JP2012048766A - 警報装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外部光を遮断しつつ外気を内部に流通可能な暗室10に、検知光を出射する発光部11と、検知光が散乱された散乱光を受光する受光部12と、発光部11から出射された検知光が受光部12に直接到達することを防止する遮光部13とを設けた警報装置であって、発光部11、受光部12、および遮光部13のうちの少なくとも一つの部材に付着する異物Xを部材から除去する異物除去手段を備え、警報の動作状態を変更する動作変更部4とを備え、異物除去手段は、動作変更部4を操作した時に発生する衝撃を異物Xに付与可能に構成したものである。
【選択図】図7
Description
ここで、本願の第1乃至第3発明では、警報の動作状態を変更する動作変更部を備え、上記異物除去手段は当該動作変更手段の操作と連動して動作するものとして構成されている。
そこで、本共通構成の警報装置では、発光部、受光部、および遮光部のうちの少なくとも一つの部材に付着する異物を除去する異物除去手段を設けている。これにより、異物除去手段が動作した後は、前記部材がクリーンな状態となるので、火災の誤検知がなくなり、誤報の発報が確実に防止される。
また、警報装置にこのような異物除去手段を備えておけば、内部に侵入した異物の確認や除去のために、警報装置を開封する必要もないので、外気等に含まれる異物によって警報装置の内部の光学系部材が不意に汚染される可能性が低い。よって、警報装置を廃棄することなくそのまま継続使用することが可能となる。
そこで、本第1発明に係る警報装置では、このような動作変更部に対する物理的操作に伴って発生する衝撃を、異物除去手段として利用する。すなわち、上記衝撃を、発光部、受光部、および遮光部のうちの少なくとも一つの部材に付着した異物に付与することで、当該異物を前記部材から振り落とすことができる。これにより、前記部材がクリーンな状態となり、火災の誤検知がなくなるとともに、誤報発報が確実に防止される。また、本第1発明では、動作変更部による警報の動作状態の変更と異物除去とを兼ねることができるという利点もある。
このような摺動部を設けることにより、本第2発明に係る警報装置では、動作変更部に対する物理的操作に伴って、摺動部が前記部材の外表面(例えば、遮光部の外周面)を摺動しながら異物を前記部材から剥離するように除去することができる。ここで、摺動部は前記部材の外表面と物理的に接触するため、前記部材から異物をより確実に隔離することができる。従って、本構成では、前記部材がよりクリーンな状態となるため、誤報発報がより一層確実に防止される。また、本第2発明では、動作変更部による警報の動作状態の変更と異物除去とを兼ねることができるという利点もある。
そこで、第3発明に係る警報装置では、このような動作変更部に対する物理的操作に伴って空気室から噴射される空気流を、異物除去手段として利用する。すなわち、上記空気流を、発光部、受光部、および遮光部のうちの少なくとも一つの部材に付着した異物に付与することで、当該異物を風圧により前記部材から振り落とすことができる。これにより、前記部材がクリーンな状態となり、火災の誤検知がなくなるとともに、誤報発報が確実に防止される。また、本第3発明では、動作変更部による警報の動作状態の変更と異物除去とを兼ねることができるという利点もある。
初めに、本発明の火災警報装置における主要部の構成を説明する。図1は、火災警報装置の主要部である煙検知部1の内部を概略的に示した平断面図である。
この異物除去手段の構成を、次の実施形態及び参考例において具体的に説明する。なお、外部から侵入する微細な異物は、経験的に見て、LED11、受光素子12、および遮光壁13に付着し易いが、遮光壁13に異物が付着した場合が一番影響が大きい。そこで、以下の実施形態及び参考例では、特に遮光壁13に対して講じる異物除去手段について説明する。
図2は、第1参考例による火災警報装置100の正面図である。図3は、火災警報装置100の分解斜視図である。この図では理解を容易にするために配線等を省略してある。図4は、火災警報装置100における煙検知部1の内部を概略的に示した平断面図である。この図は後述する筒状部材15の内周面に形成したリブ15aより下の位置で見た平断面図である。図5は、図4の煙検知部1におけるV−Vの位置の縦断面図である。
なお、第1参考例の火災警報装置100は、天井取付タイプのものとしているが、壁掛けタイプのものとすることもできる。
また、内部に侵入した異物の確認や除去のために、警報装置を開封する必要もないので、外気等に含まれる異物によって警報装置の内部の光学系部材が不意に汚染される可能性が低い。よって、警報装置を廃棄することなくそのまま継続使用することが可能となる。
さらに、本参考例では、スピーカ17による警報発報と異物除去とを兼ねることができるという利点もある。
図6は、第1実施形態による火災警報装置における煙検知部1の内部を概略的に示した平断面図であり、第1参考例において説明した図4に対応する。図7は、図6の煙検知部1におけるVII−VIIの位置での縦断面図である。
図8は、第2実施形態による火災警報装置における煙検知部1の内部を概略的に示した平断面図であり、第1参考例において説明した図4に対応する。図9は、図8の煙検知部1におけるIX−IXの位置での縦断面図である。
図10は、第3実施形態による火災警報装置における煙検知部1の内部を概略的に示した平断面図であり、第1参考例において説明した図4に対応する。図11は、図10の煙検知部1におけるXI−XIの位置での縦断面図である。
上記実施形態では、遮光壁13に付着した異物Xを除去するに際し、遮光壁13そのものについては格別な変更等は行っていない。しかし、遮光壁13に対して摩擦係数を低減させるための表面処理を施しておくことも可能である。
例えば、遮光壁13の表面に、研磨処理、フッ素樹脂コーティング、シリコン樹脂コーティング等を施しておくことが有効である。このような表面処理を予め施しておくと、遮光壁13に対して異物を付着し難くすることができる。
また、仮に遮光壁13の表面に異物Xが付着したとしても、当該異物Xに対し、少しの振動、衝撃、空気流等を付与するだけで、当該異物Xを容易に振り落とすことができる。
10 暗室
11 LED(発光部)
12 受光素子(受光部)
13 遮光壁(遮光部)
17 スピーカ(音波出力手段、異物除去手段)
18 振動板(異物除去手段)
19 スプリング(弾性部材)
20 空気室
22 筒状部材(摺動部材、異物除去手段)
100 火災警報装置
X 異物
Claims (5)
- 外部光を遮断しつつ外気を内部に流通可能な暗室に、検知光を出射する発光部と、前記検知光が散乱された散乱光を受光する受光部と、前記発光部から出射された前記検知光が前記受光部に直接到達することを防止する遮光部とを設けた警報装置であって、
前記発光部、前記受光部、および前記遮光部のうちの少なくとも一つの部材に付着する異物を前記部材から除去する異物除去手段と、
警報の動作状態を変更する動作変更部とを備え、
前記異物除去手段は、前記動作変更部を操作した時に発生する衝撃を前記異物に付与可能に構成したものである警報装置。 - 外部光を遮断しつつ外気を内部に流通可能な暗室に、検知光を出射する発光部と、前記検知光が散乱された散乱光を受光する受光部と、前記発光部から出射された前記検知光が前記受光部に直接到達することを防止する遮光部とを設けた警報装置であって、
前記発光部、前記受光部、および前記遮光部のうちの少なくとも一つの部材に付着する異物を前記部材から除去する異物除去手段と、
警報の動作状態を変更する動作変更部とを備え、
前記異物除去手段は、前記動作変更部の操作と連動して前記部材の外表面を摺動する摺動部材として構成したものである警報装置。 - 外部光を遮断しつつ外気を内部に流通可能な暗室に、検知光を出射する発光部と、前記検知光が散乱された散乱光を受光する受光部と、前記発光部から出射された前記検知光が前記受光部に直接到達することを防止する遮光部とを設けた警報装置であって、
前記発光部、前記受光部、および前記遮光部のうちの少なくとも一つの部材に付着する異物を前記部材から除去する異物除去手段と、
警報の動作状態を変更する動作変更部とを備え、当該動作変更部と前記暗室とを連結する空気室を設け、
前記異物除去手段は、前記動作変更部を操作した時に前記空気室から発生する空気流を前記異物に付与可能に構成したものである警報装置。 - 前記動作変更部を操作する際の作動距離を増大させる弾性部材を設けた請求項1〜3の何れか一項に記載の警報装置。
- 前記動作変更部は前記警報を一時停止させる一時停止ボタンである請求項1〜4の何れか一項に記載の警報装置。
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