JP2012029980A - ステントデリバリーカテーテル - Google Patents
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Abstract
【課題】 治療したい病変部を跳び越えて、意図していない場所に跳んでいくジャンピング現象を抑制するステントデリバリーカテーテルを提供する。
【解決手段】 係合部11は、アウターチューブ31の遠位端に取り付けられており、アウターチューブ31に比べて柔軟であり、かつ、アウターチューブ31の長手方向に沿う係合部11の長さである全長は、ステント29の軸方向に沿った単数の略波形構成要素22の長さである第1幅長よりも長い。
【選択図】 図1
Description
実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、便宜上、ハッチングや部材符号等を省略する場合もあるが、かかる場合、他の図面を参照するものとする。また、断面図以外でも、便宜上、ハッチングを付す場合もある。
ステントデリバリーカテーテル69におけるアウターチューブ31では、外層31Tにはポリアミドエラストマーが用いられ、内層31NにはPTFEが用いられ、補強層31Mにはステンレス鋼が用いられ、編組構造とされた。
ステントデリバリーカテーテル69におけるアウターチューブ31では、外層31Tにはポリアミドエラストマーが用いられ、内層31NにはPTFEが用いられ、補強層31Mにはステンレス鋼が用いられ、編組構造とされた。
ステントデリバリーカテーテルにおけるアウターチューブでは、外層にはポリアミドエラストマーが用いられ、内層にはPTFEが用いられ、補強層にはステンレス鋼が用いられ、編組構造とされた。
実施例1・2と比較例1とに対して、以下の評価を実施した。
ステントをステントデリバリーカテーテルから放出したときのジャンピング評価を実施した。図6の簡易説明図(適宜、部材を省略した説明図)に示すように、引っ張り圧縮試験機[東洋精機製のストログラフ]79の下チャック71Aにステントデリバリーカテーテルを挟み、上チャック71Bで操作部51を圧縮した(なお、図面中の白色矢印は圧縮を意味する)。圧縮速度は200mm/minとした。ステントデリバリーカテーテルは37℃±2℃の温浴75に漬けた。評価は、実施例1・2および比較例1のそれぞれにおいて、サンプル数を3本とした。
評価結果は、以下の通りである。この結果のように、比較例1が3本共にジャンピングするのに対して、実施例1・2はジャンピングしなかった。
実施例1 100%(3本/3本)
実施例2 100%(3本/3本)
比較例1 0%(0本/3本)
21 ストラット
22 略波形構成要素[環状要素]
29 ステント
31 アウターチューブ
31T 外層
31M 補強層
31N 内層
32 アウターチューブのルーメン[第1ルーメン]
39 アウターシャフト
41 インナーチューブ
43 プッシャーマーカー[押出部]
47 先端チップ
49 インナーシャフト
51 操作部
69 ステントデリバリーカテーテル
71A 下チャック
71B 上チャック
75 温浴
79 引っ張り圧縮試験機
Claims (7)
- ステントデリバリーカテーテルにあって、
伸長するストラットをつなげて環状にした環状要素を、第1方向に沿って並べ
ることで、管状を形成するステントと、
内部に第1ルーメンを有し、その第1ルーメンに、縮径された上記ステントを収
納するアウターチューブと、
上記第1ルーメンの少なくとも一部に挿入されつつ、上記ステント内部にも挿入
されるインナーチューブと、
上記インナーチューブに装着されつつ、上記第1ルーメンに収まり、上記インナ
ーチューブの移動に応じて、上記ステントを上記アウターチューブから押し出す押
出部と、
が含まれ、
上記第1方向に沿った単数の上記環状要素の長さを第1幅長とすると、
上記アウターチューブの一方の端である遠位端付近に配置される係合部は、上記第1幅長よりも長い全長を有し、上記アウターチューブに比べて柔軟であるステントデリバリーカテーテル。 - 上記係合部のショア硬度が50以下である請求項1に記載のステントデリバリーカテーテル。
- 上記係合部は、X線不透過材料を含む請求項1または2に記載のステントデリバリーカテーテル。
- 上記アウターチューブが、内層、上記内層を被う補強層、および、上記補強層を被う外層を含む複層構造である請求項1〜3のいずれか1項に記載のステントデリバリーカテーテル。
- ステントデリバリーカテーテルにあって、
伸長するストラットをつなげて環状にした環状要素を、第1方向に沿って並べ
ることで、管状を形成するステントと、
内部に第1ルーメンを有し、その第1ルーメンに、縮径された上記ステントを収
納するアウターチューブと、
上記第1ルーメンの少なくとも一部に挿入されつつ、上記ステント内部にも挿入
されるインナーチューブと、
上記インナーチューブに装着されつつ、上記第1ルーメンに収まり、上記インナ
ーチューブの移動に応じて、上記ステントを上記アウターチューブから押し出す押
出部と、
が含まれ、
上記アウターチューブの一方の端である遠位端付近に配置される筒状の係合部は、自身の内径を、上記アウターチューブの内径に比べて、先細りさせるステントデリバリーカテーテル。 - 上記係合部は、自身の内径を段差無く先細りさせる請求項5に記載のステントデリバリーカテーテル。
- 上記第1方向に沿った単数の上記環状要素の長さを第1幅長とすると、
上記係合部は、上記第1幅長よりも長い全長を有する請求項5または6に記載のステントデリバリーカテーテル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010173716A JP2012029980A (ja) | 2010-08-02 | 2010-08-02 | ステントデリバリーカテーテル |
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Publication Number | Publication Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012029980A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104434354A (zh) * | 2015-01-08 | 2015-03-25 | 蒋军红 | 一种支架置入器 |
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JP2003508153A (ja) * | 1999-09-07 | 2003-03-04 | アンギオメット ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コムパニー メディツィンテヒニク コマンデイトゲゼルシャフト | ステントデリバリー装置 |
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JP2007512061A (ja) * | 2003-11-24 | 2007-05-17 | アンギオメット ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コムパニー メディツィンテヒニク コマンデイトゲゼルシャフト | カテーテル装置 |
JP2008148880A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Nipro Corp | ステントおよびステントデリバリーシステム |
WO2008147602A2 (en) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Xtent, Inc. | Devices and methods for controlling expandable prostheses during deployment |
-
2010
- 2010-08-02 JP JP2010173716A patent/JP2012029980A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
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