JP2012050801A - トイレットペーパーカッター - Google Patents
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Abstract
【課題】連続巻回されたトイレットペーパーのつまみ出し・繰り出し・切断の一連の動作を片手でも容易に行えるトイレットペーパーカッターを提供する。
【解決手段】ペーパーホルダー4Aのペーパー上面カバー2に固定される台形状の固定部5Cと、固定部5Cに対して直角状の立ち上り部5Dを備え、固定部5Cにはペーパーホルダー4Aからつまみ出し・繰り出されたトイレットペーパー3を折り返すペーパー折り返し部5Fを、立ち上り部5Dにはペーパー折り返し部5Fで折り返したトイレットペーパー3をつまみ代を残し切断するためのペーパーカッター部5Eを設けて構成する。
【選択図】図1
【解決手段】ペーパーホルダー4Aのペーパー上面カバー2に固定される台形状の固定部5Cと、固定部5Cに対して直角状の立ち上り部5Dを備え、固定部5Cにはペーパーホルダー4Aからつまみ出し・繰り出されたトイレットペーパー3を折り返すペーパー折り返し部5Fを、立ち上り部5Dにはペーパー折り返し部5Fで折り返したトイレットペーパー3をつまみ代を残し切断するためのペーパーカッター部5Eを設けて構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、連続して巻回された巻ペーパー(以下トイレットペーパーと記す)を収納保持するペーパーホルダーと一体、またはペーパーホルダーに後付けされて、ペーパーホルダーから繰り出されたトイレットペーパーを切断するトイレットペーパーカッターに係わり、特には、トイレットペーパーのつまみ出し・繰り出し・切断が片手でも容易にでき、且つ、次回繰り出し時のつまみ代を確実に残らせることができるトイレットペーパーカッターに関するものである。
従来、トイレットペーパーはペーパーホルダーに収納保持され用いられ、必要長さ繰り出されたトイレットペーパーは前記ペーパーホルダーに設けられたペーパーカッターで切断されていた。(特許文献1参照)
図5、図6は特許文献1に記載された従来のペーパーホルダー4Aおよび従来例のペーパーホルダー4Aによるトイレットペーパー3のつまみ出し・繰り出し・切断の一連の動作を示す説明図である。
図5において1は連続巻回されたトイレットペーパー3を収納保持してトイレットペーパー3を繰り出すための隙間を有する円筒状のペーパー保持部、2はペーパー保持部1に延設されたペーパー上面カバー部、5は回転可能な可動手段6,6によりペーパー上面カバー部2に配設せしめられたペーパーカッターで一端部にペーパー繰り出し阻止部5A,他端側にペーパーカッター部5Bを有した構成である。
ここで、図6を参照してペーパーホルダー4Aを使用した時のトイレットペーパー3のつまみ出し、繰り出しと切断は次のようにして行われていた。
(1)トイレットペーパー3の先端部に位置するつまみ代3Aを同図(a)に示すように指7でつまみ、次に、(2)同図(b),(c)に示すように必要長さ繰り出す。そして、(3)同図(d)に示すようにペーパー保持部1の先端部に配備されたペーパー上面カバーに可動手段6,6を介し設置されているペーパーカッター5を可動すべくトイレットペーパー3を上方に持ち上げペーパーを切断する動作を行う。
(1)トイレットペーパー3の先端部に位置するつまみ代3Aを同図(a)に示すように指7でつまみ、次に、(2)同図(b),(c)に示すように必要長さ繰り出す。そして、(3)同図(d)に示すようにペーパー保持部1の先端部に配備されたペーパー上面カバーに可動手段6,6を介し設置されているペーパーカッター5を可動すべくトイレットペーパー3を上方に持ち上げペーパーを切断する動作を行う。
前述したペーパーホルダー4Aに収納保持されたトイレットペーパー3のつまみ出し・繰り出し・切断の一連の動作は両手を使える健常者には極めて有効であり効果が得られた。しかしながら、同じ一連の動作を怪我や障害等で手が不自由な者が片手で行うような場合はトイレットペーパー3のつまみ出し、切断が容易に確実に出来ないという難点があった。
また、従来のペーパーホルダー4Aに用いられるペーパーカッター5は取り付けが煩雑なほか高価になる難点があった。
また、従来のペーパーホルダー4Aに用いられるペーパーカッター5は取り付けが煩雑なほか高価になる難点があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、これら難点を解消でき、トイレットペーパーのつまみ出し・繰り出し・切断の一連の動作が片手でも容易に行うことができるペーパーホルダーに好適なトイレットペーパーカッターを提供することにある。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)トイレットペーパーを収納保持するためのペーパー保持部1とペーパー上面カバー部2を有するペーパーホルダー4Aに後付けされ、つまみ出し・繰り出されたトイレットペーパー3を切断するトイレットペーパーカッターであって、
ペーパーカッター5は少なくともペーパーホルダー4Aのペーパー上面カバー部2に固定される台形状の固定部5Cと、固定部5Cに対して直角状の立ち上り部5Dを備え、
前記固定部5Cには前記ペーパーホルダー4Aからつまみ出し・繰り出された前記トイレットペーパー3を折り返すペーパー折り返し部5Fが設けられ、前記立ち上り部5Dには前記ペーパー折り返し部5Fで折り返した前記トイレットペーパー3をつまみ代3Aを残し切断するためのペーパーカッター部5Eが設けられて構成されている。
ペーパーカッター5は少なくともペーパーホルダー4Aのペーパー上面カバー部2に固定される台形状の固定部5Cと、固定部5Cに対して直角状の立ち上り部5Dを備え、
前記固定部5Cには前記ペーパーホルダー4Aからつまみ出し・繰り出された前記トイレットペーパー3を折り返すペーパー折り返し部5Fが設けられ、前記立ち上り部5Dには前記ペーパー折り返し部5Fで折り返した前記トイレットペーパー3をつまみ代3Aを残し切断するためのペーパーカッター部5Eが設けられて構成されている。
なお、前記ペーパーカッター部5Eは前記ペーパー折り返し部5Fで折り返した前記トイレットペーパー3をつまみ代3Aを残し確実に切断するため鋸歯波状に形成するのが望ましい。
本項に記載のトイレットペーパーカッター5は前記ペーパー折り返し部5Fと前記ペーパーカッター部5Eを具備する構成なので、前記トイレットペーパー3を切断後につまみ代3Aが確実に残る。また、折り返した前記トイレットペーパー3の切断も確実にできるので、怪我や障害等で手が不自由な者であってもトイレットペーパー3のつまみ出し・繰り出し・切断を容易に確実に行うことが可能となる。
(1)のトイレットペーパーカッターにおいて、前記立ち上がり部5Dが前記ペーパー保持部1に固定されているトイレットペーパーカッター。
本項に記載のトイレットペーパーカッター5は前記固定部5Cが前記ペーパー上面カバー部2に固定され、前記立ち上り部5Dが前記ペーパー保持部1に固定されるので、トイレットペーパーの残量が減少しても前記立ち上り部5Dが前記ペーパー保持部1の外側に位置するため前記トイレットペーパー3の切断が一層確実になされる。また、前記トイレットペーパー3の切断後につまみ代3Aが確実に残る。この結果、怪我や障害等で手が不自由な者であってもトイレットペーパー3のつまみ出し・繰り出し・切断を片手でも容易に行うことが可能になる。
本発明によれば、簡便な手段により、連続して巻回されたトイレットペーパーのつまみ出し・繰り出し・切断の一連の動作を片手でも容易に行うことができる。また、トイレットペーパーの使用量に関係なく切断できるほか、余分なトイレットペーパーの使用がなくなる。さらに、怪我や障害等で手が不自由な者であっても同じ一連の動作を容易に確実に行うことができるので、その実用上の効果は大きなものがある。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明による一実施例のトイレットペーパーカッターとその取り付けを示す説明図で、同図(a)はトイレットペーパーカッターの要部斜視図、同図(b)は既存のペーパーホルダーを示す説明図、同図(c)はトイレットペーパーカッターがペーパーホルダーに取り付けられた状態を示す説明図である。
図1は、本発明による一実施例のトイレットペーパーカッターとその取り付けを示す説明図で、同図(a)はトイレットペーパーカッターの要部斜視図、同図(b)は既存のペーパーホルダーを示す説明図、同図(c)はトイレットペーパーカッターがペーパーホルダーに取り付けられた状態を示す説明図である。
本発明の実施形態におけるトイレットペーパーカッター5は、既存のペーパーホルダー4Aのペーパー上面カバー部2に両面粘着テープや接着剤により固定するための台形状の固定部5Cと、前記固定部5Cに対して直角状の立ち上り部5Dとから構成されている。
前記固定部5Cには前記ペーパーホルダー4Aからつまみ出し・繰り出されたトイレットペーパー3を折り返すペーパー折り返し部5Fが設けられ、前記立ち上り部5Dには前記ペーパー折り返し部5Fで折り返したトイレットペーパー3をつまみ代3Aを残し切断するためのペーパーカッター部5Eが設けられて構成されている。
なお、前記ペーパー折り返し部5Fと前記立ち上り部5Dとはα角度で交差するよう構成されており、前記トイレットペーパー3を切断する際の力と前記ペーパー上面カバー部2が浮かないために交差角度は30°〜75°位に形成するのが望ましい。
前記トイレットペーパーカッター5は金属薄板、合成樹脂シート(例えば、PP,ABS等)、ゴム系、エラストマー等で既存のペーパーホルダー4Aとペーパー上面カバー部2に応じた形状と寸法に形成されている。
なお、前記トイレットペーパーカッター5を前記ペーパーホルダー4Aと一体形成してもよいことはいうまでもなく、その形状と構造についても種々変更可能なことはいうまでもない。
なお、前記トイレットペーパーカッター5を前記ペーパーホルダー4Aと一体形成してもよいことはいうまでもなく、その形状と構造についても種々変更可能なことはいうまでもない。
図3は、本発明による他の実施例で固定部5Cがペーパー上面カバー部2に、立ち上り部5Dがペーパー保持部1に固定されてなるトイレットペーパーカッターとその取り付けを示す説明図で、同図(a)はトイレットペーパーカッターの要部斜視図、同図(b)は既存のペーパーホルダーを示す説明図、同図(c)はトイレットペーパーカッターがペーパーホルダーに取り付けられた状態を示す説明図である。
本発明の実施形態におけるトイレットペーパーカッター5は、既存のペーパーホルダー4Aのペーパー上面カバー部2に両面粘着テープや接着剤により固定された台形状の固定部5Cと、前記固定部5Cに対して直角状にペーパー保持部1に両面粘着テープや接着剤により固定された立ち上がり部5Dとから構成されている。
前記固定部5Cには前記ペーパーホルダー4Aからつまみ出し・繰り出されたトイレットペーパー3を折り返すペーパー折り返し部5Fが設けられ、前記立ち上り部5Dには前記ペーパー折り返し部5Fで折り返したトイレットペーパー3をつまみ代3Aを残し切断するためのペーパーカッター部5Eが設けられて構成されている。
なお、前記ペーパー折り返し部5Fと前記立ち上り部5Dとはα角度で交差するよう構成されており、前記トイレットペーパー3を切断する際の力と前記ペーパー上面カバー部2が浮かないために交差角度は30°〜75°位に形成するのが望ましい。
前記トイレットペーパーカッター5は金属薄板、合成樹脂シート(例えば、PP,ABS等)、ゴム系、エラストマー等で既存のペーパーホルダー4Aとペーパー上面カバー部2に応じた形状と寸法に形成されている。
なお、前記トイレットペーパーカッター5を前記ペーパーホルダー4Aと一体形成してもよいことはいうまでもなく、その形状と構造についても種々変更可能なことはいうまでもない。
なお、前記トイレットペーパーカッター5を前記ペーパーホルダー4Aと一体形成してもよいことはいうまでもなく、その形状と構造についても種々変更可能なことはいうまでもない。
以上のように構成されたトイレットペーパーカッター5は構成が簡単で安価であり、既存のペーパーホルダー4Aへの取り付けも簡単でトイレットペーパーカッター5が設けられたペーパーホルダー4が得られる。
このペーパーホルダー4からトイレットペーパー3をつまみ出し、必要な長さだけ繰り出したら、ペーパー折り返し部5Fで折り返して鋸歯波状のペーパーカッター部5Eで切断すればトイレットペーパー3を容易に確実に切断することができる。
同時に、ペーパー折り返し部5Fとペーパーカッター部5E間にはトイレットペーパー3のつまみ代3Aが残される結果、怪我や障害等で手が不自由な者であってもトイレットペーパー3のつまみ出しを含む繰り出し・切断を確実に行うことが可能となり、その実用上の効果は大きなものがある。
以上、本発明を好ましい実施形態に基づいて説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
1 ペーパー保持部
2 ペーパー上面カバー部
3 巻ペーパー(トイレットペーパー)
3A つまみ代
4,4A ペーパーホルダー
5 ペーパーカッター
5A ペーパー繰り出し阻止部
5B,5E ペーパーカッター部
5C 固定部
5D 立ち上り部
5F ペーパー折り返し部
6,6 可動手段
7 指
2 ペーパー上面カバー部
3 巻ペーパー(トイレットペーパー)
3A つまみ代
4,4A ペーパーホルダー
5 ペーパーカッター
5A ペーパー繰り出し阻止部
5B,5E ペーパーカッター部
5C 固定部
5D 立ち上り部
5F ペーパー折り返し部
6,6 可動手段
7 指
Claims (3)
- トイレットペーパー3を収納保持するためのペーパー保持部1とペーパー上面カバー部2を有するペーパーホルダー4Aに後付けされ、つまみ出し・繰り出されたトイレットペーパー3を切断するトイレットペーパーカッターであって、
前記トイレットペーパーカッター5は少なくとも前記ペーパーホルダー4Aの前記ペーパー上面カバー部2に固定される台形状の固定部5Cと、前記固定部5Cに対して直角状の立ち上り部5Dを備え、
前記固定部5Cにはペーパーホルダー4Aからつまみ出し・繰り出されたトイレットペーパー3を折り返すペーパー折り返し部5Fが設けられ、
前記立ち上り部5Dには前記ペーパー折り返し部5Fで折り返したトイレットペーパー3をつまみ代3Aを残し切断するためのペーパーカッター部5Eが設けられたことを特徴とするトイレットペーパーカッター。 - 前記立ち上り部5Dが前記ペーパー保持部1に固定されていることを特徴とする請求項1記載のトイレットペーパーカッター。
- 請求項1または2に記載されたトイレットペーパーカッターを配設したことを特徴とするトイレットペーパーホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010262947A JP2012050801A (ja) | 2010-08-04 | 2010-11-08 | トイレットペーパーカッター |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010185550 | 2010-08-04 | ||
JP2010185550 | 2010-08-04 | ||
JP2010262947A JP2012050801A (ja) | 2010-08-04 | 2010-11-08 | トイレットペーパーカッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012050801A true JP2012050801A (ja) | 2012-03-15 |
Family
ID=45904854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010262947A Pending JP2012050801A (ja) | 2010-08-04 | 2010-11-08 | トイレットペーパーカッター |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
2010
- 2010-11-08 JP JP2010262947A patent/JP2012050801A/ja active Pending
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