JP2012036879A - 油冷式スクリュー圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】油冷式スクリュー圧縮機は、雄ロータ2及び雌ロータ3、これらのロータを収容するメインケーシングとその吐出側端面を覆う吐出ケーシング5、前記ロータを支持する吸込側軸受と吐出側軸受、前記吐出ケーシングに設けられた吐出口52、この吐出口から吐出された圧縮ガスから油を分離する油分離器、この油分離器に溜められた油を前記吸込側軸受及び吐出側軸受に供給する油供給路を備えている。また、前記吐出側軸受潤滑後の油を軸受室からロータ側に回収するために吐出ケーシングに形成された油回収通路と、この油回収通路の開口端面に設けられ前記ロータの周方向に長い凹部14とを備え、該凹部は前記軸受室の圧力より低いロータの作動空間に連通する位置に形成されている。
【選択図】図5
Description
なお、この種従来技術としては特許文献1に記載のものなどがある。
前記凹部はロータ歯幅よりも大きな寸法に構成されることで、低圧側の作動空間に常時連通する構成にすることが好ましい。また、前記凹部はスクリューロータの吸込室に通じる位置の吐出ケーシングの吐出側端面に形成すると良い。更に、前記凹部の輪郭は、スクリューロータの吸入空間を構成する作動空間にのみ連通し、閉じ込み完了後の作動空間や吐出空間を構成する作動空間には連通しない構成にすることが好ましい。
図1において、1は油冷式スクリュー圧縮機の圧縮機本体で、この圧縮機本体1は、軸が互いに平行で且つねじり方向が互いに逆に構成された雄雌1組のスクリューロータ(雄ロータ2と雌ロータ3)、これらのスクリューロータを微小隙間を介して収容するメインケーシング4、及び前記メインケーシング4の吐出側端面を覆うように設けられた吐出ケーシング5などを備えている。
更に上記実施例では、前記凹部14を雌ロータ3側に形成した例について説明したが、雄ロータ2側に形成するようにしても良い。即ち、軸受室16の空間11に溜まった油を、雄ロータ2の吐出側端面に向かって排出するように、前記凹部14を吐出ケーシング5の吐出側端面51で、雄ロータ2の歯溝(作動空間)のうち吸込口41に連通する歯溝(吸込室となっている作動空間)に開口する位置に形成しても良い。このようにしても油回収通路13から排出された油を吸込室側に回収できる。
2,3:スクリューロータ(2:雄ロータ、2a,2b:シャフト、3:雌ロータ、3a,3b:シャフト)
4:メインケーシング(41:吸込口、42:吐出流路、4a:ボア)
5:吐出ケーシング(51:吐出側端面、52:吐出口、53:吐出室)
6a,7a:吸込側軸受
6b,7b:吐出側軸受
8,9:油供給路
10:軸受カバー
11:空間
12,13:油回収通路
14:凹部
15,16:軸受室
20:油分離器(20a:油溜り)。
Claims (7)
- 流体を吸い込んで圧縮し吐出する一対のスクリューロータと、これらのスクリューロータを収容するメインケーシングと、このメインケーシングの吐出側端面を覆う吐出ケーシングと、前記スクリューロータの吸込側端部を回転自在に支持する吸込側軸受と、前記スクリューロータの吐出側端部を回転自在に支持する吐出側軸受と、前記吐出ケーシングに設けられた吐出口と、この吐出口から吐出された圧縮ガスから油を分離する油分離器と、この油分離器に溜められた潤滑油を前記吸込側軸受及び吐出側軸受に供給する油供給路とを備える油冷式スクリュー圧縮機において、
前記吐出側軸受を潤滑後の油を該吐出側軸受を収容している軸受室から前記スクリューロータ側に回収するために前記吐出ケーシングに形成された油回収通路と、
この油回収通路の開口端面に設けられ前記スクリューロータの周方向に長く構成した凹部とを備え、
前記凹部は前記軸受室の圧力よりも低いスクリューロータの作動空間に連通する位置に形成されている
ことを特徴とする油冷式スクリュー圧縮機。 - 請求項1に記載の油冷式スクリュー圧縮機において、前記油分離器内の圧縮ガスの圧力により、該油分離器内の潤滑油を前記吸込側軸受及び前記吐出側軸受に供給する構成としたことを特徴とする油冷式スクリュー圧縮機。
- 請求項1または2に記載の油冷式スクリュー圧縮機において、前記凹部はロータ歯幅よりも大きな寸法に構成されることで、低圧側の作動空間に常時連通する構成としたことを特徴とする油冷式スクリュー圧縮機。
- 請求項1〜3の何れかに記載の油冷式スクリュー圧縮機において、前記凹部はスクリューロータの吸込室に通じる位置の吐出ケーシングの吐出側端面に形成されていることを特徴とする油冷式スクリュー圧縮機。
- 請求項4に記載の油冷式スクリュー圧縮機において、前記凹部の輪郭は、スクリューロータの吸入空間を構成する作動空間にのみ連通し、閉じ込み完了後の作動空間や吐出空間を構成する作動空間には連通しない構成としていることを特徴とする油冷式スクリュー圧縮機。
- 請求項1〜5の何れかに記載の油冷式スクリュー圧縮機において、前記凹部は前記一対のスクリューロータのうちの雌ロータの吐出側端面であってロータの歯先側に開口するように形成されていることを特徴とする油冷式スクリュー圧縮機。
- 請求項1〜6の何れかに記載の油冷式スクリュー圧縮機において、前記凹部は前記スクリューロータの歯先側に対向する位置でロータ周方向に長い長穴形状に構成されていることを特徴とする油冷式スクリュー圧縮機。
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JP2010180397A JP5588783B2 (ja) | 2010-08-11 | 2010-08-11 | 油冷式スクリュー圧縮機 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6018637Y2 (ja) * | 1978-05-24 | 1985-06-05 | 株式会社神戸製鋼所 | 注油式スクリュ冷凍圧縮機 |
JPS60118390U (ja) * | 1984-01-19 | 1985-08-10 | 北越工業株式会社 | スクリユ−圧縮機 |
JPH0373688U (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-24 |
-
2010
- 2010-08-11 JP JP2010180397A patent/JP5588783B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6018637Y2 (ja) * | 1978-05-24 | 1985-06-05 | 株式会社神戸製鋼所 | 注油式スクリュ冷凍圧縮機 |
JPS60118390U (ja) * | 1984-01-19 | 1985-08-10 | 北越工業株式会社 | スクリユ−圧縮機 |
JPH0373688U (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-24 |
Also Published As
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JP5588783B2 (ja) | 2014-09-10 |
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