JP2009000382A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009000382A
JP2009000382A JP2007165508A JP2007165508A JP2009000382A JP 2009000382 A JP2009000382 A JP 2009000382A JP 2007165508 A JP2007165508 A JP 2007165508A JP 2007165508 A JP2007165508 A JP 2007165508A JP 2009000382 A JP2009000382 A JP 2009000382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
gaming machine
time
cpu
control board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007165508A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Kurita
智昭 栗田
Takeaki Sueoka
丈明 末岡
Masaru Matsuno
勝 松野
Atsushi Ishigaki
敦士 石垣
Takao Komori
隆男 小森
Tomoe Toguchi
巴 戸口
Masayasu Kobayashi
雅康 小林
Yasutaka Matsumoto
靖孝 松本
Nana Nomura
奈々 野村
Yuji Matsuyama
裕司 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2007165508A priority Critical patent/JP2009000382A/ja
Publication of JP2009000382A publication Critical patent/JP2009000382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

【課題】画像表示装置の前面側に遮蔽部材を備えた遊技機において、遮蔽部材が初期位置にない状態が長時間継続するのを防止する遊技機を提供する。
【解決手段】副制御基板500のCPU501は、払出処理が終了してからの時間を計時し、計時された時間が払出処理が終了してから投入処理が行われることなく5分に達したことを契機として、シャッター部材81,82を初期位置に駆動させる。
【選択図】図11

Description

本発明は、遊技機に関し、特に、画像表示装置の前面側にシャッターを備えた遊技機に関する。
従来、一般的にパチスロ機と呼ばれる回胴式の遊技機が存在する。このような遊技機では、遊技者が遊技媒体としてのメダルを投入してスタートレバーを押下すると、3つのリールを回転させ、リールの周囲に配置された複数種類の図柄を表示窓内で変動表示させるとともに役抽選を行う。次いで、遊技者が3つの停止ボタンを押下すると、当選役に対応する図柄を所定の入賞態様で表示窓内に表示させるようにリールの停止制御を行う。この結果、当選役に対応する図柄が所定の入賞態様で表示窓内に表示された場合に入賞が成立し、メダルの払出し等の所定の利益を遊技者に付与する。以上のような一連の動作を1遊技といい、この1遊技が繰り返されて遊技が進行する。
このような遊技機は、画像表示装置、ランプ、スピーカ等を備えており、これらを利用して様々な演出が行われている。例えば、電源投入後の初期状態においては、遊技者がその遊技機が空き台であることを認識できるように画像表示装置にデモ画面を表示し、遊技中には抽選結果や遊技者の操作に応じて画像表示装置に各種演出画像を表示している。
さらに、近年では、画像表示装置、ランプ、スピーカ等を用いた演出のみならず、シャッター等の遮蔽部材を用いた演出が行われている。遮蔽部材を用いた演出としては、リール停止操作や表示領域に表示された画像に応じて、画像表示装置の前面側に設けられた遮蔽部材を駆動させるというものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−540号公報
上記のような遮蔽部材を備えた遊技機に電源が投入されると、遮蔽部材は初期位置に駆動される。したがって、遮蔽部材が初期位置にあることで遊技者はその遊技機が空き台であることを容易に認識することができる。しかしながら、1遊技が終了した時に遮蔽部材が初期位置以外の位置で停止し、その後その遊技機が空き台となった場合、遮蔽部材が初期位置にない状態が継続するため、遊技者はその遊技機が空き台であることを容易に認識することができない。遮蔽部材が初期位置になくても、画像表示装置にデモ画面が表示されていれば遊技者はその遊技機が空き台であることを認識し易いが、遮蔽部材が画像表示装置の表示領域を隠して停止している場合、デモ画面の表示に支障がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、画像表示装置の前面側に遮蔽部材を備えた遊技機において、遮蔽部材が初期位置にない状態が長時間継続するのを防止する遊技機を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、表示領域に画像を表示する画像表示装置と、前記表示領域の少なくとも一部を遮蔽可能な遮蔽部材と、該遮蔽部材を駆動させる駆動手段と、時間を計時する計時手段と、該計時手段により計時された時間が所定時間に達したことを契機として、前記遮蔽部材を初期位置に駆動させるように前記駆動手段を制御する遮蔽部材制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、遊技機の遮蔽部材制御手段は、計時手段により計時された時間が所定時間に達したことを契機として、遮蔽部材を初期位置に駆動させるように駆動手段を制御するため、遮蔽部材が初期位置にない状態が長時間継続するのを防止することができる。
上記構成において、遊技媒体の投入処理から払出処理までの一連の遊技の実行を制御する遊技制御手段をさらに備え、前記計時手段は、前記払出処理が終了してからの時間を計時し、前記遮蔽部材制御手段は、前記計時手段により計時された時間が、前記払出処理が終了してから前記投入処理が行われることなく所定時間に達したことを契機として、前記遮蔽部材を初期位置に駆動させるものとすることができる。
本発明によれば、遊技機の遮蔽部材制御手段は、計時手段により計時された時間が、払出処理が終了してから投入処理が行われることなく所定時間に達したことを契機として、遮蔽部材を初期位置に駆動させるため、投入処理が行われることなく遮蔽部材が初期位置にない状態が長時間継続するのを防ぐことができ、遊技者は遮蔽部材が初期位置にあるか否かで遊技機が空き台であるのかどうかを認識することが可能となる。
また、上記構成において、前記初期位置は、前記表示領域の少なくとも一部を開放する位置であるものとすることができる。
また、上記構成において、前記初期位置は、前記表示領域の全部を遮蔽する位置であるものとすることができる。
本発明によれば、遊技者は遮蔽部材が初期位置にあるか否かで遊技機が空き台か否かを認識することが可能となる。
また、上記構成において、前記計時手段により計時された時間が所定時間に達したことを契機として、前記表示領域に所定の画像を表示する画像制御手段をさらに備えるものとすることができる。
本発明によれば、遊技者は、表示領域に出力された画像によってその遊技機が空き台であるのか否かを認識することが可能となる。
上記構成において、前記計時手段は、一遊技媒体の投入から次の遊技媒体の投入までの時間を計時するものとすることができる。
本発明によれば、遊技媒体を一枚ずつ投入した場合にも対応できる。
本発明によれば、遊技機の遮蔽部材制御手段は、計時手段により計時された時間が所定時間に達したことを契機として、遮蔽部材を初期位置に駆動させるように駆動手段を制御するため、遮蔽部材が初期位置にない状態が長時間継続するのを防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同様の機能を有する箇所には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る遊技機の斜視図である。以下の説明においては、図1における左斜め下方を「前方」とし、右斜め上方を「後方」とし、左斜め上方を「左方」とし、また、右斜め下方を「右方」とする。
遊技機1は、外周面に複数種類の図柄が描かれた左、中、右3個のリール2a,2b,2c及びその他の各種遊技機器を収容した筐体3と、筐体3の前面に開閉可能に設けられた合成樹脂製の前扉4とを備える。前扉4の前面の略中央には、各リール2a,2b,2cの周囲に付された図柄を3コマずつ視認可能な透視窓42が設けられている。
透視窓42の下方には、遊技媒体としてのメダルを投入するためのメダル投入口20が設けられている。メダル投入口20の左方には、電気的に記憶されたクレジット状態のメダルから指定枚数分を掛数に設定するためのベットボタン21が設けられている。ベットボタン21の下方には、スタートレバー22及び停止ボタン23が設けられている。スタートレバー22は、押下されることによりリール2a,2b,2cの回転の契機を与える。停止ボタン23は、押下されることにより対応するリールの停止の契機を与える。前扉4の前面下部には、メダル放出口から放出されたメダルを溜めるメダル受皿41が設けられている。
前扉4の前面上部には、表示ユニット5が設けられている。図2は表示ユニット5の正面図、図3は表示枠を外した状態の表示ユニット5の正面図、図4は斜め前方から見た表示ユニット5の分解斜視図、図5は斜め後方から見た表示ユニット5の分解斜視図である。
表示ユニット5は、遊技状況に応じて、光源が点滅したり、後述の表示画面71に各種画像を表示させたり、表示画面71を開閉したりして遊技を演出するものである。図4に示すように、表示ユニット5は、前扉4の前面上部に固定される合成樹脂製の表示枠6と、画像を表示可能な表示画面71を有する表示装置7と、表示画面71を開閉する開閉装置8と、開閉装置8に動力を伝達するための左右の第1駆動装置10RA,10LA及び左右の第2駆動装置10RB,10LB(「駆動手段」に対応)と、表示枠6、画像表示装置7、開閉装置8及び各駆動装置10RA,10LA,10RB,10LBが取り付けられる合成樹脂製のベース部材11と、遊技状況に応じて点灯、消灯し、照明により遊技を演出するセンター照明装置12及び左右のサイド照明装置13とを備えている。なお、本発明における開閉装置8は、第1駆動装置10RA,10LAと、第2駆動装置10RB,10LBと、ベース部材11とを含むものとする。
画像表示装置7は、ベース部材11の裏面側中央に固定されるとともに、前面に液晶等で構成される表示画面71を有する。
ベース部材11は、表示枠6と共に前扉4の上部に固定されるとともに、画像表示装置7の表示画面71の大きさに相当する大きさの開口111を有し、開口111の裏面側両側部には、演出のための効果音を出力する左右のスピーカ14が取り付けられている。
開閉装置8は、画像表示装置7の表示画面71を挟むように、表示画面71の前面に沿って左右方向へ直線移動可能な左右の前シャッター部材81及び後シャッター部材82と、前シャッター部材81及び後シャッター部材82を左右方向へ移動可能に支持するためのガイド手段9とを備える。
ガイド手段9は、ベース部材11の前面に複数のボルト等(図示略)により固定され左右方向を向く上側ガイド91及び下側ガイド92と、上側ガイド91と下側ガイド92とを上下に連結する左右の連結板93とを有している。
上側ガイド91は、左右の前シャッター部材81の上部を左右方向へ移動可能に支持するための前シャッター部材用上部レール911と、左右の後シャッター部材82の上部を左右方向へ移動可能に支持するための後シャッター部材用上部レール912とを有している。
前、後シャッター部材用上部レール911,912は、互いに平行に配置されるとともに、縦断面形状がほぼ下向き開口コ字型をなしている。前シャッター部材用上部レール911は、後シャッター部材用上部レール912の上部に固定され、前シャッター部材用上部レール911及び後シャッター部材用上部レール912は、互いに上下方向に重畳するように配置される。
下側ガイド92は、左右の前シャッター部材81の下部を左右方向へ移動可能に支持するための前シャッター部材用下部レール921と、左右の後シャッター部材82の下部を左右方向へ移動可能に支持するための後シャッター部材用下部レール922とを有している。
前、後シャッター部材用下部レール921,922は、互いに平行に配置されるとともに、縦断面形状がほぼ上向き開口コ字型をなしている。後シャッター部材用下部レール922は、前シャッター部材用下部レール921の後部に固定され、前シャッター部材用下部レール921及び後シャッター部材用下部レール922は、互いに前後方向に重畳するように配置される。
各レール911,912,921,922の両端部には、各シャッター部材81,82の移動範囲を規制するストッパ94がそれぞれ設けられている。各ストッパ94は、各シャッター部材81,82の端部がそれぞれ当接することにより、各シャッター部材81,82の全開位置を決定する。
左右の連結板93は、画像表示装置7の表示画面71を遮ることがないように、互いに左右方向へ隔てて配置され、その上端部は、後シャッター部材用上部レール912の前面に連結され、また、同じく下端部は、前シャッター部材用下部レール921の後面と後シャッター部材用下部レール922の前面との間に連結される。
左右の前シャッター部材81は、合成樹脂で形成されており、表示画面71の少なくとも一部を遮蔽可能な部材である。左右の前シャッター部材81は、上部に設けられた上部スライド部813が前シャッター部材用上部レール911に左右方向に移動可能に係合し、また、下部に設けられた下部スライド部814が前シャッター部材用下部レール921に左右方向へ移動可能に係合することにより、表示画面71及び連結板93の前面に沿って左右方向へ移動可能に支持され、表示画面71を遮蔽する全閉位置(図2参照)と、表示画面71を開放するとともに、各スライド部813,814の端部がストッパ94に当接した全開位置(図1及び図3参照)との間を移動可能である。
前シャッター部材81の上部スライド部813は、前シャッター部材81の上部後面から後方へ突出形成され、前シャッター部材用上部レール911の下部と後シャッター部材用上部レール912の上部との間の隙間から進入して、前シャッター部材用上部レール911内に摺動可能に係合する。
図5に示すように、上部スライド部813の後面には、ラック816が左右方向に沿って設けられている。左側の前シャッター部材81に設けられているラック816は、左側の第1駆動装置10LAにおける後述のピニオン101LAに噛合し、また、右側の前シャッター部材81に設けられるラック816は、右側の第1駆動装置10RAにおける後述のピニオン101RAに噛合する。
左右の後シャッター部材82は、合成樹脂で形成されており、上部に設けられた上部スライド部821が後シャッター部材用上部レール912内に左右方向へ移動可能に係合し、また、下部に設けられた下部スライド部822が後シャッター部材用下部レール922内に左右方向へ移動可能に係合することにより、連結板93の後面及び表示画面71の前面に沿って左右方向へ移動可能に支持され、表示画面71を遮蔽する全閉位置と、表示画面71を開放するとともに、各スライド部821,822の端部がストッパ94に当接した全開位置との間を移動可能である。
後シャッター部材82における下部スライド部822の後面には、ラック825が左右方向に沿って設けられている。左側の後シャッター部材82に設けられるラック825は、左側の第2駆動装置10LBにおける後述のピニオン101LBに噛合し、また、右側の後シャッター部材82に設けられるラック825は、右側の第2駆動装置10RBにおける後述のピニオン101RBに噛合する。
後シャッター部材82における上部スライド部821と下部スライド部822の間に形成される正面視矩形状の遮蔽部823は、表示画面71を遮蔽する位置にあっても、表示画面71に表示される映像の輪郭や色彩を僅かに視認できる程度の半透明に形成される。
各駆動装置10LA,10RA,10LB,10RBは、ベース部材11の裏面に固定されるブラケット102LA,102RA,102LB,102RBと、各ブラケット102LA,102RA,102LB,102RBにそれぞれ取り付けられるモータ103LA,103RA,103LB,103RBと、各ブラケット102LA,102RA,102LB,102RBに対して上下方向を向く支軸(図示略)により回転可能に支持され、各モータ103LA,103RA,103LB,103RBの動力によりそれぞれ回転可能なピニオン101LA,101RA,101LB,101RBとをそれぞれ備えている。なお、モータ103LA,103RA,103LB,103RBには、例えば、ステッピングモータが用いられる。
図6は左右の第1駆動装置10RA,10LAの平面図、図7は左の第1、2駆動装置10LA,10LBの正面図である。図6及び図7に示すように、左右の第1駆動装置10LA,10RA同士、及び左右の第2駆動装置10LB,10RB同士は、それぞれ左右対称構造である。また、左の第1駆動装置10LAと左の第2駆動装置10LB同士、及び右の第1駆動装置10RAと右の第2駆動装置10RB同士は、それぞれ上下対称構造である。したがって、左の第1の駆動装置10LAと右の第2駆動装置10RB同士、及び左の第2駆動装置10LBと右の第1駆動装置10RA同士は、それぞれ同一構造となる。
各ブラケット102LA,102RA,102LB,102RBには、各シャッター部材81,82の全開位置及び全閉位置に相当する各ピニオン101LA,101RA,101LB,101RBの回転位置を検出するセンサー105と、センサー105が実装される電気基板がそれぞれ配置されている。なお、センサー105は、光電式のセンサーが用いられる。
各ブラケット102LA,102RA,102LB,102RBには、各ピニオン101LA,101RA,101LB,101RBの側面に設けられた突部に当接することにより、各ピニオン101LA,101RA,101LB,101RBを各シャッター部材81,82の全開位置に相当する回転位置に停止させるストッパ107が設けられている。
各ピニオン101LA,101RA,101LB,101RBの側面には、前述の突部108と、それぞれが各シャッター部材81,82の全開位置及び全閉位置に相当する回転位置にあるとき、センサー105の発光部と受光部との間を遮蔽する全開検出部109a,109bと、貫通孔の確認印109cが設けられている。
図7に示すように、各ブラケット102LA,102RAには、後端にボルト50によりベース部材11の裏面に締結される上向き取付片102a及び前端にボルト50によりベース部材11の裏面に締結される下向き取付片102bがそれぞれ設けられている。また、左の第1駆動装置101LAのピニオン101LAは、ブラケット103LAの上面における右部に枢支され、また、右の第1駆動装置10RAのピニオン101RAは、ブラケット103RAの上面における左部に枢支される。
各ブラケット102LB,102RBには、後端にボルト50によりベース部材11の裏面に締結される上向き取付片102a及び前端にボルト50によりベース部材11の裏面に締結される下向き取付片102bがそれぞれ設けられている。また、左の第2駆動装置101LBのピニオン101LBは、ブラケット103LBの下面における右部に枢支され、また、右の第2駆動装置10RBのピニオン101RBは、ブラケット103RBの下面における左部に枢支される。
左右の第1駆動装置10LA,10RAは、左、右の前シャッター部材81をそれぞれ左右方向へ移動させる。左右の第1駆動装置10LA,10RAは、ベース部材11の裏面上部の左右両側に取り付けられることにより、各ピニオン101LA,101RAがベース部材11の上部左右に設けられた横長の開口部112R,112Lからベース部材11の表面に露出して、左右の前シャッター部材81のラック816にそれぞれ噛合することにより、各モータ103LA,103RAの動力を左右の前シャッター部材81にそれぞれ伝達する。
左右の第2駆動装置10LB,10RBは、左、右の後シャッター部材82をそれぞれ左右方向へ移動させる。左右の第2駆動装置10LB,10RBは、ベース部材11の裏面下部の左右両側に取り付けられることにより、各ピニオン101LB,101RBがベース部材11の上部左右に設けられた横長の開口部113からベース部材11の表面に露出して、左右の後シャッター部材82のラック825にそれぞれ噛合することにより、各モータ103LB,103RBの動力を左右の後シャッター部材82にそれぞれ伝達する。
各駆動装置10LA,10RA,10LB,10RBは、シャッター制御基板(後述)からのパルス(励磁パターン)に基づいてモータ103LA,103RA,103LB,103RBを駆動させ、各ピニオン101LA,101RA,101LB,101RBを回転させることにより、左右の各シャッター部材81,82を駆動させることが可能である。
各シャッター部材81,82が全開位置及び全閉位置に達したときは、各ピニオン101LA,101RA,101LB,101RBの回転位置が各センサー105により検出され、各モータ103LA,103RA,103LB,103RBへの通電が停止される。
(制御回路構成)
次に、図8を参照して、遊技機1の制御回路構成を説明する。
リール始動スイッチ301は、スタートレバー22押下による検出信号を主制御基板400に送信し、リールユニット312におけるリール回転の契機を与える。ベットボタンスイッチ302は、ベットボタン21押下による検出信号を主制御基板400に送信し、クレジット状態のメダルから指定枚数分だけ掛数に設定する契機を与える。停止ボタンスイッチ303は、停止ボタン23押下による検出信号を主制御基板400に送信し、押下された停止ボタンに対応するリールの回転停止の契機を与える。メダルセンサスイッチ305は、メダル投入口20へのメダル投入による検出信号を主制御基板400に送信し、投入枚数分だけ掛数に設定する契機を与える。リセット回路307は、主制御基板400及び副制御基板500を初期状態にする。電源回路318は、回路全体に電力を供給する。ホッパ制御装置316は、主制御基板400からの指示を受けて、メダルをメダル放出口から放出する。リールユニット312は、各リール2a,2b,2cを各々回転させる3個のステッピングモータ、主制御基板400からの励磁パターンに基づいて各ステッピングモータを駆動させる駆動回路、及び各リール2a,2b,2cに取り付けられた各インデックス片検出時に検出信号を出力するインデックスセンサ(図示略)を備えている。
LED表示装置313は、副制御基板500からの指示を受けてセンター照明装置12、左右のサイド照明装置13等のLEDを選択的に点灯/消灯させる。ランプ表示装置314は、副制御基板500からの指示を受けて遊技機1に設けられた各種ランプを点滅させる。効果音発生装置315は、副制御基板500からの指示を受けて効果音をスピーカ14から出力する。
(主制御基板)
主制御基板400は、CPU401、ROM402及びRAM403を備えており、入力ポート(図示略)を介して各スイッチからの信号を取り込んで処理を行い、その処理に基づく各種のコマンドを出力ポート(図示略)を介して外部へ出力する。
RAM403には、入出力データ、役抽選用の乱数カウンタ、各種フラグ等が一時記憶される。ROM402には、当選役を決定するための役抽選テーブル、リール回転制御用の各種テーブル、副制御基板500に送信される各種コマンド等が記憶されている。
役抽選テーブルは遊技状態毎に設けられており、各役抽選テーブルには役の当選確率に応じた乱数と役との対応関係が設定されている。当選役の種類には、入賞により遊技者の利益が増加する傾向の遊技状態に移行する大役(ボーナス)や、ベル、スイカ、チェリー等の図柄が所定の態様で停止することで相対的に少量のメダルを払い出す小役が存在する。
ROM402に記憶されるコマンドには、図柄が停止した位置(停止出目)を通知するための停止番号コマンド、全リール2a,2b,2cが停止したことを通知するための回胴停止後コマンド、役抽選の結果を通知するための当選番号コマンド、現在の遊技状態を通知するための遊技状態コマンド、メダルが投入されたことを通知するための投入処理コマンド、リール2a,2b,2cの回転が始動したことを通知するための回胴回転コマンド、リールの停止操作があったことを通知するための操作回胴コマンド、及び、払出処理が終了したことを通知するための払出処理終了コマンドが存在する。
また、ROM402には遊技の実行を制御するためのプログラムが記憶されており、CPU401は当該プログラムに従って、役抽選、リール2a,2b,2cの回転及び停止、入賞判定、メダルの払出し等を制御する。
(副制御基板)
副制御基板500は、CPU501、ROM502及びRAM503を備えており、主制御基板400から受信したコマンドに基づいて各種演出の制御を行う。
RAM503には、入出力データ、演出抽選用の乱数カウンタ、タイマカウンタ値、各種フラグ等が一時記憶される。ROM502には、演出抽選用の各種テーブル、画像表示装置7に送信される液晶コマンド、シャッター制御基板600に送信されるシャッターコマンド等が記憶されている。
演出抽選用の各種テーブルには、演出抽選テーブル、演出組合せテーブル及び演出内容テーブルが存在する。演出抽選テーブルには、演出の当選確率に応じた乱数値と演出番号とが対応付けられて設定されている。演出組合せテーブルには、演出番号と、各操作毎(メダル投入、スタートレバー押下、停止操作等)の演出内容を識別する演出内容番号とが対応付けられて設定されている。演出内容テーブルには、演出内容番号と、各演出装置(シャッター部材81,82、表示画面71、LED、ランプ、スピーカ14等)における演出内容とが対応付けられて設定されている。
副制御基板500のROM502に記憶される液晶コマンドには、デモ画面の表示を指示するコマンド、及び、メダルが投入された場合に元の画面への復帰を指示する復帰コマンドが存在する。
ROM502に記憶されるシャッターコマンドには、シャッター部材81,82を全開位置に移動させるよう指示するシャッター全開コマンド、メダルが投入された場合に元の位置への復帰を指示する復帰コマンドが存在する。
また、副制御基板500のROM502には演出制御を行うためのプログラムが記憶されており、CPU501は当該プログラムを実行することにより、主に、時間を計時する計時手段、シャッター部材81,82の駆動を制御する遮蔽部材制御手段、画像表示装置7による画像の表示を制御する画像制御手段として機能する。
計時手段は、CPU501に内臓されたタイマーを用いて時間を計時する。
遮蔽部材制御手段は、メダルの払出処理が終了してから次の遊技のメダル投入に伴う投入処理(遊技を行うために必要な投入メダルの枚数が3枚であり分けて投入される場合は、1枚目、2枚目又は3枚目のメダルの投入処理)が行われることなく、計時手段により計時された時間が所定時間に達したことを契機として、シャッター部材81,82を初期位置に駆動させる。ここで、本実施形態においては、シャッター部材81,82の初期位置は、遊技機1に電源が投入された初期状態時の位置であり、その位置は全開位置であるものとする。また、所定時間は5分であるものとする。
画像制御手段は、計時手段により計時された時間が所定時間に達したことを契機として、画像表示装置7の表示画面71に所定の画面を表示する。ここで、本実施形態においては、所定の画面は、遊技機1に電源が投入された初期状態時に表示されるデモ画面であるものとする。
(画像表示装置)
画像表示装置7は、CPU701、RAM702、ROM703及びVDP(Video Display Processor)704を備えている。RAM702には入出力データや演出に関するデータが一時記憶される。ROM703にはデモ画面その他演出用の画像データが記憶されている。画像表示装置7のCPU701は、副制御基板500からの液晶コマンドに応じた画像データをROM703から取得し、VDP704を介して表示装置71に画像を表示する。
(シャッター制御基板)
シャッター制御基板600は、CPU601、ROM602及びRAM603を備えている。RAM603には、入出力データやシャッター部材81,82の位置情報等のシャッター部材81,82の動作を制御するためのデータが一時的に記憶される。ROM602には、シャッター部材81,82の動作を制御するための励磁パターンが記憶されている。励磁パターンは、各駆動装置10LA,10RA,10LB,10RBに逐次出力され、これにより、各モータ103LA,103RA,103LB,103RBが駆動されて、各シャッター部材81,82が駆動される。
また、ROM602にはシャッター部材81,82の駆動を制御するためのプログラムが記憶されている。CPU601は当該プログラムに従って、シャッターコマンドに応じた励磁パターンを各駆動装置10LA,10RA,10LB,10RBに逐次出力し、シャッター部材81,82を駆動する。また、CPU601は、各駆動装置10LA,10RA,10LB,10RBに設けられた各センサー105からの信号を受信してシャッター部材81,82の現在位置を把握し、当該現在位置をROM603に保存する。
(主制御基板が行う処理)
次に、図9に示すフローチャートを参照して、主制御基板400のCPU401が行う遊技制御のためのメイン処理について説明する。遊技機1に電源が投入されると、主制御基板400のCPU401は各種初期設定を行い初期状態となる。この初期状態においては、シャッター部材81,82は全開位置にあり、画像表示装置7の表示画面71にはデモ画面が表示されている。
ステップS101において、CPU401はメダルの投入を監視する。ベットボタンスイッチ302又はメダルセンサスイッチ305からの検出信号を受信した場合、CPU401はメダルが投入されたと判定し、投入処理コマンドを副制御基板500に送信する。
ベットボタンスイッチ30のメダル投入の単位が1枚である場合は、1回目のベットボタンスイッチ30の操作で、メダル投入1枚目コマンドを副制御基板500に送信する。次いで、2回目のベットボタンスイッチ30の操作で、メダル投入2枚目コマンドを送信する。次いで、3回目のベットボタンスイッチ30の操作で、メダル投入3枚目コマンドを送信する。一方、ベットボタンスイッチ30のメダル投入の単位が3枚である場合は、ベットボタンスイッチ30の1回の操作で、メダル投入3枚目コマンドを副制御基板500に送信する。また、メダルセンサスイッチ305がメダルを1枚検出すると、メダル投入1枚目コマンドを副制御基板500に送信する。次いで、メダルセンサスイッチが2枚目のメダルを検出すると、メダル投入2枚目コマンドを送信する。次いで、メダルセンサスイッチが3枚目のメダルを検出すると、メダル投入3枚目コマンドを送信する。ここで、メダル投入1枚目コマンド、メダル投入2枚目コマンド、及び、メダル投入3枚目コマンドの総称が投入処理コマンドである。
次いで、CPU401は、スタートレバー22の押下を監視する(ステップS102)。リール始動スイッチ301からの検出信号を受信した場合、CPU401はスタートレバー22が押下されたと判定する。
メダルが投入済みで、かつ、スタートレバー22が押下されたと判定した場合(ステップS103;Y)、CPU401は抽選処理を行う(ステップS104)。具体的には、CPU401は、RAM403内の役抽選用の乱数カウンタから乱数値を抽出し、さらに、現在の遊技状態に応じた役抽選テーブルを参照して、乱数値に対応する当選役を決定する。そして、CPU401は、当選役を通知するための当選番号コマンド及び現在の遊技状態を通知するための遊技状態コマンドを副制御基板500に送信する。
次に、CPU401は、リール回転の指示をリールユニット312に出力することにより、リール2a,2b,2cを回転させる(ステップS105)。この時に、CPU401は、回胴回転コマンドを副制御基板500に送信する。
次に、CPU401は、停止ボタン23の押下を監視する。停止ボタンスイッチ303からの検出信号を受信した場合、CPU401は停止ボタン23が押下されたと判定し、操作回胴コマンドを副制御基板500に送信する。そして、CPU401は、当選役に係る図柄が透視窓42内に停止表示されるように制御を行いながら、押下された停止ボタンに対応するリールを停止させる(ステップS106)。この時に、CPU401は、停止出目を通知するための停止番号コマンドを副制御基板500に送信する。
次に、CPU401は、全てのリール2a,2b,2cが停止済みか否かを判定する(ステップS107)。何れかのリールが回転している場合(ステップS107;N)、ステップS106に戻り、CPU401は停止ボタン23の押下を監視する。
一方、全てのリール2a,2b,2cが停止済みであると判定した場合(ステップS107;Y)、CPU401は、回胴停止後コマンドを副制御基板500に送信するとともに、当選役に係る図柄が所定の態様で停止表示されることにより入賞が成立したか否かを判定する(ステップS108)。CPU401は入賞結果に応じたメダルの払出処理を行い(ステップS109)、払出し終了コマンドを副制御基板500に送信して、1遊技が終了する。
(副制御基板が行う処理)
次に、図10及び図11を参照して、副制御基板500のCPU501が行う処理について説明する。
(サブメインフロー)
まず、図10を参照して、副制御基板500のCPU501が行うサブメイン処理について説明する。
副制御基板500のCPU501は、主制御基板400からのコマンドを監視し(ステップS201)、主制御基板400からコマンドを受信すると(ステップS201;Y)、CPU501はタイマーをリセットし、計時を開始する。
受信したコマンドが停止番号コマンドである場合(ステップS202;Y)、CPU501は、停止番号コマンドから停止出目を判断し、RAM503に停止出目を記憶する(ステップS203)。
受信したコマンドが回胴停止後コマンドである場合(ステップS202;N、ステップS204;Y)、CPU501は入賞判定処理を行う(ステップS205)。具体的には、CPU501は、RAM503に記憶しておいた停止出目から、図柄が当選役に対応する態様で停止したか否かを判断する。図柄が当選役に対応する態様で停止した場合、CPU501は入賞が成立したと判定し、ランプ等を用いた入賞の演出の指示を行う。
受信したコマンドが抽選系コマンド(当選番号コマンド又は遊技状態コマンド)である場合(ステップS202;N、ステップS204;N、ステップS206;Y)、CPU501は演出抽選処理を行う(ステップS207)。具体的には、CPU501は、RAM503内の乱数カウンタから抽出した乱数値、当選役及び現在の遊技状態に対応する演出番号を演出抽選テーブルから取得し、当該演出番号に対応する各操作毎の各演出装置における演出内容を演出組合せテーブル及び演出内容テーブルから取得する。そして、当該取得した各操作毎の各演出装置における演出内容をRAM503に保存しておく。
一方、受信したコマンドが操作系コマンド(投入処理コマンド、回胴回転コマンド又は操作回胴コマンド)である場合、(ステップS202;N、ステップS204;N、ステップS206;N、ステップS208;Y)、CPU501は復帰処理を行う(ステップS209)。具体的には、受信したコマンドがメダル投入1枚目コマンド、メダル投入2枚目コマンド、もしくはメダル投入3枚目コマンドであり、かつ、現在、表示画面71にデモ画面が表示されている場合、CPU501は、後述する遊技メダル投入待ち処理のステップS302で保存しておいた位置にシャッター部材81,82を復帰させるための復帰コマンドをシャッター制御基板600に送信するとともに、保存しておいた画像を表示画面71に表示させるための復帰コマンドを画像表示装置7に送信する。これにより、シャッター位置及び表示画像は元の状態に復帰する。
次いで、CPU501は演出処理を行う(ステップS210)。具体的には、CPU501は、ステップS207においてRAM503に記憶しておいた各操作毎の各演出装置における演出内容に基づいて、受信した操作系コマンドで通知された操作に対応する演出内容の実行を指示するコマンドを各演出装置に送信する。
一方、受信したコマンドが、停止番号コマンド、回胴停止後コマンド、抽選系コマンド、操作系コマンドの何れでもないと判定した場合(ステップS202;N、ステップS204;N、ステップS206;N、ステップS208;N)、CPU501は、そのコマンドに応じたその他の処理を行う(ステップS211)。
(遊技メダル投入待ち処理)
次に、図11を参照して、副制御基板500のCPU501が行う遊技メダル投入待ち処理について説明する。この処理は、払出処理が終了してからメダル投入3枚目コマンドを受信するまでの間に、所定の周期(例えば、1msec(ミリ秒))で実行される割込処理である。
まず、CPU501は、タイマーのタイマカウンタ値をチェックして、メダル投入1枚目コマンドを受信する前であれば、払出し処理終了コマンドを受信してから計時された時間が所定時間(本実施形態では、5分)を経過したか否かを判定する。また、メダル投入1枚目コマンドを受信した後且つメダル投入2枚目コマンドを受信する前であればメダル投入1枚目コマンドを受信してから計時された時間、メダル投入2枚目コマンドを受信した後であればメダル投入2枚目コマンドを受信してから計時された時間が所定時間(本実施形態では、5分)を経過したか否かを判定する(ステップS301)。所定時間を経過したと判定した場合は(ステップS301;Y)、CPU501は、シャッター部材81,82の現在位置及び表示画面71に表示されている画像についての情報をRAM503に保存する(ステップS302)。
次いで、CPU501は、シャッター制御基板600にシャッター全開コマンドを送信し(ステップS303)、画像表示装置7にデモ画面用の液晶コマンドを送信する(ステップS304)。
シャッター全開コマンドを受信したシャッター制御基板600のCPU601は、シャッター部材81,82を全開にする励磁パターンをROM602から取得して各駆動装置10LA,10RA,10LB,10RBに送信し、これにより、シャッター部材81,82は全開位置に駆動される。
また、デモ画面用の液晶コマンドを受信した画像表示装置7のCPU701は、ROM703からデモ画面を表示するための画像データを取得し、VDP704を介して表示画面71にデモ画面を表示する。
以上のように、払出処理の終了後メダルが投入されないまま5分が経過した場合に、シャッター部材81,82は全開位置に駆動され、さらに、画像表示装置7の表示画面71にデモ画面が表示されるため、遊技者は遊技機1が空き台であることを容易に認識し、その遊技機1で遊技を開始することができる。このように、シャッター部材81,82が初期位置にない状態が長時間継続するのを防いで、空き台の状態が長時間継続するのを防ぐことができる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(1)上述した実施形態においては、シャッター部材81,82の「初期位置」は全開位置であるとして説明したが、これに限定されることはなく、初期位置はシャッター部材81,82が表示画面71の少なくとも一部を開放する位置であってもよいし、或いは全閉位置であってもよい。なお、初期位置が全閉位置である場合は、表示画面71にデモ画面を表示することはできないが、遊技者はシャッター部材81,82が全閉位置にあることによって遊技機1が空き台であることを認識することが可能となる。
また、初期位置が表示画面71の少なくとも一部を開放する位置である場合、シャッター部材81,82は、遊技者が表示画面71に表示される画像がデモ画面であることを認識するのに支障にならない程度に開いていればよい。デモ画面には、空き台であることを報知する情報を表示してもよい。
(2)上述した実施形態においては、シャッター部材81,82の「初期位置」は、遊技機1に電源が投入されて遊技機1が初期状態になった時の位置であるとして説明したが、これに限らず、遊技者が、一般的に遊技機1が空き台である時のシャッター部材81,82の位置であると認識可能な位置であればよい。
(3)上述した実施形態では、計時手段は払出処理が終了してから、つまり、1遊技が終了してからの時間を計時するとして説明したが、これに限定されることはない。例えば、第3リール停止ボタンが押下された場合及び入賞判定処理が行われた場合は必ず1遊技が終了するため、第3リール停止ボタンが押下されてから、又は、入賞判定処理が終了してからの時間を計時してもよい。なお、所定時間経過後にシャッター部材81,82を初期位置に戻すことのみを目的とする場合には、計時の開始時期はいつでもよい。
(4)上述した実施形態に係る遊技機1は、左右の前シャッター部材81と左右の後シャッター部材82とを備えているとして説明したが、シャッター部材の数はこれに限定されることはなく任意でよい。例えば、左右の前シャッター部材81のみを備えていてもよい。
(5)上述した実施形態では、遊技機1は遊技媒体をメダルとする回胴式の遊技機であるとして説明したが、これに限定されることはなく、遊技機1を遊技媒体がパチンコ玉であるパチンコ機その他の遊技機とすることが可能である。
本発明の実施形態に係る遊技機の斜視図である。 同実施形態に係る表示ユニットの正面図である。 同実施形態に係る表示枠を外した状態の表示ユニットの正面図である。 同実施形態に係る、斜め前方から見た表示ユニットの分解斜視図である。 同実施形態に係る、斜め後方から見た表示ユニットの分解斜視図である。 同実施形態に係る左右の第1駆動装置の平面図である。 同実施形態に係る左の第1、2駆動装置の正面図である。 同実施形態に係る遊技機の制御回路構成を示す図である。 同実施形態に係る主制御基板のCPUが行うメイン処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る副制御基板のCPUが行うサブメイン処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る副制御基板のCPUが行う遊技メダル投入待ち処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 遊技機
2a,2b,2c リール
3 筐体
4 前扉
5 表示ユニット
6 表示枠
7 画像表示装置
8 開閉装置
81 前シャッター部材
82 後シャッター部材
9 ガイド手段
10RA,10LA 第1駆動装置
10RB,10LB 第2駆動装置
11 ベース部材
12 センター照明装置
13 サイド照明装置
14 スピーカ
20 メダル投入部
21 ベットボタン
22 スタートレバー
23 ストップボタン
41 メダル受皿
42 透視窓
301 リール始動スイッチ
302 ベットボタンスイッチ
303 停止ボタンスイッチ
305 メダルセンサスイッチ
307 リセット回路
312 リールユニット
313 LED表示装置
314 ランプ表示装置
315 効果音発生装置
316 ホッパ制御装置
318 電源回路
400 主制御基板
500 副制御基板
600 シャッター制御基板

Claims (6)

  1. 表示領域に画像を表示する画像表示装置と、
    前記表示領域の少なくとも一部を遮蔽可能な遮蔽部材と、
    該遮蔽部材を駆動させる駆動手段と、
    時間を計時する計時手段と、
    該計時手段により計時された時間が所定時間に達したことを契機として、前記遮蔽部材を初期位置に駆動させるように前記駆動手段を制御する遮蔽部材制御手段と
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技媒体の投入処理から払出処理までの一連の遊技の実行を制御する遊技制御手段をさらに備え、
    前記計時手段は、前記払出処理が終了してからの時間を計時し、
    前記遮蔽部材制御手段は、前記計時手段により計時された時間が、前記払出処理が終了してから前記投入処理が行われることなく所定時間に達したことを契機として、前記遮蔽部材を初期位置に駆動させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記初期位置は、前記表示領域の少なくとも一部を開放する位置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記初期位置は、前記表示領域の全部を遮蔽する位置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  5. 前記計時手段により計時された時間が所定時間に達したことを契機として、前記表示領域に所定の画像を表示する画像制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  6. 前記計時手段は、一遊技媒体の投入から次の遊技媒体の投入までの時間を計時することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
JP2007165508A 2007-06-22 2007-06-22 遊技機 Pending JP2009000382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007165508A JP2009000382A (ja) 2007-06-22 2007-06-22 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007165508A JP2009000382A (ja) 2007-06-22 2007-06-22 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009000382A true JP2009000382A (ja) 2009-01-08

Family

ID=40317426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007165508A Pending JP2009000382A (ja) 2007-06-22 2007-06-22 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009000382A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014230701A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 株式会社大都技研 遊技台
JP2014230700A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 株式会社大都技研 遊技台
JP2016032563A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2017123964A (ja) * 2016-01-13 2017-07-20 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2018191739A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014230701A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 株式会社大都技研 遊技台
JP2014230700A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 株式会社大都技研 遊技台
JP2016032563A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2017123964A (ja) * 2016-01-13 2017-07-20 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2018191739A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008029484A (ja) 遊技機
JP2008295964A (ja) 遊技機
JP2009232926A (ja) 遊技台
JP6450427B2 (ja) 遊技機
JP2017060714A (ja) 遊技機
JP2009000382A (ja) 遊技機
JP2009000381A (ja) 遊技機
JP5305060B2 (ja) 遊技機
JP2016154601A (ja) 遊技機
JP4528160B2 (ja) 遊技台
JP2007252398A (ja) 遊技機
JP2012152621A (ja) 遊技機
JP6315495B2 (ja) 遊技機
JP6823920B2 (ja) 遊技機
JP4344711B2 (ja) 遊技機
JP5305258B2 (ja) 遊技機
JP5986554B2 (ja) 遊技機
JP6313151B2 (ja) 遊技機
JP6317205B2 (ja) 遊技機
JP2016022028A (ja) 遊技機
JP5382166B2 (ja) 遊技機
JP6199248B2 (ja) 遊技機
JP4985837B2 (ja) 遊技機
JP5201195B2 (ja) 遊技機
JP2004121534A (ja) 遊技機