JP2012029166A - パッケージ、パッケージの製造方法、圧電振動子、発振器 - Google Patents

パッケージ、パッケージの製造方法、圧電振動子、発振器 Download PDF

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Abstract

【課題】製造工数の削減を図るとともに、貫通電極のオーバーエッチングを防止できるパッケージ、パッケージの製造方法、圧電振動子、発振器を提供する。
【解決手段】互いに接合された複数の基板の間に形成されたキャビティ内に、圧電振動片を封入可能な圧電振動子であって、ベース基板2を厚さ方向に貫通する貫通孔24,25内に配置され、キャビティの内側と外側とを導通させる貫通電極13,14を有し、貫通電極13,14の露出面13a,14aをベース基板2の両面2a,2bよりも内側に窪んだ位置に配置することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、パッケージ、パッケージの製造方法、圧電振動子、発振器に関するものである。
近年、携帯電話や携帯情報端末機器には、時刻源や制御信号等のタイミング源、リファレンス信号源等として水晶等を利用した圧電振動子(パッケージ)が用いられている。この種の圧電振動子は、様々なものが知られているが、その1つとして、表面実装(SMD)型の圧電振動子が知られている。表面実装型の圧電振動子は、例えば互いに接合されたガラス材料からなるベース基板及びリッド基板と、両基板の間に形成されたキャビティと、キャビティ内に気密封止された状態で収納された圧電振動片(電子部品)とを備えている。
このような圧電振動子では、ベース基板に形成された貫通孔に貫通電極を形成し、この貫通電極によってキャビティ内の圧電振動片と、キャビティ外の外部電極とを電気的に接続する構成が知られている。
貫通電極を形成する方法としては、ベース基板に形成された貫通孔に、銀ペースト等の導電部材を充填し、焼成する方法がある。
しかしながら、この方法では、焼成により銀ペースト中の樹脂等の有機物が除去されて体積が減少するので、貫通電極の表面に凹部が生じたり、貫通電極に穴が開いたりすることがあった。そして、この貫通電極の凹部や穴がキャビティ内の気密性の低下や、圧電振動片と外部電極との導電性の悪化の原因となることがあった。
そこで、近時では、ベース基板に形成された貫通孔に貫通電極となる線材を溶着させることで、貫通電極を形成する方法が開発されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、まずベース基板となるガラス材料を加熱して軟化させる。そして、軟化状態のガラス材料に線材の一部分を植設して、ガラス材料を冷却することで、ガラス材料に線材を溶着する。次に、一方のガラス面に突出する線材部分を切断除去した後、ガラス材料を研磨する。この場合、貫通電極(線材)は、その両端面がガラス材料のガラス面に対して面一な状態で、ベース基板から露出している。
特開2007−67387号公報
しかしながら、上述した特許文献1の構成では、線材の溶着後、ガラス材料のガラス面を研磨することで、ガラス面から露出する線材の端面も研磨される。この際、研磨された線材がガラス面に広がることで、ガラス面が金属汚染されることになる。
この場合、ガラス面に広がった金属を除去するために、研磨後の後処理としてエッチング(例えば、ウェットエッチング)を行う必要があり、製造工数の増加に繋がるという問題がある。また、エッチング時に、線材におけるガラス材料に植設された部分がオーバーエッチングされる虞もある。
そこで本発明は、製造工数の削減を図るとともに、貫通電極のオーバーエッチングを防止できるパッケージ、パッケージの製造方法、圧電振動子、発振器を提供するものである。
上述した課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明に係るパッケージは、互いに接合された複数の基板の間に形成されたキャビティ内に、電子部品を封入可能なパッケージであって、前記複数の基板のうち、貫通電極形成基板を厚さ方向に貫通する貫通孔内に配置され、前記キャビティの内側と前記複数の基板の外側とを導通させる貫通電極を有し、前記貫通電極は、両端が前記貫通電極形成基板の表裏面側に露出するとともに、前記貫通電極における前記貫通電極形成基板からの露出部分のうち、少なくとも一端側の前記露出部分が、前記貫通電極形成基板の表裏面よりも内側に配置されていることを特徴としている。
この構成によれば、貫通電極を形成した後、貫通電極形成基板の表裏面を研磨することがあっても、貫通電極の露出面は研磨されないため、貫通電極形成基板が金属汚染されるのを抑制できる。これにより、研磨後における金属汚染解消のためのエッチング工程を削減できるので、製造工数を削減して、製造効率の向上を図ることができる。また、貫通孔内に配置された貫通電極がオーバーエッチングされることもないので、貫通電極を所望の形状に形成して、貫通電極を覆うように形成される電極膜との導通性を確保できる。
また、前記貫通電極は、柱状に形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、貫通電極と同径の線材を切断するだけの簡単な加工により貫通電極を作製できるので、低コスト化を図ることができる。
また、前記貫通電極は、球状に形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、貫通孔内に貫通電極を配置する際に、貫通電極の向きを意識することがなく配置できるので、製造効率をより向上できる。また、貫通電極は、貫通孔内において周面が覆われるように配置されるので、接合強度をより向上させ、貫通孔からの脱落を防止できる。
また、前記貫通電極は、板状に形成され、前記貫通電極の厚さ方向を前記貫通電極形成基板の厚さ方向に一致させた状態で前記貫通孔内に配置されるとともに、前記貫通電極の外周部分が前記貫通電極形成基板内に埋設されていることを特徴としている。
この構成によれば、貫通電極の外周部分を貫通電極形成基板内に埋設することで、貫通電極の接合強度を向上できる。
また、前記貫通電極は、多面体形状に形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、多面体形状の頂部を基準にして貫通孔内に配置することで、貫通電極の位置決めが容易になる。
また、前記貫通孔は、前記貫通電極が配置された貫通電極保持部と、前記貫通電極保持部から前記貫通孔の開口縁に向かうにつれ拡径するテーパ部とを有していることを特徴としている。
この構成によれば、貫通孔に開口縁側に向けて拡径されたテーパ部を形成することで、貫通電極を覆うように形成される電極膜の段切れを抑制できるとともに、例えばドライめっき法により電極膜を簡単に成膜できる。
また、前記貫通孔は、前記貫通電極形成基板の厚さ方向に沿って内径が一様に形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、貫通電極形成基板の両面において、貫通孔の開口面積の増大を抑制できるので、貫通孔が開口するキャビティの小型化を図り、小型のパッケージを提供できる。
また、前記貫通孔の開口縁は、曲面形状に形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、貫通孔の開口縁において、貫通電極を覆うように形成される電極膜の段切れを確実に抑制できる。
また、本発明のパッケージの製造方法は、互いに接合された複数の基板の間に形成されたキャビティ内に、電子部品を封入可能なパッケージの製造方法であって、前記複数の基板のうち、貫通電極形成基板を厚さ方向に貫通し、前記キャビティの内側と前記複数の基板の外側とを導通させる貫通電極を形成する貫通電極形成工程を有し、前記貫通電極形成工程では、第1治具及び第2治具のそれぞれの凸部間に前記貫通電極を挟み込んだ状態で、前記貫通電極形成基板を前記貫通電極に溶着させることを特徴としている。
この構成によれば、第1治具及び第2治具の凸部間で貫通電極を挟んだ状態で、貫通電極形成基板を貫通電極に溶着することで、貫通電極の露出部分は貫通電極形成基板の表裏面から内側に窪んだ状態で配置される。そのため、後に貫通電極形成基板の表裏面を研磨することがあっても、貫通電極の露出面は研磨されないため、研磨後の貫通電極形成基板が金属汚染されるのを抑制できる。これにより、研磨後における金属汚染解消のためのエッチング工程を削減できるので、製造工数を削減して、製造効率の向上を図ることができる。また、貫通孔内に配置された貫通電極がオーバーエッチングされることもないので、貫通電極を所望の形状に形成して、貫通電極を覆うように形成される電極膜との導通性を確保できる。
また、貫通電極形成基板と貫通電極の露出面との境界部分に、フィレットを形成できるので、貫通電極の接合強度を向上して、貫通電極の貫通孔からの脱落を防止できる。
また、本発明の圧電振動子は、上記本発明のパッケージの前記キャビティ内に、圧電振動片が気密封止されてなることを特徴としている。
この構成によれば、上記本発明のパッケージを備えているので、圧電振動片と貫通電極との導電性を確保することができる。また、貫通電極形成基板を貫通電極に溶着させているので、キャビティ内の気密性を確保することができる。その結果、信頼性の高い圧電振動子を提供することができる。
また、本発明に係る発振器は、上記本発明の圧電振動子が、発振子として集積回路に電気的に接続されていることを特徴としている。
この構成によれば、圧電振動片と貫通電極との導通性が安定して確保されている圧電振動子を用いているため、信頼性の高い発振器を提供することができる。
本発明に係るパッケージの製造方法及びパッケージによれば、製造工数の削減を図るとともに、貫通電極のオーバーエッチングを防止できる。
また、本発明に係る圧電振動子によれば、上記本発明のパッケージを備えているので、信頼性の高い圧電振動子を提供することができる。
本発明に係る発振器においては、上記本発明の圧電振動子を用いているため、信頼性の高い発振器を提供することができる。
実施形態に係る圧電振動子の外観斜視図である。 図2のA−A線に沿う側面断面図である。 圧電振動子のリッド基板を取り外した状態の平面図である。 圧電振動子の分解斜視図である。 図2のB部拡大図であり、(a)は断面図、(b)は平面図である。 実施形態に係る圧電振動子の製造方法のフローチャートである。 ウエハ接合体の分解斜視図である。 ベース基板用ウエハの断面図であり、ベース基板用ウエハ作製工程を説明するための工程図である。 貫通電極の他の構成を説明するためのベース基板(ベース基板用ウエハ)の断面図である。 貫通電極の他の構成を説明するためのベース基板(ベース基板用ウエハ)の断面図である。 貫通電極の他の構成を説明するためのベース基板(ベース基板用ウエハ)の断面図である。 (a)は貫通電極の他の構成を説明するためのベース基板(ベース基板用ウエハ)の断面図、(b)は平面図である。 貫通孔の他の構成を説明するためのベース基板(ベース基板用ウエハ)の断面図である。 貫通孔の他の構成を説明するためのベース基板(ベース基板用ウエハ)の断面図である。 貫通孔の他の構成を説明するためのベース基板(ベース基板用ウエハ)の断面図である。 貫通孔の他の構成を説明するためのベース基板(ベース基板用ウエハ)の断面図である。 貫通孔の他の構成を説明するためのベース基板(ベース基板用ウエハ)の断面図である。 第2実施形態における貫通電極形成工程を説明するための工程図である。 第3実施形態における貫通電極形成工程を説明するための工程図である。 ベース基板用ウエハの他の構成を示す断面図である。 第4実施形態における貫通電極形成工程を説明するための工程図である。 第4実施形態における貫通電極形成工程を説明するための工程図である。 実施形態に係る発振器の構成図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
(圧電振動子)
次に、本発明の第1実施形態に係る圧電振動子を、図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る圧電振動子の外観斜視図である。図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。図3は、圧電振動子のリッド基板を取り外した状態の平面図である。図4は、圧電振動子の分解斜視図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態の圧電振動子1は、ベース基板(貫通電極形成基板)2及びリッド基板3が接合膜23を介して陽極接合されたパッケージ26と、パッケージ26のキャビティCに収納された圧電振動片4と、を備えた表面実装型の圧電振動子1である。
圧電振動片4は、水晶の圧電材料から形成されたATカット型の振動片であり、所定の電圧が印加されたときに振動するものである。
この圧電振動片4は、平面視略矩形で厚さが均一の板状に加工された水晶板17と、水晶板17の両面に対向する位置で配置された一対の励振電極5,6と、励振電極5,6に電気的に接続された引き出し電極19,20と、引き出し電極19,20に電気的に接続されたマウント電極7,8と、を有している。マウント電極7は、水晶板17の側面電極15に電気的に接続され、励振電極6が形成された側の面に形成されたマウント電極7に電気的に接続されている。
励振電極5,6、引き出し電極19,20、マウント電極7,8及び側面電極15は、例えば、金(Au)の被膜で形成されている。なお、これらの膜は、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)やチタン(Ti)等の導電性膜の被膜あるいはこれら導電性膜のいくつかを組み合わせた積層膜により形成されていてもよい。
このように構成された圧電振動片4は、金からなるバンプ11,12を利用して、ベース基板2の第1面2aにバンプ接合されている。具体的には、ベース基板2の第1面2a(上面側)にパターニングされた後述する引き回し電極9,10上にバンプ11,12が形成され、そのバンプ11,12上に、一対のマウント電極7,8がそれぞれ接触した状態でバンプ接合されている。これにより、圧電振動片4は、ベース基板2の第1面2aからバンプ11,12の厚さ分、浮いた状態で支持されるとともに、マウント電極7,8と引き回し電極9,10とがそれぞれ電気的に接続された状態となっている。
リッド基板3は、ガラス材料、例えばソーダ石灰ガラスで形成された基板であり、ベース基板2が接合される接合面側には、圧電振動片4が収まる矩形状の凹部16が形成されている。この凹部16は、ベース基板2とリッド基板3とが重ね合わされたときに、圧電振動片4を収容するキャビティCとなるキャビティ用の凹部16である。そして、リッド基板3は、この凹部16をベース基板2側に対向させた状態でベース基板2に対して陽極接合されている。
図5は図2のB部拡大図であり、(a)は断面図、(b)は平面図である。なお図5においては、圧電振動片4やバンプ11等の記載を省略する。
図1〜5に示すように、ベース基板2は、ガラス材料、例えばソーダ石灰ガラスで形成された基板であり、リッド基板3に対して重ね合わせ可能な大きさで略板状に形成されている。
また、ベース基板2には、ベース基板2を貫通する一対の貫通孔24,25が形成されている。貫通孔24,25の一端は、キャビティC内を臨むように形成されている。具体的に、貫通孔24,25は、ベース基板2の対角上に位置するように形成され、ベース基板2の厚さ方向に沿って貫通する開口部が円形の貫通孔である。また、貫通孔24,25は、ベース基板2の厚さ方向中央部において、厚さ方向に沿って内径が一様に形成された等径部24a,25aと、等径部24a,25aの両端からベース基板2の両面2a,2bに向けて内径が漸次拡大するとともに、両面2a,2bでそれぞれ開口するテーパ部24b,25bとで形成されている。
そして、一対の貫通孔24,25には、貫通孔24,25を埋めるように形成された一対の貫通電極13,14が形成されている。これら貫通電極13,14は、貫通孔24,25を閉塞してキャビティC内の気密を維持しているとともに、後述する外部電極21,22と引き回し電極9,10とを導通させる役割を担っている。貫通電極13,14は、ベース基板2との溶着によって固定されており、貫通孔24,25を完全に塞いでキャビティC内の気密を維持している。貫通電極13,14は、例えば、コバールやFe−Ni合金(42アロイ)等の、熱膨張係数がベース基板2のガラス材料と近い(好ましくは同等か低め)材料により導電性の金属芯材であり、貫通電極13,14と略同径の線材を切断することで円柱形状に形成されている。なお、貫通電極13,14は角柱形状に形成してもよく、また貫通孔24,25の開口部の形状を矩形状に形成してもよい。
貫通電極13,14は、貫通孔24,25における等径部24a,25aの中に、軸方向とベース基板2の厚さ方向とが一致するようにして配設され、貫通電極13,14を通して安定した電気導通性が確保されている。したがって、貫通電極13,14は、テーパ部24b,25bの底部側でベース基板2の両面2a,2bから露出しており、貫通電極13,14におけるベース基板2からの露出面(露出部分)13a,14aは両面2a,2bよりも内側に窪んだ位置に配置されている。なお、貫通電極13,14の外周縁とベース基板2との境界部分には、貫通電極13,14の露出面13a,14aにおける径方向中央部に向けてガラス材料が濡れ広がったフィレット27が形成されている。
ベース基板2の第1面2a側には、導電性材料(例えば、アルミニウム、シリコン等)により、陽極接合用の接合膜23と、一対の引き回し電極9,10とがパターニングされている。このうち接合膜23は、リッド基板3に形成された凹部16の周囲を囲むようにベース基板2の周縁に沿って形成されている。なお、本実施形態では、ベース基板2とリッド基板3とを接合膜23を介して陽極接合しているが、これに限らず、無機材料(例えば、低融点ガラス)や、樹脂材料(例えば、ポリイミド)、金属(例えば、金−錫共晶拡散)を用いて両基板2,3を接合しても構わない。
一対の引き回し電極9,10は、一対の貫通電極13,14のうち、一方の貫通電極13と圧電振動片4の一方のマウント電極7とを電気的に接続するとともに、他方の貫通電極14と圧電振動片4の他方のマウント電極8とを電気的に接続するようにパターニングされている。具体的には、一方の引き回し電極9は、圧電振動片4のマウント電極7,8側に位置するように一方の貫通電極13の真上に形成されている。また、他方の引き回し電極10は、一方の引き回し電極9に隣接した位置から圧電振動片4に沿って、ベース基板2上の貫通電極13と対向する側に引き回しされた後、他方の貫通電極14の真上に位置するように形成されている。この際、引き回し電極9,10は、貫通孔24,25の内面形状に倣ってテーパ部24b,25bを覆うように形成されるとともに、テーパ部24b,25bの底部側で各貫通電極13,14の第1面2a側の露出面13a,14aにそれぞれ接続されている。
そして、これら一対の引き回し電極9,10上にバンプ11,12が形成されており、バンプ11,12を利用して圧電振動片4がマウントされている。これにより、圧電振動片4の一方のマウント電極7が、一方の引き回し電極9を介して一方の貫通電極13に導通し、他方のマウント電極8が、他方の引き回し電極10を介して他方の貫通電極14に導通するようになっている。
また、ベース基板2の第2面2b(下面側)には、一対の貫通電極13,14に対してそれぞれ電気的に接続される外部電極21,22が形成されている。つまり、一方の外部電極21は、一方の貫通電極13及び一方の引き回し電極9を介して圧電振動片4の第1の励振電極5に電気的に接続されている。また、他方の外部電極22は、他方の貫通電極14及び他方の引き回し電極10を介して圧電振動片4の第2の励振電極6に電気的に接続されている。この際、外部電極21,22は、貫通孔24,25の内面形状に倣ってテーパ部24b,25bを覆うように形成されるとともに、テーパ部24b,25bの底部側で各貫通電極13,14の第2面2b側の露出面13a,14aにそれぞれ接続されている。
このように構成された圧電振動子1を作動させる場合には、ベース基板2に形成された外部電極21,22に対して、所定の駆動電圧を印加する。これにより、圧電振動片4の第1の励振電極5及び第2の励振電極6からなる励振電極に電流を流すことができ、所定の周波数で振動させることができる。そして、振動を利用して、制御信号のタイミング源やリファレンス信号源等として利用することができる。
(圧電振動子の製造方法)
次に、上述した圧電振動子の製造方法について説明する。図6は、本実施形態に係る圧電振動子の製造方法のフローチャートである。図7は、ウエハ接合体の分解斜視図である。以下には、図7に示すように、複数のベース基板2が連なるベース基板用ウエハ40と、複数のリッド基板3が連なるリッド基板用ウエハ50との間に複数の圧電振動片4を封入してウエハ接合体70を形成し、ウエハ接合体70を切断することにより複数の圧電振動子1を同時に製造する方法について説明する。なお、図7に示す破線Mは、切断工程で切断する切断線を図示したものである。
図6に示すように、本実施形態に係る圧電振動子の製造方法は、圧電振動片作製工程(S10)と、リッド基板用ウエハ作製工程(S20)と、ベース基板用ウエハ作製工程(S30)と、を主に有している。そのうち、圧電振動片作製工程(S10)、リッド基板用ウエハ作製工程(S20)及びベース基板用ウエハ作製工程(S30)は、並行して実施することが可能である。
初めに、圧電振動片作製工程を行って図2〜図4に示す圧電振動片4を作製する(S10)。具体的には、まず水晶のランバート原石を所定の角度でスライスして一定の厚みのウエハとする。続いて、このウエハをラッピングして粗加工した後、ポリッシュ等の鏡面研磨加工を行って、一定の厚みのウエハとする。続いて、ウエハに洗浄等の適切な処理を施した後、ウエハをフォトリソグラフィ技術によって圧電振動片4の外形形状にパターニングするとともに、金属膜の成膜及びパターニングを行って、励振電極5,6、引き出し電極19,20、マウント電極7,8及び側面電極15を形成する。これにより、複数の圧電振動片4を作製する。
(リッド基板用ウエハ作製工程)
次に、図7に示すように、後にリッド基板3となるリッド基板用ウエハ50を、陽極接合を行う直前の状態まで作製するリッド基板用ウエハ作製工程を行う(S20)。まず、ソーダ石灰ガラスからなるリッド基板用ウエハ50を所定の厚さまで研磨加工して洗浄した後に、エッチング等により最表面の加工変質層を除去した円板状のリッド基板用ウエハ50を形成する(S21)。次いで、リッド基板用ウエハ50の接合面に、エッチングや型押し等の方法により行列方向にキャビティ用の凹部16を複数形成する凹部形成工程を行う(S22)。凹部16を形成したら、後述する接合工程(S60)に備えて凹部16が形成された表面を研磨する。この時点で、リッド基板用ウエハ作製工程(S20)が終了する。
(ベース基板用ウエハ作製工程)
図8は、ベース基板用ウエハの断面図であり、ベース基板用ウエハ作製工程を説明するための工程図である。
次に、リッド基板用ウエハ作製工程(S20)と同時、または前後のタイミングで、後にベース基板2となるベース基板用ウエハ40を製作するベース基板用ウエハ作製工程を行う(S30)。
(貫通電極形成工程)
ベース基板用ウエハ作製工程(S30)では、ベース基板用ウエハ40に貫通電極13,14を形成する貫通電極形成工程(S30A)を行う。貫通電極形成工程(S30A)では、成形型60に貫通電極13,14となる金属芯材(以下、貫通電極13,14という)をセットした状態で、成形型60内に溶融したガラス材料(以下、溶融ガラス61という)を流し込むことで、貫通電極13,14が溶着されたベース基板用ウエハ40を形成する。
まず図8(a)に示すように、成形型60をセットする成形型セット工程を行う(S31)。
成形型60は、熱膨張係数がガラス材料と同等の材料で、ガラス材料との離型性が良好な材料として、例えばカーボン等により構成されたものであり、間隔を空けて対向配置される第1治具51及び第2治具52と、第1治具51及び第2治具52の側方を取り囲む側壁(不図示)とを備えている。
第1治具51は、底壁部53と、底壁部53の厚さ方向に向けて突出する複数の凸部54とを備えている。凸部54は、貫通孔24,25のテーパ部24b,25bを形成するものであり、ベース基板用ウエハ40における貫通孔24,25の形成位置に合わせて形成されている。具体的に、凸部54は、略円錐台状に形成されており、基端から先端に向けて先細るテーパ形状に形成されるとともに、先端面54aが平坦面に形成されている。
一方、第2治具52は、第1治具51と略同形状に形成され、底壁部55と、底壁部55の厚さ方向に向けて突出する複数の凸部56とを備えている。凸部56は、ベース基板用ウエハ40における貫通孔24,25の形成位置に合わせて形成された略円錐台状のものであり、基端から先端に向けて先細るテーパ状に形成されるとともに、先端面56aが平坦面に形成されている。そして、成形型60は、第1治具51及び第2治具52における凸部54,56の先端面同士が対向するとともに、これら第1治具51及び第2治具52の側方を側壁が取り囲むようにして組み付けられる。なお、成形型60には、成形型60内に溶融ガラス61を注入するための図示しないガラス注入口と、成形型60内の空気を逃がす図示しない空気抜き孔が形成されている。
成形型セット工程(S31)では、第1治具51及び第2治具52における各凸部54,56の先端面54a,56a間で、貫通電極13,14を軸方向で挟持するとともに、第1治具51及び第2治具52の厚さ方向に沿って圧力を付与する。
そして、貫通電極13,14を挟持した状態で、成形型60を加熱炉内に搬送し、成形型60を約1000℃程度に予備加熱する。
その後、図8(b)に示すように、成形型60を加熱した状態で、成形型60内に溶融ガラス61を充填する(S32)。溶融ガラス61は、ソーダ石灰ガラスを1000℃程度に加熱して液状に溶融させたものであり、この溶融ガラス61を成形型60のガラス注入口から成形型60内に充填する。なお、成形型60内に存在した空気は、成形型60の空気抜き孔から排出される。これにより、成形型60内に溶融ガラス61が隙間なく充填される。その後、溶融ガラス61を徐々に温度を下げながら冷却する(S33)。これにより、ガラス材料と貫通電極13,14とが一体化されたベース基板用ウエハ40が形成される。この際、ベース基板用ウエハ40には、貫通電極13,14が配置された等径部24a,25aと、等径部24a,25aの両端側で成形型60の凸部54,56の形状が転写されてなるテーパ部24b,25bと、を有する貫通孔24,25が形成される。なお、この際、貫通電極13,14の外周縁とベース基板用ウエハ40との境界部分には、ガラス材料が濡れ広がったフィレット27(図5参照)が形成される。
次に、ベース基板用ウエハ40を成形型60から取り出し、ベース基板用ウエハ40の両面40a,40bを研磨する研磨工程を行う(S34)。この際、貫通電極13,14の露出面13a,14aは、ベース基板用ウエハ40の両面40a,40bよりも内側に窪んで配置されているため、貫通電極13,14は研磨されず、ベース基板用ウエハ40のみが研磨される。そして、貫通電極13,14の露出面13a,14aが研磨される前に、研磨を停止する。これにより、ベース基板用ウエハ40の貫通孔24,25(等径部24a、25a)を埋めるように、貫通電極13,14が形成されたベース基板用ウエハ40を製作できる。なお、冷却工程(S33)後、成形型60からベース基板用ウエハ40を取り出した際に、万が一、貫通電極13,14の露出面13a,14aにガラス材料が大きく回り込んでいる場合は、研磨工程(S34)の前にガラス材料のみをエッチングし、貫通電極13,14の露出面13a,14aに回り込んだガラス材料を除去しても構わない。
次に、ベース基板用ウエハ40の第1面40aに導電性材料をパターニングして、接合膜23を形成する接合膜形成工程を行う(S37)とともに、ベース基板用ウエハ40の第1面40aに導電性材料をパターニングして、引き回し電極形成工程を行う(S38)。このようにして、ベース基板用ウエハ作製工程(S30)が終了する。なお、接合膜23や引き回し電極9,10は、スパッタリング法や蒸着法等のドライめっき法で成膜できる。また、引き回し電極9,10は、導電性材料のパターニングに限らず、湿式めっきや銀ペースト等の導電性材料を印刷等により形成しても構わない。
そして、上述した圧電振動片作製工程(S10)で作製した複数の圧電振動片4を、ベース基板用ウエハ40の各引き回し電極9,10上に、それぞれ金等のバンプBを介してマウントする(S40)。そして、上述した各基板用ウエハ40,50の作製工程で作成されたベース基板用ウエハ40及びリッド基板用ウエハ50を重ね合わせる(S50)。これにより、マウントされた圧電振動片4が、リッド基板用ウエハ50に形成された凹部16とベース基板用ウエハ40とで囲まれるキャビティC内に収納された状態となる。
両基板用ウエハ40,50の重ね合わせ後、重ね合わせた2枚の各基板用ウエハ40,50を図示しない陽極接合装置に入れ、図示しない保持機構により各基板用ウエハ40,50の外周部分をクランプした状態で、所定の温度雰囲気で所定の電圧を印加して陽極接合する(S60)。これにより、圧電振動片4をキャビティC内に封止することができ、ベース基板用ウエハ40とリッド基板用ウエハ50とが接合したウエハ接合体70を得ることができる。
その後、ベース基板用ウエハ40の第2面40b側に、一対の貫通電極13,14にそれぞれ電気的に接続する一対の外部電極21,22を形成する(S70)。なお、外部電極21,22は、スパッタリング法や蒸着法等のドライめっき法で成膜できる。そして、ウエハ接合体70を切断線Mに沿って個片化する切断工程(S80)を行い、内部の電気特性検査(S90)を行うことで圧電振動片4を収容した圧電振動子1が形成される。
このように、本実施形態では、貫通電極13,14の露出面13a,14aをベース基板2の両面2a,2bよりも内側に窪んだ位置に配置する構成とした。
この構成によれば、ベース基板用ウエハ40の研磨工程(S34)において、貫通電極13,14が研磨されないので、研磨工程(S34)によりベース基板用ウエハ40の両面40a,40b上が金属汚染されることがない。これにより、研磨工程(S34)後における金属汚染解消のためのエッチング工程を削減できるので、製造工数を削減して、製造効率の向上を図ることができる。また、貫通孔24,25(等径部24a,25a)内に配置された貫通電極13,14がオーバーエッチングされることもないので、貫通電極13,14を所望の形状に形成して、貫通電極13,14と電極膜(外部電極21,22や引き回し電極9,10)との導通性を確保できる。また、ベース基板用ウエハ40を貫通電極13,14に溶着させているので、キャビティC内の気密性を確保することができる。その結果、信頼性の高い圧電振動子1を提供することができる。
また、本実施形態では、ベース基板用ウエハ40と貫通電極13,14の露出面13a,14aとの境界部分に、フィレット27を形成できるので、貫通電極13,14の接合強度を向上して、ベース基板用ウエハ40から貫通電極13,14の脱落を防止できる。
さらに、貫通電極13,14に円柱形状の金属芯材を用いることで、貫通電極13,14と同径の線材を切断するだけの簡単な加工により貫通電極13,14を作製できるので、低コスト化を図ることができる。
また、貫通孔24,25にテーパ部24b,25bを形成することで、テーパ部24b,25bの内面において、段切れを抑制した上で、ドライめっき法を用いて簡単に外部電極21,22や引き回し電極9,10を成膜できる。
(貫通電極の他の構成)
なお、上述した実施形態では、貫通電極13,14を円柱形状(または角柱形状)に形成したが、これに限らず、例えば以下に示すような形状を採用することが可能である。図9〜図12は、貫通電極の他の構成を説明するためのベース基板(ベース基板用ウエハ)の断面図である。
例えば、図9に示すように、貫通電極13,14を球状に形成することが可能である。この構成によれば、上述した成形型セット工程(S31)で成形型60に貫通電極13,14をセットする際に、上述した円柱形状の貫通電極13,14を用いる場合と異なり、貫通電極13,14の向きを意識することなく成形型60にセットできるので、製造効率をより向上できる。また、貫通電極13,14は、ベース基板2の貫通孔24,25内で、周面が覆われた状態で保持されるので、接合強度をより向上させ、ベース基板2からの脱落を防止できる。
また、貫通電極13,14を、図10に示す多面体形状(例えば、正八面体)や、図11に示す円錐形状、角錐形状等に形成しても構わない。この場合、上述した第1治具51及び第2治具52における凸部64,66の先端面64a,66bに、貫通電極13,14の頂部を受け入れる収容部(不図示)を形成することで、成形型セット工程(S31)において、頂部を基準にして貫通電極13,14を成形型60に簡単にセットできる。これに伴い、成形型60内での貫通電極13,14の位置決めが容易になる。
さらに、図12(a),(b)に示すように、貫通電極13,14を円板状に形成しても構わない。これについては、後に詳述する。
このように、貫通電極13,14は、ベース基板2からの露出面13a,14aがベース基板2の少なくとも一方の面よりも内側に窪んでいれば、適宜設計変更が可能である。なお、これら貫通電極13,14は、導電性の金属材料をプレス成形したり、研磨したりする等、種々の方法で作製できる。
(貫通孔の他の構成)
また、上述した実施形態では、等径部24a,25a及びテーパ部24b,25bからなる貫通孔24,25を形成する場合について説明したが、これに限らず、例えば以下に示すような形状を採用することが可能である。
例えば、図13に示すように、等径部24a,25aと、等径部24a,25aの両端からベース基板2の両面2a,2bに向けて内径が曲率をもって拡大するとともに、両面2a,2bでそれぞれ開口する凹部24c,25cと、を有する貫通孔24,25を形成しても構わない。
この構成によれば、凹部24c,25cが湾曲面に形成されるため、第1実施形態と同様に、外部電極21,22や引き回し電極9,10の段切れを抑制できるとともに、ドライめっき法を用いてテーパ部24b,25bの内面に外部電極21,22や引き回し電極9,10を簡単に成膜できる。
さらに、図14に示すように、貫通孔24,25を、ベース基板2の厚さ方向に沿って一様な内径に形成しても構わない。
この構成によれば、ベース基板2の両面2a,2bにおいて、貫通孔24,25の開口面積の増大を抑制できる。これにより、貫通孔24,25の一端側が臨むキャビティCの小型化を図ることができるので、小型の圧電振動子1を提供できる。
また、図15に示すように、貫通孔124,125を段付形状に形成しても構わない。具体的に、貫通孔124,125は、ベース基板2の厚さ方向中央部に形成され、貫通電極13,14が配置された小径部124a,125aと、小径部124a,125aの両端に段差部124b,125bを介して形成され、小径部124a,125aよりも拡径された状態で、ベース基板2の両面2a,2bでそれぞれ開口する大径部124c,125cとを有している。
また、図16に示すように、小径部124a,125aの深さを貫通電極13,14よりも浅く形成し、貫通電極13,14の先端が小径部124a,125aから突出するように形成してもよい。
さらに、図17に示すように、各貫通孔24,25の開口縁を、曲面形状に面取り加工して面取り部24d,25dを形成することも可能である。これにより、貫通電極13,14を覆うように形成される引き回し電極9,10や外部電極21,22の段切れを確実に抑制できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態として、ベース基板用ウエハ40(ベース基板2)の他の製造方法について説明する。なお以下の説明では、図18に基づいて、上述した図14に示す貫通電極13,14を有するベース基板用ウエハ40の製造方法について説明する。また、以下の説明では、図6を適宜援用するとともに、上述した実施形態と同様の方法については、説明を省略する。
図18(a)に示すように、まず上述した実施形態と同様に、成形型60に貫通電極13,14をセットする。成形型60は、上述した実施形態と略同一の構成からなり、第1治具51及び第2治具52の底壁部53,55にそれぞれ半球状の凸部54,56が形成されている。そして、上述した成形型セット工程(S31)と同様に、第1治具51及び第2治具52における各凸部54,56の先端部間で貫通電極13,14を軸方向で挟持するとともに、第1治具51及び第2治具52の厚さ方向に沿って圧力を付与する。
続いて、図18(b)に示すように、成形型60を予備加熱した後、成形型60内に溶融ガラス61を充填し(S32)、溶融ガラス61を徐々に温度を下げながら冷却する(S33)。この際、ベース基板用ウエハ40には、貫通電極13,14が配置された等径部24a,25aと、等径部24a,25aの両端側で成形型60の凸部54,56の形状が転写されてなる凹部24e,25eと、を有する貫通孔24,25が形成される。
次に、図18(c)に示すように、ベース基板用ウエハ40を成形型60から取り出し、貫通電極13,14のみをエッチングする。これにより、図18(d)に示すように、等径部24a,25a内の貫通電極13,14がエッチングされ、貫通電極13,14の露出面13a,14aが等径部24a,25aの開口縁よりも内側に窪んで配置される。
そして、図18(e)に示すように、ベース基板用ウエハ40の両面40a,40bを研磨して、凹部24e,25eを除去する。
以上により、上述した図14に示す貫通電極13,14を有するベース基板用ウエハ40(ベース基板2)を作製できる。
この構成によれば、貫通電極13,14の露出面13a,14aが、ベース基板用ウエハ40の両面40a,40bよりも内側に配置されたベース基板用ウエハ40を、貫通電極13,14を研磨することなく形成できる。これにより、上述した第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態として、図19に基づいて、上述した図12に示す貫通電極13,14を有するベース基板用ウエハ40の製造方法について説明する。
図19(a)に示すように、まずベース基板用ウエハ40に段付形状の貫通孔224を形成する。具体的には、プレス加工等によりベース基板用ウエハ40の第1面40aから段付形状の凹部を形成した後、少なくともベース基板用ウエハ40の第2面40b側を研磨することで、凹部を貫通させる。これにより、ベース基板用ウエハ40の第1面40a側に開口する大径部224aと、段差部224bを介して形成された大径部224aよりも小径の小径部224cと、を有する貫通孔224を形成する。なお、大径部224aの深さは、小径部224cの深さよりも深く形成する。
次に、図19(b)に示すように、ベース基板用ウエハ40の大径部224a内に貫通電極13,14を配置する。具体的に、貫通電極13,14は、円板状のものであり、一方の面の外周部分が段差部224bに突き当たるように大径部224a内に配置する。
そして、ベース基板用ウエハ40を第1実施形態と略同一の構成からなる成形型60内にセットする(S31)。具体的に、第1治具51は、底壁部53がベース基板用ウエハ40の第2面bに接するとともに、凸部54の先端面54aがベース基板用ウエハ40の小径部224c内で貫通電極13,14の一方の面に接するようにセットする。一方、第2治具52は、底壁部55がベース基板用ウエハ40の第1面40aに接するとともに、凸部56がベース基板用ウエハ40の大径部224a内に配置されるようにセットする。これにより、第2治具51の凸部56と貫通電極13,14との間に僅かに隙間を空けた状態で、第1治具51及び第2治具52によりベース基板用ウエハ40が厚さ方向で挟持される。なお、第2治具52は、底壁部55がベース基板用ウエハ40の第1面40aに接するとともに、凸部56が貫通電極13,14に接するようにセットしても構わない。
この状態で、まず溶着型60を加熱炉内に入れて加熱する。そして、加熱炉内に配置されたプレス機等を利用して、ベース基板用ウエハ40を厚さ方向に沿って、例えば30〜50g/cm2の圧力で加圧する。なお、加熱温度は、ベース基板用ウエハ40のガラス材料の軟化点(例えば545℃)よりも高い温度とし、例えば約1000℃とする。
そして、ベース基板用ウエハ40を高温状態で加圧することによって、ベース基板用ウエハ40が流動して、貫通電極13,14と貫通孔224との隙間、及び成形型60の凸部54,56と貫通孔224との隙間を塞ぐ。これにより、ベース基板用ウエハ40が貫通電極13,14に溶着して、貫通電極13,14が貫通孔224を塞ぐ状態となる。この際、ベース基板用ウエハ40が軟化することで、第2治具52が第1治具51に向かって移動し、第2治具52の凸部56が貫通電極13,14の他方の面に突き当たる。これにより、第1治具51及び第2治具52の凸部54,56間において、貫通電極13,14が厚さ方向で挟持された状態で、ベース基板用ウエハ40が貫通電極13,14に溶着される。
その結果、ベース基板用ウエハ40の貫通孔24,25には、第1治具51及び第2治具52の凸部54,56が転写されてなるテーパ部24b,25bが形成される。また、貫通電極13,14の外周部分がベース基板用ウエハ40の厚さ方向中間部分で埋設され、テーパ部24b,25bの底部側から貫通電極13,14の露出面13a,14aが露出している。
次に、ベース基板用ウエハ40を徐々に温度を下げながら冷却した後、ベース基板用ウエハ40を成形型60から取り出す。
その後、ベース基板用ウエハ40の両面40a,40bを研磨することで、図12に示すように、貫通電極13,14の露出面13a,14aがベース基板用ウエハ40の両面40a,40bよりも内側に配置されたベース基板用ウエハ40を作製できる。
この構成によれば、貫通電極13,14の外周部分がベース基板用ウエハ40の内部に埋設されるため、貫通電極13,14の接合強度を向上できる。
また、大径部224a内に貫通電極13,14を配置するとともに、成形型60の凸部54,56で挟持した状態で、ベース基板用ウエハ40及び貫通電極13,14を成形型60内にセットできる。これにより、成形型60にベース基板用ウエハ40及び貫通電極13,14を簡単にセットできるとともに、成形型60内での貫通電極13,14の位置決めが容易になるため、製造効率を向上できる。
さらに、ベース基板用ウエハ40の軟化時において、貫通電極13,14がベース基板用ウエハ40とともに流動してしまうのを抑制できるので、貫通電極13,14の位置精度も向上できる。その結果、貫通電極13,14と電極膜(外部電極21,22や引き回し電極9,10)との導通性を確保できる。
なお、上述した製造方法により、図11に示す貫通電極13,14を有するベース基板2を作製することも可能である。具体的には、図20に示すように、まずベース基板用ウエハ40の両面40a,40bからそれぞれ厚さ方向に沿って漸次縮径する貫通孔324を形成する。次に、貫通孔324内に例えば、円錐形状の貫通電極13,14を配置した状態で、ベース基板用ウエハ40及び貫通電極13,14成形型60にセットし、ベース基板用ウエハ40と貫通電極13,14とを溶着することで、上述した図11に示すベース基板用ウエハ40(ベース基板2)を作製できる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態として、図21,図22に基づいて、上述した図14に示す貫通電極13,14を有するベース基板2の製造方法について説明する。
図21(a)に示すように、まず成形型160に平板状のベース基板用ウエハ40及び貫通電極13,14となる金属芯材をセットする。成形型160は、例えばカーボン等からなる平板状の第1治具161及び第2治具162を有している。そして、ベース基板用ウエハ40は、第2面40bが第1治具161に接するように第1治具161にセットし、貫通電極13,14は、軸方向が第2治具162の厚さ方向に一致するように第2治具161にセットする。この際、貫通電極13,14は、ベース基板用ウエハ40における貫通電極13,14の形成位置に合わせて第2治具162にセットする。その後、第1治具161と第2治具162とを対向させた状態で、加熱炉で加熱する。
図21(b)に示すように、ベース基板用ウエハ40を加熱することによって、ベース基板用ウエハ40が軟化する。この状態で、第2治具162を第1治具161に向けて押し込むと、第2治具162にセットされた貫通電極13,14が、ベース基板用ウエハ40の第1面40aから厚さ方向に沿って入り込む。なお、この際、図21(b)に示すように、貫通電極13,14の先端面がベース基板用ウエハ40の内部に配置されているが、貫通電極13,14の先端面が第1治具161に突き当たるまで第2治具162を押し込んでも構わない。
そして、ベース基板用ウエハ40を徐々に温度を下げながら冷却した後、ベース基板用ウエハ40を成形型160から取り出す。
その後、図21(c)に示すように、貫通電極13,14におけるベース基板用ウエハ40の第1面40aからの突出部分を切除する。
続いて、図22(a)に示すように、ベース基板用ウエハ40の第1面40aから貫通電極13,14を軸方向に沿って切削する。具体的に、貫通電極13,14と同径のドリル80を用い、貫通電極13,14の先端面がベース基板用ウエハ40の第1面40aよりも内側に配置されるまで切削する。
一方、図22(b)に示すように、ドリル80を用い、ベース基板用ウエハ40の第2面40bから貫通電極13,14を軸方向に沿って切削する。そして、貫通電極13,14の先端面がベース基板用ウエハ40の第2面40bよりも内側に配置されるまで切削する。
その後、ベース基板用ウエハ40の両面40a,40bを研磨することで、上述した図14に示したベース基板用ウエハ40(ベース基板2)を作製できる。なお、貫通電極13,14の径よりも大きいドリル径を有するドリル80を用いることで、上述した図15に示すベース基板用ウエハ40(ベース基板2)を作製することも可能である。なお、ドリル80以外の切削工具を用いて貫通電極13,14を切削しても構わない。
(発振器)
次に、本発明に係る発振器の一実施形態について、図23を参照しながら説明する。
本実施形態の発振器100は、図23に示すように、圧電振動子1を、集積回路101に電気的に接続された発振子として構成したものである。この発振器100は、コンデンサ等の電子部品102が実装された基板103を備えている。基板103には、発振器用の上記集積回路101が実装されており、この集積回路101の近傍に、圧電振動子1が実装されている。これら電子部品102、集積回路101及び圧電振動子1は、図示しない配線パターンによってそれぞれ電気的に接続されている。なお、各構成部品は、図示しない樹脂によりモールドされている。
このように構成された発振器100において、圧電振動子1に電圧を印加すると、該圧電振動子1内の圧電振動片4が振動する。この振動は、圧電振動片4が有する圧電特性により電気信号に変換されて、集積回路101に電気信号として入力される。入力された電気信号は、集積回路101によって各種処理がなされ、周波数信号として出力される。これにより、圧電振動子1が発振子として機能する。
また、集積回路101の構成を、例えば、RTC(リアルタイムクロック)モジュール等を要求に応じて選択的に設定することで、時計用単機能発振器等の他、当該機器や外部機器の動作日や時刻を制御したり、時刻やカレンダー等を提供したりする機能を付加することができる。
上述したように、本実施形態の発振器100によれば、上述したように圧電振動片4と貫通電極13,14との導通性が安定して確保されている圧電振動子1を用いているため、発振器100自体も同様に導通性が安定して確保され、作動の信頼性を高めて高品質化を図ることができる。さらにこれに加え、長期にわたって安定した高精度な周波数信号を得ることができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な材料や層構成等はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、貫通電極13,14の露出面13a,14aがベース基板用ウエハ40の両面40a,40bよりも内側に配置される構成について説明したが、これに限らず、何れか一方の面よりも内側に配置されていれば構わない。
また、上述した実施形態では、パッケージの内部に圧電振動片を封入して圧電振動子を製造したが、パッケージの内部に圧電振動片以外の電子部品を封入して、圧電振動子以外のデバイスを製造することも可能である。
また、上述した実施形態では、本発明のパッケージの製造方法を圧電振動子に適用下場合について説明したが、これに限らず、ICやLSI、センサ類に適用しても構わない。
さらに、貫通電極や貫通孔の形状等は、適宜設計変更が可能である。
また、上述した実施形態では、ソーダ石灰ガラスからなる基板用ウエハ40,50に対して加熱成形する場合について説明したが、これに限らず、ホウケイ酸ガラス(軟化点温度は820℃程度)を加熱成形しても構わない。
さらに、上述した実施形態では、本発明を、ATカット型の圧電振動片(厚み滑り振動片)を用いた圧電振動子に採用した場合について説明したが、これに限らず、音叉型の圧電振動片を用いた圧電振動子に採用しても構わない。
1…圧電振動子 2…ベース基板(貫通電極形成基板) 4…圧電振動片(電子部品) 13,14…貫通電極 13a,14a…露出面(露出部分) 24,25…貫通孔 24a,25a…等径部(貫通電極保持部) 24b,25b…テーパ部 61…第1治具 62…第2治具 100…発信器

Claims (11)

  1. 互いに接合された複数の基板の間に形成されたキャビティ内に、電子部品を封入可能なパッケージであって、
    前記複数の基板のうち、貫通電極形成基板を厚さ方向に貫通する貫通孔内に配置され、前記キャビティの内側と前記複数の基板の外側とを導通させる貫通電極を有し、
    前記貫通電極は、両端が前記貫通電極形成基板の表裏面側に露出するとともに、前記貫通電極における前記貫通電極形成基板からの露出部分のうち、少なくとも一端側の前記露出部分が、前記貫通電極形成基板の表裏面よりも内側に配置されていることを特徴とするパッケージ。
  2. 前記貫通電極は、柱状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のパッケージ。
  3. 前記貫通電極は、球状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のパッケージ。
  4. 前記貫通電極は、板状に形成され、前記貫通電極の厚さ方向を前記貫通電極形成基板の厚さ方向に一致させた状態で前記貫通孔内に配置されるとともに、前記貫通電極の外周部分が前記貫通電極形成基板内に埋設されていることを特徴とする請求項1記載のパッケージ。
  5. 前記貫通電極は、多面体形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のパッケージ。
  6. 前記貫通孔は、前記貫通電極が配置された貫通電極保持部と、前記貫通電極保持部から前記貫通孔の開口縁に向かうにつれ拡径するテーパ部とを有していることを特徴とする請求項1ないし請求項5何れか1項に記載のパッケージ。
  7. 前記貫通孔は、前記貫通電極形成基板の厚さ方向に沿って内径が一様に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載のパッケージ。
  8. 前記貫通孔の開口縁は、曲面形状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載のパッケージ。
  9. 互いに接合された複数の基板の間に形成されたキャビティ内に、電子部品を封入可能なパッケージの製造方法であって、
    前記複数の基板のうち、貫通電極形成基板を厚さ方向に貫通し、前記キャビティの内側と前記複数の基板の外側とを導通させる貫通電極を形成する貫通電極形成工程を有し、
    前記貫通電極形成工程では、第1治具及び第2治具のそれぞれの凸部間に前記貫通電極を挟み込んだ状態で、前記貫通電極形成基板を前記貫通電極に溶着させることを特徴とするパッケージの製造方法。
  10. 請求項1ないし請求項8の何れか1項に記載のパッケージの前記キャビティ内に、圧電振動片が気密封止されてなることを特徴とする圧電振動子。
  11. 請求項10記載の前記圧電振動子が、発振子として集積回路に電気的に接続されていることを特徴とする発振器。
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