JP2012030643A - カーテンシールドエアバッグ装置 - Google Patents
カーテンシールドエアバッグ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012030643A JP2012030643A JP2010170465A JP2010170465A JP2012030643A JP 2012030643 A JP2012030643 A JP 2012030643A JP 2010170465 A JP2010170465 A JP 2010170465A JP 2010170465 A JP2010170465 A JP 2010170465A JP 2012030643 A JP2012030643 A JP 2012030643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- case
- side rail
- roof side
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
【解決手段】細長い棒状の格納状態としたエアバッグ本体7をエアバッグケース9に収容してルーフサイドレール5に沿った形状に保持し、エアバッグケース9を介してルーフサイドレール5に取付ける。エアバッグケース9は、エアバッグ本体7を収容するケース本体部10F、10Rと、ケース本体部10F、10Rをルースサイドレール5に取付ける取付部11F、11Rと、ヘッドライニングを支持するスペーサ13F、13Rと、ヘッドライニングを取付けるヘッドライニング取付部とを合成樹脂によって一体成形する。エアバッグケース9は、エアバッグ本体7の取付時の損傷を防止でき、また、合成樹脂の一体成形により、製造コスト及び重量の低減並びに解体処理の効率化を図ることができる。
【選択図】図1
Description
エアバッグ本体と、細長い棒状の格納状態とした前記エアバッグ本体を収容して前記ルーフサイドレールに沿った形状で保持するエアバッグケースとを備え、前記エアバッグケースは、前記エアバッグ本体を収容するケース本体部と、該ケース本体部を前記ルーフサイドレールに取付けるための取付部と、前記自動車の車室内に装着される内装部品を取付又は支持するため内装部品係合部とが合成樹脂によって一体成形されていることを特徴とする。
以下に、本発明において特許請求が可能と認識される発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載、実施の形態の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。なお、以下の(1)乃至(4)の内容が請求項1乃至4に対応する。
エアバッグ本体と、細長い棒状の格納状態とした前記エアバッグ本体を収容して前記ルーフサイドレールに沿った形状で保持するエアバッグケースとを備え、前記エアバッグケースは、前記エアバッグ本体を収容するケース本体部と、該ケース本体部を前記ルーフサイドレールに取付けるための取付部と、前記自動車の車室内に装着される内装部品を取付又は支持するため内装部品係合部とが合成樹脂によって一体成形されていることを特徴とするカーテンシールドエアバッグ装置。
ここで、エアバッグ本体は、適当に折畳み又は巻いて、あるいは、折畳んだものを巻いて、細長い棒状の格納状態とすることができる。また、内装部品としては、具体的には、ルーフパネルを覆うヘッドライニング、カウル類、室内灯、その他の車室内に装着される部品が含まれる。内装部品係合部は、これらの内装部品を取付け又は支持するもののほか、組付時に仮に保持するものも含まれる。また、取付部としては、ケース本体部をルーフサイドレールにファスナ等を用いて結合するもののほか、組付時に仮に保持するものも含まれる。更に、エアバッグケースを合成樹脂で一体成形することにより、車両解体時の処理効率を高めることができる。
(2)(1)の構成において、前記エアバッグケースが長手方向に分割されて、折畳み可能であることを特徴とするカーテンシールドエアバッグ装置。
エアバッグ本体は、可撓性を有しているので、エアバッグケースを長手方向に分割することにより、分割部で折曲して折畳むことができ、搬送、組付の際、便宜である。
(3)(1)又は(2)の構成において、前記内装部品は、ヘッドライニングであること特徴とするカーテンシールドエアバッグ装置。
(4)(1)〜(3)のいずれかの構成において、前記エアバッグケースには、膨張、展開時にエアバッグ本体を案内する案内部が一体成形されていることを特徴とするカーテンシールドエアバッグ装置。
エアバッグケースに、内装部品係合部のほかに、カーテンシールドエアバッグ装置の機能部品の一例として案内部を一体成形したものである。
図1は、自動車の車室の右側面部を構成するサイドパネル1を内面側から見たものである。サイドパネル1には、前部にフロントピラー2、中央部にセンタピラー3、後部にリアピラー4が配置され、これらの上部間にわたってルーフサイドレール5が延びており、ルーフサイドレール5には、ルーフパネル(図示せず)が結合されている。本実施形態に係るカーテンシールドエアバッグ装置6(以下、エアバッグ装置6という)は、ルーフサイドレール5に沿って、その内側に装着されている。エアバッグ装置6は、エアバッグ本体7と、インフレータ8と、エアバッグケース9とから構成されている。
エアバッグ装置6は、エアバッグケース9がフロントケース9Fとアケース9Rとに長手方向に2分割されているので、略中央部で二つ折りして折畳むことができ、搬送及び取付作業において扱い易い。図14に示すように、エアバッグ装置6をルーフサイドレール5に沿って配置し、先ず、各仮止部12F、12Rの係合部23F、23Rをルーフサイドレールの取付面の係合穴22F、22Rにはめ込んで、エアバッグ装置6をルーフサイドレール5に仮止めする(図5、図8及び図9参照)。このとき、エアバッグ本体7は、エアバッグケース9によって保護されているので、金属製のエッジ部等の接触による損傷を防止することができる。
Claims (4)
- 自動車のルーフサイドレールに沿って取付けられるカーテンシールドエアバッグ装置において、
エアバッグ本体と、細長い棒状の格納状態とした前記エアバッグ本体を収容して前記ルーフサイドレールに沿った形状で保持するエアバッグケースとを備え、前記エアバッグケースは、前記エアバッグ本体を収容するケース本体部と、該ケース本体部を前記ルーフサイドレールに取付けるための取付部と、前記自動車の車室内に装着される内装部品を取付又は支持するため内装部品係合部とが合成樹脂によって一体成形されていることを特徴とするカーテンシールドエアバッグ装置。 - 前記エアバッグケースが長手方向に分割されて、折畳み可能であることを特徴とする請求項1に記載のカーテンシールドエアバッグ装置。
- 前記内装部品は、ヘッドライニングであること特徴とする請求項1又は2に記載のカーテンシールドエアバッグ装置。
- 前記エアバッグケースには、膨張、展開時にエアバッグ本体を案内する案内部が一体成形されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のカーテンシールドエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010170465A JP2012030643A (ja) | 2010-07-29 | 2010-07-29 | カーテンシールドエアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010170465A JP2012030643A (ja) | 2010-07-29 | 2010-07-29 | カーテンシールドエアバッグ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012030643A true JP2012030643A (ja) | 2012-02-16 |
Family
ID=45844617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010170465A Pending JP2012030643A (ja) | 2010-07-29 | 2010-07-29 | カーテンシールドエアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012030643A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005014908A (ja) * | 2004-09-15 | 2005-01-20 | Honda Motor Co Ltd | 乗員拘束装置 |
JP2009090709A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Honda Motor Co Ltd | 車両用エアバッグ装置 |
JP2010052595A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Nippon Plast Co Ltd | カーテンエアバッグ装置 |
-
2010
- 2010-07-29 JP JP2010170465A patent/JP2012030643A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005014908A (ja) * | 2004-09-15 | 2005-01-20 | Honda Motor Co Ltd | 乗員拘束装置 |
JP2009090709A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Honda Motor Co Ltd | 車両用エアバッグ装置 |
JP2010052595A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Nippon Plast Co Ltd | カーテンエアバッグ装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5660206B2 (ja) | 自動車用天井材仮置き構造及び自動車用天井材の組付方法 | |
JP4343062B2 (ja) | カーテンエアバッグ装置 | |
JP2008230363A (ja) | カーテンエアバッグ用クリップ、およびカーテンエアバッグ用クリップを用いたピラーガーニッシュの取付構造 | |
JP5252117B2 (ja) | ルーフサイドレールへの部品配設構造 | |
JP2009078716A (ja) | エアバッグ装置 | |
CN103707838B (zh) | 护帘式气囊安装结构 | |
JP2020179712A (ja) | 膝保護用エアバッグ装置 | |
KR100633415B1 (ko) | 차량 탑승자의 머리 보호를 위한 커튼형 에어백 장치 | |
JP2006219012A (ja) | 車両用サンバイザ | |
JP2010052604A (ja) | サイドエアバッグ装置 | |
JP2017213996A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
JP2012030643A (ja) | カーテンシールドエアバッグ装置 | |
JP5647653B2 (ja) | エアバッグ配設構造 | |
JP3741032B2 (ja) | 車両用カーテンエアバッグ構造 | |
JP2008179273A (ja) | エアバッグ装置の配設構造 | |
JP2017030682A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2009078717A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP6507011B2 (ja) | カーテンエアバッグの取り付け構造 | |
JP2011162044A (ja) | カーテンエアバッグの配設構造 | |
JP2020055506A (ja) | リアサイドエアバッグ装置 | |
JP2019104314A (ja) | 車両用エアバッグ設置構造 | |
JP6347409B2 (ja) | ルーフサイドエアバッグの取り付け構造 | |
JP2014181005A (ja) | 車両用内装材の取付構造 | |
JP5005408B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2016078626A (ja) | カーテンエアバッグ装置の車両への設置構造及びエアバッグ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130321 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130322 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130515 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131002 |