JP2012053097A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像形成部が寿命に達した場合又は寿命に近い場合であっても、情報が視認し易くなるように、情報を効率良く表示する画像形成装置を提供する。
【解決手段】各種の情報を表示する表示部54と、複数の画像形成部14(C),14(M),14(Y),14(K)の一括交換ができるように、複数の画像形成部が連結されて一体化された作像ユニット19と、画像形成部のそれぞれの使用量をカウントするカウント部52Cと、カウント部によってカウントされたカウント値が予め定められた閾値を超えている画像形成部が有る場合に、表示部に、作像ユニットの寿命情報を表示させる寿命表示制御部52Eとを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、上位装置から受信した印刷データに基づいて、画像を形成する画像形成装置に関し、特に、複数の色の画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、この種の画像形成装置として、例えば、電子写真方式の画像形成装置において、イメージドラムユニットの寿命(特に、イメージドラムユニットに組み込まれている感光ドラムの寿命)を検出し、イメージドラムユニットが寿命に達している場合又は寿命に近い場合に、表示部に、イメージドラムユニットの交換時期を表示して、ユーザにイメージドラムユニットの交換を促す装置があった(例えば、特許文献1参照)。
なお、「イメージドラムユニット」は、画像形成装置に対して、取り外し自在に装着される画像形成部である。「イメージドラムユニットが寿命に達している場合又は寿命に近い場合」とは、イメージドラムユニットの使用量が予め定められている閾値を超えている場合を意味する。イメージドラムユニットは、プロセスカートリッジと称される場合もある。画像形成装置の中には、複数の色の画像を形成できるように、複数のイメージドラムユニットを備えている装置もある。
特開2003−91218号公報
しかしながら、従来の画像形成装置は、複数の画像形成部(例えば、電子写真方式の画像形成装置ではイメージドラムユニット)を備えている場合で、かつ、複数の画像形成部が寿命に達している場合又は寿命に近い場合に、表示部に、該当するすべての画像形成部の交換時期を同時に表示する必要がある。そのため、この場合に、従来の画像形成装置は、比較的狭い画面上に、多くの情報を同時に表示することになり、これにより、情報が視認し難くなる、という課題があった。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、複数の画像形成部が寿命に達した場合又は寿命に近い場合であっても、情報が視認し易くなるように、情報を効率良く表示する画像形成装置を提供することを主な目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、上位装置から受信した印刷データに基づいて、画像を形成する画像形成装置であって、各種の情報を表示する表示部と、画像を形成するための複数の画像形成部の一括交換ができるように、当該複数の画像形成部が連結されて一体化された作像ユニットと、前記画像形成部のそれぞれの使用量をカウントするカウント部と、前記カウント部によってカウントされたカウント値が予め定められた閾値を超えている画像形成部が有る場合に、前記表示部に、前記作像ユニットの寿命に関する寿命情報を表示させる寿命表示制御部とを有する構成とする。
「カウント値が予め定められた閾値を超えている画像形成部が有る場合」とは、寿命に達した又は寿命に近い画像形成部が有ることを意味している。したがって、この画像形成装置は、使用量を表すカウント値が予め定められた閾値を超えている画像形成部が有る場合に、寿命に達した又は寿命に近い画像形成部が有ると見なして、寿命表示制御部が、作像ユニットの寿命情報を表示部に表示させて、ユーザに作像ユニットの交換を促す。その際に、この画像形成装置は、複数の画像形成部が一つの作像ユニットとして一体化されているため、表示部に、該当するすべての画像形成部の交換時期等を一括して表示することができる。そのため、この画像形成装置は、複数のイメージドラムユニットが寿命に達した場合又は寿命に近い場合であっても、情報が視認し易くなるように、情報を効率良く表示することができる。
本発明によれば、複数の画像形成部が寿命に達した場合又は寿命に近い場合であっても、情報が視認し易くなるように、情報を効率良く表示する画像形成装置を提供することができる。
実施形態1に係る画像形成装置の構成を示す図(1)である。 実施形態1に係る画像形成装置の構成を示す図(2)である。 実施形態1に係る画像形成装置の格納データの一例を示す図である。 実施形態1に係る画像形成装置の表示画面の一例を示す図(1)である。 実施形態1に係る画像形成装置の表示画面の一例を示す図(2)である。 実施形態1に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート(1)である。 実施形態1に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート(2)である。 実施形態2に係る画像形成装置の構成を示す図である。 実施形態2に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
[実施形態1]
<画像形成装置の構成>
以下、図1及び図2を参照して、本実施形態1に係る画像形成装置の構成につき説明する。なお、図1は、実施形態1に係る画像形成装置1の機構系の構成を示す図である。また、図2は、実施形態1に係る画像形成装置1の制御系の構成を示す図である。
本実施形態1に係る画像形成装置1は、電子写真方式の画像形成装置である。ここでは、画像形成装置1として、プリンタを想定して説明する。以下、画像形成装置1を「プリンタ1」と称する。
(画像形成装置の機構系の構成)
まず、プリンタ1の機構系の構成について説明する。
図1に示すように、プリンタ1は、作像ユニット19を有している。作像ユニット19は、複数のイメージドラムユニット14が一体化されたユニットである。
イメージドラムユニット14は、電子写真プロセスによって画像を形成するユニットである。イメージドラムユニット14は、特許請求の範囲に記載された「画像形成部」に相当する。ここでは、イメージドラムユニット14は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応して4つ設けられているものとして説明する。以下、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する構成要素を区別する場合に、各構成要素に与えられた符号の末尾に、英文字「(C)」、「(M)」、「(Y)」、「(K)」を付して説明する。
各イメージドラムユニット14(C),14(M),14(Y),14(K)は、それぞれ、使用されるトナーの色が異なる以外は同じ構成となっている。具体的には、各イメージドラムユニット14(C),14(M),14(Y),14(K)は、それぞれ、取り外し自在なトナーカートリッジ15と露光ユニット16とが個別に装着されている。また、各イメージドラムユニット14(C),14(M),14(Y),14(K)は、それぞれ、感光ドラム21、帯電ローラ22、トナー貯留室23、現像ローラ24、供給ローラ25、現像ブレード26、及び、クリーニングブレード27を備えている。
トナーカートリッジ15は、現像剤としてのトナーを収容する収容部である。トナーカートリッジ15は、イメージドラムユニット14のトナー貯留室23の上方に装着され、トナーをトナー貯留室23に供給する。
露光ユニット16は、印刷データ(記録データ)に基づいて感光ドラム21の表面を選択的に露光する露光手段である。露光ユニット16は、例えば、LEDヘッドによって構成されている。露光ユニット16は、帯電ローラ22と現像ローラ24との間で、感光ドラム21の周面と対向するように、感光ドラム21と平行に配置されている。
感光ドラム21は、静電潜像及びトナー像が表面に形成される像担持体である。感光ドラム21は、表面に電荷を貯えることができるように、感光体によって、円筒状に構成されている。
帯電ローラ22は、感光ドラム21の表面を一様に帯電する帯電手段である。帯電ローラ22は、クリーニングブレード27と露光ユニット16との間で、感光ドラム21の周面と対向するように、感光ドラム21と平行に配置されている。帯電ローラ22は、感光ドラム21に接触して、感光ドラム21の表面を一様に帯電させる。感光ドラム21は、帯電ローラ22によって表面が一様に帯電され、その後、露光ユニット16によって表面が選択的に露光されて、静電潜像が表面に形成される。
トナー貯留室23は、現像ローラ24に供給するトナーを貯留する貯留部である。トナー貯留室23は、トナーカートリッジ15が上方に装着され、トナーカートリッジ15からトナーの供給を受ける。トナー貯留室23は、現像ローラ24、供給ローラ25、及び、現像ブレード26が下方に配置されている。
現像ローラ24は、露光ユニット16によって感光ドラム21の表面に形成された静電潜像をトナーにより顕像化(現像)する部材である。現像ローラ24は、露光ユニット16と後記する転写ローラ28との間で、感光ドラム21の周面と対向するように、感光ドラム21と平行に配置されている。
供給ローラ25は、トナーを現像ローラ24に供給する部材である。供給ローラ25は、感光ドラム21と現像ブレード26との間で、現像ローラ24の周面と対向するように、現像ローラ24と平行に配置されている。
現像ブレード26は、現像ローラ24の表面に担持されたトナーの厚さが均一になるように、現像ローラ24に当接して、トナーの厚さを調整する部材である。現像ブレード26は、供給ローラ25と感光ドラム21との間で、現像ローラ24の周面と対向するように、現像ローラ24と平行に配置されている。
クリーニングブレード27は、感光ドラム21に当接して、感光ドラム21の表面上に残留する不要なトナーを掻き取る部材である。クリーニングブレード27は、後記する転写ローラ28と帯電ローラ22との間で、感光ドラム21の周面と対向するように、感光ドラム21と平行に配置されている。
各イメージドラムユニット14(C),14(M),14(Y),14(K)は、図示せぬ連結部材によって一体に連結されている。これにより、各イメージドラムユニット14(C),14(M),14(Y),14(K)は、作像ユニット19を構成している。なお、連結部材は、好ましくは、ユーザが任意に連結を解除できる構成になっているとよい。
プリンタ1は、作像ユニット19の上流に、給紙カセット11及びホッピングローラ12を有している。なお、ここでは、「上流」とは、記録媒体4の搬送方向における位置関係を表している。給紙カセット11は、記録媒体4を堆積した状態で収容する収容部である。ホッピングローラ12は、給紙カセット11から記録媒体4を1枚ずつ繰り出す部材である。ホッピングローラ12は、給紙カセット11の繰出口付近に設けられている。プリンタ1は、ホッピングローラ12によって給紙カセット11から記録媒体4を繰り出し、図示せぬ搬送ローラによって記録媒体4を媒体走行路13に沿って作像ユニット19に向けて搬送する。
また、プリンタ1は、作像ユニット19の下方に、転写ベルト17及び転写ローラ28を有している。転写ベルト17は、記録媒体4が作像ユニット19の各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)の下を走行するように、記録媒体4を搬送する搬送手段である。転写ローラ28は、感光ドラム21の表面に形成されたトナー像を、転写ベルト17によって搬送される記録媒体4の表面に転写する転写手段である。転写ローラ28は、現像ローラ24とクリーニングブレード27との間で、転写ベルト17を介して感光ドラム21の周面と対向するように、感光ドラム21と平行に配置されている。転写ローラ28は、記録媒体4が感光ドラム21との間を走行するときに、感光ドラム21の表面からトナー像を引き寄せて、トナー像を記録媒体4の表面に転写する。転写ローラ28は、各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)に対応して4つ設けられている。
さらに、プリンタ1は、作像ユニット19の下流に、定着ユニット18を有している。なお、ここでは、「下流」とは、記録媒体4の搬送方向における位置関係を表している。定着ユニット18は、記録媒体4の表面に転写されたトナー像を記録媒体4に定着させる定着手段である。定着ユニット18は、記録媒体4を加熱及び加圧して、記録媒体4の表面に転写されたトナー像を溶融させて、トナー像を記録媒体4に定着させる。
なお、プリンタ1は、図示せぬ筐体カバーの視認し易い場所に、表示部54(図2参照)を有している。表示部54は、各種の情報を表示する装置である。ここでは、表示部54として、LCD(液晶ディスプレイ;Liquid Crystal Display)を想定して説明する。表示部54は、例えば、作像ユニット19の寿命に関する情報(以下、「寿命情報」と称する)を表示する。
プリンタ1は、感光ドラム21を所定の回転速度で回転させながら、帯電ローラ22によって感光ドラム21の表面を一様に帯電させ、その後、印刷データに基づいて露光ユニット16によって感光ドラム21の表面を選択的に露光させる。このとき、感光ドラム21は、表面の電荷が選択的に除去されて、静電潜像が表面に形成される。
また、プリンタ1は、感光ドラム21を所定の回転速度で回転させながら、供給ローラ25によってトナーを現像ローラ24に供給し、さらに、現像ブレード26によって現像ローラ24の表面に担持されたトナーの厚さを調整する。
この後、プリンタ1は、現像ローラ24と感光ドラム21との電位差によって、現像ローラ24から感光ドラム21にトナーを供給する。これにより、感光ドラム21は、表面に形成された静電潜像がトナーによってトナー像として顕像化(現像)される。
プリンタ1は、記録媒体4が感光ドラム21と転写ローラ28との間を走行するように、転写ベルト17によって記録媒体4を定着ユニット18まで搬送する。このとき、プリンタ1は、記録媒体4の走行に合わせて、感光ドラム21の表面に顕像化されたトナー像とは逆極性の電圧を転写ローラ28に印加する。これにより、プリンタ1は、感光ドラム21の表面から転写ローラ28側にトナー像を引き寄せて、トナー像を記録媒体4の表面に転写する。
この後、プリンタ1は、定着ユニット18によって記録媒体4を加熱及び加圧して、記録媒体4の表面に転写されたトナー像を溶融させて、トナー像を記録媒体4に定着させる。
(画像形成装置の制御系の構成)
次に、プリンタ1の制御系の構成について説明する。
図2に示すように、プリンタ1は、通信回線3を介して、情報処理装置2と通信可能に接続されている。情報処理装置2は、印刷データをプリンタ1に送信する、プリンタ1の上位装置である。ここでは、情報処理装置2として、パーソナルコンピュータを想定して説明する。以下、情報処理装置2を「パーソナルコンピュータ2」と称する。通信回線3は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワーク、USB、IEEE1284、シリアルインタフェース、その他の中から適宜選択することができる。ここでは、通信回線3として、LANを想定して説明する。
パーソナルコンピュータ2は、通信回線3を介して、印刷データや、状態確認データ、装置設定データ等をプリンタ1に送信する。プリンタ1は、例えばパーソナルコンピュータ2から印刷データを受信した場合に、受信された印刷データに基づいて画像を印刷する。
プリンタ1は、インタフェース部51、CPU52、及び、不揮発性メモリ53を有している。インタフェース部51は、通信回線3との間で、印刷データを含む各種のデータを送受信する通信手段である。CPU52は、各種の演算を実行する演算手段である。不揮発性メモリ53は、各種のデータを格納する格納手段である。
CPU52は、画像処理部52A、印刷制御部52B、カウント部52C、寿命カウント値比較部52D、及び、寿命表示制御部52Eとして機能する。CPU52は、図示せぬROMに格納された制御プログラムを実行することにより、これらの各機能を実現する。
画像処理部52Aは、印刷データを編集し、展開(ラスタライズ)して、ドットパタン化されたラスタデータを生成する機能手段である。なお、「編集」とは、描画内容を中間言語に変換する処理を意味している。また、「展開(ラスタライズ)」とは、中間言語に変換された描画内容をドットパタンに変換する処理を意味している。
印刷制御部52Bは、画像を記録媒体4に印刷するために、ホッピングローラ12、イメージドラムユニット14、露光ユニット16、転写ベルト17、定着ユニット18等の機構系の各部の動作を制御する機能手段である。印刷制御部52Bは、各色に対応するカウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)と接続されている。
カウント部52Cは、感光ドラム21のドラム回転カウント値RC(図3参照)をカウントし、カウントされたドラム回転カウント値RCを不揮発性メモリ53に格納する機能手段である。なお、図3は、実施形態1に係る画像形成装置の格納データの一例を示す図である。図3は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の色毎に、ドラム回転カウント値RCが不揮発性メモリ53に格納されることを示している。なお、「ドラム回転カウント値RC」は、印刷が実行される度にカウントされた、感光ドラム21の累積回転数を意味している。
各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)は、それぞれ、印刷制御部52B、寿命表示制御部52E、及び、不揮発性メモリ53に接続されている。カウント部52Cは、印刷が実行されると、不揮発性メモリ53に格納されているドラム回転カウント値RCを、印刷前の値から印刷後の値に更新して、不揮発性メモリ53に格納する。以下、印刷前のドラム回転カウント値RCを「印刷前ドラム回転カウント値RC1(図示せず)」と称する。また、印刷後のドラム回転カウント値RCを「印刷後ドラム回転カウント値RC2(図示せず)」と称する。
なお、カウント部52Cは、各色に対応して4つ設けられている。また、ドラム回転カウント値RCは、各色に対応して「RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)」の4種類存在する。同様に、印刷前ドラム回転カウント値RC1も、「RC1(C),RC1(M),RC1(Y),RC1(K)」の4種類存在し、さらに、印刷後ドラム回転カウント値RC2も、「RC2(C),RC2(M),RC2(Y),RC2(K)」の4種類存在する。
寿命カウント値比較部52Dは、各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)のドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)の中で、値が最も大きいドラム回転カウント値(以下、「最大ドラム回転カウント値RCmax(図示せず)」と称する)を特定する機能手段である。
寿命表示部制御部52Eは、表示部54に、作像ユニット19の寿命情報を表示させる機能手段である。寿命表示部制御部52Eは、作像ユニット19が寿命に達しているか否かを、また、作像ユニット19が寿命に近いか否かを判定し、作像ユニット19が寿命に達している場合、又は、作像ユニット19が寿命に近い場合に、表示部54に、作像ユニット19の寿命情報を表示させる。
各機能手段は、印刷時に、以下のように処理を実行する。
まず、プリンタ1は、パーソナルコンピュータ2から印刷データを受信すると、画像処理部52Aが、印刷データを編集し、展開(ラスタライズ)して、ドットパタン化されたラスタデータを生成する。
画像処理部52Aがラスタデータを生成すると、次に、印刷制御部52Bが、ホッピングローラ12、イメージドラムユニット14、露光ユニット16、転写ベルト17、定着ユニット18等の動作を制御して、画像を記録媒体4に印刷する。
印刷制御部52Bは、各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)の回転数RN(C),RN(M),RN(Y),RN(K)(図示せず)を監視しており、印刷を実行すると、その印刷で回転された各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)の回転数RN(C),RN(M),RN(Y),RN(K)を各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)に出力する。
各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)は、事前に、不揮発性メモリ53から各色に対応する印刷前ドラム回転カウント値RC1(C),RC1(M),RC1(Y),RC1(K)を読み出している。
各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)は、印刷が実行された結果、印刷制御部52Bから印刷で回転された各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)の回転数RN(C),RN(M),RN(Y),RN(K)が入力されると、入力された回転数RN(C),RN(M),RN(Y),RN(K)を、それぞれに対応する印刷前ドラム回転カウント値RC1(C),RC1(M),RC1(Y),RC1(K)に加算して、印刷後ドラム回転カウント値RC2(C),RC2(M),RC2(Y),RC2(K)を算出する。すなわち、カウント部52Cは、「RN+RC1」を演算することによって、印刷後ドラム回転カウント値RC2を算出する。
そして、各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)は、不揮発性メモリ53に格納されている各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)のドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)(図3参照)を、印刷前の値である印刷前ドラム回転カウント値RC1(C),RC1(M),RC1(Y),RC1(K)から印刷後の値である印刷後ドラム回転カウント値RC2(C),RC2(M),RC2(Y),RC2(K)に更新して、不揮発性メモリ53に格納する。
この後、寿命表示部制御部52Eが、所定のタイミングで、ドラム回転カウント値RCの出力要求を各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)に出力する。
各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)は、寿命表示制御部52Eからドラム回転カウント値RCの出力要求が入力されると、これに応答して、不揮発性メモリ53から各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)のドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)(図3参照)を読み出して、各ドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)を寿命表示制御部52Eに出力する。
寿命表示部制御部52Eは、ドラム回転カウント値RCの出力要求の応答結果として、各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)から各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)のドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)を取得する。
寿命表示部制御部52Eは、各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)から各ドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)を取得すると、前記した最大ドラム回転カウント値RCmax(すなわち、値が最も大きいドラム回転カウント値RC)を特定させる指示(以下、「最大ドラム回転カウント値RCmaxの特定指示」と称する)を寿命カウント値比較部52Dに出力する。この最大ドラム回転カウント値RCmaxの特定指示には、各ドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)が含まれている。
寿命カウント値比較部52Dは、寿命表示部制御部52Eから最大ドラム回転カウント値RCmaxの特定指示が入力されると、最大ドラム回転カウント値RCmaxの特定指示に含まれている各ドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)を比較して、最大ドラム回転カウント値RCmaxを特定する。
寿命カウント値比較部52Dは、最大ドラム回転カウント値RCmaxを特定すると、特定された最大ドラム回転カウント値RCmaxを寿命表示制御部52Eに出力する。なお、このとき、寿命カウント値比較部52Dは、最大ドラム回転カウント値RCmaxに加え、その最大ドラム回転カウント値RCmaxに対応する感光ドラム21の識別情報を寿命表示制御部52Eに出力するようにしてもよい。
寿命表示制御部52Eは、最大ドラム回転カウント値RCmaxの特定指示の応答結果として、寿命カウント値比較部52Dから最大ドラム回転カウント値RCmaxを取得する。寿命表示制御部52Eは、最大ドラム回転カウント値RCmaxを取得すると、取得された最大ドラム回転カウント値RCmaxと、予め定められている寿命値L1(図示せず)及びニア寿命値L2(図示せず)とを比較し、最大ドラム回転カウント値RCmaxが寿命値L1又はニア寿命値L2を超えているか否かを判定する。
なお、「寿命値L1」は、イメージドラムユニット14(厳密には、イメージドラムユニット14に組み込まれている感光ドラム21)が寿命に達していることを検出するために予め定められた閾値である。また、「ニア寿命値L2」は、イメージドラムユニット14(厳密には、イメージドラムユニット14に組み込まれている感光ドラム21)が寿命に近いことを検出するために予め定められた閾値である。「ニア寿命値L2」は、「寿命値L1」よりも低い値になっている。「寿命値L1」及び「ニア寿命値L2」は、それぞれ、不揮発性メモリ53に予め格納されている。
寿命表示制御部52Eは、最大ドラム回転カウント値RCmaxが寿命値L1を超えている場合に、寿命に達したイメージドラムユニット14が有ると判定する。この場合に、寿命表示制御部52Eは、作像ユニット19が寿命に達していると見なして、表示部54に、作像ユニット19の寿命情報として、作像ユニット19の感光ドラム21が寿命に達していることを表すメッセージを含む画面(以下、「ドラム寿命報知画面54A(図4A参照)」と称する)を表示させる。
また、寿命表示制御部52Eは、最大ドラム回転カウント値RCmaxがニア寿命値L2を超えている場合に、寿命に近いイメージドラムユニット14が有ると判定する。この場合に、寿命表示制御部52Eは、作像ユニット19が寿命に近いと見なして、表示部54に、作像ユニット19の寿命情報として、作像ユニット19の感光ドラム21が寿命に近いことを表すメッセージを含む画面(以下、「ドラムニア寿命報知画面54B(図4B参照)」と称する)を表示させる。
なお、図4A及び図4Bは、それぞれ、実施形態1に係る画像形成装置の表示画面の一例を示す図である。図4Aは、ドラム寿命報知画面54Aの一例を示している。図4Bは、ドラムニア寿命報知画面54Bの一例を示している。
<画像形成装置の動作>
以下、図5及び図6を参照して、プリンタ1の動作につき説明する。なお、図5及び図6は、それぞれ、実施形態1に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。図5は、プリンタ1の全体の動作フローを示しており、図6は、図5に示すS140の寿命報知処理の詳細な動作フローを示している。
プリンタ1は、電源が投入されることにより、図5に示す一連の処理を開始し、電源が切断されることにより、図5に示す一連の処理を終了する。
プリンタ1は、電源が投入されると、図5に示すように、まず、画像処理部52Aが、通信回線3を介してパーソナルコンピュータ2から印刷データを受信したか否かを判定し(S105)、パーソナルコンピュータ2から印刷データが受信されるのを待つ。
S105の判定で、パーソナルコンピュータ2から印刷データが受信されたと判定された場合(“Yes”の場合)に、画像処理部52Aは、印刷データを編集し(S110)、展開(ラスタライズ)して、ドットパタン化されたラスタデータを生成する。そして、画像処理部52Aは、生成されたラスタデータを不揮発性メモリ53に格納して、ラスタデータの不揮発性メモリ53への格納を通知する通知信号を印刷制御部52Bに出力する。
一方、S105の判定で、パーソナルコンピュータ2から印刷データが受信されていないと判定された場合(“No”の場合)に、画像処理部52Aは、S105の判定でパーソナルコンピュータ2から印刷データが受信されたと判定されるか、何らかの割り込み処理が発生するまで、S105の判定処理を繰り返す。
印刷制御部52Bは、画像処理部52Aから通知信号が入力されると、不揮発性メモリ53からラスタデータを読み出し、ホッピングローラ12や、露光ユニット16、転写ベルト17、定着ユニット18、作像ユニット19等の機構系の各部の動作を制御して、ラスタデータの印刷を実行する(S115)。
印刷制御部52Bは、印刷を実行すると、その印刷で回転された各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)の回転数RN(C),RN(M),RN(Y),RN(K)(図示せず)を、それぞれに対応する各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)に出力する(S120)。
各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)は、それぞれ、印刷制御部52Bから各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)の回転数RN(C),RN(M),RN(Y),RN(K)が入力されると、不揮発性メモリ53から各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)のドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)(図3参照)を取得する(S125)。このS125で取得されたドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)は、それぞれ、前記した印刷前ドラム回転カウント値RC1(C),RC1(M),RC1(Y),RC1(K)(図示せず)に相当する。
S125の後、各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)は、S120で印刷制御部52Bから入力された各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)の回転数RN(C),RN(M),RN(Y),RN(K)を、S125で取得された各感光ドラム21(C),21(M),21(Y),21(K)のドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)(すなわち、印刷前ドラム回転カウント値RC1(C),RC1(M),RC1(Y),RC1(K))に加算して(S130)、前記した印刷後ドラム回転カウント値RC2(C),RC2(M),RC2(Y),RC2(K)(図示せず)を算出する。
S130の後、各カウント部52C(C),52C(M),52C(Y),52C(K)は、算出された印刷後ドラム回転カウント値RC2(C),RC2(M),RC2(Y),RC2(K)を、更新後のドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)として、不揮発性メモリ53に格納する(S135)。
S135の後、寿命表示制御部52E及び寿命カウント値比較部52Dが、寿命報知処理を実行する(S140)。この後、処理は、S105に戻る。その結果、プリンタ1は、S105以降の処理を繰り返す。
以下、図6を参照して、S140の寿命報知処理の詳細につき説明する。
まず、寿命表示制御部52Eは、シアンの感光ドラム21(C)のドラム回転カウント値RC(C)の出力要求を、シアンのカウント部52C(C)に出力する。カウント部52C(C)は、寿命表示制御部52Eからドラム回転カウント値RC(C)の出力要求が入力されると、これに応答して、不揮発性メモリ53からドラム回転カウント値RC(C)を読み出し、読み出されたドラム回転カウント値RC(C)を寿命表示制御部52Eに出力する。これにより、寿命表示制御部52Eは、不揮発性メモリ53からシアンの感光ドラム21(C)のドラム回転カウント値RC(C)を取得する(S205)。
次に、寿命表示制御部52Eは、マゼンタの感光ドラム21(M)のドラム回転カウント値RC(M)の出力要求を、マゼンタのカウント部52C(M)に出力する。カウント部52C(M)は、寿命表示制御部52Eからドラム回転カウント値RC(M)の出力要求が入力されると、これに応答して、不揮発性メモリ53からドラム回転カウント値RC(M)を読み出し、読み出されたドラム回転カウント値RC(M)を寿命表示制御部52Eに出力する。これにより、寿命表示制御部52Eは、不揮発性メモリ53からマゼンタの感光ドラム21(M)のドラム回転カウント値RC(M)を取得する(S210)。
次に、寿命表示制御部52Eは、イエローの感光ドラム21(Y)のドラム回転カウント値RC(Y)の出力要求を、イエローのカウント部52C(Y)に出力する。カウント部52C(Y)は、寿命表示制御部52Eからドラム回転カウント値RC(Y)の出力要求が入力されると、これに応答して、不揮発性メモリ53からドラム回転カウント値RC(Y)を読み出し、読み出されたドラム回転カウント値RC(Y)を寿命表示制御部52Eに出力する。これにより、寿命表示制御部52Eは、不揮発性メモリ53からイエローの感光ドラム21(Y)のドラム回転カウント値RC(Y)を取得する(S215)。
次に、寿命表示制御部52Eは、ブラックの感光ドラム21(K)のドラム回転カウント値RC(K)の出力要求を、ブラックのカウント部52C(K)に出力する。カウント部52C(K)は、寿命表示制御部52Eからドラム回転カウント値RC(K)の出力要求が入力されると、これに応答して、不揮発性メモリ53からドラム回転カウント値RC(K)を読み出し、読み出されたドラム回転カウント値RC(K)を寿命表示制御部52Eに出力する。これにより、寿命表示制御部52Eは、不揮発性メモリ53からブラックの感光ドラム21(K)のドラム回転カウント値RC(K)を取得する(S220)。
S220の後、寿命表示制御部52Eは、最大ドラム回転カウント値RCmaxの特定指示を寿命カウント値比較部52Dに出力する。この最大ドラム回転カウント値RCmaxの特定指示には、各ドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)が含まれている。寿命カウント値比較部52Dは、寿命表示制御部52Eから最大ドラム回転カウント値RCmaxの特定指示が入力されると、これに応答して、入力された最大ドラム回転カウント値RCmaxの特定指示から各ドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)を抽出して、それぞれを比較することによって、値が最も大きい最大ドラム回転カウント値RCmaxを特定し、特定された最大ドラム回転カウント値RCmaxを寿命表示制御部52Eに出力する。これにより、寿命表示制御部52Eは、値が最も大きい最大ドラム回転カウント値RCmaxを取得する(S225)。
次に、寿命表示制御部52Eは、不揮発性メモリ53から前記した寿命値L1(図示せず)を読み出し、S225で取得された最大ドラム回転カウント値RCmaxと寿命値L1とを比較して、最大ドラム回転カウント値RCmaxが寿命値L1を超えているか否かを判定する(S230)。
S230の判定で、最大ドラム回転カウント値RCmaxが寿命値L1を超えていると判定された場合(“Yes”の場合)に、処理は、S235に進む。この場合に、寿命表示制御部52Eは、表示部54に、例えば図4Aに示すドラム寿命報知画面54Aを表示させて、作像ユニット19が寿命に達していることをユーザに報知する(S235)。これにより、一連の処理が終了する。
一方、S230の判定で、最大ドラム回転カウント値RCmaxが寿命値L1を超えていないと判定された場合(“No”の場合)に、処理は、S240に進む。この場合に、寿命表示制御部52Eは、不揮発性メモリ53から前記したニア寿命値L2(図示せず)を読み出し、S225で取得された最大ドラム回転カウント値RCmaxとニア寿命値L2とを比較して、最大ドラム回転カウント値RCmaxがニア寿命値L2を超えているか否かを判定する(S240)。
S240の判定で、最大ドラム回転カウント値RCmaxがニア寿命値L2を超えていると判定された場合(“Yes”の場合)に、処理は、S245に進む。この場合に、寿命表示制御部52Eは、表示部54に、例えば図4Bに示すドラムニア寿命報知画面54Bを表示させて、作像ユニット19が寿命に近いことをユーザに報知する(S245)。これにより、一連の処理が終了する。
一方、S240の判定で、最大ドラム回転カウント値RCmaxがニア寿命値L2を超えていないと判定された場合(“No”の場合)に、寿命表示制御部52Eは、表示部54に、何も表示させずに、処理を終了する。
このように、プリンタ1は、最大ドラム回転カウント値RCmaxが寿命値L1に達しているか否かを、また、最大ドラム回転カウント値RCmaxがニア寿命値L2に達しているか否かを判定することにより、作像ユニット19の交換時期を判定する。
そのため、プリンタ1は、複数のイメージドラムユニット14が寿命に達した場合又は寿命に近い場合に、該当するすべてのイメージドラムユニット14の交換時期を1つの作像ユニット19の交換時期として統合して表示することができる。
その結果、このプリンタ1は、複数のイメージドラムユニット14が寿命に達した場合又は寿命に近い場合であっても、情報が視認し易くなるように、情報を効率良く表示することができる。
また、このプリンタ1は、複数のイメージドラムユニット14が寿命に達した場合又は寿命に近い場合に、すべてのイメージドラムユニット14を作像ユニット19として一括して交換することができる。
以上の通り、本実施形態1に係るプリンタ1によれば、例えば、ドラム寿命報知画面54A(図4A参照)やドラムニア寿命報知画面54B(図4B参照)のように、表示部54に、複数のイメージドラムユニット14(C),14(M),14(Y),14(K)の交換時期を表すメッセージを、作像ユニット19の交換時期を表すメッセージとして、一括して表示するため、複数のイメージドラムユニット14が寿命に達した場合又は寿命に近い場合であっても、情報が視認し易くなるように、情報を効率良く表示することができる。
また、プリンタ1によれば、複数のイメージドラムユニット14が寿命に達している場合又は寿命に近い場合に、すべてのイメージドラムユニット14を作像ユニット19として一括して交換することができる。
[実施形態2]
<画像形成装置の構成>
以下、図7を参照して、本実施形態2に係るプリンタ1aの構成につき説明する。なお、図7は、実施形態2に係る画像形成装置1aの機構系の構成を示す図である。
図7に示すように、本実施形態2に係るプリンタ1aの構成は、実施形態1に係るプリンタ1の構成と比較すると、寿命カウント値比較部52D(図2参照)の代わりに、寿命カウント平均値算出部52dを有している点で相違しており、その他の点で同じになっている。
寿命カウント平均値算出部52dは、各ドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)の平均値RCav(図示せず)を算出する機能手段である。
寿命カウント平均値算出部52dは、寿命表示制御部52Eと接続されており、寿命表示制御部52Eから平均値RCavを算出させる指示(以下、「ドラム回転カウント値の平均値RCavの算出指示」と称する)が入力される。この平均値RCavの算出指示には、各ドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)が含まれている。
寿命カウント平均値算出部52dは、寿命表示制御部52Eからドラム回転カウント値の平均値RCavの算出指示が入力されると、ドラム回転カウント値の平均値RCavの算出指示に含まれている各ドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)に基づいて、各ドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)の平均値RCavを算出する。
<画像形成装置の動作>
以下、本実施形態2に係るプリンタ1aの動作につき説明する。ここでは、プリンタ1aの実施形態1に係るプリンタ1と相違する動作を重点的に説明し、プリンタ1aの実施形態1に係るプリンタ1と同様の動作(図5及び図6参照)については、前記した実施形態1に係るプリンタ1の動作を本実施形態2に係るプリンタ1aに読み替えるものとして、詳細な説明を省略する。
本実施形態2に係るプリンタ1aの動作は、実施形態1に係るプリンタ1の動作と比較すると、図5及び図6に示すS140の寿命報知処理の代わりに、図8に示すS140aの寿命報知処理を実行する点で相違しており、その他の点で同じになっている。なお、図8は、実施形態2に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。図8は、図5及び図6に示すS140の寿命報知処理に代わる、S140aの寿命報知処理の詳細な動作フローを示している。
本実施形態2に係るS140aの寿命報知処理は、実施形態1に係るS140の寿命報知処理と比較すると、S225、S230、及び、S240の処理が、それぞれ、以下に説明するS225a、S230a、及び、S240aの処理に代わっている点で相違しており、その他の点で同じになっている。以下、S140aの処理について説明する。
図8に示すように、S140aでは、本実施形態2に係るプリンタ1aは、実施形態1と同様に、寿命表示制御部52Eが、S205〜S220の処理(「不揮発性メモリからシアンのカウント値を取得」〜「不揮発性メモリからブラックのカウント値を取得」の処理)を実行する。
S220の後、寿命表示制御部52Eは、ドラム回転カウント値の平均値RCavの算出指示を寿命カウント平均値算出部52dに出力する。このドラム回転カウント値の平均値RCavの算出指示には、各ドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)が含まれている。寿命カウント平均値算出部52dは、寿命表示制御部52Eからドラム回転カウント値の平均値RCavの算出指示が入力されると、これに応答して、入力されたドラム回転カウント値の平均値RCavの算出指示から各ドラム回転カウント値RC(C),RC(M),RC(Y),RC(K)を抽出し、さらに、「((RC(C)+RC(M)+RC(Y)+RC(K))/4)」を演算することによって、ドラム回転カウント値の平均値RCavを算出し、算出されたドラム回転カウント値の平均値RCavを寿命表示制御部52Eに出力する。これにより、寿命表示制御部52Eは、ドラム回転カウント値の平均値RCavを取得する(S225a)。
次に、寿命表示制御部52Eは、不揮発性メモリ53から前記した寿命値L1(図示せず)を読み出し、S225aで取得されたドラム回転カウント値の平均値RCavと寿命値L1とを比較して、ドラム回転カウント値の平均値RCavが寿命値L1を超えているか否かを判定する(S230a)。
S230aの判定で、ドラム回転カウント値の平均値RCavが寿命値L1を超えていると判定された場合(“Yes”の場合)に、処理は、S235に進む。この場合に、寿命表示制御部52Eは、実施形態1と同様に、表示部54に、例えば図4Aに示すドラム寿命報知画面54Aを表示させて、作像ユニット19が寿命に達していることをユーザに報知する(S235)。これにより、一連の処理が終了する。
一方、S230aの判定で、ドラム回転カウント値の平均値RCavが寿命値L1を超えていないと判定された場合(“No”の場合)に、処理は、S240aに進む。この場合に、寿命表示制御部52Eは、不揮発性メモリ53から前記したニア寿命値L2(図示せず)を読み出し、S225aで取得されたドラム回転カウント値の平均値RCavとニア寿命値L2とを比較して、ドラム回転カウント値の平均値RCavがニア寿命値L2を超えているか否かを判定する(S240a)。
S240aの判定で、ドラム回転カウント値の平均値RCavがニア寿命値L2を超えていると判定された場合(“Yes”の場合)に、処理は、S245に進む。この場合に、寿命表示制御部52Eは、実施形態1と同様に、表示部54に、例えば図4Bに示すドラムニア寿命報知画面54Bを表示させて、作像ユニット19が寿命に近いことをユーザに報知する(S245)。これにより、一連の処理が終了する。
一方、S240aの判定で、ドラム回転カウント値の平均値RCavがニア寿命値L2を超えていないと判定された場合(“No”の場合)に、寿命表示制御部52Eは、実施形態1と同様に、表示部54に、何も表示させずに、処理を終了する。
このように、プリンタ1aは、ドラム回転カウント値の平均値RCavが寿命値L1に達しているか否かを、また、ドラム回転カウント値の平均値RCavがニア寿命値L2に達しているか否かを判定することにより、作像ユニット19の交換時期を判定する。
そのため、プリンタ1aは、複数のイメージドラムユニット14が寿命に達した場合又は寿命に近い場合に、該当するすべてのイメージドラムユニット14の交換時期を1つの作像ユニット19の交換時期として統合して表示することができる。
その結果、このプリンタ1aは、実施形態1に係るプリンタ1と同様に、複数のイメージドラムユニット14が寿命に達した場合又は寿命に近い場合であっても、情報が視認し易くなるように、情報を効率良く表示することができる。
また、このプリンタ1aは、実施形態1に係るプリンタ1と同様に、複数のイメージドラムユニット14が寿命に達した場合又は寿命に近い場合に、すべてのイメージドラムユニット14を作像ユニット19として一括して交換することができる。
以上の通り、本実施形態2に係るプリンタ1aによれば、実施形態1に係るプリンタ1と同様に、例えば、ドラム寿命報知画面54A(図4A参照)やドラムニア寿命報知画面54B(図4B参照)のように、表示部54に、複数のイメージドラムユニット14(C),14(M),14(Y),14(K)の交換時期を表すメッセージを、作像ユニット19の交換時期を表すメッセージとして、一括して表示するため、複数のイメージドラムユニット14が寿命に達した場合又は寿命に近い場合であっても、情報が視認し易くなるように、情報を効率良く表示することができる。
また、プリンタ1aによれば、実施形態1に係るプリンタ1と同様に、複数のイメージドラムユニット14が寿命に達した場合又は寿命に近い場合に、すべてのイメージドラムユニット14を作像ユニット19として一括して交換することができる。
さらに、プリンタ1aによれば、ドラム回転カウント値の平均値RCavに基づいて、メッセージ(例えば、ドラム寿命報知画面54A(図4A参照)やドラムニア寿命報知画面54B(図4B参照)等)を表示するため、実施形態1に係るプリンタ1よりも、イメージドラムユニット14を長期間使用することができる。
本発明は、前記した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。
例えば、本発明は、プリンタに限らず、ファクシミリ装置、複写機、MFP等の画像形成装置に用いることができる。なお、「MFP」とは、Multi Function Peripheralの略称で、プリンタにファクシミリ機能やスキャナ機能、コピー機能等を付加した装置である。
1,1a 画像形成装置(プリンタ)
2 情報処理装置(パーソナルコンピュータ)
3 通信回線
4 記録媒体
11 給紙カセット
12 ホッピングローラ
13 媒体走行路
14(C,M,Y,K) イメージドラムユニット(画像形成部)
15(C,M,Y,K) トナーカートリッジ
16(C,M,Y,K) 露光ユニット(LEDヘッド)
17 転写ベルト
18 定着ユニット
19 作像ユニット
21(C,M,Y,K) 感光ドラム
22(C,M,Y,K) 帯電ローラ
24(C,M,Y,K) 現像ローラ
25(C,M,Y,K) 供給ローラ
26(C,M,Y,K) 現像ブレード
27(C,M,Y,K) クリーニングブレード
51 インタフェース部
52 CPU
52A 画像処理部
52B 印刷制御部
52C(C,M,Y,K) カウント部
52D 寿命カウント値比較部
52E 寿命表示制御部
52d 寿命カウント平均値算出部
53 不揮発性メモリ
54 表示部(LCD)

Claims (5)

  1. 上位装置から受信した印刷データに基づいて、画像を形成する画像形成装置において、
    各種の情報を表示する表示部と、
    画像を形成するための複数の画像形成部の一括交換ができるように、当該複数の画像形成部が連結されて一体化された作像ユニットと、
    前記画像形成部のそれぞれの使用量をカウントするカウント部と、
    前記カウント部によってカウントされたカウント値が予め定められた閾値を超えている画像形成部が有る場合に、前記表示部に、前記作像ユニットの寿命に関する寿命情報を表示させる寿命表示制御部とを有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記寿命表示制御部は、前記カウント部によってカウントされたすべての前記画像形成部のカウント値の中で、最大のカウント値が前記閾値を超えている場合に、前記表示部に、前記寿命情報を表示させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記寿命表示制御部は、前記カウント部によってカウントされたすべての前記画像形成部のカウント値の平均値が前記閾値を超えている場合に、前記表示部に、前記寿命情報を表示させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記閾値は、前記画像形成部が寿命に達していることを検出するために予め定められた寿命値であり、
    前記寿命表示制御部は、前記寿命情報として、前記作像ユニットが寿命に達していることを表す情報を、前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記閾値は、前記画像形成部が寿命に近いことを検出するために予め定められた、前記寿命値よりも値が低いニア寿命値であり、
    前記寿命表示制御部は、前記寿命情報として、前記作像ユニットが寿命に近いことを表す情報を、前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
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