JP2012057403A - 内型枠のレール装置 - Google Patents
内型枠のレール装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012057403A JP2012057403A JP2010203238A JP2010203238A JP2012057403A JP 2012057403 A JP2012057403 A JP 2012057403A JP 2010203238 A JP2010203238 A JP 2010203238A JP 2010203238 A JP2010203238 A JP 2010203238A JP 2012057403 A JP2012057403 A JP 2012057403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner mold
- mounting
- mold
- rail
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
【解決手段】地山を掘削した掘削孔により形成されたトンネル空洞部の内周面に沿って設置されてトンネル空洞部の内周面との間に覆工部を形成するための筒状の内型枠の内側に取付けられて内型枠の筒の中心軸に沿って延長し内型枠の筒の中心軸に沿って台車を移動させる際の台車の走行路を形成する内型枠のレール51と、内型枠の内壁面に設けられた取付部52と、当該取付部にレールを着脱可能に取付けるための取付手段53とを備えた。
【選択図】図1
Description
ECL工法においては、弧状の型枠ピースをトンネル空洞部の内周面に沿って内周面を1周するように複数設置して円形リング状の内型枠を形成し、この円形リング状の内型枠を掘削進行方向に向けて順次接合していって掘削進行方向に延長する筒状の内型枠を組み立てる。
ピース継手板45には、トンネル空洞部21の内周面33の周方向において互いに隣接するピース継手面47a同士が図外のボルト及びナットによる締結によって密接状態に結合されるように、ピース継手板45を貫通してボルトを通すためのボルト通し孔43aが形成される。同様に、リング継手板46には、トンネル空洞部21の内周面33の掘削進行方向Aにおいて隣接するリング継手面47b同士がボルト及びナットによる締結によって密接状態に結合されるように、リング継手板46を貫通してボルトを通すためのボルト通し孔43bが形成される。
従って、トンネル空洞部21の内周面33の周方向において互いに隣接して設置される型枠ピース40のピース継手面47a同士を接触させた状態でボルト通し孔43aに図外のボルトを挿入し、ボルトの先端からナットを締結していくことで、ピース継手面47a同士が密接状態に結合される。また、トンネル空洞部21の内周面33のトンネル掘削進行方向において互いに隣接して設置される型枠ピース40のリング継手面47b同士を接触させた状態でボルト通し孔43bに図外のボルトを挿入し、ボルトの先端からナットを締結していくことで、リング継手面47b同士が密接状態に結合される。
即ち、所定数のリング分の内型枠を設置した後は、掘削が進む毎に、型枠ピース40を後方(坑口側)から前方(切羽側)に盛り替えて繰り返して使用して内型枠31の掘削進行方向先頭位置に1リングを組み立てていく。
つまり、掘削が進む毎に後方の1リングを構成する型枠ピース40を内型枠脱型装置により脱型して後方の1リングを解体し、脱型した型枠ピース40をホイストと呼ばれるようなピース搬送手段41(図25;図26参照)により前方に移動する。そして、内型枠組立装置が内型枠31の前端面に新しい1リングを組み立てる。このような作業を繰り返すことにより、掘削進行方向Aに延長する筒状の内型枠31が、シールド掘削機22の進行に伴って1リング分ずつ進行方向に移設されることになる。
左右一対のレール42L;42Rは、円筒状の内型枠31の最下点31uから周方向の左右に同じ距離だけ離れた位置にそれぞれ設置される。左;右のレール42L;42R間の間隔は、台車44の左右の車輪44a;44b間の間隔に応じて決められる。
本発明は、内型枠の内側底面に、レールの無い型枠ピースを積み重ねることができるようにして、型枠ピースの積み重ね高さを均等にできるようにすることで、上述した課題を解消することを目的とする。
取付部が、内型枠の内壁面に設けられた取付板と、取付板に形成された取付孔とにより構成され、取付手段が、取付孔に挿通される係合部と、取付孔に挿通された係合部が取付孔より外れないよう係止する係止手段とを備えたので、レールが取付部に対して着脱可能に構成され、かつ、レールを取付部に対して確実に固定できるようになる。
取付部が、内型枠の内壁面に設けられた取付板と、取付板に形成された取付孔とにより構成され、取付手段がジャッキを備え、ジャッキは、ピストンシリンダーの一端側に設けられた一端側係合部と、ピストンシリンダーの他端より突出するピストンの先端側に設けられた他端側係合部とを備え、一端側係合部は、互いに向かい合う一対の取付板にそれぞれ形成された一対の取付孔のうちの一方の取付孔の径よりも大径に形成されて軸端面が取付板の板面に接触する一端側大径軸部と、一端側大径軸部の軸端面より突出して一方の取付孔に挿通される一端側小径軸部とを備え、他端側係合部は、一対の取付孔のうちの他方の取付孔の径よりも大径に形成されて軸端面が取付板の板面に接触する他端側大径軸部と、他端側大径軸部の軸端面より突出して他方の取付孔に挿通される他端側小径軸部とを備えたので、レールが取付部に対して着脱可能に構成され、かつ、レールを取付部に強固かつ安定に取付けることができるようになり、さらに、止ねじの締結作業を不要とできるので、作業の容易化が図れる。
取付部が、内型枠の内壁面に設けられた取付板と、取付板に形成された取付孔とにより構成され、取付手段が、互いに向かい合う一対の取付板にそれぞれ形成された一対の取付孔のうちの一方の取付孔に挿通される係合部と、当該一対の取付孔のうちの他方の取付孔に挿通されて他方の取付孔に係合する如く進退可能なピストンを有したジャッキと、一方の取付孔に挿通された係合部が一方の取付孔より外れないよう係止する係止手段とを備えたので、レールが取付部に対して着脱可能に構成され、かつ、レールを取付部に強固かつ安定に取付けることができるようになる。
取付部が、内型枠の内壁面に設けられた取付板と、取付板に形成された取付孔とにより構成され、取付手段が、内型枠の内壁面の周方向に沿って間隔を隔てて配置される一対のレールを連結する連結体と、連結体を取付部に取付けるための取付部材とを備えたので、レールが取付部に対して着脱可能に構成され、かつ、レールを取付部に対して確実に固定できるようになる。
筒状の内型枠は、弧状の型枠ピースをトンネル空洞部の内周面に沿って内周面を1周するように複数設置してリング状の内型枠を形成し、このリング状の内型枠を掘削進行方向に向けて順次設けて掘削進行方向に延長する筒状に組み立てられる内型枠であって、複数のリング状の内型枠として、リングの中心軸と交差する平面により形成されるリングの両端面が互いに平行でないものを用い、当該リング状の内型枠の端面同士を突き合わせて接合していくことによって、筒の中心軸が直線状に延長する筒状に組み立てられたり、筒の中心軸が曲線状に延長する筒状に組み立てられる内型枠である場合も、レールを内型枠の円周上の同一位置に設置できるようになる。
図1乃至図4を参照し、実施形態1のレール装置を説明する。尚、図23乃至図26の従来例と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
左右一対のレール51L;51Rは、円筒状の内型枠31における内壁周面31aの最下点31uから周方向の左右に同じ距離だけ離れた位置にそれぞれ設置される。左;右のレール51L;51R間の間隔は、コンクリート打設装置、内型枠脱型装置、型枠ピース搬送手段41などを搭載した台車44の左右の車輪44a;44b間の間隔に応じて決められる。
中主桁45aは、レール51が取付けられる取付板として機能する。
取付部52は、内型枠31を構成する型枠ピース40Aの内壁部40uに設けられた取付板としての中主桁45aと、中主桁45aに形成された取付孔45bとにより構成される。
中主桁45aの形成数は型枠ピース40Aの大きさに応じて決めればよい。また、取付孔45bの数及び内型枠31のリングの周方向に沿った方向に互いに隣り合う取付孔45b;45b間の距離も任意に決めればよい。例えば、内型枠31のリングの中心とリングの周方向に沿った方向に互いに隣り合う取付孔45b;45bの中心とを繋ぐ線と線とで挟まれた角度が5°程度に設定される。
係合部57は、取付孔45bを貫通する軸部59aと、軸部59aの先端から内部に延長するねじ孔59bとを備える。係止手段58は、係止蓋材60と止ねじ61とを備える。図4に示すように、係止蓋材60は、一端開口60aの有底の円形箱状に形成され、底壁60bを貫通する止ねじ貫通孔60cを備える。
以上により、レール51が中主桁45aに対して着脱可能に構成され、レール51を中主桁45aに対して確実に固定できる。また、取付部52を備えた型枠ピース40Aを用いて内型枠31を構築するので、内型枠31の周に沿った方向におけるレール51の取付位置を選択的に決定することができるようになる。
また、ベース板55の一方の湾曲板面54aとピース内面とを面接触させるので、レール51上を通過する台車44の荷重をベース板55に集中させることなく、内型枠31に負担させることができるので、安定なレール51を形成できる。
また、係止蓋材60の中心軸に沿った方向の長さを変えたり、係合部取付板56と中主桁45aの板面との間にワッシャーのような間隔維持材を介在させることによって、内型枠31の中心軸に沿った方向におけるレール51の取付位置を調整することが可能となる。
尚、取付手段53の数はいくつでもよい。
図5に示すように、実施形態2による内型枠のレール装置50は、レール51と、取付部52と、取付手段53Aとにより構成される。
取付手段53Aは、ベース板55と、ベース板55の一方の湾曲板面54aに設けられたジャッキ取付板56Aと、ジャッキ取付板56Aに取付けられた油圧ジャッキなどのジャッキ62とを備える。
ジャッキ62は、ピストンシリンダー63と、図外の給排路を介してピストンシリンダー63内に給排される油圧によって進退するピストン65とを備えるとともに、ピストンシリンダー63の一端側に設けられた一端側係合部63aと、ピストンシリンダー63の他端より突出するピストン65の先端側に設けられた他端側係合部65aとを備える。例えば、ピストンシリンダー63の周面部とジャッキ取付板56Aとが図外の連結手段により連結される。
一端側係合部63aは、互いに向かい合う一対の取付板45a;45aにそれぞれ形成された一対の取付孔45b;45bのうちの一方の取付孔45b1の径よりも大径に形成されて軸端面63bが一方の取付板45aの板面45gに接触する一端側大径軸部63cと、一端側大径軸部63cの軸端面63bより突出して一方の取付孔45b1に挿通される一端側小径軸部63dとを備える。
他端側係合部65aは、一対の取付孔45b;45bのうちの他方の取付孔45b2の径よりも大径に形成されて軸端面65bが他方の取付板45aの板面45hに接触する他端側大径軸部65cと、他端側大径軸部65cの軸端面65bより突出して他方の取付孔45bに挿通される他端側小径軸部65dとを備える。
一端側小径軸部63dの径は、一方の取付孔45b1に嵌合状態に嵌り込む寸法に形成される。他端側小径軸部65dの径は、他方の取付孔45b2に嵌合状態に嵌り込む寸法に形成される。例えば、一端側小径軸部63d、一端側大径軸部63c、他端側小径軸部65d、他端側大径軸部65cは、中心軸が一致する同軸状に形成される。上記一方の取付板45aの板面45g及び他方の取付板45aの板面45hは、互いに向かい合う板面である。
尚、レール51、取付部52、ベース板55は、実施形態1と同一構成であるので、説明を省略する。
このように、ピストン65を伸長させたことによって、一端側大径軸部63cの軸端面63bと一方の取付板45aの板面45gとの接触力、及び、他端側大径軸部65cの軸端面65bと他方の取付板45aの板面45hとの接触力が増し、一対の取付板45a;45a間でジャッキ62が突っ張り棒のように機能するので、取付孔45b1に対する一端側小径軸部63dの嵌合状態と取付孔45b2に対する他端側小径軸部65dの嵌合状態とが維持される。よって、レール51を取付部52に強固かつ安定に取付けることができる。
以上により、実施形態1と同様な効果が得られる。また、実施形態2では、ジャッキ62を用いたため、レール51を取付部52に強固かつ安定に取付けることができ、さらに、止ねじの締結作業を不要とできるので、作業の容易化が図れる。
図7に示すように、実施形態3による内型枠のレール装置50は、レール51と、取付部52と、取付手段53Bとにより構成される。
取付手段53Bは、ベース板55と、ベース板55の一方の湾曲板面54aに設けられた係合部取付板56と、係合部取付板56の一方の板面に取付けられた係合部57と、係合部取付板56の他方の板面に取付けられたジャッキ62Aと、取付孔45b1(45b)に挿通された係合部57が取付孔45b1より外れないよう係止する係止手段58とを備える。
尚、レール51、取付部52、ベース板55、係合部取付板56、係合部57、係止手段58は、実施形態1と同一構成であるので、説明を省略する。
ジャッキ62Aは、実施形態2のジャッキ62のようにピストンシリンダー63の一端側係合部63a及びピストン65の先端側の他端側係合部65aを備えないものを用いることができる。ジャッキ62Aは、例えば、係合部57の中心軸とピストン65の中心軸とが一致するように、ピストンシリンダーの一端が係合部取付板56の他方の板面に取付けられる。
即ち、実施形態3の取付手段53Bは、互いに向かい合う一対の取付板としての中主桁45a;45aにそれぞれ形成された一対の取付孔45b;45bのうちの一方の取付孔45b1に挿通される係合部57と、当該一対の取付孔45b;45bのうちの他方の取付孔45b2に挿通されて他方の取付孔45b2に係合する如く進退可能なピストン65を有したジャッキ62Aと、一方の取付孔45b1に挿通された係合部57が一方の取付孔45b1より外れないよう係止する係止手段58とを備えるものであって、ジャッキ62Aと実施形態1の係合部57及び係止手段58とを併用した構成である。
実施形態3では、係合部57が一方の取付孔45b1から逸脱しないように一方の取付孔45b1に取付けられ、かつ、ピストン65が他方の取付孔45b2から逸脱しないように他方の取付孔45b2に取付けられるので、レール51を実施形態1と同様な効果が得られる。また、実施形態3では、係合部57及び係止手段58とジャッキ62Aとを併用したので、レール51を取付部52に強固かつ安定に取付けることができる。
尚、実施形態2のジャッキ62や、実施形態3のジャッキ62Aは、1つのベース板55に対して1つ以上設ければよい。
図9に示すように、実施形態4による内型枠のレール装置50は、レール51と、取付部52と、取付手段53Cとにより構成される。
取付手段53Cは、内型枠31の内壁面の周方向に沿って間隔を隔てて配置される一対のレール51L;51Rを連結する連結体66と、連結体66を取付部52に着脱可能に取付けるための取付部材67とを備える。
尚、レール51、取付部52は、実施形態1と同一構成であるので、詳細な説明を省略する。
連結体66は、例えば、一端部に連結片70a及びボルト80、図外のナットで形成される固定具70又は溶接などによって左レール51Lが取付けられた左弧状体71、他端部に連結片70b(図10参照)及びボルト80、図外のナットで形成される固定具70と同様の固定具70A又は溶接などによって右レール51Rが取付けられた右弧状体73、左弧状体71の他端部と右弧状体73の他端部とを繋ぐ中央連結体74とを備える。左弧状体71と中央連結体74との連結、右弧状体73と中央連結体74との連結は、連結片75a;75b及びボルト80、ナット81で形成される連結具75などによって連結される。
また、左弧状体71の他端部に形成された貫通孔71gと連結片75aに形成された貫通孔75eとにボルト80を通してボルト80にナット81を締結する。さらに、中央連結体74の一端部に形成された貫通孔74eと連結片75aに形成された貫通孔75fとにボルト80を通してボルト80にナット81を締結する。これにより、左弧状体71と中央連結体74とが連結される。
また、中央連結体74の他端部に形成された貫通孔74fと連結片75bに形成された貫通孔75gとにボルト80を通してボルト80にナット81を締結する。さらに、右弧状体73の一端部に形成された貫通孔73eと連結片75bに形成された貫通孔75hとにボルト80を通してボルト80にナット81を締結する。これにより、中央連結体74と右弧状体73とが連結される。
そして、連結片70bに形成されたねじ孔70gと右レール51Rの支持部51bに形成された図外のねじ孔とに図外のボルトを締結し、かつ、連結片70aに形成された貫通孔70hと右弧状体73の他端部に形成された図外の貫通孔とに図外のボルトを通して当該ボルトに図外のナットを締結することにより、右レール51Lと右弧状体73とが連結される。
そして、例えば、連結片69aに形成された貫通孔69bと右弧状体73に形成された貫通孔73fとにボルト80を通して当該ボルト80にナット81を締結し、かつ、連結片69aに形成された貫通孔69cと取付孔45bとに図外のボルトを通して当該ボルトに図外のナットを締結することにより、右弧状体73が中主桁45aに固定される。
また、連結片69aに形成された貫通孔69dと左弧状体71に形成された貫通孔71hとにボルト80を通して当該ボルト80にナット81を締結し、かつ、連結片69aに形成された貫通孔69eと取付孔45bとにボルト80を通して当該ボルト80に図外のナットを締結することにより、左弧状体71が中主桁45aに固定される。
以上により、実施形態1と同様な効果が得られる。また、連結体66を左弧状体71と中央連結体74と右弧状体73とに分割できるので、左弧状体71、中央連結体74、右弧状体73の運搬を容易にできる。
尚、連結体66の分割数はいくつでもよい。
また、連結体66は、内型枠31の内壁面の周方向に沿って間隔を隔てて配置される一対のレール51L;51Rを連結する1つの弧状体により構成してもよい。
上述した実施形態1乃至4のレール装置は、以下のような構成の内型枠に適用できる。以下の内型枠の場合、1リングを構成する各型枠ピースの形状がすべて異なり、リング毎に各型枠ピースの設置位置が内型枠の円周上の同一位置に位置されない場合があるため、従来のようにレールが固定された型枠ピースを用いると、レールを円周上の同一位置に設置することができない。しかし、本願発明の実施形態1乃至4で説明したレール51を着脱可能とするレール装置50を用いることにより、以下の内型枠の場合でも、レール51を内型枠の円周上の同一位置に設置できるようになる。
即ち、この円形リング状の内型枠2は、図12に示すように、複数の弧状の型枠ピース3をトンネル空洞部の内周面に沿って内周面を1周するように複数設置して、リングの両方の端面6;6が互いに平行でないように形成される構成である。
内型枠2の両方の端面6;6のうちの少なくとも一方は、円筒を円筒の中心軸と交差するように切断する楕円リング形状の1つの連続傾斜面に形成される。即ち、少なくとも一方の端面6は、円形のリングの中心を中心とした大径の楕円と当該大径の楕円と同じ中心を持つ当該大径よりも小径の楕円との間に挟まれた楕円リング状の1つの連続した傾斜平面により形成される。
円形リング状の内型枠2は、リングの外周面8におけるリングの中心軸5に沿った方向の幅Wが一様でない構成である。
円形リング状の内型枠2は、内型枠2のリングの外周面8となる複数の型枠ピース3の弧状の型枠面をトンネル空洞部の内周面に沿って内周面と対向するように設置し、トンネル空洞部の内周面の周方向において互いに隣接して設置される弧状の型枠ピース3のピース継手板11のピース継手面12同士を接触させた状態で図23のボルト通し孔43aに相当する図外のボルト通し孔に図外のボルトを挿入し、ボルトの先端から図外のナットを締結して、ピース継手面12同士を密接状態に結合することによって形成される。
内型枠2の少なくとも一方の端面6は、トンネル空洞部の内周面に沿って内周面を1周するように複数設置された各型枠ピース3のリング継手板13のリング継手面14;14…が連続してなる上述した楕円リング形状の1つの連続傾斜面により構成される。
つまり、トンネル空洞部の内周面のトンネル掘削進行方向において互いに隣接して設置される円形リング状の内型枠2の端面6;6同士を接触させた状態で図23のボルト通し孔43bに相当するボルト通し孔10に図外のボルトを挿入し、ボルトの先端から図外のナットを締結して、掘削進行方向Aに沿って前後に隣り合う内型枠2の端面6;6同士を密接状態に結合することによって、筒の中心軸7が直線状に延長する筒状の内型枠1Aを組み立てたり、筒の中心軸7が曲線状に延長する筒状の内型枠1Bを組み立てる。
筒状の内型枠1A;1Bを構成する円形リング状の複数の内型枠2は、同一のものを使用する。
円形リング状の内型枠2は、例えば、図13(b)に示すように、一方の端面6と他方の端面6のうちの一方の面6aが、リングの中心軸5と直交する面により形成されたものを用いてもよい。
円形リング状の内型枠2は、例えば、図13(c)に示すように、一方の端面6と他方の端面6とが、リングの中心軸5と直交する面15に対して互いに異なる角度α;β(α;βは90°よりも小さい角度)で交差する面により形成されたものを用いてもよい。
そして、筒の中心軸7が直線状に延長する筒状の内型枠1Aを組み立てる場合には、図14;図11(a)に示すように、掘削進行方向Aに沿って隣り合う一方のリング状の内型枠2の幅最大位置aと他方のリング状の内型枠2の幅最小位置bとが一致するように隣り合う内型枠2の端面6;6同士を接合していく。即ち、筒の延長方向に向けて幅最大位置aと幅最小位置bとが交互に繰り返す真っ直ぐな筒状の内型枠1Aを組み立てる。
また、筒の中心軸7が曲線状に延長する筒状の内型枠1Bを組み立てる場合には、図15;図11(b)に示すように、掘削進行方向Aに沿って隣り合う一方のリング状の内型枠2及び他方のリング状の内型枠2の幅最大位置a同士が一致するように、かつ、掘削進行方向Aに沿って隣り合う一方のリング状の内型枠2及び他方のリング状の内型枠2の幅最小位置b同士が一致するように、隣り合う内型枠2;2の端面6;6同士を接合していく。即ち、筒の延長方向に向けて幅最大位置aが連続するとともに幅最小位置bが連続する曲がった筒状の内型枠1Bを組み立てる。
以上により、直線状に延長する筒の中心軸7と外周面8とが互いに平行な筒状の内型枠1Aを構築できる。この場合、図11(a)に示すように、端面6;6同士が接合されて隣り合う内型枠2;2の端面6;6の傾斜角度a1;a2の合計が180°である。
さらに、曲線状に延長する筒の中心軸7と外周面8とが互いに平行な筒状の内型枠1Bを構築できる。
また、この場合、内型枠2の幅最大位置a、内型枠2の幅最小位置bを目印として、筒の中心軸7が直線状に延長する筒状の内型枠1A、筒の中心軸7が曲線状に延長する筒状の内型枠1Bを容易に組み立てることができる。
また、内型枠2の幅最大位置a、内型枠2の幅最小位置bを目印として、筒の中心軸7が直線状に延長する筒状の内型枠1A、筒の中心軸7が曲線状に延長する筒状の内型枠1Bを容易に組み立てることができるようになる。
また、同一の複数の円形リング状の内型枠2、即ち、1種類の円形リング状の内型枠2を用いて筒状の内型枠1を組み立てるので、型枠ピース3の製造、型枠ピース3の管理を容易にできる。
また、筒の中心軸7が直線状に延長する内型枠1Aの状態から筒の中心軸7が曲がるように内型枠2を接合していく場合において、直線状に延長する内型枠1Aの先頭に位置する内型枠2と当該内型枠2に接合しようとする内型枠2との幅最大位置a同士及び幅最小位置b同士を必ずしも一致させる必要はない。
即ち、掘削進行方向Aに沿って隣り合う内型枠2;2の幅最大位置a同士及び幅最小位置b同士が一致するような状態、あるいは、掘削進行方向Aに沿って隣り合う内型枠2;2の幅最大位置aと幅最小位置bとが一致するような状態に対して、掘削進行方向Aに沿って隣り合う内型枠2;2の一方の内型枠2がリングの中心軸5を回転中心として所定角度xだけ回転した状態となるよう隣り合う内型枠2;2同士を接合する。
このようにすることで、それまでの筒状の内型枠1の進行方向に対して内型枠1の進行方向を変更することができるようになる。
ここで、
D=内型枠2のリングの外径寸法、
D1=内型枠2の端面6により形成される楕円リング面の長径寸法である(図19参照)。
上記最短距離hは、内型枠2;2の外周面8;8間に段差δが生じないように掘削進行方向Aに沿って互いに隣り合う型枠ピース3;3のリング継手面14;14に形成されたボルト通し孔10;10の中心が一致した状態から当該ボルト通し孔10;10にボルト10aを貫通させて図外のナットで締結可能な範囲においてボルト通し孔10;10の中心がずれることのできる最大距離である。即ち、掘削進行方向Aに沿って互いに隣り合うように接合されるボルト通し孔10:10の中心をずらすことにより、内型枠2;2の外周面8;8間に段差δを設けることができる。よって、掘削進行方向Aに沿って互いに隣り合う型枠ピース3;3のリング継手面14;14をボルト10a及びナットによって接合可能で、かつ、ボルト通し孔10;10の中心をずらすことのできる最大距離が段差最大許容値δmaxである。
θmax=ACOS(1/(2δmax/D+1))・・・(1)
ここで、
δmax=掘削進行方向Aに沿って隣り合うように接合された場合の各内型枠2;2の外周面8;8間の段差最大許容値である。
尚、ACOSはアークコサインである。
外径D(m) 最大許容傾斜角度θmax
6 1.81
7 1.68
8 1.57
9 1.48
10 1.40
11 1.34
12 1.28
13 1.23
14 1.19
15 1.15
16 1.11
17 1.08
18 1.05
19 1.02
20 0.99
よって、図22に示すように、周方向に沿って最小角度x1間隔で複数のボルト通し孔10が設けられた端面6を備えた内型枠2を用いる場合、掘削進行方向Aに沿って隣り合う内型枠2;2の幅最大位置a同士及び幅最小位置b同士が一致するような状態、あるいは、掘削進行方向Aに沿って隣り合う内型枠2;2の幅最大位置aと幅最小位置bとが一致するような状態に対して、掘削進行方向Aに沿って隣り合う内型枠2;2の一方の内型枠2がリングの中心軸5を回転中心として最小角度x1単位で回転した状態となるよう隣り合う内型枠2;2同士を接合することが可能となるので、内型枠1の進行方向を細かく調整できる。
例えば、内型枠1Bの進行方向を変更しようとする際において、内型枠1Bの先端に位置する内型枠2に新たに内型枠2を接合しようとする場合、これら内型枠2;2の幅最大位置aと幅最小位置bとを一致させた状態に対して、接合しようとする内型枠2を中心軸5を回転中心として上記所定角度xだけ回転させた状態で当該内型枠2の端面6と内型枠1Bの先端に位置する内型枠2の端面6とを接触させてから端面6;6同士を接合することにより、筒状の内型枠1Bの進行方向を細かく調整できるようになる。
45a 中主桁(取付板)、45b 取付孔、50 レール装置、51 レール、
52 取付部、53;53A;53B;53C 取付手段、57 係合部、
58 係止手段、62 油圧ジャッキ(ジャッキ)、66 連結体、67 取付部材。
Claims (6)
- 地山を掘削した掘削孔により形成されたトンネル空洞部の内周面に沿って設置されてトンネル空洞部の内周面との間に覆工部を形成するための筒状の内型枠の内側に取付けられて内型枠の筒の中心軸に沿って延長し内型枠の筒の中心軸に沿って台車を移動させる際の台車の走行路を形成する内型枠のレールと、内型枠の内壁面に設けられた取付部と、当該取付部にレールを着脱可能に取付けるための取付手段とを備えたことを特徴とする内型枠のレール装置。
- 取付部が、内型枠の内壁面に設けられた取付板と、取付板に形成された取付孔とにより構成され、
取付手段が、取付孔に挿通される係合部と、取付孔に挿通された係合部が取付孔より外れないよう係止する係止手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の内型枠のレール装置。 - 取付部が、内型枠の内壁面に設けられた取付板と、取付板に形成された取付孔とにより構成され、
取付手段がジャッキを備え、
ジャッキは、ピストンシリンダーの一端側に設けられた一端側係合部と、ピストンシリンダーの他端より突出するピストンの先端側に設けられた他端側係合部とを備え、
一端側係合部は、互いに向かい合う一対の取付板にそれぞれ形成された一対の取付孔のうちの一方の取付孔の径よりも大径に形成されて軸端面が取付板の板面に接触する一端側大径軸部と、一端側大径軸部の軸端面より突出して一方の取付孔に挿通される一端側小径軸部とを備え、
他端側係合部は、一対の取付孔のうちの他方の取付孔の径よりも大径に形成されて軸端面が取付板の板面に接触する他端側大径軸部と、他端側大径軸部の軸端面より突出して他方の取付孔に挿通される他端側小径軸部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の内型枠のレール装置。 - 取付部が、内型枠の内壁面に設けられた取付板と、取付板に形成された取付孔とにより構成され、
取付手段が、互いに向かい合う一対の取付板にそれぞれ形成された一対の取付孔のうちの一方の取付孔に挿通される係合部と、当該一対の取付孔のうちの他方の取付孔に挿通されて他方の取付孔に係合する如く進退可能なピストンを有したジャッキと、一方の取付孔に挿通された係合部が一方の取付孔より外れないよう係止する係止手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の内型枠のレール装置。 - 取付部が、内型枠の内壁面に設けられた取付板と、取付板に形成された取付孔とにより構成され、
取付手段が、内型枠の内壁面の周方向に沿って間隔を隔てて配置される一対のレールを連結する連結体と、連結体を取付部に取付けるための取付部材とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の内型枠のレール装置。 - 筒状の内型枠は、弧状の型枠ピースをトンネル空洞部の内周面に沿って内周面を1周するように複数設置してリング状の内型枠を形成し、このリング状の内型枠を掘削進行方向に向けて順次設けて掘削進行方向に延長する筒状に組み立てられる内型枠であって、複数のリング状の内型枠として、リングの中心軸と交差する平面により形成されるリングの両端面が互いに平行でないものを用い、当該リング状の内型枠の端面同士を突き合わせて接合していくことによって、筒の中心軸が直線状に延長する筒状に組み立てられたり、筒の中心軸が曲線状に延長する筒状に組み立てられる内型枠であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の内型枠のレール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010203238A JP5700401B2 (ja) | 2010-09-10 | 2010-09-10 | 内型枠のレール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010203238A JP5700401B2 (ja) | 2010-09-10 | 2010-09-10 | 内型枠のレール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012057403A true JP2012057403A (ja) | 2012-03-22 |
JP5700401B2 JP5700401B2 (ja) | 2015-04-15 |
Family
ID=46054826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010203238A Active JP5700401B2 (ja) | 2010-09-10 | 2010-09-10 | 内型枠のレール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5700401B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109955496A (zh) * | 2019-04-23 | 2019-07-02 | 河南科技大学 | 一种纤维管编织用组合芯轴 |
CN111379570A (zh) * | 2018-12-27 | 2020-07-07 | 山河智能装备股份有限公司 | 衬砌台车及其支模装置 |
CN113982629A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-28 | 成都未来智隧科技有限公司 | 隧道支护结构 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829242A (ja) * | 1971-08-21 | 1973-04-18 | ||
JPH01187300A (ja) * | 1988-01-21 | 1989-07-26 | Sato Kogyo Co Ltd | トンネルの覆工コンクリート用型枠の脱型巻建装置 |
JPH07145602A (ja) * | 1993-11-24 | 1995-06-06 | Kubota Corp | 管体運搬用の軌条設備 |
JP2006342574A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Maeda Corp | 枕木 |
-
2010
- 2010-09-10 JP JP2010203238A patent/JP5700401B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829242A (ja) * | 1971-08-21 | 1973-04-18 | ||
JPH01187300A (ja) * | 1988-01-21 | 1989-07-26 | Sato Kogyo Co Ltd | トンネルの覆工コンクリート用型枠の脱型巻建装置 |
JPH07145602A (ja) * | 1993-11-24 | 1995-06-06 | Kubota Corp | 管体運搬用の軌条設備 |
JP2006342574A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Maeda Corp | 枕木 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111379570A (zh) * | 2018-12-27 | 2020-07-07 | 山河智能装备股份有限公司 | 衬砌台车及其支模装置 |
CN111379570B (zh) * | 2018-12-27 | 2022-03-18 | 山河智能装备股份有限公司 | 衬砌台车及其支模装置 |
CN109955496A (zh) * | 2019-04-23 | 2019-07-02 | 河南科技大学 | 一种纤维管编织用组合芯轴 |
CN109955496B (zh) * | 2019-04-23 | 2023-07-18 | 河南科技大学 | 一种纤维管编织用组合芯轴 |
CN113982629A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-28 | 成都未来智隧科技有限公司 | 隧道支护结构 |
CN113982629B (zh) * | 2021-10-29 | 2024-04-05 | 成都未来智隧科技有限公司 | 隧道支护结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5700401B2 (ja) | 2015-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5700401B2 (ja) | 内型枠のレール装置 | |
JP4566914B2 (ja) | 再接合セグメント及び連結トンネルの構築方法 | |
JP2023174870A (ja) | 道路構造 | |
JP2018131865A (ja) | トンネル支保工 | |
JP2012041750A (ja) | 内型枠の組立方法 | |
JP2004183273A (ja) | トンネル構造物 | |
JP2002322898A (ja) | センターピラー付きめがねトンネルとその構築方法 | |
JP3930833B2 (ja) | コンクリートセグメントの製造方法 | |
JP5136344B2 (ja) | 矩形トンネルおよび矩形トンネルの構築工法 | |
JPH11270299A (ja) | 大断面トンネルおよびその構築方法ならびにそれに用いるシールド掘削機 | |
JP4948466B2 (ja) | 内型枠の組立方法 | |
JP3567399B2 (ja) | 大断面トンネルおよびその構築方法 | |
JP4189418B2 (ja) | 鋼材の接合構造 | |
JPH10169191A (ja) | 鋼材の接合構造およびこれに用いられるブッシング | |
JP5224875B2 (ja) | 内型枠の回転ずれ修正用型枠ピース及び内型枠の回転ずれ修正方法 | |
JP2003253992A (ja) | シールドトンネルの構造およびその施工方法 | |
JP2010138677A (ja) | 鋼製セグメント、シールドトンネルの構築方法 | |
JP2021080676A (ja) | Bセグメントとkセグメントからなるセグメントセット、切り開きトンネル及びその施工方法 | |
JP2023101203A (ja) | グラウト注入治具とPCa部材の接続方法 | |
JP2577439B2 (ja) | 掘削穴の覆工用筒状壁体における分岐部支持体の構築方法 | |
JP2017206819A (ja) | 柱仕口部の構造 | |
JP2007177553A (ja) | 地下道の構築方法 | |
JP2022075012A (ja) | シールドトンネルの覆工構造 | |
JP2023041256A (ja) | 坑口の止水方法 | |
CN117449142A (zh) | 随动式会车平台 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141021 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5700401 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |