JP2012043895A - 配線付き基板、発光装置、発光素子、配線付き基板の製造方法および発光装置の製造方法 - Google Patents

配線付き基板、発光装置、発光素子、配線付き基板の製造方法および発光装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高い放熱性を有し、発光素子の温度が上昇することを防止することができ、ひいては、省エネルギー性能を高く維持すること。
【解決手段】配線付き基板は発光素子50を載置するために用いられる。配線付き基板は、金属支持基板30と、金属支持基板30に設けられた絶縁層20と、絶縁層20に設けられて発光素子50を載置するための金属層10と、を備えている。配線付き基板には、金属支持基板30、絶縁層20および金属層10を貫通する開口部Oが設けられている。金属層10は、電極として機能する配線層11と、配線層11と別体からなり発光素子50で発生する熱を逃がすための放熱層12とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属支持基板と、金属支持基板に設けられた絶縁層と、絶縁層に設けられて発光素子を載置するための金属層とを備えた、配線付き基板、発光装置、発光素子、配線付き基板の製造方法および発光装置の製造方法に関する。
従来から、LED素子(発光素子)についてはさまざまな利用方法が提案されている。近年LED素子の省エネルギー性が注目され、家庭用の照明や液晶ディスプレーのバックライトへの採用が増えている。このような場合には、LED素子が高出力で高輝度であることが要求される。
上述のように高出力・高輝度でLED素子を利用すると、駆動電流が増加する。そして、このように駆動電流が増加すると、駆動電流の増加と比例して電流損失が増加する。電流損失分が熱に変わることから、電流損失が増加するとLED素子の温度が上昇することとなる。LED素子は温度によって光変換効率が異なるため、連続運転時には発熱による最大の特徴である省エネルギー性能が低下してしまう。なお、従来のLED素子を有する発光装置は、光を有効利用するために反射ミラーが設けられており、放熱性の低いものになっている(例えば、特許文献1参照)。また、従来の発光装置では、樹脂をベースにしていることから放熱作用が劣っている。なお、従来の発光装置でも、放熱作用を得るための部材を別途設けることも考えられるが、このような部材を用いると、発光装置の大きさが大きくなってしまい、別の課題が発生してしまう。
特開2008−263235号公報
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、高い放熱性を有し、発光素子の温度が上昇することを防止することができ、ひいては、省エネルギー性能を高く維持することができる配線付き基板および発光装置を提供することを目的とする。また、本発明は、このような配線付き基板の製造方法と発光装置の製造方法を提供することも目的とする。さらに、本発明は、このような配線付き基板に対応して用いられる発光素子を提供することも目的とする。
本発明による配線付き基板は、
発光素子を載置するための配線付き基板において、
金属支持基板と、
前記金属支持基板に設けられた絶縁層と、
前記絶縁層に設けられ、前記発光素子を載置するための金属層と、を備え、
前記金属支持基板、前記絶縁層および前記金属層を貫通する開口部が設けられ、
前記金属層が、電極として機能する配線層と、該配線層と別体からなり、前記発光素子で発生する熱を逃がすための放熱層とを有している。
本発明による配線付き基板において、
前記配線層は、第一配線層と、前記開口部を基準として該第一配線層と反対側に位置する第二配線層とを有し、
前記放熱層は、第一放熱層と、前記開口部を基準として該第一放熱層と反対側に位置する第二熱層とを有してもよい。
本発明による配線付き基板において、
前記開口部内に、透明樹脂および蛍光体が充填されてもよい。
本発明による配線付き基板において、
前記金属支持基板の前記絶縁層側と反対側の表面の少なくとも一部に、反射膜が設けられてもよい。
本発明による配線付き基板において、
前記開口部は、前記金属支持基板から前記金属層に向かうにつれて先が細くなる形状からなってもよい。
本発明による配線付き基板において、
前記開口部は、前記金属支持基板から前記金属層に向かうにつれて先が細くなる接頭円錐形状、または、円柱形状からなってもよい。
本発明による配線付き基板は、
前記金属層の表面に設けられたメッキ層をさらに備え、
前記メッキ層は、前記発光素子を載置するために用いられてもよい。
本発明による配線付き基板において、
前記絶縁層および前記金属層を貫通する貫通孔が設けられ、
前記貫通孔内に、前記金属層と前記金属支持基板とを繋ぐ金属製の貫通部材が設けられてもよい。
本発明による発光装置は、
配線付き基板と、
前記配線付き基板に設けられた発光素子と、を備え、
前記配線付き基板が、
金属支持基板と、
前記金属支持基板に設けられた絶縁層と、
前記絶縁層に設けられた金属層と、を有し、
前記金属支持基板、前記絶縁層および前記金属層を貫通する開口部が設けられ、
前記金属層が、電極として機能する配線層と、該配線層と別体からなり、前記発光素子で発生する熱を逃がすための放熱層とを有し、
前記発光素子が、前記開口部の少なくとも一部を覆うように前記金属層に配置され、
前記発光素子が、前記配線層に接続される配線用電極と、前記放熱層に接続される放熱用電極とを有している。
本発明による発光装置において、
前記配線層は、第一配線層と、前記開口部を基準として該第一配線層と反対側に位置する第二配線層とを有し、前記放熱層は、第一放熱層と、前記開口部を基準として該第一放熱層と反対側に位置する第二放熱層とを有し、
前記配線用電極は、前記第一配線層に接続される第一配線用電極と、前記第二配線層に接続される第二配線用電極とを有し、
前記放熱用電極は、前記第一放熱層に接続される第一放熱用電極と、前記第二放熱層に接続される第二放熱用電極とを有してもよい。
本発明による発光装置において、
前記開口部内に、透明樹脂および蛍光体が充填されてもよい。
本発明による発光装置において、
前記金属支持基板の前記絶縁層側と反対側の表面の少なくとも一部に、反射膜が設けられてもよい。
本発明による発光装置において、
前記開口部は、前記金属支持基板から前記金属層に向かうにつれて先が細くなる形状からなってもよい。
本発明による発光装置において、
前記開口部は、前記金属支持基板から前記金属層に向かうにつれて先が細くなる接頭円錐形状、または、円柱形状からなってもよい。
本発明による発光装置は、
前記金属層の表面に設けられたメッキ層をさらに備え、
前記メッキ層は、前記発光素子を載置するために用いられてもよい。
本発明による発光装置において、
前記絶縁層および前記金属層を貫通する貫通孔が設けられ、
前記貫通孔内に、前記金属層と前記金属支持基板とを繋ぐ金属製の貫通部材が設けられてもよい。
本発明による発光装置は、
前記金属層を基準として前記支持基板側と反対側に設けられ、前記金属層に接続された放熱板をさらに備えてもよい。
本発明による発光装置は、
前記金属層を基準として前記支持基板側と反対側に設けられ、前記貫通部材に接続された放熱板をさらに備えてもよい。
本発明による発光装置において、
前記発光素子は、前記金属層の前記支持基板側に設けられてもよい。
本発明による発光装置において、
前記発光素子は、前記金属層の前記支持基板側と反対側に設けられてもよい。
本発明による発光装置において、
前記発光素子は、半田ボールまたはAuボールによって、前記配線層および前記放熱層に接続されてもよい。
本発明による発光素子は、
金属支持基板と、該金属支持基板に設けられた絶縁層と、該絶縁層に設けられた金属層とを有し、該金属支持基板、該絶縁層および該金属層を貫通する開口部が設けられ、該金属層が、電極として機能する配線層と、該配線層と別体からなり発光素子で発生する熱を逃がすための放熱層とを有する配線付き基板に載置される発光素子であって、
前記配線層に接続される配線用電極と、
前記放熱層に接続される放熱用電極と、
を備えている。
本発明による発光素子において、
前記配線層は、第一配線層と、前記開口部を基準として該第一配線層と反対側に位置する第二配線層とを有し、前記放熱層は、第一放熱層と、前記開口部を基準として該第一放熱層と反対側に位置する第二放熱層とを有し、
前記配線用電極は、前記第一配線層に接続される第一配線用電極と、前記第二配線層に接続される第二配線用電極とを有し、
前記放熱用電極は、前記第一放熱層に接続される第一放熱用電極と、前記第二放熱層に接続される第二放熱用電極とを有してもよい。
本発明による配線付き基板の製造方法は、
発光素子を載置するための配線付き基板の製造方法において、
金属支持基板と、前記金属支持基板に設けられた絶縁層と、前記絶縁層に設けられて前記発光素子を載置するための金属層とを有する被処理基板を準備する工程と、
前記金属層をエッチングすることで、電極として機能する配線層と、該配線層と別体からなり、前記発光素子で発生する熱を逃がすための放熱層とを生成する工程と、
前記金属支持基板をエッチングする工程と、
前記絶縁層をエッチングする工程と、を備え、
前記金属支持基板がエッチングされた位置と、前記絶縁層がエッチングされた位置と、前記金属層がエッチングされた位置の少なくとも一部とが対応し、前記金属支持基板、前記絶縁層および前記金属層を貫通する開口部が生成される。
本発明による発光装置の製造方法は、
配線付き基板と、該配線付き基板に設けられた発光素子とを備えた発光装置の製造方法において、
金属支持基板と、前記金属支持基板に設けられた絶縁層と、前記絶縁層に設けられて前記発光素子を載置するための金属層とを有する被処理基板を準備する工程と、
前記金属層をエッチングすることで、電極として機能する配線層と、該配線層と別体からなり、前記発光素子で発生する熱を逃がすための放熱層とを生成する工程と、
前記金属支持基板をエッチングする工程と、
前記絶縁層をエッチングする工程と、
前記金属層に前記発光素子を配置する工程と、を備え、
前記金属支持基板がエッチングされた位置と、前記絶縁層がエッチングされた位置と、前記金属層がエッチングされた位置の少なくとも一部とが対応し、前記金属支持基板、前記絶縁層および前記金属層を貫通する開口部が生成され、
前記発光素子が、前記開口部の少なくとも一部を覆うように前記金属層に配置され、
前記発光素子が、前記配線層に接続される配線用電極と、前記放熱層に接続される放熱用電極とを有している。
本発明によれば、金属層が、電極として機能する配線層に加えて、配線層と別体からなり、発光素子で発生する熱を逃がすための放熱層も有している。このため、高い放熱性を有し、発光素子の温度が上昇することを防止することができ、ひいては、省エネルギー性能を高く維持することができる。
本発明の第1の実施の形態による発光装置の構成を示す側方断面図。 本発明の第1の実施の形態による発光装置の上方平面図。 本発明の第1の実施の形態による発光装置の製造過程を示す側方断面図。 本発明の第1の実施の形態による発光装置を多数用いた面光源基板を示した上方平面図。 本発明の第1の実施の形態の変形例による発光装置の構成を示す側方断面図。 本発明の第2の実施の形態による発光装置の構成を示す側方断面図。 本発明の第2の実施の形態による発光装置の製造過程を示す側方断面図。 本発明の第2の実施の形態の変形例による発光装置の構成を示す側方断面図。 本発明の第3の実施の形態による発光装置の構成を示す側方断面図。
第1の実施の形態
以下、本発明に係る配線付き基板、発光装置、発光素子、配線付き基板の製造方法および発光装置の製造方法の第1の実施の形態および第1の実施の形態の変形例について、図面を参照して説明する。ここで、図1(a)(b)乃至図4は本発明の第1の実施の形態を示す図であり、図5(a)(b)は本発明の第1の実施の形態の変形例を示す図である。
図1(a)(b)に示すように、本実施の形態の発光装置100は、配線付き基板90と、配線付き基板90に設けられたLED素子(発光素子)50と、を備えている。なお、本実施の形態では、発光素子としてLED素子50を用いて以下説明するが、これに限られることはない。
本実施の形態の配線付き基板90は、LED素子50を載置するために用いられる。このLED素子50としては、基板上にGaAlN、ZnS、ZnSe、SiC、GaP、GaAlAs、AlN、InN、AlInGaP、InGaN、GaN、AlInGaNなどの半導体を発光層として形成させたものが用いられる。
図1(a)(b)に示すように、配線付き基板90は、金属支持基板30と、金属支持基板30に設けられた絶縁層20と、絶縁層20に設けられてLED素子50を載置するための金属層10と、を備えている。また、配線付き基板90には、金属支持基板30、絶縁層20および金属層10を貫通する開口部Oが設けられている。なお、金属支持基板30の材料としては、例えば、ステンレススチール、アルミなどを挙げることができ、絶縁層20の材料としては、例えば、ポリイミド(PI)などを挙げることができ、金属層10の材料としては、例えば、銅(Cu)などを挙げることができる。また、金属支持基板30の厚みは例えば15μm〜100μm程度であり、絶縁層20の厚みは例えば10μmであり、金属層10の厚みは例えば9μm〜12μm程度である。
また、図1(a)(b)および図2に示すように、金属層10は、電極として機能する配線層11(11a,11b,11c)と、配線層11と別体からなり、LED素子50で発生する熱を逃がすための放熱層12(12a,12b)とを有している。また、配線層11は、LED素子50を実装してLED素子50に電力を供給するための配線層11a,11b(図1(a)の右から2番目と3番目の配線層11参照)と、制御部材などを接続するための配線層11c(図1(a)の右から1番目と4番目の配線層11参照)とを有している。なお、図1(a)は図2の直線A−A’で発熱装置100を切断した断面に対応し、図1(b)は図2の直線B−B’で発熱装置100を切断した断面に対応する。ところで、放熱層12の幅は例えば1mm程度となっている。
このうち、LED素子50に電力を供給するための配線層11a,11bは、第一配線層11a(図1(a)の右から3番目の配線層11、図2の上側の配線層11)と、開口部Oを基準として第一配線層11aと反対側に位置する第二配線層11b(図1(a)の右から2番目の配線層11、図2の下側の配線層11)とを有している。また、放熱層12は、第一放熱層12a(図1(b)の左側の放熱層12、図2の左側の放熱層12)と、開口部Oを基準として第一放熱層12aと反対側に位置する第二放熱層12b(図1(b)の右側の放熱層12、図2の右側の放熱層12)とを有している。なお、第一配線層11aの幅方向の中心および第二配線層11bの幅方向の中心を結んだ直線(図2の直線A−A’)と、第一放熱層12aの幅方向の中心および第二放熱層12bの幅方向の中心を結んだ直線(図2の直線B−B’)とは直交している。
また、図1(a)(b)に示すように、制御部材などを接続するための配線層11には、絶縁材料からなるカバー層17が形成されている。
また、金属支持基板30の絶縁層20側と反対側(図1(a)(b)の上方側)の表面には、反射膜31が設けられている。この反射膜31は、例えば、ニッケル光沢メッキ、金メッキ、銀メッキなどによって形成される。
また、図1(a)(b)に示すように、金属層10の配線層11(11a,11b,11c)と放熱層12(12a,12b)の表面にはメッキ層55が設けられている。そして、このメッキ層55のうち、配線層11a,11bおよび放熱層12a,12bに対応するメッキ層55には、LED素子50が載置されている。メッキ層55に用いられる材料としては、例えば、銀、アルミニウム、銅、金などを挙げることができる。
また、図1(a)(b)に示すように、開口部Oは、金属支持基板30から金属層10に向かうにつれて先が細くなる形状からなっており、より具体的には、金属支持基板30から金属層10に向かうにつれて先が細くなる接頭円錐形状からなっている。なお、本実施の形態では、開口部Oが接頭円錐形状からなっているものを例にとって説明しているが、これに限られることはなく、開口部Oは例えば円柱形状からなってもよい。ところで、金属支持基板30の先が細くなる傾斜は、後述するようにエッチングすることによって形成されるので、その角度を容易に調整することができる。
また、LED素子50は、開口部Oを覆うように、メッキ層55を介して金属層10に配置されている。このLED素子50は、半田ボールやAuボールなどのボール結合部51によって、配線層11および放熱層12に接続されている。なお、本実施の形態では、LED素子50は、金属層10の金属支持基板30と反対側(図1(a)(b)の下方側)に設けられている。
図2に示すように、LED素子50は、配線層11に接続される配線用電極50w(50wa,50wb)と、放熱層12に接続される放熱用電極50h(50ha,50hb)とを有している。このうち、配線用電極50wは、第一配線層11aに接続される第一配線用電極50waと、第二配線層11bに接続される第二配線用電極50wbとを有している。また、放熱用電極50hは、第一放熱層12aに接続される第一放熱用電極50haと、第二放熱層12bに接続される第二放熱用電極50hbとを有している。
また、図2に示すように、ボール結合部51は、第一配線用電極50waと第一配線層11aとを結合する第一配線用ボール結合部51waと、第二配線用電極50wbと第二配線層11bとを結合する第二配線用ボール結合部51wbと、第一放熱用電極50haと第一放熱層12aとを結合する第一放熱用ボール結合部51haと、第二放熱用電極50hbと第二放熱層12bとを結合する第二放熱用ボール結合部51hbとを有している。
また、図1(a)(b)に示すように、開口部O内には、透明樹脂41および蛍光体42が充填されている。
このうち、蛍光体42は、LED素子50からの光を吸収し異なる波長の光に波長変換するものが用いられる。例えば、Eu、Ceなどのランタノイド系元素で主に賦活される窒化物系蛍光体・酸窒化物系蛍光体・サイアロン系蛍光体、Euなどのランタノイド系、Mnなどの遷移金属系の元素により主に付活されるアルカリ土類ハロゲンアパタイト蛍光体、アルカリ土類金属ホウ酸ハロゲン蛍光体、アルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体、アルカリ土類ケイ酸塩蛍光体、アルカリ土類硫化物蛍光体、アルカリ土類チオガレート蛍光体、アルカリ土類窒化ケイ素蛍光体、ゲルマン酸塩蛍光体、または、Ceなどのランタノイド系元素で主に付活される希土類アルミン酸塩蛍光体、希土類ケイ酸塩蛍光体またはEuなどのランタノイド系元素で主に賦活される有機及び有機錯体などから選ばれる。
また、透明樹脂41には、上述した蛍光体42の他、フィラー、拡散剤、顔料、反射性物質、紫外線吸収剤、酸化防止剤などが混合されていてもよい。透明樹脂41に蛍光体42を混合することにより、発光素子から射出される発光色と異なる発光色を実現することができ、例えば、青色に発光する発光素子と、黄色に発光する蛍光物質とを用いることにより、白色光を実現することができる。また、フィラーや拡散剤などを混合しておくことで、光を均一に出射することができる。
次に、本実施の形態による配線付き基板90の製造方法および発光装置100の製造方法について、図3(a)−図3(h)を用いて説明する。
まず、金属支持基板30と、金属支持基板30に設けられた絶縁層20と、絶縁層20に設けられてLED素子50を載置するための金属層10とを有する被処理基板が準備される(図3(a)参照)。
次に、金属支持基板30および金属層10に、レジストがパターニングされる。そして、このパターニングされたレジストをエッチングマスクとして用いて、金属支持基板30および金属層10がエッチングされる(図3(b)参照)。このように金属層10がエッチングされることで、電極として機能する配線層11と、配線層11と別体からなりLED素子50で発生する熱を逃がすための放熱層12とが生成される。なおこのとき、第一配線層11aの幅方向の中心および第二配線層11bの幅方向の中心を結んだ直線と、第一放熱層12aの幅方向の中心および第二放熱層12bの幅方向の中心を結んだ直線とが直交するよう、LED素子50に電力を供給するための配線層11および放熱層12が生成される(図2参照)。
次に、配線層11の一部に絶縁性材料からなるカバー層17が形成される(図3(c)参照)。
次に、絶縁層20の一部のみを露出させてレジストがパターニングされる。そして、このパターニングされたレジストをエッチングマスクとして用いて、絶縁層20がエッチングされる(図3(d)参照)。なお、上記で示した金属支持基板30、絶縁層20および金属層10のエッチングにおいて、金属支持基板30がエッチングされた位置と、絶縁層20がエッチングされた位置と、金属層10がエッチングされた位置の一部とが対応しており、金属支持基板30、絶縁層20および金属層10を貫通する開口部Oが生成されることとなる。
次に、金属層10の一部のみを露出させてレジストがパターニングされる。その後、レジストから露出された金属層10の表面にメッキが施されてメッキ層55が形成される(図3(e)参照)。
次に、金属支持基板30のみを露出させてレジストがパターニングされる。その後、レジストから露出された金属支持基板30の表面にメッキが施されて反射膜31が形成される(図3(f)参照)。(以上に示した工程によって、本実施の形態による配線付き基板90が生成される。)
次に、金属層10の配線層11および放熱層12に、メッキ層55を介して、LED素子50が配置される。このとき、LED素子50は、開口部Oを覆うようにして(メッキ層55を介して)配線層11および放熱層12に配置される。その後、LED素子50とメッキ層55が半田ボールやAuボールなどのボール結合部51によって接続される(図3(g)参照)。
次に、開口部O内に透明樹脂41および蛍光体42が充填される(図3(h)参照)。(以上に示した工程によって、本実施の形態による発光装置100が生成される。)
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用および効果について説明する。
本実施の形態の配線付き基板90の金属層10は、電極として機能する配線層11とは別に、LED素子50で発生する熱を逃がすための放熱層12を有している。このため、配線付き基板90は、高い放熱性を実現することができる。
従来の発光装置100において、高出力・高輝度でLED素子50を利用するとLED素子50の温度が上昇する。この点、LED素子50は温度によって光変換効率が異なることから、省エネルギー性能が低下してしまう。これに対して、本実施の形態の配線付き基板90を用いた発光装置100によれば、放熱層12から熱を逃がすことができ、LED素子50の温度が上昇することを防止することができ、ひいては、省エネルギー性能を高く維持することができる。
また、本実施の形態では、金属支持基板30の絶縁層20側と反対側(図1(a)(b)の上方側)の表面には、ニッケル光沢メッキ、金メッキ、銀メッキなどからなる反射膜31が設けられている。このため、LED素子50から照射される光を反射することで輝度を上げることができ、低い出力のLED素子50を利用することができる。この結果、LED素子50で発生する熱を減少させることができる。
また、本実施の形態では、開口部Oが、金属支持基板30から金属層10に向かうにつれて先が細くなる形状からなっており、より具体的には、金属支持基板30から金属層10に向かうにつれて先が細くなる接頭円錐形状からなっている。このように、開口部Oは、先が細くなる形状からなるとともに、その横断面が円形状からなっているので、LED素子50から照射される光を効率よく集光させることができ、輝度を上げることができる。この結果、低い出力のLED素子50を利用することができ、LED素子50で発生する熱を減少させることができる。なお、金属支持基板30の先が細くなる傾斜は、上述のようにエッチングすることによって形成されるので、エッチング条件やレジストを適宜選択することで、傾斜角度を容易に調整することができる。このため、集光効率の高い角度を容易に選択することができる。
また、本実施の形態では、LED素子50が金属層10の金属支持基板30側と反対側(図1(a)(b)の下方側)に設けられている。このため、LED素子50が絶縁層20や反射膜31で囲まれることなく、LED素子50を外部に露出した位置に位置づけることができる。この結果、LED素子50からの放熱を促すことができる。
また、本実施の形態では、LED素子50とメッキ層55が半田ボールやAuボールなどのボール結合部51によって接続されるので、従来のようなワイヤーボンディングを用いる必要が無く、容易にLED素子50を実装することができる。また、LED素子50を封止する必要がなくなり、発光装置100の小型化を図ることができる。
また、このようにLED素子50とメッキ層55が半田ボールやAuボールなどのボール結合部51によって接続されるので、フリップチップ接続が可能となり実装自由度を上げることができる。また、ファインピッチ配線も可能となり、図4に示すように、同一平面上に高密度で発光装置100を実装することもでき、多数のLED素子50を一体として設けた面光源基板を提供することもできる。なおこの際には、同一平面に、全流整流抵抗、スイッチング素子、整流ダイオードなどの制御部材110を配置することもできる。ところで、図4に示した配置はあくまでも例であり、これに限られることはなく、発光装置100と制御部材110を自由に配置することができる。
第1の実施の形態の変形例
上記では、LED素子50が金属層10の金属支持基板30側と反対側(図1の下方側)に設けられている態様を用いて説明したが、これに限られることはなく、例えば、図5(a)(b)に示すように、LED素子50が金属層10の金属支持基板30側(図5(a)(b)の上方側)に設けられてもよい。
このようにLED素子50が金属層10の金属支持基板30側に設けられることで、LED素子50から照射される光を効率よく反射膜31で反射させることできる。このため、上記の第1の実施の形態と異なり、LED素子50が絶縁層20や反射膜31で囲まれることとなるものの、低い出力のLED素子50を利用することができ、LED素子50で発生する熱を減少させることができる。つまり、第1の実施の形態によれば放熱性を向上させることができるのに対して、本変形例によればLED素子50の発熱を抑えることができ、それぞれ異なる利点を有している。
なお、本変形例のようにLED素子50を金属層10の金属支持基板30側に設けた場合には、光の集光をよくするために、第1の実施の形態のようにLED素子50を金属層10の金属支持基板30側と反対側に設けた場合と異なる角度で金属支持基板30を傾斜させることが好ましい。この点、上述のように、金属支持基板30の傾斜はエッチングによって形成されるので、エッチング条件やレジストを適宜選択することで、適切な傾斜を容易に得ることができる。
第2の実施の形態
次に、図6(a)(b)−図8(a)(b)により、本発明の第2の実施の形態および第2の実施の形態の変形例について説明する。
図6(a)(b)−図8(a)(b)に示す第2の実施の形態および第2の実施の形態の変形例において、図1乃至図4(a)(b)に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
第2の実施の形態では、図6(b)に示すように、絶縁層20および金属層10の放熱層12を貫通する貫通孔Pが設けられ、この貫通孔P内に、放熱層12と金属支持基板30とを繋ぐ金属製の貫通部材60が設けられている。第2の実施の形態において、その他の構成は、第1の実施の形態と略同一の態様となっている。
上述のように、本実施の形態では、金属層10の放熱層12と金属支持基板30とが金属製の貫通部材60で繋がれている。このため、放熱層12だけでなく金属支持基板30もLED素子50で発生する熱を逃がすための放熱部材として利用することができる。
この結果、より高い放熱性を実現することができる。このため、LED素子50の温度が上昇することをより確実に防止することができ、ひいては、省エネルギー性能をより高く維持することができる。
なお、本実施の形態による配線付き基板90および発光装置100は、以下のようにして製造される。
まず、金属支持基板30と、金属支持基板30に設けられた絶縁層20と、絶縁層20に設けられてLED素子50を載置するための金属層10とを有する被処理基板が準備される(図7(a)参照)。
次に、金属支持基板30および金属層10に、レジストがパターニングされる。そして、このパターニングされたレジストをエッチングマスクとして用いて、金属支持基板30および金属層10がエッチングされる(図7(b)参照)。このように金属層10がエッチングされることで、電極として機能する配線層11と、該配線層11と別体からなり、前記発光素子で発生する熱を逃がすための放熱層12とが生成される。
次に、配線層11の一部に絶縁性材料からなるカバー層17が形成される(図7(c)参照)。
次に、絶縁層20の一部のみを露出させてレジストがパターニングされる。そして、このパターニングされたレジストをエッチングマスクとして用いて、絶縁層20がエッチングされる(図7(d)参照)。なお、上記で示した金属支持基板30、絶縁層20および金属層10のエッチングにおいて、金属支持基板30がエッチングされた位置と、絶縁層20がエッチングされた位置と、金属層10がエッチングされた位置の一部とが対応しており、金属支持基板30、絶縁層20および金属層10を貫通する開口部Oと貫通孔Pが生成されることとなる。
次に、金属層10の一部のみを露出させてレジストがパターニングされる。その後、レジストから露出された金属層10の表面にメッキが施されてメッキ層55が形成される(図7(e)参照)。
次に、金属支持基板30と貫通孔Pのみを露出させてレジストがパターニングされる。その後、レジストから露出された金属支持基板30の表面にメッキが施されて反射膜31が形成される(図7(f)参照)。このとき、貫通孔P内に金属製の貫通部材60も形成される。なお、図7に示すような製造方法によれば、反射膜31と同じ材料から貫通部材60が形成されることとなる。(以上に示した工程によって、本実施の形態による配線付き基板90が生成される。)
次に、配線層11および放熱層12に、メッキ層55を介して、LED素子50が配置される。このとき、LED素子50は、開口部Oを覆うようにして(メッキ層55を介して)配線層11および放熱層12に配置される。その後、LED素子50とメッキ層55が半田ボールやAuボールなどのボール結合部51によって接続される(図7(g)参照)。
次に、開口部O内に透明樹脂41および蛍光体42が充填される(図7(h)参照)。(以上に示した工程によって、本実施の形態による発光装置100が生成される。)
第2の実施の形態の変形例
第2の実施の形態の変形例では、図8(b)に示すように、金属層10を基準として金属支持基板30側と反対側(図8(a)(b)の下方側)に、貫通部材60に接続部材61を介して放熱板70が接続されている。
本変形例によれば、金属層10の放熱層12と金属支持基板30とが金属製の貫通部材60で繋がれているだけでなく、貫通部材60に接続部材61を介して放熱板70が接続されている。このため、放熱層12および金属支持基板30だけでなく、放熱板70もLED素子50で発生する熱を逃がすための放熱部材として利用することができる。
この結果、さらに高い放熱性を実現することができる。このため、LED素子50の温度が上昇することをさらに確実に防止することができ、ひいては、省エネルギー性能をさらに高く維持することができる。
なお、上記では、第2の実施の形態および第2の実施の形態の変形例として、第1の実施の形態を基本とした構造で説明したが、図5(a)(b)に示す第1の実施の形態の変形例を基本とした構造に対して、貫通部材60を設けてもよいし、貫通部材60と放熱板70を設けてもよい。
第3の実施の形態
次に、図9(a)(b)により、本発明の第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態では、図9(b)に示すように、金属層10を基準として金属支持基板30側と反対側(図9(a)(b)の下方側)に放熱板70が設けられている。そして、この放熱板70は、金属層10の放熱層12に、メッキ層55と接続部材61とを介して接続されている。第3の実施の形態において、その他の構成は、第1の実施の形態と略同一の態様となっている。
図9(a)(b)に示す第3の実施の形態において、図1乃至図4(a)(b)に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態によれば、金属層10の放熱層12にメッキ層55と接続部材61とを介して放熱板70が設けられている。このため、放熱層12だけでなく、放熱板70もLED素子50で発生する熱を逃がすための放熱部材として利用することができる。
この結果、より高い放熱性を実現することができる。このため、LED素子50の温度が上昇することをより確実に防止することができ、ひいては、省エネルギー性能をより高く維持することができる。
なお、図9(a)(b)では、第1の実施の形態を基本とした構造で説明したが、図5(a)(b)に示す第1の実施の形態の変形例を基本とした構造に対して、放熱板70を設けてもよい。
10 金属層
11 配線層
12 放熱層
11a 第一配線層
11b 第二配線層
12a 第一放熱層
12b 第二放熱層
20 絶縁層
30 金属支持基板
31 反射膜
41 透明樹脂
42 蛍光体
50 LED素子(発光素子)
50w 配線用電極
50wa 第一配線用電極
50wb 第二配線用電極
50h 放熱用電極
50ha 第一放熱用電極
50hb 第二放熱用電極
55 メッキ層
60 貫通部材
61 接続部材
70 放熱板
90 配線付き基板
100 発光装置
110 制御部材
O 開口部
P 貫通孔

Claims (25)

  1. 発光素子を載置するための配線付き基板において、
    金属支持基板と、
    前記金属支持基板に設けられた絶縁層と、
    前記絶縁層に設けられ、前記発光素子を載置するための金属層と、を備え、
    前記金属支持基板、前記絶縁層および前記金属層を貫通する開口部が設けられ、
    前記金属層は、電極として機能する配線層と、該配線層と別体からなり、前記発光素子で発生する熱を逃がすための放熱層とを有することを特徴とする配線付き基板。
  2. 前記配線層は、第一配線層と、前記開口部を基準として該第一配線層と反対側に位置する第二配線層とを有し、
    前記放熱層は、第一放熱層と、前記開口部を基準として該第一放熱層と反対側に位置する第二熱層とを有することを特徴とする請求項1に記載の配線付き基板。
  3. 前記開口部内に、透明樹脂および蛍光体が充填されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の配線付き基板。
  4. 前記金属支持基板の前記絶縁層側と反対側の表面の少なくとも一部に、反射膜が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の配線付き基板。
  5. 前記開口部は、前記金属支持基板から前記金属層に向かうにつれて先が細くなる形状からなっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の配線付き基板。
  6. 前記開口部は、前記金属支持基板から前記金属層に向かうにつれて先が細くなる接頭円錐形状、または、円柱形状からなっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の配線付き基板。
  7. 前記金属層の表面に設けられたメッキ層をさらに備え、
    前記メッキ層は、前記発光素子を載置するために用いられることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の配線付き基板。
  8. 前記絶縁層および前記金属層を貫通する貫通孔が設けられ、
    前記貫通孔内に、前記金属層と前記金属支持基板とを繋ぐ金属製の貫通部材が設けられることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の配線付き基板。
  9. 配線付き基板と、
    前記配線付き基板に設けられた発光素子と、を備え、
    前記配線付き基板は、
    金属支持基板と、
    前記金属支持基板に設けられた絶縁層と、
    前記絶縁層に設けられた金属層と、を有し、
    前記金属支持基板、前記絶縁層および前記金属層を貫通する開口部が設けられ、
    前記金属層は、電極として機能する配線層と、該配線層と別体からなり、前記発光素子で発生する熱を逃がすための放熱層とを有し、
    前記発光素子は、前記開口部の少なくとも一部を覆うように前記金属層に配置され、
    前記発光素子は、前記配線層に接続される配線用電極と、前記放熱層に接続される放熱用電極とを有することを特徴とする発光装置。
  10. 前記配線層は、第一配線層と、前記開口部を基準として該第一配線層と反対側に位置する第二配線層とを有し、前記放熱層は、第一放熱層と、前記開口部を基準として該第一放熱層と反対側に位置する第二放熱層とを有し、
    前記配線用電極は、前記第一配線層に接続される第一配線用電極と、前記第二配線層に接続される第二配線用電極とを有し、
    前記放熱用電極は、前記第一放熱層に接続される第一放熱用電極と、前記第二放熱層に接続される第二放熱用電極とを有することを特徴とする請求項9に記載の発光装置。
  11. 前記開口部内に、透明樹脂および蛍光体が充填されていることを特徴とする請求項9または10のいずれかに記載の発光装置。
  12. 前記金属支持基板の前記絶縁層側と反対側の表面の少なくとも一部に、反射膜が設けられていることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の発光装置。
  13. 前記開口部は、前記金属支持基板から前記金属層に向かうにつれて先が細くなる形状からなっていることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の発光装置。
  14. 前記開口部は、前記金属支持基板から前記金属層に向かうにつれて先が細くなる接頭円錐形状、または、円柱形状からなっていることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の発光装置。
  15. 前記金属層の表面に設けられたメッキ層をさらに備え、
    前記メッキ層は、前記発光素子を載置するために用いられることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載の発光装置。
  16. 前記絶縁層および前記金属層を貫通する貫通孔が設けられ、
    前記貫通孔内に、前記金属層と前記金属支持基板とを繋ぐ金属製の貫通部材が設けられることを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載の発光装置。
  17. 前記金属層を基準として前記支持基板側と反対側に設けられ、前記金属層に接続された放熱板をさらに備えたことを特徴とする請求項9乃至16に記載の発光装置。
  18. 前記金属層を基準として前記支持基板側と反対側に設けられ、前記貫通部材に接続された放熱板をさらに備えたことを特徴とする請求項16に記載の発光装置。
  19. 前記発光素子は、前記金属層の前記支持基板側に設けられることを特徴とする請求項9乃至18のいずれか1項に記載の発光装置。
  20. 前記発光素子は、前記金属層の前記支持基板側と反対側に設けられることを特徴とする請求項9乃至18のいずれか1項に記載の発光装置。
  21. 前記発光素子は、半田ボールまたはAuボールによって、前記配線層および前記放熱層に接続されていることを特徴とする請求項9乃至20のいずれか1項に記載の発光装置。
  22. 金属支持基板と、該金属支持基板に設けられた絶縁層と、該絶縁層に設けられた金属層とを有し、該金属支持基板、該絶縁層および該金属層を貫通する開口部が設けられ、該金属層が、電極として機能する配線層と、該配線層と別体からなり発光素子で発生する熱を逃がすための放熱層とを有する配線付き基板に載置される発光素子であって、
    前記配線層に接続される配線用電極と、
    前記放熱層に接続される放熱用電極と、
    を備えた発光素子。
  23. 前記配線層は、第一配線層と、前記開口部を基準として該第一配線層と反対側に位置する第二配線層とを有し、前記放熱層は、第一放熱層と、前記開口部を基準として該第一放熱層と反対側に位置する第二放熱層とを有し、
    前記配線用電極は、前記第一配線層に接続される第一配線用電極と、前記第二配線層に接続される第二配線用電極とを有し、
    前記放熱用電極は、前記第一放熱層に接続される第一放熱用電極と、前記第二放熱層に接続される第二放熱用電極とを有することを特徴とする請求項22に記載の発光素子。
  24. 発光素子を載置するための配線付き基板の製造方法において、
    金属支持基板と、前記金属支持基板に設けられた絶縁層と、前記絶縁層に設けられて前記発光素子を載置するための金属層とを有する被処理基板を準備する工程と、
    前記金属層をエッチングすることで、電極として機能する配線層と、該配線層と別体からなり、前記発光素子で発生する熱を逃がすための放熱層とを生成する工程と、
    前記金属支持基板をエッチングする工程と、
    前記絶縁層をエッチングする工程と、を備え、
    前記金属支持基板がエッチングされた位置と、前記絶縁層がエッチングされた位置と、前記金属層がエッチングされた位置の少なくとも一部とが対応し、前記金属支持基板、前記絶縁層および前記金属層を貫通する開口部が生成されることを特徴とする配線付き基板の製造方法。
  25. 配線付き基板と、該配線付き基板に設けられた発光素子とを備えた発光装置の製造方法において、
    金属支持基板と、前記金属支持基板に設けられた絶縁層と、前記絶縁層に設けられて前記発光素子を載置するための金属層とを有する被処理基板を準備する工程と、
    前記金属層をエッチングすることで、電極として機能する配線層と、該配線層と別体からなり、前記発光素子で発生する熱を逃がすための放熱層とを生成する工程と、
    前記金属支持基板をエッチングする工程と、
    前記絶縁層をエッチングする工程と、
    前記金属層に前記発光素子を配置する工程と、を備え、
    前記金属支持基板がエッチングされた位置と、前記絶縁層がエッチングされた位置と、前記金属層がエッチングされた位置の少なくとも一部とが対応し、前記金属支持基板、前記絶縁層および前記金属層を貫通する開口部が生成され、
    前記発光素子は、前記開口部の少なくとも一部を覆うように前記金属層に配置され、
    前記発光素子は、前記配線層に接続される配線用電極と、前記放熱層に接続される放熱用電極とを有することを特徴とする発光装置の製造方法。
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