JP2012030339A - 打撃工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 打撃工具において、加工作業時に入力される打撃反力の緩和効果を確保しつつコンパクト化を図る上で有効な技術を提供する。
【解決手段】 打撃工具であって、工具ビット119が被加工材を打撃した際に生ずる打撃反力を受ける反力伝達部材161と、反力伝達部材161を前方に付勢する第1の弾性部材163と、反力伝達部材161が打撃反力によって後方に移動する際に、当該反力伝達部材161により押されて圧縮変形することで打撃反力を緩和する第2の弾性部材171と、を有する。作業者が工具ビット119を被加工材に押付けた場合に、反力伝達部材161は、工具ビット119に押されて第1の弾性部材163を圧縮状態とするとともに、第2の弾性部材171を非圧縮状態とする長軸方向上の所定の作業位置に置かれる。そして、当該作業位置において打撃反力を受けた場合に、工具ビット長軸方向後方へと移動して第2の弾性部材171を圧縮変形させ、これにより打撃反力を緩和する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被加工材に直線状のハンマ作業を行う打撃工具において、ハンマ作業の際に被加工材から受ける反力を緩和する技術に関する。
打撃工具によるハンマ作業は、作業者が工具本体に前方に向う押圧力を加え、工具ビットを被加工材に押し付けた状態で行われる。このときの被加工材に対する工具本体の位置決めは、工具本体側(後方)へと押し込まれるハンマビットと共に後退動作されるインパクトボルトが工具本体側の構成部材に当接することによってなされる。この位置決め状態で、ハンマビットによる打撃動作が行われると、ハンマビットが被加工材から受ける反力で跳ね返り、当該反力が工具本体に伝達されてしまう。このため、従来の打撃工具では前記打撃反力を緩和するための反力緩和機構を備えている。このような打撃工具は、たとえば特開2008−279587公報(特許文献1)に開示されている。
しかしながら、上記公報に記載の打撃工具は、コンパクト化を実現する上で、なお改良の余地がある。
特開2008−279587号公報
本発明は、打撃工具において、加工作業時に入力される打撃反力の緩和効果を確保しつつコンパクト化を実現する上で有効な技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係る打撃工具の好ましい形態は、工具本体の先端領域に装着された工具ビットが少なくとも長軸方向に直線動作することで被加工材に所定の加工作業を行う打撃工具において、反力伝達部材と、第1の弾性部材と、第2の弾性部材とを有する。反力伝達部材は、工具ビット長軸方向に移動可能に配置され、工具ビットが被加工材を打撃した際に生ずる打撃反力を受けて後方へと移動する。第1の弾性部材は、反力伝達部材を前方に付勢する。第2の弾性部材は、反力伝達部材が打撃反力を受けて後方に移動する際に、当該反力伝達部材により押されて圧縮変形することで打撃反力を緩和する。なお、本発明における「所定の加工作業」とは、工具ビットが長軸方向の打撃動作のみを行うハンマ作業のみならず、長軸方向の打撃動作と長軸方向回りの回転動作とを行うハンマドリル作業を好適に包含する。また、本発明における「第1および第2の弾性部材」は、典型的には、圧縮コイルバネがこれに該当するが、ゴムを好適に包含する。
本発明に係る打撃工具の好ましい形態によれば、第1の弾性部材の取付荷重は、第2の弾性部材の取付荷重よりも小さく設定されている。加工作業時において、作業者が工具ビットを被加工材に押付けた場合に、反力伝達部材は、工具ビットに押されて第1の弾性部材を圧縮状態とするとともに、第2の弾性部材に対して非圧縮状態で当接することにより長軸方向上の所定の作業位置に置かれる。そして、反力伝達部材は、当該作業位置において打撃反力を受けた場合に、工具ビット長軸方向後方へと移動して第2の弾性部材を圧縮変形させ、これにより打撃反力を緩和する構成とされている。第1の弾性部材と第2の弾性部材は、工具ビット長軸方向において直列状に配置されている。ここで「取付荷重」とは、第1および第2の弾性部材を取付ける際、それら弾性部材に予め圧縮方向の荷重を付加した状態で取付けたときの、当該付加荷重をいう。この場合、第2の弾性部材の取付荷重は、通常作業者が工具ビットを被加工材に押し付ける力を超える大きさに設定される。
本発明によれば、加工作業に先立って、工具ビットが被加工材に押し付けられて後方へと移動されたとき、当該工具ビットによって押された反力伝達部材は、第1の弾性部材を圧縮状態とするとともに、第2の弾性部材に対して非圧縮状態で当接することにより長軸方向上の所定の作業位置に置かれ、これにより被加工材に対する工具本体の位置決めがなされる。この位置決め状態において、工具ビットが被加工材を打撃して反力を受けると、当該打撃反力は工具ビットから反力伝達部材に伝達され、当該反力伝達部材が後方へと移動される。そして、後方へと移動される反力伝達部材により押された第2の弾性部材が圧縮変形し、これにより打撃反力が緩和され、打撃工具の低振動化が実現される。
本発明によれば、第1の弾性部材と第2の弾性部材とを、工具ビット長軸方向において直列状に配置した構成としている。このため、工具ビット長軸方向と交差する方向(径方向)の寸法を、並列配置に比べてコンパクト化できる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、工具ビットを直線状に駆動するべく直線運動する打撃子と、打撃子を収容するシリンダと、を更に有する。そして、第2の弾性部材に作用する力をシリンダによって受ける構成とした。
本発明によれば、第2の弾性部材に作用する力をシリンダによって受ける構成としている。このため、工具本体を構成するハウジングに対し、第2の弾性部材を非接触状態に定めることができる。すなわち、第2の弾性部材の組付け対象をシリンダとすることで、第2の弾性部材をシリンダに組み付けてからハウジングに取り付けることが可能となり、ハウジングに第2の弾性部材を直接に組付ける場合に比べて、組付けが容易となり、組付け性を向上することができる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、工具ビットを直線状に駆動するべく直線運動する打撃子と、打撃子を収容するシリンダと、を更に有し、反力伝達部材は、筒状部材によって構成されている。そして、筒状部材と第1の弾性部材は、シリンダの外側における工具ビット長軸方向の所定領域において、第1の弾性部材がシリンダ径方向内側に位置し、筒状部材がシリンダ径方向外側に位置するように並列に配置されている。
シリンダの外側に反力伝達部材としての筒状部材を配置する構成の場合、シリンダと筒状部材とのそれぞれに、打撃子前方のシリンダ内部空間を外部に連通させる給排気用の通気孔を設定するが、この場合、シリンダの通気孔と筒状部材の通気孔が常時に合致するように構成しなければならない。しかるに、本発明によれば、シリンダと筒状部材との間に第1の弾性部材を配置する構成としたので、シリンダと筒状部材との間には、第1の弾性部材を配置するための隙間が形成されることになり、当該隙間によってシリンダ側の通気孔と筒状部材側の通気孔が連通される。このため、シリンダの通気孔と筒状部材の通気孔とを合致させるための構成が不要となる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、工具ビットを直線状に駆動するべく直線運動する打撃子と、前記打撃子を収容するシリンダと、を更に有する。反力伝達部材は、シリンダの外側に摺動自在に配置された筒状部材によって構成されている。そして、筒状部材には、打撃子前方のシリンダ内部空間を外部に連通する通路と、当該通路を通じてシリンダ内部空間から外部への空気流れを許容するとともに逆方向への流れを阻止する逆止弁が設けられ、作業者による工具ビットの被加工材に対する押付けに伴い筒状部材が所定の作業位置に置かれた場合には、通路がシリンダにより閉止されて逆止弁の作動が禁止され、上記押付けの解除に伴い筒状部材が第1の弾性部材の付勢により前方へと移動されて初期位置に置かれた場合には、シリンダによる通路の閉止が解除されて逆止弁の作動が許容される構成とした。
本発明によれば、工具ビットが被加工材に押付けられていない状態では、逆止弁が作動可能な状態に置かれる。この状態で打撃子が前方へ移動した場合には、当該打撃子前方のシリンダ内部空間の空気が通路から逆止弁を通して外部へ排出されるが、その後打撃子が後方へ移動しようとした場合に、逆止弁によって外部空気のシリンダ内部空間への流入が阻止されることで当該シリンダ内部空間が負圧化する。これにより打撃子が前進位置に維持され、空打ちが防止される。一方、工具ビットを被加工材に押付けて加工作業を遂行する打撃工具の実動時には、逆止弁の作動が禁止されるため、逆止弁の無用な動作を減らして耐久性を向上することができる。
本発明によれば、打撃工具において、加工作業時に入力される打撃反力の緩和効果を確保しつつコンパクト化を図る上で有効な技術が提供されることとなった。
本発明の実施形態に係るハンマドリルの全体構成を示す側断面図である。 ハンマドリルの主要部を示す拡大断面図であり、ハンマビットが被加工材に押し付けられていない無負荷状態を示す。 ハンマドリルの主要部を示す拡大断面図であり、ハンマビットが被加工材に押し付けられた負荷状態を示す。 スライドスリーブ機構部および反力緩和機構部の拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態につき、図1〜図4を参照しつつ詳細に説明する。本実施の形態は、打撃工具の一例として電動式のハンマドリルを用いて説明する。本実施の形態に係るハンマドリル101は、図1に示すように、概括的に見て、ハンマドリル101の外郭を形成する本体部103と、当該本体部103の先端領域(図示左側)にツールホルダ137を介して着脱自在に取付けられたハンマビット119(図2および図3参照)と、本体部103のハンマビット119の反対側に連接された作業者が握るハンドグリップ109とを主体として構成されている。本体部103は、本発明における「工具本体」に対応し、
ハンマビット119は、本発明における「工具ビット」に対応する。ハンマビット119は、ツールホルダ137によってその長軸方向への相対的な往復動が可能に、かつその周方向への相対的な回動が規制された状態で保持される。なお説明の便宜上、ハンマビット119側を前、ハンドグリップ109側を後という。
本体部103は、駆動モータ111を収容したモータハウジング105と、運動変換機構113、打撃要素115および動力伝達機構117を収容したバレル部106を含むギアハウジング107とによって構成されている。駆動モータ111は、回転軸線が本体部103の長軸方向(ハンマビット119の長軸方向)と概ね直交する縦方向(図1において上下方向)となるように配置される。駆動モータ111の回転動力は、運動変換機構113によって直線運動に適宜変換された上で打撃要素115に伝達され、当該打撃要素115を介してハンマビット119の長軸方向(図1における左右方向)への衝撃力を発生する。運動変換機構113および打撃要素115によって打撃機構部が構成される。また、駆動モータ111の回転動力は、動力伝達機構117によって適宜減速された上でツールホルダ137を介してハンマビット119に伝達され、当該ハンマビット119が周方向に回転動作される。なお、ハンドグリップ109には、作業者が引き操作することで駆動モータ111を通電駆動するトリガ109aが設けられている。
運動変換機構113は、クランク機構を主体として構成される。クランク機構は、駆動モータ111により回転駆動されることによって当該クランク機構の最終可動部材を構成する駆動子としてのピストン129がシリンダ141内をハンマビット長軸方向に直線動作するように構成される。一方、動力伝達機構117は、複数のギアからなるギア減速機構を主体として構成されており、駆動モータ111の回転力をツールホルダ137に伝達する。これによりツールホルダ137が鉛直面内にて回転され、それに伴い当該ツールホルダ137により保持されたハンマビット119が回転する構成とされる。なお、運動変換機構113および動力伝達機構117の構成の詳細については、従来周知ゆえ、その説明を省略する。
図2および図3に示すように、打撃要素115は、シリンダ141のボア内壁に摺動自在に配置された打撃子としてのストライカ143と、ツールホルダ137に摺動自在に配置されるとともに、ストライカ143の運動エネルギをハンマビット119に伝達する中間子としてのインパクトボルト145とを主体として構成される。シリンダ141内には、ピストン129とストライカ143との間に空気室141aが形成される。ストライカ143は、ピストン129の摺動動作に伴うシリンダ141の空気室141aの空気バネ(圧力変動)を介して駆動され、ツールホルダ137に摺動自在に配置された中間子としてのインパクトボルト145に衝突(打撃)し、当該インパクトボルト145を介してハンマビット119に打撃力を伝達する。インパクトボルト145およびハンマビット119によってハンマ作動部材が構成される。なお、シリンダ141は、ギアハウジング107のバレル部106内に収容されるとともに、ギアハウジング107の前端領域によって保持されている。
上記構成のハンマドリル101においては、駆動モータ111が通電駆動されると、ハンマビット119には、運動変換機構113から打撃要素115を介して長軸方向への打撃力が加えられるとともに、動力伝達機構117を介して周方向への回転力が加えられ、かくして、ビット保持装置104によって保持されたハンマビット119が軸方向のハンマ動作と周方向のドリル動作を行い、図示省略の被加工材(コンクリート)にハンマドリル作業(穴開け作業)を遂行する。なおハンマドリル101は、上記のハンマ動作と周方向のドリル動作とによるハンマドリル作業モードと、ハンマビット119に対し長軸方向への打撃力のみを加えるハンマ作業モードとの間で適宜切り替えて遂行できるように構成されるが、このことについては、本発明には直接的には関係しないため、その説明を省略する。
加工作業時において、ハンマドリル101は、作業者が本体部103に前方への押圧力を加えてハンマビット119を被加工材に押し付けたとき、当該ハンマビット119と共に後方(ピストン129側)へと押し込まれるインパクトボルト145が本体側部材に当接することで被加工材に対する本体部103の位置決めが行われる。本実施の形態では、この位置決めを、位置決め部材151および空打ち防止用のスライドスリーブ161を介して反力緩和用の圧縮コイルバネ171によって行う構成としている。スライドスリーブ161は、本発明における「反力伝達部材」に対応し、圧縮コイルバネ171は、本発明における「第2の弾性部材」に対応する。
位置決め部材151は、リング状に形成されたゴム製のラバーリング153と、当該ラバーリング153の軸方向前面側に接合された硬質の前金属座金155と、ラバーリング153の軸方向後面側に接合された硬質の後金属座金157とからなるユニット部品であり、インパクトボルト145の小径部145bに遊嵌状に嵌合されている。なおインパクトボルト145は、ツールホルダ137の筒状部内周面に摺動自在に嵌合された大径部145aと、当該大径部145aの後側に形成された小径部145bとを有する段付円柱状に形成され、大径部145aの外周面と小径部145bの外周面間にテーパ部145cが形成されている。
スライドスリーブ161は、長軸方向の内面前部が小径、内面後部が大径とされた段付き孔を有する筒状部材であり、内面小径領域がシリンダ141の前端側外面にハンマビット長軸方向に摺動自在に嵌合されている。スライドスリーブ161の内面大径領域とシリンダ外面領域との間には所定の大きさの隙間Cが形成されており、この隙間Cにスリーブ付勢バネ(コイルバネ)163が収容されている。スリーブ付勢バネ163は、スライドスリーブ161を常時に前方へと付勢する部材であり、軸方向後端側がシリンダ141の外面に固定された止輪164に当接され、軸方向前端側がスライドスリーブ161の内面大径領域と内面小径領域との段差部161aに当接されている。従って、スリーブ付勢バネ163によって前方へと付勢されるスライドスリーブ161は、その前端が位置決め部材151の後金属座金157に当接されている。スリーブ付勢バネ163は、本発明における「第1の弾性部材」に対応する。
スライドスリーブ161の後方において、シリンダ141の外側に反力緩和用の圧縮コイルバネ171が前後のバネ受リング173,175を介して取付けられている。前バネ受リング173は、シリンダ141の外側に嵌合されるとともに圧縮コイルバネ171の弾発力で止輪164の後面に当接され、それ以上の前方への移動が規制されている。後バネ受リング175は、シリンダ141の外側に嵌合されるとともに当該シリンダ141の外面に形成された段差部141cによって後方への移動が規制されている。圧縮コイルバネ171は、予め圧縮させた状態で前バネ受リング173と後バネ受リング175間に弾発状に配置される。そのときの取付荷重については、通常作業者がハンマビット119を被加工材に押し付ける力以上の大きさに設定されている。また、前述したスリーブ付勢バネ163についても、予め圧縮させた状態で取付けられるが、その取付荷重については、圧縮コイルバネ171の取付荷重よりも小さい。本実施の形態においては、圧縮コイルバネ171の取付荷重が20〜30kgf、スリーブ付勢バネ163の取付荷重が3〜5kgfに設定されている。なお、前バネ受リング173は、止輪164よりも大径のリングであり、外側領域が止輪164よりも外側に張出している。
スライドスリーブ161は、ハンマビット119が被加工材に押付けられていない無負荷状態では、図2および図4に示すように、スリーブ付勢バネ163によって前方へと移動された前端位置を初期位置として定められている。この初期位置では、後端面が反力緩和用の圧縮コイルバネ171の前バネ受リング173から離間されている。そして、ハンマビット119が被加工材に押付けられて後方へ移動されたとき、スライドスリーブ161は、ハンマビット119、インパクトボルト145および位置決め部材151と共に後方へと押され、その後端面が前バネ受リング173の外側領域前面に当接される。このため、作業者による被加工材に対するハンマビット119の押付力は、圧縮コイルバネ171によって受け止められ、更には後バネ受リング175を介してシリンダ141により受け止められ、これにより本体部103の被加工材に対する位置決めがなされる。すなわち、本実施の形態では、作業者が被加工材にハンマビット119を押付けたときの本体部103の位置決めを、位置決め部材151およびスライドスリーブ161を介して圧縮コイルバネ171によって行う構成としている。スライドスリーブ161の後端面が前バネ受リング173に当接した位置が、本発明における「所定の作業位置」に対応する。なお、前述したように、圧縮コイルバネ171の取付荷重は、作業者がハンマビット119を被加工材に押し付ける力以上に設定してあるため、位置決め状態では圧縮コイルバネ171は作業者による押付力では圧縮されない。この状態が、本発明における「非圧縮状態」に対応する。
空気バネの作用を介してストライカ143を駆動するための空気室141aは、シリンダ141に形成された空打ち防止用としての第1通気孔165を介して外部と連通されている。ハンマビット119が被加工材に押し付けられていない無負荷状態、すなわちインパクトボルト145が後方(図2および図4において右側)に押し込まれていない状態では、ストライカ143は、第1通気孔165を開放する前方位置に移動することが可能とされる。一方、作業者が本体部103に前方への押圧力を加えてハンマビット119を被加工材に押し付けた負荷状態では、ストライカ143は、後退動作されるインパクトボルト145で押されて第1通気孔165を閉じる(塞ぐ)後方位置へと移動される(図3参照)。
このように、空気室141aの第1通気孔165は、ストライカ143によって開閉制御される構成であり、第1通気孔165が開いたときに空気バネの作用が無効とされ、第1通気孔165が閉じられたときに空気バネの作用が有効とされる。
ストライカ143を挟んで空気室141aと反対側の前方には、ストライカ143、シリンダ141、スライドスリーブ161、位置決め部材151およびインパクトボルト145によって囲まれる密閉状の前空気室141bが形成されている。前空気室141bは、シリンダ141に形成された給排気用の第2通気孔166およびスライドスリーブ161に形成された第3通気孔167を介して外部と連通されている。給排気用の第2通気孔166は、ストライカ143の位置によって開閉が制御される構成である。すなわち、ハンマドリル101の加工作業時において、ストライカ143が予め設定された基準位置(概ねインパクトボルト145に接近した位置)よりも後方領域にあるときには、第2通気孔166および第3通気孔167を通じて前空気室141bと外部が連通されて前空気室141bの給排気が許容され、ストライカ143が基準位置を越えて前方領域に移動されたときには、前空気室141bと外部の連通が遮断されて前空気室141bの給排気が禁止される。これによりピストン129の移動動作に対しストライカ143の移動動作が遅れるように調整されている。なお、第2通気孔166と第3通気孔167は、シリンダ141の外面とスライドスリーブ161の内面大径領域間の隙間Cを通じて連通される。
また、スライドスリーブ161の前端側(内面小径領域)には、前空気室141bの内部と外部とを連通する空打ち防止用としての第4通気孔168と、当該第4通気孔168をスライドスリーブ161の外面から閉止するOリング169が設けられている。Oリング169は、当該第4通気孔168を通じて前空気室141bから外部への空気流れを許容するとともに逆方向への流れを阻止する。なお、第4通気孔168は、ハンマビット119が被加工材に押し付けられていない無負荷時には、前空気室141bに臨み、ハンマビット119が被加工材に押付けられた負荷時には、スライドスリーブ161がスリーブ付勢バネ163の付勢力に抗して後方へ移動されることに伴いシリンダ141の外面によって閉止される位置に設けられている。前空気室141bは、本発明における「シリンダ内部空間」に対応し、第4通気孔168は、本発明における「通路」に対応し、Oリング169は、本発明における「逆止弁」に対応する。
次に上記のように構成されるハンマドリル101の作用について説明する。駆動モータ111が通電駆動されると、運動変換機構113を構成するクランク機構のピストン129がシリンダ141内を直線状に摺動動作される。このとき、ハンマビット119が被加工材に押し付けられていない無負荷状態であれば、図2に示すように、インパクトボルト145が前方位置にある。このため、ストライカ143が第1通気孔165を開放する前方位置へと移動される。また、無負荷時にはスライドスリーブ161がスリーブ付勢バネ163によって前方へと押され、第4通気孔168が前空気室141bに臨んでいるため、ストライカ143が第2通気孔166の位置を超えて前方位置へと移動されることに伴い前空気室141b内の空気が第4通気孔168およびOリング169を介して外部へ排出される。この状態でピストン129が後方へ移動した場合、空気室141aには第1通気孔165を通じて外部の空気が導入されるが、前空気室141b側においては、Oリング169により第4通気孔168が閉じられ、前空気室141bに外部の空気が吸入されない。このため、ストライカ143は、前空気室141bに発生する負圧によってピストン129側に吸い上げられることなく前方位置に保持された状態となり、その後ピストン129が駆動されてもハンマビット119の空打ちが防止される。
一方、ハンマビット119が被加工材に押し付けられた負荷状態では、図3に示すように、ハンマビット119と共に後方へと押し込まれたインパクトボルト145によって位置決め部材151およびスライドスリーブ161がスリーブ付勢バネ163の付勢力に抗して後方へ押され、当該スライドスリーブ161の後端面が圧縮コイルバネ171の前バネ受リング173の外側領域前面に当接し、これにより本体部103の被加工材に対する位置決めがなされる。そして、この位置決め状態ではインパクトボルト145によってストライカ143が後方へと押され、第1通気孔165を閉じる。この状態でピストン129が前方へ移動されると、空気室141aの空気バネの作用により、ストライカ143がシリンダ141内を前方へ直線運動してインパクトボルト145に衝突(打撃)し、その運動エネルギをハンマビット119へと伝達する。これにより、ハンマビット119は長軸方向の打撃動作を行い、被加工材に加工作業を遂行する。なお、インパクトボルト145に衝突した後のストライカ143は、インパクトボルト145の打撃の跳ね返りと、ピストン129の後方への移動に伴い空気室141aに生ずる吸い上げ力(負圧)によって後方へと移動され、その後上記の動作が繰り返される。
上記の加工作業時において、ハンマビット119による被加工材に対する打撃動作が行われ、ハンマビット119に被加工材からの反力による跳ね返りが生ずると、この跳ね返りによる力、すなわち打撃反力は、ハンマビット119、インパクトボルト145、位置決め部材151およびスライドスリーブ161を後方へと移動させ、圧縮コイルバネ171を弾性変形(圧縮)させる。すなわち、ハンマビット119の跳ね返りによる打撃反力は、圧縮コイルバネ171の弾性変形によって効率よく緩和され、本体部103への伝達が低減される。このとき、スライドスリーブ161に設けた内径方向のフランジ部161bがシリンダ141の前端面に所定の隙間を置いて当接可能に対向し、これによりスライドスリーブ161の最大後退位置を規定している。このため、圧縮コイルバネ171による反力緩和作用は、上記の隙間の範囲内で行われる。
上記のように、本実施の形態によれば、空打ち防止用のスライドスリーブ161を通してハンマビット119からの打撃反力を圧縮コイルバネ171によって緩和する機構を構成したことで、空打ち防止と振動低減効果を得ることができた。
また、本実施の形態によれば、圧縮コイルバネ171を前後のバネ受リング173,175を介してシリンダ141に取付ける構成としている。これにより、シリンダ141と圧縮コイルバネ171が一部品化されるため、シリンダ141と圧縮コイルバネ171を一部品としてギアハウジング107に組み付け、あるいは取外すことが可能となり、組付け性あるいは修理性が向上することができる。
また、本実施の形態では、ハンマビット119が被加工材に押付けられてスライドスリーブ161が後方へ押された加工作業時には、第4通気孔168がシリンダ141の外面に対向する位置に置かれてシリンダ141の外面によって閉止される構成としている。すなわち、ハンマドリル101が加工作業を行う実作動時には、逆止弁としてのOリング169が停止(非作動)状態に置かれる構成としたので、実作動時にOリング169が無用に作用することを抑えることができ、これによりOリング169の耐久性を向上することができる。
また、本実施の形態によれば、シリンダ141の外面とスライドスリーブ161の内面との間に隙間Cを設け、当該隙間Cを通してシリンダ141の第2通気孔166とスライドスリーブ161の第3通気孔167とを連通する構成としている。このため、第2通気孔166と第3通気孔167の位置を合致させるための措置を行わずとも、給排気の確実性を高めることができる。また、シリンダ141の外面とスライドスリーブ161の内面との間に設けた隙間Cにスリーブ付勢バネ163を並列に配置する構成のため、本体部103の長軸方向の寸法増大を抑えることができる。
また、本実施の形態によれば、スリーブ付勢バネ163と圧縮コイルバネ171を直列状に配置したので、スリーブ付勢バネ163と圧縮コイルバネ171とを並列に配置する構成に比べて、本体部103の径方向寸法をコンパクト化することができる。また、スライドスリーブ161の外径寸法を圧縮コイルバネ171の外径寸法と概ね同等に設定しているため、スライドスリーブ161とスリーブ付勢バネ163とを並列に配置する構成でありながら、本体部103の径方向の寸法増大が抑えられる。
なお、上述した実施の形態は、打撃工具の一例としてハンマビット119がハンマ動作を行うハンマ作業モードと、長軸方向のハンマ動作と周方向のハンマドリル動作を行うハンマドリル作業モードとの間で作業モードの切り替えが可能なハンマドリル101の場合で説明したが、ハンマビット119が長軸方向のハンマ動作のみを行なう電動ハンマに適用することが可能である。
上記発明の趣旨に鑑み、下記のごとき態様が構成可能である。
(態様1)
「請求項1〜4のいずれか1つに記載の打撃工具であって、
前記シリンダは、前方への移動が規制された前バネ受リングと、後方への移動が規制された後バネ受リングとを有し、
前記第2の弾性部材は、圧縮コイルバネによって構成されるとともに、前記前バネ受リングと後バネ受リングとの間に予め圧縮された状態で弾発状に配置されていることを特徴とする打撃工具。」
(態様2)
「態様1に記載の打撃工具であって、
前記シリンダは、前記第1の弾性部材の後端部を受けつつ前記前バネ受リングと当接して当該バネ受リングの前方への移動を規制する止輪を有し、
前記前バネ受リングは、前記止輪よりも大径に設定されており、作業者が前記工具ビットを被加工材に押付けた場合に、前記反力伝達部材の後端面が前記前バネ受リングの外側領域前面に当接する構成としたことを特徴とする打撃工具。」
101 ハンマドリル(打撃工具)
103 本体部
105 モータハウジング
106 バレル部
107 ギアハウジング
109 ハンドグリップ
109a トリガ
111 駆動モータ
113 運動変換機構
115 打撃要素
117 動力伝達機構
119 ハンマビット(工具ビット)
129 ピストン
137 ツールホルダ
141 シリンダ
141a 空気室
141b 前空気室(シリンダ内部空間)
141c 段差部
143 ストライカ(打撃子)
145 インパクトボルト(中間子)
145a 大径部
145b 小径部
145c テーパ部
151 位置決め部材
153 ラバーリング
155 前金属座金
157 後金属座金
161 スライドスリーブ(反力伝達部材)
161a 段差部
161b フランジ部
163 スリーブ付勢バネ(第1の弾性部材)
164 止輪
165 第1通気孔
166 第2通気孔
167 第3通気孔
168 第4通気孔(通路)
169 Oリング(逆止弁)
171 圧縮コイルバネ(第2の弾性部材)
173 前バネ受リング
175 後バネ受リング
C 隙間

Claims (4)

  1. 工具本体の先端領域に装着された工具ビットが少なくとも長軸方向に直線動作することで被加工材に所定の加工作業を行う打撃工具であって、
    前記工具ビット側を前、その反対側を後としたとき、
    前記工具ビット長軸方向に移動可能に配置され、前記工具ビットが被加工材を打撃した際に生ずる打撃反力を受けて後方へと移動する反力伝達部材と、
    前記反力伝達部材を前方に付勢する第1の弾性部材と、
    前記反力伝達部材が前記打撃反力を受けて後方に移動する際に、当該反力伝達部材により押されて圧縮変形することで前記打撃反力を緩和する第2の弾性部材と、を有し、
    前記第1の弾性部材の取付荷重は、前記第2の弾性部材の取付荷重よりも小さく設定されており、
    加工作業時において、作業者が前記工具ビットを被加工材に押付けた場合に、前記反力伝達部材は、前記工具ビットに押されて前記第1の弾性部材を圧縮状態とするとともに、前記第2の弾性部材に対して非圧縮状態で当接することにより長軸方向上の所定の作業位置に置かれ、当該作業位置において前記打撃反力を受けた場合に、前記工具ビット長軸方向後方へと移動して前記第2の弾性部材を圧縮変形させ、これにより前記打撃反力を緩和する構成とされており、
    前記第1の弾性部材と第2の弾性部材は、前記工具ビット長軸方向において直列状に配置されていることを特徴とする打撃工具。
  2. 請求項1に記載の打撃工具であって、
    前記工具ビットを直線状に駆動するべく直線運動する打撃子と、前記打撃子を収容するシリンダと、を更に有し、
    前記第2の弾性部材に作用する力を前記シリンダによって受ける構成としたことを特徴とする打撃工具。
  3. 請求項1または2に記載の打撃工具であって、
    前記工具ビットを直線状に駆動するべく直線運動する打撃子と、前記打撃子を収容するシリンダと、を更に有し、
    前記反力伝達部材は、筒状部材によって構成されており、前記筒状部材と前記第1の弾性部材は、前記シリンダの外側における前記工具ビット長軸方向の所定領域において、前記第1の弾性部材が前記シリンダ径方向内側に位置し、前記筒状部材が前記シリンダ径方向外側に位置するように並列に配置されていることを特徴とする打撃工具。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の打撃工具であって、
    前記工具ビットを直線状に駆動するべく直線運動する打撃子と、前記打撃子を収容するシリンダと、を更に有し、
    前記反力伝達部材は、前記シリンダの外側に摺動自在に配置された筒状部材により構成されており、当該筒状部材には、前記打撃子前方のシリンダ内部空間を外部に連通する通路と、当該通路を通じてシリンダ内部空間から外部への空気流れを許容するとともに逆方向への流れを阻止する逆止弁が設けられ、作業者による前記工具ビットの被加工材に対する押付けに伴い前記筒状部材が所定の作業位置に置かれた場合には、前記通路が前記シリンダにより閉止されて前記逆止弁の作動が禁止され、上記押付けの解除に伴い前記筒状部材が前記第1の弾性部材の付勢により前方へと移動されて初期位置に置かれた場合には、前記シリンダによる前記通路の閉止が解除されて前記逆止弁の作動が許容される構成としたことを特徴とする打撃工具。
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