JP2012026969A - パターン検査方法およびパターン検査装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】パターン検査における擬似欠陥を低減する。
【解決手段】実施形態のパターン検査方法は、基板の第1の領域に形成された第1のパターンを撮像して第1のパターン像を取得する工程と、第1のパターン像と第1のパターンの設計情報とを対応づけてDie to Database検査により欠陥を検出する工程と、検出された欠陥の数を予め準備された閾値と比較し、検出された欠陥の数が閾値以下である場合に、上記検出された欠陥を検査結果として出力する工程と、上記検出された欠陥の数が閾値を上回る場合に、基板内で第1の領域と異なる第2の領域で形成され第1のパターンと設計上同一の形状を有する第2のパターンを撮像して第2のパターン像を取得する工程と、第1のパターン像と第2のパターン像とを互いに比較することにより、Die to Die検査により欠陥を再検出し、再検出された欠陥を検査結果として出力する工程と、を持つ。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、パターン検査方法およびパターン検査装置に関する。
近年、基板上のパターンの欠陥を検査する方法として、電子ビームを基板上に走査して得られる二次電子像の輪郭と、設計データのパターンの輪郭とを相互に比較してその乖離量を検査するダイ・ツー・データベース(Die to Database)方式の検査技術が提案されている。
しかしながら、ダイ・ツー・データベース検査には、設計パターンの外形や二次電子パターン像のエッジ付近における輝度変化に依存して擬似欠陥が多発するという問題があった。
設計パターンの外形に依存する問題では、設計パターンが配線のコーナ部やコンタクトホール等の曲線を含む場合に発生する。例えばコーナ部を含む配線の検査画像についてダイ・ツー・データベース検査を実施すると、設計パターン上ではコーナ部は矩形状で記述されていても、基板上に形成された実パターンでは丸まった曲線形状となる。このため、コーナ部で検査対象パターンと設計パターンとの乖離距離が大きくなり、実際には欠陥でないにも拘わらず欠陥として検出されてしまうことがある(図6の符号80,81参照)。このような擬似欠陥が多発すると、検査結果の中から真性欠陥を抽出することが困難となり、検査結果のレビューや解析に膨大な時間と労力を要することになる。
また、ダイ・ツー・ダイ(Die to Die)検査では、対比のために少なくとも2以上の二次電子パターン像からパターンエッジを抽出する必要がある。しかし、パターンエッジ付近で画素値勾配(輝度変化)が小さいパターン画像もあり、このような、いわゆるパターンエッジのぼやけた画像からエッジ箇所を判定することは困難である。このため、エッジ位置検出に際して誤差が発生し、これに起因して擬似欠陥が増大してしまう。これがパターン像のエッジ付近における輝度変化に依存する問題である。
特開2007−149055
本発明は、擬似欠陥を低減して検査結果を高速でアウトプットするパターン検査方法およびパターン検査装置を提供する。
実施形態のパターン検査方法は、基板の第1の領域に形成された第1のパターンを撮像して第1のパターン像を取得する工程と、前記第1のパターン像と前記第1のパターンの設計情報とを対応づけてダイ・ツー・データベース(Die to Database)検査により欠陥を検出する工程と、検出された欠陥の数を予め準備された第1の閾値と比較し、前記検出された欠陥の数が前記第1の閾値以下である場合に、前記検出された欠陥を検査結果として出力する工程と、前記検出された欠陥の数が前記閾値を上回る場合に、前記基板内で第1の領域と異なる第2の領域で形成され前記第1のパターンと設計上同一の形状を有する第2のパターンを撮像して第2のパターン像を取得する工程と、前記第1のパターン像と前記第2のパターン像とを互いに比較することにより、ダイ・ツー・ダイ(Die to Die)検査により欠陥を再検出し、再検出された欠陥を検査結果として出力する工程と、を持つ。
実施の一形態によるパターン検査装置の概略構成を示すブロック図。 図1に示すパターン検査装置の制御コンピュータの具体的構成を示すブロック図。 検査エリアの分割方法の一例を示す図。 第1の実施の形態によるパターン検査方法の概略工程を示すフロー図。 第1の検査手法の具体的工程を示すフロー図。 第1の検査手法の説明図。 パターンエッジプロファイル勾配値の算出方法の一例を説明する図。 第2の検査手法による欠陥検出の概略工程を示すフロー図。 第2の検査手法の説明図。 第3の検査手法による欠陥検出の概略工程を示すフロー図。 第3の検査手法の説明図。 第2の実施の形態によるパターン検査方法の概略工程を示すフロー図。 第3の実施の形態によるパターン検査方法の概略工程を示すフロー図。
以下、実施の形態のいくつかについて説明する。以下では、パターン像として走査型電子顕微鏡により撮像した二次電子パターン像を取り挙げて説明するが、パターン像としてはこれに限るものではなく、例えば光顕画像を用いることもできる。しかしながら、半導体パターンの検査など、高い解像度が要求される場合は二次電子パターン像を用いることが望ましい。また、基板は半導体基板の他、セラミック基板やガラス基板をも含む。なお、添付図面において、同一の部分には同一の参照番号を付し、その重複説明は必要な場合に限り行う。
(A)パターン検査装置
図1は、実施の一形態によるパターン検査装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示すパターン検査装置は、走査型電子顕微鏡40と、制御コンピュータ21と、設計データベース27と、記憶装置28と、表示装置29と、入力装置20と、を備える。制御コンピュータ21は、設計データベース27、記憶装置28、表示装置29および入力装置20にも接続される。
走査型電子顕微鏡40は、本実施形態において例えば撮像手段に対応し、鏡筒9と、試料室8と、電子銃制御部22、レンズ制御部23、偏向器制御部24、画像取得制御部25およびステージ制御部26を含む。鏡筒9には電子銃6と、コンデンサレンズ4と、偏向器5と、対物レンズ3と、検出器7が設けられ、また、試料室8内には、検査対象パターンが形成された試料である基板11を支持するステージ10とアクチュエータ12が設けられる。
制御コンピュータ21はまた、電子銃制御部22、レンズ制御部23、偏向器制御部24、画像取得制御部25およびステージ制御部26に接続される。電子銃制御部22は、鏡筒9内の電子銃6に接続され、レンズ制御部23はコンデンサレンズ4に接続され、偏向器制御部24は偏向器5に接続され、画像取得制御部25は検出器7に接続される。ステージ制御部26は試料室8内のアクチュエータ12に接続される。
電子銃制御部22は、制御コンピュータ21の指示に従って制御信号を生成し、この制御信号を受けて電子銃6は電子ビーム1を放出する。放出された電子ビーム1は、コンデンサレンズ4により集束された後に対物レンズ3により焦点位置が調整されて基板11に照射される。レンズ制御部23は、制御コンピュータ21の指示に従って制御信号を生成し、この制御信号を受けてコンデンサレンズ4が電子ビーム1を集束する。偏向器制御部24は、制御コンピュータ21の指示に従って制御信号を生成し、偏向器5は偏向器制御部24から送られる制御信号により偏向電界または偏向磁界を形成して電子ビーム1をX方向およびY方向に適宜偏向して基板11の表面を走査する。
電子ビーム1の照射により基板11の表面から二次電子、反射電子および後方散乱電子が発生し、検出器7により検出されて検出信号が画像取得制御部25を介して制御コンピュータ21に送られる。制御コンピュータ21は、画像取得制御部25から送られた検出器7による検出信号を処理して試料表面のパターンの像(SEM(Scanning Electron Microscope)画像)を形成し、表示装置29により表示させ、記憶装置28に記憶させる。ステージ10は、X方向およびY方向に移動可能であり、制御コンピュータ21からの指示によりステージ制御部26が生成した制御信号に従ってアクチュエータ12がステージ10を移動する。これにより、検査領域(図3の符号30参照)に対する電子ビーム走査が行われる。
設計データベース27には検査対象パターンのCADデータが収納される。記憶装置28は、後述するパターン検査方法の手順が記述されたレシピファイルを格納し、このレシピファイルを制御コンピュータ21が読み取ってパターン検査を実行する。
入力装置20は、検査エリアの座標位置、検査パターンの種類、検査条件、欠陥検出のための各種閾値、(分割検査エリア毎の欠陥数閾値DATHi、パターン種類毎の欠陥数閾値DPTHn、パターンエッジプロファイル勾配値αTHk、ダイ・ツー・データベース検査でのエッジ間乖離距離閾値LATHj、ダイ・ツー・ダイ検査でのエッジ間乖離距離閾値LBTH、パターン画素値差分閾値CATH)等の情報を制御コンピュータ21へ入力するためのインタフェイスである。
図2の概略構成図を参照して制御コンピュータ21のより具体的な構成を説明する。
制御コンピュータ21は、検査制御部41、検査設定部44、パターンエッジ生成部42、エッジ乖離値算出部43、パターンエッジプロファイル生成部50、パターンエッジプロファイル勾配値算出部51、パターン画素値差分算出部49、欠陥判定部45、欠陥数算出部48、欠陥検出手法選定部47および検査結果出力部46を含む。
検査設定部44は、入力装置20を介して入力された検査エリアの座標、検査パターンの種類、検査条件等の情報に基づいて設計データベース27から必要な設計データを取得する。取得した設計データのうち、設計パターンのエッジ情報はエッジ乖離値算出部43へ送られる。
検査設定部44はまた、図3に示すように、(設計パターンのエッジ抽出)検査基板11内の検査エリア30を複数の分割検査エリア37i(i=1〜N:Nは分割総数)に分割する。図3に示す例では、分割総数N=12=144である。
検査制御部41は、走査型電子顕微鏡40を制御してパターンの像を撮像させる。検査制御部41はまた、後述する検査方法により最終的に得られた検査結果を検査結果出力部46へ送る。
検査結果出力部46は、欠陥判定部45が抽出した欠陥情報、および、検査制御部41が出力する最終的な検査結果の情報を表示装置29に表示させるとともに、記憶装置28に記憶させる。
パターンエッジ生成部42は、走査型電子顕微鏡40から二次電子パターン像の供給を受け、パターン像からパターンのエッジを検出し、検出結果であるパターンエッジの情報をエッジ乖離値算出部43へ送る。
エッジ乖離値算出部43は、検査パターンのエッジと、他のパターンのエッジとのマッチングを行い、これら2つのパターンのエッジ同士でマッチング行い、エッジ間の乖離距離LAを算出して欠陥判定部45に送る。ここで、他のパターンのエッジとは、後に詳述するように、ダイ・ツー・データベース検査においては検査パターンに対応する設計パターンのエッジに相当し、ダイ・ツー・ダイ検査においては、検査エリア中で該検査パターンが形成された分割検査エリアと異なる分割検査エリアに形成されて検査パターンと設計上同一の形状を有する他のパターン(以下、「参照パターン」という)のエッジに相当する。
パターン画素値差分算出部49は、走査型電子顕微鏡40から検査パターン像および参照パターン像の供給を受け、検査パターン像の画素と、参照パターン像の画素とを重ね合わせ、検査パターンの画素値と参照パターンの画素値との差分CAを算出し、算出結果を欠陥判定部45および欠陥検出手法選定部47に送る。
欠陥判定部45は、各種閾値との比較により欠陥を抽出し、検査結果出力U46および欠陥数算出部48へ送る。
欠陥数算出部48は、欠陥判定部45で抽出され欠陥判定部45から送られた欠陥の情報から検査分割エリア37i内の総欠陥数DATHi、または検査分割エリア37i内の検査パターンの種類n毎の総欠陥数DPnを算出し、欠陥検出手法選定部47に送る。
パターンエッジプロファイル生成部50は、走査型電子顕微鏡40から二次電子パターン像の供給を受け、検査パターン像から検査パターンのエッジのプロファイルを取得してパターンエッジプロファイル勾配値算出部51へ送る。
パターンエッジプロファイル勾配値算出部51は、パターンエッジプロファイル生成部50から送られたプロファイルから検査パターンのエッジの勾配の値αk(k=1〜R:Rはパターンエッジの総数)を算出して欠陥検出手法選定部47へ送る。
欠陥検出手法選定部47は、ダイ・ツー・データベース検査により検出された欠陥の数量または検査パターンのエッジプロファイルの勾配の値をそれぞれの閾値と比較し、比較結果に基づいて検査方法を選択する。なお、欠陥数量の閾値は、分割検査エリア毎、または検査パターンの種類毎に設定される。
本実施形態において、検査制御部41、欠陥数算出部48、パターンエッジプロファイル生成部50、パターンエッジプロファイル勾配値算出部51および欠陥検出手法選定部47は、例えば検査制御手段に対応する。
本実施形態において、パターンエッジ生成部42、エッジ乖離値算出部43、パターン画素値差分算出部49および欠陥判定部45は、例えば欠陥検出手段に対応する。
次に、図4乃至図11を参照しながら、図1に示すパターン検査装置を用いたパターン検査方法を説明する。
(B)パターン検査方法
(1)第1の実施の形態
図2は、本実施形態のパターン検査方法の概略工程を示すフロー図である。
まず、入力装置20から検査設定信号を検査設定部44に入力する。検査設定部44は、検査設定信号の入力を受けて設計データベース27から必要な設計情報を引き出す。次に、設計情報を参照して検査エリア座標、検査条件等の情報を入力装置20から検査設定部44に入力する(ステップS10)。検査条件は、分割検査エリアi毎の欠陥数閾値DATHiとパターンエッジプロファイル勾配閾値αTHkを含む。検査設定部44は、欠陥数閾値DATHiを欠陥検出手法選定部47へ送り、パターンエッジプロファイル勾配閾値αTHkをパターンエッジプロファイル勾配値算出部51へ送る。本実施形態において、欠陥数閾値DATHiおよびパターンエッジプロファイル勾配閾値αTHkは、例えば第1および第2の閾値にそれぞれ対応する。
次に、分割検査エリア37i毎に欠陥抽出方法を選択判断するための欠陥数閾値DATHiを入力装置20から検査設定部44に入力する(ステップS20)。入力された欠陥数閾値DATHiの情報は検査設定部44から欠陥数算出部48へ送られる。
次いで、検査制御部41が制御信号を生成して走査型電子顕微鏡40に送り、分割検査領域37i内の検査パターンの二次電子パターン像を撮像させる(ステップS30)。取得された二次電子パターン像は、パターンエッジ生成部42およびパターンエッジプロファイル生成部50に送られる。
次に、欠陥検出手法選定部47がダイ・ツー・データベース検査による第1検査手法を選択し、パターンエッジ生成部42、エッジ乖離値算出部43および欠陥判定部45により、欠陥を検出させる(ステップS40)。欠陥判定部45は、検出結果を欠陥数算出部48に送る。本実施形態において、第1検査手法は、例えば第1の外形比較による欠陥検出手法に対応する。
続いて、欠陥数算出部48は、分割検査エリア37i内の欠陥数DAiを算出し、算出結果を欠陥検出手法選定部47へ送る(ステップS50)。
次いで、欠陥検出手法選定部47は、算出された欠陥数DAiと欠陥数閾値DATHiとを比較する(ステップS60)。比較の結果、欠陥数DAi≦欠陥数閾値DATHiである場合は、擬似欠陥が少ないものと判断して第1検査手法による検出結果を最終的な欠陥情報として検査結果出力部46を介して表示装置49に表示させるとともに、記憶装置28に記憶させる(ステップS100)。この一方、比較の結果、欠陥数DAi>欠陥数閾値DATHiである場合は、第2検査手法または第3検査手法により再度の欠陥検出を行う(ステップS61乃至S90)。再度の欠陥検出のより具体的は以下の通りである。
すなわち、取得された二次電子パターン像からパターンエッジプロファイル生成部50がパターンエッジプロファイルを生成してエッジプロファイル勾配値算出部51に送る。パターンエッジプロファイル勾配値算出部51は、送られたパターンエッジプロファイルからパターンエッジプロファイル勾配値αkを算出し(ステップS61)、パターンエッジプロファイル勾配閾値αTHkと比較し(ステップS62)、比較結果を欠陥検出手法選定部47へ送る。
パターンエッジプロファイル勾配値αk≧パターンエッジプロファイル勾配閾値αTHkの場合は、欠陥検出手法選定部47は、二次電子パターン像のエッジ付近で充分な輝度変化があるものと判断してダイ・ツー・ダイ検査による第2検査手法を選択する。そして、検査制御部41、走査型電子顕微鏡40、パターンエッジ生成部42、エッジ乖離値算出部43および欠陥判定部45が再度の欠陥検出を行い(ステップS80)、再検出の結果を検査結果出力部46が最終的な欠陥情報として表示装置49に表示させ、記憶装置28に記憶させる(ステップS100)。本実施形態において、第2検査手法は、例えば第2の外形比較による欠陥検出手法に対応する。
パターンエッジプロファイル勾配値αk<パターンエッジプロファイル勾配閾値αTHkの場合は、欠陥検出手法選定部47は、二次電子パターン像のエッジ付近で充分な輝度変化が無いものと判断して画素値の比較による第3の検査手法を選択する(ステップS90)。そして、パターン画素値差分算出部49および欠陥判定部45が再度の欠陥検出を行い、再検出の結果を検査結果出力部46が最終的な欠陥情報として表示装置49に表示させ、記憶装置28に記憶させる(ステップS100)。本実施形態において、第3検査手法は、例えば複数のパターンの像同士の画素値の比較による欠陥検出手法に対応する。
検査制御部41は、未検査の分割検査エリア37iがあれば(ステップS110)、ステージ10を移動させ(i=i+1;ステップS120)、全ての検査領域について欠陥検出が終了するまで以上の手順を繰り返す。
上述した第1乃至第3の検査手法について図5乃至図12を参照してより具体的に説明する。
図5に示すように、まず、第1の検査手法の使用に際して欠陥抽出閾値LATHj(j=1〜Q:Qはパターン種類総数)を入力装置20より検査設定部44に入力する(ステップS41)。欠陥抽出閾値LATHjは、パターンの種類毎に設定される。検査設定部44は入力された欠陥抽出閾値LATHjを欠陥判定部45に送る。
次に、検査設定部44は、設計データベース27から検査パターンに対応する設計パターンのエッジ情報を引き出して(ステップS42)エッジ乖離値算出部43に送る。
続いて、パターンエッジ生成部42が二次電子パターン像のエッジを検出し(ステップS43)、エッジ乖離値算出部43へ検出結果を送る。
次いで、エッジ乖離値算出部43は、設計パターンのエッジと二次電子パターン像のエッジとの間でマッチングを行った上でこれらのエッジ間の距離LAjを算出し(ステップS44)、算出結果を欠陥判定部45に送る。
最後に、欠陥判定部45は、送られたエッジ間距離LAjと欠陥抽出閾値LATHjとの比較により欠陥を抽出する(ステップS45)。
図6は、第1の検査手法の説明図である。ここでは、2つのコーナ部を有するクランク形状部を含む設計パターンを一例として取り挙げる。
検査パターン71の二次電子パターン像70に対してパターンエッジ生成部42によりエッジ検出が実行され、これにより、2つのエッジ76,77が抽出された検査パターンエッジ抽出画像75が得られる。一方、検査設定部44により、検査パターン71に対応する設計パターンのパターンエッジ73,74が設計データベース27から抽出されてエッジ乖離値算出部43へ既に送られている。
これらのパターンエッジ73,74を含む設計データ像72と検査パターンエッジ抽出画像75とのマッチングをエッジ乖離値算出部43が行って、エッジ間距離LAが算出され、欠陥判定部45へ送られる。そして、欠陥抽出閾値LATHjを超えるエッジ間距離LAを有する箇所79〜81が欠陥判定部45により欠陥箇所として抽出され、エッジ乖離値画像78として表示装置29に表示され記憶装置28に記憶される。
本実施形態において、二次電子パターン像70は例えば第1のパターン像に対応し、設計パターンのパターンエッジ73,74は例えば第1のパターンの設計情報に対応する。
次に、図4のステップS60において、欠陥数DAi>欠陥数閾値DATHiである場合の検査手法選定方法(ステップS61、S62)について図7を参照しながらより具体的に説明する。
図7は、走査型電子顕微鏡40により取得された二次電子パターン像の一例であるパターン像120と、パターンエッジプロファイル生成部50により生成されたパターン像120のA−A断面線におけるパターンエッジプロファイルPF140を併せて示す。
エッジプロファイル勾配値算出部51は、パターンエッジプロファイルPF140中で、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジのうち、例えば図7の紙面左側における立ち上がりエッジを選択してその画素の最低値Vbと最高値Vtをそれぞれ与える点133と132を検出する。そして、画素の最低値Vbと最高値Vtの中間点(Vt−Vb)/2に対応する位置134におけるパターンエッジプロファイルPF140の接線141を求める。
接線141が画素値=Vtと交わる点137のX座標X2と、接線141がX座標(画素値=0)と交わる点136のX座標X1との差分でVtを割れば、接線134の傾きα1=Vt/(X2−X1)(ここではk=1とする)が得られる。このα1の値をパターンエッジプロファイル勾配値算出部51がパターンエッジプロファイル勾配値と定義して欠陥検出手法選定部47へ送る(ステップS61)。欠陥検出手法選定部47は、送られたパターンエッジプロファイル勾配値α1をパターンエッジプロファイル勾配閾値αTH1(k=1)と比較する(図4、ステップS62)。
比較の結果、パターンエッジプロファイル勾配値α1≧パターンエッジプロファイル勾配閾値αTH1の場合、欠陥検出手法選定部47は、二次電子パターン像120がエッジ付近において充分な輝度変化を有するものと判断し、再検出の手法として、ダイ・ツー・ダイ検査による第2の検査手法を選択する。
この一方、比較の結果、パターンエッジプロファイル勾配値α1<パターンエッジプロファイル勾配閾値αTH1の場合、欠陥検出手法選定部47は、二次電子パターン像120がエッジ付近において充分な輝度変化を有していないと判断し、再検出の手法として、画素値の比較による第3の検出方法を選択する。
次に、第2の検査手法による欠陥検出について図8のフロー図を参照しながら説明する。
まず、第2の検査手法の使用に際して欠陥抽出閾値LBTHを入力装置20より検査設定部44に入力する(ステップS81)。検査設定部44は入力された欠陥抽出閾値LBTHを欠陥判定部45に送る。
続いて、パターンエッジ生成部42が検査パターンについて取得された二次電子パターン像のエッジを検出し、エッジ乖離値算出部43へ検出結果を送る(ステップS82)。
次いで、検査制御部は、参照パターンの二次電子パターン像を走査型電子顕微鏡40に撮像させる。撮像された参照パターンの像は、パターンエッジ生成部42へ送られ、参照パターン像のエッジも検出される。検出された参照パターンのエッジはエッジ乖離値算出部43に送られる。
次いで、エッジ乖離値算出部43は、検査対象パターンのエッジと参照パターンのエッジとの間でマッチングを行った上でこれらのエッジ間の距離LBを算出し、算出結果を欠陥判定部45に送る(ステップS84)。
最後に、欠陥判定部45は、送られたエッジ間距離LBと欠陥抽出閾値LBTHとの比較により欠陥を抽出する(ステップS85)。
図9は、第2の検査手法の説明図である。ここでも、2つのコーナ部を有するクランク形状部を含む設計パターンを一例として取り挙げる。
図9に示す二次電子パターン像90は、例えば分割検査領域371(i=1)を撮像して得られた検査パターン91の像である。二次電子パターン像90に対してパターンエッジ生成部42によりエッジ検出が実行され、2つのエッジ95,96が抽出された検査パターンエッジ抽出画像94が得られる。本実施形態において、二次電子パターン像90は例えば第1のパターン像に対応し、分割検査領域371は例えば第1の領域に対応する。
同様に、図9に示す二次電子パターン像92は、例えば分割検査領域371に隣接する分割検査領域372(i=2)内に形成された、検査パターン91と設計上同一の外形を有する参照パターン93を撮像して得られた像である。参照パターン93の二次電子パターン像92に対してもパターンエッジ生成部42によりエッジ検出が実行され、2つのエッジエッジ98,99が抽出される。本実施形態において、二次電子パターン像92は例えば第2のパターン像に対応し、分割検査領域372は例えば第2の領域に対応する。
これらのパターンエッジ95,96を含む検査パターンエッジ抽出画像94とパターンエッジ98,97を含む検査パターンエッジ抽出画像97とのマッチングをエッジ乖離値算出部43が行い、さらにエッジ間距離LBが算出される。そして、欠陥抽出閾値LBTHを超えるエッジ間距離LBを有する箇所101が欠陥箇所として抽出され、エッジ乖離値画像100として表示装置29に表示される。
なお、本実施形態では、2つのパターン像91,93の相互比較によるダイ・ツー・ダイ検査を取り挙げたが、これに限ることなく要求仕様に応じて3つ以上のパターン像を相互に比較することにより検査精度を高めることとしてもよい。
次に、第3の検査手法による欠陥検出について図10のフロー図を参照しながら説明する。
まず、第3の検査手法の使用に際して欠陥抽出閾値CATHを入力装置20より検査設定部44に入力する(ステップS91)。検査設定部44は入力された欠陥抽出閾値CATHを欠陥判定部45に送る。
次いで、検査制御部は、参照パターンの二次電子パターン像を走査型電子顕微鏡40に撮像させる(ステップS92)。撮像された参照パターンの像は、既に撮像された検査パターンの像と共にパターン画素値差分算出部49へ送られる。
次いで、パターン画素値差分算出部49は、検査パターンの像と参照パターンの像との間でマッチングを行った上でこれらの像の画素値の差分CAを算出し、算出結果を欠陥判定部45に送る(ステップS93)。
最後に、欠陥判定部45は、送られた画素値の差分CAと欠陥抽出閾値CATHとの比較により欠陥を抽出する(ステップS94)。
図11は、第3の検査手法の説明図である。ここでも、2つのコーナ部を有するクランク形状部を含む設計パターンを一例として取り挙げる。
検査パターン111の二次電子パターン像110と参照パターン113の二次電子パターン像112に対してパターン画素値差分算出部49によりマッチングが実行された後に、これらの像間で画素値の差分が算出され、欠陥抽出閾値CATHを超える箇所115が欠陥箇所として抽出され、画素値差分画像114として表示装置29に表示される。
本実施形態において、二次電子パターン像110は例えば第1のパターン像に対応し、二次電子パターン像112は例えば第2のパターン像に対応する。
従来の検査方法では、例えば図6に示す欠陥80,81のように、設計パターンと実パターンとのエッジ形状は異なるが、製品の仕様上全く問題が無いものも欠陥として抽出しており、このような擬似欠陥を検査結果から除去する必要があった。その結果、欠陥検査に膨大な時間と労力を要していた。
これとは対照的に、本実施形態によれば、ダイ・ツー・データベース検査により抽出された欠陥の数量を予め準備した第1の閾値と比較し、該第1の閾値を上回る場合に、ダイ・ツー・ダイ検査または画素値の比較による検査を用いて欠陥の再検出を行うので、擬似欠陥の数量が低減し、検査装置への負担が低減すると共に、検査のスループットが向上する。
また、本実施形態では、欠陥の再検出に際しても、検査パターン像のパターンエッジにおけるエッジプロファイルの勾配値を算出して第2の閾値と比較することによりエッジプロファイルの勾配の程度を調べ、その急峻さ、または緩慢さに応じて第2の検査方法と第3の検査方法とのいずれかを選択するので、取得されたパターン像の画質に適した欠陥検出を的確に行うことができる。これにより、エッジ位置検出の誤差に起因して擬似欠陥が増大するという従来の検査方法による問題も解決される。
(2)第2の実施の形態
図12は、本実施形態のパターン検査方法の概略工程を示すフロー図である。図4との対比により明らかなように、本実施形態の特徴は、ステップS21、S51およびS59の工程にあり、前述した第1の実施の形態では分割検査エリア内の欠陥数を問題としたが、本実施形態ではパターンの種類毎に検査エリア内の欠陥数を問題とする。
従って、欠陥数DPn(n=1〜M:Mはパターン種類の総数)はパターンの種類毎に算出され(ステップS51)、擬似欠陥の多寡に応じて再検出すべきかどうかの判定基準となる欠陥数閾値DPTHnもパターンの種類毎に設定され(ステップS21)、パターンの種類毎に欠陥数DPnと比較される(ステップS59)。本実施形態において、欠陥数閾値DPTHnは例えば第1の閾値に対応する。
本実施形態のパターン検査方法におけるその他の具体的工程は、図4に示した第1の実施の形態と実質的に同一である。
(3)第3の実施の形態
図13は、本実施形態のパターン検査方法の概略工程を示すフロー図である。
図4および図12との対比により明らかなように、本実施形態の特徴は、パターン検査に先立って、検査パターン像のパターンエッジにおけるエッジプロファイルの勾配値αkを算出して勾配閾値αthkと比較することにより、検査パターンのエッジプロファイルの勾配の程度を調べ、その急峻さ緩慢さに応じて外形比較による第1または第2の検査方法と、画素値の比較による第3の検査方法とのいずれかを選択する点にある。以下、図13に従ってその概略工程を説明する。
まず、上述した第1および第2の実施の形態と同様に、入力装置20から検査設定信号を検査設定部44に入力する。検査設定部44は、検査設定信号の入力を受けて設計データベース27から必要な設計情報を引き出す。次に、設計情報を参照して検査エリア座標、検査条件等の情報を入力装置20から検査設定部44に入力する(ステップS10)。
ここでの検査条件は、各分割検査エリア内の欠陥数閾値DATHiとパターンエッジk(k=1〜R:Rはパターンエッジの総数)毎のエッジプロファイル勾配閾値αTHkを含む。検査設定部44は、パターンエッジプロファイル勾配閾値αTHkと欠陥数閾値DATHiを欠陥検出手法選定部47へ送る。本実施形態において、パターンエッジプロファイル勾配閾値αTHkは、例えば第1の閾値に対応する。
次に、検査制御部41が制御信号を生成して走査型電子顕微鏡40に送り、分割検査領域37i内の検査パターンの二次電子パターン像を撮像させる(ステップS30)。取得された二次電子パターン像は、パターンエッジ生成部42およびパターンエッジプロファイル生成部50に送られる。
続いて、取得された二次電子パターン像から、パターンエッジプロファイル生成部50が分割検査領域37i内の検査パターンのエッジkのエッジプロファイルを生成してエッジプロファイル勾配値算出部51に送る(ステップS49)。送られたエッジプロファイルからエッジプロファイル勾配値算出部51がプロファイル勾配値αkを算出し、欠陥検出手法選定部47へ送る(ステップS52)。プロファイル勾配値αkの具体的な算出方法は、図7を参照して説明した第1の実施の形態での方法と同じ方法を用いることができる。
次いで、欠陥検出手法選定部47がパターンエッジkのパターンエッジプロファイル勾配値αkをパターンエッジプロファイル勾配閾値αTHkと比較する(ステップS62)。
比較の結果、パターンエッジプロファイル勾配値αk≧パターンエッジプロファイル勾配閾値αTHkの場合、欠陥検出手法選定部47は、二次電子パターン像120がエッジ付近において充分な輝度変化を有するものと判断し、ダイ・ツー・データベース検査による第1の検査手法またはダイ・ツー・ダイ検査による第2の検査手法を選択する。図1および図2に示すパターン検査装置のように、設計データベースを利用する検査装置では、処理スピードが速いこと、および装置への負担が小さいことから、通常は第1の検査手法をまず採用し、さらに擬似欠陥が多いと判定される場合に、第2の検査手法を使用して再検査が実行される。擬似欠陥の多寡の判定方法は、第1の実施の形態において説明した工程と同様に、分割検査領域37i内で抽出された欠陥数DAiと欠陥数閾値DATHiとを比較する方法を用いればよい(図4、ステップS50およびS60参照)。
図13のステップS62に戻り、比較の結果、パターンエッジプロファイル勾配値α1<パターンエッジプロファイル勾配閾値αTH1となった場合、欠陥検出手法選定部47は、二次電子パターン像120がエッジ付近において充分な輝度変化を有していないと判断し、欠陥検出方法として、画素値の比較による第3の検出方法を選択する(ステップS90)。
その後は、選択された第1乃至第3の検出方法による検出結果を検査結果出力部46が欠陥情報として表示装置49に表示させ、記憶装置28に記憶させる(ステップS100)。
検査制御部41は、未検査の検査領域があれば(ステップS110)、ステージ10を移動させて(ステップS120)全ての検査領域について欠陥検出が終了するまで以上の手順を繰り返す。
このように、本実施形態によれば、パターン検査に先立ってエッジプロファイルの勾配の程度を調べ、その急峻さ、または緩慢さに応じて外形比較による第1または第2の検査方法と、画素値の比較による第3の検査方法とのいずれかを選択するので、例えば取得される検査パターン像に充分なエッジコントラストが期待できない場合に、検査スピードを向上させることができる。
(C)プログラム
上述した実施形態では、図1および図2に示すパターン検査装置を用いたパターン検査方法について説明したが、上述した一連の検査工程は、レシピファイルとしてプログラムに組み込み、SEM画像を処理できるEWS等の汎用コンピュータに読み込ませて実行させてよい。これにより、上記第1乃至第3の実施の形態によるパターン検査方法を、汎用コンピュータを用いて実現することができる。
この場合は、図1および図2に示した制御コンピュータ21を備えるパターン検査装置に限ることなく、例えば図13中のステップS71の工程において、第1の検査方法ではなく第2の検査方法を使用すれば、前述した第3の実施の形態によるパターン検査方法を、設計データを取り込むことができないコンピュータを使用して実行することもできる。
また、上述したパターン検査方法の一連の工程を処理手順としてコンピュータに実行させるプログラムに組み込み、フレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の携帯可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
(D)半導体装置の製造方法
上述したパターン検査方法を用いた高速・低負担の検査工程を含むプロセスで半導体装置を製造することにより、高いスループットおよび歩留まりで半導体装置を製造することが可能になる。
より具体的には、製造ロット単位で基板を抜き出し、抜き出された基板に形成されたパターンを上述したパターン検査方法により検査する。検査の結果、良品と判定された場合、検査された基板が属する製造ロット全体について、引き続き残余の製造プロセスを実行する。この一方、検査の結果不良品と判定された場合でリワーク処理が可能な場合には、不良品と判定された基板が属する製造ロットに対してリワーク処理を実行する。リワーク処理が終了すると、その製造ロットから基板を抜き取って再度検査する。抜き取られた基板が再検査により良品と判定されると、リワーク処理を終えたその製造ロットに対し残余の製造プロセスを実行する。また、リワーク処理が不可能な場合には、不良品と判定された基板が属する製造ロットは廃棄し、不良発生原因を解析して設計担当や上流のプロセス担当等へフィードバックする。
(E)その他
以上説明した実施の形態によれば、擬似欠陥を低減して検査結果を高速でアウトプットすることができる。
21:制御コンピュータ
27:設計データベース
28:記憶装置
29:表示装置
30:検査エリア
371〜37N:分割検査エリア
40:走査型電子顕微鏡
41:検査制御部
42:パターンエッジ生成部
43:エッジ乖離値算出部
45:欠陥判定部
46:検査結果出力部
47:欠陥検出手法選定部
48:欠陥数算出部
49:パターン画素値差分算出部
50:パターンエッジプロファイル生成部
51:パターンエッジプロファイル勾配値算出部
60,70,90,110:検査画像
61,71,91,111,120:パターン像
62,72:設計パターン像
63,73:設計データパターンエッジ
64,74: 設計データパターンエッジ
65,75:エッジ抽出画像
66,76:パターンエッジ
67,77:パターンエッジ
68,78,100:エッジ乖離値画像
69〜81,101,105:欠陥
DAi,DPn:欠陥数
DATHi,DPTHn:欠陥数閾値
CA:パターン画素値差分
CATH:パターン画素値差分閾値
LAj,LB:エッジ間乖離距離
LATHj,LBTH:エッジ間乖離距離閾値
αk:パターンエッジプロファイル勾配値
αTHk:パターンエッジプロファイル勾配閾値

Claims (9)

  1. 基板の第1の領域に形成された第1のパターンを撮像して第1のパターン像を取得する工程と、
    前記第1のパターン像と前記第1のパターンの設計情報とを対応づけてダイ・ツー・データベース(Die to Database)検査により欠陥を検出する工程と、
    検出された欠陥の数を予め準備された第1の閾値と比較し、前記検出された欠陥の数が前記第1の閾値以下である場合に、前記検出された欠陥を検査結果として出力する工程と、
    前記検出された欠陥の数が前記閾値を上回る場合に、前記基板内で第1の領域と異なる第2の領域で形成され前記第1のパターンと設計上同一の形状を有する第2のパターンを撮像して第2のパターン像を取得する工程と、
    前記第1のパターン像と前記第2のパターン像とを互いに比較することにより、ダイ・ツー・ダイ(Die to Die)検査により欠陥を再検出し、再検出された欠陥を検査結果として出力する工程と、
    を備えるパターン検査方法。
  2. 前記ダイ・ツー・ダイ検査による欠陥の再検出は、
    前記第1のパターン像から前記第1のパターンのエッジを検出し、検出された前記第1のパターンのエッジプロファイルの勾配の値を算出する工程と、
    予め準備した第2の閾値と前記勾配の値とを比較する工程と、
    算出された前記勾配の値が前記第2の閾値以上である場合に、前記第2のパターン像から前記第2のパターンのエッジを検出し、前記第1のパターンのエッジとの比較により欠陥を検出し、算出された前記勾配の値が前記第2の閾値を下回る場合に、前記第1のパターン像の画素値と前記第2のパターン像の画素値とを算出し、これらの画素値の相互比較により欠陥を検出する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のパターン検査方法。
  3. 基板の第1の領域に形成された第1のパターンを撮像して第1のパターン像を取得する工程と、
    前記第1のパターン像から前記第1のパターンのエッジを検出し、検出された前記第1のパターンのエッジプロファイルの勾配の値を算出する工程と、
    予め準備した第1の閾値と前記勾配の値とを比較する工程と、
    算出された前記勾配の値が前記第1の閾値以上である場合に、ダイ・ツー・データベース(Die to Database)検査およびダイ・ツー・ダイ(Die to Die)検査のいずれかにより欠陥を検出し、算出された前記勾配の値が前記第1の閾値を下回る場合に、前記基板内で第1の領域と異なる第2の領域で形成され前記第1のパターンと設計上同一の形状を有する第2のパターンを撮像して第2のパターン像を取得し、前記第1のパターン像の画素値と前記第2のパターン像の画素値との比較により欠陥を検出する工程と、
    を備えるパターン検査方法。
  4. 前記第1の閾値は、前記基板の全領域を複数に分割した検査領域ごとに設定されることを特徴とする請求項1または2に記載のパターン検査方法。
  5. 前記検査対象パターンは複数の種類のパターンでなり、
    前記第1の閾値は、前記パターンの種類ごとに設定されることを特徴とする請求項1または2に記載のパターン検査方法。
  6. 基板に形成されたパターンを撮像してパターン像を取得する撮像手段と、
    前記パターン像と前記パターンの設計情報との対応付けによる第1の外形比較、前記基板内で設計上同一の形状から形成された複数のパターンの像同士の比較による第2の外形比較、または前記複数のパターンの像同士の画素値の比較による欠陥検出手法により前記パターンの欠陥を検出する欠陥検出手段と、
    前記第1の外形比較により検出された欠陥の数量または前記パターン像のエッジプロファイルの勾配値の値に基づいて検査方法を選択し、選択した検査方法に従って前記撮像手段および前記欠陥検出手段を制御する検査制御手段と、
    を備えるパターン検査装置。
  7. 前記検査制御手段は、
    前記第1の外形比較により検出された欠陥の数量に基づいて前記検査方法を選択した場合に、前記欠陥検出手段により検出された欠陥の数を予め準備された第1の閾値と比較し、前記検出された欠陥の数が前記第1の閾値以下である場合に、前記検出された欠陥を検査結果として前記欠陥検出手段に出力させ、
    前記検出された欠陥の数が前記第1の閾値を上回る場合に、前記撮像手段に前記複数のパターンの像を撮像させて、前記欠陥検出手段に前記第2の外形比較または前記複数のパターンの像同士の画素値の比較により欠陥を再検出させ、再検出された欠陥を検査結果として出力させる、
    ことを特徴とする請求項6に記載のパターン検査装置。
  8. 前記検査制御手段は、
    前記検出された欠陥の数が前記第1の閾値を上回る場合に、前記パターンの像から前記パターンのエッジを検出して前記パターンのエッジプロファイルの勾配の値を算出して予め準備した第2の閾値と比較し、
    前記第2の外形比較による欠陥検出は、算出された前記勾配の値が前記第2の閾値以上である場合に実行され、
    前記画素値の比較による欠陥検出は、算出された前記勾配の値が前記第2の閾値を下回る場合に実行される、
    ことを特徴とする請求項7に記載のパターン検査装置。
  9. 前記検査制御手段は、
    前記パターン像のエッジプロファイルの勾配の値に応じた検査方法を選択した場合に、前記パターンの像から前記パターンのエッジを検出して前記パターンのエッジプロファイルの勾配の値を算出し、算出された勾配値を予め準備した第2の閾値と比較し、前記勾配値が前記2の閾値以上である場合に、前記撮像手段に前記複数のパターンの像を撮像させて、前記欠陥検出手段に前記第1または第2の外形比較による欠陥検出を実行させ、前記勾配値が前記第2の閾値を下回る場合に、前記撮像手段に前記複数のパターンの像を撮像させて、前記欠陥検出手段に前記複数のパターンの像同士の画素値の比較による欠陥検出を実行させる、
    ことを特徴とする請求項6に記載のパターン検査装置。
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