JP2012041125A - ピッキング設備および集品容器への袋掛け方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ピッキング設備において、各集品容器10に、袋27を上方より挿入可能な隙間41を設けることができる治具40の一端を引っ掛け、前記治具40の他端に物品11を投入する投入対象の集品容器10であることを示す投入指示を表示する投入表示器26を取り付ける。上記構成により、集品容器10へ袋27の袋掛けを行う際に、前記隙間41に袋27を上方より挿入することが可能となり、袋27を上方より隙間41へ容易に挿入可能とされ、集品容器10への袋27の袋掛けを支障なく行うことができ、袋27が引っ掛かることにより投入表示器26が損傷することを防止できる。
【選択図】図1
Description
このようなピッキング設備において行われるピッキング作業の基本的形態は、例えば、集品容器を搬送するコンベヤ等の搬送手段を配置し、この搬送手段の移動方向に沿って、複数の作業ゾーンを区画して設定し、各作業ゾーンに、それぞれ他の作業ゾーンとは異なる物品を収納した収納棚を配設するとともに、作業ゾーン専属の作業者を配置し、各作業者がピッキング指示に基づいて、自己の作業ゾーンの収納棚からピッキング指示のあった物品を取り出し、前記搬送手段により搬送されてくる集品容器へ投入する作業を行うというものである。
しかし、前述したような基本的なピッキング作業では、集品容器や物品を間違えたりする等のトラブルが発生することがある。そこで、集品容器に対する物品の投入間違い等の不都合を解消すべく、これまでに各種のピッキング設備が提案され用いられてきている。
特許文献1に開示されたピッキング設備は、集品容器をトレイに載せて搬送するようにしており、このトレイを搬送するローラーコンベヤを配置し、このローラーコンベヤに沿って、赤ゾーンと緑ゾーンの2種類の作業ゾーンが交互に設定されている。これら各作業ゾーンには、種類ごとの物品を収納した収納棚が配設されるとともに、物品を仕分けする作業者が配置されている。また前記トレイには、集品容器の側面側に、赤ゾーンの作業者に投入表示を行う赤ランプと、緑ゾーンの作業者に投入表示を行う緑ランプとからなる投入表示器とを設けている。
前記赤ゾーンの作業者は、前記赤ランプの表示に従い、自己の作業ゾーンの収納棚からピッキング指示のあった物品を取り出し、ローラーコンベヤにより搬送されてくる集品容器へ投入し、前記緑ゾーンの作業者は、前記緑ランプの表示に従い、自己の作業ゾーンの収納棚からピッキング指示のあった物品を取り出し、ローラーコンベヤにより搬送されてくる集品容器へ投入を行う。
このように、赤ゾーンと緑ゾーンの2種類の作業ゾーンを交互に設定し、投入対象の集品容器を指示する赤ランプと緑ランプとが集品容器を搭載するトレイに設けられることにより、投入対象の集品容器の誤認識が減少され、物品の仕分け作業の正確性を向上できる。
また、ピッキング設備においては、集品容器に袋(袋体)の袋掛けを行い、この集品容器内の袋へ物品の投入作業が行われるという運用が頻繁になされる(例えば、特許文献2)。
そして、このような場合、集品容器への袋の袋掛けは、袋掛機により自動で行われることが多い(例えば、特許文献3)。
また、投入表示器が集品容器に近接して設けられていると、投入表示器を設けた集品容器への袋の袋掛けをスムーズに行うことは困難であり、仮に、集品容器に対する袋の袋掛けが行えたとしても、投入表示器の表示部が袋で覆われて、認識し辛い状態となる可能性が高く、作業効率が低下する原因となる可能性があった。
前記各集品容器を、上方が開放された箱体により形成し、前記各集品容器を形成する箱体の側面側に、前記物品収納部より取り出した物品の投入対象の集品容器であることを表示する投入表示器を設け、前記箱体の側面と投入表示器との間を、前記袋体を上方より挿入可能に構成したことを特徴とするものである。
前記物品保管手段に沿って、それぞれ仕分け先、または仕分け先の物品要求情報が割り付けられた複数の集品容器を搬送する搬送手段を備え、前記各集品容器を、上方が開放された箱体により形成し、前記各集品容器を形成する箱体の側面側に、前記物品収納部より取り出した物品の投入対象の集品容器であることを表示する投入表示器を設け、前記仕分け先の物品要求情報に応じて、前記物品保管手段の物品収納部から取り出した物品を、前記投入表示器により表示された集品容器へ投入するピッキング設備において、前記物品の投入前に前記集品容器へ袋掛けを行う集品容器への袋掛け方法であって、
前記箱体の側面と投入表示器との間に、前記袋体を上方より挿入するための隙間を設け、前記袋体の開口部の側面を把持して広げ、上方から、前記箱体の側面に接近し、前記隙間まで降ろして袋体を前記箱体に被せ、箱体へ被せられた袋体に対して、上方から前記箱体の内方に向けて風を吹きつけ袋体の一部を前記箱体の内部に収納することを特徴とするものである。
本発明の集品容器への袋掛け方法は、集品容器の側面と投入表示器との間に設けられる、袋体を上方より挿入するための隙間にスムーズに袋体を挿入できることから、投入表示器を設けた集品容器への袋体の袋掛けを、投入表示器に接触することなく、スムーズに行うことができる、という効果を有している。
図2に本発明の実施の形態におけるピッキング設備の概略構成図を示す。
このピッキング設備は、
集品される物品11(図5)が収納される収納箱12(図5)が保管されるストレージラインAと、
ピッキングされた物品11を収納する集品容器10を循環搬送する搬送ラインB(搬送手段の一例)と、
ストレージラインAにおいて、ピッキング作業が終了して搬送ラインBにより搬送されてきた集品容器10内の物品11を封印する封印エリアDと、
封印エリアDより下流に配置され、搬送ラインBにより搬送されてきた集品容器10の封印済み物品11(集品済み物品11)を寄せ箱(出荷箱)13へ詰め替える詰め替えエリアEと、
詰め替えエリアEより搬送ラインBにより搬送されてきた集品容器10(物品11の詰め替えが終了して空となった集品容器10)に袋掛けを行う袋掛けエリアFと
から構成されている。
作業者Hは、ベイ表示器20の表示により、ピッキング対象の物品11(収納箱12)が収納された間口16が存在する棚17の段数を特定し、各間口表示器19の表示に従って、間口16(収納箱12)から物品11をピッキングして集品容器10に投入する。
第1直進搬送ライン21A、および袋掛けエリアFの袋掛機60(袋掛装置の一例;後述する)の周囲を除く第2直進搬送ライン21Bは、アキュムレーションコンベヤ(集品容器1個毎に蓄積・移動可能で、集品容器10が互いにぶつからないで集積するように設計されたコンベヤ)から構成され、1個の集品容器10毎に、集品容器10を蓄積・順送り可能なアキュムレーション部22を備えており、各アキュムレーション部22はそれぞれ、公知のように、前に空き(集品容器10が存在しない)のアキュムレーション部22があるとき、集品容器10を前送りする機能を有している。
また第1直進搬送ライン21Aに、図2、図5、および図7に示すように、各ピッキングゾーンPに対応して、ピッキングゾーンPにおいて取り出した物品11の投入対象となる複数の集品容器10を区分する投入ゾーンZを設定(形成)しており、投入ゾーンZ毎に、上記アキュムレーション部22は、複数個(実施の形態では6個)設けられ、すなわち各投入ゾーンZは、最大6個(複数の一例)の集品容器10を蓄積・順送り可能とされている。また投入ゾーンZ毎にそれぞれ、テープスイッチ23が備えられている。
また、カバー39A、カバー39Bは、遮光性のある柔らかい材料(例えば、遮光性樹脂など)から構成され、カバー39A、カバー39Bの両端から挟みこんで、変形させることにより、投入表示器26から簡単に取り外しを行うことができ、また取り外したカバー39A,39Bは、投入表示器26にはめ込み、両端からの挟み込みを解除すると、元の形状に復元することにより、投入表示器26へ簡単に取り付けを行うことができる構造となっている。よって、カバー39A,39Bを、ネジ等を用いて、投入表示器26に固定する場合と比較して、部品点数を少なくできるので、設備コストの向上を抑えることができる。さらに、カバー39A,39Bの取り付け、取り外し作業に要する時間も節約できる。
また、カバー39Aのはめ込み部分の形状と、カバー39Bのはめ込み部分の形状は、同一とされており、カバー39A,39Bは、投入表示器26に対して、相互に付け替え可能な構造となっている。
またバッテリ37により、ランプ部31,33のランプ38と、ディジタル表示器32と、無線機36と、表示器コントローラ35に給電されている。
これにより、袋27を上方より隙間41へ容易に挿入可能とされ、集品容器10への袋27の袋掛けを支障なく行うことが可能とされる。また、投入表示器26の表示が、誤って袋27に覆われる可能性を低減できることから、作業者Hが投入表示器26の表示を認識し辛くなることが防止可能とされる。さらに、隙間41に袋27が挿入されるため、投入表示器26に袋27が引っ掛かることがなく、袋27が引っ掛かることにより投入表示器26が損傷することを防止可能とされる。
さらに、投入表示器26は、第1ランプ部31、電子ペーパーからなるディジタル表示器32、および第2ランプ部33が上向きとなる姿勢(あるいは斜め上向きとなる姿勢)となるようにして、集品容器10に設けられている。
また投入表示器26は、上下に対称な構造とされていることにより、治具40に、上下反転して付け替えることができ、すなわち、集品容器10に対して、上下反転して付け替えることができるように構成されている。なお、集品容器10に対して、投入表示器26を上下反転して付け替えた際には、ディジタル表示器32の表示も反転して表示される。
またRFID34に、集品容器10に割り付けられたオーダー・ナンバー(後述する)を書き込む、または書き込まれたオーダー・ナンバーを消去するRFIDライタ42Bが、第2直進搬送ライン21Bに沿って、詰め替えエリアEより下流側で袋掛けエリアFの上流側に設けられ、さらに第2直進搬送ライン21Bの下流端から第2カーブ搬送ライン21Dへかかる箇所に設けられている。
また、RFID34に書き込まれたオーダー・ナンバーは、各RFIDリーダ42Aにより読み取られることにより、RFID34の位置、すなわちRFID34が組み込まれた投入表示器26の位置、すなわち投入表示器26を取り付けた集品容器10の位置が特定される。
「アンテナ」;第1直進搬送ライン21Aおよび第2直進搬送ライン21Bの上方には、投入表示器26の無線機36との間で、データの送受信を行うためのアンテナ43(図13)が敷設されている。
また第2の作業者Hは、ラベルプリンタ50により発行されたラベルを袋27に貼り付ける作業を実行する。検品良好のとき、袋27はラベルにより封印され、また検品不良のときは袋27に単に貼り付けられる。
前記封印コントローラ49には、図10に示すように、ストレージラインAの下流端のRFIDリーダ42Aと、ラベルプリンタ50と、ラベルプリンタ50の下流に配置されたRFIDリーダ42Aと、バーコードリーダ51が接続されている。
また第2の作業者Hは、詰め替えが終了して下流側へ押し出されてきた寄せ箱13に、ラベルプリンタ56より発行された出荷ラベルを貼り付け、出荷する作業を実行する。出荷作業としては、例えば、出荷用の台車等に積み付ける。
このように、詰め替えエリアEにおいて封印済み物品11は寄せ箱13へ詰め替えられ、出荷される。
また上記袋掛機60は、袋27の開口部の側面を把持して広げ、上方から、集品容器10(箱体)の容器搬送方向と平行な側面に接近し、袋27を集品容器10(箱体)に被せる袋掛用の一対のアーム94と、これら袋掛用の一対のアーム94により集品容器10(箱体)へ被せられた袋27に対して、上方から集品容器10(箱体)の内方に向けて風を吹きつけ袋27の一部を集品容器10(箱体)の内部に収納するブロワ95とを備えている。袋掛用の一対のアーム94を、仮に、搬送方向とは直角な側面に接近させて袋27の袋掛けをすると、アーム94が降りるために、前後の集品容器10間にスペースが必要となり、袋掛機60の上流に、集品容器10間にスペースを空けるための装置が必要となる。このような装置を不要とするために、袋掛機60は、一般に、袋掛用の一対のアーム94を、集品容器10の搬送方向と平行な側面に接近させて袋27の袋掛けをするように構成される。
このような、一般的な袋掛機60の構成と、ピッキング設備としての集品容器10の搬送姿勢と投入表示器26の配置から判るように、集品容器10の姿勢を90度反転(回転)しないと、投入表示器26に袋掛機60の袋掛用の一対のアーム94が接触して、投入表示器26と袋掛機60の袋掛用の一対のアーム94に損傷が発生し、袋掛けを行うことができない状態となる。
このような事態を回避するために、集品容器10の姿勢を90度反転する第1反転装置59を設け、また、元の姿勢に戻す第2反転装置61を設けている。
第1反転装置59による集品容器10の回転動作を説明する。
集品容器10が、第1反転装置59に搬入されると、第1駆動ローラーコンベヤ91により、集品容器10は、第1係止ローラー92へ寄せられる。集品容器10が第1係止ローラー92に接触すると、集品容器10は、第1係止ローラー92に接触する部分を中心として、第1駆動ローラーコンベヤ91により水平方向に時計回りに回転される。集品容器10は、第1ガイド体93により、水平方向に時計回りに90度回転した状態で回転が停止され、第1駆動ローラーコンベヤ91により袋掛機60へと搬入される。
このようにして、集品容器10は、第1反転装置59により、水平方向に時計周りで90度回転され、向きが変更されて、長軸側の側面が搬送方向と平行となり、袋掛機60へ搬入される。
袋掛機60は、公知の袋掛機が用いられ(例えば、特公平05−076904号公報に記載の袋掛機)、図4に示すように、袋27の開口部の側面を把持して広げ、上方から集品容器10の搬送方向と平行となった長軸側の側面に接近し、袋27を被せる袋掛用の一対のアーム94を、集品容器10の長軸側の側面側に接近させて、集品容器10に袋27を被せ、ブロワ95により上方より風を吹きつけることにより、集品容器10に対して、袋27の袋掛けを行う。
前述したように、集品容器(箱体)10の側面と投入表示器26との間に、袋27を上方より挿入するための隙間41を設けている。まず、集品容器10が、搬送方向から水平方向に90度回転した状態(投入表示器26が集品容器10の上流側の側面に位置する状態)で袋掛機60に搬入され、袋掛機60の袋掛用の一対のアーム94は、袋27の開口部の側面を把持して、搬送方向に対する直角方向に拡げる{図4(a)}。次に、集品容器10が袋27を拡げた袋掛用の一対のアーム94の下方に搬送され停止され、集品容器10の上方から、集品容器10の長軸側の側面に接近し、隙間41まで降ろして袋27を集品容器10に被せる。この際、集品容器10と投入表示器26との間に設けられた隙間41に袋27がスムーズに挿入され、袋27は何ら支障なく集品容器10に掛けられる{図4(b)}。次に、集品容器10の上方よりブロワ95が降下し(ブロワ95と袋掛用の一対のアーム94とは、互いに干渉しないように移動される)、このブロワ95により集品容器10へ被せられた袋27に対して、上方から集品容器10の内方に向けて風を吹きつけ袋27の一部を集品容器10の内部に収納する。これにより、袋27の一部が集品容器10の外部側面に掛かり、袋27の残余の部分が、集品容器10の内部に収納される{図4(c)}。次に、袋掛用の一対のアーム94による袋27の開口端の把持が解除され、袋27の袋掛けが完了した集品容器10は、第2反転装置61へと搬送される{図4(d)}。
このように、第1反転装置59により集品容器10の向きが変更され、集品容器10が袋掛機60に搬入されることにより、集品容器10の短軸側の側面側に設けられる投入表示器26が、集品容器10の搬送方向と平行となっている長軸側の側面に接近する袋掛用の一対のアーム94との接触が原因で損傷することを防止できる。
また、この際、集品容器10と投入表示器26との間に、隙間41を設けているため、袋掛け時に、袋27が前記隙間41に挿入され、スムーズに集品容器10に袋27の袋掛けを行うことができ、袋27が引っ掛かることによる投入表示器26の損傷が防止される。
第2反転装置61による集品容器10の回転動作を説明する。
集品容器10が、第2反転装置61に搬入されると、第2駆動ローラーコンベヤ96により、集品容器10は、第2係止ローラー97へ寄せられる。集品容器10が第2係止ローラー97に接触すると、集品容器10は、第2係止ローラー97に接触する部分を中心として、第2駆動ローラーコンベヤ96により水平方向に反時計回りに回転される。集品容器10は、第2ガイド体98により、水平方向に反時計回りに90度回転した状態で回転が停止され、短軸側の側面が搬送方向と平行になり、第2駆動ローラーコンベヤ97によりピッキングゾーンPに向けて搬送される。
このように、第2反転装置61により、第1反転装置59において水平方向に時計回りに90度回転されて向きが変更された集品容器10が、第1反転装置59による回転とは逆方向に90度回転され、集品容器10が元の姿勢に戻されて、ピッキングゾーンPに向けて搬送されることにより、集品容器10に設けられた投入表示器26が搬送方向に対して同じ向きとなるように、集品容器10の向きが調整されるため、何ら支障を生じることなく、効率良くピッキング作業を行うことが可能とされる。
ピッキング設備の制御手段として、上記ピッキングゾーンP毎のゾーンコントローラ24と、封印コントローラ49と、詰替コントローラ57に加えて、統括コントローラ62と、通信コントローラ63と、表示切換コントローラ64が備えられている。
・配送方面別に、登録された各ユーザーに割り付けられた、独自のバーコード。
・注文対象の物品11がそれぞれ格納されているピッキングゾーンPの間口16の配列データ(各物品11に対応するピッキングゾーンPの間口16のデータ)。
(イ).ピッキングゾーンP毎のゾーンコントローラ24と、封印コントローラ49と、詰替コントローラ57と、通信コントローラ63へ作業の開始指令と終了指令を出力する。
(ロ).第1直進搬送ライン21Aと、第2直進搬送ライン21Bと、第1カーブ搬送ライン21Cと、第2カーブ搬送ライン21Dと、袋掛機60と、第1駆動ローラーコンベヤ91と、第2駆動ローラーコンベヤ96とを起動し、停止する。
(ハ).予め登録された各個別のユーザーからオーダー{注文:各仕分け先からの物品要求情報の一例;物品を特定する情報(例えば、物品の品種、物品名、物品コード等)と数量(個数)からなる単数または複数のデータ}を受け付けると、図15に示すように、オーダーを受けた予め登録されたユーザーの順に、ユーザーのオーダーに(あるいはユーザーに)、連続したオーダー・ナンバー(独自の符号の一例)を割り付け、各ピッキングゾーンPの各間口16にオーダーの数量(ピッキング数量)を書き込み、ストレージラインAのピッキングデータを形成する。このとき、ストレージラインAにおいて、各ユーザー・オーダーにおけるピッキングが終了する場合には、ピッキングが終了するゾーン・ナンバーを求めて記憶する。
(ホ).ユーザーに割り付けられたオーダー・ナンバー毎に、注文データからピッキングされる物品11の総数を求め、各オーダー・ナンバーの物品11の総数を、ユーザーに割り付けられたオーダー・ナンバーとユーザーの配送方面のデータとともに表示切換コントローラ64へ出力する。
(ヘ).ユーザーに割り付けられたオーダー・ナンバーおよびバーコードを、封印コントローラ49、および詰替コントローラ57へ出力する。
(ト).袋掛機60の下流に設けられた(第2カーブ搬送ライン21Dへかかる箇所に設けられた)RFIDライタ42Bにより、RFID34が検出されると、予め登録されたユーザーの順に、ユーザーのオーダーに割り当てられたオーダー・ナンバーをRFIDライタ42Bへ出力してRFID34にオーダー・ナンバーを書き込ませる。これにより、投入表示器26を取り付けた集品容器10に、オーダー・ナンバーが割り付けられる。
表示切換コントローラ64は、RFIDリーダ42AによりRFID34に書き込まれたオーダー・ナンバーを入力すると、このオーダー・ナンバーによりユーザーを求め、また物品11の総数を求め、さらにこのユーザーが、配送方面の先端(先頭)かどうか、終端かどうかを求める。
・ユーザーが配送方面の先端のとき…オーダー・ナンバーとともに、カバー39A付きの第1ランプ部31のランプ38を「緑色」に点灯させ、且つ第2ランプ部33のランプ38を消灯させるデータ、およびディジタル表示器32へ物品11の総数を逆向きに表示させるデータ(表示逆向き指令の一例)。
・配送方面が先端でも終端でもないとき…オーダー・ナンバーとともに、第1ランプ部31および第2ランプ部33のランプ38は消灯させるデータ、およびディジタル表示器32へ物品11の総数を逆向きに表示させるデータ(表示逆向き指令の一例)。
・配送方面の終端のとき…オーダー・ナンバーとともに、カバー39A付きの第1ランプ部31のランプ38を「赤色」に点灯させ、且つ第2ランプ部33のランプ38を消灯させるデータ、およびディジタル表示器32へ物品11の総数を逆向きに表示させるデータ(表示逆向き指令の一例)。
受信したデータのオーダー・ナンバーは、ストレージラインAの下流端を通過した投入表示器26のものであるから、下流端を通過した投入表示器26において、第1ランプ部31のランプ38は先端(先頭)のとき緑色、終端のとき赤色に点灯され、それ以外では消灯され、第2ランプ部33のランプ38は消灯される。またディジタル表示器32には、表示していた「オーダー・ナンバー」(あるいは「END」)に代えて、「総数」(物品11の総数)が逆向きに表示される。
ゾーンコントローラ24は、上記配列データ、各ユーザーに割り当てられたオーダー・ナンバー、ピッキングデータ(ピッキングが終了するゾーン・ナンバーを含む)、およびピッキングデータによるピッキング作業が終了しているか否かが記憶されるピッキングメモリ71と、上流投入ゾーンZに上流から下流に向けて位置する(移動してきている)最大6個の各集品容器10に取り付けられた投入表示器26のRFID34に書き込まれたオーダー・ナンバーが記憶される上流ゾーンメモリ72と、自投入ゾーンZに上流から下流に向けて位置する最大6個の各集品容器10の同様のオーダー・ナンバーが記憶される自ゾーンメモリ73と、前記ピッキングメモリ71へ、統括コントローラ62から入力された上記各ユーザーに割り当てられたオーダー・ナンバー、およびピッキングデータを記憶するデータ処理部74と、上流ゾーン容器検出部75と、自ゾーン容器検出部76と、上流ゾーン先行表示制御部77と、自ゾーン先行表示制御部78と、ピッキング制御部79と、前送り許可制御部80から構成されている。
また検索してピッキングデータが無かったオーダー・ナンバーに、自投入ゾーンZのナンバー、および消灯信号であることを加えた自ゾーン消灯データを通信コントローラ63へ出力する。またピッキングデータが全く無いとき、ピッキングデータ無し信号を上流ゾーン先行表示制御部77へ出力する。
またこのピッキング作業対象の集品容器10のオーダー・ナンバーを除いた他のオーダー・ナンバーに、上流投入ゾーンZのナンバー、および点灯信号であることを加えた上流ゾーン点灯データを通信コントローラ63へ出力する。またピッキングデータが無かったオーダー・ナンバーに、上流投入ゾーンZのナンバー、および消灯信号であることを加えた上流ゾーン消灯データを通信コントローラ63へ出力する。
また自ピッキングゾーンPがピッキング終了ゾーンに設定されている場合、オーダー・ナンバーに、「END」(“物品の投入終了”の表示の一例)表示指令、および消灯信号であることを加えたゾーン終了消灯データを通信コントローラ63へ出力する。
・自ゾーン点灯データ…第1ランプ部31のランプ38を点灯。
・自ゾーン消灯データまたはゾーン終了消灯データ…第1ランプ部31のランプ38を消灯。
・自ゾーン点滅データ…第1ランプ部31のランプ38を点滅。
・上流ゾーン点灯データ…第2ランプ部33のランプ38を点灯。
・上流ゾーン消灯データ…第2ランプ部33のランプ38を消灯。
・上流ゾーン点滅データ…第2ランプ部33のランプ38を点滅。
a.投入ゾーンZ内では、空きのアキュムレーション部22があると、前詰めされる。
b.投入ゾーンZに渡る移動は、ピッキング作業対象ではない集品容器10のとき、無条件で、自投入ゾーンZに対向する対応する自ピッキングゾーンPのゾーンコントローラ24より前送り許可信号が出力され、下流投入ゾーンZの上流に空きのアキュムレーション部22が発生すると移動する。
c.投入ゾーンZに渡る移動は、ピッキング作業対象の集品容器10Aのとき、投入ゾーンZのゾーンコントローラ24より前送り許可信号が出力されるまで、すなわちピッキング作業が終了するまで、下流の投入ゾーンZの上流に空きのアキュムレーション部22が発生したとしても移動することはなく停止し、ピッキング作業が終了していない最下流の集品容器10が下流の投入ゾーンZへ移動してしまうことが阻止され、前送り許可信号の出力により、はじめて下流の投入ゾーンZへ移動する(下流の投入ゾーンZの上流に空きのアキュムレーション部22が発生していることが条件)。
またピッキング作業が終了していない集品容器10(自投入ゾーンZの最下流の集品容器10)が下流投入ゾーンZへ移動することが阻止されることにより、オーダーされた物品11が不足した集品容器10の発生を阻止される。またこのとき、下流投入ゾーンZおよびこの下流投入ゾーンZの下流に位置する投入ゾーンZでは、通常通り、続けて複数の集品容器10の蓄積・移動が実行され、集品容器10の移動が効率的に行われ、作業者の能力が最大に生かされる。
各投入ゾーンZに6個のアキュムレーション部22が設けられており、図18(a)に示すように、ゾーン2における下流側の2つの集品容器10がピッキング作業対象ではなく、隣接する下流のゾーン3の上流に2つ分の空き(集品容器10無し)のアキュムレーション部22があると、図18(b)に示すように、アキュムレーションコンベヤの機能により、ゾーン2における下流側の2つの集品容器10は、隣接する下流のゾーン3へ移送され、前詰めされる。このとき、ゾーン2のピッキング作業対象の集品容器10Aは、ゾーンの下流端まで移送されるが、ピッキングゾーンPのゾーンコントローラ24よりピッキング作業が終了して前送り許可信号が出力されるまで、ゾーン3へ移送されることはない。
また図18(a)に示すように、ゾーン1において空き(集品容器10無し)のアキュムレーション部22があると、図18(b)に示すように、上流の集品容器10は前詰めされ、また図18(b)に示すように、ゾーン2における集品容器10の移送により空きのアキュムレーション部22が発生すると、ゾーン1の下流端のピッキング作業対象ではない集品容器10は、ゾーン2へ移送され、前詰めされる。このとき、ゾーン1のピッキング作業対象の集品容器10Aは、ゾーンの下流端まで移送されるが、ピッキングゾーンPのゾーンコントローラ24よりピッキング作業が終了して前送り許可信号が出力されるまで、ゾーン2へ移送されることはない。
また投入ゾーンZ内で、ピッキング作業が実行される集品容器10は、投入ゾーンZでのピッキング作業が終了するまで、下流投入ゾーンZに移送されることを回避でき、欠品の発生を防止できる。
図7に示すように、自投入ゾーンZに位置する集品容器10に取り付けられた投入表示器26の第1ランプ部31のランプ38は、点灯または点滅または消灯し、点灯によりピッキング作業あり、点滅によりピッキング作業実行、消灯によりピッキング作業無しが表示され、このとき、自ピッキングゾーンPのベイ表示器20と、各間口表示器19が表示される。
また上流投入ゾーンZに位置する集品容器10に取り付けられた投入表示器26の第2ランプ部33のランプ38(自ピッキングゾーンPからのみ見ることが可能)は、点灯または点滅または消灯し、点灯によりピッキング作業あり、点滅によりピッキング作業実行、消灯によりピッキング作業無しが表示される。
また投入表示器26のディジタル器(表示画面)32は、第1ランプ部31のランプ(自ゾーンランプ)38と第2のランプ部33のランプ(先行ゾーンランプ)38の中央に取り付けられることにより、投入表示器26が取り付けられた集品容器10に物品11を投入する作業者より最も、見やすくされている。
また本実施の形態では、投入表示器26を集品容器10に治具40によって固定して設けているが、図20に示すように、投入表示器26を、集品容器10を載せるトレイ85に設けて、トレイ85を介して集品容器10に投入表示器26を設けるように(対応するように)ようにしてもよい。このとき、投入表示器26は、図20に示すように、表示器本体30の長軸方向が搬送方向と同じになるようにして、トレイ85に設けられる。またこのような投入表示器26付きトレイ85を複数、搬送ラインBにより循環し、循環しているトレイ85に対して集品容器10を自動で投入し、自動で払い出す構成とすることもできる。この際、集品容器10がトレイ85に載せられた状態で、袋掛機60により集品容器10に袋27の袋掛けを行う場合であっても、第1反転装置59および第2反転装置61により集品容器10を載せたトレイ85の向きを回転させることにより、トレイ85の投入表示器26が、袋掛用の一対のアーム94との接触が原因で損傷することが防止可能とされる。このとき、投入表示器26は、トレイ85に対して、上下反転して付け替えることができるように構成されている。なお、トレイ85に対して、投入表示器26を上下反転して付け替えた際には、ディジタル表示器32の表示も反転して表示される。
また本実施の形態では、ユーザーのオーダーを特定する独自の符号として数字(オーダー・ナンバー)を使用しているが、アルファベットなどの文字や絵文字等を使用することもできる。このとき、文字や絵文字に順を決めて、その順にユーザーのオーダーに割り付けて、RFIDライタ42Bにより、RFID34へ書き込む。
また本実施の形態では、各ピッキングゾーンPに、1人の作業者Hを配置する構成としているが、各ピッキングゾーンPに複数(例えば、2人)の作業者Hを配置する構成とすることもできる。これにより、投入ゾーンZ内にピッキング対象の集品容器10が間を置くことなく搬入される状況にあっても、投入ゾーンZ内の作業速度が向上するため、各投入ゾーンZに集品容器10が滞留する恐れを低減でき、ピッキング作業の効率を向上できる。またピッキングゾーンPの作業者Hは、ピッキングした物品11を直接、集品容器10へ投入しているが(手動投入しているが)、ピッキングゾーンP毎に、第1直進搬送ライン21A上に、物品11の集品容器10への自動投入を行う自動投入装置を配置して物品11を自動投入するようにすることもできる。
また本実施の形態では、投入表示器26には、図1に示すように、長軸方向の表示器本体30の表面に、ディジタル表示器32と第1ランプ部31とを配置し、第1ランプ部31にはカバー39Aを設けているが、図21に示すように、前記ディジタル表示器32に代えて、5桁の数字を表示可能なディジタル表示器(表示画面の一例)32’を設け、また前記カバー39Aに代えて、正面が開放され正面からはランプ38の点灯・点滅状態を認識でき、且つ容器搬送方向とは直角な一方の方向(側方)と容器搬送方向の下流側および上流側の略半分が遮蔽され、一方の側方からランプ38の点灯・点滅状態を認識できず、さらに容器搬送方向の下流側および上流側からランプ38の点灯・点滅状態を認識できにくくしたカバー39A’を設けるようにしてもよい。
このように、5桁の数字を表示可能なディジタル表示器(表示画面の一例)32’とすることにより、集品容器10を特定するオーダー・ナンバーを、3桁から5桁の数字に増やして表示することが可能となる。またカバー39A’により、容器搬送方向の下流側および上流側に位置する作業者Hから、ランプ38の点灯・点滅状態を判りにくくできるとともに、ピッキング作業等を実行する作業者Hとは、直進搬送ライン21A,21Bを挟んで反対側にいる作業者Hからランプ38の点灯・点滅状態を認識できないようにすることができる。
また本実施の形態では、搬送ラインBを、アキュムレーションコンベヤと駆動ローラーコンベヤから構成しているが、フリーコンベヤにより構成することも可能である。
また本実施の形態では、作業者Hを挟んで、フローラック15と第1直進搬送ライン21Aを反対側に配置しているが、作業者Hに対して、ストレージラインA(フローラック15)と搬送ラインB(第1直進搬送ライン21A)を同じ側に配設するようにしてもよい。これにより、間口16より取り出した物品11を、取り出した(ピッキングした)手の軌道でそのまま投入ゾーンZに搬送されてきている集品容器10へ投入する(ピッキング作業を実行する)ことができ、作業性を向上させることができる。
また本実施の形態では、搬送ラインBを、1本の循環ラインにより構成しているが、複数、例えば2本の循環ラインにより構成することも可能であり、さらにこれら循環ラインの集品容器10の搬送面の高さを変えることも可能である。
また本実施の形態では、物品保管手段としてフローラック15を使用しているが、物品11または収納箱12が移動しない一般棚を使用することもできる。また、物品保管手段として、物品11を単なる床置き、すなわち、床面を区画し、区画した領域内に各種物品11を収納するフロアを使用することができる。
また本実施の形態では、フローラック15の各棚17に載置されている物品11は収納箱12に収納されているが、ピース単位とすることもでき、棚17の段数を増加させることが可能である。
また本実施の形態では、集品容器10への物品11の完了を入力手段として、テープスイッチ23を使用しているが、単に完了を入力するスイッチであればよく、単なる押釦スイッチでもよい。
また本実施の形態では、仕分け先をユーザー別としているが、ユーザーに限ることはなく、店舗別、商品などのカテゴリー別あるいは区分別、地域別、搬送トラック別などとすることもできる。
B 搬送ライン
F 袋掛けエリア
P ピッキングゾーン
H 作業者
Z 投入ゾーン
10 集品容器
10B 開口端部
11 物品
15 フローラック
16 間口
26 投入表示器
27 袋
40 治具
41 隙間
59 第1反転装置
60 袋掛機
61 第2反転装置
85 トレイ
91 第1駆動ローラーコンベヤ
92 第1係止ローラー
93 第1ガイド体
94 袋掛用の一対のアーム
95 ブロワ
96 第2駆動ローラーコンベヤ
97 第2係止ローラー
98 第2ガイド体
Claims (5)
- 物品をそれぞれ収納する複数の物品収納部を有し、所定数の物品収納部毎に、ピッキング作業を実行するゾーンが形成された物品保管手段を備え、
前記物品保管手段に沿って、それぞれ仕分け先、または仕分け先の物品要求情報が割り付けられた複数の集品容器を搬送する搬送手段を備え、
前記仕分け先の物品要求情報に応じて、前記物品保管手段の物品収納部から取り出した物品を、袋体が袋掛けされた前記集品容器へ投入するピッキング設備であって、
前記各集品容器を、上方が開放された箱体により形成し、
前記各集品容器を形成する箱体の側面側に、前記物品収納部より取り出した物品の投入対象の集品容器であることを表示する投入表示器を設け、
前記箱体の側面と投入表示器との間を、前記袋体を上方より挿入可能に構成したこと
を特徴とするピッキング設備。 - 前記箱体の側面と投入表示器との間に、前記袋体を上方より挿入するための隙間を設けたこと
を特徴とする請求項1に記載のピッキング設備。 - 前記投入表示器を、前記集品容器の搬送方向と平行な箱体の側面側に設けたこと
を特徴とする請求項1または請求項2に記載のピッキング設備。 - 前記袋体の開口部の側面を把持して広げ、上方から、前記集品容器の前記搬送手段による搬送方向と平行な前記箱体の側面に接近し、袋体を前記箱体に被せる袋掛装置を備え、
前記搬送手段の前記ゾーンの上流側に、上流側から順に、
前記箱体を、前記袋掛装置と前記投入表示器との接触を回避するために、水平方向に90度回転する第1反転装置と、
前記袋掛装置と、
前記箱体を、前記第1反転装置による回転とは逆方向に90度回転して元の姿勢に戻す第2反転装置と
を設けたこと
を特徴とする請求項3に記載のピッキング設備。 - 物品をそれぞれ収納する複数の物品収納部を有し、所定数の物品収納部毎に、ピッキング作業を実行するゾーンが形成された物品保管手段を備え、
前記物品保管手段に沿って、それぞれ仕分け先、または仕分け先の物品要求情報が割り付けられた複数の集品容器を搬送する搬送手段を備え、
前記各集品容器を、上方が開放された箱体により形成し、
前記各集品容器を形成する箱体の側面側に、前記物品収納部より取り出した物品の投入対象の集品容器であることを表示する投入表示器を設け、
前記仕分け先の物品要求情報に応じて、前記物品保管手段の物品収納部から取り出した物品を、前記投入表示器により表示された集品容器へ投入するピッキング設備において、前記物品の投入前に前記集品容器へ袋掛けを行う集品容器への袋掛け方法であって、
前記箱体の側面と投入表示器との間に、前記袋体を上方より挿入するための隙間を設け、
前記袋体の開口部の側面を把持して拡げ、上方から、前記箱体の側面に接近し、前記隙間まで降ろして袋体を前記箱体に被せ、
箱体へ被せられた袋体に対して、上方から前記箱体の内方に向けて風を吹きつけ袋体の一部を前記箱体の内部に収納すること
を特徴とする集品容器への袋掛け方法。
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