JP2012030173A - 洗浄乾燥方法及び洗浄乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄液4を循環再使用でき、油脂や異物などの汚れの除去効果が低下せず、洗浄液4の残留を抑制するか、または大気環境への温暖化物質の放出につながらない洗浄乾燥方法及び洗浄乾燥装置を得る。
【解決手段】圧送ポンプ6と加熱用熱交換器8とで、洗浄液4を大気圧下において沸点以上となる加圧過加熱液とする工程、被洗浄物品1が内蔵された洗浄乾燥容器11内の洗浄乾燥室10内に加圧過加熱液を噴射する工程、洗浄乾燥容器11に隣接して蒸気排出容器12を設け、蒸気排出容器12には、洗浄乾燥室11内に連通する蒸気回収口13を備え、循環ポンプ18による循環液の流れで吸引口21に負圧を生じるエジェクタ20の吸引口21を、蒸気回収口13を導いて、洗浄乾燥室10内に噴射された洗浄液の蒸気を蒸気回収口13から吸引する工程、及び吸引された洗浄液4の蒸気を再利用する工程を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、汚れに対し疎油性を示す洗浄液を、大気圧沸点以上の加圧過加熱液の状態で、被洗浄物品に噴射することで、汚れの除去と乾燥を同じ工程で行う洗浄乾燥方法及び洗浄乾燥装置に関するものである。
先願で非公知文献である特許文献1に記載したように、発明者は、以下の省エネルギー型の小型連続式洗浄装置を発明している。この先願の装置では、大気圧時と加圧時とで顕著に沸点が変化する液体で、油脂類に対し疎油性を示す液体、たとえば、水や含水アルコール、あるいはハイドロフルオロカーボン(HFC)やハイドロフルオロエーテル(HFE)等のフッ素系化合物で、大気圧の沸点(飽和温度)が40℃以上の液体を加圧し、被洗浄部品を囲う洗浄乾燥室に噴射している。
また、噴射された加圧過加熱洗浄液は、瞬時に、あるいは被洗浄部品表面で気化膨張し、その膨張による流速と熱エネルギーなどの作用で、被洗浄部品表面の油脂や異物を除去する。噴射された洗浄液の分子は、油脂類に対し疎油性を示すため、気化膨張に伴う衝突力が、斥力(反発力)として作用し、油脂の払拭除去効果を発現している。
更に、洗浄乾燥室に形成される空隙容積よりも、洗浄乾燥室に噴射した洗浄液の蒸気の大気圧下の容積を大きくすることで、上記払拭除去効果を高めている。
図4は特許文献1に記載の構成(本発明の効果を説明するための比較例としての洗浄乾燥装置)を示す模式構成図である。図4において、油脂類が付着した被洗浄部品1は、搬送コンベア2で、洗浄乾燥工程の位置へ送られる。洗浄乾燥装置には、洗浄液4を貯液する貯液槽5が備えられている。
貯液槽5には、大気圧時と加圧時とで顕著に沸点が変化する液体で、油脂類に対し疎油性を示す液体、たとえば、水や含水アルコールあるいはハイドロフルオロカーボン(HFC)やハイドロフルオロエーテル(HFE)などのフッ素系化合物で、大気圧の沸点、つまり標準沸点(飽和温度)が40℃以上の液体を貯液している。
貯液槽5から圧送ポンプ6により、洗浄液用配管7を通し、洗浄液4は噴射ノズル3へ圧送される。圧送途中に加熱用熱交換器8が設けられ、洗浄液を大気圧沸点(飽和温度)以上の過加熱液、望ましくはその圧力における沸点近くの過加熱液の状態まで加熱する。
その加圧過加熱液を噴射ノズル3から大気圧下にある被洗浄部品1に噴射することで、洗浄と乾燥を同じ洗浄乾燥工程で行う。なお、洗浄乾燥工程は、被洗浄部品1を囲う洗浄乾燥室10を設け、噴射された洗浄液の下流には、洗浄液4の蒸気を排出し回収する蒸気回収口13が設けられ、噴射ノズル3の洗浄液噴射孔から蒸気回収口13までに形成される空隙容積よりも、洗浄乾燥室に噴射した洗浄液4の蒸気の大気圧下の容積が大きくなるように設計されている。
噴射ノズル3から噴射された洗浄液4と被洗浄部品1に付着していた汚れは貯液槽5へ回収する。連続的に洗浄乾燥処理を繰り返すと、被洗浄部品1により持ち込まれる汚れは貯液槽5に蓄積することになる。
貯液槽5に蓄積した油脂類は、洗浄液4には溶解しないので、洗浄液よりも比重が小さい油脂類であれば、貯液槽5内で浮上し、上層部に油脂類、下層部に洗浄液4を形成し、貯液槽5は油分離槽としての機能も果たす。上層部の油脂類を汚れ排出手段としてのドレン排出管24より排出し、持ち込まれた汚れを取り除く。
特願2010−094897号公報
しかしながら上記特許文献1からなる先願(比較例)では、水や含水アルコールなどの大気圧沸点(飽和温度)がフッ素系化合物よりも高い洗浄液4では、被洗浄部品表面で洗浄液4の蒸気が凝縮し易く、凝縮液を形成した箇所では、油脂の除去効果が低下するとともに洗浄液4の残留、いわゆる乾燥不良を起こし易い。
また、水よりも大気圧沸点(飽和温度)の低いフッ素系化合物は、蒸気圧が高く、水などに比べ凝縮液を形成し難い。よって、凝縮液を形成したとしても、大気圧下で容易に蒸発し、乾燥不良にはつながらないものの大気環境への温暖化物質の放出につながるため、洗浄液4の蒸気は確実に回収しなければならない。
このように、上記比較例では、噴射ノズルから噴射された洗浄液4の蒸気が全て蒸気回収口13に回収されず、洗浄液4の蒸気が凝縮し易く、凝縮液を形成した箇所では、油脂の除去効果が低下するとともに洗浄液4の残留、いわゆる乾燥不良を起こし易い。または、大気環境への温暖化物質(フッ素系化合物)の放出という問題が発生する。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目して成されたものであり、被洗浄物品に付着した油脂や異物などの汚れを除去する物品の洗浄において、洗浄液を再使用でき、油脂や異物などの汚れの除去効果が低下せず、洗浄液の残留を抑制するか、または大気環境への温暖化物質の放出につながらない洗浄乾燥方法及び洗浄乾燥装置を得ることを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、洗浄液を大気圧下では沸点以上となる加圧過加熱液とする加圧過加熱工程、被洗浄物品が内蔵された洗浄乾燥容器に加圧過加熱液を噴射し、加圧過加熱液を蒸気とする噴射工程、洗浄乾燥容器に隣接した蒸気回収口を備える蒸気排出容器と、蒸気回収口に連通する吸引口を備える吸引手段とを用いて、洗浄乾燥室内に噴射された加圧過加熱液の蒸気を吸引口に吸引する吸引工程、及び吸引口に吸引された加圧過加熱液の蒸気を加圧過加熱液として再利用する再利用工程を有することを特徴としている。
この発明によれば、洗浄液を加圧過加熱液として洗浄乾燥室内に噴射し、吸引手段の吸引口を蒸気回収口に導いて、洗浄乾燥室内に噴射された加圧過加熱液の蒸気を吸引口から吸引して、吸引された加圧過加熱液の蒸気を再利用するから、加圧過加熱液の蒸気が凝縮した凝縮液が被洗浄物品の表面に形成され難いため、油の除去効果が低下することがない。また、凝縮液が残留せず、乾燥不良を引き起こすことがない。また、洗浄液として、温暖化物質を使用したとしても、加圧過加熱液の蒸気を吸引口から吸引して、吸引された加圧過加熱液の蒸気を再利用するから、大気環境への温暖化物質の放出につながることがない。
請求項2に記載の発明では、吸引工程において、洗浄液が入り口から出口を通過して内部に循環することにより吸引口に負圧が生じる吸引手段を用いることを特徴としている。
この発明によれば、吸引手段は、洗浄液が入り口から出口を通過して内部に循環することにより吸引口に負圧が生じる吸引手段からなるから、加圧過加熱液の蒸気を吸引して吸引手段内で洗浄液と混合できるため、加圧過加熱液の蒸気を速やかに液化して洗浄液として回収することが出来る。
請求項3に記載の発明では、噴射工程において、洗浄乾燥室内に噴射された加圧過加熱液の蒸気の大気圧下の容積が、洗浄乾燥容器の容器容積から、被洗浄物品の容積を差し引いた残容積よりも大きくなるよう加圧過加熱液が噴射され、吸引工程において、洗浄乾燥室内に噴射された加圧過加熱液の蒸気の量以上の量を吸引口から吸引することを特徴としている。
この発明によれば、洗浄乾燥室内に噴射された加圧過加熱液の蒸気の大気圧下の容積が、洗浄乾燥容器の容器容積から、被洗浄物品の容積を差し引いた残容積よりも大きくなるように加圧過加熱液を噴射している。よって、洗浄乾燥室の外に加圧過加熱液の蒸気が漏れる可能性があるが、噴射された加圧過加熱液の蒸気の量以上の量で吸引口から吸引するから、洗浄乾燥室の外に加圧過加熱液の蒸気が漏れることを抑制することが出来、また、加圧過加熱液の蒸気を確実に再利用することが出来る。
請求項4に記載の発明では、噴射工程において、洗浄乾燥容器内の洗浄乾燥室内に噴射される加圧過加熱液は貯液槽からの洗浄液を加圧し過加熱したものからなり、吸引工程において、吸引手段内を循環する洗浄液となる循環液は、洗浄液を蓄える貯液槽から循環ポンプを介して吸引手段内を通過し貯液槽に戻ることにより循環し、吸引口から吸引した加圧過加熱液の蒸気を循環液と共に貯液槽内に回収することを特徴としている。
この発明によれば、吸引手段内を循環する循環液は、洗浄液を蓄える貯液槽から循環ポンプを介して吸引手段内を通過し貯液槽に戻ることにより循環し、吸引口から吸引した加圧過加熱液の蒸気を貯液槽内に洗浄液として回収して、再び貯液槽から洗浄液として圧送されて再利用することが出来ると共に、被洗浄物品を洗浄した直後の吸引手段の吸引口から吸引された加圧過加熱液の蒸気と汚れた油を含む循環液と、洗浄乾燥室内に圧送される前の洗浄液とが同じ貯液槽内に存在するから、貯液槽を油分離槽として機能させることが出来る。
請求項5に記載の発明では、吸引工程において、循環液は、冷却用熱交換器で冷却されながら循環することを特徴としている。
この発明によれば、循環液を冷却用熱交換器で冷却しながら循環させることで、循環液に含まれる洗浄乾燥室内に噴射された加圧過加熱液の蒸気を効率よく液化し回収することが出来る。
請求項6に記載の発明では、吸引工程において、冷却用熱交換器は、貯液槽内において循環液を冷却することを特徴としている。
この発明によれば、冷却用熱交換器は、貯液槽内において循環液を冷却するから、冷却用熱交換器の設置が容易となる。
請求項7に記載の発明では、洗浄液を貯える貯液槽、被洗浄物品が内蔵された洗浄乾燥容器、貯液槽から洗浄液を導き出して大気圧下では沸点以上となる加圧過加熱液とする加圧過加熱手段、加圧過加熱液を洗浄乾燥容器内の被洗浄物品に噴射し、加圧過加熱液を蒸気とする噴射手段、洗浄乾燥容器に隣接して配設され、洗浄乾燥容器内に連通する蒸気回収口を備えた蒸気排出容器、及び蒸気排出容器に接続された吸引口を介して洗浄乾燥容器内の被洗浄物品に噴射された蒸気を吸引し貯液槽内に洗浄液として回収する吸引手段を備えたことを特徴としている。
この発明によれば、蒸気排出容器に接続された吸引口を介して被洗浄物品に噴射された加圧過加熱液の蒸気を吸引し、貯液槽内に洗浄液として回収する吸引手段を備えから、被洗浄部品の表面で蒸気が凝縮し難く、凝縮液が形成され難いため、汚れた油の除去効果が低下することがなく、また、洗浄液が凝縮液として残留せず乾燥不良を引き起こすことがない。また、洗浄液として、温暖化物質を使用したとしても、加圧過加熱液の蒸気を吸引口から吸引して、吸引された加圧過加熱液の蒸気を洗浄液として再利用するから、大気環境への温暖化物質の放出につながることがない。
請求項8に記載の発明では、吸引手段は、吸引口を有するエジェクタと、回収された洗浄液を含む循環液を、エジェクタを介して循環させる循環ポンプとからなることを特徴としている。
この発明によれば、吸引手段は、吸引口を有するエジェクタと、回収された洗浄液を含む循環液を、エジェクタを介して循環させる循環ポンプとからなるから、加圧過加熱液の蒸気を吸引してエジェクタ内で循環液と混合できるため、加圧過加熱液の蒸気を速やかに液化して洗浄液または循環液として回収することが出来る。
請求項9に記載の発明では、貯液槽から洗浄液を導き出して大気圧下では沸点以上となる加圧過加熱液とする加圧過加熱手段は、貯液槽の洗浄液を圧送する圧送ポンプと洗浄液を加熱する加熱用熱交換器とからなり、循環ポンプは貯液槽内の上層の循環液を循環させ、圧送ポンプは貯液槽内の下層の洗浄液を圧送することを特徴としている。
この発明によれば、循環ポンプは、貯液槽内の上層の循環液を循環させ、圧送ポンプは、貯液槽内の下層の洗浄液を圧送するから、貯液槽の上層の循環液をエジェクタ内に通過させて吸引口から洗浄液を回収すると共に、下層の油分離された汚れの少ない洗浄液を加圧過加熱液にして噴射手段に供給することが出来る。
請求項10に記載の発明では、貯液槽内の上層の循環液を冷却する冷却用熱交換器が、貯液槽内に設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、循環液を冷却用熱交換器で冷却しながら循環させることで、循環液に含まれる洗浄乾燥室内に噴射された加圧過加熱液の蒸気を効率よく液化することが出来る。
本発明の第1実施形態を構成する洗浄乾燥装置の模式構成図である。 上記実施形態における被洗浄物品の容積と、洗浄物品の周囲の洗浄乾燥室内の空隙容積と、洗浄乾燥容器の容積との関係を説明する模式構成図である。 本発明の第2実施形態を構成する洗浄乾燥装置の模式構成図である。 特許文献1に記載の洗浄乾燥装置を示す模式構成図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。
各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合わせばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組合せることも可能である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1及び図2を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態を構成する洗浄乾燥装置の模式構成図である。図1において、油脂類が付着した被洗浄部品1は、模式的に図示された搬送コンベア2で、洗浄乾燥工程の位置へ送られる。洗浄乾燥工程の位置には、噴射ノズル3と、洗浄液4を貯液する貯液槽5が備えられている。
貯液槽5には、大気圧時と加圧時とで顕著に沸点が変化する液体で、油脂類に対し疎油性を示す液体、たとえば、水や含水アルコール、あるいはハイドロフルオロカーボン(HFC)やハイドロフルオロエーテル(HFE)などのフッ素系化合物で、大気圧の沸点(飽和温度)が40℃以上の液体を洗浄液4として貯液している。
なお、沸点とは、ある物質の臨界点以下の圧力と液体の飽和蒸気圧が等しくなる温度のことで、沸騰点ともいう。例えば、一定圧力のもとで水を加熱すると温度は上昇し、その圧力に相当した一定温度に達すると温度上昇は止まり沸騰が始まる。
この温度をその圧力に相当する「飽和温度」といい、その時の圧力をその温度に対する「飽和圧力」という。飽和温度の水を「飽和水(沸騰水)」といい、蒸発してできた蒸気を「飽和蒸気」という。 この飽和蒸気は、放熱や熱の利用により凝縮水へ状態変化する。 この凝縮水は「復水」あるいは「ドレン」とも呼ばれる。
また、ハイドロフルオロカーボン(HFC)とは、塩素を含まずオゾン層を破壊しないことから、代替フロンとして使用量が急増しているフロンガスの一種である。オゾン層は破壊しないが、非常に強力な温室効果をもつとされている。
また、ハイドロフルオロエーテル(HFE)は、適度な溶解性を持ちながら、各種材料との適合性に優れ、洗浄・溶剤・熱媒体などに広く用いられている。構造中に塩素原子を含まないため、オゾン層破壊係数は0で、引火点も無く安全である。
次に、貯液槽5から加圧手段としての圧送ポンプ6により、洗浄液用配管7を通し、洗浄液4は噴射手段としての噴射ノズル3へ圧送される。圧送途中に加熱手段としての加熱用熱交換器8が設けられ、洗浄液4は、大気圧のもとでの沸点(飽和温度)以上の過加熱液、望ましくは、その圧力における沸点近くの過加熱液の状態まで加熱される。その加圧過加熱液を噴射ノズル3から大気圧下にある被洗浄部品1に噴射することで、洗浄と乾燥を同じ洗浄乾燥工程で行う。
なお、洗浄乾燥工程には、被洗浄部品1を囲う洗浄乾燥室10を持つ洗浄乾燥容器11を設けている。噴射ノズル3から噴射された洗浄液4の下流には、洗浄乾燥容器11に隣接して蒸気排出容器12が設けられている。
この蒸気排出容器12には、洗浄液4の蒸気を洗浄乾燥室10から排出し、貯液槽5内に回収する蒸気回収口13が設けられている。そして、噴射ノズル3の洗浄液噴射孔から蒸気回収口13までに形成される空隙容積よりも、洗浄乾燥室10に噴射した洗浄液4の蒸気の大気圧下の容積が大きくなるように設計されている。
図2は被洗浄物品1の容積Qwと、被洗浄物品1の周囲の洗浄乾燥室10内の空隙容積Qgと洗浄乾燥容器11の容積Qcとの関係を説明する模式構成図である。図2において、洗浄乾燥容器11は、被洗浄物品1の容積Qwと、被洗浄物品1の周囲の空隙容積(残容積)Qgとの合計の容器容積Qc(Qc=Qg+Qw)を有する。
洗浄乾燥室10内に噴射された洗浄液4の蒸気の大気圧下の容積が、空隙容積(残容積)Qgよりも大きくなる量の加圧過加熱の洗浄液4を噴射している。そして、洗浄乾燥室10内に噴射された洗浄液4の蒸気の量以上の量で洗浄液4の蒸気を図1の蒸気回収口13から吸引している。
このように、洗浄乾燥室10内に噴射された洗浄液4の蒸気の大気圧下の容積が、空隙容積(残容積)Qgよりも大きくなるよう加圧過加熱の洗浄液4を噴射しているため、洗浄効果が高くなる反面、洗浄乾燥室10の外に洗浄液4の蒸気が漏れる可能性があるが、洗浄乾燥室10内に噴射された洗浄液4の蒸気の量以上の量で洗浄液4の蒸気を蒸気回収口13から吸引するから、洗浄乾燥室10の外に洗浄液4の蒸気が漏れることを抑制することが出来、また、洗浄液4の蒸気を確実に再利用することが出来ている。
貯液槽5には、洗浄液4とは相溶せず、かつ洗浄液4よりも比重の小さい油性の循環液15が貯液される。貯液槽5には、上層部に循環液15の層、下層部には洗浄液4の層が形成される。
下層部の洗浄液4の層には、洗浄液用配管16が連通され、上層部の循環液15の層には、洗浄液循環の経路とは別に、循環液用配管17と循環ポンプ18からなる循環液15を循環させる経路が設けられている。
循環液15を循環させる経路中にはエジェクタ20が設けられている。エジェクタ20の吸引口21が蒸気排出容器12内の蒸気回収口13に連通している。貯液槽5の循環液15を循環ポンプ18により、循環させることにより、蒸気回収口13からエジェクタ20へ洗浄乾燥室10内に噴射された洗浄液4の蒸気が吸引されることになる。
なお、図1では、循環ポンプ18は、エジェクタ20の下流に配置されているが、エジェクタ20に対し上流側に設置し、エジェクタ20へ循環液15を圧送するように配置してもよい。
蒸気回収口13から洗浄液4の蒸気を吸引することにより、洗浄乾燥室10に噴射された洗浄液4の蒸気、凝縮液、及び被洗浄部品1から取り除かれた油脂などの付着汚れが、洗浄乾燥室10内の空気とともにエジェクタ20により、循環液用配管17へ循環液と混合されて移送され、貯液槽5内の循環液15の層へ送られる。
洗浄液4の蒸気は、循環液15と混合されることで洗浄液4として貯液槽5に回収される。循環液15と洗浄液4とは相溶しないため、貯液槽5内で循環液15と洗浄液4との比重差により、洗浄液4は、貯液槽5の下層部へ分離されて溜まることになる。
蒸気回収口13から洗浄液4とともに吸引された空気は、貯液槽5の循環液15の層中で浮上し、エア抜き配管23より大気中へ放出される。被洗浄部品1から取り除かれた油脂などの汚れは、油性の循環液15に溶解し、定期的に不要な分を循環液15とともにドレン排出管24より排出する。
上記第1実施形態の作用効果について以下に説明する。円筒状の洗浄乾燥室10に中空円筒状の被洗浄部品1(直径6mm、高さ長さ8mm)を図2の空隙容積(残容積)Qgが2立方センチとなるように配置している。
被洗浄部品には、あらかじめ不水溶性の切削研削油剤(例えば、ユシロ化学工業社の不水溶性油ユシロンカットアーバスKZ216)を約100mg/dm塗布している。また、洗浄液4として、大気圧のもとでの沸点が100℃の水を圧送ポンプ6と加熱手段としての加熱用熱交換器8を用いて0.3MPa、130℃の加圧過加熱液の状態としている。
貯液槽5内の循環液15として飽和炭化水素(ドデカン)を用い、エジェクタ20の吸引口21から、0.2リットル/秒の噴射された洗浄液4の蒸気を蒸気回収口13から吸引しながら、洗浄乾燥室10内へ、0.3MPa、130℃の加圧過加熱液の状態とした水を5秒間噴射している。
その結果、洗浄後の被洗浄部品1の付着油分量は10mg/dm以下まで除去することができる。また、洗浄液4として、水を用いた場合、被洗浄部品1の表面に凝縮水が形成され易いが、蒸気回収口13からのエジェクタ20による吸引作用により、洗浄後の凝縮水の残留は確認されなかった。
循環液15としては、洗浄液4とは相溶せず、なおかつ洗浄液4より比重の小さい、炭素数5以上の疎水性炭化水素類が望ましい。炭化水素類を用いることで、被洗浄部品から除去された油脂類の汚れは、循環液に吸着して回収されることになる。
以上のように上記第1実施形態では、洗浄液4を大気圧沸点以上の加圧過加熱液として被洗浄物品1が内蔵された洗浄乾燥容器11内の洗浄乾燥室10に噴射している。洗浄乾燥容器11に隣接して蒸気排出容器12を設け、この蒸気排出容器12には、洗浄乾燥室10内に連通する蒸気回収口13を備えている。
そして、洗浄液4が循環するエジェクタ20の吸引口21を蒸気回収口13に導いて、洗浄乾燥室10内に噴射された洗浄液4の蒸気を蒸気排出容器12の蒸気回収口13から吸引して、吸引された洗浄液4の蒸気を再利用している。
これによれば、被洗浄部品1の表面で洗浄液4の蒸気が凝縮し難く、凝縮液が形成され難いため、油脂の除去効果が低下することがない。また、洗浄液4が残留せず乾燥不良を引き起こすことがない。
また、洗浄液4として、温暖化物質を使用したとしても、洗浄液4の蒸気を蒸気回収口13から吸引して、吸引された洗浄液4の蒸気を貯液槽5に戻して再利用するから、大気環境への温暖化物質の放出につながることがない。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以降の各実施形態においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。図3は、本発明の第2実施形態を構成する洗浄乾燥装置の模式構成図である。図3において、25は貯液槽5内の循環液15を冷却する冷却用熱交換器である。
このようにして、冷却用熱交換器25にて少なくとも循環液15を室温以下、望ましくは10℃以下に冷却した状態で循環液用配管17内において、循環ポンプ18を駆動して循環させることで、蒸気回収口13から吸引した洗浄液4を効率よく液化回収することができ、貯液槽5での洗浄液4の分離を効率的に行うことができる。なお、冷却用熱交換器25を循環液用配管17の途中に取り付けて循環液15を冷却してもよい。
1 被洗浄部品
2 搬送コンベア
3 噴射ノズル
4 洗浄液
5 貯液槽
6 圧送ポンプ
8 加熱用熱交換器
10 洗浄乾燥室
11 洗浄乾燥容器
12 蒸気排出容器
13 蒸気回収口
15 循環液
16 洗浄液用配管
17 循環液用配管
18 循環ポンプ
20 エジェクタ
21 吸引口
23 エア抜き配管
24 ドレン排出管
25 冷却用熱交換器
Qc 洗浄乾燥容器の容積
Qg 被洗浄物品の周囲の洗浄乾燥室内の残容積となる空隙容積
Qw 被洗浄物品の容積

Claims (10)

  1. 洗浄液を大気圧下では沸点以上となる加圧過加熱液とする加圧過加熱工程、
    被洗浄物品が内蔵された洗浄乾燥容器に前記加圧過加熱液を噴射し、前記加圧過加熱液を蒸気とする噴射工程、
    前記洗浄乾燥容器に隣接した蒸気回収口を備える蒸気排出容器と、前記蒸気回収口に連通する吸引口を備える吸引手段とを用いて、前記洗浄乾燥室内に噴射された前記加圧過加熱液の蒸気を前記吸引口に吸引する吸引工程、及び
    前記吸引口に吸引された前記加圧過加熱液の蒸気を前記加圧過加熱液として再利用する再利用工程を有することを特徴とする洗浄乾燥方法。
  2. 前記吸引工程において、前記洗浄液が入り口から出口を通過して内部に循環することにより前記吸引口に負圧が生じる吸引手段を用いることを特徴とする請求項1に記載の洗浄乾燥方法。
  3. 前記噴射工程において、前記洗浄乾燥室内に噴射された前記加圧過加熱液の蒸気の大気圧下の容積が、前記洗浄乾燥容器の容器容積から、前記被洗浄物品の容積を差し引いた残容積よりも大きくなるよう前記加圧過加熱液が噴射され、
    前記吸引工程において、前記洗浄乾燥室内に噴射された前記加圧過加熱液の蒸気の量以上の量を前記吸引口から吸引することを特徴とする請求項1または2に記載の洗浄乾燥方法。
  4. 前記噴射工程において、前記洗浄乾燥容器内の洗浄乾燥室内に噴射される加圧過加熱液は貯液槽からの洗浄液を加圧し過加熱したものからなり、
    前記吸引工程において、前記吸引手段内を循環する洗浄液となる循環液は、前記洗浄液を蓄える前記貯液槽から循環ポンプを介して前記吸引手段内を通過し前記貯液槽に戻ることにより循環し、前記吸引口から吸引した前記加圧過加熱液の蒸気を前記循環液と共に前記貯液槽内に回収することを特徴とする請求項2に記載の洗浄乾燥方法。
  5. 前記吸引工程において、前記循環液は、冷却用熱交換器で冷却されながら循環することを特徴とする請求項4に記載の洗浄乾燥方法。
  6. 前記吸引工程において、前記冷却用熱交換器は、前記貯液槽内において前記循環液を冷却することを特徴とする請求項5に記載の洗浄乾燥方法。
  7. 洗浄液を貯える貯液槽、
    被洗浄物品が内蔵された洗浄乾燥容器、
    前記貯液槽から前記洗浄液を導き出して大気圧下では沸点以上となる加圧過加熱液とする加圧過加熱手段、
    前記加圧過加熱液を前記洗浄乾燥容器内の被洗浄物品に噴射し、前記加圧過加熱液を蒸気とする噴射手段、
    前記洗浄乾燥容器に隣接して配設され、前記洗浄乾燥容器内に連通する蒸気回収口を備えた蒸気排出容器、及び
    前記蒸気排出容器に接続された吸引口を介して前記洗浄乾燥容器内の前記被洗浄物品に噴射された前記蒸気を吸引し前記貯液槽内に前記洗浄液として回収する吸引手段を備えたことを特徴とする洗浄乾燥装置。
  8. 前記吸引手段は、前記吸引口を有するエジェクタと、前記回収された前記洗浄液を含む循環液を、前記エジェクタを介して循環させる循環ポンプとからなることを特徴とする請求項7に記載の洗浄乾燥装置。
  9. 前記貯液槽から前記洗浄液を導き出して大気圧下では沸点以上となる加圧過加熱液とする前記加圧過加熱手段は、前記貯液槽の前記洗浄液を圧送する圧送ポンプと前記洗浄液を加熱する加熱用熱交換器とからなり、前記循環ポンプは前記貯液槽内の上層の前記循環液を循環させ、前記圧送ポンプは前記貯液槽内の下層の前記洗浄液を圧送することを特徴とする請求項8に記載の洗浄乾燥装置。
  10. 前記貯液槽内の上層の前記循環液を冷却する冷却用熱交換器が、前記貯液槽内に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の洗浄乾燥装置。
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