JP2012060253A - 構内電話交換機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電話通信部と対応する電話網との通信が切断されることにより、通信を継続して行うことができなくなる頻度を低下させることが可能な構内電話交換機を提供する。
【解決手段】このIP−PBX1(構内電話交換機)は、3つの電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)のいずれかにおいて緊急通報用電話番号へ発信できない場合に、他の電話通信部において発信できるか否かを順次判別し、他の電話通信部において発信できる場合には、緊急通報用電話番号へ発信させるとともに、発信できない場合には、3つの電話通信部と、それぞれ対応する電話網(アナログ電話網100、携帯電話網200およびIPネットワーク網300)との通信のうちの少なくともいずれか1つを切断した後、緊急通報用電話番号へ発信させる制御を行うCPU18を備える。
【選択図】図7

Description

この発明は、構内電話交換機に関し、特に、各々が異なる電話網に接続された複数の電話通信部を備える構内電話交換機に関する。
従来、各々が異なる電話網に接続された複数の電話通信部を備える構内電話交換機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、緊急通報用電話番号へ発信することが可能な電話通信網に接続される網制御装置(電話通信部)と、緊急通報用電話番号へ発信することが不可能なインターネット通信網に接続されるLAN I/F(電話通信部)と、制御装置とを備えた通信制御装置(構内電話交換機)が開示されている。上記特許文献1の通信制御装置では、網制御装置がすでに外部の通信先との通信に用いられており、網制御装置において緊急通報用電話番号へ発信することができない場合に、制御装置は、網制御装置と電話通信網との通信を切断した後、網制御装置において緊急通報用電話番号への発信を優先させるように構成されている。
特開2003−264646号公報
しかしながら、上記特許文献1の通信制御装置では、網制御装置において緊急通報用電話番号へ発信することができない場合には、制御装置によって網制御装置と電話通信網との通信が一旦切断されるため、それまでの通信を継続して行うことができなくなるという問題点があると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、電話通信部と対応する電話網との通信が切断されることにより、通信を継続して行うことができなくなる頻度を低下させることが可能な構内電話交換機を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面による構内電話交換機は、各々が異なる電話網に接続され、かつ、各々が緊急通報用電話番号へ発信可能な複数の電話通信部と、複数の電話通信部のいずれかにおいて緊急通報用電話番号へ発信できない場合に、他の電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信できるか否かを順次判別し、他の電話通信部のいずれかにおいて発信できる場合には、緊急通報用電話番号へ発信させるとともに、複数の電話通信部のいずれにおいても緊急通報用電話番号へ発信できない場合には、複数の電話通信部と、対応する電話網との通信のうちの少なくともいずれか1つを切断した後、緊急通報用電話番号へ発信させる制御を行う制御部とを備える。
この発明の一の局面による構内電話交換機では、上記のように、制御部を、複数の電話通信部のいずれかにおいて緊急通報用電話番号へ発信できない場合に、他の電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信できるか否かを順次判別し、他の電話通信部のいずれかにおいて発信できる場合には、緊急通報用電話番号へ発信させるように構成することによって、電話通信部のいずれかにおいて通信が行われていることにより緊急通報用電話番号へ発信できない場合であっても、他の電話通信部のいずれかにおいて発信できる場合には当該電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信させることができる。これにより、電話通信部と対応する電話網との通信が切断されないことにより、通信を継続して行わせることができるので、通信を継続して行うことができなくなる頻度を低下させることができる。
上記一の局面による構内電話交換機において、好ましくは、緊急通報用電話番号へ発信できない電話通信部は、すでに他の通話に用いられている通話中の電話通信部を含み、制御部は、通話中の電話通信部の各々の通話時間に基づいて、通話中の電話通信部のうちのいずれか1つと、対応する電話網との通信を切断する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、通信を切断する制御が行われた電話通信部以外の通話中の電話通信部においては通信が切断されないので、通信を継続して行うことができなくなる頻度をより低下させることができる。また、通話中の電話通信部における各々の通話時間に基づいて、切断される通信を選択するように構成することによって、ユーザに、通信の切断の順番などを通信毎に予め登録させる必要がないので、ユーザの操作負担を軽減することができる。
この場合、好ましくは、制御部は、通話中の電話通信部のうち、通話時間が最も短い電話通信部と、対応する電話網との通信を切断する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、通信の切断に起因する影響が小さいと考えられる通話時間が最も短い電話通信部と対応する電話網との通信を切断して、当該電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信させることができるので、通信の切断に起因する影響が大きいと考えられる通話時間が長い電話通信部と対応する電話網との通信が切断されるのを抑制することができる。
上記緊急通報用電話番号へ発信できない電話通信部が通話中の電話通信部を含む構内電話交換機において、好ましくは、緊急通報用電話番号へ発信できない電話通信部は、対応する電話網に発信することができない発信不能の電話通信部をさらに含み、制御部は、通話中の電話通信部に対しては、通話中の電話通信部の各々の通話時間に基づいて、通話中の電話通信部のうちのいずれか1つと、対応する電話網との通信を切断した後、緊急通報用電話番号へ発信させる制御を行う一方、発信不能の電話通信部に対しては、緊急通報用電話番号へ発信させる制御を行わないように構成されている。このように構成すれば、対応する電話網に発信することができない発信不能の電話通信部では、緊急通報用電話番号へ発信することが困難であるので、発信不能の電話通信部に対して緊急通報用電話番号へ発信させずに、通話中の電話通信部のうちのいずれか1つにおいて、緊急通報用電話番号へ発信させることによって、緊急通報用電話番号へ発信されない状況を確実に回避することができる。
上記一の局面による構内電話交換機において、好ましくは、緊急通報用電話番号へ発信させる際に複数の電話通信部の各々の通信状態が記録される通信管理テーブルを含む記憶部をさらに備え、制御部は、電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信できないと判断する毎に、発信できない電話通信部の通信状態を通信管理テーブルに記録することによって、通信管理テーブルを更新するとともに、複数の電話通信部のいずれかにおいて緊急通報用電話番号に対応する緊急通報先との通信が確立した際に、通信管理テーブルに記録された電話通信部の通信状態を消去することによって、通信管理テーブルを初期化する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、制御部は、緊急通報用電話番号へ発信させる毎に、複数の電話通信部における各々の最新の通信状態を通信管理テーブルに記録することができるので、複数の電話通信部における最新の通信状態に基づいて、緊急通報用電話番号へ発信させることができる。
上記一の局面による構内電話交換機において、好ましくは、各々が緊急通報用電話番号へ発信可能な複数の電話通信部は、アナログ電話網に接続されるアナログ電話通信部と、携帯電話網に接続される携帯電話通信部と、IPネットワーク網に接続されるIPネットワーク通信部とを含み、制御部は、アナログ電話通信部、携帯電話通信部およびIPネットワーク通信部のいずれかにおいて緊急通報用電話番号へ発信できない場合に、他の電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信できるか否かを順次判別し、他の電話通信部のいずれかにおいて発信できる場合には、緊急通報用電話番号へ発信させるとともに、アナログ電話通信部、携帯電話通信部およびIPネットワーク通信部のいずれにおいても緊急通報用電話番号へ発信できない場合には、アナログ電話通信部、携帯電話通信部およびIPネットワーク通信部と、それぞれ対応するアナログ電話網、携帯電話通信部およびIPネットワーク網との通信のうちの少なくともいずれか1つを切断した後、緊急通報用電話番号へ発信させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、アナログ電話通信部、携帯電話通信部およびIPネットワーク通信部を含む構内電話交換機において、通信を継続して行うことができなくなる頻度を低下させることができる。
本発明の一実施形態によるIP−PBXの全体構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態による初期状態の通信管理テーブルを示した図である。 本発明の一実施形態によるアナログ電話通信部が通話中である状態の通信管理テーブルを示した図である。 本発明の一実施形態によるアナログ電話通信部および携帯電話通信部が通話中である状態の通信管理テーブルを示した図である。 本発明の一実施形態による全ての電話通信部において発信できなかった状態の通信管理テーブルを示した図である。 本発明の一実施形態によるアナログ電話通信部とアナログ電話網との通信を切断した状態の通信管理テーブルを示した図である。 本発明の一実施形態によるIP−PBXにおける緊急通報用電話番号への発信時の制御処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態によるIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch eXchange)1の構成について説明する。なお、IP−PBX1は、本発明の「構内電話交換機」の一例である。
本発明の一実施形態によるIP−PBX1は、図1に示すように、外線通信と内線通信との間の中継を行う機能を有している。具体的には、IP−PBX1は、企業内などの内線通信端末2からダイヤル発信された外線通信を、外部の複数の電話網(アナログ電話網100、携帯電話網200およびIPネットワーク網300)に接続する機能を有している。なお、外線通信には、警察や消防などの外部の緊急通報先400との緊急通報用の通信と、その他の外部の接続先(図示せず)との通常の通信とが含まれている。また、IP−PBX1は、電話網からの外線通信を内線通信端末2に接続する機能を有している。また、IP−PBX1は、内線通信端末2同士を接続して内線通信を可能にする機能を有している。
詳細には、IP−PBX1は、アナログ電話通信部11と、携帯電話通信部12と、IPネットワーク通信部13と、アナログ内線通信部14とを備えている。また、IP−PBX1は、フラッシュメモリ15と、DDR(Double Data Rate)メモリ16と、スルーパス回線17と、CPU18とをさらに備えている。なお、アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13は、本発明の「電話通信部」の一例である。
アナログ電話通信部11は、アナログ電話網100に接続されており、1回線のアナログ電話通信が可能に構成されている(アナログ電話通信について1回線のみ契約している状態)。また、携帯電話通信部12は、携帯電話網200に接続されており、1回線の携帯電話通信が可能に構成されている(携帯電話通信について1回線のみ契約している状態)。また、IPネットワーク通信部13は、IPネットワーク網300に接続されており、IPネットワーク網300上の複数の端末装置と並行して通信可能である。なお、アナログ電話網100、携帯電話網200およびIPネットワーク網300は、本発明の「電話網」の一例である。
また、アナログ内線通信部14は、アナログ電話通信に対応しており、アナログ電話通信に対応した複数の内線通信端末2に接続されている。また、アナログ内線通信部14は、電話網(アナログ電話網100、携帯電話網200およびIPネットワーク網300)上の図示しない外部の端末装置と内線通信端末2とを通信可能に接続する機能を有している。
また、フラッシュメモリ15は、書き換え可能な不揮発性メモリである。また、フラッシュメモリ15には、通信管理テーブル151と、緊急電話番号テーブル152と、通知テーブル153とが格納されている。この緊急電話番号テーブル152には、警察や消防などの緊急通報先400とIP−PBX1との緊急通報用の通信を確立するための緊急通報用電話番号が記憶されている。なお、フラッシュメモリ15は、本発明の「記憶部」の一例である。
通信管理テーブル151には、図2〜図6に示すように、電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)毎に、通信状態と、緊急通報用電話番号への発信を行ったか否か(「発信済」または「未発信」)とが記録可能なように構成されている。ここで、電話通信部の通信状態には、「通話中」および「エラー」が含まれる。「通話中」は、電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)と対応する電話網(アナログ電話網100、携帯電話網200およびIPネットワーク網300)とが正しく接続されている一方、電話通信部が他の内線通信端末2によって使用中(通話中)であって緊急通報用電話番号への発信ができない状態を示す。また、「エラー」は、電話通信部と対応する電話網とが正しく接続されておらず、緊急通報用電話番号への発信自体ができない状態を示す。
なお、緊急通報用電話番号への発信が行われていない状態では、図2に示すように、通信管理テーブル151は、全ての電話通信部において、通信状態は記録されていない(消去されている)とともに、緊急通報用電話番号への発信が行われていない(「未発信」)状態になるように初期化されている。また、通信管理テーブル151は、緊急通報用電話番号への発信が行われる場合においてのみ使用されるように構成されている。
また、図1に示す通知テーブル153には、「今から行われる通信は、緊急通報用電話番号への発信が行われた際に切断される恐れがある」という旨の通知文が含まれている。ここで、CPU18は、電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)において外部の接続先(図示せず)との通常の通信が確立した際に、内線通信端末2に対して通知文のアナウンスを行うように構成されている。これにより、内線通信端末2を用いるユーザに対して、その通信は緊急通報用電話番号への発信が行われた際に切断される恐れがあるという旨を予め通知することが可能である。
また、DDRメモリ16は、揮発性メモリであり、CPU18の作業領域として用いられる。また、スルーパス回線17は、通常時(未停電時)には用いられない一方、停電時にはアナログ電話通信部11とアナログ内線通信部14とを直接接続するように構成されている。これにより、停電時においても、ユーザは、アナログ電話通信部11とアナログ電話網100とを用いた外線通信を行うことが可能である。
また、CPU18は、スルーパス回線17を除くIP−PBX1の各部に接続されており、スルーパス回線17を除くIP−PBX1の各部を制御するように構成されている。さらに、CPU18は、通話中であるアナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13の各々における通話時間を計測することが可能なように構成されている。なお、CPU18は、本発明の「制御部」の一例である。
また、CPU18は、緊急通報用電話番号への発信があった場合に、3つの電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)のうちのいずれか1つの電話通信部を選択するように構成されている。この際、3つの電話通信部のうちのいずれを選択するかは特に限定されない。そして、CPU18は、選択した電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信させるように構成されている。
ここで、本実施形態では、CPU18は、選択した電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信できた場合(発信成功の場合)には、緊急通報先400との緊急通報用の通信を確立させるように構成されている。一方、CPU18は、選択した電話通信部が通話中または発信不能であって緊急通報用電話番号へ発信できない場合(発信不成功の場合)には、残りの2つの電話通信部のうちのいずれか一方を選択するように構成されている。この際、残りの2つの電話通信部のうちのいずれを選択するかは特に限定されない。そして、CPU18は、選択した電話通信部において緊急通報用電話番号への発信を行うように構成されている。さらに、CPU18は、選択した電話通信部が通話中または発信不能であって緊急通報用電話番号へ発信できない場合には、残りの1つの電話通信部において緊急通報用電話番号への発信を行うように構成されている。すなわち、CPU18は、3つの電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)のいずれかにおいて緊急通報用電話番号へ発信できない場合に、他の電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信できるか否かを順次判別するように構成されている。
また、CPU18は、選択した電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信できないと判断した際に、図3〜図5に示すように、選択した電話通信部の通信状態が「通話中」または「エラー」であると通信管理テーブル151に記録するとともに、緊急通報用電話番号への発信が行われた(「発信済」)と通信管理テーブル151に記録することによって、通信管理テーブル151を更新するように構成されている。また、CPU18は、選択した電話通信部と緊急通報用電話番号に対応する緊急通報先400との緊急通報用の通信が確立した際に、全ての電話通信部において、通信状態を消去するとともに、緊急通報用電話番号への発信が行われていない(「未発信」)と通信管理テーブル151に記録することによって、図2に示すように、通信管理テーブル151を初期化するように構成されている。
また、本実施形態では、図5に示すように、3つの電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)のいずれにおいても、緊急通報用電話番号へ発信できない場合(3つの電話通信部のいずれにおいても通信状態が「通話中」または「エラー」である場合)には、CPU18は、通信状態が「通話中」である電話通信部を選択して、通話中である電話通信部のうち、通話時間の最も短い電話通信部と対応する電話網(アナログ電話網100、携帯電話網200およびIPネットワーク網300)との通信を切断するように構成されている。その際、CPU18は、図6に示すように、通信が切断された電話通信部(図6ではアナログ電話通信部11)において、通信状態の記録を消去するとともに、緊急通報用電話番号への発信が行われていない(「未発信」)と通信管理テーブル151に記録することによって、通信管理テーブル151を更新するように構成されている。一方、CPU18は、通信状態が「エラー」である電話通信部(図6ではIPネットワーク通信部13)では、緊急通報用電話番号への発信を行わないように構成されている。
そして、CPU18は、通信が切断された電話通信部(図6ではアナログ電話通信部11)において、緊急通報用電話番号へ発信させるように構成されている。その後、CPU18は、図2に示すように、通信が切断された電話通信部と緊急通報用電話番号に対応する緊急通報先400との緊急通報用の通信が確立した際に、全ての電話通信部において、通信状態を消去するとともに、緊急通報用電話番号への発信が行われていない(「未発信」)と通信管理テーブル151に記録することによって、通信管理テーブル151を初期化するように構成されている。
次に、図2〜図7を参照して、本発明の一実施形態によるIP−PBX1における緊急通報用電話番号への発信時の制御処理について説明する。
アナログ内線通信部14を介して内線通信端末2から緊急通報用電話番号への発信の指示を受けると、図7のステップS1において、IP−PBX1のCPU18によって、通信管理テーブル151が参照されて、緊急通報用電話番号への発信が行われていない(「未発信」の状態)電話通信部のうちのいずれか1つが選択されて、選択された電話通信部において緊急通報用電話番号への発信が行われる。なお、CPU18によって、緊急電話番号テーブル152が参照されて、内線通信端末2から発信される電話番号が緊急通報用電話番号か否かが判断される。
たとえば、図2に示す初期状態の場合、CPU18によって、アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13のいずれか1つが選択されて、緊急通報用電話番号への発信が行われる。また、図3に示す状態(アナログ電話通信部11が通話中の状態)の場合、CPU18によって、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13のいずれか一方が選択されて、緊急通報用電話番号への発信が行われる。また、図4に示す状態(アナログ電話通信部11および携帯電話通信部12が通話中の状態)の場合、CPU18によって、IPネットワーク通信部13において緊急通報用電話番号への発信が行われる。
そして、ステップS2において、CPU18によって、選択された電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信できたか否かが判断される。緊急通報用電話番号へ発信できた(成功の状態)と判断された場合には、CPU18によって、緊急通報先400との緊急通報用の通信が確立される。その後、ステップS3において、CPU18によって、全ての電話通信部において、通信状態が消去されるとともに、緊急通報用電話番号への発信が行われていない(「未発信」)と通信管理テーブル151に記録されることによって、通信管理テーブル151が初期化される。その後、IP−PBX1における緊急通報用電話番号への発信の際の処理は終了される。
一方、ステップS2において、選択された電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信できなかった(不成功の状態)と判断された場合には、ステップS4において、CPU18によって、選択した電話通信部の通信状態が「通話中」または「エラー」であると通信管理テーブル151に記録されるとともに、緊急通報用電話番号への発信が行われた(「発信済」)と通信管理テーブル151に記録されることによって、通信管理テーブル151が更新される。すなわち、CPU18によって、電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信できなかったと判断される毎に、発信できない電話通信部の通信状態が通信管理テーブル151に記録される。
そして、ステップS5において、CPU18によって、通信管理テーブル151が参照されて、「未発信」の電話通信部があるか否かが判断される。たとえば、図3に示す状態(アナログ電話通信部11が通話中の状態)の場合、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13が「未発信」であるので、CPU18によって、「未発信」の電話通信部があると判断される。また、図4に示す状態(アナログ電話通信部11および携帯電話通信部12が通話中の状態)の場合、IPネットワーク通信部13が「未発信」であるので、CPU18によって、「未発信」の電話通信部があると判断される。一方、図5に示す状態(全ての電話通信部において発信できなかった状態)の場合、「未発信」の電話通信部はないので、CPU18によって、「未発信」の電話通信部はないと判断される。
ステップS5において、「未発信」の電話通信部があると判断された場合には、ステップS1に戻り、CPU18によって、「未発信」の電話通信部のうちのいずれか1つが選択されて、緊急通報用電話番号への発信が行われる。すなわち、CPU18によって、他の電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信できるか否かが順次判別される。また、ステップS5において、「未発信」の電話通信部はないと判断された場合には、ステップS6に進み、CPU18によって、通信管理テーブル151が参照されて、通信状態が「通話中」の電話通信部があるか否かが判断される。たとえば、図5に示す状態(全ての電話通信部において発信できなかった状態)の場合、アナログ電話通信部11の通信状態および携帯電話通信部12の通信状態が共に「通話中」であるので、CPU18によって、通信状態が「通話中」の電話通信部があると判断される。
ステップS6において、通信状態が「通話中」の電話通信部があると判断された場合には、ステップS7において、CPU18によって、通信状態が「通話中」の電話通信部のうち、通話時間が最も短い電話通信部と対応する通信網との通信が切断される。たとえば、図5に示す状態(全ての電話通信部において発信できなかった状態)の場合、アナログ電話通信部11の通話時間が20秒であり、携帯電話通信部12の通話時間が4分45秒であるので、CPU18によって、通話時間が最も短いアナログ電話通信部11とアナログ電話網100との通信が切断される。
そして、ステップS8において、CPU18によって、通信が切断された電話通信部において、通信状態の記録が消去されるとともに、緊急通報用電話番号への発信が行われていない(「未発信」)と通信管理テーブル151に記録されることによって、通信管理テーブル151が更新される。その後、ステップS1に戻り、CPU18によって、「未発信」の電話通信部(通信が切断された電話通信部)において緊急通報用電話番号へ発信される。たとえば、図6に示す状態(アナログ電話通信部の通信を切断した状態)の場合、CPU18によって、アナログ電話通信部11において緊急通報用電話番号へ発信される。
一方、ステップS6において、3つの電話通信部の全てにおいて通信状態が「エラー」であって、通信状態が「通話中」である電話通信部がないと判断された場合には、上記したステップS3において、CPU18によって、全ての電話通信部において、通信状態が消去されるとともに、緊急通報用電話番号への発信が行われていない(「未発信」)と通信管理テーブル151に記録されることによって、通信管理テーブル151が初期化される。その後、IP−PBX1における緊急通報用電話番号への発信の際の処理は終了される。
本実施形態では、上記のように、CPU18を、3つの電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)のいずれかにおいて緊急通報用電話番号へ発信できない場合に、他の電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信できるか否かを順次判別させ、選択した電話通信部において緊急通報用電話番号への発信ができた場合(発信成功の場合)には、緊急通報先400との通信を確立させるように構成することによって、3つの電話通信部のいずれかにおいて通信が行われていることにより緊急通報用電話番号へ発信できない場合であっても、他の電話通信部のいずれかにおいて発信できる場合には当該電話通信部において緊急通報用電話番号へ発信させることができる。これにより、電話通信部と対応する電話網(アナログ電話網100、携帯電話網200およびIPネットワーク網300)との通信が切断されないことにより、通信を継続して行わせることができるので、通信を継続して行うことができなくなる頻度を低下させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、CPU18を、3つの電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)のいずれにおいても、緊急通報用電話番号への発信を行うことができない場合に、通話中である電話通信部のうち、通話時間の最も短い電話通信部と対応する電話網(アナログ電話網100、携帯電話網200およびIPネットワーク網300)との通信を切断するように構成することによって、3つの電話通信部のいずれにおいても緊急通報用電話番号へ発信できない場合に、緊急性の高い緊急通報用電話番号へ発信されない状況を回避することができる。
また、本実施形態では、上記のように、CPU18を、通話中である電話通信部のうち、通話時間の最も短い電話通信部と対応する電話網との通信を切断するように構成することによって、通信を切断する制御が行われた電話通信部(図6のアナログ電話通信部11)以外の通話中の電話通信部(図6の携帯電話通信部12)においては通信が切断されないので、通信を継続して行うことができなくなる頻度をより低下させることができる。また、CPU18を、通話中の電話通信部における各々の通話時間に基づいて、切断される通信を選択するように構成することによって、ユーザに、通信の切断の順番などを通信毎に予め登録させる必要がないので、ユーザの操作負担を軽減することができる。
また、本実施形態では、上記のように、CPU18を、通話中である電話通信部のうち、通話時間の最も短い電話通信部と対応する電話網との通信を切断するように構成することによって、通信の切断に起因する影響が小さいと考えられる通話時間が最も短い電話通信部(図6のアナログ電話通信部11)と対応する電話網(アナログ電話網100)との通信を切断して、当該電話通信部(アナログ電話通信部11)において緊急通報用電話番号へ発信させることができるので、通信の切断に起因する影響が大きいと考えられる通話時間が長い電話通信部(図6の携帯電話通信部12)と対応する電話網(携帯電話網200)との通信が切断されるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、CPU18を、3つの電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)のいずれにおいても、緊急通報用電話番号への発信を行うことができない場合であっても、通信状態が「エラー」である電話通信部(図5のIPネットワーク通信部13)では、緊急通報用電話番号への発信を行わないように構成することによって、対応する電話網(IPネットワーク網300)に発信することができない発信不能の電話通信部(IPネットワーク通信部13)では、緊急通報用電話番号へ発信することが困難であるので、発信不能の電話通信部に対して緊急通報用電話番号へ発信させずに、通話中の電話通信部のうちのいずれか1つにおいて、緊急通報用電話番号へ発信させることによって、緊急通報用電話番号へ発信されない状況を確実に回避することができる。
また、本実施形態では、上記のように、CPU18を、選択した電話通信部において緊急通報用電話番号への発信を行うことができないと判断した際に、選択した電話通信部の通信状態が「通話中」または「エラー」であると通信管理テーブル151に記録するとともに、緊急通報用電話番号への発信が行われた(「発信済」)と通信管理テーブル151に記録することによって、通信管理テーブル151を更新するように構成した。また、CPU18を、選択した電話通信部と緊急通報用電話番号に対応する緊急通報先400との緊急通報用の通信が確立した際に、全ての電話通信部において、通信状態を消去するとともに、緊急通報用電話番号への発信が行われていない(「未発信」)と通信管理テーブル151に記録することによって、通信管理テーブル151を初期化するように構成した。これにより、CPU18は、緊急通報用電話番号へ発信させる毎に、3つの電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)における各々の最新の通信状態を通信管理テーブル151に記録することができるので、3つの電話通信部における最新の通信状態に基づいて、緊急通報用電話番号へ発信させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、構内電話交換機の一例として、IP−PBXを示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、構内電話交換機はIP−PBX以外の他の構内電話交換機であってもよい。
また、上記実施形態では、電話通信部の一例として、3つの電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、電話通信部は、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。この際、アナログ電話通信および携帯電話通信部についてそれぞれ2回線以上契約して、複数のアナログ電話通信部および複数の携帯電話通信部を有するように構成してもよい。また、アナログ電話通信部、携帯電話通信部およびIPネットワーク通信部の他に、たとえばPHS(Personal Handyphone System)電話網に接続されるPHS電話通信部などを電話通信部としてもよい。
また、上記実施形態では、通信状態が「通話中」の電話通信部のうち、通話時間の最も短い電話通信部と対応する電話網との通信のみを切断した例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、全ての電話通信部と対応する電話網との通信を切断した後に、いずれかの電話通信部を用いて緊急通報用電話番号へ発信してもよい。また、3つの電話通信部のうちのいずれか2つの電話通信部と対応する電話網との通信を切断した後に、切断した2つの電話通信部のうちのいずれか一方の電話通信部を用いて緊急通報用電話番号へ発信してもよい。
また、上記実施形態では、通信状態が「通話中」の電話通信部のうち、通話時間の最も短い電話通信部と対応する電話網との通信を切断した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、通話時間の最も長い電話通信部と対応する電話網との通信を切断してもよい。また、基準の通話時間(3分など)から最も離れた(最も大きな時間間隔を隔てた)通話時間を有する電話通信部と対応する電話網との通信を切断してもよい。
また、上記実施形態では、通信状態が「通話中」の電話通信部のうち、通話時間に基づいて電話通信部と対応する電話網との通信を切断した例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、IP−PBXと接続先との通話料金に基づいて、通信を切断する電話通信部を選択してもよいし、IP−PBXと接続先との距離に基づいて、通信を切断する電話通信部を選択してもよい。なお、IP−PBXと接続先との通話料金および距離は、共に、IP−PBXの市外局番と接続先の市外局番とから求めることが可能である。また、通話時間などの所定の基準に基づかずに、3つの電話通信部のいずれか1つの電話通信部と対応する電話網との通信を切断してもよい。
また、上記実施形態では、不揮発性メモリであるフラッシュメモリ15に通信管理テーブル151を格納した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、緊急通報用電話番号への発信が行われる毎に、揮発性メモリであるDDRメモリに通信管理テーブルを一時的に形成してもよい。この際、DDRメモリが、本発明の「記憶部」の一例になる。
また、上記実施形態では、通信管理テーブル151は、緊急通報用電話番号への発信が行われる場合においてのみ使用される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、通信管理テーブルは、緊急通報用電話番号への発信が行われる場合だけでなく、緊急通報用電話番号への発信が行われていない場合において使用されてもよい。すなわち、通常の通信の際においても、通信管理テーブルに電話通信部における通信状態を記録してもよい。これにより、緊急通報用電話番号へ発信された際に、すでに作成されている通信管理テーブルを参照することが可能であるので、緊急通報用電話番号へ発信された際におけるCPUの負担を軽減させることが可能である。
また、上記実施形態では、緊急通報用電話番号への発信があった場合に、3つの電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)のうちのいずれを選択するかは特に限定されないとともに、残りの2つの電話通信部のうちのいずれか一方を選択する場合に、残りの2つの電話通信部のうちのいずれを選択するかは特に限定されない例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、3つの電話通信部にそれぞれ優先順位を付けることによって、緊急通報用電話番号への発信があった場合に、3つの電話通信部のうちのいずれが選択されるかを予め定めていてもよい。たとえば、アナログ電話通信部の優先順位を最も大きくして、IPネットワーク通信部の優先順位を最も小さくすることによって、アナログ電話通信部がまず選択されて、次に携帯電話通信部が選択され、最後にIPネットワーク通信部が選択されるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、電話通信部(アナログ電話通信部11、携帯電話通信部12およびIPネットワーク通信部13)において外部の接続先との通常の通信が確立した際に、内線通信端末2に対して「今から行われる通信は、緊急通報用電話番号への発信が行われた際に切断される恐れがある」という旨の通知文のアナウンスを行うように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、内線通信端末だけでなく、接続先の端末に対しても、通知文のアナウンスを行うように構成してもよい。
1 IP−PBX(構内電話交換機)
11 アナログ電話通信部(電話通信部)
12 携帯電話通信部(電話通信部)
13 IPネットワーク通信部(電話通信部)
15 フラッシュメモリ(記憶部)
18 CPU(制御部)
100 アナログ電話網(電話網)
151 通信管理テーブル
200 携帯電話網(電話網)
300 IPネットワーク網(電話網)
400 緊急通報先

Claims (6)

  1. 各々が異なる電話網に接続され、かつ、各々が緊急通報用電話番号へ発信可能な複数の電話通信部と、
    前記複数の電話通信部のいずれかにおいて前記緊急通報用電話番号へ発信できない場合に、他の前記電話通信部において前記緊急通報用電話番号へ発信できるか否かを順次判別し、前記他の電話通信部のいずれかにおいて発信できる場合には、前記緊急通報用電話番号へ発信させるとともに、前記複数の電話通信部のいずれにおいても前記緊急通報用電話番号へ発信できない場合には、前記複数の電話通信部と、対応する前記電話網との通信のうちの少なくともいずれか1つを切断した後、前記緊急通報用電話番号へ発信させる制御を行う制御部とを備える、構内電話交換機。
  2. 前記緊急通報用電話番号へ発信できない前記電話通信部は、すでに他の通話に用いられている通話中の前記電話通信部を含み、
    前記制御部は、前記通話中の電話通信部の各々の通話時間に基づいて、前記通話中の電話通信部のうちのいずれか1つと、対応する前記電話網との通信を切断する制御を行うように構成されている、請求項1に記載の構内電話交換機。
  3. 前記制御部は、前記通話中の電話通信部のうち、前記通話時間が最も短い前記電話通信部と、対応する前記電話網との通信を切断する制御を行うように構成されている、請求項2に記載の構内電話交換機。
  4. 前記緊急通報用電話番号へ発信できない前記電話通信部は、対応する前記電話網に発信することができない発信不能の前記電話通信部をさらに含み、
    前記制御部は、前記通話中の電話通信部に対しては、前記通話中の電話通信部の各々の通話時間に基づいて、前記通話中の電話通信部のうちのいずれか1つと、対応する前記電話網との通信を切断した後、前記緊急通報用電話番号へ発信させる制御を行う一方、前記発信不能の電話通信部に対しては、前記緊急通報用電話番号へ発信させる制御を行わないように構成されている、請求項2または3に記載の構内電話交換機。
  5. 前記緊急通報用電話番号へ発信させる際に前記複数の電話通信部の各々の通信状態が記録される通信管理テーブルを含む記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記電話通信部において前記緊急通報用電話番号へ発信できないと判断する毎に、発信できない前記電話通信部の通信状態を前記通信管理テーブルに記録することによって、前記通信管理テーブルを更新するとともに、
    前記複数の電話通信部のいずれかにおいて前記緊急通報用電話番号に対応する緊急通報先との通信が確立した際に、前記通信管理テーブルに記録された前記電話通信部の通信状態を消去することによって、前記通信管理テーブルを初期化する制御を行うように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の構内電話交換機。
  6. 各々が前記緊急通報用電話番号へ発信可能な前記複数の電話通信部は、アナログ電話網に接続されるアナログ電話通信部と、携帯電話網に接続される携帯電話通信部と、IPネットワーク網に接続されるIPネットワーク通信部とを含み、
    前記制御部は、前記アナログ電話通信部、前記携帯電話通信部および前記IPネットワーク通信部のいずれかにおいて前記緊急通報用電話番号へ発信できない場合に、他の前記電話通信部において前記緊急通報用電話番号へ発信できるか否かを順次判別し、前記他の電話通信部のいずれかにおいて発信できる場合には、前記緊急通報用電話番号へ発信させるとともに、前記アナログ電話通信部、前記携帯電話通信部および前記IPネットワーク通信部のいずれにおいても前記緊急通報用電話番号へ発信できない場合には、前記アナログ電話通信部、前記携帯電話通信部および前記IPネットワーク通信部と、それぞれ対応する前記アナログ電話網、前記携帯電話通信部および前記IPネットワーク網との通信のうちの少なくともいずれか1つを切断した後、前記緊急通報用電話番号へ発信させる制御を行うように構成されている、請求項1に記載の構内電話交換機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101398998B1 (ko) 2013-06-27 2014-05-27 주식회사 인터엠 비상 방송 서비스 제공 방법
JP2016096460A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 株式会社日立情報通信エンジニアリング VoIPゲートウェイ及び通話制御方法

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