JP2012026565A - 締結装置 - Google Patents

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石川隆一
Yasuyuki Suzuki
鈴木康之
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Abstract

【課題】ボルトに一旦締結すれば振動などによる緩みを防ぎ、かつその締結を容易に外すことができないようにすると共に、ナットの悪戯や盗難を確実に防止することができる。
【解決手段】締結装置10は、ナット12は、円錐台形状であり、ナット12は、工具を係合してナット12をナット締付方向へ回転可能とし、ナット12をナット取外方向へ回転不能とする操作部50を有する。この操作部50は、ナット締付方向の回転によりナット12に係合し、ナット取外方向の回転により係合が解除される係合部50aを有する。また、操作部は、ナット12の頭部に切削により分離可能に形成され、ナット締付方向の回転による所定以上の締付力によりナット12の頭部から分離可能部において分離可能である。また、操作部は、ナット12の頭部に溶接により固定され、ナット締付方向の回転による所定以上の締付力によりナット12の頭部から溶接部において分離可能である。
【選択図】図3

Description

この発明は、ボルトとナットにより被締結部材を固定するに際し、振動などによる緩みや脱落、さらには悪戯や盗難を防止するための締結装置に関するものである。
従来、被締結部材を固定するには、ボルトとナットによる締め付け方式があらゆる分野で多用されている。ボルトに締め付けられたナットは、単純に取り付けただけでは、振動や外力等によって緩んでしまいやすいために、スプリングワッシャーを挟み込むことが通常行われている。また、被締結部材を確実に固定するには、ダブルナットを使用した締め付け方式も広く行われている。
しかしながら、このようなボルトとナットによる締め付け方式では、例えばダブルナットを使用した場合、締め付け直後では被締結部材の固定が確実ではあっても、長期間にわたっての振動や衝撃等により一旦緩んでしまうと、2個のナットはそれぞれが自由に回転するようになってボルトより脱落してしまうという問題点を有していた。
このため、特許文献1では、ボルトの雄螺子溝のピッチに整合するコイルバネをナットのバネ収容凹部に収容し、ボルトに対するナットの締め付け方向への回転に伴いボルトの雄螺子溝からコイルバネが離反し摩擦力を軽減して回転を許容すると共に、ボルトとナットとが螺合したときのボルトに対するナットの離脱方向への回転に伴いボルトの雄螺子溝にコイルバネが密着し摩擦力を増加して回転を阻止し、ボルトにナットを一旦締結すればその締結を容易に外すことができないようにすると共に、長期間にわたって振動や外力等が働くことによるボルトとナット相互間の緩みを防止することができる緩み止めナットが開示されている。
特開2003−307210号公報
解決しようとする問題点は、特許文献1では、ボルトの雄螺子溝のピッチに整合するコイルバネをナットのバネ収容凹部に収容し、コイルバネの伸縮を利用してボルトに対するナットの締付けを行い、またボルトに対するナットの離脱方向への回転に伴いボルトの雄螺子溝にコイルバネが密着し摩擦力を増加して回転を阻止する構造であり、ボルトとナットにより被締結部材を固定しても工具をナットに係合し、ナットを工具で強制的に回転するなどの悪戯をしたり、外して盗むことがある。
そこで、この発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、ボルトに一旦締結すれば振動などによる緩みを防ぎ、かつその締結を容易に外すことができないようにすると共に、悪戯や盗難を確実に防止することができる締結装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、ボルトの雄螺子溝のピッチに整合するコイルのピッチを有するコイルバネと、
前記コイルバネを収容可能とし、前記ボルトに対するナット締付方向への回転に伴い前記ボルトの雄螺子溝から前記コイルバネが離反し摩擦力を軽減させて回転を許容させると共に、前記ボルトと螺合したときの前記ボルトに対するナット離脱方向への回転に伴い前記ボルトの雄螺子溝に前記コイルバネが密着し摩擦力を増加させて回転を阻止するように設けたバネ収容部と、
前記ボルトの雄螺子溝のピッチに整合する雌螺子溝を有する螺子部とを有するナットと、
を含み、
前記ナットは、円錐台形状であり、
前記ナットは、工具を係合して前記ナットをナット締付方向へ回転可能とし、前記ナットをナット取外方向へ回転不能とする操作部を有することを特徴とする締結装置である。
請求項2に記載の発明は、前記操作部は、前記ナット締付方向の回転により前記ナットに係合し、前記ナット取外方向の回転により係合が解除される係合部を有することを特徴とする請求項1に記載の締結装置である。
請求項3に記載の発明は、前記操作部は、前記ナットの頭部に切削により分離可能に形成され、
前記ナット締付方向の回転による所定以上の締付力により前記ナットの頭部から前記分離可能部において分離可能であることを特徴とする請求項1に記載の締結装置である。
請求項4に記載の発明は、前記操作部は、前記ナットの頭部に溶接により固定され、
前記ナット締付方向の回転による所定以上の締付力により前記ナットの頭部から溶接部において分離可能であることを特徴とする請求項1に記載の締結装置である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、操作部に工具を係合してナットをナット締付方向へ回転することで、ボルトに対するナット締付方向への回転に伴いボルトの雄螺子溝からコイルバネが離反し摩擦力を軽減させて回転を許容させると共に、ボルトと螺合したときのボルトに対するナット離脱方向への回転に伴いボルトの雄螺子溝にコイルバネが密着し摩擦力を増加させて回転を阻止する状態にし、一方操作部はナットをナット取外方向へ回転不能であり、しかもナットが円錐台形状であり、工具で強制的に回転することが不可能であることから、ナットを緩めるなどの悪戯をしたり、外して盗むことを防止することができる。
請求項2に記載の発明では、操作部は、ナット締付方向の回転により係合部がナットに係合して回転し、ナット取外方向の回転により係合部の係合が解除され、操作部がナットに対してから回りするからナットは回転不能である。
請求項3に記載の発明では、操作部は、ナットの頭部に切削により分離可能に形成され、ナット締付方向の回転による所定以上の締付力によりナットの頭部から分離可能部において分離されてナットは回転不能である。
請求項4に記載の発明では、操作部は、ナットの頭部に溶接により固定され、ナット締付方向の回転による所定以上の締付力によりナットの頭部から溶接部において分離されてナットは回転不能である。
第1の実施の締結装置の側面図である。 締結装置の平面図である。 締結装置の断面図である。 ナットの断面図である。 ナットの平面図である。 ナットを示すもので、(a)はナットの底面図、(b)はナットの底面のb−b断面図である。 操作部の側面図である。 操作部の断面図である。 操作部の底面図である。 コイルバネの具体例を示すもので、(a)はコイルバネの全体正面図、(b)はコイルバネの平面図、(c)はコイルバネの底面図である。 ナットと操作部との組み付け状態を示すもので、(a)は操作部をナット締付方向へ回転する状態の断面図、(b)は操作部をナット取外方向へ回転する状態の断面図、(c)は操作部をナット取外方向へ回転した状態の断面図である。 締付時の締結装置の断面図である。 ボルトに対する締結装置の回転動作を示すもので、(a)はボルトに対する締め付け方向への回転動作状態の断面図、(b)はボルトに対する所定の締付力を得た後の状態の断面図、(c)は取り外し時の回転動作状態の断面図である。 第2の実施の締結装置の側面図である。 締結装置の断面図である。 締付時の締結装置の断面図である。 ボルトに対する締結装置の回転動作を示すもので、(a)はボルトに対する締め付け方向への回転動作状態の断面図、(b)はボルトに対する所定の締付力を得た後の状態の断面図、(c)は取り外し時の回転動作状態の断面図である。 第3の実施の締結装置の断面図である。 所定の締付力を得た後の締結時の締結装置の断面図である。 第4の実施の締結装置の断面図である。 所定の締付力を得た後の締結時の締結装置の断面図である。 ボルトに対する締結装置の回転動作を示すもので、(a)はボルトに対する締め付け方向への回転動作状態の断面図、(b)はボルトに対する所定の締付力を得た後の状態の断面図、(c)は取り外し時の回転動作状態の断面図である。 第5の実施の締結装置の断面図である。 所定の締付力を得た後の締結時の締結装置の断面図である。 コイルバネの取付構造を示す断面図である。 バネユニットを示す図である。
以下、この発明の締結装置の実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
[第1の実施の形態]
この発明の第1の実施の形態を、図1乃至図13に基づいて説明すると、締結装置10は、コイルバネ11と、ナット12、操作部50とを有し、操作部50に工具を嵌めて回転させて締め付け、ナット12と、コイルバネ11が、ボルト2の雄螺子溝2aに螺合巻装される。
コイルバネ11は、図10に示すように、ボルト2の雄螺子溝2aのピッチに整合するコイル部11aと、コイル部11aの一方の端部11bと、コイル部11aの他方の端部11cとを有する。一方の端部11bは、コイル部11aの外側の位置まで延びて屈曲されて固定端となり、他方の端部11cは、コイル部11aの外周部より僅か外方に延びて自由端となる。
ナット12は、金属で円錐台形状に形成され、基部12cと、頂部12dを有し、基部12c側に螺子部12bが形成され、頂部12d側にバネ収容部12aが形成されている。バネ収容部12aには、コイルバネ11が収容され、この収容状態でコイル部11aの一方の屈曲された端部11bは係止孔12a1に係止され、他方の端部11cは凹み状の押動部12a3内に配置した自由端としている。コイルバネ11の装着状態では、コイル部11aとバネ収容部12aの内壁12a2との間には隙間Dがあり、この隙間Dはコイル部11aが外方へ広がること許容する。
押動部12a3は、内壁の一部に軸方向に形成され、コイルバネ11の他方の端部11cは、押動部12a3に当接しないように配置されている。
締結装置10を離脱するときに、ナット離脱方向への回転に伴いボルト2の雄螺子溝2aにコイルバネ11のコイル部11aが密着し摩擦力を増加させて回転を阻止する以上の回転を行なうと、この回転力によってコイルバネ11が密着して回転し、一方の端部11bや一方の端部11bを係止している係止孔12a1に負荷が集中してかかり、係止孔12a1が破損したり、変形し、また一方の端部11bが破損したり、伸びる等変形してバネ収容部12の係止孔12a1から外れるなどによって係止が解除される。
これによって、押動部12a3が他方の端部11cに当たり押動するために、コイルバネ11が外方へ広がり、あるいは摩擦が無くなりあるいは軽減する等で自由に回転できるようになり、ボルト2の雄螺子溝2aを保護しながら締結装置10をボルト2から離脱することができるようになっている。押動部12a3の形状は、特に限定されず、一方の端部11bが破壊され、あるいは変形してバネ収容部12の係止孔12a1から外れて係止が解除されると、他方の端部11cを押動することができればよく、例えば、内壁より内側へ突出させて押動することができるようにしてもよい。
螺子部12bは、ボルト2の雄螺子溝2aのピッチに整合する雌螺子溝12b1を有し、この螺子部12bの雌螺子溝12b1のピッチ数を、コイルバネ11のコイルのピッチ数より多くしているが、少なくてもよい。螺子部12bの雌螺子溝12b1とボルト2の雄螺子溝2aの螺合と、コイルバネ11のコイル部11aとボルト2の雄螺子溝2aの螺合とによって締結の際に締結装置10がガタつくことがないようにしている。
ナット12は、基部12cの押圧面12c1に周方向に沿って3箇所に係合凹み部12c2が形成され、この係合凹み部12c2はナット締付方向に従って次第に深くなるように形成され、底面12c21と係止壁12c22とを有している。この実施の形態では、係合凹み部12c2が3箇所に形成されているが、個数は特に限定されない。また、基部12cには、螺子部12bの雌螺子溝12b1に沿って押圧面12c1から突出してリブ部12c3が形成され、このリブ部12c3に操作部50の取付孔50aを圧入しカシメて保持され、操作部50がナット12に対して回転可能になっている。
操作部50は、金属または強化樹脂などで六角板状に形成され、ナット12の基部12cに形成された3箇所に係合凹み部12c2に対応した位置に係合部50bが打ち抜き加工によって突出して形成されている。この係合部50bは、ナット締付方向に従って次第に突出するように形成され、突出面50b1と係止壁50b2とを有している。
このように、操作部50の圧入孔50aをナット12の基部12cに回転可能に圧入して保持され、図11(a)に示すように、係合部50bは係合凹み部12c2に位置しており、ナット締付方向の回転により係合部50bの係止壁50b2が係合凹み部12c2の係止壁12c22に係合して押し、ナット12をナット締付方向へ回転する。
このナット12をナット締付方向へ回転した状態では、係合部50bの係止壁50b2が係合凹み部12c2の係止壁12c22に係合し、ナット12は被締結物Wを締結しており、この締結状態ではナット12が円錐台形状であり、工具で強制的に回転することが不可能であることから、図11(b)に示すように、工具を操作部50に係合してナット取外方向へ回転する。このようにして操作部50をナット取外方向へ回転すると、この回転にしたがって基部12cの押圧面12c1が係合部50bの突出面50b1を押し、これによって図11(c)に示すように、突出面50b1が打ち抜き部に入り込み、係合部50bの係止壁50b2が係合凹み部12c2の係止壁12c22に係合した状態が解除され、工具によって操作部50がナット取外方向へ回転するが、操作部50がナット12に対してから回りするからナット12は回転しない。
次に、以上のように構成された実施の形態についての使用、動作を説明すると、図13に示すように、被締結部Wを締結するに際し、例えば被締結物Wを貫挿したボルト2に対して、コイルバネ11が被締結物Wとは反対側に位置するようにして締結装置10をネジ込んで行く。
このとき、図13(a)に示すように、締結装置10の操作部50に工具を係合し、ボルト2の雌螺子溝2aに対し締結装置10をナット締付方向に回すと、係合部50bは係合凹み部12c2に位置しており、ナット締付方向の回転により係合部50bの係止壁50b2が係合凹み部12c2の係止壁12c22に係合して押し、ナット12をナット締付方向へ回転する。したがって、バネ収容部12a内においてボルト2の雄螺子溝2aに嵌ったコイルバネ11のコイル部11aは、一方の端部11bを支点として外方へ広がり、ボルト2と接触しているコイルバネ11の素線の摩擦力が軽減され、ナット12はボルト2の雄螺子溝2aに円滑にネジ込まれる。
そして、螺子部12bの雌螺子溝12b1に、ボルト2の雄螺子溝2aが螺合し、このコイルバネ11のコイル部11aとボルト2の雄螺子溝2aの螺合とによって締結の際に締結装置10がガタつくことがなく、締結装置10と一緒にネジ込まれたコイルバネ11は、ボルト2の雄螺子溝2aに嵌り込み、コイルバネ11の素線の弾性力によりボルト2の軸中心に向って押さえ付けられる。
この締結状態では、図13(b)に示すように、ボルト2の雄螺子溝2aに対し締結装置10をナット取外方向に回すと、バネ収容部12a内においてコイルバネ11は一方の端部11bを支点として内径方向に収縮する状態となるようにコイルバネ11の素線が引っ張られてボルト2の雄螺子溝2aを締め付け、強力な締付状態にさせる。このため、コイルバネ11と一体となった締結装置10はコイルバネ11の部分で回転が阻止されて緩まなくなる。
このナット12をナット締付方向へ回転した状態では、係合部50bの係止壁50b2が係合凹み部12c2の係止壁12c22に係合し、ナット12は被締結物Wを締結しており、この締結状態ではナット12が円錐台形状であり、工具で強制的に回転することが不可能である。
したがって、工具を用いることで、図13(c)に示すように、締結装置10をボルト2から離脱しようとして工具を操作部50に係合してナット取外方向へ回転すると、この回転にしたがって基部12cの押圧面12c1が係合部50bの突出面50b1を押し、これによって突出面50b1が打ち抜き部に入り込み、係合部50bの係止壁50b2が係合凹み部12c2の係止壁12c22に係合した状態が解除され、工具によって操作部50がナット取外方向へ回転するがナット12は回転しないから、操作部50がナット12に対してから回りすることになり締結装置10を緩めることができない。
このナット12の取り外しは、第2の実施の形態などにおいて説明したように、専用のナット取り外し工具を用いて行なうが、詳細は第2の実施の形態と同様であるから説明を省略する。
[第2の実施の形態]
この発明の第2の実施の形態を、図14乃至図17に基づいて説明すると、締結装置10は、コイルバネ11と、ナット12、操作部13とを有し、操作部13に工具を嵌めて回転させて締め付け、ナット12と、コイルバネ11が、ボルト2の雄螺子溝2aに螺合巻装される。
コイルバネ11は、第1の実施の形態と同様に構成されるが、一方の端部11bは、コイル部11aの外側の位置まで延びて固定端となり、他方の端部11cは、コイル部11aの外周部より僅か外方に延びて自由端となる。
ナット12は、金属で円錐台形状に形成され、基部12cと、頭部12dを有し、基部12c側にバネ収容部12aが形成され、頭部12d側に螺子部12bが形成されている。バネ収容部12aには、コイルバネ11が収容され、この収容状態でコイル部11aの一方の端部11bは係止孔12a1に係止され、他方の端部11cは内壁12a2内に配置した自由端としている。コイルバネ11の装着状態では、コイル部11aと内壁12a2との間には隙間Dがあり、この隙間Dはコイル部11aが外方へ広がること許容する。
内壁12a2の一部には、断面凹み状の押動部12a3が軸方向に形成され、コイルバネ11の他方の端部11cは、断面凹み状の押動部12a3に当接しないように配置されている。
締結装置10を離脱するときに、専用のナット取り外し工具を用いてナット離脱方向への回転に伴いボルト2の雄螺子溝2aにコイルバネ11のコイル部11aが密着し摩擦力を増加させて回転を阻止する以上の回転を行なうと、この回転力によってコイルバネ11が密着して回転し、一方の端部11bや一方の端部11bを係止している係止孔12a1に負荷が集中してかかり、係止孔12a1が破損したり、変形し、また一方の端部11bが破損したり、伸びる等変形してバネ収容部12の係止孔12a1から外れるなどによって係止が解除される。これによって、押動部12a3が他方の端部11cに当たり押動するために、コイルバネ11が外方へ広がり、あるいは摩擦が無くなりあるいは軽減する等で自由に回転できるようになり、ボルト2の雄螺子溝2aを保護しながら締結装置10をボルト2から離脱することができるようになっている。押動部12a3の形状は、特に限定されず、一方の端部11bが破壊され、あるいは変形してバネ収容部12の係止孔12a1から外れて係止が解除されると、他方の端部11cを押動することができればよく、例えば、内壁12a2より内側へ突出させて押動することができるようにしてもよい。
螺子部12bは、ボルト2の雄螺子溝2aのピッチに整合する雌螺子溝12b1を有し、この螺子部12bの雌螺子溝12b1のピッチ数を、コイルバネ11のコイルのピッチ数より多くしているが、少なくてもよい。螺子部12bの雌螺子溝12b1とボルト2の雄螺子溝2aの螺合と、コイルバネ11のコイル部11aとボルト2の雄螺子溝2aの螺合とによって締結の際に締結装置10がガタつくことがないようにしている。
操作部13は、ナット12と一体に金属で形成され、ナット12の頭部12dと操作部13との間に切削により分離可能部13aを形成し、操作部13は、所定以上の締付力による回転により分離可能部13aにおいて分離可能である。
次に、以上のように構成された実施の形態についての使用、動作を説明すると、図17に示すように、被締結部Wを締結するに際し、例えば被締結物Wを貫挿したボルト2に対して、コイルバネ11が被締結物Wとは反対側に位置するようにして締結装置10をネジ込んで行く。
このとき、図17(a)に示すように、締結装置10の操作部13に工具を係合し、ボルト2の雌螺子溝2aに対し締結装置10をナット締付方向に回すと、バネ収容部12a内においてボルト2の雄螺子溝2aに嵌ったコイルバネ11のコイル部11aは、一方の端部11bを支点として外方へ広がり、ボルト2と接触しているコイルバネ11の素線の摩擦力が軽減され、緩み止めナット10はボルト2の雄螺子溝2aに円滑にネジ込まれる。
そして、螺子部12bの雌螺子溝12b1に、ボルト2の雄螺子溝2aが螺合し、このコイルバネ11のコイル部11aとボルト2の雄螺子溝2aの螺合とによって締結の際に締結装置10がガタつくことがなく、締結装置10と一緒にネジ込まれたコイルバネ11は、ボルト2の雄螺子溝2aに嵌り込み、コイルバネ11の素線の弾性力によりボルト2の軸中心に向って押さえ付けられる。
さらに、図17(b)に示すように、所定以上のナット締付方向への回転により、所定の締付力を得て操作部13が分離可能部13aにおいて破断され、操作部13がナット12の頭部12dから分離される。
この締結状態では、操作部13がナット12から分離しており、しかもナット12が円錐台形状であり、工具で強制的に回転することが不可能であることから、ナット12を緩めるなどの悪戯をしたり、外して盗むことを防止することができる。
しかも、締結状態では、図17(b)に示すように、逆にボルト2の雄螺子溝2aに対し締結装置10をナット離脱方向に回すと、バネ収容部12a内においてコイルバネ11は一方の端部11bを支点として内径方向に収縮する状態となるようにコイルバネ11の素線が引っ張られてボルト2の雄螺子溝2aを締め付け、強力な締付状態にさせる。このため、コイルバネ11と一体となった締結装置10はコイルバネ11の部分で回転が阻止されて緩まなくなる。
さらに、専用のナット取り外し工具を用いることで、図17(c)に示すように、締結装置10をボルト2から離脱するときに、ナット離脱方向への回転に伴いボルト2の雄螺子溝2aにコイルバネ11のコイル部11aが密着し摩擦力を増加させて回転を阻止する以上の回転を行なうと、この回転力によってコイルバネ11が引きずられて回転し、一方の端部11bや一方の端部11bを係止している係止孔12a1に負荷が集中してかかり、係止孔12a1が破損したり、変形し、また一方の端部11bが破損したり、伸びる等変形して係止孔12a1から外れて係止が解除される。これによって、押動部12a3が他方の端部11cに当たり押動し、これによりコイルバネ11が外方へ広がり、あるいは摩擦が無くなり、あるいは軽減する等で自由に回転できるようになり、締結装置10を緩めたり、ボルト2の雄螺子溝2aを保護しながらボルト2から容易に離脱することができる。
[第3の実施の形態]
この第3の実施の形態を、図18及び図19に基づいて説明すると、第2の実施の形態と同一の構成部分については、同一の符号が付されることでその詳細な説明は省略されている。この第3の実施の形態にあっては、ナット12のナット締付側に環状突起12eを突出させて一体に形成している。この環状突起12eは、ボルト2の外径より大きな内径を有している。このナット12には板状弾性部材15が備えられ、この板状弾性部材15は環状突起12eの軸方向の長さより厚く、かつボルト挿通孔15aを有する。この板状弾性部材15は、環状突起12eの外周に、ボルト挿通孔15aの内径を圧入して固着している。この実施の形態では、板状弾性部材15として、皿バネを用いているが、これに限定されずスプリングワッシャー、座金等弾性を有する部材であれば良い。
このように、ナット12のナット締付側に、板状弾性部材15を固着したことで、締結の際に板状弾性部材15よって軸方向に付勢力が生じてボルト2の雄螺子溝2aとナット12の雌螺子溝12b1とを密着させると共に、コイル部11aと密着させるから締結の際にガタつくことがない。また、ナット12と板状弾性部材15とが一体化されており、使用時に板状弾性部材15の脱落や忘れたりすることがない。
[第4の実施の形態]
この第4の実施の形態を、図20乃至図22に基づいて説明すると、第2の実施の形態と同一の構成部分については、同一の符号が付されることでその詳細な説明は省略されている。この第4の実施の形態にあっては、操作部13は、ナット12と別体に金属で形成され、ナット12の頭部12dに溶接により固定され、操作部13とナット12は同じ金属でも異なる金属でもよい。この実施の形態では、ナット12にステンレス鋼を用い、操作部13に鉄を用いている。この操作部13に、工具を係合してナット12をナット締付方向へ回転し、所定以上のナット締付方向への回転により操作部13は、所定の締付力を得てナット12の頭部12dから溶接部13bにおいて分離可能である。
操作部13のナット12の頭部12dへの溶接は、抵抗溶接が用いられ、この抵抗溶接は、溶接したい母体である操作部13に電流を流しジュール熱を発生させ、その操作部13の溶接部13bを溶解させ、それと同時に加圧することによって接続する。この抵抗溶接を応用した溶接としてスポット溶接、シーム溶接なども用いることができ、簡単な溶接作業により高精度な溶接が可能である。スポット溶接は、接触部を加圧しながら大電流を流すと電気抵抗により材料が発熱、局所的に溶融して接合される。シーム溶接は、ローラ電極を用いて加圧、かつ通電しながら電極を回転させ連続的に溶接される。
次に、以上のように構成された実施の形態についての使用、動作を説明すると、図22に示すように、被締結部Wを締結するに際し、例えば被締結物Wを貫挿したボルト2に対して、コイルバネ11が被締結物Wとは反対側に位置するようにして締結装置10をネジ込んで行く。
このとき、図22(a)に示すように、締結装置10の操作部13に工具を係合し、ボルト2の雌螺子溝2aに対し締結装置10をナット締付方向に回すと、バネ収容部12a内においてボルト2の雄螺子溝2aに嵌ったコイルバネ11のコイル部11aは、一方の端部11bを支点として外方へ広がり、ボルト2と接触しているコイルバネ11の素線の摩擦力が軽減され、緩み止めナット10はボルト2の雄螺子溝2aに円滑にネジ込まれる。
そして、螺子部12bの雌螺子溝12b1に、ボルト2の雄螺子溝2aが螺合し、このコイルバネ11のコイル部11aとボルト2の雄螺子溝2aの螺合とによって締結の際に締結装置10がガタつくことがなく、締結装置10と一緒にネジ込まれたコイルバネ11は、ボルト2の雄螺子溝2aに嵌り込み、コイルバネ11の素線の弾性力によりボルト2の軸中心に向って押さえ付けられる。
さらに、図22(b)に示すように、所定以上のナット締付方向への回転により、所定の締付力を得て操作部13が溶接部13bにおいて破断され、操作部13がナット12の頭部12dから分離される。
この締結状態では、操作部13がナット12から分離しており、しかもナット12が円錐台形状であり、工具で強制的に回転することが不可能であることから、ナット12を緩めるなどの悪戯をしたり、外して盗むことを防止することができる。
しかも、締結状態では、図22(b)に示すように、逆にボルト2の雄螺子溝2aに対し締結装置10をナット離脱方向に回すと、バネ収容部12a内においてコイルバネ11は一方の端部11bを支点として内径方向に収縮する状態となるようにコイルバネ11の素線が引っ張られてボルト2の雄螺子溝2aを締め付け、強力な締付状態にさせる。このため、コイルバネ11と一体となった締結装置10はコイルバネ11の部分で回転が阻止されて緩まなくなる。
さらに、専用のナット取り外し工具を用いることで、図22(c)に示すように、締結装置10をボルト2から離脱するときに、ナット離脱方向への回転に伴いボルト2の雄螺子溝2aにコイルバネ11のコイル部11aが密着し摩擦力を増加させて回転を阻止する以上の回転を行なうと、この回転力によってコイルバネ11が引きずられて回転し、一方の端部11bや一方の端部11bを係止している係止孔12a1に負荷が集中してかかり、係止孔12a1が破損したり、変形し、また一方の端部11bが破損したり、伸びる等変形して係止孔12a1から外れて係止が解除される。これによって、押動部12a3が他方の端部11cに当たり押動し、これによりコイルバネ11が外方へ広がり、あるいは摩擦が無くなり、あるいは軽減する等で自由に回転できるようになり、締結装置10を緩めたり、ボルト2の雄螺子溝2aを保護しながらボルト2から容易に離脱することができる。
[第5の実施の形態]
この第5の実施の形態を、図23及び図24に基づいて説明すると、第4の実施の形態と同一の構成部分については、同一の符号が付されることでその詳細な説明は省略されている。この第5の実施の形態にあっては、ナット12のナット締付側に環状突起12eを突出させて一体に形成している。この環状突起12eは、ボルト2の外径より大きな内径を有している。このナット12には板状弾性部材15が備えられ、この板状弾性部材15は環状突起12eの軸方向の長さより厚く、かつボルト挿通孔15aを有する。この板状弾性部材15は、環状突起12eの外周に、ボルト挿通孔15aの内径を圧入して固着している。この実施の形態では、板状弾性部材15として、皿バネを用いているが、これに限定されずスプリングワッシャー、座金等弾性を有する部材であれば良い。
(コイルバネの取付構造)
第2の実施の形態乃至第5の実施の形態において、コイルバネ11を図25及び図26に示すように構造によって簡単に取り付けることができる。
このコイルバネの取付構造は、円筒状のバネホルダ60にコイルバネ11を組み付けてバネユニット100とし、このバネユニット100をナット12に圧入などの嵌め込むことで取り付ける。バネホルダ60は、金属または強化樹脂で成形され、周囲の一部に回り止め部60aが軸方向に形成されている。バネホルダ60の一方の開口側には、固定端側切り欠き部60bが形成され、この固定端側切り欠き部60bからバネ係合部60cが軸方向に形成され、他方の開口側には、自由端側切り欠き部60dが形成されている。
コイルバネ11は、コイル部11aがバネホルダ60の内部に収容され、一方の端部11bは、固定端側切り欠き部60bからバネ係合部60cに係合して固定端となり、他方の端部11cは、自由端側切り欠き部60dに位置させて自由端となり、自由端側切り欠き部60dが押動部として作動する。
この発明は、ボルトにより被締結部材を固定するに際し、振動などによる緩みや脱落、さらには悪戯や盗難を防止するための締結装置に適用可能であり、ボルトに一旦締結すれば振動などによる緩みを防ぎ、かつその締結を容易に外すことができないようにすると共に、ナットの悪戯や盗難を確実に防止することができる。
W 被締結物
10 締結装置
11 コイルバネ
12 ナット
12c ナット12の基部
12c1 押圧面
12c2 係合凹み部
12c21底面
12c22 係止壁
13,50 操作部
13a 分離可能部
13b 溶接部
50b 係合部
50b1 突出面
50b2 係止壁


Claims (4)

  1. ボルトの雄螺子溝のピッチに整合するコイルのピッチを有するコイルバネと、
    前記コイルバネを収容可能とし、前記ボルトに対するナット締付方向への回転に伴い前記ボルトの雄螺子溝から前記コイルバネが離反し摩擦力を軽減させて回転を許容させると共に、前記ボルトと螺合したときの前記ボルトに対するナット離脱方向への回転に伴い前記ボルトの雄螺子溝に前記コイルバネが密着し摩擦力を増加させて回転を阻止するように設けたバネ収容部と、
    前記ボルトの雄螺子溝のピッチに整合する雌螺子溝を有する螺子部とを有するナットと、
    を含み、
    前記ナットは、円錐台形状であり、
    前記ナットは、工具を係合して前記ナットをナット締付方向へ回転可能とし、前記ナットをナット取外方向へ回転不能とする操作部を有することを特徴とする締結装置。
  2. 前記操作部は、前記ナット締付方向の回転により前記ナットに係合し、前記ナット取外方向の回転により係合が解除される係合部を有することを特徴とする請求項1に記載の締結装置。
  3. 前記操作部は、前記ナットの頭部に切削により分離可能に形成され、
    前記ナット締付方向の回転による所定以上の締付力により前記ナットの頭部から前記分離可能部において分離可能であることを特徴とする請求項1に記載の締結装置。
  4. 前記操作部は、前記ナットの頭部に溶接により固定され、
    前記ナット締付方向の回転による所定以上の締付力により前記ナットの頭部から溶接部において分離可能であることを特徴とする請求項1に記載の締結装置。
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