JP2012026696A - ファンフィルタユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】単純な構造でありながら空気が流れる流路抵抗を小さくして構造抵抗を小さく抑えて騒音を低減できるファンフィルタユニットを提供する。
【解決手段】フィルタ3の上流側に筐体2を有し、筐体2内に遠心ファン4を設けてなるファンフィルタユニット1は、遠心ファン4の下部に仕切板10を設置し、遠心ファン4と仕切板10で形成される空気の吹き出し直後の水平方向Wの気流が流れる第1開口部通路断面積C1と、筐体の壁面に気流を当てることで筐体の壁面と仕切板10の縁部分13との間において気流が垂直方向Z2に向きを変えて流れる第2開口部通路断面積C2とをほぼ等しくしている。
【選択図】図2

Description

本発明は、フィルタの上流側に筐体を有し、この筐体に遠心ファンを設けてなるファンフィルタユニットに関する。
ファンフィルタユニットとしては、フィルタの上流側に筐体を備え、この筐体内に遠心ファンを備える形式のものがある。この種のファンフィルタユニットでは、ファンの直下にファンケーシング(仕切板)を設置して、空気の流れがファンケーシングにより直接フィルタ側には向かわずに筐体の壁面に当たって下方に向かうようにすることが、特許文献1において提案されている。
特許文献1に開示されたファンフィルタユニットは、筐体の上部に吸込口を、下部に吹出口を有し、遠心ファンの作用により、吸込口から吸い込まれた空気を、ファンケーシングによってガイドして吹き出させ、フィルタを通して吹出口から吐出させるファンフィルタユニットであり、ファンケーシングの端縁部と筐体の側板との間の全周に渡って空隙を形成し、この空隙から風を吹き出させることによって、風速分布の均一性向上及び騒音低減を図っている。
特開平9−94419号公報
ところが、特許文献1に記載のファンフィルタユニットでは、次のような問題点があった。
従来のファンケーシングは複雑な形状を有している。すなわち、遠心ファンに対応するファンケーシングの中央部がファンケーシングの端縁部に比べて窪んだ凹部となっており、その凹部の周囲には4つの斜面部が形成され、しかもこれらの斜面部の外側には4つの水平部を有する複雑な構造を有している。しかもファンフィルタユニットの筐体は気流の流路を形成するためにガイド板を備えている。このため、従来のファンフィルタユニットの構造は複雑であり、部品点数が多い。
また、従来のファンフィルタユニットでは、筐体とファンケーシングを用いて空気の気流が流れる流路を長くし、空気の気流方向を2回反転させることにより気流をフィルタに向かわせている。このため、ファンフィルタユニットの遠心ファンの軸方向に平行な方向の厚み寸法が大きくなってしまい、空気の流路抵抗が大きい。
従来のファンフィルタユニットでは、複雑なファンケーシングが筐体内に配置されており、空気の流路が狭く、空気の気流方向は急激に2回反転されるので、気流を通す際に従来のファンフィルタユニットの構造抵抗が大きい。 そこで、本発明は、上記課題を解消するために、単純な構造でありながら空気が流れる流路抵抗を小さくして構造抵抗を小さく抑えかつ騒音を低減できるファンフィルタユニットを提供することを目的とする。
本発明のファンフィルタユニットは、フィルタの上流側に筐体を有し、前記筐体内に遠心ファンを設けてなるファンフィルタユニットであって、
前記遠心ファンの前記ファンフィルタユニット側に仕切板を設置し、前記遠心ファンと前記仕切板で形成される空気の吹き出し直後の水平方向の気流が流れる第1開口部面積と、前記筐体の壁面に前記気流を当てることで前記筐体の壁面と前記仕切板の縁部分との間において前記気流が垂直方向に向きを変えて流れる第2開口部面積とをほぼ等しくした構成であることを特徴とする。
上記構成によれば、単純な構造でありながら空気が流れる流路抵抗を小さくして構造抵抗を小さく抑えて騒音を低減できる。すなわち、単純な構造の仕切板を用いており、空気の流路が広く取れ、すでに述べたように空気の気流は1回90度曲げれば良いだけであるので、従来のファンフィルタユニットに比べて構造抵抗が小さく、単純な構造でありながら空気が流れる流路抵抗を小さくして構造抵抗を小さく抑えかつ騒音を低減できる。
好ましくは、前記遠心ファンを固定するベルマウス台を、前記筐体の上部開口部から突出して設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、筐体の容積を小さくでき、ファンフィルタユニットの厚みを小さくできる。
本発明によれば、単純な構造でありながら空気が流れる流路抵抗を小さくして構造抵抗を小さく抑えて騒音を低減できるファンフィルタユニットを提供することができる。
本発明のファンフィルタユニットの実施形態を示す斜視図である。 図2(A)は、図1のファンフィルタユニットを示す平面図であり、図2(B)は、図2(A)のファンフィルタユニットをC方向から見た側面図である。 図3(A)は、仕切板を示す斜視図であり、図3(B)は、この仕切板の平面図であり、図3(C)は、仕切板の側面図である。 送風機から吹き出される空気の気流を通過させるために仕切板が形成する第1開口部面積と第2開口部面積の形状例を示す図である。 図5(A)は、本発明の実施形態のファンフィルタユニットを示し、図5(B)は、比較例のファンフィルタユニットを示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。 図1は、本発明のファンフィルタユニットの実施形態を示す斜視図である。図2(A)は、図1のファンフィルタユニットを示す平面図であり、図2(B)は、図2(A)のファンフィルタユニットをC方向から見た側面図である。
図1と図2に示すファンフィルタユニット1は、好ましくはクリーンルーム等に用いられ、例えば、半導体製造装置用の高性能フィルタ及び中性能フィルタを有する装置である。ファンフィルタユニット1は、直方体形状を有する筐体2と、フィルタ3と、送風機4を有している。筐体2は、ファンボックスともいう。フィルタ3は、例えば正方形状の板状の部材であり、筐体2に対して着脱可能に固定され、筐体2は、送風機4を収容し、このフィルタ3以外には筐体2内を通す気流が逃げないような箱体構造である。
図1と図2に示す筐体2の材質としては、例えばステンレス、アルミニウムを使用でき、無溶接でリベット構造とすることで無塗装とすることができる。図1と図2に示すように、筐体2は、上面部2Aと4つの側面部2B、2C、2D、2Eを有している。上面部2Aは例えば正方形状に形成され、上面部2Aと側面部2B、2C、2D、2Eは、送風機4等を収容し、下部には開口部を有している。フィルタ3は、筐体2の開口部に配置されている。上面部2Aは、フィルタ3に対面しており、上面部2Aは空気の気流の上流側であり、フィルタ3は空気の気流の下流側である。
図1と図2に示すように、上面部2A上には、2つの取手2Fが固定されている。図2(B)に示すように、後で説明するベルマウス台5が、上面部2Aの中央位置において上面部2AからZ2方向(Z1方向とは反対方向)に突出するようにして固定されている。ベルマウス台5の上面の中央には、円形のフィンガーガード6が固定されている。送風機4は、遠心式のファンである。送風機4は、筐体2内であって、上面部2Aの中央位置のフィンガーガード6に対応して配置されている。従って、送風機4が回転すると、外部の空気は空気の気流となって、フィンガーガード6を通してベルマウス台5の開口部19を通じて、Z1方向に吸い込まれるようになっている。
その他に、側面部2Bには、風量調整ツマミ7が設けられている。図2(A)に示す筐体2の幅Dは、例えば610mmであるが、この値に限定されるものではない。
図1と図2に示すように、筐体2の下部の4辺のフランジ部8には、フィルタ3の金属製のフィルタ枠3Bが着脱可能に配置される。フィルタ3は、金属製のフィルタ枠3Bを有している。このフィルタ3の下流側には、例えば好ましくは図示しないが長方形のアルミニウム製のラス網が設けられている。
フィルタ3の金属製のフィルタ枠3B内にはフィルタ部材が配置されており、このフィルタ部材は、例えばUPLA(高性能)フィルタである。
図2(B)に示すベルマウス台5は、筐体2と同じ材質で作られており、筐体2の上面部2Aの上部開口部9から突出長さRだけ突出するようにして、筐体2の上面部2Aの上部開口部9の周縁部上に固定されている。ベルマウス台5は、筐体2内において、送風機4の上部を保持している。
図1と図2において破線で示すように、筐体2内には仕切板10が配置されている。この仕切板10は、例えば筐体2と同じ材質で作られ、送風機4の直下に設置されており、この送風機4の下部を取付て保持する役割を有していて、図3に示すような構造を有している。
図3(A)は、仕切板10を示す斜視図であり、図3(B)は、この仕切板10の平面図であり、図3(C)は、仕切板10の側面図である。
仕切板10は、例えば正方形の平面部11と4つの支持アーム部12を有する。各支持アーム部12は、平面部11の各縁部分13の中央位置からZ2方向に突出して垂直に立てて形成されている。各支持アーム部12は、ほぼL字型に形成され、支持アーム部12は、垂直に立てて形成された開口部形成部分12Aと、水平に形成された取付用部分12Bを有している。
図3に示すように取付用部分12Bは平面部11と並行に形成され、図2(B)に示すように取付用部分12Bは上面部2Aの内面に対してネジ12Nにより固定されている。このため、平面部11は、送風機4の軸方向L(Z1方向とZ2方向)に対して垂直になるように設置されている。
図3(B)に示すように平面部11の幅Tは例えば450mm(45cm)であり、図3(C)に示すように支持アーム部12の開口部形成部分12Aの高さSは例えば70mm(7cm)である。図3(B)に示すように支持アーム部12の幅Kは、例えば25mm(2.5cm)である。
図3(A)と図3(B)に示すように、平面部11の中央位置には、4つのネジ穴12Tが形成されている。図3(A)に示すネジ12Fは、これらのネジ穴12Tに通して送風機4の下部にねじ込むことで、仕切板10は送風機4の下部を取付て保持している。
図4は、送風機4から吹き出される空気の気流を通過させるために、仕切板10が形成する第1開口部通路断面積C1と第2開口部通路断面積C2の形状例を示している。図4(A)では、筐体2の内寸法Eと、仕切板10の平面部11の各縁部分13の幅Tを示しており、筐体2の内寸法Eは例えば580mm(58cm)であり、平面部11の各縁部分13の幅TをXcmとして示している。
図4(A)と図4(B)において、4つの第1気流形成領域M1は、遠心ファンである送風機4と、仕切板10の平面部11とにより形成される風の吹き出し直後の矢印Wで示す水平方向の気流が流れる第1開口部通路断面積C1をそれぞれ有している。この第1開口部通路断面積C1は、平面部11の幅Tの値から仕切板10の支持アーム12の取付用部分12Bの幅Kの値を除いた値に基づいて計算される。
さらに、図4(A)において、斜線で示す四角枠状の第2気流形成領域M2は、平面部11の4つの縁部分13と筐体2の4つの側面部2B〜2Eの壁面の内側の間に形成されている。この斜線で示す四角枠状の第2気流形成領域M2は、筐体2の側面部2B〜2Eの壁面の内側に気流が当たって、筐体2の側面部2B〜2Eの壁面の内側と仕切板10の各縁部分13との間で形成される壁面気流が垂直方向(Z1方向、下方向)に向きを変えて流れる第2開口部通路断面積C2を有している。
そして、第1開口部通路断面積C1と第2開口部通路断面積C2は、ほぼ等しいかあるいは等しくなるように設定されている。
(1) 第1開口部通路断面積C1と第2開口部通路断面積C2がほぼ等しい例としては、図4(A)に示す平面部11の各縁部分13の幅TのXcmの値を450mm(45cm)と設定した場合には、第1開口部通路断面積C1は1330cmとなり、第2開口部通路断面積C2は1339cmとなるので、第1開口部通路断面積C1と第2開口部通路断面積C2は、ほぼ等しい。
(2)第1開口部通路断面積C1と第2開口部通路断面積C2が等しい場合の例としては、次の通りである。
平面部11の各縁部分13の幅TのXcmを450mm(45cm)と設定した場合に、第1開口部通路断面積C1と第2開口部通路断面積C2を等しくするには、次の計算による。
すなわち、第1開口部通路断面積C1は、Xcm×7cm×4−2.5cm×7cm×4=28X−70cm・・・式1
により求めることができる。
これに対して、第2開口部通路断面積C2は、58cm×58cm−Xcm ・・・式2
により求めることができる。
第1開口部通路断面積C1と第2開口部通路断面積C2を完全に等しくするには,式1=式2とすれば良いので、X+28X−3294=0から、X=45.1cmが得られるので、X=45.1cmとすれば、第1開口部通路断面積C1と第2開口部通路断面積C2を等しくすることができる。
次に、図1から図4を参照して、上述したファンフィルタユニット1の作用について説明する。
図2に示す送風機4が動作すると、空気はフィンガーガード6を通じてベルマウス台5の開口部と筐体2の上面部2Aの上部開口部9から筐体2内に供給される。遠心ファンである送風機4と、仕切板10の平面部11とにより形成される空気の吹き出し直後の矢印Wで示す水平方向の空気の気流が、図4(A)に示すように平面部11に沿って第1気流形成領域M1の第1開口部通路断面積C1を通過する。その後、筐体2の側面部2B〜2Eの壁面の内側と、仕切板10の各縁部分13に気流が当たって、空気の気流が垂直下方向(Z1方向)に向きを変えて、斜線で示す四角枠状の第2気流形成領域M2の第2開口部通路断面積C2を通って流れる。
このように、本発明の実施形態では、筐体2では、第1開口部通路断面積C1と第2開口部通路断面積C2は、ほぼ等しいかあるいは等しくなるように設定されているので、送風機4から吹き出された空気の気流は、一定の風速で安定してフィルタ3側に送風することができる。空気の気流が送風機4からフィルタ3側に送風される際に、空気の気流は、第1開口部通路断面積C1から第2開口部面線C2に向けて1回だけ90度風向を変えるだけであり、従来例のように空気の気流の向きを何回も急激に変える必要がない。
従って、空気の気流を送風機4からフィルタ3側に送風するための空気の気流を形成する構造が簡単化でき、ファンフィルタユニットの送風機4の軸方向に平行な方向(Z1、Z2方向)の厚み寸法が大きくなるのを防ぎ、空気の流路抵抗を小さくできる。
本発明の実施形態のファンフィルタユニット1では、単純な構造の仕切板10を用いており、空気の流路が広く取れ、すでに述べたように空気の気流は1回90度曲げれば良いだけであるので、従来のファンフィルタユニットに比べて構造抵抗が小さい。
以上のことから、本発明の実施形態のファンフィルタユニット1では、単純な構造でありながら空気が流れる流路抵抗を小さくして構造抵抗を小さく抑えかつ騒音を低減できる。
また、図5(A)は、本発明の実施形態のファンフィルタユニット1を示し、図5(B)は、比較例のファンフィルタユニット100を示している。
図5(A)に示す本発明の実施形態のファンフィルタユニット1では、仕切板10は、送風機4を取付て固定するだけでなく、送風機4が作り出す空気の吹出流を仕切って空気の吹出流を第1開口部通路断面積C1と第2開口部通路断面積C2に通す役割を有する。従って、仕切板10を用いることにより、空気の気流の風向の変化が1回であり必要最小限にでき、風速が一定で安定する。このため、本発明の実施形態のファンフィルタユニット1は、単純な構造でありながら空気が流れる流路抵抗を小さくして構造抵抗を小さく抑えかつ騒音を低減できる。
これに対して、図5(B)の比較例では、送風機104が仕切板10とは全く異なる構造の取付具110により取付られているが、この取付具110は、4つの支持アーム部112を有しているだけで空気の気流を導くための平面部は有しておらず、空気の気流を仕切る効果は無い。
図5(A)に示す本発明の実施形態のファンフィルタユニット1では、既に説明したようにベルマウス台5は、筐体2の上面部2Aの上部開口部9から突出長さRだけ突出するようにして筐体2の上面部2Aに固定されている。図5(B)に示す比較例のファンフィルタユニット100では、ベルマウス台105は筐体102から突出して固定されてはいるが、ベルマウス台105を筐体2の上面部から単純に突出させるだけでは、騒音が増すおそれがある。そこで、図5(A)に示す本発明の実施形態のファンフィルタユニット1のように、仕切板10を用いて第1開口部通路断面積C1と第2開口部通路断面積C2は、ほぼ等しいかあるいは等しくすることにより、本発明の実施形態のファンフィルタユニット1は、図5(B)の比較例のファンフィルタユニット100のようにベルマウス台5を筐体2の上面部2Aの上部開口部9から単純に突出させてはいるが仕切板10を用いない場合に比べて、約2dB(A)の騒音の低減ができた。
ところで、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形例を採用することができる。本発明の実施形態では、フィルタは半導体製造装置用の高性能フィルタ及び中性能フィルタを採用しているが、これに限定されない。
次に、本発明を実施するための最良の一形態ついて使用材料を説明する。
本発明は、使用材料に特徴があるわけではないので、記載していないものでも使用することができる。
塵埃除去フィルタは、ガラス繊維不織布、エレクトレット不織布、PTFE膜等からなる濾材をジグザグ状に折り畳み、セパレータあるいは樹脂リボンで間隔保持して、フィルタ枠にウレタン樹脂等の気密剤で気密固化した高性能フィルタ及び中性能フィルタを使用することができる。特に、塵埃除去フィルタは、ボロン、有機ガス等の発生が少ない低発ガスのという観点からするとPTFE膜濾材のフィルタが好ましい。
1・・・ファンフィルタユニット、2・・・筐体、2A・・・筐体の上面部、2B〜2E・・・筐体の側面部、3・・・フィルタ、4・・・送風機(遠心ファン)、5・・・ベルマウス台、9・・・上部開口部、10・・・仕切板、11・・・仕切板の平面部、12・・・仕切板の支持アーム部、13・・・仕切板の縁部分、M1・・・第1気流形成領域、M2・・・第2気流形成領域、C1・・・第1開口部面積、C2・・・第2開口部面積

Claims (2)

  1. フィルタの上流側に筐体を有し、前記筐体内に遠心ファンを設けてなるファンフィルタユニットであって、
    前記遠心ファンの前記ファンフィルタユニット側に仕切板を設置し、前記遠心ファンと前記仕切板で形成される空気の吹き出し直後の水平方向の気流が流れる第1開口部面積と、前記筐体の壁面に前記気流を当てることで前記筐体の壁面と前記仕切板の縁部分との間において前記気流が垂直方向に向きを変えて流れる第2開口部面積とをほぼ等しくした構成であることを特徴とするファンフィルタユニット。
  2. 前記遠心ファンを固定するベルマウス台を、前記筐体の上部開口部から突出して設けたことを特徴とする請求項1に記載のファンフィルタユニット。
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