JP2012037167A - 被処理物投入装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内部に設けられた炉体にて被処理物を溶融する処理装置に対し、被処理物を外部から投入するための被処理物投入装置において、前記処理装置の内部に投入される被処理物が通過可能な被処理物通路12を備え、前記被処理物通路12のうちで、被処理物の前記通過方向を基準とした下流端12aが、前記炉体の中央を通る垂直線Cを含む中央領域の位置と、前記中央領域から外れた位置との間で移動可能に構成されている。
【選択図】図3
Description
まず、本発明に係る被処理物投入装置1を取り付ける対象である処理装置F1について述べておく。この処理装置F1は、図1に示すように、内部を気密状態とでき、この内部に設けられた炉体(るつぼ)F11にて被処理物Sを溶融できるものである。本実施形態では、半導体基板の材料である単結晶シリコンS2を製造するために、被処理物Sとして塊状である多結晶シリコン(シリコンナゲット)を炉体F11に入れて加熱し、溶融する。ちなみに、本実施形態で用いられるシリコンナゲットの径寸法は約10mmである。なお、被処理物Sの種類や処理内容によっては、内部を気密状態としないものとして実施しても良い。
被処理物投入装置1は、図1及び図2に示すように、前記の処理装置F1に対し、処理装置F1の外部から被処理物Sを炉体F11内に投入することのできるものである。なお、以下においては、下記ジョイント部15において分離される、ジョイント部15よりも被処理物収容部11の側に設けられた部分の総称を投入装置本体1aとして説明する。この被処理物投入装置は、本実施形態では内部を気密状態とできるように構成されているが、前記処理装置と同じく、被処理物Sの種類や処理内容によっては、内部を気密状態としないものとして実施しても良い。
被処理物収容部11は、搬送されるまでの間、被処理物Sを一時的に収容しておくことのできる部位であって、被処理物Sを収容する際に用いる開閉可能な収容口111cを備えている。本実施形態では、蓋部111dによって収容口111cが開閉できるようになっている。そして、本実施形態では、この被処理物収容部11としてホッパーが用いられている。このホッパー11は、前記の供給タンク111内に平板状の石英ガラスが張り合わせられて設けられている。そして形状については、上下両端部が開放された八角柱の下端に八角錐が接続されたものとされている。前記八角錐部分の下端は開放されていて、その部分から被処理物Sが自然落下し、被処理物Sが搬送部1bに取り出されるようになっている。
被処理物通路12は、処理装置F1に投入される被処理物Sが通過可能な部位である。上流端が前記のホッパー11から被処理物Sを受けることができる位置に設けられている。そして、下流端12aが処理装置F1に対して被処理物Sを投入できる位置に設けられている。より具体的には、この被処理物通路12における下流端12aは、処理装置F1の内部であり、かつ、炉体F11の上方に位置している。
被処理物取出機構13は、前記の被処理物収容部11から被処理物通路12へと被処理物Sを気密状態で搬送させるための部位である。本実施形態では、この被処理物取出機構13として電磁振動フィーダが用いられており、この電磁振動フィーダが第1被処理物通路121の内部に設けられている。被処理物取出機構13は搬送部1bに備えられたものであるから、本実施形態のように被処理物取出機構13が被処理物通路12の内部に設けられたものに限られるものではなく、被処理物通路12とは離れた位置に設けられたものであっても良い。
閉鎖部14は、搬送部1bの処理装置F1側と被処理物収容部11側とを遮断することが可能な部位である。本実施形態の閉鎖部14は、図2に示すように、第2被処理物通路122の最も上流側の位置に一箇所設けられており(つまり本実施形態においては、この閉鎖部14が第2被処理物通路122に属している)、下記のジョイント部15に隣り合うようにして設けられたゲートバルブである。閉鎖部14を遮断することで、この閉鎖部14よりも処理装置F1側の部分を気密状態で閉鎖できる。そして当然ではあるが、被処理物Sが漏れ出ないようにも閉鎖できる。閉鎖部14に用いるバルブの種類は、ゲートバルブ以外に、例えばグローブバルブ、ボールバルブ、バタフライバルブなどの種々のバルブが使用できる。閉鎖部14は、搬送部1bのどの位置に設けられていても良く、例えば、ホッパー11と搬送部1bの境界に設けられたものであっても良い。
前記の閉鎖部14に加え、搬送部1bのうちで閉鎖部14よりも被処理物収容部11側の位置にて、搬送部1bを分離及び接合可能なジョイント部15を備えたものとする。これにより、被処理物通路12が分離可能とされている。ジョイント部15も、閉鎖部14よりも被処理物収容部11側の位置である限り、搬送部1bのどの位置に設けられていても良い。そしてこのジョイント部15により、図4(A)に示すように、被処理物投入装置1のうちジョイント部15よりもホッパー11側の部分(本実施形態では投入装置本体1a)を処理装置F1から分離させることができる。このことから、本実施形態では複数の処理装置F1への被処理物Sの供給を1台の投入装置本体1aで担当することが可能となる。つまり、従来とは異なり、処理装置F1と同数の投入装置本体1aが必ずしも必要でなくなる。もちろん、従来通りに、処理装置F1と投入装置本体1aの数量が一対一で対応するものであっても良い。
次に、ジョイント部15の、分離時において離れる二つの部分のうち、少なくとも一方が誘導部15aを備え、他方が被誘導部15bを備えたものとすることができる。この場合の誘導部15aと被誘導部15bとは、ジョイント部15を接合しようとする際に、被誘導部15bが誘導部15aに誘導されることによって接合状態となるように構成されており、ジョイント部15の接合状態への位置合わせが行われる部位である。このように被誘導部15bが誘導部15aに誘導され、ジョイント部15が所定の位置に位置合わせされるため、ジョイント作業を容易に行うことができる。
そして、前記誘導部15aのうち、テーパ面の最も処理装置F1の側となる位置に、前記中心軸15cを取り巻くようにして全周に塵受け溝15dが設けられている。このように塵受け溝15dが設けられたことにより、上側ジョイント部材151や受けシュート16の円筒状部分162に付着した塵などや、誘導部15aと被誘導部15bとが前記のように当接した際に生じる、微量の金属粉などをこの塵受け溝15dでとどめることができ、この塵受け溝15dを掃除することで簡単に塵などを除去できる。そのため、塵などの不純物が第2被処理物通路122を通って炉体F11に入り込んでしまう可能性を小さくでき、単結晶シリコンS2の品質向上に貢献できる。
また本実施形態では、図1に示すように、投入装置本体1aを処理装置F1に対して、接近・離反する方向に移動できる移動機構2を備えている。本実施形態の移動機構2は、リフト21と複数の車輪22(前輪221、後輪222)から構成されている。リフト21は、図4(A)(B)に示すように、投入装置本体1aを上下方向に移動させることができるものである。本実施形態ではハンドル操作により投入装置本体1aを上下動させる手動式のリフトが採用されているが、モータなどによって駆動される形式のリフトであっても良い。車輪22は処理装置F1の設置された設置面Gに沿って回動するようにされており、投入装置本体1aとリフト21とを主に前後方向に移動させることができ、左右方向にも移動させることができるものである。
そして本実施形態では、被処理物投入装置1が、移動機構2の上下以外の他方向への移動を規制する位置決め部3を備えたものとされている。より具体的には、前記複数の車輪22のうち、少なくとも前輪221の前進方向への回転を止め、かつ、前輪221の処理装置F1に対する左右方向の位置を定めるためのストッパー3を設置面Gに対して不動となるように設けている。本実施形態のストッパー3は、図6に示すようにチャンネル材などから形成されたものであって、前端に当接壁31が立ち上げられたものが、前記当接壁31が前方になるように設置面Gに固定されたものである。また、ストッパー3には左右壁32も設けられている。
1b 搬送部
11 被処理物収容部、ホッパー
111c 収容口
12 被処理物通路
121 第1被処理物通路
122 第2被処理物通路
12a 被処理物通路(第2被処理物通路)の下流端
13 被処理物取出機構、電磁振動フィーダ
14 閉鎖部、ゲートバルブ
15 ジョイント部
C 炉体の中央を通る垂直線
F1 処理装置
F11 炉体
S 被処理物、シリコンナゲット
Claims (3)
- 内部に設けられた炉体にて被処理物を溶融する処理装置に対し、被処理物を外部から投入するための被処理物投入装置において、
前記処理装置の内部に投入される被処理物が通過可能な被処理物通路を備え、
前記被処理物通路のうちで、被処理物の前記通過方向を基準とした下流端が、前記炉体の中央を通る垂直線を含む中央領域の位置と、前記中央領域から外れた位置との間で移動可能なことを特徴とする、被処理物投入装置。 - 前記被処理物通路の下流端を含む少なくとも一部が直線状のパイプとされており、
前記パイプの下流端は、前記中央領域の位置と、前記中央領域から外れた位置との間で移動可能となるように、前記パイプが長手方向に移動するよう構成されており、
前記パイプの下流端は、前記炉体の中央を通る垂直線に対して平行な平面に沿ってカットされて開口していることを特徴とする、請求項1に記載の被処理物投入装置。 - 前記炉体にて気密状態で被処理物を溶融する処理装置に対し、被処理物を外部から気密状態で投入するための被処理物投入装置であり、
被処理物を一時的に収容可能で、被処理物を収容する際に用いる開閉可能な収容口を有する被処理物収容部と、
第1被処理物通路と第2被処理物通路とから構成された前記被処理物通路、及び、前記被処理物収容部から前記被処理物通路へと被処理物を気密状態で取り出し可能な被処理物取出機構を有する搬送部とを備え、
前記搬送部には、前記搬送部の処理装置側と被処理物収容部側とを遮断可能な閉鎖部と、
前記搬送部のうちで前記閉鎖部よりも被処理物収容部側の位置にて、前記第1被処理物通路と第2被処理物通路とを分離及び接合可能なジョイント部とが設けられ、
前記第2被処理物通路は、前記ジョイント部により第1被処理物通路が分離された状態で、前記処理装置に対して移動可能に構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の被処理物投入装置。
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