JP2012052738A - 乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥用空気などを下方の開口から噴出させて被乾燥物を乾燥する場合に、乾燥能力を向上させて効果的に乾燥を行なうことのできる乾燥装置を提供する。
【解決手段】送風機から送られてきた乾燥用空気を略箱形状に形成された空気貯留部材11の一端側の開口6を介してこの空気貯留部材11の内部に導入し、導入された空気を他端側の開口8を介して外方に排出することにより、空気貯留部材11の下方に順次搬送されてくる被乾燥物10の乾燥を行なう乾燥装置であって、空気貯留部材11は、一対の長側壁14,14と一対の短側壁16,16との4側壁とから構成される横断面略矩形状の空気通路が下方に近づくにしたがって幅が狭くされるとともに、この幅の狭くされた最下方位置から同じ開口幅で下方に延びる排出部30が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、乾燥装置に関し、詳しくは、電子部品や食品などを運搬する運搬用容器を洗浄した後、表面から水滴などを取り除いて乾燥させるのに使用される乾燥装置に関する。
例えば、プラスチック製の運搬用容器(以下、コンテナともいう)を用いて、汚染を嫌う電子部品や食品などを運搬する場合、そのコンテナは良く洗浄され、完全に乾燥してから使用されている。洗浄後の乾燥に使用される乾燥装置は、搬送ラインに沿って連続的に行なわれる場合は、洗浄装置の下流側に設置されたり、洗浄装置と同じ場所に設置されたりしている(特許文献1)。
ところで、このようなコンテナの乾燥に用いられる乾燥装置4は、どのような場所に配置されるとしても、例えば、図6に示したように、多孔板などから構成される搬送ライン2の搬送方向(矢印A方向)に沿って、空気貯留部材5が1ないし複数個、所定間隔置きに設置される。そして、乾燥装置4では、空気貯留部材5内に導入されてきた空気が、一旦内部に貯留された後、下方の開口8からコンテナ10に向かって勢い良く幅方向全体に排出されて、このコンテナ10に付着した水分などを吹き飛ばしている。
特開2006−314898号公報
ところで、この種の乾燥装置4の空気貯留部材5は、例えばステンレス板などから箱状に形成されている。そして、この空気貯留部材5は、上部側に開口6を有し、この開口6を介して乾燥用空気が導入されるとともに、下部側の開口8から排出されている。
この空気貯留部材5の上部側の開口6と、下部側の開口8との間に構成される空気通路3は、図7(A)に示したように、上部の開口6から下方の開口8に向かって次第に幅が狭くなるように設定されている。すなわち、T1>T2となるように、空気貯留部材5の内壁a、bがテーパ状に形成されており、これらの内壁a,bは、図7(B)に示したように、下方の頂点Oに向かう二辺a、bの一部を構成している。
このように、下方の開口8に近づくにしたがって、開口幅が次第に狭くされると、図7(C)に拡大して示したように、下方の開口8から噴出される空気は、その一部が矢印α1のように真っ直ぐに、他の一部は矢印α2、α3のように両側に広がってそれぞれ発散される。
したがって、下部側の開口8から送出された空気は、部分的に勢いが弱くなり、結果として、搬送されてくるコンテナ10の乾燥が不十分になってしまうという問題があった。
本発明は、このような実情に鑑み、乾燥用空気などを下方の開口から噴出させて被乾燥物を乾燥する場合に、乾燥能力を向上させて効果的に乾燥を行なうことのできる乾燥装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明に係る乾燥装置は、
送風機から送られてきた乾燥用空気を略箱形状に形成された空気貯留部材の一端側の開口を介してこの空気貯留部材の内部に導入し、導入された空気を他端側の開口を介して外方に排出することにより、前記空気貯留部材の下方に順次搬送されてくる被乾燥物の乾燥を行なう乾燥装置であって、
前記空気貯留部材は、一対の長側壁と一対の短側壁との4側壁とから構成される横断面略矩形状の空気通路が下方に近づくにしたがって幅が狭くされるとともに、この幅の狭くされた最下方位置から同じ開口幅で下方に延びる排出部が形成されていることを特徴としている。
係る構成の乾燥装置によれば、空気貯留部材の最下端を通過する際に、乾燥用空気が両側に広がらずに真っ直ぐな方向に排出されるので、乾燥能力を向上させることができる。
また、空気貯留部材の内部が複数の小部屋に画成されていれば、空気の整流機能を発揮させることができる。したがって、被乾燥用部材のその位置であっても乾燥能力を略同様に維持することができる。
本発明に係る乾燥装置によれば、乾燥用空気が排出される前に、その乾燥用空気が真っ直ぐな通路を備えた排出部に案内されるので、その最下端の開口から直流的に乾燥用空気を噴出させることができる。これにより、乾燥能力を向上させることができる。
実験の結果によれば、被乾燥物の乾燥率が平均99.7〜99.9%となる結果を得ることができた。よって、これまでのように、空気排出用の開口がテーパ状に狭まったままである場合に比べて大幅に向上することが確認された。
図1は本発明の一実施例に係る乾燥装置の斜視図である。 図2は図1に示した乾燥装置の縦断面図である。 図3は搬送ラインのコンテナに対する乾燥装置の要部拡大断面図である。 図4は、本発明の他の実施例による乾燥装置の要部拡大断面図である。 図5は、本発明のさらに他の実施例による乾燥装置の要部拡大断面図である。 図6は従来の搬送ラインに対する乾燥装置の配置を示した斜視図である。 図7(A)は従来の乾燥装置を構成する空気貯留部材の一部破断側面図、図7(B)は、その空気貯留部材の内面の構造を示す概略図、図7(C)は、図7(A)の排出部から排出される空気の流れを拡大して示した断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施例について説明する。
図1および図2は、本発明の一実施例に係る乾燥装置15を示したものである。
本実施例の乾燥装置15は、図6に示した乾燥装置4の場合と同様に、略箱形状の空気貯留部材11が搬送ライン2の上方に1ないし複数個、所定間隔置きに設置されて構成される。
この乾燥装置15の空気貯留部材11は、搬送ライン2の幅方向に沿って配置される一対の長側壁14、14と、下方に向かうに従って次第に幅が狭く形成された一対の短側壁16、16とを有しており、これら側壁14,16の上部にそれぞれフランジ17が具備されている。空気貯留部材11の本体部分は、短側壁16,16で規定されているように、下方に向かうに従って開口幅が次第に狭くなっている。すなわち、図2に示したように、空気貯留部材11の長側壁14,14の内壁a,bは、下方に向かって収束するテーパ状に形成され、かつテーパ状に形成された最下方位置から、さらに下方に向かって内壁a,bが互いに平行に形成されている。これにより、同じ開口幅を備えた排出部30が最下方部に形成されている。この排出口30の延出長さは、特に限定されないが、コンテナ10を乾燥する乾燥装置の場合、10〜20mm程あれば効果が発揮されることが確認されている。
一方、この乾燥装置15の空気貯留部材11内には、図1に示したように、幅の狭い仕切り板22が複数枚配置され、これにより、内部の空間が複数(実施例では4つ)の小部屋dに画成されている。
本実施例の乾燥装置15は、上記のように構成されているが、以下に作用について説明する。
先ず、複数個の乾燥装置15は、各フランジ17を介して図示しない空気室の下面に取り付けられている。この図示しない上方の空気室には、送風機から大量の乾燥用空気が連続的に供給されてくるため、各空気貯留部材11内には、大量の空気が略均等に供給されることになる。
今、図3に示したように、乾燥装置15が設置された多孔板などからなる搬送ライン2には、洗浄後のコンテナ10が所定間隔置きに搬送されている。
そして、各空気乾燥装置15の空気貯留部材11の開口6に供給されてきた乾燥用空気は、仕切り板22で仕切られた小部屋d内にそれぞれ導入された後、テーパ状の内壁a,bに沿って下方に案内される。最下方の排出部30から排出されるとき、その乾燥用空気は、略全量が真っ直ぐ下方に噴出される。
したがって、その下方の搬送ライン2にコンテナ10が搬送されてきた場合に、各小部屋dから勢い良く直下に空気を排出することができ、これにより、コンテナ10に付着した水などが飛ばされ、コンテナ10の乾燥が促進されることになる。これにより、洗浄後のコンテナ10が乾燥装置15を順次通過する際に、コンテナ10は次第に乾燥する。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に何ら限定されない。
例えば、図1に示した仕切り板22は、必須のものではない。
また、空気貯留部材11を、図4に示したように、上下方向に多段に設けることもできる。このように、空気貯留部材11を多段に設ければ、空気量をより強力に下方に案内することができる。
また、図3に示した排出部30では、搬送ライン2に対して内壁a’,b’が鉛直な配置になっているが、図5に示したように、内壁a’,b’を一方向に傾斜するように形成しても良い。
このような構造であっても空気の勢いを強力にすることができる。
2 搬送ライン
8 下方の開口
10 被乾燥部材
11 空気貯留部材
14 長側壁
15 乾燥装置
16 短側壁
18 上方の開口
22 仕切り板
30 排出部

Claims (3)

  1. 送風機から送られてきた乾燥用空気を略箱形状に形成された空気貯留部材の一端側の開口を介してこの空気貯留部材の内部に導入し、導入された空気を他端側の開口を介して外方に排出することにより、前記空気貯留部材の下方に順次搬送されてくる被乾燥物の乾燥を行なう乾燥装置であって、
    前記空気貯留部材は、一対の長側壁と一対の短側壁との4側壁とから構成される横断面略矩形状の空気通路が下方に近づくにしたがって幅が狭くされるとともに、この幅の狭くされた最下方位置から同じ開口幅で下方に延びる排出部が形成されていることを特徴とする乾燥装置。
  2. 前記空気貯留部材内の前記空気貯留室は、前記一対の長側壁に跨って両端部が支持された上下方向の仕切り板で、複数の小部屋に画成されていることを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記空気貯留部材が、上下方向に一部ラップして配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の乾燥装置。
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