JP2012029898A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示装置に表示される図柄を変える際に遊技者がボタン等の押圧操作を愉快に感じながらできる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機は、この遊技盤10に設けられた画像表示装置と、遊技盤10の前方に配置された内ガラス101と、この前方に対向配置される外ガラス102と、外ガラス102を遊技盤10の前方に配置して支持する枠体110を備える。外ガラス102は、押圧操作可能に枠体110に対して移動自在に支持される。外ガラス102が枠体110に対して移動したか否かを検出する移動検出センサ120が枠体110に設けられ、このセンサによって外ガラス102の移動が検出されると、演出制御基板によって画像表示部に表示される図柄の少なくとも一部が変更される。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技盤に画像表示部が設けられ、遊技盤の前方に受皿ユニットが設けられた遊技機に関する。
従来、遊技機の一種であるぱちんこ遊技機には、遊技盤の中央部に図柄変動表示装置が設けられ、遊技機の受皿ユニットにボタン押圧部が設けられたものがある(特許文献1参照)。この特許文献1に記載のぱちんこ遊技機は、図柄変動表示装置によってリーチ状態が表示されている時に、タッチボタン等のボタン押圧部が押されると、図柄変動表示装置に表示される図柄の少なくとも一部を変更して、遊技の多様性を高めている。
特開2001−327703号公報(段落番号0013、0014)
このボタン押圧部は遊技者によって押圧操作されるものであるが、この押圧操作自体は図柄変動表示装置に表示される図柄に従って遊技者がボタン押圧部を押すだけなので、押圧操作自体を遊技者が楽しんで行うものではない。このため、遊技者が押圧操作を愉快に感じながら行うようになれば遊技の興趣をより高めることができる。
本発明は、このような要望に答えるものであり、ボタン等の押圧操作を遊技者が愉快に感じながら行って遊技の興趣をより高めることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
このような課題を解決するため、本発明の遊技機は、遊技盤に設けられた画像表示部(実施の形態における画像表示装置11)と、遊技盤の前方において遊技盤との間で遊技球の流路を構成するように配置される内ガラスと、内ガラスの前方に対向配置される外ガラスと、外ガラスを遊技盤の前方に配設して支持する枠体とを備える遊技機において、外ガラスは、枠体に対して押圧操作可能に移動自在に支持され、外ガラスが枠体に対して移動したか否かを検出する移動検出センサと、移動検出センサによって外ガラスが枠体に対して移動したことが検出されると、画像表示部に表示される図柄の少なくとも一部を変更する演出制御部(実施の形態における演出制御基板81)とを有することを特徴とする(請求項1)。
本発明の「押圧操作可能に枠体に対して移動自在に支持され」とは、外ガラスが押圧方向に沿って移動自在に支持されることをいい、具体的には、外ガラスがその遊技者側の面に対して直交する方向に移動自在に支持されている場合には、面の法線方向が押圧操作方向になる。また外ガラスがその遊技者側の面に対して略平行に移動自在に支持されている場合には、面の接戦方向が押圧操作方向になる。
本発明の「押圧操作可能」とは、外ガラス自体が押圧されることをいい、外ガラスの遊技者側の面のいずれかの部分が押圧操作される。このため、画像表示部に表示される図柄の近くの外ガラスの面を押圧したり、表示される図柄の少なくとも一部を変えるときに画像表示部の近くに配置された外ガラスの面を押圧したりすることができる。このため、遊技者は、図柄を直接的に変えられる期待感を有して外ガラスを押圧操作することができので、愉快に感じながら外ガラスを押圧する操作が可能になる。
本発明の「内ガラス」及び「外ガラス」は、透明な材料で形成されるものであり、具体的には、ケイ酸を主成分とするものや、PB等の合成樹脂材料で形成されるものも含まれる。
また本発明は、外ガラスの押圧操作される側の面と反対側の面に接触するように枠体に設けられ、外ガラスの押圧操作時に該外ガラスの押圧方向側への移動を許容し、押圧操作が解除されると外ガラスを元の位置に戻す弾性体(実施の形態におけるゴム114)を備えることを特徴とする(請求項2)。
本発明の「弾性体」は、外ガラスが押圧操作されると、圧縮又は伸長し、押圧操作が解除されると、圧縮又は伸長した弾性体が元に戻るものであり、具体的には、板ばね、コイルばね(圧縮ばね、伸長ばね)、ゴム等である。
本発明の遊技機によれば、遊技盤の前方に配設された外ガラスは、押圧操作可能に枠体に対して移動自在に支持され、外ガラスが枠体に対して移動したか否かを検出する移動検出センサと、移動検出センサによって外ガラスが枠体に対して移動したことが検出されると、画像表示部に表示される演出表示の少なくとも一部を変更する演出制御部とを有することで、遊技者は画像表示部に表示される図柄の近くの外ガラスの面を押圧し、また表示される図柄の少なくとも一部を変えるときに画像表示部の近くに配置された外ガラスの面を押圧することができる。このため、遊技者は、図柄を直接的に変えられる期待感を有して外ガラスを押圧操作することができ、愉快に感じながら外ガラスを押圧操作が可能な遊技機を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係わる遊技機の斜視図を示す。 本発明の一実施の形態に係わる遊技機の前扉体が開いた状態の遊技機の斜視図を示す。 本発明の一実施の形態に係わる前扉体の断面図を示す。 本発明の一実施の形態に係わる前扉体の枠体に設けられたガラス体の断面図を示す。 本発明の一実施の形態に係わるガラス体の外ガラスが押圧操作された状態時にあるときのガラス体の断面図を示す。 本発明の他の実施の形態に係わるガラス体の断面図を示す。 本発明の一実施の形態に係わる遊技機のブロック図を示す。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1(斜視図)は、遊技盤の前方に2枚のガラス板からなるガラス体を配置した遊技機1の構成例を示す。なお、遊技機1は、ぱちんこ機を例にして説明するが、ぱちんこ機に限るものではなく、ぱちんこ機以外の弾球遊技機でもよい。
初めに遊技機1の全体構成を説明する。遊技機1は、図1及び図2(斜視図)に示すように、後側から前側に、固定枠(外枠)3と、遊技盤取付枠(内枠)5と、遊技盤10と、前扉セット40とから構成される。
固定枠3は、ホールにおいて遊技機1が配置される遊技島設備に固定されものであり、機枠として所定の外郭方形枠サイズに構成されている。固定枠3は、その下部に固定枠幅方向(左右方向)に延びる装飾部材50がねじによって取り付けられている。
遊技盤取付枠5は、枠状に形成され、正面視において左側の上下両端部に配設された開閉連結支持機構(図示せず)を介して固定枠3に開閉(片持ち横開き)可能に組付けられて、固定枠3に対して開閉可能に支持されている。
遊技盤取付枠5は、枠形状の内側に遊技盤10を着脱可能にセット保持している。遊技盤10は、詳細については後述するが、パチンコゲームを展開し得るものである。遊技盤取付枠5は、遊技機1の正面の右側下部に配設されたシリンダ錠及びこれと連動する施錠装置を利用して固定枠3に対して閉鎖状態に保持される。
遊技盤取付枠5の正面側には、遊技盤取付枠5の前側面域に合わせた方形状の前扉セット40が横開き開閉及び着脱が可能に組付けられており、シリンダ錠及びこれと連動する施錠装置を利用して遊技盤取付枠5の前面を覆う閉止状態で保持される。
前扉セット40は、前扉体41とこの下部に設けられた受皿ユニット45を有して構成されている。前扉体41は、遊技盤取付枠5の前面側に開閉可能な状態で支持されている。前扉体41には、遊技盤取付枠5に取り付けられた遊技盤10を視認可能にする遊技盤視認用窓42が設けられ、遊技盤視認用窓42の上方には透明性を有する透明上部収納部43が形成されている。
前扉体41の遊技盤視認用窓42には、遊技者側から遊技盤10を視認可能なガラス体100を設けた枠体110が配設されている。枠体110は、遊技盤取付枠5の前側の幅方向左側端部に回動自在に取り付けられて、遊技盤取付枠5の幅方向右側端部に設けられた係合凹部5aに係止されて遊技盤取付枠5に装着される。枠体110は方形状に形成され、その幅方向一方側の端部には、係合凹部5aに係止される係止突起部113が設けられている。
枠体110の内側には、図4(断面図)に示すように、遊技盤10の前方において遊技盤10との間で遊技球の流路を構成するように配置される内ガラス101と、内ガラス101の前方に対向配置される外ガラス102からなるガラス体100が装着されている。
枠体110は、図3(断面図)に示すように、前扉体41が遊技盤取付枠5の前面を覆う閉止状態で保持されると、遊技盤視認用窓42(図2参照)の面域に合うように配置される。このため、遊技者は遊技盤視認用窓42に装着されたガラス体100を介して遊技盤10の視認が可能である。
枠体110は、図4に示すように、その内側の前側に外ガラス102を前後方向に移動自在に支持する前側凹部111が環状に設けられ、また枠体内側の後側には内ガラス102を装着可能な後側段部112が環状に設けられている。
前側凹部111は、断面視矩形状に形成され、前後方向に所定距離を有して対向する前側面111a及び後側面111bと、これらの側面の凹部外側端部間を繋ぐ底面111cを有してなる。前側凹部111の上下方向の底面111c間の寸法Hは、外ガラス102の上下方向の寸法hよりも僅かに大きく、また前側凹部111の厚さ方向の寸法Wは、外ガラス102の厚さwよりも僅かに大きい。また前側凹部111の幅方向の寸法は外ガラス102の幅方向の寸法よりも大きい。このため、前側凹部111内に外ガラス102が挿入されると、外ガラス102は枠体110の厚さ方向に移動自在に支持される。
この前側凹部111内に移動自在に支持された外ガラス102の上下両端部の後面と前側凹部111の後側面111bとに間には、弾性変形可能なゴム114が装着されている。このゴム114は前側凹部111内に収まるように直方体状に形成され、外ガラス102とゴム114が前側凹部111内に挿入されると、外ガラス102と前側凹部111の前側面111aとの間には隙間115が形成される。ゴム114の後面は前側凹部111の後側面111bに接着剤等によって接着され、またゴム114の前面は外ガラス102の後面に接着剤等によって接着されている。このため、外ガラス102はゴム114を介して枠体110に支持され、外ガラス102の底部は枠体110の底部に設けられた前側凹部111に接触しにくくなっている。従って、外ガラス102は枠体110に対して前後方向への移動が容易である。
従って、図5(断面図)に示すように、外ガラス102の遊技者側(前側)の面が押圧されると、外ガラス102はゴム114を圧縮しながら内ガラス101側に移動する。一方、外ガラス102への押圧操作が無くなると、圧縮変形していたゴム114が伸長して、外ガラス102は遊技者側(前側)に附勢されて元の位置に戻る。
なお、押圧操作時に外ガラス102が内ガラス101側へ移動するのを許容し、押圧操作を解除すると外ガラス102が元の位置に戻る手段として、前述した実施例ではゴム114を示したが、ゴム114に限るものではない。例えば、ゴム114の替わりに、図6(a)(部分断面図)に示すように、板ばね116を用いてもよいし、また図6(b)(部分断面図)に示すように、圧縮コイル117を用いてもよい。また、前述した実施例では、ゴム114を外ガラス102の上下に設けられた前側凹部111に配設した例を示したが、ゴム114を外ガラス102の幅方向両側に設けられた前側凹部111に配設したり、ゴム104を外ガラス102の前側凹部111の全周にわたって配設したりしてもよい。さらに、外ガラス102が前側凹部111内でガタが発生するのを抑えるために、外ガラス102の表面と前側凹部111の前側面11aとの間にゴム板118を設けてもよい(図6(a)参照)。
枠体110の前側凹部11と後側段部112との間には、図5に示すように、枠体110内側へ突出する突出部119が環状に形成されている。この突出部119のうち上部に設けられた突出部119の頂部には、外ガラス102が枠体110に対して前後方向に移動したか否かを検出する移動検出センサ120が設けられている。この移動検出センサ120は接触式(例えば、リミットスイッチ)及び非接触式(例えば、光センサ)のいずれでもよい。また移動検出センサ120は枠体110の上部のみならず枠体110の下部に設けられた突出部119の頂部に設けてもよい。この移動検出センサ120は、後述する演出制御基板81(図7参照)に電気的に接続されている。
外ガラス102の押圧操作は、詳細は後述するが、遊技中における特定のリーチ演出に際し、外ガラス102の押圧操作を促すガイダンスが画像表示装置11に表示される間、有効となるように構成される。なお、外ガラス102による押圧操作は、特定のリーチ演出時に限るものではなく、リーチ演出以外の演出(例えば、大当たり演出)時に押圧操作可能にしてもよい。
さて、前扉体41の透明上部収納部43は、図1に示すように、横長の箱状に形成され、透明上部収納部43には、遊技盤10の前方に左右方向に延びる装飾部材としての電飾装置54が収納されている。電飾装置54は透明上部収納部43を介して外部から視認可能である。
前扉体41は、ポリカーボネート等の透明な材料で一体成形される。
受皿ユニット45は、合成樹脂材料製で箱状に形成されたケース本体46を基本構造とし、前扉体41の遊技盤視認用窓42よりも下方に設けられている。受皿ユニット45は、その上面が略水平に延びる上板部46aを有し、上板部46aには、上部が開放した凹状の遊技球供給皿46cが形成されている。この遊技球供給皿46cは、遊技球供給皿46cの内面に開口する球払出口46dから払い出された遊技球を貯留して整列させる。
遊技盤10は、図1、図2(正面図)に示すように、その前面に設けられた遊技領域20を前扉体41の正面に臨ませている。遊技盤10は、合板の前面に樹脂シートを貼り付けたものに、センター役物13等の各種所物や遊技釘14を配設して構成されている。
遊技盤10の遊技領域20の中央部には、センター役物13が設けられている。センター役物13は、開口部17aが形成された枠部材17を主要構成とする前側ユニット16を有し、開口部17aの背面側に画像表示装置11が配置されている。画像表示装置11は、液晶表示器(LCD)を用いたものであり、開口部17aから露出する部分が画面11aとなっている。
センター役物13の枠部材17の上部左側には、上下方向に延びて湾曲する曲面部19が設けられている。遊技領域20は、この曲面部19から左右に分岐して左打ち用の遊技領域20と、勢いが付きすぎた遊技球を遊技領域20に戻し又は遊技盤10の下部に開口する回収口21に導く線路22に分けられている。
左打ち用の遊技領域20には、多数本の遊技釘14とともに、入賞ゲート23、普通入賞口24a、24b、24c、24d、風車25、第1始動口26、第2始動口27、大入賞口ユニット28等が配置されている。大入賞口ユニット28は、遊技盤10を貫通する取付孔に取り付け固定される。
一方、枠部材17の左側に設けられた左側壁17bには、左打ち用の遊技領域20を落下する遊技球が付近の遊技釘14の誘導により比較的低い確率で突入するワープ経路29が設けられている。
枠部材17の下壁の正面側の上面には、ワープ経路29を通過した遊技球が転がるステージ面30が形成されている。ステージ面30の中央には遊技球を第1始動口26に誘導する誘導孔31の入り口が設けられている。誘導孔31の出口32は、第1始動口26の上方に位置する。ステージ面30の手前には、ステージ面30から転落した遊技球が転がるステージ面33が形成されている。
遊技球は、通常の遊技状態で、曲面部19よりも左下側に落下して左打ち用の遊技領域20に導かれ、遊技釘14や風車25に衝突しながら、あるものは、ワープ経路29、ステージ面30及び誘導孔31を通過し第1始動口26に落下し、また、あるものは、ステージ面33を通過し第1始動口26に落下し、また、あるものは、ワープ経路29を介さず直接下方に落下し、普通入賞口24a、24b、24c、24dまたは第1始動口26に入賞し、また、あるものは、アウト球として回収口21に集合し、アウト球通路孔を通って遊技盤10の裏面(背面)側に排出される。
受皿ユニット45の右側端部の下方位置には、遊技盤取付枠5に設けられた発射部39を作動させる操作ハンドル34が配置されている。操作ハンドル34は前扉体41から遊技者側へ突出し、発射部39の駆動によって遊技球を発射させる際に遊技者によって操作されている。
操作ハンドル34は発射部39を駆動させて遊技球を発射させる発射指示部材35を備えている。発射指示部材35は、操作ハンドル34の外周部に、遊技者から見て右回りに回転可能に設けられている。発射指示部材35にはこの回転に連動する発射ボリューム35a(図7参照)が設けられ、遊技者によって直接操作されているときに発射ボリューム35aの抵抗値によって発射部39に遊技球発射の指示を与える。また、操作ハンドル34には遊技者が発射指示部材35を直接操作していることを検出するタッチセンサ34a(図7参照)等が内蔵されている。操作ハンドル34に遊技者の手が接触すると、操作ハンドル34に設けられているタッチセンサ34aが、操作ハンドル34に遊技者が触れたことを検知し、発射制御基板36(図7参照)にタッチ信号を送信する。発射制御基板36は、タッチセンサ34aからタッチ信号を受信すると、発射部39の発射用ソレノイド34b(図7参照)の通電を許可する。
発射部39の駆動によって発射された遊技球は、遊技盤10に取り付けられた外側及び内側のレール37、38間を上昇して遊技盤10の上部位置に達した後、遊技領域20内を落下する。
画像表示装置11の下方には遊技球を受入れ可能な第1始動口26が配置され、第1始動口26の下方には左右一対の可動片27aを有する第2始動口27が配置されている。第2始動口27は一対の可動片27aが閉状態のときに遊技球の受入れを困難にし、開状態のときに第1始動口26よりも遊技球の受入れを容易にする。
画像表示装置11の左側に配設された入賞ゲート23は、遊技球の通過を検出し、第2始動口27を一定時間だけ開放させる普通図柄の抽選を行う。入賞ゲート23の下方位置等には、遊技球が入球したときに所定数(例えば10個)の賞球払い出しの権利を獲得する普通入賞口24a、24b、24c、24dが配置されている。遊技領域20の最下部にはどの入球口にも入球しなかった遊技球を回収する回収口21が配置されている。
遊技盤10の右側下部には、主制御基板80(図7参照)に設けられた第1特別図柄抽選手段による抽選結果を表示する第1特別図柄表示装置61、及び主制御基板80(図7参照)に設けられた第2特別図柄抽選手段による抽選結果を表示する第2特別図柄表示装置62が配置されている。これら両表示装置61、62には特別図柄が変動表示されていると共に、所定時間経過後に所定の図柄が停止表示され、始動口への遊技球の入球を契機とする抽選の結果が表示されている。両表示装置61、62には複数のLEDが使用され、特別図柄の変動表示の開始に伴ってLEDが点滅することで、現在抽選中であるかのような印象を遊技者に与える。所定時間経過後には、抽選結果に応じて予め設定されたLEDが点灯表示し、遊技者に抽選結果が報知される。
特別図柄の変動表示中に第1始動口26、あるいは第2始動口27に遊技球が入球すると、この入球によって得られる特別図柄の変動表示の権利(以下「保留球」という)が留保されている。この留保された保留球の数は第1特別図柄保留表示装置63及び第2図柄保留表示装置64に表示される。
特別図柄の変動表示中に入賞ゲート23に遊技球が入球すると、普通図柄抽選手段による抽選が行われるが、この抽選結果を表示する普通図柄表示装置65が両表示装置61、62の付近に配置されている。普通図柄の変動表示中に入賞ゲート23に遊技球が入球することによって得られる普通図柄の変動表示の権利、すなわち保留球の数が普通図柄保留表示装置66に表示される。
画像表示装置11は、第1始動口26または第2始動口27に遊技球が入球したときに複数の装飾図柄の変動表示を開始し、所定時間経過後に当該装飾図柄の変動を停止させる。停止時に特定図柄(例えば「777」)が揃えば、大当たり遊技(長当たり遊技)を実行する権利を獲得したこととなり、その後、大当たり遊技(長当たり遊技)が開始される。大当たり遊技(長当たり遊技)が開始されると、遊技領域20の下方に位置する大入賞口ユニット28における開閉扉28aが一定時間、開放する動作を所定回数(例えば15回)繰り返し、入球した遊技球に対応する賞球が払い出されている。
大入賞口ユニット28は遊技盤10に設けられた大入賞口を開閉する開閉扉28aを開閉自在に支持し、開閉扉28aが大入賞口の前面(表面)側に位置した状態で、遊技盤10の背面に設置されている。開閉扉28aは通常時には閉鎖して大入賞口を閉塞しており、大入賞口に遊技球が入球することを阻止している。大当たり遊技が開始されたときには、大入賞口開閉ソレノイド28b(図7参照)への通電により開閉扉28aが開放して大入賞口を開放させる。大入賞口の開放時には、開閉扉28aが遊技球を大入賞口内に導くための受け皿として機能するため、大入賞口に遊技球が入球可能となる。
センター役物13における画像表示装置11の上方及び右側には、演出用の役物装置(以下、「演出用役物装置」という)67、68が配置されている。演出用役物装置67、68は例えばモータによって駆動されるようになっている。センター役物13における演出用役物装置67の上側には、電飾装置69が設けられている。
上皿ユニット45の上板部46aの右側には、遊技機1の左側に設置された遊技球貸出装置7(図7参照)に関わる変換ボタンとしての球貸しボタン74と、返却ボタン75が設けられている。また、これらのボタンの近くには、複数のLEDの点灯によって情報の表示を行う表示部76が設けられている。
遊技機1は、遊技球貸出装置7(図7参照)に送受信可能に接続されている。遊技球貸出装置7は、プリペイドカード等の記録媒体のカード挿排口を備えて記録媒体に記録された金額の残高に応じて遊技球の球貸しの制御を行う。表示部76は、記録媒体に記録された金額の残高の情報を表示するとともに、球貸しボタン74と返却ボタン75が有効中であるか否かを表示する。
遊技球供給皿46cの左右方向右側には、遊技盤幅方向に延びる整列路46eが設けられている。この整列路46eは、遊技盤幅方向右側に向けて下方にわずかに傾斜しており、遊技球供給皿46cからの遊技球を整列させて発射部39に送られる。
整列路46eの右側には、球抜きボタン(図示せず)が設けられている。遊技機1は、この球抜きボタンを手動で押し続けることにより、遊技球供給皿46cに貯留する遊技球を受皿ユニット45の下方の前扉体41に設けられた下側球排出口45aから排出するように構成されている。下側球排出口45aから排出される遊技球は、通常、ドル箱と呼ばれる遊技球収納箱に受け止められ収納される。
遊技盤取付枠5の下部には、演出効果音、または不正を知らしめる音声を出力するスピーカ45bが組み込まれている。このスピーカ45bは高音・中音・低音の領域を出力できる機能を有し、通常演出時は高音・中音・低音をバランス良く出力するが、リーチ大当たり等の特別演出時、または不正等があった場合には周りに良く聞こえるように高音領域を高く出力するように制御されている。
(制御手段の内部構成)
次に、図7を用いて遊技の進行を制御する制御手段について説明する。遊技機1の制御手段は、図7に示すように、主制御基板80、演出制御基板81、払出制御基板86、ランプ制御基板84及び画像制御基板85から構成されている。
主制御基板80は遊技の基本動作を制御する。この主制御基板80は、メインCPU80a、メインROM80b、メインRAM80cを備えている。メインCPU80aは、各検出センサやタイマからの入力信号に基づいて、メインROM80bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、各装置や表示装置を直接制御したり、あるいは演算処理の結果に応じて他の基板に所定のコマンドを送信したりする。メインRAM80cは、メインCPU80aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
主制御基板80の入力側には、第1始動口検出センサ26a、第2始動口検出センサ27a、第1大入賞口検出センサ28c、入賞ゲート検出センサ23a及び一般入賞口検出センサ24aが接続されている。これら各センサ26a、27a、28c、23a、24aは、それぞれ対応する検出信号を主制御基板80に送信する。
主制御基板80の出力側には、図1を更に追加して説明すると、参照第2始動口27の一対の可動片27aを動かす第2始動口開閉ソレノイド27b、大入賞口ユニット28の大入賞口開閉扉28aを動かす大入賞口開閉ソレノイド28bが接続されている。主制御基板80は、出力ポート(図示せず)を介して各ソレノイド27b、28bを制御する信号を各ソレノイド27b、28bに送信する。また、主制御基板80の出力側には、第1特別図柄表示装置61、第2特別図柄表示装置62及び普通図柄表示装置65が接続されるとともに、第1特別図柄保留表示装置63、第2特別図柄保留表示装置64及び普通図柄保留表示装置66が接続されている。主制御基板80は、出力ポート(図示せず)を介して各表示装置61、62、65、63、64、66を制御する信号を各表示装置61、62、65、63、64、66に送信する。また、主制御基板80は、第1始動口検出センサ26a、第2始動口検出センサ27a、一般入賞口検出センサ24a及び第1大入賞口検出センサ28cの検出結果に基づき、各入球口(第1始動口26、第2始動口27、普通入賞口24a、24b、24c、24d、大入賞口)に入球した遊技球に対応した賞球数を払い出させる賞球要求信号を払出制御基板86に送信する。
さらに、主制御基板80の出力側には遊技情報出力端子板87が接続されている。主制御基板80は、出力ポートを介して、所定の遊技に関する情報(以下、遊技情報という)が変換された外部信号を遊技情報出力端子板87に送信する。遊技情報出力端子板87には遊技機1の外側に設けられた遊技情報表示装置88及び遊技店のホールコンピュータが接続されており、遊技情報出力端子板87からは所定の遊技情報(外部信号)が遊技情報表示装置88及びホールコンピュータに送信される。遊技者には、所定の遊技情報が遊技情報表示装置88で出力(表示)されることで、遊技機(台)選びの判断材料が提供されることになる。一方、遊技店は、所定の遊技情報がホールコンピュータに接続された表示装置やプリンターで出力(表示・印刷)されることで、各遊技機の稼働状況を把握することができる。
演出制御基板81は、主に遊技中や待機中等の各演出を制御する。この演出制御基板81は、サブCPU81a、サブROM81b、サブRAM81cを備えており、主制御基板80に、この主制御基板80から演出制御基板81への一方向に通信可能に接続されている。また、演出制御基板81の入力側には、移動検出センサ120が接続されている。演出制御基板81は、外ガラス102が押圧操作されると、この押圧操作されたことを示す押圧検出信号が移動検出センサ120から送られる。
サブCPU81aは、主制御基板80から送信されたコマンド、または、移動検出センサ120や図示しないタイマからの受信信号に基づいて、サブROM81bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、この処理に基づいて、コマンドをランプ制御基板84や画像制御基板85に送信する。サブRAM81cは、サブCPU81aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
払出制御基板86は、遊技球の発射制御と遊技球の払い出し制御とを行う。この払出制御基板86は、払出CPU86a、払出ROM86b、払出RAM86cを備えており、主制御基板80及び発射制御基板36に対して、双方向に通信可能に接続されている。
払出CPU86aの入力側には、遊技機1に設けられた貯留タンクから所定数の遊技球を遊技者に払い出すための払出装置から遊技球が払い出されたか否かを検知する払出球計数スイッチ89が接続されている。また、払出CPU86aの入力側には、球貸しボタン74の操作を検出する球貸しボタン検出スイッチ74aと、返却ボタン75の操作を検出する返却ボタン検出スイッチ75aとが設けられている。
払出CPU86aは、払出球計数スイッチ35aからの払出球検知信号と、球貸しボタン検出スイッチ74aからの球貸しボタン操作検出信号と、返却ボタン検出スイッチ75aからの返却ボタン操作検出信号と、タイマからの受信信号とに基づいて、払出ROM86bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、この処理に基づいて、対応するデータを主制御基板80に送信する。
払出制御基板86の出力側には、貯留タンクから所定数の遊技球を遊技者に払い出すための払出装置の払出駆動部90が接続されている。払出CPU86aは、主制御基板80から送信された賞球要求信号に基づいて、払出ROM86bから所定のプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、払出装置を制御して所定の遊技球を遊技者に払い出す。このとき、払出RAM86cは、払出CPU86aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
また、払出CPU86aは、遊技機1の外側に設けられた遊技球貸出装置(カードユニット)7が払出制御基板86に接続されているか否かを確認し、遊技球貸出装置7が接続されていれば、発射制御基板36に遊技球を発射させることを許可する発射制御データを送信する。
払出制御基板86の出力側には、表示部76(図1参照)に設けられた遊技情報表示基板76aが接続されている。払出CPU86aは、遊技球貸出装置7から受信したデータに基づいて、遊技球貸出装置7のカード挿排口に挿入されたカードの残高を表示部76に表示するとともに、球貸しボタン74が有効中である、即ち、遊技球貸出装置7を用いた玉貸し可能であるか否かを表示部76に表示する。
発射制御基板36は、払出制御基板86から発射制御データを受信すると発射部39による発射の許可を行う。そして、操作ハンドル34に設けられたタッチセンサ34aからのタッチ信号と発射指示部材35に連動する発射ボリューム35aからの入力信号とを読み出し、発射部の発射用ソレノイド34bを通電制御し、遊技球を発射させる。
本実施形態では、発射用ソレノイド34bの回転速度は、発射制御基板36に設けられた水晶発振器の出力周期に基づく周波数から、約99.9(回/分)に設定されている。これにより、1分間における発射遊技数は、発射用ソレノイド34bが1回転する毎に1個発射されるため、約99.9(個/分)となる。
ランプ制御基板84は、各基板と同様に、ランプCPU84a、ランプROM84b、ランプRAM84cを備えており、遊技盤2に設けられた電飾装置54の発光体72(LED)を点灯制御し、また演出用役物装置67、68を作動させるソレノイドやモータ等の駆動源を通電制御する。このランプ制御基板84は、演出制御基板81に接続されており、演出制御基板81から送信されたコマンドに基づいて、前述した各制御を行う。
具体的には、ランプ制御基板84は、遊技中における特定のリーチ演出に際し、外ガラス102の押圧操作を促すガイダンスが画像表示装置11に表示され前に、演出制御基板81から送信されたコマンドに基づいて、電飾装置54の発光体(LED)を点灯制御し、また演出用役物装置67,68を作動させる。
画像制御基板85は、少なくとも画像表示装置11に表示される動画や静止画等の画像を制御する画像制御部85Bと、スピーカ45bから出力される音を制御する音声制御部85Cと、画像制御部85B及び音制御部85Cを統括制御する統括部85Aとを有する。
画像制御基板85の統括部85Aは、演出制御基板81から送信される演出確定コマンドを受信し、統括部85Aの統括CPU85A1が画像表示装置11に表示される画像の制御及びスピーカ45bから出力される音の制御を行う。統括ROM85A2には、この統括CPU85A1の実行する制御プログラムが記憶されている。統括CPU85A1は、統括ROM85A2が接続されるとともに、統括RAM85A3が接続されており、統括CPU85A1の動作に必要な制御プログラムが読み出されるようになっている。
また、統括CPU85A1は、画像制御部85Bの画像CPU85B1、及び、音制御部85Cの音CPU85C1に接続される。画像CPU85B1は画像表示装置11に表示させる画像に対応する画像信号を生成し、生成した画像信号を画像表示装置11の駆動回路に送信する。一方、音CPU85C1は、スピーカ45bから出力させる音に対応する音信号を生成し、生成した音信号をスピーカ45bの駆動回路に送信する。
画像CPU85B1には、画像ROM85B2が接続されている。画像ROM85B2には、画像CPU85B1の実行する制御プログラムが記憶されている。画像ROM85B2からは、画像CPU85B1の動作に必要な制御プログラムが画像CPU85B1の制御により読み出されるようになっている。また、画像CPU85B1は、画像表示装置11に表示する、例えば背景、キャラクタ、装飾図柄等の画像に係る画像データも予め記憶されている。また、画像CPU85B1は、生成した画像信号を展開して記憶させる画像RAM85B3にも接続されている。
なお、画像CPU85B1は、画像表示装置11に対して、背景画像表示処理、装飾図柄表示処理、キャラクタ画像表示処理など各種画像処理を実行するが、背景画像、装飾図柄画像、キャラクタ画像は、画像表示装置11の表示画面上において重畳表示される。すなわち、装飾図柄画像やキャラクタ画像は背景画像よりも手前に見えるように表示される。このとき、同一位置に背景画像と図柄画像が重なる場合、Zバッファ法など周知の陰面消去法により各画像データのZバッファのZ値を参照することで、図柄画像を優先して画像RAM85B3に記憶させる。
一方、音CPU85C1にも、音声ROM85C2が接続されている。音声ROM85C2には、音CPU85C1の実行する制御プログラムが記憶されている。音声ROM85C2からは音85C1の動作に必要な制御プログラムが音CPU85C1の制御により読み出されるようになっている。音85C1には、スピーカ45b、から出力される音の音データも予め記憶されている。また、音CPU85C1は、生成した音信号を展開して記憶する音RAM85C3にも接続されている。
演出制御基板81は、遊技中における特定のリーチ演出に際し、外ガラス102の押圧操作を促すガイダンスが画像表示装置11に表示されるときに、移動検出センサ120によって外ガラス102が移動した旨の検出信号を受け取ると、演出確定コマンドを画像制御基板85に送信し、この演出確定コマンドを受信した画像制御基板85の統括部85Aは、画像表示装置11に表示される画像の少なくとも一部を変更する制御及びスピーカ45bから出力される音の制御を行う。
このため、遊技中における特定のリーチ演出に際して画像表示装置11に表示される画像の近くの外ガラス102を押圧操作することができるので、表示された画像に対して直接的に操作を行うような外ガラス102の押圧操作が可能になる。
前述した遊技情報出力端子板87は、主制御基板80において生成された外部信号を遊技店のホールコンピュータ及び遊技情報表示装置88に伝達するための中継的な基板である。本実施形態においては、遊技情報出力端子板87は出力側で遊技情報表示装置88にのみ直接接続されており、遊技情報表示装置88を介してホールコンピュータに接続されている。遊技情報出力端子板87は、主制御基板80と配線接続され、遊技店のホールコンピュータ等と接続をするためのコネクタが設けられている。
なお、実施形態では遊技情報出力端子板87は遊技情報表示装置88を介してホールコンピュータに接続されているが、遊技情報出力端子板87から遊技情報表示装置88及びホールコンピュータの双方に接続される構成でもよい。また、遊技情報出力端子板87はホールコンピュータを介して遊技情報表示装置88に接続される構成でもよい。
前述した払出情報出力端子板91は、払出制御基板86において生成された、賞球払出個数を示す賞球要求信号及び貸し球払出個数を示す球貸要求信号をホールコンピュータに出力するための中継的な基板である。本実施形態においては、払出情報出力端子板91も遊技情報表示装置88を介してホールコンピュータに接続されている。払出情報出力端子板91は、払出制御基板86と配線接続され、遊技店のホールコンピュータ等と接続をするためのコネクタが設けられている。
なお、実施形態では払出情報出力端子板91は遊技情報表示装置88を介してホールコンピュータに接続されているが、払出情報出力端子板91から遊技情報表示装置88及びホールコンピュータの双方に接続される構成でもよい。また、払出情報出力端子板91はホールコンピュータを介して遊技情報表示装置88に接続される構成でもよい。
電源基板92は、コンデンサからなるバックアップ電源を備えており(図示せず)、遊技機に供給する電源電圧を監視し、電源電圧が所定値以下となったときに、電断検知信号を主制御基板80に出力する。より具体的には、電断検知信号がハイレベルになるとメインCPU80aは動作可能状態になり、電断検知信号がローレベルになるとメインCPU80aは動作停止状態になる。バックアップ電源はコンデンサに限らず、例えば、電池でもよく、コンデンサと電池とを併用してもよい。
このように、本発明に係わる遊技機1は、図1、図4に示すように、外ガラス102が枠体110に押圧操作可能に支持され、外ガラス102が押圧操作されて移動すると、この移動が移動検出センサ120によって検出され、この検出信号に基づいて画像制御基板85の統括部85A(図7参照)が、画像表示装置11に表示される画像の少なくとも一部を変更する制御及びスピーカ45bから出力される音の制御を行う。このため、遊技中における特定のリーチ演出に際して画像表示装置11に表示される画像の近くの外ガラス102を押圧操作することができるので、表示された画像に対して直接的に操作を行うような外ガラス102の押圧操作を行うことが可能になる。従って、画像に対応するような押圧操作が可能になり、遊技者が愉快に感じながら外ガラス102を押圧操作することが可能な遊技機1を提供することができる。
なお、前述した実施例では、画像表示装置11に表示される画像に対して直接的に操作を行うような外ガラス102の押圧操作について説明したが、画像表示装置11に表示される画像を変えたいときに外ガラス102を押圧操作すると、画像が変わるようにしてもよい。このようにすると、画像表示装置11に近接配置された外ガラス102を押圧操作することで、画像表示装置11を直接的に操作するような印象を遊技者に与えることができるので、遊技者は愉快に感じながら外ガラス102の押圧操作を行うことができる。
1 遊技機
10 遊技盤
11 画像表示装置(画像表示部)
81 演出制御基板(演出制御部)
101 内ガラス
102 外ガラス
110 枠体
114 ゴム(弾性体)
120 移動検出センサ

Claims (2)

  1. 遊技盤に設けられた画像表示部と、前記遊技盤の前方において前記遊技盤との間で遊技球の流路を構成するように配置される内ガラスと、前記内ガラスの前方に対向配置される外ガラスと、前記外ガラスを前記遊技盤の前方に配設して支持する枠体とを備える遊技機において、
    前記外ガラスは、前記枠体に対して押圧操作可能に移動自在に支持され、
    前記外ガラスが前記枠体に対して移動したか否かを検出する移動検出センサと、
    前記移動検出センサによって前記外ガラスが前記枠体に対して移動したことが検出されると、前記画像表示部に表示される図柄の少なくとも一部を変更する演出制御部と
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記外ガラスの押圧操作される側の面と反対側の面に接触するように前記枠体に設けられ、前記外ガラスの押圧操作時に該外ガラスの押圧方向側への移動を許容し、押圧操作が解除されると前記外ガラスを元の位置に戻す弾性体を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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