JP2012029970A - 利器における鞘の固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】中間支持部の左右に刃板を配置して、二種類の機能を発揮する利器であり、それぞれの刃板を安全に利用できる鞘の固定構造を提供する。
【解決手段】中間支持部2から左右両側に刃板1A、1Bを突出させ、それぞれの刃板に鞘3A、3Bを装着する。中間支持部2に向けて装着する鞘の先端部には、中間支持部に挿入する係止片5を突出させ、係止片5の先端に形成した係止爪6を中間支持部の挿入孔内に係止させる。中間支持部の挿入孔内には、係止片5と刃板1A、1Bの間に移動可能なロックピンを配置し、一方の鞘を取り外したときにロックピンの一部が他方の鞘の係止片と刃板の間に移動し、鞘をロック状態とする。これにより、一方の刃板に装着された鞘を取り外し、他方の刃板に装着された鞘を把持部として使用する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば鋸とナイフといった二種類の機能を備えた利器に関し、より詳しくは、中間支持部の左右両側に突出させた刃板のそれぞれに装着する鞘の固定構造に係る発明である。
一つの利器で、鋸とナイフの二つの機能を果たすものとして、特許文献1には、刃板の一方の側縁にナイフ状の刃を、他方の側縁に鋸状刃を形成し、刃板の一端に柄部を装着したカッターが提案されている。特許文献2には、引き回し鋸の先端にキリ先を形成し、鋸刃とキリ先の間にナイフ刃を設ける構造が開示されている。
実開平1−92977号公報 実開平6−57602号公報
特許文献1や2に記載された公知技術は、一つの刃板の異なる位置に鋸刃やナイフ刃を形成したものであって、一つの刃板全体を一つの機能を果たす利器として利用するものではない。そのため、ナイフもしくは鋸として利用できる部分が少なく、鋸としてあるいはナイフとして十分に機能させることができない欠点がある。また、ナイフとして利用する場合に鋸刃が、鋸として利用する場合にナイフ刃が邪魔になる可能性もある。
上記、従来技術の欠点に鑑み本発明は、中間支持部から左右両側に刃板を突出させ、突出させた刃板にそれぞれ鞘を装着する利器であって、一方の鞘を取除いたときに、他方の鞘を把持柄として利用することによって、刃板全体の長さを有効に利用することができるコンパクトな利器を実現する。さらに、把持柄として利用する鞘が中間支持部に確実に係止されて外れる虞がなく、鞘を把持柄として安全に機能させる構造を実現することを目的とするものである。
上記目的を達成する、本発明に係る利器は、中間支持部2から左右両側に刃板1A、1Bを突出させ、中間支持部2の左右両側に突出させた刃板1A、1Bにそれぞれ鞘3A、3Bを装着するものである。
中間支持部2に向けて装着する鞘3A、3Bの先端部には、中間支持部2の挿入孔4に挿入する係止片5、5を突出させ、係止片5、5の先端に外側面方向に向けて係止爪6、6を突出形成している。この係止爪6、6は、中間支持部2の挿入孔4内に形成した係合段部7に係止させる。
鞘3A、3Bの先端部には、係止片5の幅の両側縁延長方向に一対の切り込み8、8を設け、切り込み8、8に挟まれた鞘先端部9を面方向に押圧して係止片5を弾性的に撓ませることによって、鞘3A、3Bを中間支持部に対して着脱自在とする。
さらに、中間支持部2の挿入孔4内において、係止片5と刃板1の間に移動可能なロックピン10を配置し、左右いずれか一方の鞘3A又は3Bを取り外したときにロックピンのロック部11が他方の鞘3B又は3Aの係止片5と刃板1の間に移動し、係止片5の撓みを阻止することによって係止爪6が中間支持部2の係合段部7に係合した状態にロックされるようにする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明を実施する具体的な構造に係るものである。
中間支持部2は、対称的に形成した一対の二つ割の支持部材12、12によって形成し、この一対の支持部材12、12で刃板1を挟み込んでビス13止めすることによって刃板1と中間支持部2を固定する。二つ割の支持部材12、12には、刃板1との対向面に一定深さXの切除部14を設けることによって刃板1との間に鞘3A、3Bの係止片5を挿入することができる挿入孔4を形成する。
前記、支持部材12の切除部14の中央領域に一定深さの凹所15を形成し、該凹所15の両側を係合段部7、7とする。凹所15の中間位置には、刃板1との間にロックピン10の扁平なロック部11が通過する隙間を保持し、刃板1の幅方向に相当する凹所15の一端から他端に向けて中間位置にまで達する中央壁16を形成する。
ロックピン10は、一面を刃板1に面する平面とし、中央壁16の厚みtと等しい幅Wであって刃板1と中央壁16の間を通過し、刃板1と係止片5の間に移動できる扁平なロック部11と、鞘3A、3Bの係止片5の先端で押されるとともに、挿入孔内に配置したバネ17の弾発力によってロック部11を係止片5と刃板1の間に向けて移動させるガイド部18と、二つ割の支持部材12の凹所15に係合しロックピン10全体の妄動を防止する移動制限部19とより形成する。
これにより、一方の鞘3A又は3Bを取り外すことによってバネ17の弾性によってロックピン10のロック部11を、他方の鞘3B又は3Aの係止片5の下方に移動させる。
請求項1記載の発明によれば、中間支持部2から左右両側に突出させた刃板1A、1Bのいずれか任意の一方の刃板1A又は1Bを利器として使用する際に、いずれか他方の刃板1B又は1Aに装着した鞘3B又は3Aを把持柄として安全に使用することができる。このとき、他方の刃板1B又は1Aに装着している鞘3B又は3Aは、中間支持部2に対してロック状態を維持しているため脱落の虞がなく、安心して把持部として使用することができる。このように、二種類の機能を備えた刃板のうち一方の刃板の鞘を把持柄として活用するため、利器の全長を有効に活用し全体としてコンパクトに纏めることができる。
請求項2記載の発明によれば、一つの刃板1の中間位置を支持部材12、12によって挟み込んでビス13止めすることによって、中間支持部2から左右両側に刃板1A及び1Bが突出する利器を、簡単な構造であって容易に組み立てるものとして実現することができる。そして、バネ17によって付勢されるロックピン10を使用し、一方の鞘3A又は3Bを取り外した場合に、他方の鞘3B又は3Aの係止片5と刃板1との間に、自動的にロックピン10のロック部11が移動するため、一方の鞘を取り外したときに、他方の鞘が必ずロックされた状態を比較的簡単な構造で実現する。したがって、鞘を把持柄として利用する安全性の高い利器を容易に実現することができる。
図1は、本発明に係る利器の正面図、 図2(a)は図1の利器において右側の鞘を、図2(b)は図1の利器において左側の鞘を取り外した状態の正面図、 図3は、図1のIII−III線中央部の拡大断面図、 図4は、図3のIV−IV線断面図、 図5は、図2(b)のV−V線拡大断面図、 図6は、図2(a)のVI−VI線拡大断面図、 図7は、支持部材の斜視図、 図8は、ロックピンの斜視図及び拡大縦断面図、 図9は、支持部材にロックピン及びバネを配置した状態の平面図、 図10は、支持部材にロックピン及びバネを配置し、ロックピンの移動制限部の位置で切断した断面図、 図11は、右側の鞘を取り外したときのロックピンの移動状態を示す略図、 図12は、左側の鞘を取り外したときのロックピンの移動状態を示す略図である。
以下、本発明に係る利器における鞘の固定構造の実施形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る利器であって、左右の鞘を装着した状態の正面図、図2は、図1の状態からいずれか一方の鞘を取り外した状態の正面図である。
本発明の実施形態に係る利器は、図1において略三角形に現れる中間支持部2の左右両側に、刃板1A、1Bを突出させ、刃板1A、1Bにそれぞれ鞘3A、3Bを装着している。刃板1A、1Bは、独立した二つの刃板を中間支持部に装着するものであってもよいが、図示実施形態では、一つの刃板1の左右両側にそれぞれ利器として機能する刃部を形成し、刃板1の中間部分に中間支持部2を装着することによって、中間支持部2の左右両側に刃板1A及び1Bが突出する利器を実現している。
中間支持部2の左右両側に突出させる刃板1A、1Bには、それぞれ機能が異なる刃部を形成することができる。図示実施形態では、図2に示すように右側にナイフ刃、左側に鋸刃を形成しているが、それ以外の機能を有する利器の組み合わせ、例えば鋸刃同士であって目の粗さの異なる組み合わせや、形状の異なるナイフ刃、あるいは同じ機能の刃板であって、それぞれを任意に使用することができる利器として実施することもできる。
図3ないし図6から理解されるように、刃板1A、1Bの先端から中間支持部2に向けて装着する鞘3A、3Bの先端部には、刃板の両側面に面する側面に、中間支持部の挿入孔4、4に挿入する係止片5、5を突出させ、係止片5、5の先端に外側面方向に向けて突出形成した係止爪6、6を、中間支持部2の挿入孔4内に形成した係合段部7、7に係止させ、鞘3A、3Bの装着状態を維持すようにしている。
鞘3A、3Bの先端部には、係止片5の幅の両側縁の延長方向に、一対の切り込み8、8を設け、切り込み8、8に挟まれた鞘先端部9を、両面から面方向に押圧して係止片6を弾性的に撓ませることによって鞘3A及び3Bを中間支持部2に対して着脱自在とする。
中間支持部2の挿入孔4内には、係止片5と刃板1の間に移動可能なロックピン10を配置し、左右いずれか一方の鞘3A又は3Bを取り外したときにロックピン10のロック部11が他方の鞘3B又は3Aの係止片5と刃板1の間に移動し、係止片5の撓みを阻止することによって係止爪6が中間支持部2の係合段部7に係合した状態にロックされるようにする。これにより、一方の鞘を取り外して刃板が露出する状態では、他方の鞘がロック状態であるため把持柄として安心して使用することができる。
図面上、略三角形に形成されている中間支持部2は、図4に示すように対称的に形成した一対の二つ割の支持部材12、12によって刃板1を挟み込んで、ビス13,13で刃板1と支持部材12、12(中間支持部2)を固定する構成としている。図7は、一対の支持部材の一方を示し、図7と対称的に形成した支持部材によって一対の中間支持部を形成する。図7に示す実施形態では、支持部材12の三箇所にビス止めのためのビス孔20が設けられ、三本のビス13によってビス止めしている。
一対の支持部材12、12のそれぞれには、ビス13によって固定される刃板1の支持面21に対して一定の深さXである切除部14を設けている。これにより、図5に示すように刃板1との間に鞘3A、3Bの係止片5を挿入することができる挿入孔4が刃板1の表裏両面に形成される。
さらに支持部材12には図7に示すように、前記切除部14の中央領域に、図面上方形に現れる一定深さの凹所15を形成し、この凹所15の両側縁部分を係合段部7、7としている。また、凹所15の中間位置には、装着する刃板1の幅方向に、一端から他端に向けて中間位置にまで達する中央壁16を形成している。中央壁16の高さは、装着する刃板1との間にロックピン10の扁平なロック部11が通過する隙間を保持できる高さとし、中央壁16の厚みtをロックピン10のロック部11の幅Wとほぼ等しいものとしている。
ロックピン10は、図8に示すように、一面を刃板1に面する平面とし、中央壁16の厚みtとほぼ等しい幅Wであって、刃板1と中央壁16の間を通過して刃板1と係止片5の間に移動できる扁平なロック部11と、厚みが切除部の深さXよりも僅かに薄い、平面形状を略菱形としたガイド部18と、略方形であってガイド部18から突出して凹所15に係合することによって、ロックピン10の妄動を防止する移動制限部19とより形成している。 すなわち、略菱形のガイド部18の外側面は緩い傾斜の山形に、内側面はやや急角度の山形に形成し、内側面の山形の頂点部分に幅Wのロック部11を突出形成している。
略三角形である一対の支持部材12、12のそれぞれの内部には、図9、図10に示すように切除部14の長辺(図9の上辺)に沿って山形に形成したバネ17を配置している。そして、バネ17の山形の頂点をロックピン10のガイド部18の外側面に当接させることによって、ロックピン10をバネ17の対向方向に付勢する状態で、刃板1を挟み込み、ビス13によって一体的に組み立てる。このとき、図10に示すように、ロックピン10の移動制限部19が支持部材12の凹所15に係合するとともに、凹所15内の中央壁16がロックピン10の移動を制限することによって、図9において実線で示す傾き位置と、二点差線で示す傾き位置の間を移動可能としている。なお、ロックピン10のガイド部18の内側面には、挿入孔4に挿入した鞘3A、3Bの係止片5先端部分が当接するように形成している。
図1に示す、刃板1A、1Bに示す鞘3A、3Bを装着した状態では、図3に示すように、中間支持部2の左右両側から挿入孔4内に係止片5が挿入され、係止爪6、6が係合段部7、7に係合して鞘の装着状態が維持されている。この状態では、図3、図4に示すように、ロックピン10のロック部11が支持部材12の中央壁16の位置にあって、図3に示すように、係止片5と刃板1の間には隙間が存在する。したがって、切り込み8、8に挟まれた鞘3Aの鞘先端部9を、手指で挟むように両側から押圧すると、図3に点線で示すように係止片5が刃板方向に撓む。そのため、係止爪6の係合段部7との係合が外れ、鞘3Aを取り外すことができる。図3に示す状態では、鞘3Aに限らず鞘3Aもしくは3Bのいずれをも取り外すことができる。
一方の鞘3Aを取り外した状態では、図12に示すようにバネ17によってロックピン10が図面上の下方に押し出されるとともに、鞘3Bの係止片5先端部がロックピン10のガイド部18右辺に当接しているため、ロックピン10が左回動方向に傾いてロック部11が右側の鞘3Bの係止片5の下に移動する。この状態では、図5に示すように、ロックピン10のロック部11が、係止片5と刃板1の間に存在しているために鞘1Bの係止片5を撓ませて鞘1Bを取り外すことがでない。したがって、図2(b)に示す状態では、図面上鋸である刃板1Aを露出させた利器として、すなわち手挽き鋸であって、鞘3Bを把持柄として使用することができる。
前記場合と同じように、図面上右方の鞘3Bを取り外した場合は、鞘3Aを取り外した場合とは対称的な動きをし、図6、図11に示すようにロックピン10のロック部11が、鞘3Aの係止片5と刃板1の下方に移動し、鞘3Aを取り外すことができなくなる。そのため、図2(a)に示す状態では、図面上ナイフである刃板1Bを露出させた利器、すなわちナイフであって、鞘3Aを把持柄として使用することができる。
以上述べた本発明の実施形態では、刃板1A、1Bとして鋸刃板とナイフ刃の刃板を形成する場合を例示したが、例えば罫書き刃やスクレーパなど任意の利器の組み合わせとすることができる。また、一体の刃板1の左右両側にそれぞれ刃部を形成しているが、中間支持部に対して、独立した刃板1A、1Bを装着するものであってもよい。また、鞘の左右両側面にロック機能を備えた係止片5を形成し、刃板1の表裏両面において係止及びロック作用を行うことによってバランスの良い使い勝手に優れたものとしているが、片面にのみ係止片及びロックピンを配置し、鞘の片面においてのみ係止及びロック作用を行うものとして実施することもできる。
1…刃板、 1A、1B…刃板、 2…中間支持部、 3A、3B…鞘、 4…挿入孔、5…係止片、 6…係止爪、 7…係合段部、 8…切り込み、 9…鞘先端部、 10…ロックピン、 11…ロック部、 12…支持部材、 13…ビス、 14…切除部、 15…凹所、 16…中央壁、 17…バネ、 18…ガイド部、 19…移動制限部、 20…ビス孔、 21…支持面。

Claims (2)

  1. 中間支持部から左右両側に刃板を突出させ、中間支持部の左右両側に突出させた刃板にそれぞれ鞘を装着する利器において、
    中間支持部に向けて装着する鞘の先端部に、中間支持部の挿入孔に挿入する係止片を突出させ、該係止片の先端に外側面方向に向けて係止爪を突出形成し、該係止爪を中間支持部の挿入孔内に形成した係合段部に係止させ、
    鞘の先端部には係止片の幅の両側縁延長方向に一対の切り込みを設け、切り込みに挟まれた鞘先端部を面方向に押圧して係止片を弾性的に撓ませることによって鞘を中間支持部に対して着脱自在とするとともに、
    中間支持部の挿入孔内において、係止片と刃板の間に移動可能なロックピンを配置し、左右いずれか一方の鞘を取り外したときにロックピンのロック部が他方の鞘の係止片と刃板の間に移動し、係止片の撓みを阻止することによって係止爪が中間支持部の係合段部に係合した状態にロックされるようにしたことを特徴とする利器における鞘の固定構造。
  2. 中間支持部は、対称的に形成した一対の二つ割の支持部材によって形成し、該一対の支持部材で刃板を挟み込んでビス止めすることによって刃板と中間支持部を固定し、
    二つ割の支持部材には、刃板との対向面に一定深さの切除部を設けることによって刃板との間に鞘の係止片を挿入することができる挿入孔を形成し、
    前記切除部の中央領域に一定深さの凹所を形成し、該凹所の両側を係合段部とするとともに、
    凹所の中間位置に刃板との間にロックピンの扁平なロック部が通過する隙間を保持し、刃板の幅方向に相当する凹所の一端から他端に向けて中間位置にまで達する中央壁を形成し、
    ロックピンは、一面を刃板に面する平面とし、中央壁の厚みと等しい幅であって刃板と中央壁の間を通過し、刃板と係止片の間に移動できる扁平なロック部と、鞘の係止片の先端で押されるとともに挿入孔内に配置したバネの弾発力によってロック部を係止片と刃板の間に向けて移動させるガイド部と、二つ割の支持部材の凹所に係合しロックピン全体の妄動を防止する移動制限部とより形成し、
    一方の鞘を取り外すことによってバネの弾性によってロックピンのロック部を他方の鞘の係止片の下方に移動させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の利器における鞘の固定構造。
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