JP2012045849A - インクジェット装置および加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリント開始時の部分的なシートの温度低下による画像品位の劣化を抑制する。またプリント終了時の部分的なシート温度上昇によるシートの変形を抑制する。
【解決手段】 シートが移動を停止している停止状態では所定位置においてシートに対して加熱部による加熱と冷却部による冷却を同時に行うように制御し、前記停止状態の後にインクジェットヘッドでインクを付与するためにシートが移動を開始したら、前記所定位置においてシートに対して前記加熱部による加熱は継続し且つ前記冷却部による冷却を前記停止状態のときよりも弱める。
【選択図】 図4

Description

本発明はインクジェットヘッドを用いてインクを吐出して対象物に付与するインクジェット装置に関する。
特許文献1に開示されるインクジェットプリンタは、2つのヒータを用いてシートを裏面から加熱してシート温度を予め高めておくことで、シートに付与された後のインクの乾燥を促進させるものである。2つのヒータは、プレヒートを行うための予熱ランプを内蔵する駆動ローラ、およびプリント領域の支持面の下に設けたハロゲンランプである。
特許第3408287号
一般にヒータにエネルギを投入してから所定の発熱量となるまでにはタイムラグがある。プリント開始でヒータ駆動の指令を行うと、温度上昇までのタイムラグの間に通過したシートの部位は所望よりも低い温度になって、その部分でインクの乾燥不足による色ムラなど画像ムラが生じてしまう可能性がある。特許文献1は加熱部を2つ設けてプリント前にシートをプレヒートするものであるが、ヒータを2つ設けることによる消費電力の増大や構造の複雑化はプリンタが大型になるほど顕著な問題となる。
また、特許文献1のようにシート裏面側からシートを加熱して表面のインク滴を乾燥させる方式では以下に述べるような課題がある。すなわち、使用するシートが大きな厚みを有していたり断熱性が高い材質(たとえば樹脂板や厚手のビニール)であったりすると、シート表面のインクに効率よく熱を与えることが難しくなり、高速プリントの妨げになる。さらに、屋内装飾用壁紙など裏面に接着層があるシートでは、シート裏面を加熱すると接着層の糊が溶け出してしまう場合がある。溶け出した糊はシート搬送ジャムを引き起こす要因となる。
また、プリント終了に伴いにシート搬送を停止させるとともにヒータによる加熱も停止させるが、ヒータは停止させても余熱によりしばらく発熱を続ける。そのため、ヒータ直下に停止したシートへの加熱が継続し、シート表面温度が許容される温度よりも高くなるとシートが変形してしまう可能性がある。この現象は使用するシートの材質がプラスチックなど熱に弱い場合にとくに顕著となる。
本発明は上述の課題の認識の基づいてなされたものである。本発明の目的の一つは、プリント開始時の部分的なシートの温度低下による画像品位の劣化を抑制することである。本発明の別の目的は、プリント終了時の部分的なシート温度上昇によるシートの変形を抑制することである。
本発明のインクジェット装置の一つの形態は、シートを移動させるローラ対と、前記ローラ対で搬送されるシートにインクを付与するインクジェットヘッドと、前記ローラ対よりもシートが移動する方向の下流側の所定位置においてシートを加熱する加熱部と、前記所定位置においてシートを冷却する冷却部と、シートが移動を停止している停止状態では前記所定位置において前記シートに対して前記加熱部による加熱と前記冷却部による冷却を同時に行うように制御し、前記停止状態の後に前記インクジェットヘッドでインクを付与するために前記シートが移動を開始したら、前記所定位置において前記シートに対して前記加熱部による加熱は継続し且つ前記冷却部による冷却を前記停止状態のときよりも弱めるように制御する制御部を有することを特徴とする。
本発明のインクジェット装置の別の形態は、シートを移動させるローラ対と、前記ローラ対で搬送されるシートにインクを付与するインクジェットヘッドと、前記ローラ対よりもシートが移動する方向の下流側の所定位置においてシートを加熱する加熱部と、前記所定位置においてシートを冷却する冷却部と、前記インクジェットヘッドでインクを付与しながらシートが移動している移動状態では、前記所定位置において前記シートに対して前記加熱部による加熱を行うように制御し、前記移動状態の後に前記シートが移動を停止したら前記所定位置において前記シートに対して前記移動状態のときよりも前記加熱部による加熱を弱め且つ前記冷却部による冷却を強めるように制御する制御部を有することを特徴とする。
本発明によれば、プリント開始時に搬送されてくる所定温度よりも低い温度のシートを即座に所定温度近傍となるように加熱することができる。つまり、プリント開始時の部分的なシートの温度低下による画像品位の劣化を抑制することができる。また、本発明によれば、プリント終了後に冷却部による冷却を強めることで、加熱部の余熱によるシートの温度上昇を抑制することができ、シートの変形を抑えることができる。
実施形態のインクジェットプリンタの構成を示す横断面図 図1の構成を斜めから見た斜視図 制御系の構成を示すブロック図 加熱部と冷却部の動作とその結果のシート表面温度の推移を示す図 プリント開始までの温度制御の処理を示すフローチャート プリント開始以降の温度制御の処理を示すフローチャート
本発明の実施形態として、大判シートを使用するインクジェットプリンタを例に挙げて説明する、なお、本発明はプリンタに限定されず、物品にインクジェット方式でインクを付与する様々な用途のインクジェット装置にも適用可能である。さらに本発明はシートに限らず移動する物品の温度を調整するために加熱する加熱装置にも広く適用することができる。
図1は本発明の実施形態である、大判シートを使用するインクジェット装置の構成を示す断面図である。また、図2は図1の構成を斜めから見た斜視図である。
シート供給部5には連続シートがウェブ状に巻き取られた未使用のロールシート6が装着される。使用するロールシートは例えばシート幅が数mに及ぶ大きなサイズを有する。シート供給部5から供給されたシートSは、回転駆動力が与えられた搬送ローラ1と従動回転するピンチローラ2からなる搬送ローラ対によって挟持される。搬送ローラ1とピンチローラ2は使用が想定される最大のシート幅に対応した長さに渡り、複数に分割もしくは一体物として形成されている。ピンチローラ2はアーム3によって支持され、弾性力により搬送ローラ1に付勢されている。アーム3もピンチローラ2に対応した長さを有する。
シートSは搬送ローラ1の回転によって搬送され、副走査方向(図中の紙面左方向))に移動する。移動するシートSはプリント部を通過する。プリント部はインクジェットヘッド7を保持して主走査方向(図中の紙面垂直方向)に往復移動するキャリッジ8と、プリント領域においてシートSを支持するシート支持面を持ったプラテン4とを有する。図2(a)はキャリッジ8が一方の端部に移動した状態、図2(b)はキャリッジ8が他方の端部に移動した状態を示す。図示はしてないが、搬送ローラ1の回転を検出するロータリエンコーダが設けられている。また、往復移動するキャリッジ8の位置を検出するリニアエンコーダが設けられている。
インクジェットヘッド7が採用するインクジェット方式は、ヒータを用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式、いずれであってもよい。本例ではエマルションインク(分散系インク)を使用することが可能となっている。エマルションインクは、シート上に吐出着弾されたインク滴に熱を加えることで膜を形成してシート表面に固化定着する。そのために後述するようにシートSを加熱する加熱部が設けられている。
キャリッジ8によるインクジェットヘッド7の往復移動(主走査)とシート搬送(副走査)を交互に繰り返すことで、シリアルにシートSの上に二次元のインク画像を形成していく。プリントがなされたシートSは図中のY方向に排出される。プリント部の下流には連続したシートを切断するためのカッタ9が設けられている。なお、本明細書においては、プリント時にシートが搬送される方向において、シート供給部5の側を上流、プリントなされたシートが排出される側を下流というものとする。
プリント部の上方には、プラテン4の上にあるシートを加熱するための加熱部、およびプラテン4の上にあるシートを冷却するための冷却部が設けられている。加熱部および冷却部は搬送ローラ対よりも下流側の所定位置(温度調整領域)においてシートを加熱および冷却して、シート温度を調整するような位置関係となっている。こられ加熱部および冷却部の能力を適切に制御することで、シートの表面温度を調整することが可能となる。具体的な制御方法については後述する。
加熱部は、主走査方向に沿って長い棒状のヒータ10と、その周囲の一部を覆う円筒面形状のリフレクタ11からなる。ヒータ10は投入した電気エネルギを電磁波(本例では赤外線または遠赤外線の熱線)に変換して発生するハロゲンヒータやシーズヒータなどの熱源であり、投入エネルギ量を調節することで発熱量を変化させることができる。リフレクタ11はヒータ10から発生する熱線を反射することで略一方向に偏向させる反射鏡である。リフレクタ11はヒータ10を焦点とする放物線断面としヒータ側の面は鏡面のように平滑に形成されることが理想的であるが、略シート方向に熱線を偏向させることができれば放物線断面に限定されない。反射鏡は高温に耐えうる材質で構成され、例えばステンレス、アルミなどの金属が好ましい。ヒータ10で発生した熱線の一部は直接的にプラテン4の方向に向かい、残りの熱線はリフレクタ11によって反射されて、主にプラテン4の方向に指向される。リフレクタ11を用いることでプラテン4の上のシートに集中的に熱線を付与する。加熱部は主走査方向においてプリントする領域全域に対してほぼ均等に熱線(インク乾燥のエネルギ)を付与する。加熱部が発する熱線はシートがある方向に指向され、一部はプラテン4よりも上流側にも照射される。しかし、プラテン4よりも上流にはピンチローラ2やアーム3が存在するので、熱線の多くはそれらによって遮断されてシートには到達しない。そのため、プラテン4に到達する前にはシートの温度上昇は小さい。
一方、冷却部は送風ファン13とダクト14とからなる(図2では省略されている)。送風ファン13により気流を発生させてダクト14を通して、プラテン4の上の主走査幅全域に対して空気を吹き付けて主走査方向においてほぼ均等に冷却する。また、気流によりシートの表面のみならず周辺の構成ユニットも冷却される。なお、冷却部は空気の吹き付けによって冷却する形態に限らず、プラテン4に冷却能力を可変にできる冷却手段(水冷機構、空冷機構、ペルチェ素子など)を内蔵してプラテンのシート支持面の温度を下げるような形態であってもよい。
このように、加熱部は主走査幅全域をほぼ均一に加熱し、冷却部も主走査幅全域をほぼ均一に冷却するので、主走査方向においてシートの温度に偏りが生じにくい。
リフレクタ11の近傍には、温度調整領域におけるシートSの温度に関する情報を非接触に検知する温度センサ12が設けられている(図2では省略されている)。後述するように、温度センサ12で検知した情報に基づいて、プリント最中にシートSの表面温度が所定の温度範囲に維持されるように、加熱部と冷却部の少なくとも一方が制御される。
図3は実施形態のインクジェット装置の制御系の構成を示すブロック図である。制御部100(コントローラ)はCPU101、ROM102、EEPROM103およびRAM104が基板上に形成されている。インタフェース105は例えばUSBインタフェースであり、制御部100と外部のPC等のホスト装置1000とを接続して、所定のプロトコルに基づいて双方向の通信を可能にする。制御部100にはエンコーダ106、温度センサ12の検知結果が入力される。エンコーダ106は上述した搬送ローラ1の回転を検出するロータリエンコーダ、およびキャリッジ8の位置を検出するリニアエンコーダである。各種センサ107は、例えばシートの先端や後端を検出するセンサ、シートの搬送状態を光学的に検知するセンサなどである。制御部100には、モータドライバ109とヘッド駆動回路110が接続されている。モータドライバ109は、制御部100の指令に基づいて搬送ローラ1やキャリッジ8の動作の駆動源である各種モータ111を駆動する。ヘッド駆動回路110は制御部100の指令に基づいてインクジェットヘッド7の複数のノズルを個別に駆動してインクを吐出させる。制御部100にはファン駆動回路113とヒータ制御回路114が接続されている。ファン駆動回路113は制御部100の指令に基づいて冷却部の送風ファン13の回転状態を制御する。ヒータ制御回路114は制御部100の指令に基づいて加熱部のヒータ10の発熱状態を制御する。制御部100は温度センサ12で検知した情報に基づいてインクジェットヘッドでインクを付与するプリント動作の最中にシートの表面温度が所定の温度範囲に維持されるように、ヒータ10および送風ファン13の能力を制御する。
以上の構成におけるプリントシーケンスは、キャリッジ8によるインクジェットヘッド7の往復移動(主走査)とシート搬送(副走査)を交互に繰り返すことで、シリアルにシートSの上に二次元のインク画像を形成していくシリアルプリントを基本とする。シリアルプリントにおける主走査では、キャリッジ8が往復移動しながらシートの同一箇所に複数回に分けてインクを付与して画像を完成させる、いわゆるマルチパスプリント方式を採用する。エマルションインクを使用する場合には、ある主走査(パス)でインクジェットヘッド7からインクが付与された箇所は、次の主走査(パス)で同一箇所にインクが付与されるまでの間にインクが乾燥して膜化している必要がある。仮に、次の主走査の時点でエマルションインクの膜化が完了していないと、重ね打ちされたインク同士が混じり合って滲みや凝集による画像劣化が起きる原因となる。
そのため、加熱部は、プリント動作でキャリッジ8が往復移動する最中にも、シートSに熱線を照射してシート表面を加熱する。キャリッジ8およびインクジェットヘッド7によって遮られない領域は加熱部からの熱線がシートSにインク付与面に照射される。移動するキャリッジ8およびインクジェットヘッド7の陰となる部分には熱線が届かない。しかし、キャリッジ8はほぼ等速で移動するので、主走査方向においてシートSのインクが付与される領域への熱線の照射の累積は平均化され、主走査方向においてほぼ均等の加熱量が与えられる。
加熱部と冷却部の動作とその結果のシート表面温度の推移について、図4を用いて説明する。図4(a)はプラテン上で加熱された後のシートの表面温度の変化を示すグラフ図である。つまり、温度センサ12による測定位置におけるシートの表面温度を示す。図4(b)は加熱部のヒータ10が発生する熱量の変化を示すグラフ図である。図4(c)は冷却部の送風ファン13の出力(回転数rpm、)を示すグラフ図である。これらのグラフは同じ時間軸で表わしている。
図4(a)、図4(b)において、実線で示す曲線(冷却有)は加熱部と冷却部を両方用いて制御する場合の状態変化を表し、本実施形態は実線で示す曲線となる。破線で示す曲線(冷却無)は本実施形態との比較例として描いたもので、加熱部のみを用いて冷却部の制御は行わない場合の状態変化を表す。
時刻0からt1(t1´)までの区間は、静止したシート表面温度が初期状態であるシート表面温度T1(たとえば30°C)からT2(たとえば60°C)に上昇するまで、加熱部によりシート表面を加熱する期間である。この期間内ではシートの先端部がプラテンの上に位置した状態でシート搬送が停止している。ヒータは電流が流れ始めてから所定の温度に達するまでに時間を要するため、図4(b)のように発熱量は時刻0から時間t1(t1´)まで徐々に上昇していく。時間t1(t1´)はたとえば120秒である。本実施形態は時刻0にヒータ10と送風ファン13の両方を動作開始させる。図4(c)のように送風ファン13は一定の出力D2として一定の冷却量とする。これにつれて、シート表面温度はT1からT2に徐々に上昇する。実線(冷却有)は、加熱と同時に行う冷却による温度マイナス分を見込んで、シート表面温度T2を得るためには破線(冷却無)の発熱量W1よりも多くの発熱量W2を与える。
W1とW2の関係は、W1=W2−ΔWfs(ΔWf:冷却部による冷却でシート表面から奪われる熱量)として表すことができる。また、ヒータ10が発熱量W2に到達するのに要する時間(t1)は、発熱量W1(<W2)に到達するのに要する時間よりも、Δt(=t1−t1’)だけ長い。したがって、シート表面が所定のシート表面温度T2に到達する時間は、本実施形態は比較例に比べてΔt1だけ遅れる。
時刻t1(t1´)から時刻t2までの区間は、シート表面温度が目標温度T2に到達してからインクジェットヘッドからインクを吐出してプリント動作を開始するまでの期間である。時刻t1からt2の間は単なる待ち時間であるので、なるべく短くすることが好ましい。温度センサ12で検知されるシート表面温度が温度T2を中心とする所定の温度範囲を維持するように、少なくもヒータ10の出力をフィードバック制御する。冷却も同時に行う場合(実線)には、図4(c)のように送風ファン13の出力D2も維持し続ける。あるいは送風量を変化させて冷却量を変化させるようにしてもよい。
時刻t2においてプリント動作が開始される。このときに、図4(b)の実線のように、時刻t2以降もヒータ10の発熱量はW2をそのまま維持する。また図4(c)のように、時刻t2のタイミングで送風ファン13の出力がゼロ(回転停止)に切り替えられる。なお、出力ゼロにすることは必須ではなく、それまでの2よりも出力を弱めるようにしてもよい。
プリント開始とともに搬送ローラ1が回転を開始して、プラテ4のシート支持面の上には新しいシートの部位が順次送られてくる。上述したように、ヒータ10からの熱線の多くはピンチローラ2やアーム3によって遮断されてシートには到達しないため、送られてくるシートはシート表面温度がT2にまで上昇していない。
比較例のようなヒータ出力(発熱量W1)では移動するシートを温度調整領域においてシート表面温度T2に上昇させることができない。つまり図4(a)の破線のように、時刻t2において温度の落ち込みが生じる。シート表面温度T2を得るためには、ヒータ出力を発熱量W1からさらに上昇させる必要がある。ヒータ出力をΔWp上昇させる間にΔt2のタイムラグを要する。この間に温度調整領域を通過したシートの部位は加熱された結果としてT2よりも温度が低くなる。そのため、付与されたインクの乾燥が促進されずにそこだけ色ムラなどの画像品位の低下が起きやすい。Δt2間にはたとえば30cm程度のシートの移動があり、この領域の画像品位が劣化し得る。
これに対して本実施形態では、時刻t2よりも前の段階でシートが移動を停止している停止状態では温度調整領域においてシートに対して加熱部による加熱(発熱量W2)と冷却部による冷却(冷却量ΔWfs)を同時に行うように、制御部により制御される。そして、時刻t2になったら、温度調整領域においてシートに対して加熱部による加熱(発熱量W2)は継続し、且つ冷却部による冷却を停止状態のときよりも弱めるように、制御部により制御される。ここで、冷却量ΔWfsと、上流から搬送されてくる低温部分のシートの温度を上昇させるために必要な熱量ΔWpとは等しい。なお、「等しい」とは厳密な一致だけでなく概ね等しくなることを含む意味とし、本明細書全般において同意味として解釈される。
これにより、プリント開始直後(Δt2間)にも温度調整領域を通過するシートの温度低下が小さく、シート先端から良好なプリントを行うことが可能になる。例えて言うならば、プリント前にアクセルとブレーキを両方作用させておき、プリントと同時にブレーキのみを解除することで、タイムラグなく素早い立ち上がりを実現するものである。つまり、アクセルをさらに踏み込むよりもブレーキを解除するほうが素早いレスポンスを得られることを利用して、プリント開始とともに実質的な加熱量を瞬時に増大させるものである。
図5は、以上説明したプリント開始までの温度制御の処理シーケンスを示すフローチャートである。これらのシーケンスは図3の制御部100の制御により実行される。初期状態では、シート供給部5から供給されたシートの先端部がプラテンの上に位置した状態でシートが静止している状態である。ステップS1で加熱部のヒータ10と冷却部の送風ファンをともにオンにして加熱と冷却を開始させる。ヒータ10の発熱量の増加に伴ってシート表面温度が徐々に上昇していく。ステップS2では温度センサ12を用いて温度調整領域のシート表面温度(Tp)を検知する。ステップS3では検知した温度に基づいて、Tp=T2に近づく方向にヒータ10の出力をフィードバック制御する。このフィードバック制御によりシート表面温度が温度T2を中心とする所定の狭い温度範囲に維持される。ステップS4ではプリントデータが受信されるまで、ステップS2に戻って処理を繰り返す。判断がYesとなったときが図4における時刻t2である。ステップS5では送風ファン13を停止させる。ステップS6ではプリントを開始する。ステップS5とステップS6の処理は同時であってよいし若干の時間差があってもよい。
このように、制御部はシートが移動を停止している停止状態ではシートに対して加熱部による加熱と冷却部による冷却を同時に行うように制御する。そして、停止状態の後にインクジェットヘッドでインクを付与するためにシートが移動を開始したら、加熱部による加熱は継続し且つ冷却部による冷却を停止状態のときよりも弱めるように制御するものである。
プリント開始後のプリント中にも、温度センサ12の検知に基づいて加熱部をフィードバック制御することで、シート表面温度が温度T2を中心とする所定の狭い温度範囲に維持される。なんらかの要因で、プリント中に加熱部の制御では追い付かずにシート表面温度が所定の温度範囲を超えて上昇する可能性もある。そこで、プリント中にT2を大きく超えることがあったら、冷却部の送風ファン13を動作させて冷却を行うようにしてもよい。
図4に戻って、時刻t3はシート上への所定のプリントがすべて済んだ時刻である。プリント終了とともにシート搬送を停止させる。これとともにヒータ10の発熱量も低下させる。この際にヒータ発熱量は急に下がるのではなく、図4(b)のように徐々に低下していくので、静止したシートへの加熱がしばらくは継続される。そのため、図4(a)の破線で示すように時刻t3の直後にシート表面温度がT2を大きく上回って、シートが変形してしまう可能性がある。この現象は使用するシートの材質がプラスチックなど熱に弱い場合にとくに顕著となる。
このような問題を未然に防ぐため本実施形態では、プリント終了とともに送風ファン13を動作させる。プリント中にも低出力で送風ファン13が作動していた場合には、プリント終了とともに送風ファン13の出力を増加させる。ここで、送風ファン13によるシート面から奪う熱量をΔWfeとしたとき、
ΔWfs(=ΔWp) < ΔWfe
となるように送風ファンの出力(ファン出力D3)を設定して動作させる。これにより、図4(a)の実線で示すように時刻t3の直後にシート表面温度がT2を上回らずに徐々に温度が低下していく。このように、搬送停止中のシートをT2に維持するための熱量以上を冷却部によって奪うことでシート表面温度がT2を大きく超えることが防止される。シート表面温度がT3(たとえば40°C)にまで下がったら(時刻t4)、送風ファン13を停止もしくは出力を低下させる。このように、プリント直後に加熱部の余熱によってシート表面温度が一時的に上昇することを、冷却部を用いて未然に防ぐことができる。加えて、冷却部による送風された気流の一部は停止した加熱部の周辺から熱を奪うので、より短時間に加熱部を冷ます役割も果たす。
また、本実施形態によれば、加熱部によってシートSが裏面側からではなく、インクが付与される表面側から熱線により加熱される。そのため、使用するシートが大きな厚みを有していたり断熱性が高い材質であったりしても、効率よくインクが乾燥して高速プリントが実現する。さらに、屋内装飾用壁紙など裏面に接着層があるシートを用いた場合でも、シート裏面は加熱されないので、接着層の糊が溶け出してしまうことが抑止され、溶け出した糊によりシート搬送ジャムなどが引き起こされることが防止される。
図6はプリント開始以降の温度制御の処理シーケンスを示すフローチャートである。これらのシーケンスは図3の制御部100の制御により実行される。ステップS10でプリント動作を終了する。ステップS11でヒータ10をオフにして加熱部の動作を停止させるとともに、ステップS12で送風ファン13をオンにして冷却部の動作を再開させる。ヒータ10の発熱量の低下および冷却に伴ってシート表面温度が徐々に低下していく。ステップS13では温度センサ12を用いて温度調整領域のシート表面温度(Tp)を検知する。ステップS14ではTp>T3であるか(Yes)否か(No)を判断する。判断がYesの場合はステップS13に戻って処理を繰り返す。ステップS15では送風ファン13をオフにして冷却を停止する。以上ですべての処理シーケンスを終了する。
このように、制御部はプリント時にインクジェットヘッドでインクを付与しながらシートが移動している移動状態ではシートに対して加熱部による加熱を行うように制御する。そして、移動状態の後にシートが移動を停止したらシートに対して移動状態のときよりも加熱部による加熱を弱め且つ冷却部による冷却を強めるように制御するものである。
1 搬送ローラ
2 ピンチローラ
3 アーム
4 プラテン
10 ヒータ
11 リフレクタ
12 温度センサ
13 送風ファン
14 ダクト

Claims (10)

  1. シートを移動させるローラ対と、
    前記ローラ対で搬送されるシートにインクを付与するインクジェットヘッドと、
    前記ローラ対よりもシートが移動する方向の下流側の所定位置においてシートを加熱する加熱部と、
    前記所定位置においてシートを冷却する冷却部と、
    シートが移動を停止している停止状態では前記所定位置において前記シートに対して前記加熱部による加熱と前記冷却部による冷却を同時に行うように制御し、前記停止状態の後に前記インクジェットヘッドでインクを付与するために前記シートが移動を開始したら、前記所定位置において前記シートに対して前記加熱部による加熱は継続し且つ前記冷却部による冷却を前記停止状態のときよりも弱めるように制御する制御部と
    を有することを特徴とするインクジェット装置。
  2. シートを移動させるローラ対と、
    前記ローラ対で搬送されるシートにインクを付与するインクジェットヘッドと、
    前記ローラ対よりもシートが移動する方向の下流側の所定位置においてシートを加熱する加熱部と、
    前記所定位置においてシートを冷却する冷却部と、
    前記インクジェットヘッドでインクを付与しながらシートが移動している移動状態では、前記所定位置において前記シートに対して前記加熱部による加熱を行うように制御し、前記移動状態の後に前記シートが移動を停止したら前記所定位置において前記シートに対して前記移動状態のときよりも前記加熱部による加熱を弱め且つ前記冷却部による冷却を強めるように制御する制御部と
    を有することを特徴とするインクジェット装置。
  3. 前記制御部は、前記移動状態の前にシートが移動を停止している停止状態では、前記所定位置において前記シートに対して前記加熱部による加熱と前記冷却部による冷却を同時に行うように制御し、前記停止状態の後に前記シートが移動を開始して前記移動状態なったら、前記所定位置において前記シートに対して前記加熱部による加熱は継続し且つ前記冷却部による冷却を前記停止状態のときよりも弱めるように制御することを特徴とする、請求項2記載のインクジェット装置。
  4. 前記インクジェットヘッドでインクが付与されるシートを支持するプラテンをさらに有し、
    前記加熱部は前記インクジェットヘッドがある側から前記プラテンの上のシートのインク付与面に向けて電磁波を照射するものであり、
    前記ローラ対の一方の前記インクジェットヘッドがある側のピンチローラはアームによって支持されており、前記加熱部から照射される電磁波の一部は前記ピンチローラおよび前記アームによって前記シートに照射されることが遮られることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット装置。
  5. 前記所定位置におけるシートの温度に関する情報を検知するセンサをさらに有し、
    前記制御部は前記センサで検知した情報に基づいて、前記インクジェットヘッドでインクを付与する最中にシートの表面温度が所定の温度範囲に維持されるように、前記加熱部と前記冷却部の少なくとも一方を制御することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット装置。
  6. 前記制御部は、シートの先端が前記所定位置に位置する状態でシートを停止させて、前記所定位置において前記シートに対して前記加熱部による加熱と前記冷却部による冷却を同時に行ない、
    前記シートの表面が所定の温度範囲に達したら、前記インクジェットヘッドでインクを付与するために前記シートの移動を開始させるとともに、前記加熱部による加熱は継続し且つ前記冷却部による冷却を前記停止状態のときよりも弱めることで前記シートの表面が前記所定の温度範囲を維持するように制御することを特徴とする、請求項1記載のインクジェット装置。
  7. 前記インクジェットヘッドはエマルションインクを吐出することを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット装置。
  8. 所定位置において物品を加熱する加熱部と、
    前記所定位置において物品を冷却する冷却部と、
    物品が移動を停止している停止状態では前記所定位置において前記物品に対して前記加熱部による加熱と前記冷却部による冷却を同時に行うように制御し、前記停止状態の後に前記物品が移動を開始したら前記所定位置において前記物品に対して前記加熱部による加熱は継続し且つ前記冷却部による冷却を前記停止状態のときよりも弱めるように制御する制御部と
    を有することを特徴とする加熱装置。
  9. 所定位置において物品を加熱する加熱部と、
    前記所定位置において物品を冷却する冷却部と、
    物品が移動している移動状態では前記所定位置において前記物品に対して前記加熱部による加熱を行うように制御し、前記移動状態の後に前記物品が移動を停止したら前記所定位置において前記物品に対して前記移動状態のときよりも前記加熱部による加熱を弱め且つ前記冷却部による冷却を強めるように制御する制御部と
    を有することを特徴とする加熱装置。
  10. 前記制御部は、前記移動状態の前に物品が移動を停止している停止状態では、前記所定位置において前記物品に対して前記加熱部による加熱と前記冷却部による冷却を同時に行うように制御し、前記停止状態の後に前記物品が移動を開始して前記移動状態になったら、前記所定位置において前記物品に対して前記加熱部による加熱は継続し且つ前記冷却部による冷却を前記停止状態のときよりも弱めるように制御することを特徴とする、請求項9記載の加熱装置。
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