JP2012051458A - 車両用日除け装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽光がフロントガラスを通して車両内に差し込み、車両内が高温になることを効果的に防止することができ、しかも取扱いと保管に便利であり、体裁面でも好ましい車両用日除け装置を提供する。
【解決手段】車両におけるフロントガラス3の内側に配設された遮光板1には太陽光を反射するスクリーン5を巻き取り及び繰り出し自在に内設し、該スクリーンを巻き取る方向に付勢するばね13を配設し、該スクリーンの先端縁5aを車両のインストルメントパネル15に止着するための止着手段17を備えさせたことを特徴とする車両用日除け装置。
【選択図】図1
【解決手段】車両におけるフロントガラス3の内側に配設された遮光板1には太陽光を反射するスクリーン5を巻き取り及び繰り出し自在に内設し、該スクリーンを巻き取る方向に付勢するばね13を配設し、該スクリーンの先端縁5aを車両のインストルメントパネル15に止着するための止着手段17を備えさせたことを特徴とする車両用日除け装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用日除け装置に関するものであり、更に詳しくは、自動車等の車両におけるフロントガラス(ウインドシールド)を通して車両内に差し込む太陽光を反射させるために該フロントガラスの内側に配設される車両用日除け装置に係るものである。
自動車等の車両は、フロントガラスを通して車両内に差し込む太陽光を遮光するために該フロントガラスの内側に遮光板(サンバイザー)(以下「従来の遮光板」という。)を備えている。
実用新案登録第3024466号公報は、遮光板に折畳み自在かつ着脱自在に取り付けられる補助日除け(以下「従来の補助日除け」という。)を開示している。
上記従来の遮光板及び従来の補助日除けは、いずれも車両の運転中における防眩を意図したものである。換言すれば、上記従来の遮光板及び従来の補助日除けは、十分な前方視認性を確保しつつ、防眩効果を発揮するものである。したがって、上記従来の遮光板及び従来の補助日除けは、運転者ないし同乗者の目に太陽光が入ることを防止すれば足りるのである。
車両を太陽光が当る駐車場等の場所に長時間にわたり駐車しておくと、車両内はフロントガラスを通して車両内に差し込む太陽光により高温になり、車両内の装置、部材等に悪影響を及ぼす。しかるに、上記従来の遮光板及び従来の補助日除けは、上述の如く、十分な前方視認性を確保することが要求されるため、太陽光がフロントガラスを通して車両内に差し込むことを防ぐことができない。
したがって、車両を太陽光が当る駐車場等の場所に長時間にわたり駐車しておく場合には、上記従来の遮光板及び従来の補助日除けを用いても、フロントガラスを通して車両内に差し込む太陽光により車両内が高温になることは避けられない。
一方、車両を太陽光が当る駐車場等の場所に長時間にわたり駐車しておく場合に、フロントガラスの外側ないし内側に反射用のシートないしスクリーンを取り付けることもしばしば行われているが、このような反射用のシートないしスクリーンは、車両に対する着脱が面倒であると共に、保管に不便であり、体裁面でも好ましいものではない。
本発明は、上記従来の技術における上述の如き問題を解決し、太陽光がフロントガラスを通して車両内に差し込み、車両内が高温になることを効果的に防止することができ、しかも取扱いと保管に便利であり、体裁面でも好ましい車両用日除け装置を提供しようとしてなされたものである。
上記課題を解決するために、本発明は、下記の車両用日除け装置を提供するものである。
(1)車両におけるフロントガラスの内側に配設された遮光板には太陽光を反射するスクリーンを巻き取り及び繰り出し自在に内設し、該スクリーンを巻き取る方向に付勢するばねを配設し、該スクリーンの先端縁を車両のインストルメントパネルに止着するための止着手段を備えさせたことを特徴とする車両用日除け装置(請求項1)。
(2)前記スクリーンは前記遮光板内に固定された支軸に回転自在に支持されたドラムに巻かれ、前記ばねは該支軸と該ドラムとの間に取り付けられている(請求項2)。
[請求項1の発明]
車両におけるフロントガラスの内側に配設された遮光板に巻き取り及び繰り出し自在に内設されているスクリーンをばねの力に抗して繰り出し、該スクリーンの先端縁を止着手段により車両のインストルメントパネルに止着したときには、フロントガラスの内側に太陽光を反射するスクリーンが張設される。このスクリーンは太陽光を反射するため、太陽光がフロントガラスを通して車両内に差し込み、車両内が高温になることを効果的に防止することができる。したがって、車両を直射太陽光が当る駐車場等の場所に長時間にわたり駐車しておく場合でも、車両内の装置、部材等が悪影響を受けるおそれがない。また、スクリーンを巻き取る方向に付勢するばねを配設しているため、スクリーンの先端縁を止着手段により車両のインストルメントパネルに止着した後、該止着手段を解除したときには、該スクリーンは該ばねの力により遮光板内の元の位置に戻る。このように、車両用日除け装置は取り扱いに便利である。更に、スクリーンは遮光板に内設されているため、保管、体裁等の面でも申し分ない。
車両におけるフロントガラスの内側に配設された遮光板に巻き取り及び繰り出し自在に内設されているスクリーンをばねの力に抗して繰り出し、該スクリーンの先端縁を止着手段により車両のインストルメントパネルに止着したときには、フロントガラスの内側に太陽光を反射するスクリーンが張設される。このスクリーンは太陽光を反射するため、太陽光がフロントガラスを通して車両内に差し込み、車両内が高温になることを効果的に防止することができる。したがって、車両を直射太陽光が当る駐車場等の場所に長時間にわたり駐車しておく場合でも、車両内の装置、部材等が悪影響を受けるおそれがない。また、スクリーンを巻き取る方向に付勢するばねを配設しているため、スクリーンの先端縁を止着手段により車両のインストルメントパネルに止着した後、該止着手段を解除したときには、該スクリーンは該ばねの力により遮光板内の元の位置に戻る。このように、車両用日除け装置は取り扱いに便利である。更に、スクリーンは遮光板に内設されているため、保管、体裁等の面でも申し分ない。
[請求項2の発明]
スクリーンは遮光板内に固定された支軸に回転自在に支持されたドラムに巻かれ、前記ばねは該支軸と該ドラムとの間に取り付けられているため、スクリーンの巻き取り及び繰り出しは極めて円滑に行われる。
スクリーンは遮光板内に固定された支軸に回転自在に支持されたドラムに巻かれ、前記ばねは該支軸と該ドラムとの間に取り付けられているため、スクリーンの巻き取り及び繰り出しは極めて円滑に行われる。
符号1に示すものは、自動車等の車両におけるフロントガラス3の内側に配設された遮光板である。遮光板1は、通常、車両内における運転席と助手席との前上方にそれぞれ配設されている。
遮光板1には、太陽光を反射するスクリーン5を巻き取り及び繰り出し自在に内設する。
スクリーン5は、一例として、巻き取り可能な合成樹脂層にアルミ箔層をラミネートしてなるものである。該合成樹脂層は、例えば、ポリエチレン、ポリエチレンテフタレート、ポリプロピレン、ナイロン等よりなるものである。
スクリーン5は、好ましくは、遮光板1内に固定された水平方向の支軸7に回転自在に支持されたドラム9に巻かれる。スクリーン5の先端縁5aは、該スクリーン5がドラム9に巻き取られたときに、遮光板1に形成された開口部11より若干露出するようになすことが望ましい。符号8、10に示すものは支軸7の支承手段である。
スクリーン5を巻き取る方向に付勢するばね13を配設する。
図1に示す事例においては、ばね13は、コイルばねであって、該ばね13の端部13a、13bにて、支軸7とドラム9との間に取り付けられている。この事例においては、ばね13は、ドラム9内の各端部に合計2個配設されている。
スクリーン5の先端縁5aを車両のインストルメントパネル15に解除自在に止着するための止着手段17を備えさせる。
止着手段17としては、例えば、スクリーン5の先端縁5aに永久磁石ないし鉄片を取り付け、インストルメントパネル15に鉄片ないし永久磁石を取り付けてもよいが、スクリーン5の先端縁5aとインストルメントパネル15とに面ファスナーを取り付けてもよい。
なお、スクリーン5は、車両内における各遮光板1に巻き取り及び繰り出し自在に内設する。
1 遮光板
3 フロントガラス
5 スクリーン
5a 先端縁
7 支軸
8 支承手段
9 ドラム
10 支承手段
11 開口部
13 ばね
13a 端部
13b 端部
15 インストルメントパネル
17 止着手段
3 フロントガラス
5 スクリーン
5a 先端縁
7 支軸
8 支承手段
9 ドラム
10 支承手段
11 開口部
13 ばね
13a 端部
13b 端部
15 インストルメントパネル
17 止着手段
Claims (2)
- 車両におけるフロントガラスの内側に配設された遮光板には太陽光を反射するスクリーンを巻き取り及び繰り出し自在に内設し、該スクリーンを巻き取る方向に付勢するばねを配設し、該スクリーンの先端縁を車両のインストルメントパネルに止着するための止着手段を備えさせたことを特徴とする車両用日除け装置。
- 前記スクリーンは前記遮光板内に固定された支軸に回転自在に支持されたドラムに巻かれ、前記ばねは該支軸と該ドラムとの間に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用日除け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010195393A JP2012051458A (ja) | 2010-09-01 | 2010-09-01 | 車両用日除け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010195393A JP2012051458A (ja) | 2010-09-01 | 2010-09-01 | 車両用日除け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012051458A true JP2012051458A (ja) | 2012-03-15 |
Family
ID=45905322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010195393A Pending JP2012051458A (ja) | 2010-09-01 | 2010-09-01 | 車両用日除け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012051458A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109263448A (zh) * | 2017-07-18 | 2019-01-25 | 爱信精机株式会社 | 辊式遮阳装置 |
-
2010
- 2010-09-01 JP JP2010195393A patent/JP2012051458A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109263448A (zh) * | 2017-07-18 | 2019-01-25 | 爱信精机株式会社 | 辊式遮阳装置 |
JP2019018728A (ja) * | 2017-07-18 | 2019-02-07 | アイシン精機株式会社 | ロールシェード装置 |
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