JP2012060310A - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】連続撮影直後の画像記録時の待機時間を有効に活用し、記録する画像データに対して撮影者の意図を反映した操作を行なう。
【解決手段】デジタルカメラ10は、時間的に連続した複数の画像を撮影する撮影系(11〜13)と、撮影された複数の画像データを一時的に保持するDRAM14と、一時的に保持されている複数の画像データを非可逆符号化する画像処理部15と、この画像処理部15による処理の期間、DRAM14に保持されている複数の画像データの個々を縮小し一覧表示し、これら一覧表示されている縮小画像のうちのいずれかの選択を受付けるタッチ入力部33と、選択が受付けられた縮小画像に対応する画像データを非圧縮符号化あるいは可逆圧縮符号化する画像処理部15と、この画像処理部15によって処理された画像データを記録するメモリカードとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、連写機能を有するデジタルカメラ等に好適な撮像装置、撮像方法及びプログラムに関する。
従来、連続撮影時に撮影した各画像を順次データ圧縮してファイル化し、媒体に記録する際、間引いた画像を併せて表示部で表示することで、写り具合を確認しつつ画像を記録できるようにした技術がある。(例えば、特許文献1)
特開2007−074475号公報
しかしながら上記特許文献の技術の場合、表示される画像全てが記録対象となるため、連続撮影中に各画像の映り具合を撮影者が確認しても各画像に対して講じる手段が無いため、記録する必要が無いと判断した場合でも全て記録してしまうという問題があった。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、連続撮影直後の画像記録時の待機時間を有効に活用し、記録する画像データに対して撮影者の意図を反映した操作を行なうことができるようにすることにある。
請求項1記載の発明は、時間的に連続した複数の画像を撮影する撮影手段と、上記撮影手段によってて撮影された複数の画像データを一時的に保持する保持手段と、上記保持手段によって一時的に保持されている複数の画像データを非可逆符号化する第1の画像処理手段と、上記第1の画像処理手段による処理の期間、上記保持手段によって保持されている複数の画像データの個々を縮小し一覧表示し、これら一覧表示されている縮小画像のうちのいずれかの選択を受付ける選択受付手段と、上記選択受付手段によって選択が受付けられた縮小画像に対応する画像データを非圧縮符号化あるいは可逆圧縮符号化する第2の画像処理手段と、上記第1の画像処理手段及び第2の画像処理手段によって処理された画像データを記録する記録手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記保持手段によって一時的に保持されている複数の画像データに対する画像の評価を行なう画像評価手段をさらに具備し、上記第2の画像処理手段は、上記選択受付手段によって選択が受付けられない場合に、上記画像評価手段による評価結果に基づいた画像データを非圧縮符号化あるいは可逆圧縮符号化することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、撮像部に対し、時間的に連続した複数の画像を撮影させる撮影ステップと、上記撮影ステップにて撮影された複数の画像データを保持部に一時的に保持させる保持ステップと、上記保持ステップにて一時的に保持されている複数の画像データを非可逆符号化する第1の画像処理ステップと、上記第1の画像処理ステップでの処理の期間、上記保持部に保持されている複数の画像データの個々を縮小し表示部に一覧表示させ、これら縮小画像のうちのいずれかの選択を受付ける選択受付ステップと、上記選択受付ステップにて選択が受付けられた縮小画像に対応する画像データを非圧縮符号化あるいは可逆圧縮符号化する第2の画像処理ステップと、上記第1の画像処理ステップ及び第2の画像処理ステップにて処理された画像データを記録部に記録させる記録ステップとを含むことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、撮影部を備えた装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、撮像部に対し、時間的に連続した複数の画像を撮影させる撮影制御手段、上記撮影制御手段によって撮影された複数の画像データを保持部に一時的に保持させる保持手段、上記保持手段によって一時的に保持されている複数の画像データを非可逆符号化する第1の画像処理手段、上記第1の画像処理手段による処理の期間、上記保持部に保持されている複数の画像データの個々を縮小し表示部に一覧表示させ、これら縮小画像のうちのいずれかの選択を受付ける選択受付手段、上記選択受付手段によって選択が受付けられた縮小画像に対応する画像データを非圧縮符号化あるいは可逆圧縮符号化する第2の画像処理手段、及び上記第1の画像処理手段及び第2の画像処理手段によって処理された画像データを記録部に記録させる記録制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、連続撮影直後の画像記録時の待機時間を有効に活用し、記録する画像データに対して撮影者の意図を反映した操作を行なうことが可能となる。
本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの機能回路の構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る連写モード時の撮影から記録に至る一連の処理内容を示すフローチャートである。 同実施形態に係る図2の非圧縮画像選択受付処理の詳細な内容を示すサブルーチンのフローチャートである。 同実施形態に係る連写撮影の待機中に表示部に表示される被写体を例示する図である。 同実施形態に係る連写撮影でバッファメモリに保持されるベイヤーデータの概念を示す図である。 同実施形態に係る表示例を示し、図6(A)は表示部で表示されるサムネイル画像の一覧画面を示す図、図6(B)は4枚分のフォーカスフレーム部分のサムネイル画像の表示画面を示す図である。 同実施形態に係る表示例を示し、非圧縮記録候補として選択した1枚のベイヤーデータに基づく画像の表示画面を示す図である。
以下本発明を連写機能を有するデジタルカメラに適用した場合の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ10の回路構成を示すものである。同図に示すように、カメラ筐体の前面に配設される光学レンズユニット11を介して、例えばCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)やCMOSイメージセンサ等で構成される固体撮像素子(IS)12の撮像面上に被写体の光像を入射して結像させる。
スルー画像表示、あるいはライブビュー画像表示とも称されるモニタ状態では、この固体撮像素子12での撮像により得た画像信号をAGC・A/D変換部13に送り、相関二乗サンプリングや自動ゲイン調整、A/D変換処理を実行してデジタル化する。このデジタル値の画像データはシステムバスSBを介してバッファメモリであるDRAM14に保持される。
このDRAM14に保持された画像データに対して、画像処理部15が適宜必要な画像処理を施す。具体的には、固体撮像素子12に備えられるベイヤー配列のカラーフィルタの構成に応じた画像データ(以下「ベイヤーデータ」と称する)に対して画像処理部15がマトリックス演算、画素補間処理、ガンマ補正処理等をデモザイク処理することで、RAW(生)データであるベイヤーデータに「現像」を施して輝度色差系(YUV)の画像データに変換する。
画像処理部15は、その画像データから表示用に画素数及び階調ビットを大幅に減じた画像データを作成して表示コントローラ16へ送る。表示コントローラ16は送られてきた画像データに基づいて表示部17を駆動し、上記固体撮像素子12で撮像されている内容をスルー画像として表示させる。
なお画像処理部15は顔認識機能を有し、画像データ中から人物の顔部分を認識して当該部分を含む領域を抽出する。上記顔認識機能実行時には、画像データ中で人物の顔を認識した場合、当該顔部分を含む領域にフレームを付加して表示可能となる。
また、上記光学レンズユニット11と同じくカメラ筐体前面には、一対のマイクロホン18L,18Rが配設され、被写体方向の音声がステレオで入力される。マイクロホン18L,18Rはそれぞれ入力した音声を電気信号化し、音声処理部19へ出力する。
音声処理部19は、音声単体での録音時、音声付き静止画像撮影時、及び動画像の撮影時にマイクロホン18L,18Rから入力する音声信号をデジタルデータ化する。さらに音声処理部19は、デジタル化した音声データの音圧レベルを検出する一方で、該音声データを所定のデータファイル形式、例えばAAC(moving picture experts group−4 Advanced Audio Coding)形式でデータ圧縮して音声データファイルを作成し、後述する記録媒体へ送出する。
加えて音声処理部19は、PCM音源等の音源回路を備え、音声の再生時に送られてくる音声データファイルの圧縮を解いてアナログ化し、このデジタルカメラ10の筐体背面側に設けられるスピーカ20を駆動して、拡声放音させる。
以上の回路をCPU21が統括制御する。このCPU21は、メインメモリ22、プログラムメモリ23と直接接続される。メインメモリ22は、例えばSRAMで構成され、ワークメモリとして機能する。プログラムメモリ23は、例えばフラッシュメモリなどの電気的に書換可能な不揮発性メモリで構成され、後述する連写撮影時の制御を含む動作プログラムやデータ等を固定的に記憶する。
CPU21はプログラムメモリ23から必要なプログラムやデータ等を読出し、メインメモリ22に適宜一時的に展開記憶させながら、このデジタルカメラ10全体の制御動作を実行する。
さらに上記CPU21は、キー操作部24から直接入力される各種キー操作信号に対応して制御動作を実行する。キー操作部24は、例えば電源キー、シャッタキー、ズームアップ/ダウンキー、撮影モードキー、再生モードキー、メニューキー、カーソル(「↑」「→」「↓」「←」)キー、セットキー、ディスプレイキー等を備える。
CPU21は、システムバスSBを介して上記AGC・A/D変換部13、DRAM14、画像処理部15、表示部17、及び音声処理部19の他、さらにレンズ駆動部25、フラッシュ駆動部26、イメージセンサ(IS)駆動部27、タッチ入力処理部28及びメモリカードコントローラ29と接続される。
レンズ駆動部25は、CPU21からの制御信号を受けてレンズ用DCモータ(M)30の回転を制御し、上記光学レンズユニット11を構成する複数のレンズ群中の一部、具体的にはズームレンズ及びフォーカスレンズの位置をそれぞれ個別に光軸方向に沿って移動させる。
フラッシュ駆動部26は、静止画像撮影時にCPU21からの制御信号を受けて複数の白色高輝度LEDで構成されるフラッシュ部31を撮影タイミングに同期して点灯駆動する。
イメージセンサ駆動部27は、その時点で設定されている撮影条件等に応じて上記固体撮像素子12の走査駆動を行なう。
上記画像処理部15は、上記操作部24のシャッタキー操作に伴う画像撮影時に、AGC・A/D変換部13から送られてきてDRAM14に保持される画像データをデモザイク処理し、さらに所定のデータファイル形式、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)であればDCT(離散コサイン変換)やハフマン符号化等のデータ圧縮処理を施してデータ量を大幅に削減した画像データファイルを作成する。作成した画像データファイルはシステムバスSB、メモリカードコントローラ29を介してメモリカード32に記録される。
また画像処理部15は、再生モード時にメモリカード32からメモリカードコントローラ29を介して読出されてくる画像データをシステムバスSBを介して受取り、DRAM14に保持させた上で、このDRAM14に保持させた画像データを記録時とは逆の手順で圧縮を解く伸長処理により元のサイズの画像データを得、これをシステムバスSBを介して表示コントローラ16に送り、表示部17で表示させる。
タッチ入力処理部28は、上記表示部17上に一体にして構成される、透明膜体でなるタッチ入力部33からの入力を受け付け、タッチ位置に応じた座標データを生成して上記CPU21に送出する。
メモリカードコントローラ29は、カードコネクタ34を介してメモリカード32と接続される。メモリカード32は、このデジタルカメラ10に着脱自在に装着され、このデジタルカメラ10の記録媒体となる画像データ等の記録用メモリであり、内部にはブロック単位で電気的に書換え可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリと、その駆動回路とが設けられる。
次に上記実施形態の動作について説明する。
なお、以下に示す動作は、連写モードを設定した上でシャッタキーを任意時間だけ押圧操作して、時間的に連続した複数の静止画像の撮影を行なう際、CPU21がプログラムメモリ23に記憶されている動作プログラムやデータを読出してメインメモリ22に展開して記憶させた上で実行するものである。
プログラムメモリ23に記憶されている動作プログラム等は、このデジタルカメラ10の製造工場出荷時にプログラムメモリ23に記憶されていたものに加え、例えばこのデジタルカメラ10のバージョンアップに際して、デジタルカメラ10をパーソナルコンピュータと接続することにより外部から新たな動作プログラム、データ等をダウンロードして記憶するものも含む。
図2及び図3は、連写モード時の撮影から記録に至る一連の処理内容を示すものである。その処理当初には、CPU21がキー操作部24のシャッタキーが操作されたか否かを繰返し判断する(ステップS101)。こうしてCPU21はキー操作部24のシャッタキーが操作されるのを待機する。
図4は、上記シャッタキーの操作待機中に表示部17に表示される被写体を例示する図である。同図に示すように表示部17では、例えば連写モードが設定されていることを表す、複数の矩形フレームを組み合わせたシンボルCPを画面中央上部に表示する。
これと共にCPU21は、DRAM14に保持する画像データに対して画像処理部15で顔認識処理により画像中の顔部分を抽出させ、抽出した顔部分を囲むようなフォーカスフレームFFを画像に重畳して表示部17で表示させる。
シャッタキーが操作されると、CPU21は上記ステップS101でそれを判断し、直ちに固体撮像素子12での撮影を実行し(ステップS102)、撮影により取得したベイヤーデータをバッファメモリであるDRAM14に保持させる(ステップS103)。
その上で、シャッタキーの操作が停止されてオフとなったか否かを判断する(ステップS104)。
ここでシャッタキーが依然として操作されたままでオフとはなっていないと判断した場合には、さらに連写によりDRAM14に保持したベイヤーデータが規定の枚数、例えば連写速度が6[枚/秒]で最大10[秒]分保持が可能であれば最大60枚分に達したか否かを判断する(ステップS105)。
なお、上記連写可能な枚数は、例えばその時点で設定されている撮影画像の画像サイズ及び1画素当たりの階調ビット数とDRAM14の容量とによりその都度決定しても良いし、制御を簡略化するべく、画像サイズ等に拘わらず、最大画像サイズ及び1画素当たりの最大階調ビット数が設定された場合でも確実に保持できるよう、一律に決定するものとしても良い。
規定の枚数分のベイヤーデータがまだDRAM14に保持されていない場合、上記ステップS105でそれを判断し、再び上記ステップS102からの処理に戻る。
こうしてシャッタキーの操作が停止されてオフとなるか、または撮影により取得したベイヤーデータの数が規定枚数分に達するまで、上記ステップS102〜S105の処理を繰返し実行する。
図5は、DRAM14に保持される、時間的に連続したベイヤーデータの概念を示す。ここでは、時間的に連続した4枚のベイヤーデータBD1〜BD4を例示しており、これらのデータが順次DRAM14に保持される。
上記ステップS104でシャッタキーの操作が停止されてオフとなったと判断した場合、あるいは上記ステップS105で取得したベイヤーデータの数が規定枚数分に達したと判断した場合、その時点で上記撮影動作を停止し、画像処理部15によりDRAM14に保持している複数のベイヤーデータ中、取得タイミングの早いものから順に読出させ、所定の非可逆圧縮フォーマット、例えばJPEGであればDCTやハフマン符号化等のデータ圧縮符号化処理、及び圧縮したデータファイルのメモリカード32への記録を開始する(ステップS106)。
このとき同時にCPU21は、DRAM14に保持している各ベイヤーデータ毎に、画素間引きにより画像サイズを大幅に縮小して表示用のサムネイル画像を作成する(ステップS107)。
そして、それら作成したサムネイル画像を用いて表示部17で一覧表示を行なった上で、非圧縮記録候補の画像の選択を受け付ける(ステップS108)。
図3は、上記ステップS108での非圧縮記録候補の画像の選択を受け付ける詳細な処理内容を示すサブルーチンである。同図で、当初には表示部17でサムネイル画像による一覧画面を表示させる(ステップS301)。
図6(A)は、このとき表示部17で表示されるサムネイル画像の一覧画面を例示する。ここでは表示部17の画面を縦3×横3の計9分割して最大9枚分のサムネイル画像を一括して表示している。
このとき表示部17では、画面上部の中央で文字列「カード書き込み中」のガイドメッセージを併せて表示することにより、撮影で保持した一連の画像データを画像処理部15で非可逆圧縮して符号化し、メモリカード32に書込む処理を実行中であることを報知している。
上記DRAM14に保持した画像データの数が、表示部17で一覧表示するサムネイル画像の数よりも多く、すべてを一度に表示できない場合には、例えば撮影した順序に従って先頭側からサムネイル画像を一覧表示し、さらに表示しきれないサムネイル画像があることを、表示する末尾のサムネイル画像の右側に右矢印を表示することで表現する。
この表示に対して、キー操作部24のカーソルキー(「→」キー)または、表示部17での表示位置に応じたタッチ入力処理部28でのタッチ入力があった場合には、その操作に応じて一覧表示する内容をスクロールする。
また、上記図6(A)で示したサムネイル画像の一覧画面の表示状態から、例えばキー操作部24のズームアップキーを操作することで、各画像のフォーカスフレームFF内に対応した部分のみのサムネイル画像を作成し、それらを一覧画面化して図6(B)に示すように表示するものとしても良い。
この図6(B)では、図示する如く上記図6(A)に示した一覧画像よりも少ない、すように縦2×横2の計4分割した4枚分のフォーカスフレーム部分のサムネイル画像を一括して表示している。
このようにフォーカスフレーム部分のみをより大きく設定した一覧画面で表示することで、特に顔認識処理による画像中の顔部分を拡大した状態で撮影内容を把握できる。そのため、このデジタルカメラ10の撮影者が各画像の写り具合をより正確に判断できる。
上記図6(A)または図6(B)に示したような一覧画面を表示した状態で、いずれかの画像が選択された否かを判断する(ステップS302)。
これは、例えばキー操作部24のカーソル(「↑」「→」「↓」「←」)キー及びセットキーの組合せ操作がなされるか、あるいは表示部17での画像位置に応じたタッチ入力処理部28でのタッチ入力がなされることにより判断する。
ここで上記選択操作がなされない場合には、次いで上記ステップS106で開始した、DRAM14に保持している全ベイヤーデータに対するデータ圧縮符号化処理及び圧縮したデータファイルのメモリカード32への記録が終了したか判断する(ステップS303)。
ここでまだ終了していないと判断すると、再び上記ステップS301からの処理に戻る。
こうしてステップS301〜S303の処理を繰返し実行することで、一覧画面表示を行ないながら、表示しているうちの1つが選択されるか、あるいはDRAM14に保持している全ベイヤーデータのデータ圧縮符号化処理及びメモリカード32への記録が終了するのを待機する。
ステップS301〜S303の処理を繰返し実行し、一覧画面を表示している状態から画像の1つを選択する操作がなされた場合、CPU21は上記ステップS302でそれを判断し、選択されたサムネイル画像と対応するDRAM14に保持されたベイヤーデータを非圧縮記録候補として選択設定する(ステップS304)。
この選択設定に伴い、表示部17で表示している一覧画面中の対応するサムネイル画像を周囲と枠の色を変更して表示させる(ステップS305)。
その後、上記ステップS303と同様に、DRAM14に保持している全ベイヤーデータに対するデータ圧縮符号化処理及び圧縮したデータファイルのメモリカード32への記録が終了したか判断する(ステップS306)。
ここでまだ終了していないと判断すると、再び上記ステップS301からの処理に戻る。こうして、非圧縮記録候補の画像を選択した後も再度上記ステップS301からの処理に戻ることにより、複数の画像を非圧縮記録候補として選択可能としている。
そして、上記ステップS306でDRAM14に保持している全ベイヤーデータに対するデータ圧縮符号化処理及び圧縮したデータファイルのメモリカード32への記録が終了したと判断した時点で、以上でこの図3のサブルーチンを終了して上記図2のメインルーチンに復帰する。
また、上記ステップS301〜S303の処理を繰返し実行し、一覧画面を表示している状態で、DRAM14に保持している全ベイヤーデータのデータ圧縮符号化処理及びメモリカード32への記録が終了すると、上記ステップS303でそれを判断し、次にDRAM14に保持されたベイヤーデータの中で非圧縮記録候補として施された画像が少なくとも1枚分あるか否かを判断する(ステップS307)。
ここで少なくとも1枚分のベイヤーデータについて非圧縮記録候補として選択したと判断した場合には、以上でこの図3のサブルーチンを終了して上記図2のメインルーチンに復帰する。
また、上記ステップS307でそれまでベイヤーデータの非圧縮記録候補として1枚も選択していないと判断した場合には、DRAM14に保持する全ベイヤーデータに対し、画像処理部15による顔認識処理を伴う画像評価を行ない、各ベイヤーデータ毎に評価値を算出する(ステップS308)。
ここで画像評価値としては、例えば被写体の顔部分の位置、面積、ぶれの量及び表情の少なくとも1つに基づいて評価する。
被写体の顔部分の位置としては、画像の中央にあるほど評価が高いものとする。
被写体の顔の面積としては、大きいほど評価が高いものとする。
被写体の顔のぶれの量としては、小さいほど評価が高いものとする。
被写体の表情としては、笑顔度が高い(両眼の外側端部が下がり、唇の両端が上がる)ほど評価が高いものとする。
なお、上記顔認識処理の各技術内容に関しては、近時一般に販売されているデジタルカメラのほとんどの機種に標準的に搭載されている如くきわめて周知の技術であるので、その説明は省略する。
このように顔認識処理の技術を用いて画像評価値を算出することにより、被写体として選択される可能性がきわめて高い、人物の写り具合を的確に評価し、より「写りの良い」人物の画像を自動的に選択することができる。
DRAM14に保持している全ベイヤーデータそれぞれの画像評価値を算出すると、次いで算出した評価値の中で最も高いベイヤーデータを非圧縮記録候補として選択設定し(ステップS309)、以上でこの図3のサブルーチンを終了して上記図2のメインルーチンに復帰する。
図7は、上記図3のサブルーチンで非圧縮記録候補として選択した1枚のベイヤーデータBDAを例示するものである。
図2のメインルーチンでは、上記ステップS108での非圧縮記録候補の選択処理後、あらためて選択されたベイヤーデータをそのまま非圧縮で符号化処理し、得たデータファイルをメモリカード32に記録させる(ステップS109)。
その後、あらためてDRAM14の内容を一括消去した上で(ステップS110)、次の連写撮影に備えるべく、再び上記ステップS101からの待機処理に戻る
以上詳記した如く本実施形態によれば、連続撮影直後の画像記録時の待機時間を有効に活用して、記録する画像データに対して撮影者の意図を反映し、特に写りが良いと思われる画像に関しては非圧縮の画像データファイルも併せて記録するものとしたので、画質劣化のない画像データを後に有効に活用できる。
また、上記実施形態では、撮影者による非圧縮記録候補の選択がなされなかった場合に、装置側で各画像の評価値から最も評価値の高いものを自動的に非圧縮記録候補として選択して記録するものとしたので、撮影者による選択操作がなされない場合であっても、客観的に評価値が高いと思われる画像を自動的に選択して、画質劣化のない画像データを後に有効に活用できる。
さらに上記実施形態では、各画像の評価を顔認識処理により算出するものとして説明したが、本発明はこれに限ることなく、例えば、画像全体あるいは画像中の所定範囲のコントラスト値(=直交変換後の高周波成分の量)や、構図、輝度ヒストグラムから算出する輝度バランス値、などによっても画像評価値を画像処理により求めることができる。
また上記実施形態では、選択した画像について非圧縮のRAWデータを記憶するものとして説明したが、本発明はこれに限らず、例えばPNG(Portable Network Graphics)やGIF(Graphics Interchange Format)等のフォーマットに則ってロスレス圧縮とも呼称される可逆圧縮処理を施した画像データを記録させてもよく、非可逆圧縮処理ほどにはデータ量を削減できないものの、画質を劣化させることなくデータ量を圧縮した画像データが記録できる。
さらに上記実施形態は、デジタルカメラに適用した場合について説明したものであるが、本発明はこれに限らず、カメラ機能を有する電子機器であれば、他にも携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assistants:個人向け情報携帯端末)、携帯メディアプレーヤ、電子ブック、モバイルコンピュータなどの各種機器にも同様に適用可能となる。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…デジタルカメラ、11…光学レンズユニット、12…固体撮像素子(IS)、13…AGC・A/D変換部、14…DRAM、15…画像処理部、16…表示コントローラ、17…表示部、18L,18R…マイクロホン、19…音声処理部、20…スピーカ、21…CPU、22…メインメモリ、23…プログラムメモリ、24…キー操作部、25…レンズ駆動部、26…フラッシュ駆動部、27…イメージセンサ駆動部、28…タッチ入力処理部、29…メモリカードコントローラ、30…レンズ用DCモータ(M)、31…フラッシュ部、32…メモリカード、33…タッチ入力部、34…カードコネクタ、BD1〜BD4,BDA…ベイヤーデータ、SB…システムバス。

Claims (4)

  1. 時間的に連続した複数の画像を撮影する撮影手段と、
    上記撮影手段によって撮影された複数の画像データを一時的に保持する保持手段と、
    上記保持手段によって一時的に保持されている複数の画像データを非可逆符号化する第1の画像処理手段と、
    上記第1の画像処理手段による処理の期間、上記保持手段によって保持されている複数の画像データの個々を縮小し一覧表示し、これら一覧表示されている縮小画像のうちのいずれかの選択を受付ける選択受付手段と、
    上記選択受付手段によって選択が受付けられた縮小画像に対応する画像データを非圧縮符号化あるいは可逆圧縮符号化する第2の画像処理手段と、
    上記第1の画像処理手段及び第2の画像処理手段によって処理された画像データを記録する記録手段と
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記保持手段によって一時的に保持されている複数の画像データに対する画像の評価を行なう画像評価手段をさらに具備し、
    上記第2の画像処理手段は、上記選択受付手段によって選択が受付けられない場合に、上記画像評価手段による評価結果に基づいた画像データを非圧縮符号化あるいは可逆圧縮符号化することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 撮像部に対し、時間的に連続した複数の画像を撮影させる撮影ステップと、
    上記撮影ステップにて撮影された複数の画像データを保持部に一時的に保持させる保持ステップと、
    上記保持ステップにて一時的に保持されている複数の画像データを非可逆符号化する第1の画像処理ステップと、
    上記第1の画像処理ステップでの処理の期間、上記保持部に保持されている複数の画像データの個々を縮小し表示部に一覧表示させ、これら縮小画像のうちのいずれかの選択を受付ける選択受付ステップと、
    上記選択受付ステップにて選択が受付けられた縮小画像に対応する画像データを非圧縮符号化あるいは可逆圧縮符号化する第2の画像処理ステップと、
    上記第1の画像処理ステップ及び第2の画像処理ステップにて処理された画像データを記録部に記録させる記録ステップと
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  4. 撮影部を備えた装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、
    上記コンピュータを、
    撮像部に対し、時間的に連続した複数の画像を撮影させる撮影制御手段、
    上記撮影制御手段によって撮影された複数の画像データを保持部に一時的に保持させる保持手段、
    上記保持手段によって一時的に保持されている複数の画像データを非可逆符号化する第1の画像処理手段、
    上記第1の画像処理手段による処理の期間、上記保持部に保持されている複数の画像データの個々を縮小し表示部に一覧表示させ、これら縮小画像のうちのいずれかの選択を受付ける選択受付手段、
    上記選択受付手段によって選択が受付けられた縮小画像に対応する画像データを非圧縮符号化あるいは可逆圧縮符号化する第2の画像処理手段、
    上記第1の画像処理手段及び第2の画像処理手段によって処理された画像データを記録部に記録させる記録制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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