JP2012062844A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機関温度が比較的高い状態で再始動するときに、吸気量制御及び点火時期制御をより適切に実行し、機関回転数の過剰な上昇を防止しつつアイドル目標回転数に円滑且つ迅速に制御することができる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】 始動完了時点からの経過時間に応じてアイドル目標回転数まで増加する過渡目標回転数が設定され、検出回転数と過度目標回転数との偏差に応じて第1フィードバック制御トルクが算出され、第1フィードバック制御トルクを用いて第1目標トルクが算出され、第1目標トルクに応じて最適点火時期より遅角側の点火時期を中心として、点火時期が制御される。過渡目標回転数がアイドル目標回転数に達した後は、検出回転数とアイドル目標回転数との偏差に応じて第1フィードバック制御トルクが算出される。検出回転数がアイドル目標回転数と一致するように機関の吸気量が制御される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に機関始動直後において機関回転数が目標回転数に一致するように機関出力トルクを制御するものに関する。
特許文献1には、機関の1燃焼毎の目標運転状態を機関停止状態から算出し、目標運転状態と実運転状態とに基づいて、機関制御パラメータを算出する制御装置が示されている。目標運転状態としては、目標上昇回転数が示され、機関制御パラメータとしては、吸気量、燃料噴射量、点火時期などが示されている。
より具体的には、目標上昇回転数と実上昇回転数との偏差に応じて回転数を上昇させるために必要なトルクを含む目標トルクが算出され、目標トルクが得られるように目標吸気量が算出される。目標トルクを得るために吸気量制御のみではトルクが不足するときは、点火時期の進角補正が行われる。
特許第4442623号公報
機関の暖機完了後に再始動するときには、目標上昇回転数に対して実上昇回転数が大きくなり、機関出力トルクを減少方向に迅速に制御することが必要となることがある。しかしながら、特許文献1の手法によれば、吸気量制御によって実上昇回転数を目標上昇回転数(負の値)に一致させる制御が行われ、点火時期については補正が行われない。そのため、応答速度が比較的低い吸気量制御のみでは、機関回転数が一時的に過剰に上昇するおそれがある。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、機関温度が比較的高い状態で再始動するときに、吸気量制御及び点火時期制御をより適切に実行し、機関回転数の過剰な上昇を防止しつつアイドル目標回転数に円滑且つ迅速に制御することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、内燃機関の回転数(NE)がアイドル目標回転数(NOBJIDL)と一致するように前記機関の出力トルクを制御する、内燃機関の制御装置において、前記機関の回転数(NE)を検出する回転数検出手段と、前記機関の始動完了時点からの経過時間に応じて前記アイドル目標回転数(NOBJIDL)まで増加する過渡目標回転数(NOBJST)を設定する過渡目標回転数設定手段と、前記過渡目標回転数(NOBJST)が前記アイドル目標回転数(NOBJIDL)に達するまでの期間中は、検出される回転数(NE)と前記過度目標回転数(NOBJST)との偏差に応じてフィードバック制御トルク(TRQFBIG)を算出し、前記過渡目標回転数(NOBJST)が前記アイドル目標回転数(NOBJIDL)に達した後は、検出される回転数(NE)と前記アイドル目標回転数(NOBJIDL)との偏差に応じて前記フィードバック制御トルク(TRQFBIG)を算出するフィードバック制御トルク算出手段と、前記フィードバック制御トルク(TRQFBIG)を用いて前記機関の目標トルク(TRQCMB)を算出する目標トルク算出手段と、前記目標トルク(TRQCMB)に応じて前記機関の点火時期(IGLOG)を制御する点火時期制御手段と、検出される回転数(NE)が前記アイドル目標回転数(NOBJIDL)と一致するように前記機関の吸気量を制御する吸気量制御手段とを備え、前記点火時期制御手段は、前記機関の吸気量の推定値である推定吸気量(GAIRCYL)を算出する吸気量推定手段と、前記点火時期(IGLOG)が前記出力トルクを最大とする最適点火時期(IGMBT)に設定されている状態に対応する前記出力トルクの推定値である推定出力トルク(HTRQGA)を、前記推定吸気量(GAIRCYL)に応じて算出する出力トルク推定手段とを有し、前記目標トルク(TRQCMB)及び推定出力トルク(HTRQGA)に応じて前記点火時期(IGLOG)の制御を行うことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、前記目標トルク算出手段は、前記目標トルク(TRQCMB)を前記推定出力トルク(HTRQGA)より小さい値に設定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の内燃機関の制御装置において、前記点火時期制御手段は、前記目標トルク(TRQCMB)を前記推定出力トルク(HTRQGA)で除算することによりトルク低減率(KTRQD)を算出し、該トルク低減率(KTRQD)に応じて点火時期の遅角補正量(DIGRTD)を算出する遅角補正量算出手段を有し、前記遅角補正量(DIGRTD)を用いて前記点火時期(IGLOG)の制御を行うことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、機関の始動完了時点からの経過時間に応じてアイドル目標回転数まで増加する過渡目標回転数が設定され、過渡目標回転数がアイドル目標回転数に達するまでの期間中は、検出される回転数と過度目標回転数との偏差に応じてフィードバック制御トルクが算出され、過渡目標回転数がアイドル目標回転数に達した後は、検出される回転数とアイドル目標回転数との偏差に応じてフィードバック制御トルクが算出され、フィードバック制御トルクを用いて機関の目標トルクが算出され、目標トルクに応じて機関の点火時期が制御される。また検出される回転数がアイドル目標回転数と一致するように機関の吸気量が制御される。さらに機関の吸気量の推定値である推定吸気量が算出され、点火時期が最適点火時期に設定されている状態に対応する出力トルクの推定値である推定出力トルクが、推定吸気量に応じて算出され、目標トルク及び推定出力トルクに応じて点火時期が制御される。したがって、始動完了時点から吸気量のフィードバック制御と、点火時期のフィードバック制御が並行して実行され、しかも過渡目標回転数がアイドル目標回転数に達するまでは、機関回転数が過渡目標回転数と一致するように点火時期が制御される。点火時期制御の応答速度は、吸気量制御に比べて高いので、機関回転数は過渡目標回転数に対する良好な追従特性が得られる。その結果、始動完了直後において機関回転数の過剰な上昇を防止しつつ、機関回転数を円滑かつ迅速にアイドル目標回転数に収束させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、目標トルクが推定出力トルクより小さい値に設定されるので、点火時期の制御中心値が最適点火時期より遅角側に設定され、機関回転数が目標回転数に対して高い場合及び低い場合のいずれにおいても、良好な制御応答性を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、目標トルクを推定出力トルクで除算することによりトルク低減率が算出され、該トルク低減率に応じて点火時期の遅角補正量が算出され、その遅角補正量を用いて点火時期の制御が行われる。これにより、点火時期の制御中心値を最適点火時期より遅角側の適切な値に設定することができる。
本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。 目標トルク(TRQCMB,TRQGA)を算出する処理のフローチャートである。 点火時期(IGLOG)を制御する処理のフローチャートである。 図3の処理で参照されるマップの設定を示す図である。 スロットル弁開度(TH)を制御する処理のフローチャートである。 制御動作を説明するためのタイムチャートである。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる内燃機関とその制御装置の構成を示す図であり、図1において、例えば4気筒を有する内燃機関(以下単に「エンジン」という)1は、吸気管2を有し、吸気管2にはスロットル弁3が配されている。また、スロットル弁3にはスロットル弁開度THを検出するスロットル弁開度センサ4が連結されており、その検出信号は電子コントロールユニット(以下(ECU)という)5に供給される。スロットル弁3には、スロットル弁3を駆動するアクチュエータ7が接続されており、アクチュエータ7は、ECU5によりその作動が制御される。
吸気管2には、エンジン1の吸気量GAIR[g/sec]を検出する吸気量センサ13が設けられている。吸気量センサ13の検出信号は、ECU5に供給される。
燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁3との間かつ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃料ポンプに接続されていると共にECU5に電気的に接続されて当該ECU5からの信号により燃料噴射弁6の開弁時間が制御される。
エンジン1の各気筒の点火プラグ15は、ECU5に接続されており、ECU5は点火プラグ15に点火信号を供給し、点火時期制御を行う。
スロットル弁3の下流には吸気圧PBAを検出する吸気圧センサ8及び吸気温TAを検出する吸気温センサ9が取付けられている。またエンジン1の本体には、エンジン冷却水温TWを検出するエンジン冷却水温センサ10が取り付けられている。これらのセンサの検出信号は、ECU5に供給される。
ECU5には、エンジン1のクランク軸(図示せず)の回転角度を検出するクランク角度位置センサ11及び、エンジン1の吸気弁を駆動するカムが固定されたカム軸の回転角度を検出するカム角度位置センサ12が接続されており、クランク軸の回転角度及びカム軸の回転角度に応じた信号がECU5に供給される。クランク角度位置センサ11は、一定クランク角周期毎(例えば6度周期)に1パルス(以下「CRKパルス」という)と、クランク軸の所定角度位置を特定するパルスを発生する。また、カム角度位置センサ12は、エンジン1の特定の気筒の所定クランク角度位置でパルス(以下「CYLパルス」という)と、各気筒の吸入行程開始時の上死点(TDC)でパルス(以下「TDCパルス」という)を発生する。これらのパルスは、燃料噴射時期、点火時期等の各種タイミング制御及びエンジン回転数(エンジン回転速度)NEの検出に使用される。
エンジン1 の適宜の位置に、高周波振動を検出するノックセンサ14が装着されており、その検出信号がECU5に供給される。またECU5には、エンジン1によって駆動される車両のアクセルペダルの踏み込み量(以下「アクセルペダル操作量」という)APを検出するアクセルセンサ31、当該車両の走行速度(車速)VPを検出する車速センサ32、及び大気圧PAを検出する大気圧センサ33が接続されている。これらのセンサの検出信号は、ECU5に供給される。
ECU5は各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路、中央演算処理ユニット(以下「CPU」という)、CPUで実行される演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶回路のほか、アクチュエータ7、燃料噴射弁6、及び点火プラグ15に駆動信号を供給する出力回路等から構成される。
ECU5のCPUは、上記センサの検出信号に応じて、点火時期制御、スロットル弁3の開度制御による吸気量制御、及びエンジン1に供給する燃料量(燃料噴射弁6の開弁時間)の制御を行う。
本実施形態では、エンジン1の始動直後のアイドル状態では、検出されるエンジン回転数NEに応じて、点火時期制御用の目標トルクである第1目標トルクTRQCMBと、吸気量制御用の目標トルクである第2目標トルクTRQGAとが算出され、エンジン回転数NEをアイドル目標回転数NOBJIDLへ迅速に収束させる制御が行われる。
以下に説明する制御は、エンジン冷却水温TWが所定水温TWH(例えば60℃)以上であるときに、エンジン1の始動モード(クランキング)が終了(始動完了)した時点から実行されるものである。本実施形態では、エンジン回転数NEが所定判定回転数NETH(例えば500rpm)に達したとき、始動完了と判定される。
図2は、第1目標トルクTRQCMB及び第2目標トルクTRQGAを算出する目標トルク算出処理のフローチャートである。この処理はECU5のCPUで所定時間TCAL(例えば10msec)毎に実行される。
ステップS11では、過渡目標回転数NOBJSTを算出する。過渡目標回転数NOBJSTは、所定判定回転数NETHを初期値として、アイドル目標回転数NOBJIDLに達するまで時間経過に伴って増加するように設定され、アイドル目標回転数NOBJIDLに達した後は、その値に維持される(図6(e)参照)。
ステップS12では、エンジン1の摩擦トルクTRQFRCを算出する。具体的には、過渡目標回転数NOBJST及び吸気ゲージ圧PBGA(=PA−PBA)に応じて基本摩擦トルクTRQFRCBを算出するとともに、過渡目標回転数NOBJST、エンジン冷却水温TW、及び吸気温TAに応じて環境補正項DTRQFを算出し、基本摩擦トルクTRQFRCBに環境補正項DTRQFを加算することにより、摩擦トルクTRQFRC(=TRQFRCB+DTRQF)が算出される。摩擦トルクTRQFRCは、エンジン1のアイドル回転を維持するための必要とされる最小トルクに相当する。
ステップS13では、エンジン回転数NEを過渡目標回転数NOBJSTに追従して増加させるために必要なフィードフォワード制御トルクである加速トルクTRQNEFを下記式(1)により算出する。式(1)のIEは、エンジン1の回転にかかる慣性モーメントであり、KCは式(2)で与えられる換算係数(エンジン回転数NEの次元を[rpm]とした場合に対応する)である。「k」は、所定時間TCALで離散化した離散化時刻である。
TRQNEF=IE×(NOBJST(k)−NOBJST(k-1))×KC (1)
KC=2π/(60×TCAL) (2)
ステップS14では、点火時期制御に適用される第1フィードバック制御トルクTRQFBIGを下記式(3)により算出する。式(3)のDNEIGは、下記式(4)で与えられる制御偏差であり、KPIG及びKIIGは、それぞれ所定値に設定される第1比例ゲイン及び第1積分ゲインである。
TRQFBIG=KPIG×DNEIG+KIIG×ΣDNEIG (3)
DNEIG=NOBJST−NE (4)
ステップS15では、摩擦トルクTRQFRC、加速トルクTRQNEF、及び第1フィードバック制御トルクTRQFBIGを下記式(5)に適用し、第1目標トルクTRQCMBを算出する。式(5)のDTRQFIREは、点火時期IGLOGの制御中心値を最適点火時期IGMBTより遅角側に設定するための所定減算補正項である。
TRQCMB=TRQFRC+TRQNEF+TRQFBIG−DTRQFIRE
(5)
ステップS16では、下記式(6)により、吸気量制御に適用される第2フィードバック制御トルクTRQFBGAを算出する。式(6)のDNEGAは、下記式(7)で与えられる制御偏差であり、KPGA及びKIGAは、それぞれ所定値に設定される第2比例ゲイン及び第2積分ゲインである。吸気量制御は点火時期制御に比べて応答速度が低いので、第2比例ゲインKPGA及び第2積分ゲインKIGAは、それぞれ第1比例ゲインKPIG及び第1積分ゲインKIIGより小さな値に設定される。
TRQFBGA=KPGA×DNEGA+KIGA×ΣDNEGA (6)
DNEGA=NOBJIDL−NE (7)
ステップS17では、エンジン冷却水温TWに応じて加算補正項DTRQSTUPを算出する。加算補正項DTRQSTUPは、燃料噴射弁の特性ばらつきや粗悪ガソリンが使用された場合などを考慮して、吸気量を増加させるために適用される補正項であり、エンジン冷却水温TWが低下するほど増加するように設定される。
ステップS18では、摩擦トルクTRQFRC、第2フィードバック制御トルクTRQFBGA、及び加算補正項DTRQSTUPを下記式(8)に適用して、第2目標トルクTRQGAを算出する。
TRQGA=TRQFRC+TRQFBGA+DTRQSTUP (8)
図3は、第1目標トルクTRQCMBに応じて点火時期IGLOGを算出する処理のフローチャートである。この処理は、ECU5のCPUでTDCパルスの発生に同期して実行される。なお、点火時期IGLOGは圧縮上死点からの進角量で示される。
ステップS31では、エンジン回転数NE及び吸気ゲージ圧PBGAに応じて、IGMBTマップを検索し、最適点火時期IGMBTを算出する。IGMBTマップは、エンジン回転数NEが一定であれば、吸気ゲージ圧PBGAが増加するほど、最適点火時期IGMBTが減少する(遅角する)ように設定されている。
ステップS32では、吸気圧PBA及び吸気温TAを下記式(11)に適用し、気筒吸入空気量の推定値である推定吸気量GAIRCYLを算出する。式(11)のηvは体積効率、Rは気体定数、VCYLは気筒容積、KPAは大気圧PAに応じて設定される大気圧補正係数である。
Figure 2012062844
ステップS33では、推定吸気量GAIRCYLに所定変換係数KGATを乗算することにより、推定トルクHTRQGAを算出する。所定変換係数KGATは、点火時期IGLOGが最適点火時期IGMBTに設定された状態に対応する値に設定されている。
ステップS34では、第1目標トルクTRQCMB及び推定トルクHTRQGAを下記式(12)に適用し、トルク低減率KTRQDを算出する。
KTRQD=TRQCMB/HTRQGA (12)
ステップS35では、トルク低減率KTRQD及びエンジン回転数NEに応じてトルク低減率マップを検索し、遅角量DIGRTDを算出する。トルク低減率マップは、図4に示すKTRQDテーブルが、複数の所定エンジン回転数に対応して設定されたマップであり、トルク低減率KTRQD及びエンジン回転数NEに応じてこのマップ検索することにより、遅角量DIGRTDが算出される。
ステップS36では、下記式(13)に最適点火時期IGMBT及び遅角量DIGRTDを適用し、点火時期IGLOGを算出する。
IGLOG=IGMBT−DIGRTD (13)
ECU5は、算出した点火時期IGLOGにおいて点火プラグ15による点火を行う。
図3の処理によれば、第1目標トルクTRQCMBには、エンジン回転数NEを過渡目標回転数NOBJSTに制御するための第1フィードバック制御トルクTRQFBIGが反映されているので、式(12)により算出されるトルク低減率KTRQDを用いることにより、第1目標トルクTRQCMBの変化に対応した適切な点火時期制御を行うことができる。すなわち、エンジン回転数NEを過渡目標回転数NOBJSTに一致させるトルク制御を行う際に、点火時期IGLOGの変更によって応答速度の速いフィードバック制御が実行される。
図5は、第2目標トルクTRQGAに応じてスロットル弁開度THを制御する処理のフローチャートである。この処理は、ECU5のCPUで所定時間毎に実行される。
ステップS41では、第2目標トルクTRQGAに応じて目標吸気量GACMDを算出する。目標吸気量GACMDは、第2目標トルクTRQGAにほぼ比例するように設定される。
ステップS42では、目標吸気量GACMD及びエンジン回転数NEに応じて予め設定されているマップを検索することにより、目標開度THCMDを算出する。
ステップS43では、検出されるスロットル弁開度THが目標開度THCMDと一致するように、アクチュエータ7を駆動する。
図5の処理により、第2目標トルクTRQGAに応じた吸気量制御が行われる。
図6は、上述した制御動作例を説明するためのタイムチャートである。図6(a)〜図6(g)は、それぞれエンジン回転数NE、第2目標トルクTRQGA、スロットル弁開度、吸気圧PBA、過渡目標回転数NOBJST、第1目標トルクTRQCMB、及び点火時期IGLOGの推移を示す。時刻t0において、エンジン回転数NEが所定判定回転数NETHに達する。すなわち時刻t0が始動完了(自立運転開始)時点に相当する。
第2目標トルクTRQGAは、始動中は所定値に維持され、時刻t0以後は、第2フィードバック制御トルクTRQFBGAが徐々に減少するのに伴って、摩擦トルクTRQFRCまで減少する。スロットル弁開度THは、第2目標トルクTRQGAと同様に推移する。これにより吸気圧PBAは図6(d)に示すように推移する。
過渡目標回転数NOBJSTは、時刻t0からアイドル目標回転数NOBJIDLに達する時刻t1まで時間経過に伴って増加し、時刻t1以後はアイドル目標回転数NOBJIDLに設定される。
第1目標トルクTRQCMBは、時刻t0からt1までの期間中は加速トルクTRQNEFが加算されるために比較的大きな値に設定され、時刻t1以後は加速トルクTRQNEFが「0」となってほぼ一定値維持される。
点火時期IGLOGは、最適点火時期IGMBTより遅角側の値を制御中心値として、第1目標トルクTRQCMB及び吸気圧PBAに応じた値に設定される。時刻t0において第1目標トルクTRQCMBが増加するが、吸気圧PBAが比較的高いため、遅角方向に変化する。時刻t1においては第1目標トルクTRQCMBの減少に対応して遅角方向に変化し、その後は吸気圧PBAに低下に伴って徐々に進角方向に変化する。
エンジン回転数NEは、過渡目標回転数NOBJIDLの変化に追従して増加し、アイドル目標回転数NOBJIDLに収束する。
以上のように本実施形態では、始動完了時点(t0)からの経過時間に応じてアイドル目標回転数NOBJIDLまで増加する過渡目標回転数NOBJSTが設定され、過渡目標回転数NOBJSTがアイドル目標回転数NOBJIDLに達するまでの期間中は、エンジン回転数NEと過度目標回転数NEOBJSTとの偏差に応じて第1フィードバック制御トルクTRQFBIGが算出され、過渡目標回転数NOBJSTがアイドル目標回転数NOBJILDに達する時刻t1以後は、エンジン回転数NEとアイドル目標回転数NOBJIDLとの偏差に応じて第1フィードバック制御トルクTRQFBIGが算出され、第1フィードバック制御トルクTRQFBIGを用いて機関の第1目標トルクTRQCMBが算出され、第1目標トルクTRQCMBに応じて点火時期IGLOGが制御される。
またエンジン回転数NEとアイドル目標回転数NOBJIDLとの偏差に応じて第2フィードバック制御トルクTRQFBGAが算出され、第2フィードバック制御トルクTRQFBGAを用いて第2目標トルクTRQGAが算出され、第2目標トルクTRQGAに応じて吸気量が制御される。これにより、吸気量はエンジン回転数NEがアイドル目標回転数NOBJIDLと一致するように制御される。
さらに吸気量の推定値である推定吸気量GAIRCYLが吸気圧PBA、吸気温TA、及び大気圧PAに応じて算出され、点火時期IGLOGが最適点火時期IGMBTに設定されている状態に対応する出力トルクの推定値である推定トルクHTRQGAが、推定吸気量GAIRCYLに応じて算出され、第1目標トルクTRQCMB及び推定出力トルクHTRQGAに応じて点火時期IGLOGが制御される。
したがって、始動完了時点(t0)から吸気量のフィードバック制御と、点火時期のフィードバック制御が並行して実行され、しかも過渡目標回転数NOBJSTがアイドル目標回転数NOBJIDLに達するまでは、エンジン回転数NEが過渡目標回転数NOBJSTと一致するように点火時期IGLOGが制御される。点火時期制御の応答速度は、吸気量制御に比べて高いので、エンジン回転数NEの過渡目標回転数NOBJSTに対する良好な追従特性が得られる。その結果、始動完了直後においてエンジン回転数NEの過剰な上昇を防止しつつ、エンジン回転数NEを円滑かつ迅速にアイドル目標回転数NOBJIDLに収束させることができる。
また第1目標トルクTRQCMBは、式(5)において所定減算補正項DTRQFIREが適用されるため、推定トルクHTRQGAより小さい値に設定される。その結果、点火時期IGLOGの制御中心値が最適点火時期IGMBTより遅角側に設定され、エンジン回転数NEが目標回転数NOBJSTまたはNOBJIDLに対して高い場合及び低い場合のいずれにおいても、良好な制御応答性を得ることができる。
また第1目標トルクTRQCMBを推定トルクHTRQGAで除算することによりトルク低減率KTRQDが算出され、該トルク低減率KTRQDに応じて点火時期の遅角補正量DIGRTDが算出され、その遅角補正量DIGRTDを用いて点火時期の制御が行われる。これにより、点火時期IGLOGの制御中心値が最適点火時期IGMBTより遅角側の適切な値に設定される。
本実施形態では、クランク角度位置センサ11が回転数検出手段に相当し、スロットル弁3及びアクチュエータ7が吸気量制御手段の一部に相当し、ECU5が、過渡目標回転数設定手段、第1フィードバック制御トルク算出手段、第1目標トルク算出手段、点火時期制御手段、第2フィードバック制御トルク算出手段、第2目標トルク算出手段、及び吸気量制御手段の一部を構成する。具体的には、図2のステップS11が過渡目標回転数設定手段に相当し、ステップS14が第1フィードバック制御トルク算出手段に相当し、ステップS11〜S13,及びS15が第1目標トルク算出手段に相当し、図3の処理が点火時期制御手段に相当し、図2のステップS16〜S18、及び図5の処理が吸気量制御手段の一部に相当する。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上述した実施形態では、スロットル弁3及びアクチュエータ7により吸気量制御を行っているが、スロットル弁3をバイパス通路及びそのバイパス通路を通過する空気量を制御する補助吸気制御弁によって吸気量制御を行うようにしてもよい。
また本発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶推進機用エンジンなどの制御にも適用が可能である。
1 内燃機関
3 スロットル弁(吸気量制御手段)
5 電子制御ユニット(過渡目標回転数設定手段、フィードバック制御トルク算出手段、第1目標トルク算出手段、点火時期制御手段、吸気量制御手段の一部)
7 アクチュエータ(吸気量制御手段)
11 クランク角度位置センサ(回転数検出手段)
15 点火プラグ

Claims (3)

  1. 内燃機関の回転数がアイドル目標回転数と一致するように前記機関の出力トルクを制御する、内燃機関の制御装置において、
    前記機関の回転数を検出する回転数検出手段と、
    前記機関の始動完了時点からの経過時間に応じて前記アイドル目標回転数まで増加する過渡目標回転数を設定する過渡目標回転数設定手段と、
    前記過渡目標回転数が前記アイドル目標回転数に達するまでの期間中は、検出される回転数と前記過度目標回転数との偏差に応じてフィードバック制御トルクを算出し、前記過渡目標回転数が前記アイドル目標回転数に達した後は、検出される回転数と前記アイドル目標回転数との偏差に応じて前記フィードバック制御トルクを算出するフィードバック制御トルク算出手段と、
    前記フィードバック制御トルクを用いて前記機関の目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、
    前記目標トルクに応じて前記機関の点火時期を制御する点火時期制御手段と、
    検出される回転数が前記アイドル目標回転数と一致するように前記機関の吸気量を制御する吸気量制御手段とを備え、
    前記点火時期制御手段は、
    前記機関の吸気量の推定値である推定吸気量を算出する吸気量推定手段と、
    前記点火時期が前記出力トルクを最大とする最適点火時期に設定されている状態に対応する前記出力トルクの推定値である推定出力トルクを、前記推定吸気量に応じて算出する出力トルク推定手段とを有し、
    前記目標トルク及び推定出力トルクに応じて前記点火時期の制御を行うことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記目標トルク算出手段は、前記目標トルクを前記推定出力トルクより小さい値に設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記点火時期制御手段は、前記目標トルクを前記推定出力トルクで除算することによりトルク低減率を算出し、該トルク低減率に応じて点火時期の遅角補正量を算出する遅角補正量算出手段を有し、前記遅角補正量を用いて前記点火時期の制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
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