JP2012027162A - 電気泳動表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】黒表示時におけるコントラストの低下を抑制する。
【解決手段】電気泳動表示装置は、所定の間隔で対向配置された第一の基板及び第二の基板と、第一の基板に配列された複数の画素電極と、隣接する画素電極間に配置された配線と、第二の基板に設けられた対向電極と、第二の基板に向けて第一の基板の配線上に複数の画素電極を囲うように立設された隔壁とを備えている。電気泳動表示装置には、多数個の白粒子が分散された溶媒が隔壁に囲まれた領域に充填されている。画素電極上には、第二の基板側に向けて凸となる少なくとも二つの凸部が互いに隣り合って谷部を形成するように配置されていて、凸部の表面が黒色とされている。
【選択図】図1
Description
このため、本発明の課題は、黒表示時における黒浮きを押さえることによりコントラストの低下を抑制することである。
所定の間隔で対向配置された第一の基板及び第二の基板と、
前記第一の基板に配列された複数の画素電極と、
隣接する前記画素電極間に配置された配線と、
前記第二の基板に設けられた対向電極と、
前記第二の基板に向けて前記第一の基板の前記配線上に前記画素電極を囲うように立設された隔壁と、を備え、
多数個の白粒子が分散された溶媒が前記隔壁に囲まれた領域に充填された電気泳動表示装置であって、
前記画素電極上には、前記第二の基板側に向けて凸となる少なくとも二つの凸部が互いに隣り合って谷部を形成するように配置されていて、
前記凸部の表面が黒色とされていることを特徴としている。
上記電気泳動表示装置において好ましくは、前記第二の基板における前記対向電極が形成された面とは反対側の面には、前記谷部に対向する位置に遮光マスクが形成されていることを特徴としている。
上記電気泳動表示装置において好ましくは、前記凸部に対応する領域の内側の領域には前記画素電極が形成されていない。
上記電気泳動表示装置において好ましくは、前記凸部は絶縁体である。
また、薄膜トランジスタ基板20上には複数の補助容量部26が設けられている。補助容量部26は、画素電極24の図における下辺を除く3辺に重なるように形成されている。
図2に示すように、対向基板10に対向する薄膜トランジスタ基板20の内面には、その所定の箇所にCr(クロム)等からなるゲート電極29及び当該ゲート電極29に接続された走査ライン22が形成されている。ゲート電極29は、薄膜トランジスタ25をなす箇所に配置されている。また、薄膜トランジスタ基板20の内面側における他の所定の箇所には、Cr等からなる補助容量配線29aと、補助容量配線29aを覆うITO(酸化インジウムスズ)等からなる補助容量部26とが形成されている。補助容量部26は、補助容量配線29aを覆うように形成されている。
そして、薄膜トランジスタ基板20には、ゲート電極29、走査ライン22、補助容量配線29a及び補助容量部26を覆うように、例えば酸化シリコン又は窒化シリコン等からなるゲート絶縁膜30が形成されている。これにより、ゲート電極29がゲート絶縁膜30の下層側に配置されることになる。
まず、図4(a)に示す通り、薄膜トランジスタ基板20の内面に対して、Crを成膜して、ゲート電極29、走査ライン22及び補助容量配線29aを形成する。
次いで、図4(c)に示す通り、ゲート電極29、走査ライン22、補助容量配線29a及び補助容量部26を覆うように、例えば酸化シリコン又は窒化シリコン等を成膜して、ゲート絶縁膜30を形成する。ゲート絶縁膜30の形成後には、その上面に真性アモルファスシリコン31aを成膜する。さらに、真性アモルファスシリコン31aの形成後は、その上面の所定箇所に、例えば酸化シリコン又は窒化シリコン等を成膜してチャネル保護膜32を形成する。
そして、図5(c)に示す通り、オーバーコート膜50の上面における所定の箇所に、ITOを成膜して画素電極24を形成する。
この隔壁用フィルム61を用いて隔壁60を形成するには、まずカバーフィルム64を剥がして、薄膜トランジスタ基板20上にレジストフィルム63を貼り合わせる。その状態のままレジストフィルム63を露光し、感光性アクリルを薄膜トランジスタ基板20の所定位置に転写する。転写後、支持フィルム62を剥がしてから、レジストフィルム63を現像して、薄膜トランジスタ基板20に転写された以外の部分を除去する。そして、薄膜トランジスタ基板20上に転写された感光性アクリルに対してポストベークを施し、密着性を高めることで隔壁60が形成される。
この凸部用フィルムを用いて凸部243を形成するには、まずカバーフィルムを剥がして、薄膜トランジスタ基板上にレジストフィルムを貼り合わせる。その状態のままレジストフィルムを露光し、黒色の感光性樹脂を薄膜トランジスタ基板20の所定位置に転写する。転写後、支持フィルムを剥がしてから、レジストフィルムを現像して、薄膜トランジスタ基板20に転写された以外の部分を除去する。そして、薄膜トランジスタ基板20上に転写された黒色の感光性樹脂に対してポストベークを施し、密着性を高めることで凸部243が形成される。
そして、対向電極11の電圧を、画素電極24よりも高くすると、負の帯電性の酸化チタンからなる白粒子72が対向電極11側に移動するとともに、正の帯電性のカーボンブラックからなる黒粒子71が画素電極24側に移動して、表示面では白色が表示されることになる。逆に対向電極11の電圧を、画素電極24よりも低くすると、白粒子72が画素電極24側に移動するとともに黒粒子71が対向電極11側に移動して、表示面では黒色が表示されることになる。
例えば、本実施形態では、一つの画素電極24上に凸部243が二つ形成されている場合を例示して説明したが、三つ以上形成されていてもよい。
つまり、白粒子71のみで表示を行う電気泳動表示装置1Aであっても、画素電極24上には、薄膜トランジスタ基板24側に向けて凸となる二つの凸部243が互いに隣り合って谷部246を形成するように配置されていて、その凸部243の表面が黒色とされているので、白粒子72による光の散乱を少なくすることができ、黒表示時における黒浮きを抑えることによりコントラストの低下を抑制することができる。
10 対向基板(第二の基板)
10a 外面
11 対向電極
20 薄膜トランジスタ基板(第一の基板)
22 走査ライン
23 データライン
24 画素電極
25 薄膜トランジスタ
26 補助容量部
29 ゲート電極
29a 補助容量配線
30 ゲート絶縁膜
31 半導体薄膜
31a 真性アモルファスシリコン
32 チャネル保護膜
33,34 オーミックコンタクト層
35 ソース電極
36 ドレイン電極
37 半導体薄膜
38 オーミックコンタクト層
39 ドレイン膜
40 コンタクトホール
50 オーバーコート膜
60 隔壁
60a 底辺部
61 隔壁用フィルム
62 支持フィルム
63 レジストフィルム
64 カバーフィルム
70 溶媒
71 黒粒子
72 白粒子
241 切欠部
243 凸部
246 谷部
247 谷部
Claims (5)
- 所定の間隔で対向配置された第一の基板及び第二の基板と、
前記第一の基板に配列された複数の画素電極と、
隣接する前記画素電極間に配置された配線と、
前記第二の基板に設けられた対向電極と、
前記第二の基板に向けて前記第一の基板の前記配線上に前記画素電極を囲うように立設された隔壁と、を備え、
多数個の白粒子が分散された溶媒が前記隔壁に囲まれた領域に充填された電気泳動表示装置であって、
前記画素電極上には、前記第二の基板側に向けて凸となる少なくとも二つの凸部が互いに隣り合って谷部を形成するように配置されていて、
前記凸部の表面が黒色とされていることを特徴とする電気泳動表示装置。 - 請求項1記載の電気泳動表示装置において、
前記溶媒内には多数個の黒粒子が分散されていることを特徴とする電気泳動表示装置。 - 請求項1記載の電気泳動表示装置において、
前記第二の基板における前記対向電極が形成された面とは反対側の面には、前記谷部に対向する位置に遮光マスクが形成されていることを特徴とする電気泳動表示装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置において、
前記凸部に対応する領域の内側の領域には前記画素電極が形成されていないことを特徴とする電気泳動表示装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置において、
前記凸部は絶縁体であることを特徴とする電気泳動表示装置。
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