JP2012030661A - 車載バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 車載時に、車室空間を広く確保することができる車載バッグを提供する。
【解決手段】 自動車のラゲッジルーム床面を構成するラゲッジボード60に支持される折り畳み可能な車載バッグ10であって、主開口11を画成する閉環状の枠体12と、枠体に開口縁34が結合され、展開状態で主開口に連続する収容空間を画成する一方、折り畳み状態で主開口を閉塞する可撓性の袋体13とを有し、枠体は、車室構造体に形成された貫通孔62の周縁部63に係合し、袋体とともに収容孔を閉塞することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動車の車室内面を構成する車室構造体に支持される折り畳み可能な車載バッグに係り、詳しくは自動車のフロアボードやサイドトリムに形成された収容孔の蓋を兼ねる車載バッグに関する。
従来、自動車の車室内に常備され、必要なときに自動車から取り出して使用することができるようにした車載バッグがある(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の車載バッグは、略直方体状のケースであり、後部座席後方のラゲッジルームの天板(蓋)をなすパッケージトレイトリムの下面に着脱自在に取り付けられている。
実開平6−74503号公報
しかしながら、特許文献1の車載バッグは、車載時(不使用時)にラゲッジルームの一部を占有し、ラゲッジルームの利用可能な容積が小さくなるという問題がある。
本発明は、以上の問題を鑑みてなされたものであって、車載時に、車室空間を広く確保することができる車載バッグを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、自動車の車室内面を構成する車室構造体(60)に支持される折り畳み可能な車載バッグ(10)であって、主開口(11)を画成する閉環状の枠体(12)と、前記枠体に開口縁(34)が結合され、展開状態で主開口に連続する収容空間を画成する一方、折り畳み状態で前記主開口を閉塞する可撓性の袋体(13)とを有し、前記枠体は、前記車室構造体に形成された収容孔(62)の周縁部(63)に係合し、前記袋体とともに前記収容孔を閉塞することを特徴とする。ここでの車室構造体は、車室の床部、壁部、天井部を構成する部材を含む。
この構成によれば、車載バッグは、車室構造体に形成された収容孔の蓋として兼用され、車室を画成する構造体の一部として機能する。また、車室空間内に突出する部分が小さくなるため、車室を広く確保することができる。
本発明の他の構成は、前記枠体には、前記袋体を折り畳み状態に保持するための規制部材(47)が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、袋体は、規制部材によって折り畳まれた状態に維持され、主開口を確実に閉塞することができる。
本発明の他の構成は、前記枠体に回動自在に支持され、前記主開口を閉塞する第1の位置と、前記袋体が展開状態にあるときに前記袋体の内面に沿うとともに前記主開口を開放する第2の位置との間で変位可能な補強板(14)を有することを特徴とする。
この構成によれば、補強板が主開口を閉塞することができるため、車載バッグが収容孔を閉塞する際に、車載バッグは剛性を有する蓋として機能する。また、袋体が展開した状態では、補強板が袋体を内側から支持し、袋体は所定の形状に保持される。
本発明の他の構成は、前記袋体の底部に取り付けられ、前記袋体が折り畳み状態にあるときに前記主開口を閉塞する底板(75)を有することを特徴とする。
この構成によれば、底板が主開口を閉塞することができるため、車載バッグが収容孔を閉塞する際に、車載バッグは剛性を有する蓋として機能する。また、車載バッグの展開状態においては、底板が袋体を内側から支持し、袋体は所定の形状に保持される。
本発明の他の構成は、前記底板には、前記袋体の底部外方に突出するようにキャスター(76)が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、車載バッグの牽引、押進が容易になる。
本発明の他の構成は、前記規制部材は、両端が前記枠体に連結された伸縮可能なストラップ47であることを特徴とする。
この構成によれば、規制部材としてのストラップは、車載バッグの使用時に伸長され、使用者の肩に引っ掛けるための肩ひもとして兼用することができる。
本発明の他の構成は、前記枠体は、互いに回動可能に連結された少なくとも2つの骨格部材(25)から構成され、展開状態と折り畳み状態との間で変形可能になっていることを特徴とする。
この構成によれば、袋体に加えて枠体も折り畳むことができ、持ち運びが容易になる。
本発明の他の構成は、前記骨格部材間には、前記枠体が展開状態となるように、互いに連結された骨格部材同士の相対角度を大きくする方向に付勢する付勢手段(32)が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、枠体の展開が容易になる。
本発明の他の構成は、前記骨格部材間には、前記枠体が折り畳み状態となるように、互いに連結された骨格部材同士の相対角度を小さくする方向に付勢する付勢手段(32)が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、枠体の折り畳みが容易になる。
本発明の他の構成は、前記枠体には、使用者が把持するための取っ手(27)が回動自在に少なくとも2つ設けられ、前記少なくとも2つの取っ手は、前記枠体が折り畳み状態にあるときに互いに係合し、前記枠体を折り畳み状態に保持することを特徴とする。
この構成によれば、車載バッグの取っ手が、枠体を折り畳んだ状態に維持するためのロック部材としての機能を兼ねることができる。
以上の構成によれば、車載バッグは、車室構造体に形成された収容孔の蓋として兼用され、車室を画成する構造体の一部として機能し、車室を広く確保することができる。
第1実施形態に係る車載バッグの斜視図 図1のII−II断面図 図1のIII−III断面図 第1実施形態に係る車載バッグのラゲッジボードへの取付構造を示す斜視図 第1実施形態に係る車載バッグの持ち運び状態を示す斜視図 第2実施形態に係る車載バッグの斜視図 第2実施形態に係る車載バッグのラゲッジボードへの取付構造を示す斜視図
以下、図面を参照して、本発明を自動車のラゲッジルームの床面をなすラゲッジボードに取付可能な車載バッグに適用した実施形態について説明する。以下の説明では、車両の前進方向を基準として前後左右を規定する。
<第1実施形態>
図1に示すように、車載バッグ10は、主開口11を画成する環状の枠体12と、開口縁部34が枠体12に結合された袋体13と、枠体12に回動自在に連結された一対の補強板14とを主構成要素として備えている。
袋体13は、可撓性のシート材料を接合させることによって形成され、略長方形状の底部21および側壁部22を有し、展開状態で上方開口の箱形を呈する。袋体13は、側壁部22を折り畳むことによって、上下方向に収縮させることができ、底部21が開口縁部34(図2参照)に近接した状態を折り畳み状態とする。シート材料は、織布や不織布であってよく、例えば帆布のように比較的強度が高い布材であることが好ましい。シート材料は、縫合や接着等によって接合されている。
図1および図2に示すように、枠体12は、互いに回動可能に連結されたコ字状を呈する左右一対の上部骨格部材25と、各上部骨格部材25にそれぞれ結合された下部骨格部材26と、各上部骨格部材25に回動可能に連結された取っ手27とを備えている。上部骨格部材25は、下方に向けて開口する溝形部材であって、前後方向に延びる前後部分28と、前後部分28の前後端から左右方向において同一方向に延出する一対の左右部分29と有する。上部骨格部材25は、前後部分28および左右部分29で一繋がりに連続した溝形となっている。
各左右部分29の端部にはそれぞれ同軸となる軸受部31が形成されている。左右の上部骨格部材25の各軸受部31には枢軸(図示しない)が挿入され、両上部骨格部材25は互いに回動可能に連結されている。これにより枠体12は、環状をなし主開口11を画成する展開状態と、左右の上部骨格部材25の前後部分28同士、左右部分29同士がそれぞれ重なり合う折り畳み状態(図5参照)との間で回動可能になっている。左右の上部骨格部材25間には、捩りコイルばね32が設けられており、捩りコイルばね32は枠体12が展開状態へとなる方向に付勢している。なお、他の実施形態では、捩りコイルばね32が、枠体12が折り畳み状態になる方向に付勢していてもよい。
前後部分28の前後方向における中間部の主開口11側の側部には、補強板14を支持するための支持部33が突設されている。
図2に示すように、下部骨格部材26は、上方に向けて開口する溝形部材であり、平面視でコ字状を呈する(図4参照)。下部骨格部材26は、上部骨格部材25の溝部に嵌合可能となっており、上部骨格部材25との間に袋体13の開口縁部34を挟持する。上部骨格部材25、下部骨格部材26、袋体13は、これらの部材を貫通する締結クリップ35,36によって、互いに連結されている。締結クリップ35,36は、それぞれ逆止爪を備えた軸部と拡頭部とを有し、左右或いは前後方向において同軸かつ互いに異なる方向から各骨格部材25,26および袋体13を貫通し、各軸部の先端部において互いに結合している。枠体12の内側(主開口11側)に配置される締結クリップ36の拡頭部は、主開口11の内方へと突出するとともに、その外面に係合溝(符号省略)が形成され、他部材との係合部をなす。
図1に示すように、取っ手27は、コ字状に形成され、その両端部において上部骨格部材25の各左右部分29の中間部に回動可能に連結されている。取っ手27の長手方向における中間部が上部骨格部材25の前後部分28に対向する状態を取っ手27の格納状態とする。取っ手27は、格納状態で、平面視において、上部骨格部材25に沿うような形状に形成されている。格納状態において取っ手27の前後部分28に対向する部分は、使用者が把持するための把持部38をなす。把持部38は、取っ手27が格納状態にあるときに、前後部分28との間に隙間を形成するように、段違いに上方へと屈曲されている。
一対の補強板14は、それぞれ略長方形の板部材であり、その一側辺に支持部33を受容するための切欠部41が形成されている。切欠部41の前後方向において支持部33と対向する2つの端面には、前後方向かつ同軸であって互いに近接する方向に延びるの回転軸42(図3参照)がそれぞれ突設されている。これらの回転軸が支持部33に形成された支持孔43(図示しない)にそれぞれ回転可能に受容されることによって、補強板14が支持部33に対して回転可能に支持されている。各補強板14は、袋体13が展開状態にあるときに、概ね前後左右方向(水平方向)に延在して主開口11を閉塞する第1位置と、概ね上下方向に延在して袋体13の側壁部22に沿う第2位置との間で回動可能になっている。袋体13が折り畳み状態のときは、各補強板14は第1位置に配置される。各補強板14は、第1位置で前後の縁部が締結クリップ36の拡頭部に当接することによって回動位置が規制されている。なお、他の実施形態では、各補強板14の前後の縁部を、上部骨格部材25の左右部分29の下端面に当接させることによって第1位置を規定してもよい。
図1および図3に示すように、各上部骨格部材25の各前後部分28の前後方向における中間部の外側の側壁部45には、左右方向に貫通するストラップ孔46が形成されている。各ストラップ孔46には、帯状のストラップ47の各端部が挿通される。袋体13のストラップ孔46に対応する部分は切欠されており、袋体13とストラップ47とは干渉しないようになっている。ストラップ47の一端は、ストラップ孔46を通過した後に折り返され、ストラップ47のストラップ孔46を通過していない部分に縫着されている。一方、ストラップ47の他端は、ストラップ孔46を通過した後に折り返され、ストラップ47のストラップ孔46を通過していない部分に設けられた長さを調節するための調節バックル48に挿通されている。
ストラップ47は、調節バックル48に挿通させるストラップ47の長さを調節することによって、長さを変更することができる。例えば、ストラップ47を長くすることによって、使用者はストラップ47を自身の肩に掛けて車載バッグ10を担ぐことができる。また、図4に示すように、袋体13が折り畳み状態にあるときに、ストラップ47を短くすることによって、袋体13の展開を規制し、袋体13を折り畳み状態に維持することができる。
折り畳み状態にある袋体13がストラップによって規制された状態では、左右の補強板14は、第1位置に配置され、袋体13と締結クリップ36の拡頭部によって挟持され、上部骨格部材25に対して位置が固定される。このように位置が固定された補強板14に主開口11が閉塞されることによって、車載バッグ10は剛性を有した板状部材となる。
図4に示すような袋体13を折り畳んだ状態から、捩りコイルばね32に付勢力に抗しつつ枠体12を折り畳み状態へと回動させ、左右の取っ手27を格納状態から起立させて把持部38同士を当接させると、図5に示す持ち運び状態となる。使用者は、左右の把持部を当接させた状態で握ると、左右の上部骨格部材25は左右の取っ手27に挟まれて展開が規制され、持ち運び状態を維持する。この車載バッグ10の持ち運び状態では、車載バッグ10はコンパクトであり、使用者が取っ手27を使用することができるため、持ち運びが容易である。
図1に示すように、主開口11は、別部材としてのネット51によって覆われてもよい。ネット51は、伸縮性を有する部材から形成され、周縁部の適所に取り付けられた係止クリップ52が締結クリップ36の拡頭部の係合溝に係合することによって、車載バッグ10に取り付けられる。ネット51は、袋体13に内に収容された物品が、袋体13から飛び出すことを防止する。
以上のように構成された車載バッグ10は、自動車のラゲッジルームの床面を構成するラゲッジボード60に格納される。ラゲッジボード60は、中央部が凹設されたフロアパネル(図示しない)上に載置され、フロアパネルとの間にスペアタイヤ等の物品を収納可能な収容孔(収納空間)61を画成する。ラゲッジボード60の中央部には、収容孔61と連通する四角形状の貫通孔62が形成されている。貫通孔62は、収容孔61の開口端を構成する。貫通孔62の周縁部には、枠体12が嵌合可能な係合凹部63が延設されている。
係合凹部63は、貫通孔62に連続する底面64と、下端が底面64に連続するとともに上端がラゲッジボード60の上面に連続する側壁部65とを有している。車載バッグ10は、折り畳み状態で、かつ上下逆転した状態(袋体13が枠体12の上方に位置する状態)でラゲッジボード60に取り付けられるため、係合凹部63の底面64は、枠体12の上面、すなわち枠体12の上面に配置された取っ手27と相補的な形状に形成されており、取っ手27の把持部38が嵌合可能となっている。また、係合凹部63は、枠体12が嵌合された状態で、枠体12がラゲッジボード60から上方に突出しないように、その深さが設定されている。
係合凹部63は、ラゲッジボード60に一体的に形成されてもよく、或いはラゲッジボード60とは別体に形成され、ラゲッジボード60に形成した取付孔の周縁に結合させてもよい。なお、図示しないが、上部骨格部材25の側面および係合凹部63の一方に凸部を設け、他方に凸部と係合する凹部を設け、枠体12が係合凹部63に嵌合した状態で凸部と凹部との係合による保持力が生じるようにしてもよい。
車載バッグ10で貫通孔62を閉塞した後に、ラゲッジボード60に着脱自在に取り付けられるカバーシート66によって、車載バッグ10および貫通孔62の周縁部を覆ってもよい。カバーシート66とラゲッジボード60との結合は、スナップボタンや面ファスナ、マグネットファスナ等の公知の結合手段によって行われてよい。カバーシート66は、車載バッグ10を隠蔽してラゲッジボード60上面の意匠性を高めるとともに、車載バッグ10を保護することができる。
以上のように、車載バッグ10は、ラゲッジボード60の貫通孔62を閉塞する蓋として機能する。そのため、ラゲッジボード60の貫通孔62を閉塞する専用の蓋を省略し、本来であれば専用の蓋を配置すべき部位に車載バッグ10を配置することができ、車室空間の利用可能な空間を広く確保することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る車載バッグ70は、第1実施形態に係る車載バッグ10と比較して枠体71の構成が主として相違する。以下の説明では、車載バッグ10と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、車載バッグ70の枠体71は、平面視において四角形の閉環状を呈する単一の上部骨格部材72を備えている。上部骨格部材72は、下方に向けて開口する溝形部材であって、第1実施形態と同様に、溝内には袋体13の開口縁部34を挟み込む形で下部骨格部材(図示しない)が嵌め入れられている。上部骨格部材72には、上部骨格部材25と同様に、支持部33、ストラップ孔46が形成されている。
袋体13は、底部21の内面(上面)に底板75を備えている。底板75は、略長方形を呈し、底部21の大部分を覆う。底板75は、接着や縫着等によって底部21に接合されている。また、底部21の下面の隅部には、キャスター76が設けられている。キャスター76は、底部21を貫通し、底板75に連結されている。キャスター76は、自在キャスターおよび固定キャスターであってよく、個数および配設位置は適宜変更可能である。
また、上部骨格部材25には、ハンドル78が設けられている。ハンドル78はL字形をなし、一端が軸79によって上部骨格部材25に回動可能に支持されている。ハンドル78は、軸79を回転軸として、上部骨格部材25に沿う格納状態(図6の実線)と、上部骨格部材25から突出した使用状態(図6の2点鎖線)との間で回動可能となっている。使用者は、使用状態にあるハンドル78を把持して、車載バッグ70を牽引・押進することができる。
車載バッグ70では、袋体13を折り畳んだ状態で、主開口11は、補強板14と、底板75とによって閉塞される。袋体13を折り畳んだ状態では、補強板14と底板75とは、互いに重ね合わされて、補強板14の回動が確実に規制される。
図7に示すように、ラゲッジボード60の貫通孔62の周縁部には、車載バッグ70の枠体71が嵌合可能な係合凹部63が形成されている。車載バッグ70は、車載バッグ10とは異なり、袋体13が枠体71の下方に位置する状態で、枠体71が係合凹部63に嵌合され、キャスター76は収容孔61内に突出する。これにより、車載バッグ10が係合凹部63に嵌合した状態で、ラゲッジボード60の上面は、概ね平滑な面を構成することができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、実施形態では車載バッグをラゲッジボードに取り付ける構造としたが、ラゲッジボードに代えて、車室側壁を構成するサイドトリムや車室天井を構成するルーフトリムに表面に車載バッグを取り付けるようにしてもよい。この際、上述したように、枠体および係合凹部に互いに係合する凸部および凹部を設け、車載バッグがサイドトリム等から脱落しないようにすることが好ましい。
10,70…車載バッグ、11…主開口、12,71…枠体、13…袋体、14…補強板、21…底部、22…側壁部、25,72…上部骨格部材、26…下部骨格部材、27…取っ手、31…軸受部、32…捩りコイルばね、34…開口縁部、35,36…締結クリップ、38…把持部、46…ストラップ孔、47…ストラップ、60…ラゲッジボード、61…収容孔、62…貫通孔、63…係合凹部、75…底板、76…キャスター

Claims (10)

  1. 自動車の車室内面を構成する車室構造体に支持される折り畳み可能な車載バッグであって、
    主開口を画成する閉環状の枠体と、
    前記枠体に開口縁が結合され、展開状態で主開口に連続する収容空間を画成する一方、折り畳み状態で前記主開口を閉塞する可撓性の袋体と
    を有し、
    前記枠体は、前記車室構造体に形成された収容孔の周縁部に係合し、前記袋体とともに前記収容孔を閉塞することを特徴とする車載バッグ。
  2. 前記枠体には、前記袋体を折り畳み状態に保持するための規制部材が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の車載バッグ。
  3. 前記枠体に回動自在に支持され、前記主開口を閉塞する第1の位置と、前記袋体が展開状態にあるときに前記袋体の内面に沿うとともに前記主開口を開放する第2の位置との間で変位可能な補強板を有することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車載バッグ。
  4. 前記袋体の底部に取り付けられ、前記袋体が折り畳み状態にあるときに前記主開口を閉塞する底板を有することを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1つの項に記載の車載バッグ。
  5. 前記底板には、前記袋体の底部外方に突出するようにキャスターが設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の車載バッグ。
  6. 前記規制部材は、両端が前記枠体に連結された伸縮可能なストラップであることを特徴とする、請求項2に記載の車載バッグ。
  7. 前記枠体は、互いに回動可能に連結された少なくとも2つの骨格部材から構成され、展開状態と折り畳み状態との間で変形可能になっていることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれか1つの項に記載の車載バッグ。
  8. 前記骨格部材間には、前記枠体が展開状態となるように、互いに連結された骨格部材同士の相対角度を大きくする方向に付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の車載バッグ。
  9. 前記骨格部材間には、前記枠体が折り畳み状態となるように、互いに連結された骨格部材同士の相対角度を小さくする方向に付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の車載バッグ。
  10. 前記枠体には、使用者が把持するための取っ手が回動自在に少なくとも2つ設けられ、
    前記少なくとも2つの取っ手は、前記枠体が折り畳み状態にあるときに互いに係合し、前記枠体を折り畳み状態に保持することを特徴とする、請求項7〜請求項9に記載の車載バッグ。
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