JP2012071979A - 後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中折り処理を行った後の用紙束の厚さを押えるとともに、生産性が低下するのを防止し、さらに用紙に印字された画像が見難くなるのを防止することにある。
【解決手段】第2搬送部12と、スジ付け決定部174と、スジ付け処理部13と、中折り処理部14とを有する。第2搬送部12は表面に画像が形成された用紙を搬送可能な部分である。スジ付け決定部174は第2搬送部12によって搬送された中折り処理をする用紙に対しスジ付け処理を行うか否かを決定する部分である。スジ付け処理部13はスジ付け決定部174によってスジ付けを行うことが決定された用紙にスジ付けを行う部分である。中折り処理部14はスジ付け処理部13によってスジ付け処理された用紙及び/またはスジ付け処理が行われていない用紙に中折り処理を行う部分である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、後処理装置及び画像形成装置、特に、表面に画像が形成された用紙に後処理を施す後処理装置及び用紙の表面に画像を形成可能な画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置には、画像が印字された用紙などに後処理を施すための後処理装置が設けられることがある。
後処理装置は、例えば、複合機などから排出された用紙を搬送する用紙搬送機構と、用紙搬送機構によって搬送された用紙に中折りを施す中折り処理機構と、用紙を外部に排出可能な排出部とを有している。
このような後処理装置では、用紙搬送機構によって画像形成装置から排出された用紙が所定位置に搬送され、所定位置において用紙に中折り処理機構によって中折り処理が施される。その後、中折り処理が施された用紙が用紙搬送機構によって排出部に搬送され後処理装置の外部に排出される。
ここで、多数の用紙からなる用紙束に中折り処理を施す場合には、十分に用紙に折り目を付けることが出来ない場合がある。すなわち、図9に示すように用紙束の外部の用紙200は中折りの際に折り目がつく程度には折られない。このため、中折り処理後であっても用紙束の外部の用紙には折り目が無く、折れ曲がっていた用紙が開こうとする。この場合には、用紙束全体の厚みが厚くなってしまう。
このような課題を解決するため、用紙束に中折り処理を施す前に用紙の中折りを施す位置にスジ付けを行うようにした装置が考えられている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の後処理装置は、中折りなどの後処理を行う直前にスジ付け処理部を有している。このスジ付け処理部は、用紙搬送方向に直交する方向に走査可能であり、用紙にスジ付けを行うスジ付けローラと、用紙搬送方向に伸び、スジ付けローラのガイドを行うローラガイド部材と、スジ付けローラを受けるローラ受け部材とを有している。
ここでは、複合機から排出された用紙がスジ付け処理部まで搬送される。スジ付け処理部において、スジ付けローラとローラ受け部材とに用紙が挟まれた状態でスジ付けローラが用紙の用紙搬送方向に略直交する方向に走査される。このとき、スジ付けローラの走査によって用紙にスジ付けが施される。
特開2000−272823号
従来の装置では、中折りされる全ての用紙にスジ付けが行われるため、処理に時間がかかる。このため、中折り処理が施された用紙束を形成するのに必要な時間が増大し、生産性が低くなってしまう。また、全ての用紙にスジ付けを行うため、用紙の画像の箇所であってもスジ付け処理が行われる。このため、用紙に印字された画像が見難くなる場合がある。
本発明の課題は、中折り処理を行った後の用紙束の厚さを押えるとともに、生産性が低下するのを防止し、さらに用紙に印字された画像が見難くなるのを防止することにある。
発明1に係る後処理装置は、搬送部と、スジ付け決定部と、スジ付け処理部と、中折り処理部とを有する。搬送部は表面に画像が形成された用紙を搬送可能な部分である。スジ付け決定部は搬送機構によって搬送された中折り処理をする用紙に対しスジ付け処理を行うか否かを決定する部分である。スジ付け処理部はスジ付け決定部によってスジ付けを行うことが決定された用紙にスジ付けを行う部分である。中折り処理部はスジ付け処理部によってスジ付け処理された用紙及び/またはスジ付け処理が行われていない用紙に中折り処理を行う部分である。
この後処理装置では、搬送部によって表面に画像が形成された用紙が搬送される。スジ付け決定部によって搬送部により搬送される用紙にスジ付けを行うか否かが決定される。スジ付け決定部によってスジ付けが行われることが決定された場合にスジ付け処理部によってスジ付けが行われる。スジ付けが行われた後、中折り処理が施され、後処理装置外部に排出される。
ここでは、スジ付け処理が行われているため中折り処理を行った後の用紙束の厚さを押えることが出来る。また、スジ付け決定部によってスジ付けが必要かを判断し、スジ付けが必要な用紙にスジ付けを行っているため、全ての用紙にスジ付けを行う場合よりも処理速度が高く、生産性が低下するのを防止できる。さらに例えば、用紙の搬送方向略中央部分に画像などが印字されている場合には、スジ付けを行わないようにすることにより、用紙に印字された画像が見難くなるのを防止することができる。
発明2に係る後処理装置では、発明1に記載の後処理装置であって、スジ付け決定部は用紙のスジ付けを行う領域の堅さに応じてスジ付けを行うか否かを決定する。
ここで、用紙を中折り処理する際に用紙の折り目部分が膨らんでしまうのは折り目部分の硬度に依存する。例えば、折り目部分に画像が形成されている場合にはトナーが用紙に付着しており、画像が形成されていない用紙に比べて硬度が高くなっている。硬度が高い場合には硬度が低いものに比べて折り目がつきにくく、用紙を折った際に折り目部分が膨らんでしまいやすい。なお、スジ付けを行う領域とは中折り処理の際の折り目に相当する場所であり、用紙の長手方向略中央部分であり且つ幅方向の両端をつなぐ線状の部分である。
ここでは、スジ付けを行う領域の硬度に応じて用紙にスジ付けを行うかどうかを決めるため、スジ付けが必要な用紙にのみスジ付けを行うことが出来る。このため、全ての用紙にスジ付けを行う場合に比べて、処理速度が速くなる。
発明3に係る後処理装置は、発明1又は2に記載の後処理装置であって、スジ付け決定部は用紙のスジ付けを行う領域の現像剤濃度に応じてスジ付けを行うか否かを決定する。
ここで、用紙の硬度はスジ付けを行う領域に形成された画像の現像剤濃度によっても異なっている。例えば、画像の現像剤濃度が濃い場合にはトナー付着量が多く、硬度が高くなる。
ここでは、現像剤濃度に応じてスジ付けを行うかが決められるため、効率よくスジ付けを行うことが出来る。
発明4に係る後処理装置は、発明1から3のいずれかに記載の後処理装置であって、スジ付け決定部は、用紙のスジ付けを行う領域の現像剤濃度が所定の閾値以上か否かを判断する閾値判断部を有し、閾値判断部の判断結果に基づいてスジ付けを行うか否かを決定する。
発明5に係る後処理装置は、発明1から4のいずれかに記載の後処理装置であって、スジ付け決定手段は、用紙の厚さを検出する厚さ検出手段をさらに有し、厚さ検出手段の検出結果に基づいてスジ付けを行うか否かを検出する。
ここで、用紙の硬度は用紙の厚さに影響される。ここでは、用紙の厚さを考慮してスジ付けを行うかどうかを決めるため、効率的にスジ付けを行うことが出来る。
発明6に係る後処理装置は、発明1から5のいずれかに記載の後処理装置であって、用紙のスジ付けを行う領域は搬送部の用紙搬送方向における用紙の略中央部分である。
発明7に係る後処理装置は、発明1から6のいずれかに記載の後処理装置であって、スジ付けを行うか否かをユーザに選択させるための選択画面を表示可能な表示部をさらに備えている。
ここでは、ユーザがスジ付けを行うかを選択することで、より効率的にスジ付けを行うことが出来る。
発明8に係る画像形成装置は、原稿の画像データに基づいて画像を用紙に形成可能な装置であって、画像形成部と、搬送部と、定着部と、スジ付け決定部と、スジ付け処理部と、中折り処理部とを備えている。画像形成部は原稿の画像データに基づいて画像を形成可能な部分である。搬送部は画像形成部を含む様々な機能部に用紙を搬送する部分である。定着部は画像形成部で用紙上に形成された画像を用紙に定着させる部分である。スジ付け決定部は搬送部によって搬送された用紙にスジ付け処理を行うか否かを決定する部分である。スジ付け処理部はスジ付け決定部によってスジ付けを行うことが決定された用紙にスジ付けを行う部分である。中折り処理部はスジ付け処理部によってスジ付け処理された用紙及び/またはスジ付け処理が行われていない用紙に中折り処理を行う部分である。
この画像形成装置では、搬送部によって画像形成部などの様々な機能部に用紙が搬送される。スジ付け決定部によって搬送部により搬送される用紙にスジ付けを行うか否かが決定される。スジ付け決定部によってスジ付けが行われることが決定された場合にスジ付け処理部によってスジ付けが行われる。スジ付けが行われた後、中折り処理が施され、画像形成装置外部に排出される。
ここでは、用紙にスジ付け処理が行われているため中折り処理を行った後の用紙束の厚さを押えることが出来る。また、スジ付け決定部によってスジ付けが必要かを判断し、スジ付けが必要な用紙にスジ付けを行っているため、全ての用紙にスジ付けを行う場合よりも処理速度が高く、生産性が低下するのを防止できる。さらに例えば、用紙の搬送方向略中央部分に画像などが印字されている場合には、スジ付けを行わないようにすることにより、用紙に印字された画像が見難くなるのを防止することができる。
発明9に係る画像形成装置では、発明8に記載の画像形成装置であって、スジ付け決定部は用紙のスジ付けを行う領域の堅さに応じてスジ付けを行うか否かを決定する。
ここでは、スジ付けを行う領域の硬度に応じて用紙にスジ付けを行うかどうかを決めるため、スジ付けが必要な用紙にのみスジ付けを行うことが出来る。このため、全ての用紙にスジ付けを行う場合に比べて、処理速度が速くなる。
発明10に係る画像形成装置は、発明8又は9に記載の画像形成装置であって、スジ付け決定部は用紙のスジ付けを行う領域の現像剤濃度に応じてスジ付けを行うか否かを決定する。
ここでは、現像剤濃度に応じてスジ付けを行うかが決められるため、効率よくスジ付けを行うことが出来る。
発明11に係る画像形成装置は、発明8から10のいずれかに記載の画像形成装置であって、スジ付け決定部は、用紙のスジ付けを行う領域の現像剤濃度が所定の閾値以上か否かを判断する閾値判断部を有し、閾値判断部の判断結果に基づいてスジ付けを行うか否かを決定する。
発明12に係る画像形成装置は、発明8から11のいずれかに記載の画像形成装置であって、原稿の画像データを読み取る原稿データ読み取り部と、原稿データ読み取り部で読み取られた原稿データから原稿画像の現像剤濃度を検出する濃度検出手段をさらに備えている。
ここでは、原稿データから原稿画像の現像剤濃度を検出するため、現像剤濃度を検出するセンサなどを配置する必要が無く、コストが高くなるのを防止できる。
発明13に係る画像形成装置は、発明8から12のいずれかに記載の画像形成装置であって、スジ付け決定手段は、用紙の厚さを検出する厚さ検出手段をさらに有し、厚さ検出手段の検出結果に基づいてスジ付けを行うか否かを検出する。
ここで、用紙の硬度は用紙の厚さに影響される。ここでは、用紙の厚さを考慮してスジ付けを行うかどうかを決めるため、効率的にスジ付けを行うことが出来る。
発明14に係る画像形成装置は、発明8から13のいずれかに記載の画像形成装置であって、用紙のスジ付けを行う領域は搬送部の用紙搬送方向における用紙の略中央部分である。
発明15に係る画像形成装置は、発明8から14のいずれかに記載の画像形成装置であって、スジ付けを行うか否かをユーザに選択させるための選択画面を表示可能な表示部をさらに備えている。
ここでは、ユーザがスジ付けを行うかを選択することで、より効率的にスジ付けを行うことが出来る。
本発明では、中折り処理を行った後の用紙束の厚さを押えるとともに、生産性が低下するのを防止し、さらに用紙に印字された画像が見難くなるのを防止することができる。
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の全体概略断面図。 現像装置周辺部の部分拡大図。 画像形成装置のブロック図。 スジ付け処理部の斜視図。 スジ付け処理部の全体断面図。 中折り処理部の拡大図。 ブレード部材の折り位置を示す図。 中折り処理動作のフローチャートを示す図。 所定厚さ以上の用紙束を折り曲げた状態を示す図。 他の実施形態に係る画像形成装置のブロック図を示す図。
[全体構成]
以下に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100について図1を参照して説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置100の全体概略を示すものである。画像形成装置100は用紙に画像を印字するためのものである。また、画像形成装置100は、複合機1と、後処理装置10とを備えている。
[複合機]
複合機1は、FAXや複写機、プリンターなどの様々な機能を有している。また、複合機1は、外部のコンピュータなどに接続され、原稿から取得された画像情報又はコンピュータから送られる画像情報に基づいて用紙上に画像を形成することができる。
複合機1は原稿を複写する機能や原稿の画像情報を送信する機能等の様々な機能を有している。複合機1は、図1に示すように、原稿読み取り部2と、画像形成部3と、転写部4と、用紙収納部5と、第1搬送部6と、定着部7と、排出部8とを備えている。以下に各機能部の構成について説明する。
{原稿読み取り部}
原稿読み取り部2は原稿を読み取り画像情報を取得するための部分である。また、原稿読み取り部2は複合機1の上部に配置されている。具体的には、原稿読み取り部2は原稿に光を照射し、原稿によって反射された光を図示しないCCDセンサで受光する。その後、CCDセンサで反射光をデータ化し画像情報が得られる。
{画像形成部}
画像形成部3は画像情報に基づいて画像を形成するための部分である。また画像形成部3は用紙収納部5と原稿読み取り部2との間に配置されている。さらに画像形成部3は、4つの画像形成ユニット30を有している。4つの画像形成ユニット30は1列に並べて配置されている。また4つの画像形成ユニット30は、図1及び図2に示すように、それぞれ、感光体ドラム31と、帯電装置32と、レーザユニット33(図1参照)と、現像装置34と、トナー収納部35(図1参照)と、ドラムクリーニング装置37と、除電装置36とを有している。そして、4つの画像形成ユニット30は、図1の右側から順にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成可能である。なお、各画像形成ユニット30は互いに同様の構成である。なお、以下にイエローの画像形成ユニット30について説明する。
感光体ドラム31は表面に静電潜像を担持可能な部材である。また、感光体ドラム31は図2の紙面に垂直に伸びる回転軸周りに回転可能である。そして、感光体ドラム31は後述する転写ベルト41に接触するように配置されている。
帯電装置32は感光体ドラム31の表面を一様に帯電させるための装置である。また、帯電装置32は感光体ドラム31の上側に配置されている。
レーザユニット33は画像情報に基づいてレーザ光を感光体ドラム31の表面に照射するための装置である。またレーザユニット33は感光体ドラム31の上側に配置されている。
現像装置34は感光体ドラム31に担持された静電潜像に現像剤を供給可能な装置である。また、各現像装置34はそれぞれのレーザユニット33の下側に配置されている。ここで、図2に示すように現像装置34は、現像容器341と、現像ローラ342と、供給ローラ343と、攪拌部材344とを有している。
現像容器341は内部に各感光体ドラム31に対応する色の現像剤を収納可能な容器である。
現像ローラ342は感光体ドラム31に現像剤を供給するための部材である。また、現像ローラ342は現像容器341に支持されている。さらに現像ローラ342は感光体ドラム31に対向するように配置されている。
供給ローラ343は現像ローラ342に現像容器341内部の現像剤を供給するための部材である。また、供給ローラ343は現像容器341に回転自在に支持されている。さらに、供給ローラ343は、現像ローラ342と平行に配置されている。
攪拌部材344は、現像容器341内の現像剤を攪拌するための部材である。
トナー収納部35は現像装置34に供給可能なトナーを収納する部分である。トナー収納部35は各現像装置34の色に対応するトナーを収納可能なトナーコンテナ351を有している。トナーコンテナ351は図示しない供給路によって現像装置34に接続されている。
ドラムクリーニング装置37は現像動作に使用されずに感光体ドラム31上に残留した現像剤をクリーニングするための装置である。ドラムクリーニング装置37は、感光体ドラム31の表面に接触するブレード部材371と、ブレード部材371によって掻き取ったトナーを収納可能な廃現像剤収納容器372とを有している。
除電装置36は感光体ドラム31の表面の電荷を除去するための装置である。また、除電装置36は感光体ドラム31の上側に配置されている。
{転写部}
図1に示すように、転写部4は、転写ベルト41と、4つの1次転写ローラ42と、2次転写ローラ43と、ベルトクリーニング装置44とを備えている。
転写ベルト41は画像形成部3で形成された画像を用紙に転写するための部材である。また、転写ベルト41は感光体ドラム31から画像が1次転写される部材である。さらに転写ベルト41は感光体ドラム31の下側に配置されている。
1次転写ローラ42は感光体ドラム31上の画像を転写ベルト41上に転写するための部材である。また1次転写ローラ42は転写ベルト41を挟んで感光体ドラム31に対向するように配置されている。さらに1次転写ローラ42はそれぞれ図示しない電圧印加装置に接続されている。各1次転写ローラ42は感光体ドラム31が並べられた方向と平行に並べて配置されている。
2次転写ローラ43は感光体ドラム31から転写ベルト41に1次転写された画像を用紙に転写するための部材である。また2次転写ローラ43は用紙搬送部6の用紙搬送経路を挟んで転写ベルト41に対向するように配置されている。
ベルトクリーニング装置44は転写ベルト41上のトナーや紙粉および埃などをクリーニングするための装置である。またベルトクリーニング装置44は転写ベルト部材41の上側に配置されている。
{用紙収納部}
用紙収納部5は用紙を収納するための部分である。また、用紙収納部5は複合機1の下部に配置されている。さらに用紙収納部5は2つの給紙カセット51を有している。各給紙カセット51にはそれぞれ異なる種類(サイズなど)の用紙が収納されている。また、2つの給紙カセット51はそれぞれ積み重ねて配置されている。
{第1搬送部}
第1搬送部6は各機能部に用紙を搬送するための部分である。第1搬送部6は、用紙収納部5、転写部4、定着部7、排出部8の順に用紙を搬送する用紙搬送経路を有している。また用紙搬送部6は、用紙の搬送方向をガイドする用紙搬送ガイド対61と、用紙搬送方向に用紙を搬送する複数の用紙搬送ローラ対62とを有している。
{定着部}
定着部7は画像を用紙に定着させるための部分である。また、定着部7は用紙搬送方向において転写部4の後方に配置されている。また、定着部7は、用紙上の画像を加熱する加熱ローラ71と、用紙上の画像を加圧する加圧ローラ72とを有している。
{排出部}
排出部8は用紙を複合機1の外部に排出するための部分である。また、図1に示すように、排出部8は定着部7の用紙搬送方向下流側に配置されている。そして、排出部8は排出ローラ81を有している。排出部8は原稿読み取り部2の下側に配置されている。排出部8は複合機1の図1における左側の側面から右方に向かって窪む凹部82をさらに有している。そして、凹部82に用紙が排出される。
[後処理装置]
後処理装置10は、画像が印字された用紙に後処理を施すための装置である。また、後処理装置10は複合機1の側方に着脱可能に取り付けられている。さらに、後処理装置10は、筐体11と、第2搬送部12と、スジ付け処理部13と、中折り処理部14と、第1排出部15と、第2排出部16と、図3に示す制御部17とを備えている。以下各機能部について詳細に説明する。
筐体11は内部に中折り処理部14やスジ付け処理部13などを配置可能な部材である。また、筐体11には複合機1の排出部8から排出された用紙が通過可能な通過口111が形成されている。
第2搬送部12は通過口111を通過して筐体11内に進入した用紙を各機能部に搬送するための部分である。第2搬送部12は用紙を搬送するための複数のローラ121を有している。
スジ付け処理部13は用紙にスジ付け処理を行うための部分である。スジ付け処理部13は用紙搬送方向において中折り処理部14の用紙搬送方向上流側に配置されている。ここで、図4にスジ付け処理部13の斜視図、図5にスジ付け処理部13の断面図を示す。図4及び図5に示すように、スジ付け処理部13は、スジ付けローラ131と、ローラ受け部材132と、ローラ支持部材133と、ローラガイド部材134と、一時停止ローラ135(図1参照)を有している。
スジ付けローラ131は用紙にスジを付けるための部材である。またスジ付けローラ131は略断面楕円形状の円板状部材である。また、スジ付けローラ131は図5に示す回転軸Aを中心として回転可能な部材である。より詳細には、スジ付けローラ131の回転軸に図示しないモータからの動力が伝達され、スジ付けローラ131が回転するようになっている。
ローラ受け部材132はスジ付けローラ131を受ける部材である。また、ローラ受け部材132は用紙搬送方向に略直交する方向に伸びる部材である。さらに、ローラ受け部材132は、用紙を挟んでスジ付けローラ131と逆側に配置された部材である。そして、ローラ受け部材132には用紙の幅方向に沿って伸びる溝132aが形成されている。ローラ受け部材132の溝132aでスジ付けローラ131を支持する。
ローラ支持部材133はスジ付けローラ131を回転可能に支持する部材である。またローラ支持部材はローラガイド部材134に移動自在に支持されている。
ローラガイド部材134はスジ付けローラ131の移動をガイドするための部材である。また、ローラガイド部材134はローラ支持部材133を貫通する1対の棒状の部材である。さらにローラガイド部材は用紙の幅方向に沿って伸びている。
一時停止ローラ135(図1参照)は第2搬送部によって搬送される用紙を一時的に停止させるためのローラである。また、一時停止ローラ135は用紙搬送方向においてスジ付けローラなどが配置されている位置の用紙搬送方向上流側に配置されている。そして、一時停止ローラ135はスジ付け処理を行う際にタイミングよくローラ受け部材132とローラガイド部材134との間に用紙が位置した状態で用紙の搬送を一時的に停止させ、スジ付け処理の終了後に中折り処理部14に搬送するための部材である。
中折り処理部14は用紙に中折り処理を施すための部分である。また中折り処理部14はスジ付け処理部13の用紙搬送方向下流側に配置されている。ここで、図6に中折り処理部14の部分拡大図を示す。図6に示すように、中折り処理部14は、折りブレード141と、1対の折りローラ142と、用紙支持トレイ143とを有している。
折りブレード141は、用紙の搬送方向に略直交する方向に伸びる部材である。また折りブレード141は長方形上の板状部材である。さらに折りブレード141は1対の折りローラ142の間に位置する折り位置(図7に示す折りブレード141の位置)と用紙支持トレイ143近傍に位置する退避位置(図6参照)との間を矢印C又はD方向に移動可能な部材である。
1対の折りローラ142は用紙束を挟みこんで折る部材である。また1対の折りローラ142は折りブレード141と略対向する位置に配置されている。さらに1対の折りローラは図示しない駆動源に接続されており、図7の矢印B方向に回転可能である。
用紙支持トレイ143はスジ付け処理が終了した用紙及びスジ付け処理を行わなかった用紙の端部を支持するための部材である。
第1排出部15(図1参照)は、複合機1から排出された後処理が行われない用紙を排出する部分である。第1排出部15は、後処理装置10内部の用紙を後処理装置10外部に排出するための1対の第1排出ローラ151と、後処理装置10内部から後処理装置10外部に排出された用紙を支持する第1排出トレイ152とを有している。
第2排出部16は中折り処理が施された用紙束を排出する部分である。また、第2排出部16は中折り処理部14の側方に設けられている。さらに第2排出部16は中折り処理が施された用紙束を積載可能な第2排出トレイ161を有している。
図3に画像形成装置1のブロック図を示す。制御部17は、記憶部171とCPU等とを有している。制御部17は、プログラムを実行することで、スジ付け領域画像濃度検出部172と、用紙厚さ検出部173と、スジ付け決定部174として機能する。また、制御部17は、記憶部171に記憶されたプログラムを実行することで各機能部を制御する装置である。
スジ付け領域画像濃度検出部172は搬送されてきた各用紙についてスジ付け領域の画像の有無や画像の現像剤濃度を検出する部分である。スジ付け領域画像濃度検出部172は原稿読み取り部2で読み取った画像データ又は外部のコンピュータから送信されてきた画像情報からスジ付けを行う領域に画像があるかどうか、また画像がある場合には画像の現像剤濃度を検出する。ここで、スジ付け領域とは、中折り処理の際に折りブレード141が接触する部分であって、用紙の用紙搬送方向における中央であって幅方向に伸びる領域のことを言う。さらに具体的には、折りブレードが接触する直線から用紙搬送方向に約5ミリの幅の領域を言う。この領域は用紙のサイズなどに関わらず、同じ大きさの領域をスジ付け領域とする。
用紙厚さ検出部173は用紙の厚さを検出する部分である。用紙厚さ検出部173は用紙の厚さを検出する用紙センサ173aを有している。センサ173aは第1搬送部6の用紙収納部5近傍に配置されている。
スジ付け決定部174は搬送されてきた各用紙にスジ付け処理を行うか否かを判断する部分である。また、スジ付け決定部174は用紙のスジ付け領域の硬さによってスジ付けを行うか否かを判断する。具体的には、用紙束に含まれる各用紙の厚さ及びスジ付け領域に画像が設けられているか否かを判断し、用紙のスジ付け領域に画像が設けられている場合には画像情報のスジ付け領域の画像の濃度から用紙の硬さを推定し、用紙束のスジ付け領域の硬さを推定した上でスジ付けを行うか否かを判断する。例えば、用紙束に含まれる用紙が厚紙であれば硬度が高くスジ付けが必要と判断する。また、スジ付け決定部174は、閾値判断部174aを有している。
閾値判断部174aは用紙のスジ付け領域に形成された画像の現像剤濃度が閾値以上か否かを判断する部分である。また、閾値判断部174aは原稿読み取り部で読み取った画像データからスジ付け領域に形成された画像の現像剤濃度が閾値以上か否かを判断する。また、スジ付け領域に形成されている画像の現像剤濃度が所定の閾値以上であると閾値判断部174が判断すると、スジ付け決定部174はスジ付け処理が必要と判断する。
[動作]
次に複合機1の動作について説明する。
原稿読み取り部2によって原稿の画像情報が読み取られる又は複合機1の外部に接続されたコンピュータから画像情報が送られると、画像情報に基づいて感光体ドラム31上に静電潜像が形成される。具体的には、帯電装置32によって感光体ドラム31の表面が帯電させられ、画像情報に基づいてレーザユニット33から感光体ドラム31にレーザ光が照射される。このようにして感光体ドラム31上に静電潜像が形成されると、現像装置34の現像ローラ342から現像剤が静電潜像に供給される。現像装置34から静電潜像に現像剤が供給されると感光体ドラム31上にトナー像が形成される。
そして、各感光体ドラム31上のトナー像が転写ベルト41に転写される。そして転写ベルト41上のトナー像が用紙に転写される。トナー像が表面に転写された用紙は用紙搬送部6によって定着装置7まで搬送される。定着装置7でトナー像が用紙に定着された後、排出部8に搬送される。排出部8に搬送された用紙は複合機1外に排出される。
[中折り処理動作]
中折り処理動作についてのフローチャートを図8に示す。図8のフローチャートを参照して中折り処理動作を説明する。上記の複合機1の動作によって複合機1外に排出された用紙は通過口111を通って後処理装置10内部に進入する(S1)。このとき中折り処理命令がなされているか否かが判断される(S2)。中折り処理命令がなされていない場合(S2のNO)には第2搬送部12によって第1排出部15に用紙が搬送される(S3)。第1排出部15に搬送された用紙は第1排出部15から後処理装置10外に排出され、第1排出トレイ152に積載される。一方、中折り処理命令がなされている場合(S2のYES)には第2搬送部12により中折り処理部14に用紙が搬送される(S4)。
このとき、用紙の厚さ及びスジ付け領域の画像の有無、画像がある場合には画像濃度からスジ付け処理を行うか否かが判断される。具体的には、用紙が普通紙か厚紙かが判断される(S5)。用紙が厚紙の場合(S5のYES)にはスジ付け処理が必要と判断され、一方普通紙の場合(S5のNO)にはスジ付け領域の画像の有無が判断される(S7)。スジ付け領域に画像が無い場合(S7のNO)にはスジ付け処理は不要と判断され、スジ付け領域に画像がある場合(S7のYES)には画像の現像剤濃度が予め設定された閾値を越えているか否かが判断される(S8)。現像剤濃度が閾値を超えている場合(S8のYES)にはスジ付け処理が必要と判断され、現像剤濃度が閾値以下の場合(S8のNO)にはスジ付け処理が不要と判断される。
スジ付け処理が不要と判断された場合には、用紙はスジ付け処理部を通過して用紙支持トレイに搬送される(S9)。一方、スジ付け処理が必要と判断された場合には、スジ付け処理部に用紙が搬送される。言い換えると、一時停止ローラ135によって一時的に用紙が停止され、所定のタイミングで用紙がスジ付け処理部に搬送される。具体的には、ローラガイド部材134とローラ受け部材132との間に用紙のスジ付け領域が位置するように用紙が搬送される。その後、スジ付けローラ131が用紙のスジ付け領域上を走査し、用紙のスジ付け領域がスジ付けローラ131とローラ受け部材132とによって挟まれ、用紙のスジ付け領域にスジが付けられる(S6)。スジが付けられた用紙は第2搬送部12によって用紙支持トレイ143に搬送される。このような処理が各用紙に対して繰り返されて、用紙支持トレイ上にスジ付け処理がなされた用紙とスジ付け処理がなされていない用紙とを含む用紙束が積載される。
用紙支持トレイ143上に積載された用紙束は中折り処理が施される(S10)。具体的には、折りブレード141が退避位置から折り位置に向かって移動する。このとき、折りブレード141はスジ付け処理がなされた用紙のスジ部分を押圧するように位置されている。そして、折りブレード141の移動に伴って用紙束の用紙搬送方向中央部が1対のスジ付けローラ142の間に移動させられる。このとき、1対のスジ付けローラに挟まれて用紙束は中折りされる(図7参照)。その後、折りブレード141は折り位置から退避位置に向かって移動し、1対のスジ付けローラ142は用紙束を排出する側、すなわち図7の左側に用紙束を搬送するように図7の矢印Bの方向に回転する。その後、中折り処理がなされた用紙束は第2排出トレイ161に積載される。
[効果]
ここでは、用紙にスジ付け処理を施すかどうかを判断し、スジ付け処理が必要な用紙にのみスジ付け処理を施すため、全ての用紙にスジ付け処理を行う場合に比べて効率よくスジ付けを行うことが出来る。すなわち、スジ付けが必要な用紙以外は、スジ付けを行うための動作、すなわち、スジ付け領域をローラ受け部材132とローラガイド部材134との間に位置するように用紙を搬送して、用紙を一時停止ローラ135によって一時的に停止し、スジ付け動作を行う必要が無く、中折り処理を行った後の用紙束の厚さを押えるとともに、生産性が低下するのを防止できる。また、用紙のスジ付け領域に画像があるかどうか及び画像がある場合にはその画像の濃度を判断しているため、用紙に印字された濃度の低い画像が見難くなるのを防止することができる。
〔他の実施形態〕
(A)上記実施形態では、用紙の厚さ及び用紙のスジ付け領域における画像の有無、画像の現像剤濃度によってスジ付け処理を行うかを判断したが、本発明はこれに限らず、他の要素によってスジ付け処理を行うかを判断しても良い。例えば、画像がカラーか白黒かで判断することや写真モードが選択されたか否かで判断しても良い。さらに、光沢度によって判断しても良い。この場合、カラーモードの場合には画像のトナー濃度が高くなる可能性があるため、スジ付けを行うようにする。ここでは、画像がカラーか白黒かは印字条件の設定から読み取ることが出来、写真モードか否かはユーザによって写真モードを選択されたか否かで判断することができる。
そして、写真モードの場合には写真の見やすさを考慮し、スジ付けを行わないように設定することもできる。
(B)上記実施形態では、用紙の厚さを用紙センサによって検出したが、本発明はこれに限らず、図10に示すように操作パネル18を設け、操作パネル18によるユーザの操作によって判断しても良い。具体的には操作パネル18で厚紙が選択されたか否かによって厚紙か否かを判断しても良い。また、用紙のスジ付けが行われる領域に画像が形成されている場合にはユーザの要望に応じてスジ付けを行うか否かを判断しても良い。例えば、スジ付け領域に画像が形成された用紙1枚毎に操作パネル18によってユーザの指示を受け付けることでそれぞれの用紙のスジ付け処理の有無を判断する。
この場合には、ユーザの希望に応じてスジ付けを行うか否かを決定することができる。また、図10では表示パネル18は後処理装置1側に設けたが、本発明はこれに限らず、複合機1側に設けても良い。
(C)上記実施形態では、後処理装置10に設けられた制御部17によってスジ付けを行うかを判断したが、本発明はこれに限らず、図示しない複合機1側の制御部によってスジ付けを行うかを判断しても良い。
(D)上記実施形態では、複合機10に後処理装置1を取り付けたものを例示したが、本発明はこれに限らず、用紙に画像を形成可能な装置、例えば複写機などに後処理装置を取り付けたものであっても良い。
1 複合機
2 画像形成部
6 第1搬送部(搬送部)
7 定着部
10 後処理装置
12 第2搬送部(搬送部)
13 スジ付け処理部(スジ付け処理部)
14 中折り処理部(中折り処理部)
18 表示パネル(表示部)
100 画像形成装置
173 用紙厚さ検出部(厚さ検出部)
174 スジ付け決定部(スジ付け決定部)
174a 閾値判断部(閾値判断部)

Claims (15)

  1. 表面に画像が形成された用紙を搬送可能な搬送部と、
    前記搬送部によって搬送された中折り処理をする用紙に対しスジ付け処理を行うか否かを決定するスジ付け決定部と、
    前記スジ付け決定部によってスジ付けを行うことが決定された用紙にスジ付けを行うスジ付け処理部と、
    前記スジ付け処理部によってスジ付け処理された用紙及び/またはスジ付け処理が行われていない用紙に中折り処理を行う中折り処理部と、
    を備えた後処理装置。
  2. 前記スジ付け決定部は用紙のスジ付けを行う領域の硬さに応じてスジ付けを行うか否かを決定する、請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記スジ付け決定部は用紙のスジ付けを行う領域の現像剤濃度に応じてスジ付けを行うか否かを決定する、請求項1または2に記載の後処理装置。
  4. 前記スジ付け決定部は、用紙のスジ付けを行う領域の現像剤濃度が所定の閾値以上か否かを判断する閾値判断部を有し、前記閾値判断部の判断結果に基づいてスジ付けを行うか否かを決定する、
    請求項1から3のいずれかに記載の後処理装置。
  5. 前記スジ付け決定部は、前記用紙の厚さを検出する厚さ検出手段をさらに有し、前記厚さ検出手段の検出結果に基づいてスジ付けを行うか否かを検出する、
    請求項1から4のいずれかに記載の後処理装置。
  6. 前記用紙のスジ付けを行う領域は前記搬送部の用紙搬送方向における用紙の略中央部分である、請求項2から5のいずれかに記載の後処理装置。
  7. 前記スジ付けを行うか否かをユーザに選択させるための選択画面を表示可能な表示部をさらに備えた、請求項1から6のいずれかに記載の後処理装置。
  8. 原稿の画像データに基づいて画像を用紙に形成可能な画像形成装置であって、
    原稿の画像データに基づいて画像を形成可能な画像形成部と、
    前記画像形成部を含む様々な機能部に用紙を搬送する搬送部と、
    前記画像形成部で用紙上に形成された画像を用紙に定着させる定着部と、
    前記搬送部によって搬送された用紙にスジ付け処理を行うか否かを決定するスジ付け決定部と、
    前記スジ付け決定部によってスジ付けを行うことが決定された用紙にスジ付けを行うスジ付け処理部と、
    前記スジ付け処理部によってスジ付け処理された用紙及び/またはスジ付け処理が行われていない用紙に中折り処理を行う中折り処理部と、
    を備えた画像形成装置。
  9. 前記スジ付け決定部は用紙のスジ付けを行う領域の堅さに応じてスジ付けを行うか否かを決定する、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記スジ付け決定部は用紙のスジ付けを行う領域の現像剤濃度に応じてスジ付けを行うか否かを決定する、請求項8または9に記載の画像形成装置。
  11. 前記スジ付け決定部は、用紙のスジ付けを行う領域の現像剤濃度が所定の閾値以上か否かを判断する閾値判断部を有し、前記閾値判断部の判断結果に基づいてスジ付けを行うか否かを決定する、
    請求項8から10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 原稿の画像データを読み取る原稿データ読み取り部と、
    前記原稿データ読み取り部で読み取られた原稿データから原稿画像の現像剤濃度を検出する濃度検出手段をさらに備えた、
    請求項8から11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記スジ付け決定部は、前記用紙の厚さを検出する厚さ検出手段をさらに有し、前記厚さ検出手段の検出結果に基づいてスジ付けを行うか否かを検出する、
    請求項8から12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記用紙のスジ付けを行う領域は前記搬送部の用紙搬送方向における用紙の略中央部分である、請求項8から13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記スジ付けを行うか否かをユーザに選択させるための選択画面を表示可能な表示部をさらに備えた、請求項8から14のいずれかに記載の画像形成装置。
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