特定したポリラインから、柔軟体モデルの一部であるハーネスの中央を通過する経路を特定する。S03で特定したポリラインは、ハーネスの側面を表現するポリゴンから特定されているため、ハーネスの表面に沿っている。経路算出部14は、S03で取得したポリラインをハーネスの中央に移動させることにより、ハーネスの中央を通過する経路を特定する。
本実施例では、経路算出部14は、ポリラインが通過する各ポリゴンの頂点のベクトルを利用して、ポリラインをハーネスの中央に移動させる。ハーネス100の断面の形状は円である。このような丸ハーネスの場合、ハーネス100の中央は、円形の断面の中心になる。よってハーネスの断面の外縁すなわちハーネスの側面の表面からハーネスの中央までの距離は、断面の半径になる。また、ハーネス100の中心は、ハーネス100の側面のどの点においても、側面の法線の逆方向にある。丸ハーネスの電線部のポリラインの場合、ポリラインからハーネスの中央への方向は、ポリラインが通過するポリゴンの頂点の法線ベクトルの逆方向に一致する。
そこで、経路算出部14は、特定されたポリラインに重なるポリゴン群を特定する(S04)。経路算出部14は、特定したポリゴン群のそれぞれのポリゴンの頂点を抽出する(S05)。経路算出部14は、抽出した頂点の法線ベクトルを特定する(S06)。以上によって、経路算出部14は、ポリラインが通過する頂点毎に、ハーネスの中央に移動させるための方向を特定することができる。
なお、丸ハーネスの場合、電線を表示するポリゴンの頂点はハーネスの中央とは逆の方向の法線ベクトルになるため、ポリラインの特定に制限はない。よって、経路算出部14は、一方の断面から他方の断面までの最短経路をポリラインとして特定すればよい。
経路算出部14は、ポリラインが通過する各頂点を、法線ベクトルの逆の方向に、断面形状・通過点算出部が算出した断面の外縁から断面の中心(通過点)までの距離だけ移動する(S07)ことによって、ハーネスの中央を通過するポリラインを特定する。
経路算出部14は、特定したハーネスの中央を通過するポリラインを近似する曲線を算出し、ハーネスの経路として特定する(S08)。
図11はハーネスの各断面の通過点間を結ぶ経路を示す図である。295、296、297、298はそれぞれ、抽出した経路である。各経路はハーネスの中央を通過する。また各経路は断面の中心を通過する。電線が分岐する部分の断面では、各ケーブル毎に対応付けられた断面の中心を通過する。
経路算出部14は、S05で特定したハーネスの経路を記憶する。
経路算出部14は、ハーネスのすべての電線について処理ずみか否かを判定する(S09)。経路算出部14は、例えば、ハーネスのすべての電線について処理ずみか否かを、断面間をつなぐ経路が存在するか否かによって判断する。すべての電線が処理ずみでない場合(S09:No)、経路算出部14はS01からの処理を実行する。すべての電線が処理ずみである場合(S09:Yes)、経路算出部14は処理を終了する。
線状柔軟物作成部12は、断面形状・通過点算出部13が算出したハーネスの断面形状および通過点と、経路算出部14が算出した経路によって、DMUのシミュレーションで使用するハーネスデータの柔軟体モデルを構築する。
図12は本実施例のハーネスのDMUのデータ形式である。DMUで使用されるハーネスの柔軟体モデルは、ハーネスの断面形状、断面間の経路を表す曲線の制御点、制御点の位置、制御点での断面の方向、画面表示のための外形形状を含む。ハーネスの断面形状は例えば、円や長方形などの断面の形状と、断面の向きを特定する情報を含む。
表示部31は線状柔軟物作成部12が構築したハーネスデータを表示し、入力部51は利用者からの指示を受信し、制御部11は受信した指示に従って検証処理を実施する。制御部11は断面形状、通過点、経路によって柔軟物として定義されたハーネスデータを用いて、DMUにて動的な検証を行うことが可能となる。
(6)複数の曲面データの組み合わせで作成されたハーネス
次に、三次元モデルの表面形状を表す複数の平面および曲面によって構成されるサーフェースデータによるソリッドモデルから、DMUで使用する柔軟体モデルデータを取得する処理を説明する。
図13は複数の曲面データの組み合わせで作成された本実施例のハーネスの形状を表すサーフェースデータである。本実施例のサーフェースデータは、それぞれ、平面か曲面かを定義する情報を有する。また、サーフェースデータは、輪郭線の情報を有する。図13のハーネス300は図3のハーネス100に対応する。ハーネス300は複数の平面の形状データおよび曲面の形状部品を含む。ハーネス300は、ハーネスの端に位置する円形の断面310、380、381、382と、ハーネスが分岐する部分に位置する内部に穴が開いた円形の断面340を有する。本実施例のハーネスの断面形状は、端面あるいは分岐面である平面の輪郭を表す形状である。本実施例ではハーネスの通過点は断面形状の中心であるものとする。
ハーネスの側面(被覆面)は、ハーネスの区間ごとに何枚かのサーフェースによって構成される。ハーネスの側面(被覆面)を表す曲面のサーフェース320、330はハーネス100の電線110に相当し、曲面のサーフェース350、355はハーネス100の電線130に相当し、曲面のサーフェース360、365はハーネス100の電線140に相当し、曲面のサーフェース370、375はハーネス100の電線130に相当する。
図14はハーネスのソリッドモデルからDMUのデータを算出する処理のフローチャートである。
断面形状・通過点算出部13は、選択された部品に対して以下の処理を実行する。
断面形状・通過点算出部13は三次元モデルデータ記憶部21から選択された部品に関するサーフェースデータを読み出す。断面形状・通過点算出部13はサーフェースデータの内、2つの平面のサーフェースデータと、2つの平面を接続するサーフェースデータとを抽出する(S31)。断面形状・通過点算出部13は、サーフェースが平面か曲面かを判定することは可能であり、サーフェースデータに隣接するサーフェースを取得することも可能であるとする。
断面形状・通過点算出部13は、ハーネスを表現するための複数のサーフェースデータから、平面であるサーフェースデータを抽出する。図13においては、断面310、340、380、381、および382が該当する。図15は複数の曲面データの組み合わせで作成された本実施例のハーネスの第一の断面である。第一の断面である断面310は円形であるとする。本実施例では、断面の中心に通過点を配置するものとする。よって、断面の外縁端311から断面の中心312までは、断面の円形状の半径となる。図16は複数の曲面データの組み合わせで作成された本実施例のハーネスの第二の断面である。第二の断面である断面340は円形であるとする。また断面340は一本の電線110が3本の電線130、140、150に分岐する場所に相当する。本実施例では、電線110に対応する通過点を断面340の中心に配置する。346、347、348は、電線130、140、150が接続する場所である。断面340の電線130、140、150が接続する部分は、穴である。断面の外縁端311から断面の中心312までの距離は、断面の円形状の半径となる。また、穴346の淵から穴346の中心343までの距離は、穴346の半径となる。同様に、穴347の淵から穴347の中心345までの距離は、穴347の半径となる。穴348の淵から穴348の中心344までの距離は、穴348の半径となる。
断面形状・通過点算出部13は、平面のサーフェースデータの外縁の形状と、外縁の中心である通過点とを算出する。なお、断面形状・通過点算出部13は、円形以外の断面の場合、例えば、平面の重心を特定する手法を用いることにより中心を特定する。
経路算出部14は、取得した2平面間の経路を作成済みであるかを判定する(S32)。作成済みの場合(S32:Yes)、経路算出部14は、はS38以降の処理を実行する。作成済みではない場合(S32:No)、はS33以降の処理を実行する。
経路算出部14は、S31で抽出した2つの平面間を接続するサーフェース上を通る2つの平面間を接続する曲線を抽出する(S33)。S33で抽出された曲線は経路を表す曲線を算出する基準となる。なお、経路算出部14は、断面間を繋ぐ曲線をサーフェースデータの外縁から取得することができる。例えば図14のサーフェースデータ320の外縁である321は断面310と断面340の間を結ぶ曲線である。
経路算出部14は、S33で抽出した曲線が接続する平面の輪郭線上の点から、断面形状・通過点算出部33が算出した通過点へのベクトルを算出する(S34)。なお、本実施例では、S34で算出されるベクトルは三次元シミュレーション空間における絶対的なベクトルではなく、ハーネスの側面であるサーフェースにおける法線を基準として算出する。ハーネスの側面のサーフェースの法線を基準とすることによって、湾曲した側面からも正しくハーネスの中心を通過する経路を作成することができる。本実施例では、断面の中心とハーネスの側面との間の距離は断面の半径の長さに対応する。
経路算出部14は、S33で抽出した曲線の法線を取得する(S35)。S33で抽出した曲線は三次元空間上の曲線であるため、位置によって法線が異なる。そこで、本実施例では、経路算出部14は、曲線の曲率などを利用して、離散的に法線を算出する。
経路算出部14は、S33で抽出した曲線を、S35で取得した法線を基準とし、S34で算出したベクトル分だけ移動する(S36)。S33で抽出された曲線はハーネス300の表面を通過する曲線である。ハーネス300の経路は、ハーネス300の電線の中央を通過する曲線が望ましい。そこで、曲線の法線を基準として断面の中心に曲線を移動することによって、ハーネスの中央を通過する曲線を算出する。
経路算出部14は、S36で算出した曲線を、S31で取得した2平面間の経路、すなわちハーネスの経路として記録する(S37)。
経路算出部14は、未処理の曲面が存在するかを判定する(S38)。未処理の曲面が存在する場合(S38:Yes)、経路算出部14はS31に戻り処理を継続する。未処理の曲面が存在しない場合(S38:No)、ハーネス部品のすべての曲面が処理ずみであれば、経路算出部14は処理を終了する。
線状柔軟物作成部12は、断面形状・通過点算出部13が算出した断面形状および通過点と、経路算出部14が算出した経路によって、ハーネス300についてDMUでシミュレーション可能な柔軟体モデルを作成する。
(7)多角形の断面形状のハーネス
次にハーネスの断面形状が多角形の場合を説明する。断面形状が多角形のハーネスは、例えば、断面が四角形のフラットハーネスがある。
図17はフラットハーネスの例である。本実施例のフラットハーネス400は、ハーネスを伸ばした場合に断面、側面ともに長方形の平面であるとする。よって、フラットハーネスのサーフェースデータの断面(端面)は、形状は変化しないものとするため、長方形の平面になる。一方、フラットハーネスのサーフェースデータの側面は、形状は変化し得るため、長方形の平面、平面、あるいは曲面のいずれかの形状になる。フラットハーネス400のサーフェースデータは、断面410および440と、幅の広い第一の側面である430および側面430に対向する側面450と、幅の狭い第二の側面である420および側面420に対向する側面のデータとを含む。
次に、ハーネスの断面形状が四角形の場合のデータ算出処理について説明する。
図18はフラットハーネスの剛体モデルからDMUでシミュレーション可能な柔軟体モデルのデータを算出する処理のフローチャートである。
断面形状・通過点算出部13は、選択されたフラットケーブル部品の三次元モデルの形状データに含まれる複数のサーフェースデータから断面部分のサーフェースデータを抽出する(S41)。なお、フラットハーネスでは、断面が円形の丸ハーネスとは異なり、側面が平面になっている場合がある。断面形状・通過点算出部13は、平面であることのみを断面の条件としてサーフェースデータを抽出すると、断面だけでなく側面も抽出してしまう場合がある。よって、断面形状・通過点算出部13は、例えば、側面を検出してしまった場合、面積が小さな1対を選択することによって確実に端面となる平面を抽出する。なお、断面形状・通過点算出部13は、例えば、隣接するサーフェースデータで平面を検出した場合に、断面と側面とを検出したと判定する。
次に、断面形状・通過点算出部13は、S41で抽出した断面であるサーフェースデータから、フラットハーネスの断面形状および通過点位置を算出する(S42)。フラットハーネスの断面形状はS41で抽出した平面の輪郭である。なお、本実施例では、フラットハーネスの断面形状の中心を通過点とする。本実施例のフラットハーネスの断面形状は長方形であるため、断面形状・通過点算出部13は、2本の対角線の交点を求めることによって通過点を算出できる。また、断面形状・通過点算出部13は、断面の形状の重心位置を通過点とすることも可能である。
次に、経路算出部14は、S41で抽出したフラットハーネスの断面間を繋ぐ側面のサーフェースデータを抽出する(S43)。図18では、経路算出部14は、側面420、側面430、側面450、および側面420に対向する位置のサーフェースデータを抽出する。
経路算出部14は、S43で抽出したフラットハーネスの断面間を繋ぐ側面の表面上の曲線を特定する(S44)。経路算出部14は、例えば、フラットハーネスの側面、すなわち被覆面に相当する部分のサーフェースデータの外縁から、フラットケーブルの断面間を繋ぐ曲線を特定する。
次に、経路算出部14は、S44で特定した曲線を通過点の位置に移動させるための方向を特定する(S45)。
ハーネスの断面が円形である丸ハーネスの場合、側面が円筒状であるため、曲面の法線は円筒の中心と逆の方向を向くため、曲線の法線は一意に定まる。経路算出部14は、丸ハーネスの場合、側面のサーフェースデータの法線の逆方向に、断面形状を表す円の半径分だけ曲線を移動することによって、ハーネスの中心を通過する曲線を算出できる。一方、フラットハーネスの側面の形状を特定する一つの曲線は、隣接する2つの側面のサーフェースデータの形状を特定する。このため、基準とする面によって法線の方向が異なる。
図19はフラットハーネスのサーフェースデータの法線を説明する図である。フラットハーネス600の形状データは、複数のサーフェースデータをふくむ。図19のフラットハーネス600は、図17のフラットハーネス400をサーフェースデータで表現したデータであり、フラットハーネス400の一部を拡大した図である。
図19では、断面610、第一の側面630、第二の側面620のサーフェースデータがある。第一の側面630の603と第二の側面620の602は共通する曲線である。第一の側面630のサーフェースの点633および634での法線は631あるいは632の方向となる。第二の側面620のサーフェースの点623および624での法線は621あるいは622の方向となる。したがって、側面のサーフェースの法線の逆方向に移動しただけでは、経路算出部14は、断面積の中心にサーフェース表面の曲線を移動させることはできない。
よって、本実施例では、経路算出部14は、平面の輪郭線上の点から断面形状・通過点算出部が算出した通過点へのベクトルを、第一の側面630および第二の側面620の法線ベクトルの合成ベクトルによって表現する。
図19において、断面610のサーフェースの点601において、点601に接する第一の側面630の点633での法線ベクトルは631である。また、点601に接する第二の側面620の点623での法線ベクトルは621である。
第一の側面630のベクトルをV1とし、第二の側面620のベクトルをV2とし、断面610の中心方向へのベクトルをV0とすると、V0=s*V1+t*V2の関係を満たす。よって、経路算出部14は、V0=s*V1+t*V2の関係を満たすs,tの値を算出すればよい。以上により、経路算出部14は、S44で特定した曲線を通過点の位置に移動させるための方向を特定する。
なお、断面形状・通過点算出部13は、断面の外縁上にあるS44で特定した曲線が通過する点から断面の中心までの距離を算出する(S46)。
次に、経路算出部14は、S44で特定した曲線を通過点の位置に移動させる(S47)。
三次元CAD装置は、上記の処理を全ての断面間で実行することで、DMUにおいて使用する部品の動作のシミュレーションが可能な柔軟体モデルを作成する。
次に、フラットハーネスがポリゴンで表現されているソリッドモデルから、DMUでシミュレーション可能なデータを特定する例を説明する。
図20はフラットケーブルの場合のポリラインの算出処理のフローチャートである。
図21はポリゴンで作成された断面形状が四辺形のハーネスのソリッドモデルである。
図21のフラットハーネス500の形状は、図17のフラットハーネス400の形状に対応する。フラットハーネス500は、フラットハーネス400の表面を複数のポリゴンによって隙間なく覆うことで構成される。フラットハーネス500は、複数のポリゴンの組み合わせで構成されるため、フラットハーネス400の曲面を正確に表現できない。フラットハーネス500は、フラットハーネス400の形状をポリゴンデータにて作成する際に、予め定義された一定の誤差範囲に収まるように作成される。各ポリゴン、各ポリゴンの各頂点、あるいは各ポリゴンおよび各ポリゴンの各頂点で法線が定義されている。510はフラットハーネス500に含まれる一つのポリゴンである。
図22はポリゴンで作成された断面形状が四辺形のハーネスの拡大図である。
ポリゴン511、512は平面をなしており、フラットハーネス400の断面410に対応する。ポリゴン群513は曲面を表現しており、フラットハーネス400の第一の側面430に対応する。ポリゴン群514も曲面を表現しており、フラットハーネス400の第二の側面420に対応する。
フラットハーネスの場合、ポリラインをハーネスの中央へ移動するベクトルを、2つの法線ベクトルの合成ベクトルによって表現する。このため、ポリラインの選択に制限が加わる。なお、フラットケーブルの断面の中心は、例えば長方形の重心に対応させればよい。
経路算出部14は、断面上の外縁に位置する頂点の中から、ポリラインの始点としてP0を選択する(S51)。ポリラインとなるのはP0につながるポリゴンの辺である。よって、経路算出部14は、フラットハーネスの断面以外のポリゴンで頂点P0を含むポリゴンを抽出する(S52)。図22では、経路算出部14は、第二の側面のポリゴン群514の一部のポリゴンT0,T1、および第一の側面のポリゴン群513の一部のポリゴンT2,T3の4つのポリゴンを抽出する。
経路算出部14は、S52で抽出したポリゴンから、ポリゴンの法線ベクトルの方向がほぼ直交し、ポリゴンの辺を共有する1組のポリゴンを抽出する(S53)。抽出されたポリゴンが共有する辺はポリラインを構成する線分となる。図22のL0は、法線ベクトルの方向がほぼ直行するポリゴンT1とT2が共有する辺である。
また、経路算出部14は、S53で抽出された一組のポリゴンの法線から合成ベクトルを算出する(S54)。合成ベクトルの方向は、フラットケーブルの表面上を通過する曲線をフラットケーブルの通過点に移動させる際の方向に対応する。
経路算出部14は、S53で抽出された一組のポリゴンの辺の他端の頂点が、フラットケーブルの他端の断面上の頂点か否かを判別する(S55)。
一組のポリゴンの辺の他端の頂点がフラットケーブルの他端の断面上の頂点である場合(S55:Yes)、処理を終了する。一方、一組のポリゴンの辺の他端の頂点がフラットケーブルの他端の断面上の頂点でない場合(S55:No)、経路算出部14は、S53で抽出された一組のポリゴンの辺の他端の頂点をP0として(S56)、S51からの処理を実行する。経路算出部14は、上記の処理を他の端面に達するまで繰り返す。この結果、フラットハーネスの表面を通過するポリラインを取得することができる。また、ポリラインを構成する辺あるいは頂点ごとに、フラットハーネスの断面上の通過点に移動させるためのベクトルの方向を特定することができる。
以上に開示した三次元CAD装置は、三次元の剛体モデルで表現された線状の部品から、線状の部品の動作のシミュレーションに使用可能な柔軟体モデルを算出することができる。
本発明は三次元CADによる製品の設計に利用できる。
1 三次元CAD装置
10 プロセッサ
20 メモリ
30 入出力インタフェース
40 ディスプレイ
50 キーボード
55 マウス
70 記憶装置
80 記録媒体

Claims (8)

  1. 線状の柔軟物を含む設計対象装置の三次元モデルの形状データを記憶するメモリを有するコンピュータに、
    該メモリに記憶された該形状データを読み出す手順、
    読み出した該形状データから該線状の柔軟物の断面を構成するデータを特定する手順、
    特定された該断面上の基準位置を決定する手順、
    読み出した該形状データから該線状の柔軟物の該断面間を結ぶ側面を構成するデータを特定する手順、
    特定された該側面を構成するデータから、該断面間を結ぶ該側面上を通過する曲線を抽出する手順、
    抽出した該曲線が通過する該断面の外縁から基準位置までの距離を特定する手順、
    特定された該曲線の位置の該側面の法線方向を特定する手順、
    特定された該側面の法線方向とは逆方向に、特定された該距離だけ移動させることにより、該断面の基準位置間を結ぶ経路を特定する手順、
    該断面の形状、基準位置、および該経路から、該線状の柔軟物の柔軟体モデルを特定する手順、
    を実行させることを特徴とする三次元CADプログラム。
  2. 該形状データは頂点および頂点の法線方向を含む複数のポリゴンデータによって構成されており、
    ポリゴンデータの頂点の法線方向から該側面の法線方向を特定することを特徴とする請求項1に記載の三次元CADプログラム。
  3. 該ポリゴンデータの頂点の法線方向が一致し、かつ隣接する別のポリゴンデータを順に抽出し、
    抽出されたポリゴンデータから該線状の柔軟な部品の該断面を特定することを特徴とする請求項1に記載の三次元CADプログラム。
  4. 該線形の柔軟物の断面が円形である場合、特定された該断面を構成するポリゴンデータ間を結ぶポリラインを抽出し、
    抽出された該ポリラインに含まれる各ポリゴンデータの頂点の法線方向の逆方向に、特定された断面の半径の長さ分だけ該ポリラインを移動することにより、該線状の柔軟な部品の経路を特定することを特徴とする請求項1に記載の三次元CADプログラム。
  5. 該形状データは、部品のサーフェースを定義する曲面上の法線を特定可能な複数のサーフェースデータからなり、
    該サーフェースデータの内、平面をなすサーフェースデータを抽出することにより、該線状の柔軟な部品の断面を特定することを特徴とする請求項1に記載の三次元CADプログラム。
  6. 該線形の柔軟物の断面が円形である場合、該断面間を結ぶ該側面上を通過する曲線を該曲線の法線方向とは逆方向に該断面の半径の長さだけ移動させることを特徴とする請求項1に記載の三次元CADプログラム。
  7. 三次元CAD装置であって、
    線状の柔軟物を含む設計対象装置の三次元モデルの形状データを記憶するメモリと、
    該メモリに記憶された該形状データを読み出し、読み出した該形状データから該線状の柔軟物の断面を構成するデータを特定し、特定された該断面上の基準位置を決定し、読み出した該形状データから該線状の柔軟物の該断面間を結ぶ側面を構成するデータを特定し、特定された該側面を構成するデータから、該断面間を結ぶ該側面上を通過する曲線を抽出し、抽出した該曲線が通過する該断面の外縁から基準位置までの距離を特定し、特定された該曲線の位置の該側面の法線方向を特定し、特定された該側面の法線方向とは逆方向に、特定された該距離だけ移動させることにより、該断面の基準位置間を結ぶ経路を特定し、該断面の形状、基準位置、および該経路から、該線状の柔軟物の柔軟体モデルを特定する処理部とを有することを特徴とする三次元CAD装置。
  8. コンピュータによって実行される三次元CADの処理方法であって、
    予め記憶された線状の柔軟物を含む設計対象装置の三次元モデルの形状データを読み出し、
    読み出した該形状データから該線状の柔軟物の断面を構成するデータを特定し、
    特定された該断面上の基準位置を決定し、
    読み出した該形状データから該線状の柔軟物の該断面間を結ぶ側面を構成するデータを特定し、
    特定された該側面を構成するデータから、該断面間を結ぶ該側面上を通過する曲線を抽出し、
    抽出した該曲線が通過する該断面の外縁から基準位置までの距離を特定し、
    特定された該曲線の位置の該側面の法線方向を特定し、
    特定された該側面の法線方向とは逆方向に、特定された該距離だけ移動させることにより、該断面の基準位置間を結ぶ経路を特定し、
    該断面の形状、基準位置、および該経路から、該線状の柔軟物の柔軟体モデルを特定する
    することを特徴とする三次元CADの処理方法。
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