JP2012036577A - 建物 - Google Patents

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麻衣子 堀江
Taizo Okano
泰三 岡野
Osamu Matsuoka
統 松岡
Noriyoshi Murakami
知徳 村上
Hiroshi Okiura
博 沖浦
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Abstract

【課題】被収納物の出し入れを容易にしつつ、引出しの収納容量の自由度が高まる建物を提供する。
【解決手段】建物1は、複数の壁体3によって周囲を囲われた室内空間11と、室内空間11の床面を構成する下部床41と、下部床41よりも高い位置に配置され下部床41とともに室内空間11の床面を構成する上部床42と、上部床42の下方に形成された床下空間12と、下部床41と上部床42との間に形成された段差部13と、床下空間12に配置され、段差部13に形成された取出口14を介して床下空間12から室内空間11へ引き出し可能な引出し8と、室内空間11及び床下空間12の一方に空調された空気を供給する空調装置6と、室内空間11と床下空間12とを連通する通気口42e及びガラリ7と、室内空間11及び床下空間12の一方から他方に、通気口42e及びガラリ7を介して空調された空気を移動させる排気装置9と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物に関する。
従来、床の下に形成される床下空間を、保存用の食品や酒類など(以下、「被収納物」という。)を収納する床下収納として利用することが知られている。
例えば、特許文献1には、室内空間の床面を構成する下部床と、下部床よりも上方に離間した位置に配置された上部床と、上部床と下部床との間に形成された床下空間と、上部床と下部床との間に形成された段差部と、床下空間に配置され、段差部に形成された取出口を介して、床下空間から室内空間へ引き出し可能な引出しと、を備えた建物に関する発明が開示されている。このような構成により、水平方向に引出しを引き出すことが可能になるため、床に開閉可能に設けられた蓋を介して、上下方向に被収納物を出し入れする構造に比較して、被収納物の出し入れが容易になっている。
ところで、床下空間は、室外空間と同等の環境であり、例えば冬期などの低温環境下において室内空間へ引出しを引き出したときに、床下空間から室内空間に冷気が流れてしまい、居住者に不快感を与えることがあった。そこで、前記特許文献1に記載の発明では、床下空間を奥行き方向に仕切る仕切部材を設けることで、床下空間と室外空間とを遮断して断熱効果を高めている。
特開2003−64891号公報
ところが、前記仕切部材を設けると、床下空間の奥行き寸法が制約されるため、引出しの収納容量が制約されるという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決するために成されたものであり、被収納物の出し入れを容易にしつつ、引出しの収納容量の自由度が高まる建物を提供することを課題とする。
本発明に係る建物は、複数の壁体によって周囲を囲われた室内空間と、前記室内空間の床面を構成する下部床と、前記下部床よりも高い位置に配置され、前記下部床とともに前記室内空間の床面を構成する上部床と、前記上部床の下方に形成された床下空間と、前記下部床と前記上部床との間に形成された段差部と、前記床下空間に配置され、前記段差部に形成された取出口を介して、前記床下空間から前記室内空間へ引き出し可能な引出しと、 前記室内空間及び前記床下空間の一方に空調された空気を供給する空調手段と、前記上部床及び/又は前記段差部に設けられ、前記室内空間と前記床下空間とを連通する連通手段と、前記室内空間及び前記床下空間の一方から他方に、前記連通手段を介して、前記空調された空気を移動させる空気移動手段と、を備えたことを特徴とする。
なお、連通手段は、水平方向に互いに間隔を空けて段差部に設置された複数のガラリで構成したり、上部床に板厚方向に貫通して形成された通気口で構成したり、またはこれらを併用した構成としたりするのが好ましい。また、空調手段は、室内空間に空調された空気を供給し、空気移動手段は、床下空間の空気を外部に排出することにより、室内空間から床下空間に、連通手段を介して、空調された空気を移動させるように構成するのが好ましい。
かかる構成によれば、空気移動手段により、室内空間と床下空間とを連通する連通手段を介して、空調された空気が、室内空間及び床下空間の一方から他方に移動(流入)するため、床下空間の環境を室内空間と同等にすることができる。したがって、床下空間に断熱用の仕切部材を設ける必要がなくなり、床下空間の奥行き寸法を広く確保することができるため、引出しの収納容量の自由度が高まる。
また、室内空間の床面を、下部床と下部床よりも高い位置に配置された上部床とで構成して、下部床と上部床との間に形成された段差部に、引出しを取り出すための取出口を形成したことにより、水平方向に被収納物を出し入れすることが可能になり、上下方向に被収納物を出し入れする構造に比較して、被収納物の出し入れが容易になる。
また、室内空間と床下空間とを連通する連通手段を設けるとともに、室内空間及び床下空間の一方から他方に、空調された空気を移動させる空気移動手段を設置したことにより、空調された空気をスムーズ且つ確実に移動させることができる。
本発明によれば、被収納物の出し入れを容易にしつつ、引出しの収納容量の自由度が高まる床下収納の断熱構造を提供することができる。
実施形態に係る建物の概略断面図である。 実施形態に係る建物の概略斜視図である。 変形例に係る建物の概略断面図である。
本発明の実施形態に係る建物について図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、実施形態に係る建物の概略断面図であり、図2は、実施形態に係る建物の概略斜視図である。なお、図2においては、説明の便宜上、天井や空調装置などを省略して描いている。
図1に示すように、建物1は、例えば木造で建築された住宅であり、基礎2と、基礎2の上に立設された複数の壁体3,3と、基礎2の上方に設置された床4と、複数の壁体3の上に設置された天井5と、建物1の空調を行う空調装置6と、を主に備えている。
また、建物1は、一階部分に室内空間11を有しているとともに、床4を構成する上部床42の下方に形成された床下空間12を有している。床下空間12には、例えば、保存用の食品や酒類など(被収容物)を収容可能な引出し8が配置されている。さらに、建物1は、図2に示すように、下部床41と上部床42とを接続する階段15を有している。なお、建物1の建築方法は、特に限定されるものではなく、軸組工法、枠組壁工法など、公知の工法を採用することができる。また、建物1は、高気密住宅でもよいし、そうでなくてもよい。
支持体である基礎2は、図1に示すように、壁体3や床4などを支持するための鉄筋コンクリート製の部材である。基礎2は、床下空間12の底面を構成する盤状のスラブ部21と、壁体3の設置位置に沿ってスラブ部21から立ち上がる立ち上がり部22と、を有している。建物1の外周に位置する立ち上がり部22の内側面には、断熱材23が設置されている。基礎断熱構造とすることによって、基礎コンクリートの蓄熱作用を利用して、室温の安定化と省エネ化を図ることができる。
壁体3は、図1に示すように、室内空間11の周囲を囲う部材である。下部床41側の壁体3は、基礎2のスラブ部21の上に設置され、上部床42側の壁体3は、基礎2の立ち上がり部22の上に設置されている。
床4は、図1及び図2に示すように、下部床41と、この下部床41より高い位置に配置された上部床42と、から構成されている。
下部床41は、室内空間11の床面を構成しており、床版41aを備えている。床版41aは、例えば、床下地41cと、床下地41cの上面に取り付けられたフローリングなどの仕上げ材41dと、を有している。
上部床42は、二重床で構成されており、基礎2のスラブ部21から上方に離間した位置に設置された床版42aと、床版42aを支持する複数の床束42b,42bと、を備えている。床版42aは、床下空間12の上面を構成し、かつ下部床41とともに室内空間11の床面を構成している。床版42aは、例えば、床下地42cと、床下地42cの上面に取り付けられたフローリングなどの仕上げ材42dと、を有している。
床版42aには、図2に示すように、連通手段である複数(例えば横4列×縦2列、合計8つ)の通気口42e,42eが板厚方向に貫通して形成されている。通気口42eは、室内空間11と床下空間12とを連通して、空調装置6から室内空間11に供給された空気を、床下空間12に流入させる役割を果たす。なお、通気口42eの数は適宜変更してよい。また、本実施形態の通気口42eは、横断面視円形状を呈しているが、これに限定されるものではなく、その形状は適宜変更してよい。さらに、通気口42eには、床下空間12に物などが落下するのを防止するために、例えば、網目の細かいネットなどのフィルタ部材を設置するのが好ましい。
床束42bは、例えば、伸縮自在に構成された鋼製の部材であり、床版42aとスラブ部21との間に介在して、床版41aの高さを調節できるようになっている。
下部床41と上部床42との間には、図2に示すように、段差部13が形成されている。段差部13には、連通手段であるガラリ7が、水平方向に互いに間隔を空けて複数(本実施形態では4つ)設置されている。ガラリ7は、室内空間11と床下空間12とを連通して、通気口42eとともに、空調装置6から室内空間11に供給された空気を、床下空間12に流入させる役割を果たす。なお、ガラリ7の数は、適宜変更してよい。
また、段差部13には、隣り合うガラリ7,7の間において、室内空間11に開口する複数の(本実施形態では3つの)取出口14,14が形成されている。取出口14は、引出し8の出し入れ口としての役割を果たすとともに、居住者が床下空間12を点検する際に出入りするための床下点検口としての役割も果たす。なお、取出口14の数は、適宜変更してよい。
引出し8は、図2に示すように、取出口14に臨む位置に複数(本実施形態では3つ)配置されており、取出口14を介して、床下空間12から室内空間11へ引き出し可能に構成されている。引出し8は、上面が開口する箱状に形成されており、室内空間11に面する前面には、引出し8を引き出す際に使用される略矩形状の貫通孔8aが貫通して形成されている。なお、引出し8の数は、適宜変更してよい。
引出し8の下部には、左右一対のキャスター8b,8bが前後に離間して取り付けられている(図1及び図2では片側のキャスター8bのみ図示)。このキャスター8bが走行するためのレール部材8cが、引き出し方向に沿うように、床下空間12のスラブ部21の上面に設置されている。レール部材8cは、水平方向に(引き出し方向と交差する方向に)互いに間隔を空けて複数(本実施形態では6つ)設置されている。
天井5は、図1に示すように、室内空間11の天井面を構成するとともに、2階の床を構成する部材である。天井5は、中空構造になっており、その内部には空調装置6からの空気を室内空間11に導くためのダクト61が室内空間11に開口するように設置されている。なお、ダクト61は、壁体3に設けてもよい。
空調手段である空調装置6は、取り込んだ空気の温度や湿度を調節し、その空調した空気を室内空間11に供給する装置である。空調装置6は、例えば、小屋裏空間や屋外などに設置されている。空調装置6から送り出された空気は、ダクト61を介して室内空間11に供給される。なお、空調方法は、全館空調システムでもよいし、個別空調でもよい。
床下空間12には、床下空間12の空気を外部に排出するための空気移動手段である排気装置9が設置されている。排気装置9は、ファン91と、排気ダクト92とから構成されている。床下空間12の外壁を構成する立ち上がり部22には、排気ダクト92を設置するための貫通孔22aが貫通して形成されている。
なお、本実施形態では、排気ダクト92の端部は、単に室外空間16に開口しているが、図示しない循環パイプを介して空調装置6の空気取入口に連結されるように構成してもよい。このようにすれば、建物1内の空調された空気を有効利用することができ、熱効率を向上させることができる。また、排気ダクト92の端部は、隣接する居室(部屋)がある場合には、当該居室に連結されるように構成してもよい。
次に、本実施形態に係る建物1の動作及び作用効果について、図1及び図2を参照して説明する。
まず、空調装置6の図示しない操作スイッチを操作して、室内空間11の温度及び湿度などを設定し、空調装置6の運転を開始する。そうすると、空調装置6は、取り込んだ空気を設定した温度及び湿度に空調し、室内空間11に、ダクト61を介して空調した空気を供給する。
空調装置6の運転を開始するのに連動して、排気装置9の運転を開始することにより、床下空間12の空気を、床下空間12の外部(室外空間16)に排出する。
そうすると、床下空間12の気圧が低下するため、床下空間12の上方にある室内空間11の空気が、通気口42e及びガラリ7を介して、床下空間12に流入する。
以上説明した本実施形態によれば、排気装置9が床下空間12の空気を外部に排出することにより、通気口42e及びガラリ7を介して、室内空間11の空調された空気が、床下空間12に流入するため、床下空間12の環境を室内空間11と同等にすることができる。したがって、床下空間12に断熱用の仕切部材を設ける必要がなくなり、床下空間12の奥行き寸法を広く確保することができるため、引出し8の収納容量の自由度が高まる。
また、室内空間11の床面を、下部床41と下部床41よりも高い位置に配置された上部床42とで構成して、下部床41と上部床42との間に形成された段差部13に、引出し8を取り出すための取出口14を形成したことにより、水平方向に被収納物を出し入れすることが可能になり、上下方向に被収納物を出し入れする構造に比較して、被収納物の出し入れが容易になる。
また、室内空間11と床下空間12とを連通する通気口42e及びガラリ7を設けるとともに、床下空間12に空調された空気を移動させる排気装置9を設置したことにより、室内空間11から床下空間12に、空調された空気をスムーズ且つ確実に移動させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
以下に、本実施形態に係る建物1の変形例について、図3を参照して説明する。なお、説明においては、本実施形態と相違する点について詳しく説明し、本実施形態と同一の要素については、本実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図3は、変形例に係る建物の概略断面図である。
変形例では、下部床41を二重床で構成して、床下空間12を拡大し、この拡大した箇所まで空調された空気を流入させる点が、前記した実施形態と異なっている。
下部床41は、基礎2のスラブ部21から上方に離間した位置に設置された床版41aと、床版41aを支持する複数の床束41b,41bと、を備えている。床版41aは、床下空間12の上面を構成するとともに、室内空間11の床面を構成している。なお、段差部13は、床束41b及び床束42bの上下方向の長さを調整して、下部床41の床版41aと上部床42の床版42aとに高低差をつけることで形成されている。
上部床42の床版42aは、下部床41を二重床で構成したため、前記した実施形態よりも高い位置に配置されている。また、レール部材8cは、図示しない支持部材を介して、基礎2のスラブ部21から上方に離間した位置に設置されている。
排気装置9は、床版41aの下方に形成された床下空間12に設置されている。下部床41側の立ち上がり部22には、排気ダクト92を設置するための貫通孔22aが貫通して形成されている。なお、下部床41の床版41aに通気口42eを形成して、上部床42の床版42aの下方に形成された床下空間12に排気装置9を設置してもよい。
以上説明した変形例によれば、床下空間12の空気を、床下空間12の外部(室外空間16)に排出すると、床下空間12の気圧が低下するため、床下空間12の上方にある室内空間11の空気が、通気口42e及びガラリ7を介して、上部床42側の床下空間12に流入する。そして、上部床42側の床下空間12に流入した空気が、隣り合うレール部材8c,8cの間を介して、下部床41側の床下空間12に流入する。
したがって、前記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本実施形態では、建物1の一例として戸建て住宅を用いたが、マンションなどの集合住宅に適用することも可能である。その場合には、マンションの構造躯体(例えばコンクリートスラブ等)が支持体となる。
また、本実施形態では、室内空間11に空調された空気を送り、床下空間12の空気を排気することで、室内空間11から床下空間12に空調された空気を移動させることとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、床下空間12に空調された空気を先に送り、室内空間11の空気を排気することで、床下空間12から室内空間11に空調された空気を移動させるようにしてもよい。このようにした場合でも、本実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、本実施形態では、通気口42e及びガラリ7を設けて室内空間11と床下空間12とを連通するように構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、通気口42e又はガラリ7のどちらか一方を設けて室内空間11と床下空間12とを連通する構成としてもよい。
また、本実施形態では、取出口14にガラリ7を取り付けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、室内空間11と床下空間12とを連通可能であれば、いかなる部材であってもよい。例えば、網目状のネットや貫通孔を有する板部材などを取り付けてもよい。
1 建物
11 室内空間
12 床下空間
13 段差部
14 取出口
15 階段
16 室外空間
2 基礎(支持体)
21 スラブ部
22 立ち上がり部
22a 貫通孔
23 断熱材
3 壁体
4 床
41 下部床
41a 床版
41b 床束
41c 床下地
41d 仕上げ材
42 上部床
42a 床版
42b 床束
42c 床下地
42d 仕上げ材
42e 通気口(連通手段)
5 天井
6 空調装置(空調手段)
61 ダクト
7 ガラリ(連通手段)
8 引出し
8a 貫通孔
8b キャスター
8c レール部材
9 排気装置(空気移動手段)
91 ファン
92 排気ダクト

Claims (4)

  1. 複数の壁体によって周囲を囲われた室内空間と、
    前記室内空間の床面を構成する下部床と、
    前記下部床よりも高い位置に配置され、前記下部床とともに前記室内空間の床面を構成する上部床と、
    前記上部床の下方に形成された床下空間と、
    前記下部床と前記上部床との間に形成された段差部と、
    前記床下空間に配置され、前記段差部に形成された取出口を介して、前記床下空間から前記室内空間へ引き出し可能な引出しと、
    前記室内空間及び前記床下空間の一方に空調された空気を供給する空調手段と、
    前記上部床及び/又は前記段差部に設けられ、前記室内空間と前記床下空間とを連通する連通手段と、
    前記室内空間及び前記床下空間の一方から他方に、前記連通手段を介して、前記空調された空気を移動させる空気移動手段と、
    を備えたことを特徴とする建物。
  2. 前記連通手段は、水平方向に互いに間隔を空けて前記段差部に設置された複数のガラリであり、
    前記取出口は、隣り合う前記ガラリの間に開口しており、
    前記引出しは、前記取出口に臨むように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の建物。
  3. 前記連通手段は、前記上部床に板厚方向に貫通して形成された通気口であることを特徴とする請求項1に記載の建物。
  4. 前記空調手段は、前記室内空間に空調された空気を供給し、
    前記空気移動手段は、前記床下空間の空気を外部に排出することにより、前記室内空間から前記床下空間に、前記連通手段を介して、前記空調された空気を移動させることを特徴とする請求項1に記載の建物。
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