JP2012056799A - Iii族窒化物半導体基板およびiii族窒化物半導体基板の製造方法 - Google Patents

Iii族窒化物半導体基板およびiii族窒化物半導体基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】III族窒化物半導体で構成される自立基板の生産歩留まりを改善することを課題とする。
【解決手段】III族窒化物半導体(AlGa1−x−yInN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1))で構成される基板の小片10A乃至10Dが複数集まった基板小片層10と、基板小片層10の第1の面に積層され、複数の小片10A乃至10Dを結合する、III族窒化物半導体(AlGa1−x−yInN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1))で構成される裏打ち層20と、を有するIII族窒化物半導体基板を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、III族窒化物半導体基板およびIII族窒化物半導体基板の製造方法に関する。
III族窒化物半導体(AlGa1−x−yInN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1))で構成される基板およびその製造方法が多く研究されている。III族窒化物半導体で構成される自立基板の製造方法としては、サファイヤ基板等の異種基板上にIII族窒化物半導体層をエピタキシャル成長させた後、異種基板を取り除くことで、III族窒化物半導体で構成される基板(自立基板)を製造する手段などが知られている。
ここで、III族窒化物半導体で構成される基板(自立基板)には、例えば異種基板上にエピタキシャル成長させる製造方法等に起因して、自立基板の表面から裏面まで貫通する貫通ピットおよび/または貫通クラックが形成されてしまう場合がある。そして、貫通ピットおよび/または貫通クラック等に起因して、基板が複数に分裂される場合がある。従来、このような複数に分裂された基板の小片は廃棄されていたため、自立基板を生産する際の歩留まり(以下、「生産歩留まり」という)が低下していた。
特許文献1には、貫通ピットおよび/または貫通クラック内にGaN多結晶を形成し、貫通ピットおよび/または貫通クラックを埋めて塞ぐ技術が開示されている。そして、貫通ピットおよび/または貫通クラック内にGaN多結晶を形成する手段としては、以下のような手段が記載されている。まず、顕微鏡を使用して貫通ピットおよび/または貫通クラックを有するGaN自立基板の表面を観察しながら、位置決め機構と特殊な吐出ノズルを備えた注入装置を用いて液体状態のガリウムを貫通ピットおよび/または貫通クラック内に注入する。その後、アンモニアガスを含む雰囲気中でGaN自立基板を300℃以上1200℃以下の温度で加熱する。当該処理により、貫通ピットおよび/または貫通クラック内に注入されたガリウムが窒化して、貫通ピットおよび/または貫通クラック内にGaN多結晶が形成されると記載されている。なお、貫通ピットおよび/または貫通クラック内に注入された液体状態のガリウムは、表面張力のため貫通ピットおよび/または貫通クラック内に留まると記載されている。
特開2008−162855号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術の場合、基板が複数に分裂されることで生産歩留まりが低下する不都合を改善することはできない。
本発明では、III族窒化物半導体の生産歩留まりを改善することを課題とする。
本発明によれば、III族窒化物半導体(AlGa1−x−yInN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1))で構成される基板の小片が複数集まった基板小片層と、前記基板小片層の第1の面に積層され、複数の前記小片を結合する、III族窒化物半導体で構成される裏打ち層と、を有するIII族窒化物半導体基板が提供される。
また、本発明によれば、III族窒化物半導体(AlGa1−x−yInN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1))で構成される基板の複数の小片を互いに近接した状態で並べる工程と、複数の前記小片で形成された層の第1の面上に、III族窒化物半導体で構成される裏打ち層を積層し、複数の前記小片を結合する工程と、を有するIII族窒化物半導体基板の製造方法が提供される。
本発明によれば、従来廃棄されていた複数の小片を結合してIII族窒化物半導体基板を構成するので、小片を有効活用でき、結果、生産歩留まりを改善することができる。
本発明によれば、III族窒化物半導体の生産歩留まりを改善することができる。
本実施形態のIII族窒化物半導体基板の概略図の一例である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の概略図の一例である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造工程の一例を示す概略図である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法に用いる装置の一例を示す概略図である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の概略図の一例である。
以下、本発明のIII族窒化物半導体基板およびIII族窒化物半導体基板の製造方法の実施形態について図面を用いて説明する。なお、図はあくまで発明の構成を説明するための概略図であり、各部材の大きさ、形状、数、異なる部材の大きさの比率などは図示するものに限定されない。
<実施形態1>
図1(a)は本実施形態のIII族窒化物半導体基板の平面概略図の一例であり、図1(b)は図1(a)のIII族窒化物半導体基板を下から上方向に見た側面概略図である。
図1(a)および図1(b)に示すように、本実施形態のIII族窒化物半導体基板は、III族窒化物半導体で構成される基板の小片10A乃至10Dが複数集まった基板小片層10と、基板小片層10の第1の面に積層され、複数の小片10A乃至10Dを結合する裏打ち層20と、を有する。本実施形態のIII族窒化物半導体基板は、基板小片層10の露出面(裏打ち層20と接する面と反対側な面)上に、素子を形成していくことができる。
基板の小片(以下単に、「小片」という)10A乃至10Dは、III族窒化物半導体(AlGa1−x−yInN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1):以下同様)で構成される。すなわち、小片10A乃至10Dは、III族窒化物半導体で構成される基板の小片である。小片10A乃至10Dの形状、大きさは特段制限されない。なお、小片10A乃至10Dには、図示しないが、表面から裏面まで貫通する貫通ピットおよび/または貫通クラックが形成されていてもよい。かかる場合であっても、貫通ピットおよび/または貫通クラックは、以下で説明する裏打ち層20により塞がれてしまう。このため、本実施形態のIII族窒化物半導体基板上に素子を形成する際に、貫通ピットおよび/または貫通クラックに起因して、液漏れ(例:レジスト液)が生じたり、真空吸着に不具合が生じたりする不都合が生じることはない。
基板小片層10は、小片10A乃至10Dが複数集まった層である。複数の小片10A乃至10Dは、基板小片層10を平面視した際の隙間(以下単に「隙間」という)が小さくなるように配列されるのが望ましい。かかる観点から、1つの基板小片層10を構成する複数の小片10A乃至10Dは、元々同じIII族窒化物半導体基板を形成しており、そこから分裂した複数の小片とするのが好ましい。このようにすれば、元のIII族窒化物半導体基板を形成するように複数の小片を配列することで、図1(a)に示すように隙間を小さくすることができる。また、図1(b)に示すように、複数の小片10A乃至10D(10Bは図示せず)の厚さは略均一となる。しかし、1つの基板小片層10を構成する複数の小片10A乃至10Dの組み合わせは上述したものに限定されず、異なるIII族窒化物半導体基板から分裂した複数の小片を組み合わせてもよい。このようにすれば、図2に示すように、複数の小片10A´、10C´および10D´の厚さはバラバラになる場合があるが、このようになっても構わない。図2は、図1(b)に相当する図である。
なお、図1(a)および図1(b)では、「隙間」の概念について説明するため十分な大きさの隙間を示しているが、本実施形態の隙間の大きさは図示するものに限定されず、図示するものより小さい隙間であってもよい(図2および図3についても同様)。また、隣り合う小片同士が互いに接し、隙間が形成されていなくてもよい。言うまでもなく、本実施形態においては、隙間がなく小片を配列するのが望ましい。このような構成を実現するため、小片の側面を研磨することで小片の形状を調整する手段を利用することもできる。
ここで、基板小片層10の露出面(図1(b)および図2中上側の面)、すなわち裏打ち層20と接する面と反対側の面は、面を揃えるのが好ましい。ここでの「面を揃える」とは、(1)複数の小片10A乃至10D(または10A´、10C´および10D´)すべての露出面(図1(b)および図2中上側の面)を+c面、−c面、a面、m面またはr面に揃えること、および/または、(2)複数の小片10A乃至10D(または10A´、10C´および10D´)すべての露出面を略水平に揃えること、を意味する。
裏打ち層20は、III族窒化物半導体で構成される。そして、裏打ち層20は、基板小片層10の第1の面に積層され、複数の小片10A乃至10Dを結合する。ここでの「結合」は、複数の小片10A乃至10Dを互いに近接した状態で固定することを意味する。このような結合は、互いに近接した状態に配置された複数の小片10A乃至10D各々が、複数の小片10A乃至10Dに跨って形成された裏打ち層20と接着し、固定されることで実現される。なお、裏打ち層20の厚さは1μm以上5mm以下、好ましくは100μm以上800μm以下、とするのがよい。このような厚さにすれば、小片の厚さが1μm以上10mm以下以下程度である場合、複数の小片を十分な強さで結合でき、その後の作業時に結合状態が壊れる不都合が起きにくくなる。
なお、裏打ち層20は、多結晶のIII族窒化物半導体および単結晶のIII族窒化物半導体いずれで構成されてもよいが、多結晶のIII族窒化物半導体で構成されるのが望ましい。裏打ち層20を多結晶のIII族窒化物半導体で構成すれば、単結晶のIII族窒化物半導体よりも多結晶のIII族窒化物半導体の方が形成し易いので、プロセス安定性に優れるほか、生産速度の点においても優れる。
以上説明した本実施形態のIII族窒化物半導体基板は、従来廃棄されていた小片を有効利用することができるので、III族窒化物半導体で構成される自立基板の生産部留まりを改善することができ、結果、コスト面において優れた効果を奏する。また、本実施形態のIII族窒化物半導体基板は複数の小片を結合して構成されるので、大型化が可能である。
次に、本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法の一例について説明する。
本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法は、
(1)III族窒化物半導体で構成される基板の複数の小片を互いに近接した状態で並べる工程と、
(2)複数の前記小片で形成された層(基板小片層)の第1の面上に、III族窒化物半導体で構成される裏打ち層を積層し、複数の前記小片を結合する工程と、
を有する。以下、各工程について説明する。
上記(1)の工程では、複数の小片(図1(a)の10A乃至10D参照)を互いに近接した状態、すなわち隙間が小さくなるように並べる。
複数の小片は、元々同じIII族窒化物半導体基板を形成しており、そこから分裂した複数の小片であってもよいし、または、異なるIII族窒化物半導体基板から分裂した複数の小片であってもよい。複数の小片の厚さは同じであってもよいし、異なっていてもよい。複数の小片の数は特段制限されない。なお、複数の小片の側面を研磨し、小片の形状を調整して、並べた状態における隙間を小さくしてもよい。複数の小片には、表面から裏面まで貫通する貫通ピットおよび/または貫通クラックが形成されていてもよい。
その他、複数の小片を並べることで形成された基板小片層(図1(b)の10参照)の、上記(2)の工程で裏打ち層(図1(b)の20参照)を形成される面(第1の面)と反対側の面は、面を揃えるのが好ましい。「面を揃える」の意味については上述の通りである。
次に、上記(2)の工程では、上記(1)の工程を経ることで互いに近接した状態に並べられている複数の小片(図1(a)の10A乃至10D参照)の第1の面(面を揃えられた側と反対側の面)上に、当該状態を維持したまま、III族窒化物半導体で構成される裏打ち層(図1(b)の20参照)を積層する。
裏打ち層を形成する手段としては、気相エピタキシャル成長法、ナトリウムフラックス液相成長法、アモノサーマル成長法、スパッタ法、分子線エピタキシャル成長法、MOVPE法などを利用することができる。裏打ち層の厚さは、1μm以上5mm以下、好ましくは100μm以上800μm以下とすることができる。
なお、第1の面上にIII族窒化物半導体の層を形成する処理は、400℃以上800℃以下の温度条件で行われてもよい。本発明者は、このような温度条件でIII族窒化物半導体の層を形成した場合、多結晶のIII族窒化物半導体の層が形成されやすくなるが、III族窒化物半導体の層の形成速度が速くなることを確認している。すなわち、当該手段を用いることで、III族窒化物半導体基板10の生産効率が向上する。
また、第1の面上にIII族窒化物半導体の層を形成する処理の前、すなわち裏打ち層を形成する工程の前に、第1の面に対して、算術平均粗さ(Ra)が0.01μm以上、好ましくは0.1μm以上となるよう表面処理を行ってもよい。このような工程を有する場合、裏打ち層は、算術平均粗さ(Ra)が0.01μm以上、好ましくは0.1μm以上である第1の面上に、形成されることとなる。本発明者はこのようにした場合、多結晶のIII族窒化物半導体の層が形成されやすくなるが、III族窒化物半導体の層の形成速度が速くなることを確認している。すなわち、当該手段を用いることで、III族窒化物半導体基板10の生産効率が向上する。上記表面処理は、上記(1)の工程の前に行われてもよいし、後に行われてもよい。
算術平均粗さ(Ra)が0.01μm以上、好ましくは0.1μm以上となるような表面処理の具体的手段としては、例えば、ダイヤモンドやアルミナ、SiC等を用いたラップ研磨や、シリカ等を用いたCMP、またはスライス、サンドブラスト、研削、エッチング等を採用することができる。
なお、上記(2)の工程の後、III族窒化物半導体で構成される基板の平面形状が円形になるように、例えば円筒研削機を用いて円筒加工を行ってもよい。
以上説明した本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法によれば、従来廃棄されていた小片を有効利用することができるので、III族窒化物半導体で構成される自立基板の生産部留まりを改善することができ、結果、コスト面において優れた効果を奏する。また、複数の小片を結合してIII族窒化物半導体基板を製造するので、大型なIII族窒化物半導体基板を得ることができる。
次に、図3を用いて、本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法の他の一例について説明する。図3は、図1(b)に相当する図である。
当該製造方法は、厚さが異なる複数の小片を結合して1つのIII族窒化物半導体基板を製造する方法であって、複数の小片の厚さを揃える工程を含む点を特徴とする。
まず、図3(a)に示すように、上記(1)の工程と同様にして、複数の小片10A´、10C´および10D´を互いに近接した状態で並べる。例えば、複数の小片10A´、10C´および10D´が互いに近接した状態で、セラミック円盤上にワックス30を用いて接着保持させる。この時、基板小片層10´の第1の面(裏打ち層20を形成される面)がワックスと接するようにしてもよい。
次いで、基板小片層10´の第1の面と反対側の面を研磨することで、図3(b)の状態が得られる。なお、研磨の手段としては特段制限されないが、例えば、ダイヤモンドスラリーを用いたCMPであってもよい。
その後、ワックスの層30を除去し、次いで、上記(1)の工程および(2)の工程を経ることで、図3(c)に示すような、複数の小片10A、10Cおよび10Dを、裏打ち層20で結合したIII族窒化物半導体基板が得られる。なお、上記(2)の工程の後、III族窒化物半導体で構成される基板の平面形状が円形になるように、例えば円筒研削機を用いて円筒加工をおこなってもよい。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。なお、本発明は、以下で説明する実施例に限定されない。
<実施例1>
本実施例では、図4に示した構造の装置を用いたHVPE法により、貫通クラックに起因して2分割された2インチGaN基板の結合を行った。
<GaN基板>
直径2インチの円形で、(0001)Ga面および(000−1)N面を有するGaN基板であって、クラックにより2分割されたGaN基板を準備した。
<前処理>
上記GaN基板を研磨した。具体的には、まず、セラミック円盤上にワックスを用いてGaN基板を接着保持した。この際、分割前のGaN基板の形状が再現されるように2分割されたGaN基板を配列した状態で、接着保持した。また、片面ラッピング装置に鋳物定盤を取り付け、粒径10μm以上20μm以下のダイヤモンドスラリーを滴下した。
次いで、セラミック円盤上に保持したGaN基板を鋳物定盤上に装填した後、セラミック円盤上へ所定の錘を乗せ、面圧を100g/cmに調整した。そして、鋳物定盤を20rpmにて回転させ、1時間研磨を行った。当該処理をGa面およびN面両方に行い、Ra=0.1μm程度の研磨面を得た。
<裏打ち層形成>
次に、高純度ガリウムをHVPE装置の石英製Gaソースボートの中に充填し、Gaソースボートを石英製リアクター内の所定位置に配置した。なお、以下の説明において、ガスの供給量の単位としては、標準状態に換算した単位である「sccm」を使用する。
次に、N面が露出するようにして、2分割されたGaN基板をホルダーに固定した。この際、分割前のGaN基板の形状が再現されるように2分割されたGaN基板を配列した状態で配置、固定した。その後、このGaN基板を回転させた。
次いで、Nガスをリアクター内に供給してリアクター内の空気を置換した後、Nガスの供給を止め、Hガスに切り替え、Hガスを10000sccmでリアクター内に供給した。そして、ヒータによってリアクターを加熱した。ここでの加熱方法は、リアクターの外壁をヒータにより加熱するいわゆるホットウォール法を利用した。
次に、GaN基板が熱により分解しないよう、リアクター温度が400℃以上になったら、リアクター内にNHを2000sccmで供給した。そして、成長部リアクターの温度が1050℃、Gaソースボートの温度が800℃に達した後、Gaソースボート上に200sccmでHClガスを供給することでGaClを生成し、これをGaN基板のN面上に供給して、気相成長を開始した。
そして、気相成長から2時間後、Gaボートに供給していたHClを停止することで、気相成長を停止させた。また、ヒータを停止し、リアクター内を室温まで冷却した。この時、GaNの分解を抑制するため、成長部リアクター温度が400℃以下になるまで、2000sccmでGaN基板上にNHを供給した。
そして、リアクター温度が100℃以下になると、Hガスの供給を止めるとともに、Nガスをリアクター内に供給して、リアクター内のHガスをNガスで置換した。この時、Nガスを10000sccmで供給した。
置換完了後、GaN基板を取り出して観察すると、N面に多結晶GaN層(裏打ち層)が300μm程度の厚さで成長していた。そして、2分割されていたGaN基板は、この多結晶GaN層(裏打ち層)と接着することで、結合されていた。
<円筒加工>
次いで、裏打ち層が形成されたGaN基板に対して、円筒研削機による円筒加工を行った。まず、当該GaN基板をGaおよびN面の中心部で支持した後、この中心部を中心に50rpmで回転させた。そして、回転しているGaN基板に1000rpmで回転しているダイヤモンド砥石(♯200)を押し当て円筒加工を行った。
加工後、GaN基板を観察すると、平面形状が直径約2インチの円形になっていた。
<後処理>
次いで、円筒加工後のGaN基板を研磨した。具体的には、まず、セラミック円盤上にワックスを用いてGaN基板を接着保持した。また、片面ラッピング装置に鋳物定盤を取り付け、粒径1μm以上2μm以下のダイヤモンドスラリーを滴下した。
次いで、セラミック円盤上に保持したGaN基板を鋳物定盤上に装填した後、セラミック円盤上へ所定の錘を乗せ、面圧を200g/cmに調整した。そして、鋳物定盤を100rpmにて回転させ、1時間研磨を行った。当該処理をGa面およびN面両方に行い、Ra=0.5nm程度の研磨面を得た。
上記処理後、GaN基板を観察すると、2分割されていたGaN基板が裏打ち層により結合され、単一の、平面形状が直径約2インチの円形であるGaN基板となっていた。
<実施例2>
本実施例では、実施例1で行った「前処理」工程を行わなかった点以外は、実施例1と同様にした。
上記「裏打ち層形成」工程の後、GaN基板を観察すると、N面に多結晶GaN層(裏打ち層)が300μm程度の厚さで成長していた。そして、2分割されていたGaN基板は、この多結晶GaN層(裏打ち層)と接着することで、結合されていた。
また、「円筒加工」工程の後、GaN基板を観察すると、平面形状が直径約2インチの円形になっていた。
さらに、「後処理」工程の後、GaN基板を観察すると、2分割されていたGaN基板が裏打ち層により結合され、単一の、平面形状が直径約2インチの円形であるGaN基板となっていた。
<実施例3>
本実施例では、実施例1の「裏打ち層形成」工程における、「成長部リアクターの温度が1050℃、Gaソースボートの温度が800℃に達した後、Gaソースボート上に200sccmでHClガスを供給することでGaClを生成し、これをGaN基板上のGa面に供給して、気相成長を開始した。」処理を、「成長部リアクターの温度が800℃、Gaソースボートの温度が800℃に達した後、Gaソースボート上に200sccmでHClガスを供給することでGaClを生成し、これをGaN基板上のGa面に供給して、気相成長を開始した。」処理に変更した点以外は、実施例1と同様にした。
上記「裏打ち層形成」工程の後、GaN基板を観察すると、N面に多結晶GaN層(裏打ち層)が300μm程度の厚さで成長していた。そして、2分割されていたGaN基板は、この多結晶GaN層(裏打ち層)と接着することで、結合されていた。
また、「円筒加工」工程の後、GaN基板を観察すると、平面形状が直径約2インチの円形になっていた。
さらに、「後処理」工程の後、GaN基板を観察すると、2分割されていたGaN基板が裏打ち層により結合され、単一の、平面形状が直径約2インチの円形であるGaN基板となっていた。
<実施例4>
本実施例では、実施例1の「裏打ち層形成」工程における、「リアクター温度が400℃以上になったら、リアクター内にNHを2000sccmで供給した。そして、成長部リアクターの温度が1050℃、Gaソースボートの温度が800℃に達した後、Gaソースボート上に200sccmでHClガスを供給することでGaClを生成し、これをGaN基板上のGa面に供給して、気相成長を開始した。」処理を、「リアクター温度が400℃以上になったら、リアクター内にNHを10000sccmで供給した。そして、成長部リアクターの温度が1000℃、Gaソースボートの温度が800℃に達した後、Gaソースボート上に1500sccmでHClガスを供給することでGaClを生成し、これをGaN基板上のGa面に供給して、気相成長を開始した。」処理に変更した点以外は、実施例1と同様にした。
上記「裏打ち層形成」工程の後、GaN基板を観察すると、N面に多結晶GaN層(裏打ち層)が300μm程度の厚さで成長していた。そして、2分割されていたGaN基板は、この多結晶GaN層(裏打ち層)と接着することで、結合されていた。
また、「円筒加工」工程の後、GaN基板を観察すると、平面形状が直径約2インチの円形になっていた。
さらに、「後処理」工程の後、GaN基板を観察すると、2分割されていたGaN基板が裏打ち層により結合され、単一の、平面形状が直径約2インチの円形であるGaN基板となっていた。
上記実施例により、本発明によれば、大型なIII族窒化物半導体基板を得られることが示された。
なお、本発明者は、GaN基板以外のIII族窒化物半導体基板の小片を用いても、同様の作用効果が得られることを確認している。らに、HVPE法の他、上述の他の手段を用いて、III族窒化物半導体の層を形成した場合においても、同様の作用効果が得られることを確認している。
<実施形態2>
図5(a)は本実施形態のIII族窒化物半導体基板の平面概略図の一例であり、図5(b)は図5(a)のIII族窒化物半導体基板のイ−イの断面概略図である。
図5(a)および図5(b)に示すように、本実施形態のIII族窒化物半導体基板は、貫通ピット40(および/または貫通クラック)が形成されているIII族窒化物半導体基板50と、III族窒化物半導体基板50の第1の面に積層され、貫通ピット40(および/または貫通クラック)を塞ぐ裏打ち層20と、を有する。本実施形態のIII族窒化物半導体基板は、III族窒化物半導体基板50の露出面(裏打ち層20と接する面と反対側な面)上に、素子を形成していくことができる。
III族窒化物半導体基板50は、III族窒化物半導体で構成される基板である。III族窒化物半導体基板50の製造方法は特段制限されず、III族窒化物半導体で構成される自立基板を製造するあらゆる従来技術を利用することができる。このようなIII族窒化物半導体基板50には、表面から裏面まで貫通する貫通ピット40(および/または貫通クラック)が1つ以上形成されている。なお、III族窒化物半導体基板50の平面形状、大きさ等は設計的事項である。また、貫通ピット40(および/または貫通クラック)の数、大きさ、形状、位置等は図5(a)に示すものに限定されない。
裏打ち層20は、III族窒化物半導体で構成される。そして、裏打ち層20は、III族窒化物半導体基板50の第1の面に積層され、複数の貫通ピット40(および/または貫通クラック)を塞ぐ。
ここで、「貫通ピット40および/または貫通クラックを塞ぐ」の意味について説明する。本実施形態では、III族窒化物半導体基板50上に滴下した液体(例:レジスト液)が貫通ピット40および/または貫通クラックを介して漏れてしまったり、または、III族窒化物半導体基板50を真空吸着する際に不具合が生じたりする不都合を抑制することを目的として、貫通ピット40および/または貫通クラックを塞ぐ。よって、「貫通ピット40および/または貫通クラックを塞ぐ」とは、III族窒化物半導体基板50上に滴下した液体が、貫通ピット40および/または貫通クラックを介して裏面に漏れるのを抑制できる構成であってもよい。具体的には、「貫通ピット40および/または貫通クラックを塞ぐ」とは、半導体基板50をスピンコータ(商品名:ミカサ1H−DX2)にて100Pa以下で真空吸着後、半導体基板50上にレジスト液(商品名:東京応化PMER P−HM1300PM)を滴下し、当該滴下から120秒経過後、半導体基板50の裏面を観察した際、貫通ピット40および/または貫通クラックを介してレジスト液が裏面に到達していない状態にすることであってもよい。
なお、裏打ち層20は、貫通ピット40(および/または貫通クラック)の内部に侵入していてもよいし、侵入していなくてもよい。
また、裏打ち層20は、多結晶のIII族窒化物半導体および単結晶のIII族窒化物半導体いずれで構成されてもよいが、多結晶のIII族窒化物半導体で構成されるのが望ましい。裏打ち層20を多結晶のIII族窒化物半導体で構成すれば、単結晶のIII族窒化物半導体よりも多結晶のIII族窒化物半導体の方が形成し易いので、プロセス安定性に優れるほか、生産速度の点においても優れる。
以上説明した本実施形態のIII族窒化物半導体基板によれば、III族窒化物半導体基板に形成された貫通ピットおよび/または貫通クラックを塞ぐことができる。このため、本実施形態のIII族窒化物半導体基板上に素子を形成する際に、貫通ピットおよび/または貫通クラックに起因して、液漏れ(例:レジスト液)が生じたり、真空吸着に不具合が生じたりする不都合が生じることはない。
すなわち、本実施形態の半導体装置によれば、貫通ピットおよび/または貫通クラックが形成されたIII族窒化物半導体基板を廃棄することなく、使用することができるので、生産歩留まりを改善することができる。
また、貫通ピットおよび/または貫通クラック各々に対して材料を充填するなどの作業を行う必要がないので、作業性に優れる。
ここで、本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法は、実施形態1と同様にして実現できるので、ここでの説明は省略する。
10A、10B、10C、10D 小片
10A´、10C´、10D´ 小片
10 基板小片層
10´ 基板小片層
20 裏打ち層
30 ワックスの層
40 貫通ピットおよび/または貫通クラック
50 III族窒化物半導体基板

Claims (5)

  1. III族窒化物半導体(AlGa1−x−yInN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1))で構成される基板の小片が複数集まった基板小片層と、
    前記基板小片層の第1の面に積層され、複数の前記小片を結合する、III族窒化物半導体で構成される裏打ち層と、
    を有するIII族窒化物半導体基板。
  2. 請求項1に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記裏打ち層は、多結晶のIII族窒化物半導体で構成されるIII族窒化物半導体基板。
  3. III族窒化物半導体(AlGa1−x−yInN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1))で構成される基板の複数の小片を互いに近接した状態で並べる工程と、
    複数の前記小片で形成された層の第1の面上に、III族窒化物半導体で構成される裏打ち層を積層し、複数の前記小片を結合する工程と、
    を有するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
  4. 請求項3に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
    前記裏打ち層を積層する前に、前記第1の面に対して、算術平均粗さ(Ra)が0.01μm以上となるよう表面処理を行う工程、をさらに有するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
  5. 請求項3または4に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
    前記裏打ち層を積層する工程では、400℃以上800℃以下の温度条件でIII族窒化物半導体の層を形成するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
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