JP2012057599A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用性の向上と共に、プレッシャレギュレータの調圧性能の確保を両立させる燃料供給装置の提供。
【解決手段】燃料供給装置1は、燃料タンク2に装着されるフランジ10と、燃料タンク2内に配置され、燃料タンク2外に向かって燃料を吐出するポンプユニット50と、ポンプユニット50から吐出されて燃料タンク2外にて分流された燃料がフランジ10を通じて流入するリターン通路47を、内部に区画すると共に、フランジ10とポンプユニット50とを連結する支柱41と、燃料タンク2内のうちリターン通路47の出口47a側に配置され、当該リターン通路47から燃料が流入することにより、ポンプユニット50から吐出された燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータ54と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料タンクに搭載されて燃料を当該燃料タンク外へ供給する燃料供給装置に関する。
従来、燃料タンク内に配置されるポンプユニットより、燃料を燃料タンク外に向かって燃料を吐出させる燃料供給装置が、知られている。
このような燃料供給装置の一種として特許文献1には、ポンプユニットから吐出されて分流された燃料を、燃料タンク内にてリターン通路からプレッシャレギュレータへと流入させることで、当該吐出燃料の圧力を調整する装置が、開示されている。また、燃料供給装置の別の一種として特許文献2には、ポンプユニットから吐出されて燃料タンク外にて分流された燃料を、リターン通路からプレッシャレギュレータへと流入させることで、当該吐出燃料の圧力を調整する装置が、開示されている。
特開2008−248801号公報 特開平8−135543号公報
ここで、特許文献1の装置において、ポンプユニットからの吐出燃料を特許文献2のように燃料タンク外にて分流させた後、燃料タンク内のリターン通路に流入させる構成を、想定する。かかる想定構成では、燃料タンクに装着されるフランジを通じて、燃料タンク外での分流燃料を燃料タンク内のリターン通路に流入させることが、考えられる。この場合、特許文献1のようにプレッシャレギュレータと一体化されるポンプユニットは、燃料タンク内での配置位置が製品毎に決められるため、当該レギュレータとフランジとの間に設けるリターン通路については、可撓管により形成して両端位置を調整可能とすることが望ましい。しかし、そうした可撓管には撓みが生じ易いので、リターン通路からプレッシャレギュレータへの流入燃料にベーパが発生して、当該レギュレータの調圧性能を低下させるおそれが、懸念される。そこで、ポンプユニットに一体化されるプレッシャレギュレータとフランジとの間に設けるリターン通路について、剛性管により形成しようとすると、当該ポンプユニットの配置位置が限られてしまうため、汎用性の低下を招いてしまう。
したがって、本発明の目的は、汎用性の向上と共に、プレッシャレギュレータの調圧性能の確保を両立させる燃料供給装置を、提供することにある。
請求項1に記載の発明は、燃料タンクに装着されるフランジと、燃料タンク内に配置され、燃料タンク外に向かって燃料を吐出するポンプユニットと、ポンプユニットから吐出されて燃料タンク外にて分流された燃料がフランジを通じて流入するリターン通路を、内部に区画すると共に、フランジとポンプユニットとを連結する支柱と、燃料タンク内においてリターン通路の出口側に位置決めされ、燃料タンク外での分流燃料が当該リターン通路から流入することにより、ポンプユニットから吐出された燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータとを、備える。
この発明によると、ポンプユニットから吐出されて燃料タンク外にて分流された燃料は、燃料タンクに装着されたフランジを通じて、燃料タンク内のプレッシャレギュレータに流入する。ここで、燃料タンク外での分流燃料は、フランジと燃料タンク内のポンプユニットとを連結する支柱内部のリターン通路に流入して、当該リターン通路からプレッシャレギュレータへと流入する。このように、支柱として剛性の求められる部材の内部に区画のリターン通路を通じて、プレッシャレギュレータに流入することとなる燃料には、ベーパが発生し難い。しかも、支柱内部に区画されるリターン通路の出口側に位置決めされたプレッシャレギュレータに対し、支柱に連結されるポンプユニットは、当該連結の形態変更等によって配置位置を自由に調整し得る。以上によれば、汎用性の向上と共に、プレッシャレギュレータの調圧性能の確保を両立させることが、可能となる。
請求項2に記載の発明によると、支柱に組み付けられると共に、リターン通路の出口側においてプレッシャレギュレータが組み付けられる中間部材を、備える。この発明においてプレッシャレギュレータは、支柱に組み付けられる中間部材に対して組み付けられることにより、当該支柱内部のリターン通路の出口側に容易に位置決めされ得る。これによれば、支柱においてプレッシャレギュレータを直接に組み付ける構造を設けたために、当該支柱内部のリターン通路での燃料流れに影響を与えて、プレッシャレギュレータの調圧性能を低下させる事態につき、回避可能となるのである。
請求項3に記載の発明によると、中間部材は、プレッシャレギュレータを収容し且つリターン通路よりも燃料流れを絞る連通通路を、内部に区画すると共に、当該内部に突出して連通通路での燃料流れ方向へ延伸する凸条を、有する。この発明では、中間部材の内部に区画されてリターン通路よりも燃料流れを絞る連通通路に、プレッシャレギュレータが収容されるので、連通通路を通じてリターン通路からプレッシャレギュレータへと流入する燃料流れは、当該絞りに起因して乱流となるおそれがある。しかし、中間部材において内部に突出する凸条は、連通通路での燃料流れ方向へと延伸することにより、乱流状態となった燃料流れに対して当該延伸の方向の整流作用を与え得る。こうして整流された燃料がプレッシャレギュレータに流入することによれば、当該レギュレータの調圧性能の確保に貢献可能となる。
請求項4に記載の発明によると、凸条は、連通通路での燃料流れの周囲に、放射状に複数設けられる。この発明のように、連通通路での燃料流れの周囲に放射状に設けられた複数の凸条によれば、乱流状態となった燃料流れに対する整流作用が向上するので、プレッシャレギュレータの調圧性能の確保効果を高めることが可能となる。
請求項5に記載の発明によると、支柱は、中間部材に圧入されて、凸条により係止される。この発明では、支柱が中間部材に圧入されるので、それら支柱及び中間部材がそれぞれ区画するリターン通路及び連通通路間での燃料漏れを、圧入箇所でのシール作用によって防止し得る。しかも支柱は、圧入先の中間部材において連通通路を区画する内部に突出の凸条によって、係止されることになるので、中間部材に対する圧入量を所望量にして、圧入箇所でのシール作用を正しく発揮させることができる。これらによれば、リターン通路及び連通通路間にて燃料漏れが生じたために、それら通路を通じてプレッシャレギュレータに流入する燃料が圧力低下して、当該プレッシャレギュレータの調圧性能を低下させる事態につき、回避可能となるのである。
本発明の一実施形態による燃料供給装置を示す側面図である。 本発明の一実施形態による燃料供給装置を示す上面図である。 本発明の一実施形態による燃料供給装置を示す断面図であって、図2のIII−III線断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態による燃料供給装置1を示している。燃料供給装置1は、車両の燃料タンク2に搭載されて燃料を当該燃料タンク2外へ供給する。燃料供給装置1は、フランジ10、サブタンク20、ポンプブラケット30、調整機構40、ポンプユニット50、プレッシャレギュレータ54、並びに残量検出器60を備えている。ここで、燃料供給装置1のフランジ10以外の要素20,30,40,50,54,60は、燃料タンク2内の所定位置に配置される。尚、図1の上下方向は、水平面上における車両の鉛直方向と実質的に一致している。
図1〜3に示すようにフランジ10は、樹脂により円盤状に形成されている。フランジ10は、燃料タンク2の天板部2aを貫通する貫通孔2bに嵌合装着され、当該貫通孔2bを閉塞している。フランジ10には、燃料供給管11、電気コネクタ12及びリターン管13が設けられている。燃料供給管11は、ポンプユニット50から吐出される燃料を、燃料タンク2外へ供給する。電気コネクタ12は、ポンプユニット50及び残量検出器60と電気接続されている。これにより、電気コネクタ12を通じてポンプユニット50の燃料ポンプ52が電力供給を受けて駆動制御されるようになっていると共に、同電気コネクタ12を通じて残量検出器60の残量検出信号が出力されるようになっている。リターン管13は、ポンプユニット50から吐出されて燃料供給管11により燃料タンク2外へ供給された燃料のうち、当該燃料タンク2外の燃料フィルタ等にて分流された燃料(以下、単に「分流燃料」ともいう)を燃料タンク2内へと戻す。
図1に示すようにサブタンク20は、樹脂により有底円筒状に形成されている。サブタンク20は、燃料タンク2内においてその底部2c上に固定されている。サブタンク20の底部20aには、燃料タンク2内の燃料をサブタンク20内へと自然流入させる燃料通路22が、設けられている。サブタンク20は、こうして流入した燃料を貯留する。
図1,3に示すようにポンプブラケット30は、樹脂により形成され、調整機構40を介してフランジ10に結合されている。この結合状態においてポンプブラケット30は、残量検出器60と共にポンプユニット50を、燃料タンク2内に保持している。
調整機構40は、支柱41、中間部材42、並びに弾性部材43を有している。図3に示すように支柱41は、剛性の高い金属により円筒状に形成され、内部にリターン通路47を区画している。支柱41は、フランジ10に対してリターン管13の下流側端部と同軸上に圧入固定されている。これによりリターン通路47には、燃料タンク2外での分流燃料(図1参照)がリターン管13を通じて流入する。また、支柱41は、互いに一体となっている要素30,50,60(以下では、これらの要素を単に「一体要素30,50,60」という)に、中間部材42を介して結合されている。これにより、フランジ10と一体要素30,50,60とは、単独の支柱41で連結された形となっている。
中間部材42は、樹脂により円筒状に形成され、内部に連通通路48を区画している。中間部材42は、支柱41に対して同軸上に組み付けられている。これにより、リターン通路47の出口47a側に配置された連通通路48には、燃料タンク2外からの分流燃料が当該リターン通路47を通じて流入する。また、ポンプブラケット30にも組み付けられることによって中間部材42は、支柱41と一体要素30,50,60との相対位置変化を支柱41の軸方向には許容した状態で、当該相対位置変化を支柱41の周方向に規制する。
ここで、特に本実施形態の中間部材42には、支柱41が液密に圧入されている。また、そうした圧入形態に応じて中間部材42は、リターン通路47の出口47aよりも燃料流れ(流路面積)を内部で絞る形態に、連通通路48を形成しており、当該内部には、凸条49を突出させている。本実施形態において凸条49は、連通通路48での燃料流れの周囲となる周方向の複数個所に放射状に配置され、それぞれが、当該燃料流れの方向となる軸方向へストレートに延伸している。これにより各凸条49は、支柱41の下端部を下方から係止する形となっている。
図1,3に示すように弾性部材43は、本実施形態ではコイルスプリングからなる。弾性部材43は、支柱41の外周側に同軸上に配置されて、フランジ10とポンプブラケット30との間に介装されている。弾性部材43は、一体要素30,50,60を燃料タンク2の底部2c側に向かって押圧するように、復原力を支柱41の軸方向に沿って発生することで、図1の如くポンプユニット50のサクションフィルタ51をサブタンク20の底部20aに常に接触させる。このような弾性部材43の機能と上記中間部材42の機能とにより本実施形態では、燃料タンク2内における一体要素30,50,60の配置位置が安定することになる。
さて、スナップフィットによりポンプブラケット30と結合されるポンプユニット50は、その下部においてサブタンク20内に収容されていると共に、上部において当該サブタンク20外に突出している。ポンプユニット50は、サクションフィルタ51及び燃料ポンプ52を有している。
サクションフィルタ51は、ポンプユニット50の最下部に設けられて、サブタンク20の底部20a上に設置されている。サクションフィルタ51は燃料ポンプ52の燃料吸入口52aと接続され、当該燃料ポンプ52がサブタンク20内から吸入する燃料中の大きな異物を除去する。燃料ポンプ52は、ポンプユニット50においてサクションフィルタ51の上方に設けられ、燃料吸入口52a及び燃料吐出口52bをそれぞれ下方及び上方に向けている。燃料ポンプ52は、サブタンク20内の燃料を内蔵モータ(図示しない)の回転に応じてサクションフィルタ51から燃料吸入口52aへと吸入し、燃料吐出口52bに接続された燃料供給管11(図1の一点鎖線参照)に向かって加圧燃料を吐出する。
図1,3に示すようにプレッシャレギュレータ54は、組付部材54aによって中間部材42に組み付けられている。プレッシャレギュレータ54は、中空状を呈する中間部材42内の連通通路48に収容されることにより、燃料タンク2内のうち、支柱41を貫通するリターン通路47の出口47a側に位置決めされている。プレッシャレギュレータ54は、リターン通路47から連通通路48へと流入する分流燃料の圧力を調整することで、その分流に対する本流の燃料圧力、即ち燃料タンク2外の燃料供給管11にポンプユニット50から吐出された燃料の圧力を、調整する。このときプレッシャレギュレータ54は、調圧による余剰燃料をサブタンク20内に排出する。
図1〜3に示すように残量検出器60は、ポンプブラケット30上に保持されることにより、サブタンク20外に配置されている。残量検出器60は、本実施形態ではセンダゲージであり、燃料タンク2内の燃料に対して浮くフロート61を保持するアーム62の回転角に基づき、当該燃料タンク2内の燃料残量を検出する。
以上説明した燃料供給装置1では、ポンプユニット50から吐出されて燃料タンク2外にて分流された燃料は、燃料タンク2に装着されたフランジ10を通じて、燃料タンク2内のプレッシャレギュレータ54に流入する。ここで分流燃料は、フランジ10と燃料タンク2内のポンプユニット50とを連結する支柱41内のリターン通路47に流入して、当該リターン通路47からプレッシャレギュレータ54へと流入する。このように、支柱41として高い剛性の求められる部材内に区画されたリターン通路47を通じて、プレッシャレギュレータ54へと流入することになる燃料には、ベーパが発生し難い。しかも、支柱41内に区画のリターン通路47の出口47a側に位置決めされるプレッシャレギュレータ54に対し、支柱41に連結されるポンプユニット50は、当該連結の形態変更(例えば、支柱41に対する中間部材42の結合角度の変更)等によって、配置位置を自由に調整し得る。以上によれば、汎用性の向上と共に、プレッシャレギュレータ54の調圧性能の確保を両立させることが、可能となる。
また、燃料供給装置1においてプレッシャレギュレータ54は、支柱41に組み付けられる中間部材42に対して組み付けられることにより、当該支柱41内部のリターン通路47の出口47a側に容易に位置決めされ得る。これによれば、支柱41においてプレッシャレギュレータ54を直接に組み付ける構造を設けたために、当該支柱41内のリターン通路47での燃料流れに影響を与えて、プレッシャレギュレータ54の調圧性能を低下させる事態につき、回避可能となる。
さらに、燃料供給装置1では、中間部材42の内部に区画されてリターン通路47よりも燃料流れを絞る連通通路48に、プレッシャレギュレータ54が収容されている。このように絞られた連通通路48を通じて、リターン通路47からプレッシャレギュレータ54へと流入する燃料流れは、当該連通通路48での絞りに起因して、乱流となるおそれがある。しかし、中間部材42において内部に突出する凸条49は、連通通路48での燃料流れの方向に延伸することにより、乱流状態となった燃料流れに対して当該延伸の方向に整流作用を与え得る。ここで、特に燃料供給装置1において、連通通路48での燃料流れの周囲に放射状に設けられる複数の凸条49によれば、乱流状態となった燃料流れに対する整流作用が向上することになる。これらのことから、整流された燃料をプレッシャレギュレータ54に流入させて、当該プレッシャレギュレータ54による調圧性能の確保効果を高めることが可能となる。
加えて、燃料供給装置1では、支柱41が中間部材42に圧入されるので、それら支柱41及び中間部材42がそれぞれ区画するリターン通路47及び連通通路48間での燃料漏れを、圧入箇所でのシール作用によって防止し得る。しかも支柱41は、圧入先の中間部材42において連通通路48を区画する内部に突出の凸条49によって、係止されることになるので、中間部材42に対する圧入量を所望量にして、圧入箇所でのシール作用を正しく発揮させることができる。これらによれば、通路47,48間にて燃料漏れが生じたために、それら通路47,48を通じてプレッシャレギュレータ54に流入する燃料が圧力低下して、当該プレッシャレギュレータ54の調圧性能を低下させる事態につき、回避可能となるのである。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的には、中間部材42を設けないで、プレッシャレギュレータ54を支柱41に直接に組み付けてもよい。また、中間部材42については、一つ以上となる適数の凸条49を設けることが可能であるが、凸条49を設けない構成を採用することも可能である。さらに、中間部材42が内部に区画する連通通路48については、支柱41が内部に区画するリターン通路47よりも流路面積が拡大されるものであってもよい。またさらに、支柱41としては、中間部材42が内部に圧入されるものであってもよい。加えて、支柱41の本数としては、一本以外であっても勿論よく、フランジ10と一体要素30,50,60との間を複数本の支柱により連結して、それら支柱のうち特定のものを上記実施形態の支柱41として採用可能である。
1 燃料供給装置、2a 天板部、2b 貫通孔、2c 底部、2 燃料タンク、10 フランジ、11 燃料供給管、12 電気コネクタ、13 リターン管、20 サブタンク、20a 底部、22 燃料通路、30 ポンプブラケット、40 調整機構、41 支柱、42 中間部材、43 弾性部材、47 リターン通路、47a 出口、48 連通通路、49 凸条、50 ポンプユニット、51 サクションフィルタ、52 燃料ポンプ、52a 燃料吸入口、52b 燃料吐出口、54 プレッシャレギュレータ、54a 組付部材、58 連通通路、60 残量検出器、61 フロート、62 アーム

Claims (5)

  1. 燃料タンクに装着されるフランジと、
    前記燃料タンク内に配置され、前記燃料タンク外に向かって燃料を吐出するポンプユニットと、
    前記ポンプユニットから吐出されて前記燃料タンク外にて分流された燃料が前記フランジを通じて流入するリターン通路を、内部に区画すると共に、前記フランジと前記ポンプユニットとを連結する支柱と、
    前記燃料タンク内において前記リターン通路の出口側に配置され、前記燃料タンク外での分流燃料が当該リターン通路から流入することにより、前記ポンプユニットから吐出された燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータとを、
    備えることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記支柱に組み付けられると共に、前記リターン通路の出口側において前記プレッシャレギュレータが組み付けられる中間部材を、備えることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記中間部材は、前記プレッシャレギュレータを収容し且つ前記リターン通路よりも燃料流れを絞る連通通路を、内部に区画すると共に、当該内部に突出して連通通路での燃料流れ方向へ延伸する凸条を、有することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料供給装置。
  4. 前記凸条は、前記連通通路での燃料流れの周囲に、放射状に複数設けられることを特徴とする請求項3に記載の燃料供給装置。
  5. 前記支柱は、前記中間部材に圧入されて、前記凸条により係止されることを特徴とする請求項3又は4に記載の燃料供給装置。
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