JP2012035394A - 管の加工装置 - Google Patents

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Akiyuki Nishitani
明之 西谷
Hiroshi Saito
浩 齋藤
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Abstract

【課題】ローラ部と管の間に切粉を噛み込んだ状態であっても管を適切に回転させ、且つ孔を適切に穿設する管の加工装置を提供する。
【解決手段】管1を載せる載置部2と、管1を押さえ込んで固定する固定部3と、管1にドリルによって孔を穿設する孔穿設部とを備え、
載置部2は、管1を四箇所で載せる四輪のローラ部10と、各ローラ部10に配置されるモータ部11とを備え、管1を周方向に回転させる場合には、固定部3による管1の固定を解除し、四輪のローラ部10を駆動して管1を回転させるように構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、管の加工装置に関するものである。
従来より円筒管に孔を穿設する際には、円筒管を台座に配置してクランプにより固定し、ドリル等を用いて円筒管の周面に孔を穿設している。また円筒管の周方向で他の位置に別の孔を穿設する際には、クランプを外してホイストチェーン等により吊り上げ、人手やチェーンの操作により円筒管を周方向に回して台座に戻し、同様にクランプにより円筒管を固定し、ドリル等により円筒管に別の孔を穿設している。
また円筒管を周方向に回転させる際には、円筒管をローラ付き台座に配置し、ローラ部の回転により円筒管を周方向に回転させ、円筒管の回転を容易に行うことが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−80640号公報
しかしながら、円筒管に孔を穿設する際には切粉(切屑)を生じ、ローラ部を用いて円筒管を回転させる場合にはローラ部と円筒管との間に切粉を噛み込むため、ローラ部と円筒管の間に滑りを生じて円筒管を適切に回転させることができないという問題があった。またローラ部と円筒管との間に切粉を噛み込んだ状態では、孔の穿設時に円筒管が安定しない場合があり、孔を適切に穿設することができない可能性があった。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなしたもので、ローラ部と管の間に切粉を噛み込んだ状態であっても管を適切に回転させ、且つ孔を適切に穿設する管の加工装置を提供しようとするものである。
本発明は、管を載せる載置部と、前記管を押さえ込んで固定する固定部と、前記管にドリルによって孔を穿設する孔穿設部とを備え、
前記載置部は、管を四箇所で載せる四輪のローラ部と、各ローラ部に配置されるモータ部とを備え、前記管を周方向に回転させる場合には、固定部による管の固定を解除し、四輪のローラ部を駆動して管を回転させるように構成されたことを特徴とする管の加工装置、に係るものである。
本発明において、孔の穿設時に生じた切粉の侵入を圧縮空気又は抑制部材により減らす切粉抑制部を備えることが好ましい。
本発明の管の加工装置によれば、ローラ部と管との間に切粉を噛み込んだ状態であっても、四輪のローラ部を個別に駆動して管を回転させるので、ローラ部と管の滑りを減らし、管を適切に回転させることができる。また切粉を噛み込んだ状態であっても、固定部により管を押さえ込んで固定するので、孔穿設部のドリルによって管に孔を適切に穿設することができるという優れた効果を奏し得る。
本発明における載置部、固定部、切粉抑制部を示す概念側面図である。 図1のII−II方向の矢視図である。 (A)は本発明における孔穿設部を示す概念側面図であり、(B)は(A)のX−X方向の矢視図である。 水平ユニットを示す拡大概念図である。 ドリルを備える上下ユニットを示す拡大概念図である。 タッチセンサを備える上下ユニットを示す拡大概念図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6を参照して説明する。
管の加工装置は、円筒管1を加工するものであって、円筒管1を載せる載置部2と、円筒管1を押さえ込む固定部3と、円筒管1の端部を把持するスクロールチャック4と、円筒管1の周面にドリル5によって孔を穿設する孔穿設部6(図3(A)、(B)参照)とを備えている。ここで円筒管1は例えば外径φ130mm以上960mm以下、重さ300kg以上8000kg以下のものを対象としている。なお当該円筒管1の外径や重さは参考値であり、他の値でも良い。
載置部2は、所定の間隔を介して床面7に二つの台座8を配し、夫々の台座8には支持体9を介して回転軸を平行にする二輪のローラ部10を備え、合計四輪のローラ部10が、円筒管1に周面で接触して円筒管1を四箇所で支持するようにしている。また四輪の各ローラ部10にはモータ部11が備えられ、四輪のローラ部10を個別に駆動するようにしている。更に載置部2の近傍位置には切粉抑制部12が配置されており、切粉抑制部12は、ローラ部10の中途位置へ向かって圧縮空気を吹き付ける圧縮空気噴射部、もしくはローラ部10の中途位置にブラシ等の抑制部材を配する掃除部で構成されている(図1、図2は圧縮空気噴射部を示す)。
固定部3は、下方押さえ部13及び側方押さえ部14を備え、下方押さえ部13は、床面7から昇降し得るジャッキ等の昇降部15を介し、受け体16により円筒管1の下部を支持するようにしており、側方押さえ部14は、円筒管1の径方向の両側に配置されるシリンダやクランプ等の側方部材17により円筒管1の側部を支持するようにしている。ここで下方押さえ部13及び側方押さえ部14は、円筒管1の長さに対応して1つでも良いし、複数でも良い。また下方押さえ部13は、逆三角形の溝を備える三角台座であって円筒管1の下部を安定的に支持するものでも良い。
スクロールチャック4は、円筒管1の端縁部をツメ部18により挟み込んで保持する把持部19を備え、更にベアリング等の回転部材20を介して把持部19を回転可能にする支持台座21を配置している。またスクロールチャック4の把持部19には、角度位置検出器22を備えて円筒管1の周方向の回転角度を検出するようにしている。ここでスクロールチャック4は、円筒管1の一端側のみに配置しても良いし、円筒管1の両端側に配置しても良い。
孔穿設部6は、図3(A)、(B)に示す如く床面7に配したレール台座23を介し、円筒管1の長手方向と平行になるようにレ−ル24を設置しており、レール24には、走行し得る門型穿設部本体25が配置されている。門型穿設部本体25は、上下へ延びる側部フレーム26と、側部フレーム26の上部に位置される上部フレーム27とを備えている。側部フレーム26は、レール24に対応する車輪ローラ28を配置すると共に、モータ29によって駆動する円形歯車(ピニオン)30を備え、レール台座23の側面に設けられたラック31に対応して移動するようになっている。また上部フレーム27は、一面側(図3(A)では左側)に第一の水平ユニット32を備えると共に、他面側(図3(A)では右側)に第二の水平ユニット33を備え、第一の水平ユニット32及び第二の水平ユニット33は、上部フレーム27内に設置された水平レール34及びモータ35付きの台形ネジ36により、水平方向へ移動可能になっている。なお第一の水平ユニット32及び第二の水平ユニット33を移動させる台形ネジ36はボールネジでも良い。
第一の水平ユニット32は、図4、図5に示す如く第一の上下ユニット37を備え、第一の上下ユニット37は、第一の水平ユニット32内に設置された上下レール38及びモータ39付きの台形ネジ40により、上下方向へ移動可能になっている。また第一の上下ユニット37には、下方に向かって突出するドリル5を備え、ドリル5は、スピンドルモータ41に接続されて回転するようになっている。第二の水平ユニット33は、図6に示す如く第二の上下ユニット42を備え、第二の上下ユニット42は、第一の水平ユニット32と同様に第二の水平ユニット33内に設置された上下レール38及びモータ39付きの台形ネジ40(図4参照)により、上下方向へ移動可能になっている。また第二の上下ユニット42には、下方へ突出して頂点位置を計測し得るタッチセンサ43を備えている。ここで孔穿設部6は、第一の上下ユニット37及び第二の上下ユニット42のみが上下方向へ移動するのではなく、上部フレーム27が側部フレーム26に対して上下方向へ移動するものでも良い。なお第一の上下ユニット37を移動させる台形ネジ40はボールネジでも良い。
ここで図1〜図6に示す如く載置部2、固定部3、スクロールチャック4、孔穿設部6、切粉抑制部12等は、制御部44に接続され、互いに連動するようにしても良く、図1、図2では、載置部2のモータ部11とスクロールチャック4の角度位置検出器22が制御部44を介して連動することを示している。
次に、上記実施例の作動を説明する。
円筒管1に孔を穿設する際には、円筒管1を載置部2のローラ部10に配置し、固定部3の下方押さえ部13及び側方押さえ部14により円筒管1を押さえ込んで固定する。またスクロールチャック4の把持部19が固定できる構成の場合には、把持部19を固定することが好ましい。
次に孔穿設部6の門型穿設部本体25をレール24に沿って移動させると共に、第一の水平ユニット32、第二の水平ユニット33等を移動させることによりドリル5の位置を所望の位置に設定し、更にドリル5の駆動、及び第一の上下ユニット37、第二の上下ユニット42等の移動により円筒管1の周面に孔を穿設する。
続いて円筒管1の周方向で他の位置に別の孔を穿設する際には、固定部3の下方押さえ部13及び側方押さえ部14、スクロールチャック4等による円筒管1の固定を解除し、載置部2のローラ部10を全て駆動して円筒管1を周方向に回転させる。また円筒管1の回転時には、角度位置検出器22により円筒管1の回転角度を検出し、制御部44を介してローラ部10の駆動を制御し、円筒管1を所望の回転角度まで回転させる。
この時、孔の穿設により生じた切粉がローラ部10と円筒管1との間に噛み込まれている状態であっても、四輪のローラ部10の全てを個別に駆動して円筒管1を回転させ、ローラ部10と円筒管1の滑りを低減している。また切粉の発生時には、切粉抑制部12の圧縮空気または抑制部材によって切粉がローラ部10と円筒管1の間に向かうことを低減している。
そして固定部3等によって円筒管1を固定した後、孔穿設部6によって円筒管1の周方向に同様に別の孔を穿設する。
而して、このような実施の形態例によれば、ローラ部10と円筒管1との間に切粉を噛み込んだ状態であっても、四輪のローラ部10を個別に駆動して円筒管1を回転させるので、ローラ部10と円筒管1の滑りを減らし、円筒管1を適切に回転させることができる。また切粉を噛み込んだ状態であっても、固定部3により円筒管1を押さえ込んで固定するので、孔穿設部6のドリル5によって円筒管1の周面に孔を適切に穿設することができる。更に角度位置検出器22により円筒管1の回転角度を検出するので、円筒管1を所望の角度まで適切に回転させることができる。
実施の形態例において、孔の穿設時に生じた切粉の侵入を圧縮空気又は抑制部材により減らす切粉抑制部12を備えると、ローラ部10と円筒管1との間に切粉を噛み込むことを低減するので、四輪のローラ部10の駆動による円筒管1の回転を適確に行うことができる。
尚、本発明の管の加工装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 円筒管(管)
2 載置部
3 固定部
5 ドリル
6 孔穿設部
10 ローラ部
11 モータ部
12 切粉抑制部

Claims (2)

  1. 管を載せる載置部と、前記管を押さえ込んで固定する固定部と、前記管にドリルによって孔を穿設する孔穿設部とを備え、
    前記載置部は、管を四箇所で載せる四輪のローラ部と、各ローラ部に配置されるモータ部とを備え、前記管を周方向に回転させる場合には、固定部による管の固定を解除し、四輪のローラ部を駆動して管を回転させるように構成されたことを特徴とする管の加工装置。
  2. 孔の穿設時に生じた切粉の侵入を圧縮空気又は抑制部材により減らす切粉抑制部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の管の加工装置。
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