JP2012039676A - 気密カバー、及び気密カバーの設置方法 - Google Patents

気密カバー、及び気密カバーの設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フランジ部において、固定ビスを用いて器具枠によって壁に押し付けられた部位以外でも、壁との間の気密性を確保すること。
【解決手段】フランジ部47において、第1ビスB1による器具枠21の配線ボックスへの取り付けにより、壁材W1に押し付けられない部位である左右両部には、両面テープ50が貼着されている。また、両面テープ50における壁材W1側の貼着面には剥離シート51が貼着されるとともに、剥離シート51には、剥離シート51を把持可能な把持部52がフランジ部47から外方へ延在している。
【選択図】図4

Description

本発明は、気密カバー、及び気密カバーの設置方法に関する。
例えば、建築物の壁に設置される配線器具には、壁裏に配設されたケーブルが接続される。また、配線器具の設置に伴う気密性を確保するために、配線器具は気密カバー内に収納される。そして、このような気密カバーとしては、例えば、特許文献1に記載のものがある。
特許文献1に記載の防塵パッキンは、一面が開口されるとともに配線器具が収容される箱状の本体(カバー本体)と、本体の開口全周から外方に向けて設けられた固定フランジ板(フランジ部)とからなる。また、本体の底壁には、電線(ケーブル)を気密状態で挿通させるための電線挿通部(引込み部)が複数設けられている。
この防塵パッキンは、壁内に配設されたボックス内部に挿入される。また、その防塵パッキンの固定フランジ板と、コンセント(器具)が取り付けられている器具取付け金枠(器具枠)との間に押え板が配置される。そして、固定フランジ板を、ボックスの開口面側に一体に設けられた塗代カバーの開口端面に密着させて、固定フランジ板を押え板によって壁に向けて押さえ付ける。さらに、押え板の表側に器具取付け金枠を配置した状態にして、その器具取付け金枠に挿通した固定ビスを、押え板及び防塵パッキンを貫通させてボックスに固定する。これによって、防塵パッキンにより室内側とボックス内部とが遮断されて、ボックス内部に侵入する塵埃類が室内に入り込むのが防止される。さらに、器具取付け金枠に化粧板(化粧カバー)が固定ビスにより固定されて、コンセントのプラグ差込み口を除く部分、及び押え板は化粧板により覆われる。
特開平7−274346号公報
ところで、特許文献1の防塵パッキンにおいて、固定フランジ板の上下両部は、器具取付け金枠の上下両部に挿通した固定ビスをボックスに固定することによって、器具取付け金枠の上下両部により壁面に押し付けられているため、固定フランジ板の上下両部と壁面との間は気密性が確保される。しかし、固定フランジ板の左右両部は、固定ビスにより器具取付け金枠の左右両部を介して壁面に押し付けられていない。このため、固定フランジ板の左右両部が壁面に対して密着せずに気密性を確保することができない場合がある。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、フランジ部において、固定ビスを用いて器具枠によって壁に押し付けられた部位以外でも、壁との間の気密性を確保することができる気密カバー、及び気密カバーの設置方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一面に開口を有するとともに建築物の壁に設置される器具を内部に収納可能な有底箱状に形成されたカバー本体と、前記カバー本体の開口縁全周から外方に向けて延びる環状のフランジ部と、を備え、前記カバー本体が前記壁に穿設される壁孔に挿入されるとともに前記フランジ部が前記壁表の前記壁孔周縁に配置され、さらに、前記フランジ部の表面側に、前記器具を保持した器具枠が配置されて使用される気密カバーであって、前記フランジ部には、前記壁裏に設置された器具枠取付体に前記器具枠を取り付けるための固定ビスが挿通される挿通部が、前記開口を挟むようにして一対設けられ、前記フランジ部において、前記固定ビスによる前記器具枠の前記器具枠取付体への取り付けによって、前記壁に押し付けられない部位には貼着部が設けられ、前記貼着部における前記壁側の貼着面には剥離シートが貼着されるとともに、前記剥離シートを把持可能な把持部が前記フランジ部より外方へ延在されていること、及び前記フランジ部は基端から傾動可能であることのうちの少なくとも一方を有していることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記貼着部は、前記一対の挿通部を結ぶ直線の両側に位置するフランジ部の裏面に設けられていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、一面に開口を有するとともに建築物の壁に設置される器具を内部に収納可能な有底箱状に形成されたカバー本体と、前記カバー本体の開口縁全周から外方に向けて延びる環状のフランジ部と、を備える気密カバーの設置方法であって、前記カバー本体を前記壁に穿設された壁孔に挿入するとともに前記フランジ部を前記壁表の前記壁孔周縁に配置し、前記フランジ部の表面側に、前記器具を保持した器具枠を配置し、前記フランジ部に設けられた貼着部から該貼着部を覆う剥離シートを剥離し、前記貼着部を前記壁の前記壁孔周縁に貼着することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記壁裏に設置された器具枠取付体に前記器具枠を取り付けるための一対の固定ビスを、前記フランジ部における前記カバー本体の開口を挟む位置に挿通するとともに、前記固定ビスを前記器具枠取付体に固定して、固定された前記器具枠により前記フランジ部を前記壁に押し付け、前記フランジ部において、前記器具枠によって前記壁に押し付けられていない部位を傾動させ、その傾動させた部位に設けられた前記貼着部から前記剥離シートを剥離し、前記貼着部を前記壁の前記壁孔周縁に貼着することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載の発明において、前記剥離シートを把持可能とすべく前記フランジ部より外方へ延在される把持部を把持して、前記貼着部から前記剥離シートを剥離することを要旨とする。
この発明によれば、フランジ部において、固定ビスを用いて器具枠によって壁に押し付けられた部位以外でも、壁との間の気密性を確保することができる。
実施形態における気密カバー、配線ボックス、器具枠及び化粧カバーを示す斜視図。 気密カバーを表側から見た気密カバーの平面図。 図2におけるA−A線断面図。 (a)は把持部を把持した状態を示す斜視図、(b)は剥離シートを剥がしている状態を示す斜視図。 気密カバーが両面テープにより貼着された状態を示す正面図。 スイッチの設置状態を示す断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。また、本実施形態では、器具としてのスイッチSを壁Wに設置するために器具枠取付体としての配線ボックス11が用いられ、その配線ボックス11内に気密カバー41が配設されるものとする。
まず、建築物の壁Wについて説明する。
図6に示すように、壁Wは、柱Hと、その柱Hの前後両側に立設される一対の壁材W1とによって構成されている。また、一対の壁材W1の間には中空部Kが形成されており、中空部Kには発泡ポリスチレン板やグラスウール、硬質発泡ウレタン板等の断熱部材(図示せず)が設けられている。また、中空部Kには図示しないケーブルが配設されている。
次に、壁WにスイッチSを設置するために用いられる配線ボックス11について説明する。
図1に示すように、配線ボックス11は、合成樹脂材料により表面(一面)に開口を有する有底四角箱状に形成されている。詳細には、配線ボックス11は、長方形状をなす底壁12と、底壁12の上下に対向する一対の短側壁たる上側壁13a及び下側壁13bと、底壁12の左右に対向する一対の長側壁たる右側壁13c及び左側壁13dとから形成されている。そして、底壁12及び四つの側壁13a〜13dによって収容部14が囲み形成されている。
上側壁13a及び下側壁13bには、ケーブル挿通孔15が二つずつ形成されている。一方のケーブル挿通孔15はノック部16によって閉鎖され、他方のケーブル挿通孔15にはノック部16が形成されずに開放されている。また、上側壁13a及び下側壁13bの内面には、スイッチSを配線ボックス11に取り付けるために用いられるボス部17がそれぞれ対向する位置に形成されている。ボス部17にはボス孔17aが形成されている。左側壁13dの外面には、配線ボックス11を柱Hに固定する際、柱Hの側面に当接させる当接座部18が突設され、この当接座部18にはビス孔19が複数(実施形態では3つ)形成されている。
次に、スイッチSを保持する器具枠21について説明する。
器具枠21は矩形枠状をなすとともに、スイッチSを保持する保持孔22を備える。また、器具枠21の短手方向への長さの中間点を通過し、且つ長手方向に延びる中心線L1上には、一対のビス挿通孔23が保持孔22を挟むようにして設けられている。各ビス挿通孔23は、器具枠21の短手方向へ延びる長孔形状に形成されるとともに、このビス挿通孔23には配線ボックス11に器具枠21を取り付けるための固定ビスとしての第1ビスB1が挿通されるようになっている。さらに、器具枠21の中心線L1上において、各ビス挿通孔23よりも外側それぞれには円孔状のビス孔24が形成されている。このビス孔24には、器具枠21に化粧カバーCを取り付ける際に、第2ビスB2が挿通されるようになっている。化粧カバーCは、器具枠21に取り付けられる化粧カバー取付板31と、化粧カバー取付板31に取り付けられる化粧カバー本体38とから構成されている。
次に、気密カバー41について説明する。
気密カバー41は、透明であるとともに可撓性を有する合成樹脂、例えばポリプロピレンをプレス成形や真空成形により所定形状に成形してなる。気密カバー41のカバー本体42は、表面(一面)に開口を有する有底四角箱状に形成されるとともに、配線ボックス11の収容部14に収容可能な大きさに形成されている。詳細には、カバー本体42は、長方形状をなす底壁43と、底壁43の上下に対向する一対の短側壁たる上側壁44a及び下側壁44bと、底壁43の左右に対向する一対の長側壁たる右側壁44c及び左側壁44dとから形成されている。そして、底壁43及び四つの側壁44a〜44dによって収容部45が囲み形成されている。また、底壁43には、ケーブルをカバー本体42内へ引き込むための引込み部46がカバー本体42の内部に向かって膨出するように複数(本実施形態では15個)形成されている。
カバー本体42の開口縁全周には、四角環状をなすフランジ部47が一体形成されている。このフランジ部47は、カバー本体42の開口縁全周からカバー本体42の外方に向けて延びるように形成されている。フランジ部47は、可撓性を有するカバー本体42に一体形成されているため、その基端を中心として底壁43側又は底壁43から離れる側に向けて傾動可能に形成されている。
図2に示すように、フランジ部47において、カバー本体42の短手方向への長さの中間点を通過し、且つ長手方向に延びる中心線L4上には、挿通部としての一対の挿通孔48がカバー本体42の開口を挟むようにして形成されている。各挿通孔48は円孔状をなすとともに、この挿通孔48には、器具枠21を配線ボックス11に取り付ける際に、器具枠21のビス挿通孔23に挿通された第1ビスB1が挿通されるようになっている。
そして、図5に示すように、第1ビスB1により器具枠21が配線ボックス11に取り付けられると、フランジ部47の上下両部上には器具枠21の上下両部が重合する。一方、第1ビスB1により器具枠21が配線ボックス11に取り付けられると、フランジ部47の右部上における開口縁側には器具枠21の右部が重合するとともに、フランジ部47の左部上には器具枠21の左部が重合していない。
図2に示すように、各挿通孔48の内縁には、カバー本体42の短手方向に沿って延びるスリット48aが形成されている。このスリット48aには、器具枠21のビス挿通孔23に挿通された第1ビスB1が挿通可能になっている。また、フランジ部47において、カバー本体42の中心線L4上には、位置調整部としての突出部49が各挿通孔48よりも外側に設けられている。
図3に示すように、各突出部49はフランジ部47の表面から表側に向けて有蓋円筒状に突出している。各突出部49は、そのフランジ部47の表面側の基端から先端に至るまで閉じるように形成されるとともに、フランジ部47の裏面側が開放されている。各突出部49の突出側端面は平坦面になっている。また、各突出部49の直径は、各ビス孔24の直径よりも小さくなっており、ビス孔24に突出部49を重合させたとき、突出部49の突出側端面全体がビス孔24から臨むようになっている。
また、図2に示すように、一対の挿通孔48を結ぶ直線(中心線L4)の両側に位置するフランジ部47の左右の裏面には、帯状をなす両面テープ50(図2において斜線を付して示す)が、その長辺方向がカバー本体42の長手方向へ延びるように貼着されている。両面テープ50は、フランジ部47において、器具枠21が配線ボックス11に取り付けられた状態であっても、器具枠21の左右両部と重合することがなく、器具枠21と干渉しない位置に貼着されている。両面テープ50は、長辺方向の一端から他端までがフランジ部47の長手方向に沿った範囲内に収まるように連続して設けられている。また、両面テープ50は、短辺方向がフランジ部47の左右両側部内に収まるようにフランジ部47に貼着されている。
両面テープ50は、フランジ部47側の貼着面(裏面)がフランジ部47の裏面に貼着されるとともに、壁材W1側の貼着面(表面)には剥離シート51が貼着されている。剥離シート51は、両面テープ50の表面全体を覆うようにして両面テープ50の表面に貼着されている。剥離シート51の短辺方向に沿った長さは、両面テープ50の短辺方向に沿った長さと同じになっている。また、剥離シート51の長辺方向に沿った長さは、両面テープ50の長辺方向に沿った長さよりも長くなっており、剥離シート51の長辺方向の一端は両面テープ50の長辺方向の一端よりも長辺方向側へ延在するとともに、剥離シート51の長辺方向の他端は両面テープ50の長辺方向の他端と同じ位置まで延びるように設けられている。そして、剥離シート51の一端は、フランジ部47の長手方向の一端よりも外方へ突出するまで延びるように設けられるとともに、剥離シート51を両面テープ50から剥がす際に、剥離シート51を把持する把持部52になっている。
次に、上記構成の気密カバー41の設置方法について説明する。
まず、配線ボックス11の当接座部18を柱Hの側面に当接させて、配線ボックス11を柱Hに対して所望の位置に配置する。このとき、ケーブルを、ケーブル挿通孔15を介して配線ボックス11内に予め引き込んでおく。次に、ビス孔19に図示しない固定ビスを挿通するとともに、固定ビスを柱Hに強制的に螺入し、配線ボックス11を柱Hに固定する。そして、柱Hを挟むように壁材W1を立設することで、壁W内の中空部Kに配線ボックス11が設置される。
次に、壁材W1における配線ボックス11の開口と対応する位置に縦長楕円形状の壁孔W2を穿設するとともに、配線ボックス11の内部が壁孔W2を介して壁材W1の表側に臨むようにする。次に、配線ボックス11内に引き込まれたケーブルを壁孔W2から壁材W1の表側に引き出す。次に、気密カバー41の裏側から引込み部46に対してケーブルを強制的に突き刺し、ケーブルをカバー本体42内に引き込む。そして、ケーブルにスイッチSを接続するとともに、スイッチSを器具枠21に保持させる。
次に、気密カバー41の裏側からケーブルを引っ張り、カバー本体42内に引き込まれたケーブルを壁孔W2側へ引っ張りながら、スイッチSをカバー本体42内に挿入し、器具枠21の上下両部をフランジ部47の上下両部の表面側に配置する。次に、気密カバー41のカバー本体42を底壁43側から壁孔W2を介して配線ボックス11の収容部14に向かって挿入するとともに、カバー本体42を配線ボックス11内に収容し、フランジ部47の裏面全体を壁材W1の壁孔W2周縁に配置する。このとき、挿通孔48及び突出部49は、壁孔W2の内側に位置するようになっている。
続いて、スイッチSが壁W表で傾かないように、器具枠21の位置を調整した後、第1ビスB1をビス挿通孔23、挿通孔48及び壁孔W2を介してボス孔17aに螺入し、器具枠21が移動しないように器具枠21を配線ボックス11に仮固定する。ここで、第1ビスB1をボス孔17aに対して最後まで螺進せずに、フランジ部47を壁材W1と器具枠21との間で挟持することなく、気密カバー41の動きが許容される状態にしておく。
次に、突出部49の突出側端面全体が器具枠21のビス孔24から臨むように、気密カバー41の位置を調整する。具体的には、フランジ部47を把持して、気密カバー41の突出部49が器具枠21のビス孔24に重合するように、気密カバー41を強制的に動かして位置調整する。ここで、各挿通孔48の内縁にはスリット48aが形成されている。よって、第1ビスB1が挿通孔48内に挿通された状態であっても、スリット48a内に第1ビスB1が入り込めるため、気密カバー41の移動が許される。
そして、器具枠21のビス孔24に対し突出部49が重合して、突出部49の突出側端面全体がビス孔24から臨んだことを確認したら、第1ビスB1をボス孔17aに対して最後まで螺進させて、器具枠21を配線ボックス11に固定するとともに壁材W1と器具枠21の上下両部との間にフランジ部47の上下両部を挟持する。これにより、フランジ部47が器具枠21に対して所定位置に配置されるとともに、フランジ部47の上下両部が壁材W1の表面に対して密着される。ここで、本実施形態での「所定位置」とは、気密カバー41の中心線L4が器具枠21の中心線L1上に位置し、器具枠21の中心線L1からフランジ部47における左右両縁までの距離が同じになる位置のことである。すなわち、フランジ部47の左右両側縁が器具枠21の両側縁と平行をなす位置のことである。
フランジ部47が器具枠21に対して所定位置に配置された状態において、図4(a)に示すように、把持部52を把持して、剥離シート51をフランジ部47の長手方向に沿って引っ張る。すると、フランジ部47が、その基端を中心として底壁43から離れる側に向けて傾動し、図4(b)に示すように、剥離シート51を両面テープ50から剥がすことができる。そして、剥離シート51を両面テープ50から剥がし終えたら、フランジ部47の左右両部を壁材W1に向かって押し付けることで、両面テープ50の表面を壁材W1の壁孔W2周縁に貼着する。この両面テープ50による貼着により、図5に示すように、フランジ部47の左右両部が壁材W1の表面に対して密着される。その結果、室内側と配線ボックス11内とが気密カバー41により遮断されて、配線ボックス11内に侵入する塵埃類が壁孔W2を介して室内に入り込むことが防止される。
次に、図6に示すように、化粧カバー取付板31を器具枠21の表面側に配置して、第2ビスB2により化粧カバー取付板31を器具枠21に取り付けるとともに、化粧カバー本体38を化粧カバー取付板31の表面側に取り付ける。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)フランジ部47において、第1ビスB1による器具枠21の配線ボックス11への取り付けにより、壁材W1に押し付けられない部位である左右両部には、両面テープ50が貼着されている。また、両面テープ50における壁材W1側の貼着面には剥離シート51が貼着されている。フランジ部47の上下両部は、第1ビスB1により器具枠21が配線ボックス11に固定されると、器具枠21の上下両部により壁材W1に押し付けられるため、器具枠21の上下両部と壁材W1との間は気密性が確保されている。しかし、フランジ部47の左右両部は、第1ビスB1により器具枠21の左右両部を介して壁材W1に押し付けられていない。しかし、本実施形態では、剥離シート51が剥がされた状態の両面テープ50の表面を壁材W1の壁孔W2周縁に貼着することで、フランジ部47において、器具枠21によって壁材W1に押し付けられない部位であっても、壁材W1に対して密着させることができ、室内側と配線ボックス11内との間の気密性を確保することができる。
(2)両面テープ50が貼着されたフランジ部47の左右両部は、第1ビスB1により器具枠21の左右両部を介して壁材W1に押し付けられていないため、フランジ部47の左右両部を、その基端を中心として壁材W1から離れる側に向けて傾動させることができる。よって、フランジ部47の傾動により剥離シート51を剥がす作業を可能にすることができる。
(3)剥離シート51には、剥離シート51を把持可能な把持部52がフランジ部47から外方へ延在している。よって、器具枠21が配線ボックス11に取り付けられた状態であっても、把持部52を把持して、剥離シート51をフランジ部47の長手方向に沿って引っ張るだけで、剥離シート51を両面テープ50から剥がすことができる。
(4)フランジ部47は、可撓性を有する薄い合成樹脂より形成されているため、フランジ部47の上下両部が第1ビスB1で固定されると、フランジ部47の左右両部は、フランジ部47の上下両部が壁材W1に押さえ付けられることに伴い、波打つように撓み変形し易い。しかし、両面テープ50により、フランジ部47の左右両部を壁材W1に貼着することで、波打つような変形を防止し、気密性を確保することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態では、第1ビスB1をボス孔17aに対して最後まで螺進させて、器具枠21が配線ボックス11に固定された後に、剥離シート51を両面テープ50から剥がしたが、これに限らない。例えば、第1ビスB1をボス孔17aに対して最後まで螺進せずに、器具枠21を配線ボックス11に仮固定し、気密カバー41を所定位置に移動させた状態で、剥離シート51を両面テープ50から剥がして、両面テープ50の表面を壁材W1の壁孔W2周縁に貼着し、その後、第1ビスB1をボス孔17aに対して最後まで螺進させてもよい。これによれば、第1ビスB1をボス孔17aに対して最後まで螺進させる前に、フランジ部47が壁材W1の壁孔W2周縁に貼着されているため、第1ビスB1をボス孔17aに対して最後まで螺進させて、器具枠21を配線ボックス11に固定する際に、フランジ部47がずれてしまうことを抑制することができる。この場合、フランジ部47の上下両部は、器具枠21の上下両部と壁材W1との間で挟持される前であるため、フランジ部47の上下両部は、その基端を中心として底壁43から離れる側に向けて傾動可能になっている。よって、フランジ部47の左右両部に加えて、フランジ部47の上下両部に両面テープ50を予め貼着しておき、気密カバー41の動きが許される状態のときに、剥離シート51を剥がして、両面テープ50の表面を壁材W1の壁孔W2周縁に貼着してもよい。また、この場合、フランジ部47の上下両部及び左右両部に貼着される両面テープ50は、フランジ部47の全周に亘って連続して1枚で形成されるものであってもよい。
○ 実施形態において、両面テープ50は、長辺方向の一端から他端までがフランジ部47の長手方向に沿った範囲内に収まるように連続して設けられていたが、これに限らず、フランジ部47の長手方向に沿って両面テープ50が断続的に複数貼着されていてもよい。
○ 実施形態において、フランジ部47の上下両部を、器具枠21の上下両部よりも外方へ突出するように形成し、フランジ部47の上下両部において、器具枠21の上下両部よりも外方へ突出して器具枠21と重合しない部位に両面テープ50を貼着してもよい。
○ 実施形態において、剥離シート51の一端は、フランジ部47の長手方向の一端よりも外方へ突出するまで延びるように設けられていたが、これに限らず、剥離シート51の他端が、フランジ部47の長手方向の他端よりも外方へ突出するまで延びるように設けられていてもよい。
○ 実施形態において、剥離シート51の一端は、フランジ部47の長手方向の一端よりも外方へ突出するまで延びるように設けられていたが、これに限らず、例えば、剥離シート51の一端に加えて、剥離シート51の他端が、フランジ部47の長手方向の他端よりも外方へ突出するまで延びるように設けられていてもよい。この場合、剥離シート51の他端は、剥離シート51の一端と同様に、剥離シート51を両面テープ50から剥がす際に、剥離シート51を把持する把持部として機能する。
○ 実施形態において、剥離シート51の端部が、フランジ部47の長手方向において、互いに反対側へ延在していてもよい。例えば、フランジ部47の右部裏面に貼着された両面テープ50を覆う剥離シート51の一端が、フランジ部47の長手方向の一端よりも外方へ突出するまで延びるように設けられている。一方、フランジ部47の左部裏面に貼着された両面テープ50を覆う剥離シート51の他端が、フランジ部47の長手方向の他端よりも外方へ突出するまで延びるように設けられている。
○ 実施形態において、剥離シート51の一端は、フランジ部47の長手方向の一端よりも外方へ突出するまで延びるように設けられていたが、これに限らない。例えば、剥離シート51の長辺方向の途中から、フランジ部47の短手方向の縁部よりも外方へ突出するまで延びる把持部を設けてもよい。そして、この把持部を把持しながら剥離シート51を引き抜く。すると、フランジ部47が、その基端を中心として壁材W1から離れる側に向けて傾動することなく、剥離シート51を両面テープ50から剥がすことができる。
○ 実施形態において、貼着部として、両面テープ50を用いたが、これに限らず、貼着部として、フランジ部47の裏面に接着材を塗布して、接着材を塗布した部分に保護シートを被せたものを用いてもよい。そして、フランジ部47を壁材W1に貼着する際には、保護シートを剥がして使用する。
○ 本発明を、スイッチSが保持された状態の器具枠21を壁Wに一つ設置する場合に用いられる気密カバー41に適用したが、これに限らず、器具枠21を壁Wに二つ以上並設する場合に用いられる気密カバーに適用してもよい。この場合、気密カバーのカバー本体42は、気密カバーの左右方向に沿った方向が長手方向になるとともに、気密カバー41の上下方向に沿った方向が短手方向になり、スイッチSが左右方向に並んだ状態で、各スイッチSがカバー本体42内に挿入可能な大きさに形成されている。また、フランジ部47には挿通孔48が二対以上設けられている。そして、フランジ部47において、両面テープ50は、その長辺方向がカバー本体42の短手方向へ延びるように貼着される。
○ 実施形態において、壁材W1に穿設される壁孔W2の形状は縦長楕円形状であったが、これに限らず、例えば、縦長四角形状、小判形状、又は真円を一部分が重合するように二つ形成した略瓢箪状であってもよい。
○ 実施形態において、器具枠取付体として、配線ボックス11を適用したが、これに限らず、器具枠取付体として、例えば、矩形枠状をなす配線器具枠取付枠を適用してもよい。
○ 実施形態において、器具枠21に取り付けられる器具はスイッチSであったが、これに限らず、器具枠21に取り付けられる器具は、例えば、コンセントや報知器であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記フランジ部に、前記器具枠に対して前記フランジ部を位置合わせするための位置調整部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の気密カバー。
(ロ)前記器具枠取付体は配線ボックスであるとともに、前記配線ボックス内に前記カバー本体が収容されることを特徴とする請求項1又は請求項2、及び前記技術的思想(イ)のいずれか一項に記載の気密カバー。
B1…固定ビスとしての第1ビス、W…壁、W2…壁孔、S…器具としてのスイッチ、11…器具枠取付体としての配線ボックス、21…器具枠、41…気密カバー、42…カバー本体、47…フランジ部、48…挿通部としての挿通孔、49…位置調整部としての突出部、50…貼着部としての両面テープ、51…剥離シート、52…把持部。

Claims (5)

  1. 一面に開口を有するとともに建築物の壁に設置される器具を内部に収納可能な有底箱状に形成されたカバー本体と、前記カバー本体の開口縁全周から外方に向けて延びる環状のフランジ部と、を備え、前記カバー本体が前記壁に穿設される壁孔に挿入されるとともに前記フランジ部が前記壁表の前記壁孔周縁に配置され、さらに、前記フランジ部の表面側に、前記器具を保持した器具枠が配置されて使用される気密カバーであって、
    前記フランジ部には、前記壁裏に設置された器具枠取付体に前記器具枠を取り付けるための固定ビスが挿通される挿通部が、前記開口を挟むようにして一対設けられ、
    前記フランジ部において、前記固定ビスによる前記器具枠の前記器具枠取付体への取り付けによって、前記壁に押し付けられない部位には貼着部が設けられ、前記貼着部における前記壁側の貼着面には剥離シートが貼着されるとともに、前記剥離シートを把持可能な把持部が前記フランジ部より外方へ延在されていること、及び前記フランジ部は基端から傾動可能であることのうちの少なくとも一方を有していることを特徴とする気密カバー。
  2. 前記貼着部は、前記一対の挿通部を結ぶ直線の両側に位置するフランジ部の裏面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の気密カバー。
  3. 一面に開口を有するとともに建築物の壁に設置される器具を内部に収納可能な有底箱状に形成されたカバー本体と、前記カバー本体の開口縁全周から外方に向けて延びる環状のフランジ部と、を備える気密カバーの設置方法であって、
    前記カバー本体を前記壁に穿設された壁孔に挿入するとともに前記フランジ部を前記壁表の前記壁孔周縁に配置し、前記フランジ部の表面側に、前記器具を保持した器具枠を配置し、前記フランジ部に設けられた貼着部から該貼着部を覆う剥離シートを剥離し、前記貼着部を前記壁の前記壁孔周縁に貼着することを特徴とする気密カバーの設置方法。
  4. 前記壁裏に設置された器具枠取付体に前記器具枠を取り付けるための一対の固定ビスを、前記フランジ部における前記カバー本体の開口を挟む位置に挿通するとともに、前記固定ビスを前記器具枠取付体に固定して、固定された前記器具枠により前記フランジ部を前記壁に押し付け、前記フランジ部において、前記器具枠によって前記壁に押し付けられていない部位を傾動させ、その傾動させた部位に設けられた前記貼着部から前記剥離シートを剥離し、前記貼着部を前記壁の前記壁孔周縁に貼着することを特徴とする請求項3に記載の気密カバーの設置方法。
  5. 前記剥離シートを把持可能とすべく前記フランジ部より外方へ延在される把持部を把持して、前記貼着部から前記剥離シートを剥離することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の気密カバーの設置方法。
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