JP2012066301A - アーク加工用電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる電圧値の交流入力電圧に対して装置内部の接続態様を切り替える構成を有するものにおいて、誤接続を適切に判定できるアーク加工用電源装置を提供する。
【解決手段】入力電圧検出部21は、交流入力電圧を降圧する検出部用降圧トランスT3の二次側交流電圧の電圧値を検出し、交流入力電圧が200V/400Vのいずれの電圧値かを検出する。接続検出判定部22は、三相トランスT1のW相一次側巻線Pwの両端への検出部用降圧トランスT3の二次側交流電圧の供給に基づいて、一次側巻線Pwの第1及び第2巻線Pw1,Pw2の並列接続か直列接続かで相違する電圧値を検出し、一次側巻線Pwの接続態様を検出する。同接続検出判定部22は、その時の交流入力電圧の電圧値と一次側巻線Pwの接続態様との検出結果から、交流入力電圧の電圧値に対し三相トランスT1の一次側巻線Pu,Pv,Pwの接続態様の良否を判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、異なる電圧値の交流入力電圧に対して装置内部の接続態様をその電圧値に応じて手動で切り替え可能な構成であり、その接続切り替え時の誤接続検出機能を有するアーク加工用電源装置に関するものである。
アーク加工用電源装置は、商用電源等の三相交流電圧を入力し、該交流入力電圧を三相トランスを介することで電圧調整し、電圧調整した交流電圧を後段の回路でアーク溶接・切断に適した直流電圧に変換して出力している(例えば特許文献1参照)。
特開2006−223031号公報
ところで、使用する場所によっては、交流入力電圧が例えば200V、400Vと異なるため、このアーク加工用電源装置においても、各電圧値に対応することが要求されている。この場合、三相トランスの各相一次側巻線に対し、200V、400Vの交流入力電圧に合う巻数となるようにその接続態様が手動で切り替えられる構成のものがある。
しかしながら、一次側巻線の接続態様を手動で切り替え、その後、目視による接続確認には漏れがあり確実性に欠けるため、その誤接続を適切に判定する機能を備えることが望まれていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、異なる電圧値の交流入力電圧に対して装置内部の接続態様を切り替える構成を有するものにおいて、誤接続を適切に判定することができるアーク加工用電源装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、三相交流入力電圧を所定電圧値の交流電圧に変換する三相トランスと、該三相トランスにて変換された変換後の交流電圧をアーク加工に適した直流出力電圧に変換する変換手段とを備え、前記三相トランスの各相一次側巻線をそれぞれ第1及び第2巻線で構成し、前記交流入力電圧が第1の電圧値の時には第1及び第2巻線を並列接続に、前記交流入力電圧が第2の電圧値の時には第1及び第2巻線を直列接続に切り替えて、異電圧の交流入力電圧に対応可能なアーク加工用電源装置であって、前記交流入力電圧を降圧する検出部用降圧トランスと、前記検出部用降圧トランスの二次側交流電圧の電圧値を検出し、前記交流入力電圧が第1及び第2の電圧値のいずれかを検出する入力電圧検出手段と、前記検出部用降圧トランスの二次側交流電圧を前記三相トランスの少なくとも一相一次側巻線の両端に供給し、該一次側巻線の第1及び第2巻線の並列接続か直列接続かによる電圧値の相違に基づいてその接続態様を検出する接続検出手段と、前記入力電圧検出手段及び前記接続検出手段の検出結果から、前記交流入力電圧の電圧値に対し前記三相トランスの一次側巻線の接続態様の良否を判定する判定手段とを備えたことをその要旨とする。
この発明では、入力電圧検出手段では、交流入力電圧を降圧する検出部用降圧トランスの二次側交流電圧の電圧値が検出され、交流入力電圧が第1及び第2の電圧値のいずれの電圧値かが検出される。接続検出手段では、三相トランスの少なくとも一相一次側巻線の両端への検出部用降圧トランスの二次側交流電圧の供給に基づき、検出対象の一次側巻線の第1及び第2巻線の並列接続か直列接続かで相違する電圧値が検出され、その一次側巻線の接続態様が検出される。そして、判定手段において、入力電圧検出手段及び接続検出手段の検出結果から、交流入力電圧の電圧値に対し三相トランスの一次側巻線の接続態様の良否が判定される。つまり、交流入力電圧の電圧値が検出され、その電圧値に応じてトランスの一次側巻線の第1及び第2巻線が並列又は直列の接続態様になっているかが判定されるため、誤接続を適切に判定することが可能である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアーク加工用電源装置において、アーク加工に適した前記直流出力電圧となるように前記変換手段を制御する制御手段に対し、電源部用降圧トランスにて前記交流入力電圧を降圧した動作電圧を生成して供給する電源生成手段を備え、前記電源部用降圧トランスの一次側巻線を第1及び第2巻線で構成し、前記交流入力電圧が第1の電圧値の時には第1及び第2巻線を並列接続に、前記交流入力電圧が第2の電圧値の時には第1及び第2巻線を直列接続に切り替えるものであり、前記検出部用降圧トランスの二次側交流電圧を前記電源部用降圧トランスの一次側巻線の両端に供給し、該一次側巻線の第1及び第2巻線の並列接続か直列接続かによる電圧値の相違に基づいてその接続態様を検出する第2接続検出手段を備え、前記判定手段は、前記第2接続検出手段での接続態様の検出結果も含んで接続良否の判定を行うことをその要旨とする。
この発明では、第2接続検出手段では、電源部用降圧トランスの一次側巻線の両端への検出部用降圧トランスの二次側交流電圧の供給に基づき、検出対象の一次側巻線の第1及び第2巻線の並列接続か直列接続かで相違する電圧値が検出され、その一次側巻線の接続態様が検出される。判定手段では、先の接続検出手段(第1接続検出手段)に加え、この第2接続検出手段での接続態様の検出結果も含んで接続良否の判定が行われる。これにより、三相トランスと電源部用降圧トランスとの両者の誤接続を適切に判定することが可能である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のアーク加工用電源装置において、前記判定手段にて前記トランスの一次側巻線に誤接続が生じている旨の判定がなされた場合、それを報知する報知手段を備えたことをその要旨とする。
この発明では、判定手段にて誤接続の判定がなされると、報知手段にてその報知が行われる。これにより、使用者等に電源装置の内部で誤接続が生じていることを確実に知らせることが可能である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のアーク加工用電源装置において、前記判定手段にて前記トランスの一次側巻線の接続が正常である旨の判定がなされた場合、前記トランスへの前記交流入力電圧の供給が許可される供給許可手段を備えたことをその要旨とする。
この発明では、判定手段にて正常接続との判定がなされると、供給許可手段にてトランスへの交流入力電圧の供給が許可される。つまり、適正な接続が確立された後にトランスに交流入力電圧が供給されるため、構成部品の破損等がより確実に防止される。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のアーク加工用電源装置において、起動スイッチのオン操作から所定時間の計時を行う計時手段を備え、前記計時手段の計時期間中においては、前記供給許可手段にて前記交流入力電圧の供給を禁止すると共に、前記入力電圧検出手段及び前記接続検出手段による検出処理と前記判定手段による判定処理とが実施されることをその要旨とする。
この発明では、起動スイッチのオン操作に基づく計時手段の計時期間中においては、供給許可手段にてトランスへの交流入力電圧の供給が禁止され、入力電圧検出手段及び接続検出手段による検出処理と判定手段による判定処理とが実施される。つまり、起動スイッチのオン操作に基づいてトランスへの交流入力電圧の供給を禁止しながら、一次側巻線の接続態様の良否が判定されるため、容易且つ確実に接続態様の良否判定を行うことが可能である。
本発明によれば、異なる電圧値の交流入力電圧に対して装置内部の接続態様を切り替える構成を有するものにおいて、誤接続を適切に判定することができるアーク加工用電源装置を提供することができる。
アーク加工用電源装置を示す回路図であり、(a)はインバータ式、(b)はチョッパ式の回路図である。 図3に示す回路とで構成される誤接続検出回路を示す回路図である。 図2に示す回路とで構成される誤接続検出回路を示す回路図である。 同電源装置に備えられる制御回路を示す回路図である。 交流入力電圧の各電圧値に対する三相トランスの一次側巻線の接続態様を説明するための結線図である。 誤接続検出回路の交流入力電圧の各電圧値に対する各箇所の出力論理を説明するための表図である。 誤接続検出回路の各箇所の電位変化を示す波形図であり、(a)は正常接続時、(b)は誤接続時の波形図である。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1(a)は、インバータ式のアーク加工用電源装置10Aを示す。アーク加工用電源装置10Aは、一次側Δ結線、二次側Y結線(スター結線)にて構成された三相トランスT1が備えられている。三相トランスT1の一次側は、主スイッチMS−Dがそれぞれ備えられるU相、V相、W相入力線を有し、各相入力線に商用電源等から三相200V又は400Vの交流電圧が入力される。U相及びV相入力線間にはU相一次側巻線Puが、V相及びW相入力線間にはV相一次側巻線Pvが、W相及びU相入力線間にはW相一次側巻線Pwがそれぞれ備えられ、これら一次側巻線Pu,Pv,PwがΔ結線により接続されてなる。
また、各相一次側巻線Pu,Pv,Pwは、それぞれ第1及び第2巻線Pu1,Pu2,Pv1,Pv2,Pw1,Pw2を有している。200Vの交流入力電圧の場合には各相の第1及び第2巻線Pu1,Pu2,Pv1,Pv2,Pw1,Pw2が並列接続されるように、400Vの交流入力電圧の場合には各相の第1及び第2巻線Pu1,Pu2,Pv1,Pv2,Pw1,Pw2が直列接続されるように結線が切り替えられて使用される(図5参照)。そして、各相一次側巻線Pu,Pv,Pwには、各相入力線上の主スイッチMS−Dが連動してオンされることで、200V又は400Vの三相交流入力電圧が供給される。
三相トランスT1の二次側では、U相、V相、W相二次側巻線Su,Sv,SwがY結線により接続されてなる。各相二次側巻線Su,Sv,Swはダイオードブリッジ及び平滑コンデンサよりなる整流平滑回路11に接続され、各相二次側巻線Su,Sv,Swを経て電圧調整された交流電圧が所定電圧値の直流電圧に変換される。整流平滑回路11の後段には、4個のIGBT等のスイッチング素子TRよりなるインバータ回路12が接続され、該インバータ回路12のPWM制御により直流電圧が高周波交流電圧に変換される。
インバータ回路12の後段には溶接トランスINTの一次側が接続され、二次側からは電圧値が調整された高周波交流電圧が出力される。溶接トランスINTの両端はそれぞれダイオードD1,D2を介して直流リアクトルDCLに接続され、該直流リアクトルDCLは第1出力端子OUT1に接続される。溶接トランスINTの中間タップは第2出力端子OUT2に接続される。溶接トランスINTの二次側から出力された高周波交流電圧は、ダイオードD1,D2及び直流リアクトルDCLを介してアーク加工に適した直流出力電圧に変換される。直流出力電圧は、インバータ回路12に対する制御回路15のPWM制御にてその時々で適切な電圧値に調整される。そして、第1出力端子OUT1はトーチTHに接続され、第2出力端子OUT2は加工対象物Mに接続されることで、両端子OUT1,OUT2間の直流出力電圧に基づいてトーチTHの先端から加工対象物Mにアークが生じ、アーク加工が可能になっている。
因みに、図1(b)は、チョッパ式の電源装置10Bの三相トランスT1の二次側以降の構成を示す。三相トランスT1の二次側の整流平滑回路11の後段には、一方の第1出力端子OUT1に接続される側の電源線上に備えられるIGBT等のスイッチング素子TRとその後段の電源線間に接続されるダイオードD1とからなるチョッパ回路13が接続される。チョッパ回路13の後段と第1出力端子OUT1との間には直流リアクトルDCLが備えられ、その後段には平滑コンデンサC1が備えられる。そして、チョッパ回路13(スイッチング素子TR)のPWM制御により、第1及び第2出力端子OUT1,OUT2間にアーク加工に適した直流出力電圧が生じるものである。
このようなインバータ式やチョッパ式のアーク加工用電源装置10A,10Bや、図示略のサイリスタ式のアーク加工用電源装置等に用いられる三相トランスT1の一次側には、図2及び図3に示すような誤接続検出回路20が備えられている。
ここで、三相トランスT1の一次側の各相入力線には、使用する場所の電源によっては三相200Vと三相400Vの交流電圧のいずれかが入力される。この場合、一次側巻線Pu,Pv,Pwの各相において、それぞれ第1及び第2巻線Pu1,Pu2,Pv1,Pv2,Pw1,Pw2の接続態様を手動で切り替える作業が必要である。詳細には、図5に示すように、三相400V入力時には、各相一次側巻線Pu,Pv,Pwの第1及び第2巻線Pu1,Pu2,Pv1,Pv2,Pw1,Pw2が直列接続となるように結線がなされる。三相200V入力時には、各相一次側巻線Pu,Pv,Pwの第1及び第2巻線Pu1,Pu2,Pv1,Pv2,Pw1,Pw2が並列接続となるように結線がなされる。これにより、200V、400Vのいずれの電圧値の交流電圧が入力されても、三相トランスT1の二次側では同様な交流電圧が得られるようになっている。
誤接続検出回路20は、入力電圧検出部21と、第1及び第2接続検出判定部22,23、判定制御部24とを備えている。これら入力電圧検出部21、接続検出判定部22,23及び判定制御部24は、電源生成部25にて生成される直流の動作電圧VD1の供給に基づいて機能する。
電源生成部25は、前記主スイッチMS−Dの前段のU相及びV相入力線間の単相の交流電圧が起動スイッチNFを介して供給される電源部用降圧トランスT2と、該トランスT2にて所定電圧に降圧した交流電圧が供給される安定化電源回路26とを備えている。電源生成部25は、起動スイッチNFのオン操作に基づいて入力される交流電圧からトランスT2及び安定化電源回路26を経ることで所定電圧値の直流動作電圧VD1を生成し、生成した動作電圧VD1を各検出部21〜23及び判定制御部24にそれぞれ供給する。
入力電圧検出部21は、ダイオードブリッジ及び平滑コンデンサよりなる整流平滑回路31と、コンパレータ32と、抵抗分割回路33とを備えている。前記主スイッチMS−Dの前段のU相及びW相入力線間から得られる単相の交流電圧が検出部用降圧トランスT3にて所定電圧値に降圧され、降圧された交流電圧が作動スイッチMS−Bを介して入力電圧検出部21の整流平滑回路31に入力される。入力された交流電圧は整流平滑回路31を経て直流の検出電圧V1とされ、該検出電圧V1はコンパレータ32のプラス端子に入力される。コンパレータ32のマイナス端子には、動作電圧VD1の抵抗分割により設定される判定電圧V2が入力される。コンパレータ32の出力端子は、EX−OR回路37の第1入力端子に接続されている。尚、コンパレータ32及び抵抗分割回路33は、前記動作電圧VD1の供給に基づいて機能する。
作動スイッチMS−Bがオンすると、トランスT3の二次側の交流電圧が整流平滑回路31を経て検出電圧V1となってコンパレータ32のプラス端子に入力されるが、三相200Vの交流入力電圧に基づく検出電圧V1の電圧値は第1の電圧値となる。また、三相400Vの交流入力電圧に基づく検出電圧V1の電圧値はその第1の電圧値よりも高い第2の電圧値となる。すると、コンパレータ32においては、判定電圧V2との比較に基づいて検出電圧V1が第1の電圧値の場合(200V入力時)には、自身の出力電圧V3がLレベルとなり、検出電圧V1が第2の電圧値の場合(400V入力時)には、出力電圧V3がHレベルとなる(図6のCOMP1出力参照)。換言すれば、このように出力電圧V3のレベルが切り替わるような判定電圧V2が抵抗分割回路33にて設定される。そして、このようなコンパレータ32の出力電圧V3は、EX−OR回路37の第1入力端子に入力される。
第1接続検出判定部22は、ダイオードブリッジ及び平滑コンデンサよりなる整流平滑回路34と、コンパレータ35と、抵抗分割回路36と、EX−OR回路37とを備えている。接続検出判定部22では、三相トランスT1を構成する例えばW相一次側巻線Pwの第1巻線Pw1の両端電圧が作動スイッチMS−Cを介して接続検出判定部22の整流平滑回路34に入力される。入力された交流電圧は整流平滑回路34を経て直流の検出電圧V4とされ、該検出電圧V4がコンパレータ35のプラス端子に入力される。コンパレータ35のマイナス端子には、動作電圧VD1の抵抗分割により設定される判定電圧V5が入力される。コンパレータ35の出力端子は、EX−OR回路37の第2入力端子に接続されている。尚、コンパレータ35、抵抗分割回路36及びEX−OR回路37は、前記動作電圧VD1の供給に基づいて機能する。
前記作動スイッチMS−Bがオンすると、トランスT3の二次側の交流電圧がW相一次側巻線Pwの両端、詳しくはその第1及び第2巻線Pw1,Pw2を直列とした時のW相一次側巻線Pwの両端に印加される。次いで、作動スイッチMS−Cがオンすることで、その交流電圧に基づく第1巻線Pw1の両端電圧が整流平滑回路34を経て検出電圧V4となってコンパレータ35のプラス端子に入力される。第1及び第2巻線Pw1,Pw2が並列接続されることによる検出電圧V4の電圧値は第1の電圧値(ゼロボルト)、第1及び第2巻線Pw1,Pw2が直列接続されることによる検出電圧V4の電圧値はその第1の電圧値よりも高い第2の電圧値となる。すると、コンパレータ35においては、判定電圧V5との比較に基づいて検出電圧V4が第1の電圧値の場合(並列接続時)には、自身の出力電圧V6がLレベルとなり、検出電圧V4が第2の電圧値の場合(直列接続時)には、出力電圧V6がHレベルとなる(図6のCOMP2出力参照)。換言すれば、このように出力電圧V6のレベルが切り替わるような判定電圧V5が抵抗分割回路36にて設定される。そして、このようなコンパレータ35の出力電圧V6は、EX−OR回路37の第2入力端子に入力される。
EX−OR回路37は、第1及び第2入力端子に入力される各コンパレータ32,35からの出力電圧V3,V6が共にLレベル、及び共にHレベルの場合、自身からLレベルの出力電圧V7を出力し、いずれか一方がLレベル、他方がHレベルの場合、自身からHレベルの出力電圧V7を出力する。
即ち、各コンパレータ32,35からの出力電圧V3,V6が共にLレベルとなるには、入力電圧検出部21にて三相200V入力が検出され、且つ接続検出判定部22にて三相トランスT1のW相一次側巻線Pwを構成する第1及び第2巻線Pw1,Pw2の並列接続が検出された時である。また、各コンパレータ32,35からの出力電圧V3,V6が共にHレベルとなるには、入力電圧検出部21にて三相400V入力が検出され、且つ接続検出判定部22にて三相トランスT1のW相一次側巻線Pwを構成する第1及び第2巻線Pw1,Pw2の直列接続が検出された時である。つまり、交流入力電圧の電圧値に対する三相トランスT1の一次側巻線Pu,Pv,Pwの接続態様が正常の時には、EX−OR回路37の出力電圧V7はLレベルとなる(図6のIC1出力参照)。
これに対し、各コンパレータ32,35からの出力電圧V3,V6がL,Hレベルとなるには、入力電圧検出部21にて三相200V入力が検出され、且つ接続検出判定部22にて三相トランスT1のW相一次側巻線Pwを構成する第1及び第2巻線Pw1,Pw2の直列接続が検出された時である。また、各コンパレータ32,35からの出力電圧V3,V6がH,Lレベルとなるには、入力電圧検出部21にて三相400V入力が検出され、且つ接続検出判定部22にて三相トランスT1のW相一次側巻線Pwを構成する第1及び第2巻線Pw1,Pw2の並列接続が検出された時である。つまり、交流入力電圧の電圧値に対する三相トランスT1の一次側巻線Pu,Pv,Pwの接続態様が誤接続の時には、EX−OR回路37の出力電圧V7はHレベルとなる(図6のIC1出力参照)。このようなEX−OR回路37の出力電圧V7は、判定制御部24に備えられるOR回路51の第1入力端子に入力される。
電源装置10A(,10B)の制御回路15は、図4にて示す電源生成部41にて生成される直流の動作電圧VD2の供給に基づいて機能する。電源生成部41は、図2及び図4に示すように、前記主スイッチMS−Dの前段のU相及びW相入力線間の単相の交流電圧が作動スイッチMS−A及びコネクタ部42を介して供給される電源部用降圧トランスT4と、該トランスT4にて所定電圧に降圧した交流電圧が供給される安定化電源回路43とを備えている。電源生成部41は、作動スイッチMS−Aのオン操作に基づいて入力される交流電圧からトランスT4及び安定化電源回路43を経ることで所定電圧値の直流動作電圧VD2を生成し、生成した動作電圧VD2を制御回路15に供給する。
コネクタ部42は、U相及びW相入力線間の単相の交流電圧が作動スイッチMS−Aを介して入力される第1,第2コネクタ42a,42bと、該第1及び第2コネクタ42a,42bが着脱可能に設けられトランスT4の一次側巻線Paに接続される第3コネクタ42cとを有している。第1コネクタ42aは200V入力用、第2コネクタ42bは400V入力用である。また、第3コネクタ42cが接続されるトランスT4の一次側巻線Paは、第1及び第2巻線Pa1,Pa2を有している。
そして、コネクタ部42において第1コネクタ42aと第3コネクタ42cとが接続されると、トランスT4の一次側巻線Paの第1及び第2巻線Pa1,Pa2が並列となる接続態様となり、U相及びW相入力線間の単相の交流電圧が作動スイッチMS−Aを介してその並列の一次側巻線Paに供給される。また、第2コネクタ42bと第3コネクタ42cとが接続されると、トランスT4の一次側巻線Paの第1及び第2巻線Pa1,Pa2が直列となる接続態様となり、U相及びW相入力線間の単相の交流電圧が作動スイッチMS−Aを介してその直列の一次側巻線Paに供給される。つまり、200V、400Vのいずれの電圧値の交流電圧が入力されても、トランスT4の二次側では同様な交流電圧が得られ、いずれの電圧値の入力でも安定した動作電圧VD2が制御回路15に供給されるようになっている。尚、電源生成部41では低電圧検出も行っており、低電圧が検出されると、主スイッチMS−D等の動作禁止(オフ切り替え)の指令信号が生じるようになっている。
また、前記主スイッチMS−Dの前段のU相及びW相入力線間から得られる単相の交流電圧は検出部用降圧トランスT5にて所定電圧値に降圧され、降圧された交流電圧が作動スイッチMS−Bを介してトランスT4の一次側巻線Paの両端、詳しくはその第1及び第2巻線Pa1,Pa2を直列とした時の一次側巻線Paの両端に印加される。トランスT4の一次側巻線Paへのこの交流電圧が第3コネクタ42c及び作動スイッチMS−Cを介して第2接続検出判定部23に入力され、一次側巻線Paの接続態様、即ちコネクタ部42の接続態様が正常か否かが接続検出判定部23にて判定される。尚、接続検出判定部23は、整流平滑回路45と、コンパレータ46と、抵抗分割回路47と、EX−OR回路48とを備え前記接続検出判定部22と同一構成に構成されるため、説明の一部を省略する。
200V入力用の第1コネクタ42aと第3コネクタ42cとが接続されると、トランスT4の一次側巻線Paの第1及び第2巻線Pa1,Pa2が並列接続となることで、接続検出判定部23のコンパレータ46のプラス端子に入力される検出電圧V8の電圧値は第1の電圧値(ゼロボルト)となる。これに対し、400V入力用の第2コネクタ42bと第3コネクタ42cとが接続されると、トランスT4の一次側巻線Paの第1及び第2巻線Pa1,Pa2が直列接続となることで、接続検出判定部23のコンパレータ46のプラス端子に入力される検出電圧V8の電圧値はその第1の電圧値よりも高い第2の電圧値となる。
そして、コンパレータ46では、前記接続検出判定部22と同様に、検出電圧V8と判定電圧V9との比較が行われ、その比較結果が出力電圧V10としてEX−OR回路48の第1入力端子に入力される。EX−OR回路48の第2入力端子には、前記入力電圧検出部21からの出力電圧V3が入力される。これにより、接続検出判定部23のEX−OR回路48は、コネクタ部42の接続が正常時にはLレベル、誤接続時にはHレベルの出力電圧V11を出力する。このようなEX−OR回路48の出力電圧V11は、判定制御部24に備えられるOR回路51の第2入力端子に入力される。
判定制御部24においては、図3に示すように、各接続検出判定部22,23からの出力電圧V7,V11がOR回路51の第1及び第2入力端子に入力され、各接続検出判定部22,23からの出力電圧V7,V11のいずれか一方でもHレベルであると、該OR回路51はHレベルの出力電圧V12を出力する。各接続検出判定部22,23からの出力電圧V7,V11が共にLレベルの時にのみ、OR回路51はLレベルの出力電圧V12を出力する。つまり、三相トランスT1及びコネクタ部42の少なくとも一方の接続態様に誤接続が生じている場合にはOR回路51の出力電圧V12はHレベル、三相トランスT1及びコネクタ部42の両者の接続態様が正常である場合にはOR回路51の出力電圧V12はLレベルとなる。
OR回路51の出力電圧V12がLレベルの時には、トランジスタTR1はオフしており、誤接続検知ランプ52は消灯、誤接続検知ブザー53の動作は停止されている。一方、OR回路51の出力電圧V12がHレベルになると、トランジスタTR1がオンに切り替わり、誤接続検知ランプ52は点灯、誤接続検知ブザー53は鳴動し、電源装置10A(,10B)の使用者に誤接続が生じていることが報知される。また、OR回路51の出力電圧V12は、OR回路54の第1入力端子に入力される。
OR回路54の第2入力端子には、タイマ回路55からの出力電圧V13が入力される。タイマ回路55は、前記起動スイッチNFのオンによる電源生成部25からの動作電圧VD1の供給に基づいて、その供給時から抵抗R11及びコンデンサC11の時定数により設定される所定時間taの計時を行い、計時中は出力電圧V13をHレベルとし、計時が終了するとLレベルに切り替える(図7参照)。つまり、OR回路54は、前記起動スイッチNFのオンに基づいてタイマ回路55が計時する所定時間ta、Hレベルの出力電圧V14を出力し、トランジスタTR2をオン、作動スイッチMS−B,MS−Cをオンさせる。このような起動スイッチNFのオン操作直後の所定時間taは、作動スイッチMS−B,MS−Cをオンさせて前記入力電圧検出部21及び前記各接続検出判定部22,23に検出電圧を生じさせ、電源装置10A(,10B)の接続判定を行う時間として設定されている。
所定時間ta経過後はタイマ回路55の出力電圧V13がLレベルとなるため、OR回路51の出力電圧V12がLレベルの時(正常接続時、図7(a)のIC2出力参照)には、OR回路54の出力電圧V14はLレベルとなり、トランジスタTR2をオフ、作動スイッチMS−B,MS−Cをオフさせる。OR回路54の出力電圧V14は、反転回路56を経てトランジスタTR3をオンオフさせるが、該OR回路54の出力電圧V14がこのようにLレベルとなると、反転回路56の出力電圧V15がHレベルとなり、トランジスタTR3がオンされる。この場合、OR回路54の出力電圧V14がLレベルとなってから(反転回路56の出力電圧V15がHレベルとなってから)、反転回路56とトランジスタTR3との間に設けられる抵抗R12及びコンデンサC12の時定数により設定される所定時間tbが経過した後にトランジスタTR3がオンする。そして、トランジスタTR3のオンに基づき、主スイッチMS−D及び作動スイッチMS−Aがオンに切り替えられる(図7参照)。これにより、主スイッチMS−Dを介した三相トランスT1への交流入力電圧の供給と共に、作動スイッチMS−Aを介した電源生成部41への交流入力電圧の供給に基づいて動作電圧VD2が生成されて制御回路15に供給されることで該制御回路15の制御動作が可能となり、アーク加工が可能な状態となる。
一方、タイマ回路55の出力電圧V13が所定時間taの経過後にLレベルとなっても、OR回路51の出力電圧V12がHレベルの時(誤接続時、図7(b)のIC2出力参照)には、OR回路54の出力電圧V14はHレベルのまま維持される。つまり、トランジスタTR2のオンが維持され、作動スイッチMS−B,MS−Cのオンが維持されると共に、トランジスタTR3のオフが維持され、主スイッチMS−D及び作動スイッチMS−Aのオフが維持される。つまり、三相トランスT1への交流入力電圧が供給されず、また制御回路15への動作電圧VD2の供給がなされないため、アーク加工が依然として不能な状態になるようになっている。このようにして異電圧入力時の三相トランスT1及びトランスT4(コネクタ部42)の接続態様が適正である時のみ、アーク加工が行える電源装置10A(,10B)として機能し、異電圧印加による構成部品の破損等がより確実に防止できるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)入力電圧検出部21では、交流入力電圧を降圧する検出部用降圧トランスT3の二次側交流電圧の電圧値が検出され、交流入力電圧が第1及び第2の電圧値(200V/400V)のいずれの電圧値かが検出される。接続検出判定部22では、三相トランスT1のW相一次側巻線Pwの両端への検出部用降圧トランスT3の二次側交流電圧の供給に基づき、一次側巻線Pwの第1及び第2巻線Pw1,Pw2の並列接続か直列接続かで相違する電圧値が検出され、その一次側巻線Pwの接続態様が検出される。そして、同接続検出判定部22において、その時の交流入力電圧の電圧値と一次側巻線Pwの接続態様との検出結果から、交流入力電圧の電圧値に対し三相トランスT1の一次側巻線Pu,Pv,Pwの接続態様の良否が判定される。つまり、交流入力電圧の電圧値が検出され、その電圧値に応じてトランスT1の一次側巻線Pwの第1及び第2巻線Pw1,Pw2が並列又は直列の接続態様になっているかが判定されるため、誤接続を適切に判定することができる。
(2)接続検出判定部23では、電源部用降圧トランスT4の一次側巻線Paの両端への検出部用降圧トランスT5の二次側交流電圧の供給に基づき、一次側巻線Paの第1及び第2巻線Pa1,Pa2の並列接続か直列接続かで相違する電圧値が検出され、その一次側巻線Paの接続態様が検出される。判定制御部24では、先の接続検出判定部22に加え、接続検出判定部23での接続態様の検出結果も含んで接続良否の判定が行われる。これにより、三相トランスT1と電源部用降圧トランスT4(コネクタ部42)との両者の誤接続を適切に判定することができる。
(3)判定制御部24にて誤接続の判定がなされると、誤接続検知ランプ52及び誤接続検知ブザー53にてその報知が行われる。これにより、使用者等に電源装置10A(,10B)の内部で誤接続が生じていることを確実に知らせることができる。
(4)判定制御部24にて正常接続との判定がなされると、OR回路54、反転回路56、トランジスタTR3等の供給許可手段にてトランスT1,T4への交流入力電圧の供給が許可される。つまり、適正な接続が確立された後にトランスT1,T4に交流入力電圧が供給されるため、構成部品の破損等をより確実に防止することができる。
(5)起動スイッチNFのオン操作に基づくタイマ回路55の計時期間(時間ta)中においては、トランジスタTR3等の供給許可手段にてトランスT1,T4への交流入力電圧の供給が禁止され、入力電圧検出部21、接続検出判定部22,23及び判定制御部24による検出処理と判定処理とが実施される。つまり、起動スイッチNFのオン操作に基づいてトランスT1,T4への交流入力電圧の供給を禁止しながら、一次側巻線Pw,Paの接続態様の良否が判定されるため、容易且つ確実に接続態様の良否判定を行うことができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、三相トランスT1の一次側巻線Pu,Pv,Pwの接続態様の良否判定に加え、電源部用降圧トランスT4の一次側巻線Pa、即ちコネクタ部42の接続態様の良否判定を行うようにしたが、少なくとも三相トランスT1側の良否判定を行う構成としてもよい。
・上記実施形態では、起動スイッチNFのオン操作に基づいてトランスT1,T4の接続態様の良否判定を行うようにしたが、例えばその良否判定を行う専用の操作を設定して行うようにしてもよい。
・上記実施形態では、判定制御部24にて誤接続の判定がなされると、誤接続検知ランプ52及び誤接続検知ブザー53による報知を行うようにしたが、報知の態様はこれに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。また、例えば誤接続と判定された場合に起動不能とすれば、誤接続検知ランプ52や誤接続検知ブザー53等の報知手段を省略することができる。
・上記実施形態で示した電源装置10A,10Bや内部の入力電圧検出部21、第1及び第2接続検出判定部22,23、及び判定制御部24等の回路構成は一例であり、適宜変更してもよい。
11 整流平滑回路(変換手段)
12 インバータ回路(変換手段)
13 チョッパ回路(変換手段)
15 制御回路(制御手段)
21 入力電圧検出部(入力電圧検出手段)
22 第1接続検出判定部(接続検出手段、判定手段)
23 第2接続検出判定部(第2接続検出手段、判定手段)
24 判定制御部(判定手段)
41 電源生成部(電源生成手段)
52 誤接続検知ランプ(報知手段)
53 誤接続検知ブザー(報知手段)
54 OR回路(供給許可手段)
55 タイマ回路(計時手段)
56 反転回路(供給許可手段)
DCL 直流リアクトル(変換手段)
INT 溶接トランス(変換手段)
NF 起動スイッチ
Pu,Pv,Pw 一次側巻線
Pu1,Pv1,Pw1 第1巻線
Pu2,Pv2,Pw2 第2巻線
Pa 一次側巻線
Pa1 第1巻線
Pa2 第2巻線
T1 三相トランス
T3 検出部用降圧トランス
T4 電源部用降圧トランス
T5 検出部用降圧トランス
TR3 トランジスタ(供給許可手段)
VD2 動作電圧

Claims (5)

  1. 三相交流入力電圧を所定電圧値の交流電圧に変換する三相トランスと、該三相トランスにて変換された変換後の交流電圧をアーク加工に適した直流出力電圧に変換する変換手段とを備え、前記三相トランスの各相一次側巻線をそれぞれ第1及び第2巻線で構成し、前記交流入力電圧が第1の電圧値の時には第1及び第2巻線を並列接続に、前記交流入力電圧が第2の電圧値の時には第1及び第2巻線を直列接続に切り替えて、異電圧の交流入力電圧に対応可能なアーク加工用電源装置であって、
    前記交流入力電圧を降圧する検出部用降圧トランスと、
    前記検出部用降圧トランスの二次側交流電圧の電圧値を検出し、前記交流入力電圧が第1及び第2の電圧値のいずれかを検出する入力電圧検出手段と、
    前記検出部用降圧トランスの二次側交流電圧を前記三相トランスの少なくとも一相一次側巻線の両端に供給し、該一次側巻線の第1及び第2巻線の並列接続か直列接続かによる電圧値の相違に基づいてその接続態様を検出する接続検出手段と、
    前記入力電圧検出手段及び前記接続検出手段の検出結果から、前記交流入力電圧の電圧値に対し前記三相トランスの一次側巻線の接続態様の良否を判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とするアーク加工用電源装置。
  2. 請求項1に記載のアーク加工用電源装置において、
    アーク加工に適した前記直流出力電圧となるように前記変換手段を制御する制御手段に対し、電源部用降圧トランスにて前記交流入力電圧を降圧した動作電圧を生成して供給する電源生成手段を備え、前記電源部用降圧トランスの一次側巻線を第1及び第2巻線で構成し、前記交流入力電圧が第1の電圧値の時には第1及び第2巻線を並列接続に、前記交流入力電圧が第2の電圧値の時には第1及び第2巻線を直列接続に切り替えるものであり、
    前記検出部用降圧トランスの二次側交流電圧を前記電源部用降圧トランスの一次側巻線の両端に供給し、該一次側巻線の第1及び第2巻線の並列接続か直列接続かによる電圧値の相違に基づいてその接続態様を検出する第2接続検出手段を備え、
    前記判定手段は、前記第2接続検出手段での接続態様の検出結果も含んで接続良否の判定を行うことを特徴とするアーク加工用電源装置。
  3. 請求項1又は2に記載のアーク加工用電源装置において、
    前記判定手段にて前記トランスの一次側巻線に誤接続が生じている旨の判定がなされた場合、それを報知する報知手段を備えたことを特徴とするアーク加工用電源装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のアーク加工用電源装置において、
    前記判定手段にて前記トランスの一次側巻線の接続が正常である旨の判定がなされた場合、前記トランスへの前記交流入力電圧の供給が許可される供給許可手段を備えたことを特徴とするアーク加工用電源装置。
  5. 請求項4に記載のアーク加工用電源装置において、
    起動スイッチのオン操作から所定時間の計時を行う計時手段を備え、
    前記計時手段の計時期間中においては、前記供給許可手段にて前記交流入力電圧の供給を禁止すると共に、前記入力電圧検出手段及び前記接続検出手段による検出処理と前記判定手段による判定処理とが実施されることを特徴とするアーク加工用電源装置。
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