JP2012076721A - 車両用エンジンの吸気装置 - Google Patents

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】この発明は、エンジン上部に配置されるエアクリーナの吸気ホースに低温の外気を供給するとともに、車両が冠水路を走行した際に、雨水が吸気ホース内に侵入することを防止することを目的とする。
【解決手段】この発明は、フロントバンパの車両後方側に配設されるエンジンの上部にエアクリーナとこのエアクリーナに外気を取り入れる吸気ホースとを配設し、フロントバンパの鉛直方向下部に外気を導入する開口部を形成した車両用エンジンの吸気装置において、フロントバンパの裏側に開口部から導入される外気を吸気ホースの外気取入口側に案内するダクトを取り付けるとともに、開口部の下端を鉛直方向でダクトの外気導入口よりも鉛直方向下側に延長したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は車両用エンジンの吸気装置に係り、特に、フロントバンパの下部に形成した開口部から導入する低温の外気をエアクリーナの吸気ホースに供給する車両用エンジンの吸気装置に関する。
車両には、フロントバンパの車両後方側に配設されるエンジンの上部にエアクリーナとこのエアクリーナに外気を取り入れる吸気ホースとを配設し、フロントバンパに形成した開口部から導入する外気を吸気ホースの外気取入口に供給する車両用エンジンの吸気装置を備えているものがある。
この車両用エンジンの吸気装置には、フロントバンパの車両後方にエンジンを配設し、そのエンジンの上部にエアクリーナとエアクリーナに接続される吸気ホースとを備え、フロントバンパの下部に開口部を設け、開口部の下端部に外気導入口を配置した外気偏向部材をフロントバンパの裏側に設けて、車両前方から導入される走行風をエアクリーナの外周面に指向させたものがある。(特開2006−44572号公報)
特開2006−44572号公報
しかし、前記特許文献1のような構造では、特に、車両が冠水路を走行した場合、雨水が開口部の下端部に位置する外気導入口から外気偏向部材に侵入し、外気偏向部材から雨水が勢いよくエンジン上部に配置されるエアクリーナや吸気ホースヘと掛かってしまい、如いては、エアクリーナに雨水等が侵入してしまう虞があった。
また、前記特許文献1の外気偏向部材は、走行風をエアクリーナの外周面に漂わせて冷却するものであって、積極的に走行風をフロントバンパの開口部から吸気ホースの外気取入口へと導入させるものではなかった。
この発明は、フロントバンパの下部に外気を導入する開口部を形成した車両用エンジンの吸気装置において、エンジン上部に配置されるエアクリーナの吸気ホースに低温の外気を供給するとともに、特に、車両が冠水路を走行した際に、雨水が吸気ホース内に侵入することを防止することを目的とする。
この発明は、フロントバンパの車両後方側に配設されるエンジンの上部にエアクリーナとこのエアクリーナに外気を取り入れる吸気ホースとを配設し、前記フロントバンパの鉛直方向下部に外気を導入する開口部を形成した車両用エンジンの吸気装置において、前記フロントバンパの裏側に前記開口部から導入される外気を前記吸気ホースの外気取入口側に案内するダクトを取り付けるとともに、前記開口部の下端を鉛直方向で前記ダクトの外気導入口よりも鉛直方向下側に延長したことを特徴とする。
この発明は、フロントバンパの開口部から導入される外気をフロントバンパの裏側に取り付けたダクトによって吸気ホースの外気取入口側に案内でき、低温の外気を吸気ホースの外気取入口を介してエアクリーナに供給できる。
また、この発明は、フロントバンパの開ロ部の下端を鉛直方向でダクトの外気導入口よりも鉛直方向下側に延長したことで、開口部の一部をダクトの下方に残すことができる。
これによって、この発明は、車両が冠水路を走行した際に、雨水がダクトの外気導入口よりも鉛直方向下側に延長した開口部から車両後方へと排出されるため、開口部の前面における水位を低下でき、ダクト内部のダクト通路へと雨水が掻き揚げられることを防止でき、如いては、雨水がダクト内から吸気ホースに向かって飛散するのを抑制でき、吸気ホースを介してエアクリーナ内に雨水が侵入するのを防止できる。
図1は吸気装置を備えた車両の前部の平面図である。(実施例) 図2は吸気装置を備えた車両の前部の正面図である。(実施例) 図3は吸気装置を備えた車両のフロントバンパ後側からの後面図である。(実施例) 図4は吸気装置を備えた車両のフロントバンパ後側からの斜視図である。(実施例) 図5は図1のV−V線による断面図である。(実施例) 図6は吸気装置を備えた車両の前部の拡大平面図である。(変形例) 図7は図1のVII−VII線による断面図である。(変形例)
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。
図1〜図5は、この発明の実施例1を示すものである。図1・図2において、1は車両、2はフロントバンパ、3は右ヘッドランプ、4は左ヘッドランプ、5は右フェンダパネル、6は左フェンダパネル、7はダッシュパネル、8はエンジンフード、9はエンジンルーム、10はエンジン、11は変速機である。車両1は、フロントバンパ2の車両後方側のエンジンルーム9にエンジン10を横置きに配置し、エンジン10の車両左側に変速機11を連結している。エンジン10の左側前方及び変速機11の前方には、ラジエータ12を配置している。ラジエータ12は、図3に示すように、後側にラジエータファン13を備えている。
前記エンジン10は、図4・図5に示すように、シリンダブロック14の上部にシリンダヘッド15を取り付け、シリンダヘッド15の上部にシリンダヘッドカバー16を取り付け、シリンダブロック14の下部にクランク軸17を軸支し、クランク軸17を覆うようにシリンダブロック14の下部にオイルパン18を取り付けている。
エンジン10は、シリンダヘッド15の車両前側に排気マニホルド19を取り付けている。排気マニホルド19の下部には、触媒コンバータ20を接続している。触媒コンバータ20には、排気を車両後方に導く排気管21を接続している。
このエンジン10は、シリンダヘッドカバー16の上部に、エアクリーナ22と吸気ホース23とを配設している。エアクリーナ22に外気を取り入れる吸気ホース23は、エアクリーナ22の前部右側から車両右側に延長して配設され、延長先端に右斜め前方に指向して開口する外気取入口24を設けている。エアクリーナ22には、後部左側に吸気ダクト25を接続している。吸気ダクト25は、横U字形状に湾曲して右側に向かい延長し、スロットルボディ26に接続している。スロットルボディ26は、シリンダヘッド15の車両後側に取り付けた吸気マニホルド27に接続している。
前記エンジン10の吸気装置28は、図2・図3に示すように、フロントバンパ2の鉛直方向下部に外気をエンジンルーム9に導入する開口部29を形成している。前記ラジエータ12は、フロントバンパ2の車両後方側であって開口部29の左側に寄せて取り付けている。吸気装置28は、フロントバンパ2の裏側に開口部29から導入される外気を吸気ホース23の外気取入口24側に案内するダクト30を取り付けている。ダクト30は、ラジエータ12の右側に隣接し、開口部29の右側に寄せて取り付けている。ダクト30、外気を車両上後方へと導く湾曲部31と、この湾曲部31の車両幅方向両端部からフロントバンパ2の裏側に向かって延びる側壁部32・32とを有し、内部に上下方向に延びるダクト通路33を形成している。
ダクト30は、ダクト通路33の上流端(ダクト30の下端)にフロントバンパ2の開口部29に指向する外気導入口34を備え、ダクト通路33の下流端(ダクト30の上端)に吸気ホース22の外気取入口24に指向する外気導出口35を備えている。ダクト30は、湾曲部31においてダクト通路33を湾曲し、車両上後方の右側に位置する前記外気取入口24に外気導出口35を指向させている。ダクト30の内部のダクト通路33には、フロントバンパ2の裏側から車両後方へ水平に延びる遮蔽板36を形成している。前記フロントバンパ2は、開口部29の下端を、鉛直方向でダクト30の外気導入口34よりも鉛直方向下側に延長している。これより、ダクト30の外気導入口34は、開口部29の鉛直方向上側に配置している。
エンジン10の吸気装置28は、フロントバンパ2の開口部29から流入する外気をダクト30の外気導入口34より導入し、ダクト通路33により上方に導いて外気導出口35から車両上後方に導出し、吸気ホース23の外気取入口24に案内する。
これにより、吸気装置28は、フロントバンパ2の開口部29から導入される外気をフロントバンパ2の裏側に取り付けたダクト30によって吸気ホース23の外気取入口24側に案内でき、低温の外気を吸気ホース23の外気取入口24を介してエアクリーナ22に供給することができる。
また、この吸気装置28は、フロントバンパ2の開口部29の下端を鉛直方向でダクト30の外気導入口34よりも鉛直方向下側に延長したことで、開口部29の一部をダクト30の下方に残すことができる。
これによって、この吸気装置28は、図5に示すように、車両1が冠水路を走行した際に、雨水がダクト30の外気導入口34よりも鉛直方向下側に延長した開口部29から車両後方へと排出されるため、開口部29の前面における水位を低下でき、ダクト30の内部へと雨水が掻き揚げられることを防止でき、如いては、雨水がダクト30内から吸気ホース23に向かって飛散するのを抑制でき、吸気ホース23を介してエアクリーナ22内に雨水が侵入するのを防止できる。
また、吸気装置28は、ダクト30の内部に、フロントバンパ2の裏側から車両後方へ水平に延びる遮蔽板36を形成した構造によって、ダクト30内を通過する外気の通路面積を遮蔽板36が配置される位置で縮小できる。
これによって、この吸気装置28は、外気がダクト30内を通過する際に、遮蔽板36で外気の流速を高めることができ、この外気をエンジン10の上部に配設される吸気ホース23の外気取入口24ヘと導入させることができる。
また、この吸気装置28は、万一、雨水がダクト30の外気導入口34から侵入したとしても、遮蔽板36で雨水がダクト30の下流側へと侵入するのを遮蔽して、ダクト30の下流端の外気導出口35からエンジン10の上部に排出されるのを防止できる。
これによって、この吸気装置28は、雨水がダクト30から吸気ホース23に向かって飛散するのを防止でき、吸気ホース23を介してエアクリーナ22内に雨水が侵入するのを防止できる。
図6・図7は、この発明の変形例を示すものである。変形例の吸気装置28は、前述実施例と同様に、フロントバンパ2の裏側に開口部29から導入される外気を吸気ホース23の外気取入口24側に案内するダクト30を取り付けるとともに、開口部29の下端を鉛直方向でダクト30の外気導入口34よりも鉛直方向下側に延長し、かつ、前記ダクト30の内部にフロントバンパ2の裏側から車両後方へ水平に延びる遮蔽板36を形成している。
変形例の吸気装置28のダクト30は、外気を車両上後方へと導く湾曲部31と、この湾曲部31の車両幅方向両端部からフロントバンパ2の裏側に向かって延びる側壁部32・32とを有し、側壁部32・32に前記遮蔽板36の車両幅方向両端部を連結させている。この変形例の遮蔽板36は、前述実施例よりも車両後方へ大きくに延びるように形成している。
変形例の吸気装置28は、ダクト30が湾曲部31と側壁部32・32とを有し、走行風を車両上後方へと導く湾曲部31の車両幅方向両端部に側壁部32・32を形成する構造によって、湾曲部31の剛性を側壁部32・32によって高めることができる。
さらに、この吸気装置28は、側壁部32・32に遮蔽板36の車両幅方向両端部を連結させたことで、ダクト30およびこのダクト30の外気が通過するダクト通路33の形状の剛性を遮裁板36によって向上させることができ、エンジン10の前側に配置される放熱部材(例えば、排気マニホルド19など)やエンジンルーム9内からの熱気でダクト30やダクト通路33の変形を防ぐことができる。
これによって、この吸気装置28は、ダクト30およびダクト通路33の変形を抑制できるため、ダクト30内を通過する外気は、吸気ホース23の外気取入口24から外れることなく、前記外気取入口24ヘと流れ込むことができる。
この発明は、エンジン上部に配置されるエアクリーナの吸気ホースに低温の外気を供給することができ、雨水が吸気ホース内に侵入することを防止することができるものであり、エアクリーナにかぎらず、エンジンルーム内において走行風を導入する機器(例えば、インタクーラ)についても、利用することが可能である。
1 車両
2 フロントバンパ
9 エンジンルーム
10 エンジン
12 ラジエータ
22 エアクリーナ
23 吸気ホース
24 外気取入口
29 開口部
30 ダクト
31 湾曲部
32・32 側壁部
33 ダクト通路
34 外気導入口
35 外気導出口
36 遮蔽板

Claims (3)

  1. フロントバンパの車両後方側に配設されるエンジンの上部にエアクリーナとこのエアクリーナに外気を取り入れる吸気ホースとを配設し、
    前記フロントバンパの鉛直方向下部に外気を導入する開口部を形成した車両用エンジンの吸気装置において、
    前記フロントバンパの裏側に前記開口部から導入される外気を前記吸気ホースの外気取入口側に案内するダクトを取り付けるとともに、前記開口部の下端を鉛直方向で前記ダクトの外気導入口よりも鉛直方向下側に延長したことを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。
  2. 前記ダクトの内部には、前記フロントバンパの裏側から車両後方へ水平に延びる遮蔽板を形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用エンジンの吸気装置。
  3. 前記ダクトは、外気を車両上後方へと導く湾曲部とこの湾曲部の車両幅方向両端部から前記フロントバンパの裏側に向かって延びる側壁部とを有し、
    前記側壁部に前記遮蔽板の車両幅方向両端部を連結させたことを特徴とする請求項2に記載の車両用エンジンの吸気装置。
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