JP2012050505A - 蒸気滅菌器 - Google Patents

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JP2012050505A JP2010193799A JP2010193799A JP2012050505A JP 2012050505 A JP2012050505 A JP 2012050505A JP 2010193799 A JP2010193799 A JP 2010193799A JP 2010193799 A JP2010193799 A JP 2010193799A JP 2012050505 A JP2012050505 A JP 2012050505A
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Masami Akesato
正巳 明里
Tadashi Yoneyama
正 米山
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Techno Solutions Tottori Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Tega Sanyo Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】チャンバの底部に滅菌ヒータを配置する構成に替えて、外部のボイラで発生させ高温蒸気をチャンバ内へ注入する高温蒸気注入方式とすることによって、ボイラの効率的な運転を行なうことと、速やかに蒸気滅菌器による滅菌動作の開始ができる技術を提供する。
【解決手段】電気ヒータによってチャンバ内へ注入する高温蒸気を発生させるボイラを備え、滅菌モードの開始によって、ボイラから高温蒸気をチャンバ内へ注入し、チャンバ内の被滅菌物を高温蒸気下で滅菌工程を実行した後、チャンバ内を排気乾燥する排気乾燥工程を実行する蒸気滅菌器において、省エネモードとスピードモードを備え、省エネモードでは、滅菌工程の終了にて電気ヒータの通電を滅菌モードの運転終了までOFF状態とし、スピードモードでは、滅菌工程の終了にて電気ヒータの通電を滅菌モードの運転終了までON・OFF制御にて所定発熱状態とすること。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として病院等に設置して医療用器具等の被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する
蒸気滅菌器に関する。
高温蒸気滅菌器の一つとして、滅菌器本体内に設けた前面開口のチャンバと、このチャ
ンバの内底部に配置した滅菌ヒータと、このチャンバの前面開口を密閉する蓋を備え、チ
ャンバ内に収納された被滅菌物を高温蒸気下で滅菌する蒸気滅菌器がある。この蒸気滅菌
器は、チャンバ内に被滅菌物を収納して蓋を閉じた状態で、タイマをセットした後、スタ
ートキー(スタートボタン)のONによって滅菌モードの運転を開始し、真空ポンプによ
ってチャンバ内を真空にする予備真空工程と共に、チャンバの外周に取り付けた乾燥ヒー
タにてチャンバ壁を加熱する予備加熱工程を行う。次に真空ポンプと乾燥ヒータへの通電
を停止し、注水工程にてチャンバ内底部に水を注入し、上記予備真空工程の後、注入され
た水を滅菌ヒータによって加熱蒸発させる加熱工程を経て、被滅菌物を高温蒸気下で滅菌
する滅菌工程を行なう。滅菌工程の終了によってチャンバ内の排水と排気の排水排気工程
を行ない、次いで乾燥ヒータに通電して被滅菌物やチャンバ内を乾燥させる乾燥工程を行
なう。(特許文献1参照)。
特開2005−143998号公報
このように、チャンバの底部に配置した滅菌ヒータによって、チャンバ内へ注入した水
を加熱蒸発させて、被滅菌物を高温蒸気下で滅菌するが、滅菌ヒータはシーズヒータをチ
ャンバの内底部に水平状態に配置する構成であるため、被滅菌物を収容する容積を所定の
大きさとするためには、滅菌ヒータの配置容積分だけ大きいチャンバとしなければならず
、チャンバが大型化することが懸念され、チャンバの小型化には問題を残す。また、蒸気
滅菌器によって滅菌動作を繰り返し行なうことによって、汚れがシーズヒータとチャンバ
の内底面との狭い間に溜まるが、この部分の清掃がし難い問題がある。
このような問題を解決するためには、チャンバの底部に滅菌ヒータを配置する構成に替
えて、外部のボイラで発生させた高温蒸気をチャンバ内へ注入する高温蒸気注入方式とす
ることが考えられる。この高温蒸気注入方式を採用すれば、上記の問題は解決するため、
本発明では、この高温蒸気注入方式において、ボイラの効率的な運転を行なうことと、速
やかに蒸気滅菌器による滅菌動作の開始ができる技術を提供するものである。
第1発明の蒸気滅菌器は、収納された被滅菌物を高温蒸気下で滅菌するチャンバと、電
気ヒータの通電によって前記チャンバ内へ注入する高温蒸気を発生させるボイラを備え、
滅菌モードの開始によって、前記ボイラから高温蒸気を前記チャンバ内へ注入し、前記チ
ャンバ内の被滅菌物を高温蒸気下で滅菌工程を実行した後、前記チャンバ内を排気乾燥す
る排気乾燥工程を実行する蒸気滅菌器において、省エネモードとスピードモードを選択す
る選択手段を備え、前記省エネモードでは、前記滅菌工程の終了にて前記電気ヒータの通
電を前記滅菌モードの運転終了までOFF状態とし、前記スピードモードでは、前記滅菌
工程の終了にて前記電気ヒータの通電を前記滅菌モードの運転終了までON・OFF制御
にて所定発熱状態とすることを特徴とする。
第2発明の蒸気滅菌器は、収納された被滅菌物を高温蒸気下で滅菌するチャンバと、電
気ヒータの通電によって前記チャンバ内へ注入する高温蒸気を発生させるボイラを備え、
滅菌モードの開始によって、前記ボイラから高温蒸気を前記チャンバ内へ注入し、前記チ
ャンバ内の被滅菌物を高温蒸気下で滅菌工程を実行した後、前記チャンバ内を排気乾燥す
る排気乾燥工程を実行する蒸気滅菌器において、省エネモードとスピードモードを選択す
る選択手段を備え、前記省エネモードでは、前記電気ヒータは、前記滅菌工程中は所定の
温度で通電を制御し、前記滅菌工程の終了から前記滅菌モードの運転終了までOFF状態
であり、前記スピードモードでは、前記滅菌工程中は所定の温度で通電を制御し、前記滅
菌工程の終了にて前記電気ヒータの通電を前記滅菌モードの運転終了までON・OFF制
御にて所定発熱状態とすることを特徴とする。
本発明では、シーズヒータがチャンバ内底部に存在しないので、チャンバの小型化に適
すると共に、チャンバ内底部の清掃がし易くなる。そして、省エネモードとスピードモー
ドを選択可能とすることにより、使用者の使い勝手が向上する。このため、被滅菌物の滅
菌工程を1回行なう場合には、省エネモードを選択することにより、滅菌工程の終了にて
ボイラは稼動休止状態となるため、電気ヒータの消費電力軽減によって、省エネ効果が期
待できる。一方、被滅菌物の滅菌工程を連続して行なう場合には、スピードモードを選択
することにより、引き続いて滅菌モードが実行されても、チャンバ内を所定の高温蒸気下
に保つことができることとなり、連続してすばやく滅菌工程を実行できるものとなる。
本発明に係る蒸気滅菌器の配管系統の構造図である。 本発明に係る蒸気滅菌器の省エネモードにおける工程動作図である。 本発明に係る蒸気滅菌器のスピードモードにおける工程動作図である。 本発明に係る蒸気滅菌器の制御ブロック図である。
本発明の蒸気滅菌器は、収納された被滅菌物を高温蒸気下で滅菌するチャンバと、電気
ヒータの通電によって前記チャンバ内へ注入する高温蒸気を発生させるボイラを備え、滅
菌モードの開始によって、前記ボイラから高温蒸気を前記チャンバ内へ注入し、前記チャ
ンバ内の被滅菌物を高温蒸気下で滅菌工程を実行した後、前記チャンバ内を排気乾燥する
排気乾燥工程を実行する蒸気滅菌器において、省エネモードとスピードモードを選択する
選択手段を備え、前記省エネモードでは、前記滅菌工程の終了にて前記電気ヒータの通電
を前記滅菌モードの運転終了までOFF状態とし、前記スピードモードでは、前記滅菌工
程の終了にて前記電気ヒータの通電を前記滅菌モードの運転終了までON・OFF制御に
て所定発熱状態とするものであり、以下に、その実施例を記載する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。先ず図1において、本発明の蒸気滅菌器1
は、蒸気滅菌器1の本体構成の外ケース1Aの内部に、医療用器具等の被滅菌物3を棚6
に載置し収納して滅菌処理等を行う円筒状のチャンバ4を収納配置している。チャンバ4
の前面開口2は、開閉自在な蓋7にて閉塞される。チャンバ4の壁を加熱するために、チ
ャンバ4の外周面にバンド状の乾燥ヒータ5が装着されている。
外ケース1Aの内部には、蒸気発生用ボイラ8、真空ポンプ9、貯水タング10、制御
手段11等を配置している。蒸気発生用ボイラ8は、電気で発熱するシーズヒータ構成の
ボイラ用電気ヒータ14を内部に配置している。蒸気発生用ボイラ8には、貯水タング1
0の水が注水電磁弁V5で開閉される注水管12を通って供給され、この水をボイラ用電
気ヒータ14で加熱し、発生した高温蒸気が、蒸気投入用電磁弁V6で開閉される蒸気供
給管13を通ってチャンバ4へ供給される。
真空ポンプ9は、チャンバ4の内部の空気及び蒸気発生用ボイラ8の内部の空気を排出
する真空工程を実行するためのものであり、チャンバ真空電磁弁V2で開閉されるチャン
バ排気管15がチャンバ4と真空ポンプ9に連通し、ボイラ真空電磁弁V1で開閉される
ボイラ排気管16がボイラ8と真空ポンプ9に連通している。真空ポンプ9からの排気は
、排気管17から貯水タング10の水面上の空間に放出される。
制御手段11は、図示しないマイクロコンピュータを中心に構成し、電源スイッチSW
によって電源がON/OFFされ、省エネモード選択スイッチ25及びスピードモード選
択スイッチ26からに信号に基づき滅菌モードを開始し、チャンバ4内の温度を検出する
温度センサ18の検出温度、圧力センサ19の検出圧力、並びに予め設定されたプログラ
ムに従って、真空ポンプ9、乾燥ヒータ5、ボイラ用電気ヒータ14及び各電磁弁V1〜
V7等への通電を制御し、また、外ケース1Aの適所に設けた操作パネル20に配置した
デジタル表示21、複数のチャンバ工程表示ランプ22、複数のボイラ工程表示ランプ2
3、滅菌工程時間を表示する滅菌タイマセグメント24等の制御を行うものである。
この実施例では、滅菌モードのスタートは、省エネモード選択スイッチ25、またはス
ピードモード選択スイッチ26のいずれかがONしたときに行われるように構成している
。このため、省エネモード選択スイッチ25をON操作することにより、滅菌モードを省
エネモードでスタートさせる構成では、省エネモード選択スイッチ25をスタートスイッ
チ25と称することもできる。また、スピードモード選択スイッチ26のON操作により
、滅菌モードをスピードモードでスタートさせる構成では、スピードモード選択スイッチ
26をスタートスイッチ26と称することもできる。また、この形態に替わって、省エネ
モードとスピードモードの選択手段として、省エネモード選択スイッチ25とスピードモ
ード選択スイッチ26を備え、この選択操作の後に、滅菌モードをスタートさせるスター
トスイッチSTを設けた構成でもよい。以下の実施例では、このスタートスイッチSTを
設けた構成で説明することとするが、前者の方式では、省エネモードでのスタートスイッ
チSTのONは、省エネモード選択スイッチ25のONと同様であり、スピードモードで
のスタートスイッチSTのONは、スピードモード選択スイッチ26のONと同様である
次に、滅菌モードが省エネモードで行われる場合の動作を図2に基づき説明する。(い
)にはチャンバ4側の工程を示しており、(ろ)にはボイラ8側の工程を示している。操
作に際しては、先ず、T1時点で電源スイッチSWをオン(ON)操作することにより、
(い)(ろ)のようにスタンバイ状態となる。(ほ)のメインリレーは、制御手段11の
メイン回路をON状態とするリレーを意味する。そして、(た)のようにデジタル表示2
1に「スタンバイ」の文字表示がされる。この状態で、1回目の滅菌を行うために、被滅
菌物3をチャンバ4内に入れ、蓋7を閉じる。この状態で、T2時点で省エネモード選択
スイッチ25をオン(ON)操作して省エネモードを選択した後、スタートスイッチST
をON操作することにより、滅菌モードが開始する。
この開始により、(ろ)のようにボイラ8側は、後に行う蒸気発生にてボイラ8内を飽
和蒸気とするために、ボイラ8内を真空とする予備真空工程となる。この予備真空工程で
は、(よ)のようにブザーがピピッと鳴り、且つ(わ)のようにボイラ真空電磁弁V1が
ON(通電にて弁が開くこと、以下他の電磁弁も同じ))すると共に、(か)のように真
空ポンプ9がON(通電にて運転)し、ボイラ排気管16を通してボイラ8内の空気が排
気される。ボイラ8側の予備真空工程は、(そ)のように「ボイラ予備真空」の文字に対
応配置のボイラ工程表示ランプ23が点灯する。
そしてT3時点で、ボイラ8側は、上記予備真空工程が終了すると共に注水工程となる
。この注水工程では、(わ)のようにボイラ真空電磁弁V1がOFF(非通電にて弁が閉
じること、以下他の電磁弁も同じ)すると共に、(り)のように注水電磁弁V5が一定時
間ONして貯水タンク10の水が注水管12を通ってボイラ8へ注水される。そして(り
)のように注水電磁弁V5がOFFしてこの注水が終了した後は、ボイラ加熱工程となる
。一方、チャンバ4側では、(お)のようにチャンバ真空電磁弁V2がONして、チャン
バ排気管15を通してチャンバ4内の空気が運転中である真空ポンプ9によって排気され
、予備真空工程となる。このチャンバ4側の予備真空工程であることは、(れ)のように
「チャンバ予備真空」の文字に対応配置のチャンバ工程表示ランプ22が点灯する。
一方、ボイラ8側での注水は、所定時間またはボイラ8に設けた水位センサの検知によ
って、所定の注水が終了したとき、(り)のように注水電磁弁V5がOFFすると共に、
(へ)のようにボイラ用電気ヒータ14がONして通電され、発熱してボイラ8内の水を
加熱し、ボイラ8内に高温蒸気が発生し、点線で示す(に)のようにボイラ8内の温度が
上昇する。このため、ボイラ8側はボイラ加熱工程となる。また、(そ)のように「ボイ
ラ加熱」の文字に対応配置のボイラ工程表示ランプ23が点灯する。
そしてT4時点で、(お)のようにチャンバ真空電磁弁V2がOFFし、(か)のよう
に真空ポンプ9がOFF(非通電にて運転停止)する。一方、(ち)のように蒸気投入用
電磁弁V6がONし、ボイラ8内の高温蒸気が、蒸気供給管13を通ってチャンバ4へ供
給され、実線で示す(は)のようにチャンバ4内の温度が上昇する。このため、チャンバ
4側はチャンバ加熱工程となる。
このチャンバ4側では、チャンバ4内が105℃〜115℃のように所定の高温蒸気の
雰囲気となるようにするために、温度センサ18の温度検出に基づき、(お)のようにチ
ャンバ真空電磁弁V2を間歇的にONし、これと同期して(か)のように真空ポンプ9を
間歇的にONし、真空ポンプ9によってチャンバ排気管15を通してチャンバ4内の空気
を排気する。一方、ボイラ8側では、(へ)のようにボイラ用電気ヒータ14が連続通電
となり、また、(ち)のように蒸気投入用電磁弁V6は真空ポンプ9のON時にはOFF
する逆関係にて、ON・OFFが行われる。この一連の制御によって、(は)のようにチ
ャンバ4内の飽和蒸気度を上げる。
このチャンバ加熱工程及びボイラ加熱工程では、(れ)のように「チャンバ加熱」の文
字に対応配置のチャンバ工程表示ランプ22が点灯する。また、(た)のようにデジタル
表示21にチャンバ4内の温度が数字表示される。なお、(そ)のように「ボイラ加熱」
の文字に対応配置のボイラ工程表示ランプ23は点灯した状態である。
このボイラ加熱工程及びチャンバ加熱工程は、チャンバ4内の温度が所定温度になるま
で行なわれる。このボイラ加熱工程及びチャンバ加熱工程の終了のT5時点で、チャンバ
4側では滅菌工程が開始され、(れ)のように「滅菌」の文字に対応配置のチャンバ工程
表示ランプ22が点灯する。また、(つ)のように滅菌時間のカウント状態を表示する滅
菌タイマセグメント24が、点滅表示する。
滅菌工程時間は、制御手段11のプログラムされた時間である。チャンバ4内が所定の
高温高圧状態で滅菌工程が行われるようにするために、滅菌工程に移行する前に、ボイラ
加熱工程及びチャンバ加熱工程の終了近傍から、(へ)のようにボイラ用電気ヒータ14
をON状態にして、ボイラ8内が飽和蒸気となるように、例えば135℃のような高温蒸
気を発生させると共に、これと同期して(ち)のように蒸気投入用電磁弁V6をONして
、チャンバ4内にこの高温蒸気を注入して、チャンバ4内が例えば135℃のような高温
高圧蒸気の飽和蒸気の状態とする。
滅菌工程はT6時点で終了し、(い)のようにチャンバ側工程は、排気工程及び乾燥工
程へ順次移行する。またボイラ8側工程は、スタンバイ状態となる。T6時点で(よ)の
ようにブザーがピーと鳴り排気工程が開始し、(へ)のようにボイラ用電気ヒータ14を
OFF状態とし、また、(ち)のように蒸気投入用電磁弁V6をOFFし、(ぬ)のよう
に排気用電磁弁V4が一定時間ONして、チャンバ4内の高温蒸気を排気管28から逆止
弁を通り、貯水タンク10内の水に浸かった冷却パイプ29を通って排気する。排気工程
は、T6時点からT7時点まで所定時間行われ、(れ)のように「排気」の文字に対応配
置のチャンバ工程表示ランプ22が点灯する。また、T6時点で、(そ)のように「ボイ
ラ加熱」の文字に対応配置のボイラ工程表示ランプ23は消灯し、(つ)のように滅菌タ
イマセグメント24の表示は消える。(た)のようにデジタル表示21にチャンバ4内の
温度の数字表示が継続している。
排気工程はT7時点で終了し、(い)のようにチャンバ側工程は乾燥工程へ移行する。
乾燥工程は、制御手段11によって、(へ)のようにボイラ用電気ヒータ14は、OFF
する。また(と)のように制御手段11によって、乾燥ヒータ5に間歇通電してチャンバ
4の加熱を行う。これと共に、(お)のようにチャンバ真空電磁弁V2を一定時間ONし
、これと同期して(か)のように真空ポンプ9を一定時間ONする。この真空ポンプ9の
ON期間中の一定時間、(る)のように途中で吸気電磁弁V3が所定時間ONし、エアフ
ィルタ及び逆止弁を備えた吸気管27を通って、チャンバ4内へ外気が導入される。この
ため、真空ポンプ9によってチャンバ排気管15を通してチャンバ4内の空気を排気する
と共に、チャンバ4内へ外気を導入して、被滅菌物3やチャンバ4の内面を乾燥処理する
乾燥工程が行なわれる。また、(た)のようにデジタル表示21に乾燥残時間の残り時間
を順次表示し、(れ)のように「乾燥」の文字に対応配置のチャンバ工程表示ランプ22
が点灯する。
乾燥工程はT8時点で終了し、(よ)のようにブザーが5回ピーと鳴り乾燥工程が終了
したことを報知すると共に、(れ)のように「完了」の文字に対応配置のチャンバ工程表
示ランプ22が点滅する。また、乾燥工程の終了するT8時点の直前に(る)のように吸
気電磁弁V3が短時間ONし、チャンバ4内へ外気を入れて真空状態のチャンバ4内の圧
力を若干上げる。蓋7はソレノイド式ロック装置によって閉じた状態を保持されているた
め、T9時点で蓋開キーONによって、このソレノイドへ通電してロックを外す。そして
、(れ)のように「完了」の文字に対応配置のチャンバ工程表示ランプ22が点滅する。
また、(る)のように吸気電磁弁V3が一定時間ONし、チャンバ4内へ外気を入れて真
空状態のチャンバ4内の圧力を外気と同等にし、蓋7を開いて被滅菌物3をチャンバ4か
ら取り出すことができる状態とする。そして、T10時点で操作パネル20に配置したス
トップキーのONによってチャンバ側工程が完了し、スタンバイ状態となり、(れ)のよ
うに「完了」の文字に対応配置のチャンバ工程表示ランプ22が消灯する。このようにし
て、所定の省エネモードが終了し、滅菌モードの運転が終了する。ここで、蒸気滅菌器1
による滅菌動作を停止する場合は、電源スイッチSWをオフ(OFF)操作する。
このように省エネモードでは、滅菌工程の終了にてボイラ8の電気ヒータ14の通電を
OFFにし、排気・乾燥工程が終了する滅菌モードの運転終了まで、電気ヒータ14の通
電をOFF状態としている。このため、被滅菌物の滅菌工程を1回行なうが、2回目を引
き続いて行わない場合には、省エネモードを選択することにより、滅菌工程の終了にてボ
イラ8は稼動休止状態となるため、電気ヒータ14の消費電力軽減によって、省エネ効果
が期待できる。
次に、滅菌モードがスピードモードで行われる場合の動作を図3に基づき説明する。(
イ)にはチャンバ4側の工程を示しており、(ロ)にはボイラ8側の工程を示している。
操作に際しては、先ず、T1時点で電源スイッチSWをオン(ON)操作することにより
、(イ)(ロ)のようにスタンバイ状態となる。(ホ)のメインリレーは、制御手段11
のメイン回路をON状態とするリレーを意味する。そして、(タ)のようにデジタル表示
21に「スタンバイ」の文字表示がされる。この状態で、1回目の滅菌を行うために、被
滅菌物3をチャンバ4内に入れ、蓋7を閉じる。この状態で、T2時点でスピードモード
選択スイッチ26をオン(ON)操作してスピードモードを選択した後、スタートスイッ
チSTをON操作することにより、滅菌モードがスピードモードで開始する。
この開始により、(ロ)のようにボイラ8側は、後に行う蒸気発生にてボイラ8内を飽
和蒸気とするために、ボイラ8内を真空とする予備真空工程となる。この予備真空工程で
は、(ヨ)のようにブザーがピピッと鳴り、且つ(ワ)のようにボイラ真空電磁弁V1が
ON(通電にて弁が開くこと、以下他の電磁弁も同じ))すると共に、(カ)のように真
空ポンプ9がON(通電にて運転)し、ボイラ排気管16を通してボイラ8内の空気が排
気される。ボイラ8側の予備真空工程は、(ソ)のように「ボイラ予備真空」の文字に対
応配置のボイラ工程表示ランプ23が点灯する。
そしてT3時点で、ボイラ8側は、上記予備真空工程が終了すると共に注水工程となる
。この注水工程では、(ワ)のようにボイラ真空電磁弁V1がOFF(非通電にて弁が閉
じること、以下他の電磁弁も同じ)すると共に、(リ)のように注水電磁弁V5が一定時
間ONして貯水タンク10の水が注水管12を通ってボイラ8へ注水される。そして(リ
)のように注水電磁弁V5がOFFしてこの注水が終了した後は、ボイラ加熱工程となる
。一方、チャンバ4側では、(オ)のようにチャンバ真空電磁弁V2がONして、チャン
バ排気管15を通してチャンバ4内の空気が運転中である真空ポンプ9によって排気され
、予備真空工程となる。このチャンバ4側の予備真空工程であることは、(レ)のように
「チャンバ予備真空」の文字に対応配置のチャンバ工程表示ランプ22が点灯する。
一方、ボイラ8側での注水は、所定時間またはボイラ8に設けた水位センサの検知によ
って、所定の注水が終了したとき、(リ)のように注水電磁弁V5がOFFすると共に、
(ヘ)のようにボイラ用電気ヒータ14がONして通電され、発熱してボイラ8内の水を
加熱し、ボイラ8内に高温蒸気が発生し、(ニ)のようにボイラ8内の温度が上昇する。
このため、ボイラ8側はボイラ加熱状態となる。また、(ソ)のように「ボイラ加熱」の
文字に対応配置のボイラ工程表示ランプ23が点灯する。
そしてT4時点で、(オ)のようにチャンバ真空電磁弁V2がOFFし、(カ)のよう
に真空ポンプ9がOFF(非通電にて運転停止)する。一方、(チ)のように蒸気投入用
電磁弁V6がONし、ボイラ8内の高温蒸気が、蒸気供給管13を通ってチャンバ4へ供
給され、(ハ)のようにチャンバ4内の温度が上昇する。このため、チャンバ4側はチャ
ンバ加熱工程となる。
このチャンバ4側では、チャンバ4内が所定の真空状態を保ち、105℃〜115℃の
ような所定の高温蒸気の雰囲気となるようにするために、温度センサ18の温度検出に基
づき、(オ)のようにチャンバ真空電磁弁V2を間歇的にONし、これと同期して(カ)
のように真空ポンプ9を間歇的にONし、真空ポンプ9によってチャンバ排気管15を通
してチャンバ4内の空気を排気する。一方、ボイラ8側では、このON時にはOFFする
逆関係にて、(ヘ)のようにボイラ用電気ヒータ14が連続通電となり、また、(チ)の
ように蒸気投入用電磁弁V6は真空ポンプ9のON時にはOFFする逆関係にて、ON・
OFFが行なわれ、この一連の制御によって、(ハ)のようにチャンバ4内の飽和蒸気度
を上げる。
このチャンバ加熱工程及びボイラ加熱工程では、(レ)のように「チャンバ加熱」の文
字に対応配置のチャンバ工程表示ランプ22が点灯する。また、(タ)のようにデジタル
表示21にチャンバ4内の温度が数字表示される。なお、(ソ)のように「ボイラ加熱」
の文字に対応配置のボイラ工程表示ランプ23は点灯した状態である。
このボイラ加熱工程及びチャンバ加熱工程は、チャンバ4内の温度が所定温度になるま
で行なわれる。このボイラ加熱工程及びチャンバ加熱工程の終了のT5時点で、チャンバ
4側では滅菌工程が開始され、(レ)のように「滅菌」の文字に対応配置のチャンバ工程
表示ランプ22が点灯する。また、(ツ)のように滅菌時間のカウント状態を表示する滅
菌タイマセグメント24が、点滅表示する。
滅菌工程時間は、制御手段11のプログラムされた時間である。チャンバ4内が所定の
高温状態で滅菌工程が行われるようにするために、滅菌工程に移行する前に、ボイラ加熱
工程及びチャンバ加熱工程の終了近傍から、(ヘ)のようにボイラ用電気ヒータ14をO
N状態にして、ボイラ8内が飽和蒸気となるように、例えば135℃のような高温蒸気を
発生させると共に、これと同期して(チ)のように蒸気投入用電磁弁V6をONして、チ
ャンバ4内にこの高温蒸気を注入して、チャンバ4内が例えば135℃のような高温の飽
和蒸気の状態とする。
滅菌工程はT6時点で終了し、(イ)のようにチャンバ側工程は、排気工程及び乾燥工
程へ順次移行する。T6時点で(ヨ)のようにブザーがピーと鳴り排気工程が開始し、(
ロ)のボイラ8側工程では、ボイラ加熱工程が継続しており、(ヘ)のようにボイラ用電
気ヒータ14が一定時間間隔でON・OFFを繰り返すように制御手段11が制御し、ボ
イラ用電気ヒータ14が所定発熱状態に制御され、ボイラ8内が点線のように所定温度に
維持される。また、(チ)のように蒸気投入用電磁弁V6をOFFし、(ヌ)のように排
気用電磁弁V4が一定時間ONして、チャンバ4内の高温蒸気を排気管28から逆止弁を
通り、貯水タンク10内の水に浸かった冷却パイプ29を通って排気する。排気工程は、
T6時点からT7時点まで所定時間行われ、(レ)のように「排気」の文字に対応配置の
チャンバ工程表示ランプ22が点灯する。また、T6時点で、(ソ)のように「ボイラ加
熱」の文字に対応配置のボイラ工程表示ランプ23は点灯を継続し、(ツ)のように滅菌
タイマセグメント24の表示は消える。(タ)のようにデジタル表示21にチャンバ4内
の温度の数字表示が継続している。
排気工程はT7時点で終了し、(イ)のようにチャンバ側工程は乾燥工程へ移行する。
乾燥工程は、制御手段11によって、(ヘ)のようにボイラ用電気ヒータ14は、一定時
間間隔でON・OFFを繰り返すように制御されている。また(ト)のように制御手段1
1によって、乾燥ヒータ5に間歇通電してチャンバ4の加熱を行う。これと共に、(オ)
のようにチャンバ真空電磁弁V2を一定時間ONし、これと同期して(カ)のように真空
ポンプ9を一定時間ONする。この真空ポンプ9のON期間中の一定時間、(ル)のよう
に途中で吸気電磁弁V3が所定時間ONし、エアフィルタ及び逆止弁を備えた吸気管27
を通って、チャンバ4内へ外気が導入される。このため、真空ポンプ9によってチャンバ
排気管15を通してチャンバ4内の空気を排気すると共に、チャンバ4内へ外気を導入し
て、被滅菌物3やチャンバ4の内面を乾燥処理する乾燥工程が行なわれる。また、(タ)
のようにデジタル表示21に乾燥残時間の残り時間を順次表示し、(レ)のように「乾燥
」の文字に対応配置のチャンバ工程表示ランプ22が点灯する。(ソ)のように「ボイラ
加熱」の文字に対応配置のボイラ工程表示ランプ23は点灯を継続している。
乾燥工程はT8時点で終了し、(ヨ)のようにブザーが5回ピーと鳴り乾燥工程が終了
したことを報知すると共に、(レ)のように「完了」の文字に対応配置のチャンバ工程表
示ランプ22が点滅する。また、乾燥工程の終了するT8時点の直前に(ル)のように吸
気電磁弁V3が短時間ONし、チャンバ4内へ外気を入れて真空状態のチャンバ4内の圧
力を若干上げる。蓋7はソレノイド式ロック装置によって閉じた状態を保持されているた
め、T9時点で蓋開キーONによって、このソレノイドへ通電してロックを外す。そして
、(レ)のように「完了」の文字に対応配置のチャンバ工程表示ランプ22が点滅する。
また、(ル)のように吸気電磁弁V3が一定時間ONし、チャンバ4内へ外気を入れて真
空状態のチャンバ4内の圧力を外気と同等にし、蓋7を開いて被滅菌物3をチャンバ4か
ら取り出すことができる状態とする。そして、T10時点で操作パネル20に配置したス
トップキーのONによってチャンバ側工程が完了し、スタンバイ状態となり、(レ)のよ
うに「完了」の文字に対応配置のチャンバ工程表示ランプ22が消灯する。
上記のようにして1回目の滅菌モードが終了する。乾燥工程が終了したT8時点以降、
1回目の滅菌モードが終了してスタンバイ状態になっても、制御手段11によって、(ヘ
)のようにボイラ用電気ヒータ14は、一定時間間隔でON・OFFを繰り返すように制
御されている。これによって、上記のようにして1回目の滅菌モードが終了するが、引き
続いて他の被滅菌物3をチャンバ4内に入れて、2回目の滅菌を行うことを待機している
このスタンバイ状態で、2回目の滅菌を行うために、他の被滅菌物3をチャンバ4内に
入れ、蓋7を閉じる。この状態で、T11時点において上記同様に、スピードモード選択
スイッチ26をオン(ON)操作してスピードモードを選択した後、スタートスイッチS
TのON操作にて、2回目の滅菌モードがスピードモードで開始する。
この開始時には、(ヘ)のようにボイラ用電気ヒータ14は、一定時間間隔でON・O
FFを繰り返すように制御されているため、上記T2〜T3のボイラ8側の予備真空工程
は省略され、上記T3時点と同様の開始となる。2回目の滅菌モードの開始により、上記
1回目の滅菌モードと同様に、チャンバ4側では、(オ)のようにチャンバ真空電磁弁V
2がONすると共に、(カ)のように真空ポンプ9のONにより、チャンバ排気管15を
通してチャンバ4内の空気が真空ポンプ9によって排気され、予備真空工程となる。この
チャンバ4側の予備真空工程では、(ル)のように途中で吸気電磁弁V3が所定時間ON
し、エアフィルタ及び逆止弁を備えた吸気管27を通って、チャンバ4内へ外気を導入す
る。このチャンバ4側の予備真空工程は、(レ)のように「チャンバ予備真空」の文字に
対応配置のチャンバ工程表示ランプ22が点灯する。また(ソ)のように、「ボイラ加熱
」の文字に対応配置のボイラ工程表示ランプ23は点灯を継続している。
そしてT12時点でチャンバ4側の予備真空工程が終了し、チャンバ4側はチャンバ加
熱工程となる。チャンバ4側では、チャンバ4内が所定の高温蒸気の雰囲気となるように
するために、温度センサ18の温度検出に基づき、制御手段11の動作によって、(オ)
のようにチャンバ真空電磁弁V2を間歇的にONし、これと同期して(カ)のように真空
ポンプ9を間歇的にONし、真空ポンプ9によってチャンバ排気管15を通してチャンバ
4内の空気を排気する。一方、ボイラ8側では、(ヘ)のようにボイラ用電気ヒータ14
が連続通電となり、また、(チ)のように蒸気投入用電磁弁V6は真空ポンプ9のON時
にはOFFする逆関係にて、ON・OFFが行われる。この一連の制御によって、(ハ)
のようにチャンバ4内の飽和蒸気度を上げる。
このチャンバ加熱工程及びボイラ加熱工程では、(レ)のように「チャンバ加熱」の文
字に対応配置のチャンバ工程表示ランプ22が点灯する。また、チャンバ4内が所定温度
に上昇した状態から、(タ)のようにデジタル表示21にチャンバ4内の温度が数字表示
される。なお、(ソ)のように「ボイラ加熱」の文字に対応配置のボイラ工程表示ランプ
23は点灯した状態である。
このボイラ加熱工程及びチャンバ加熱工程は、チャンバ4内の温度が所定温度になるま
で行なわれる。このボイラ加熱工程及びチャンバ加熱工程の終了のT13時点で、チャン
バ4側では滅菌工程が開始され、上記1回目の滅菌モードと同様に、「滅菌」の文字に対
応配置のチャンバ工程表示ランプ22が点灯し、滅菌時間のカウント状態を表示する滅菌
タイマセグメント24が、点滅表示する。
滅菌工程時間は、制御手段11のプログラムされた時間である。チャンバ4内が所定の
高温状態で滅菌工程が行われるようにするために、滅菌工程に移行する前に、ボイラ加熱
工程及びチャンバ加熱工程の終了近傍から、(ヘ)のようにボイラ用電気ヒータ14をO
N状態にして、ボイラ8内が飽和蒸気となるように、例えば135℃のような高温蒸気を
発生させると共に、これと同期して(チ)のように蒸気投入用電磁弁V6をONして、チ
ャンバ4内にこの高温蒸気を注入して、チャンバ4内が例えば135℃のような高温の飽
和蒸気の状態とする。
このような滅菌工程は、上記1回目の滅菌モードと同様であり、この滅菌工程の終了に
て、チャンバ側工程は、排気工程及び乾燥工程へ順次移行し、上記1回目の滅菌モードと
同様に排気工程及び乾燥工程が実行された後、上記1回目の滅菌モードのT8〜T10の
工程を経て、スタンバイ状態となる。この状態で、3回目の滅菌モードを実行せず、蒸気
滅菌器1による滅菌動作を停止する場合は、電源スイッチSWをオフ(OFF)操作する
このようにスピードモードでは、1回目の滅菌工程の終了では、ボイラ8の電気ヒータ
14の通電をON・OFF制御して、ボイラ8は稼動状態に維持しつつ、1回目の滅菌工
程が引き続いて実行可能としている。このため、被滅菌物の滅菌工程を連続して行なう場
合には、スピードモードを選択することにより、引き続いて次の滅菌モードが実行されて
も、チャンバ4内を所定の高温蒸気下に保つことができることとなり、連続してすばやく
滅菌工程を実行できるものとなる。
上記において、加熱工程、滅菌工程、排気工程、乾燥工程等における温度や時間等はこ
れらに限定されるものではなく、チャンバ4の容積や被滅菌物の種類に応じて適宜設定す
るものである。
本発明は、上記実施例に限定されず、縦型チャンバ方式の蒸気滅菌器にも適用できるも
のであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するものである。
1・・・・・蒸気滅菌器
2・・・・・チャンバの開口
3・・・・・被滅菌物
4・・・・・チャンバ
5・・・・・乾燥ヒータ
7・・・・・蓋
8・・・・・ボイラ
9・・・・・真空ポンプ
10・・・・貯水タンク
11・・・・制御手段
20・・・・操作パネル
21・・・・デジタル表示
22・・・・チャンバ工程表示ランプ
23・・・・ボイラ工程表示ランプ
24・・・・滅菌タイマセグメント
25・・・・省エネモード選択スイッチ
26・・・・スピードモード選択スイッチ
ST・・・・スタートスイッチ
SW・・・・電源スイッチ

Claims (2)

  1. 収納された被滅菌物を高温蒸気下で滅菌するチャンバと、電気ヒータの通電によって前
    記チャンバ内へ注入する高温蒸気を発生させるボイラを備え、滅菌モードの開始によって
    、前記ボイラから高温蒸気を前記チャンバ内へ注入し、前記チャンバ内の被滅菌物を高温
    蒸気下で滅菌工程を実行した後、前記チャンバ内を排気乾燥する排気乾燥工程を実行する
    蒸気滅菌器において、省エネモードとスピードモードを備え、前記省エネモードでは、前
    記滅菌工程の終了にて前記電気ヒータの通電を前記滅菌モードの運転終了までOFF状態
    とし、前記スピードモードでは、前記滅菌工程の終了にて前記電気ヒータの通電を前記滅
    菌モードの運転終了までON・OFF制御にて所定発熱状態とすることを特徴とする蒸気
    滅菌器。
  2. 収納された被滅菌物を高温蒸気下で滅菌するチャンバと、電気ヒータの通電によって前
    記チャンバ内へ注入する高温蒸気を発生させるボイラを備え、滅菌モードの開始によって
    、前記ボイラから高温蒸気を前記チャンバ内へ注入し、前記チャンバ内の被滅菌物を高温
    蒸気下で滅菌工程を実行した後、前記チャンバ内を排気乾燥する排気乾燥工程を実行する
    蒸気滅菌器において、省エネモードとスピードモードを備え、前記省エネモードでは、前
    記電気ヒータは、前記滅菌工程中は連続通電であり、前記滅菌工程の終了から前記滅菌モ
    ードの運転終了までOFF状態であり、前記スピードモードでは、前記滅菌工程中は連続
    通電であり、前記滅菌工程の終了にて前記電気ヒータの通電を前記滅菌モードの運転終了
    までON・OFF制御にて所定発熱状態とすることを特徴とする高圧蒸気滅菌器。
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