JP2012025058A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷動作中に印刷物を取り除く際の利便性が改善された印刷装置を提供すること。
【解決手段】プリンタ100は,少なくとも3つの排紙トレイを有し,そのうちの1つが印刷物の排紙先の排紙トレイとして使用される。また,プリンタ100は,排紙先を切り換える指示である切換指示を受け付け可能である。そして,プリンタ100は,その切換指示を検出すると,複数有る待機トレイの中から切り換え先となる排紙トレイを選択する(S105,S121)。そして,排紙先をその選択された待機トレイに切り換える(S106)。
【選択図】 図4

Description

本発明は,用紙に画像を印刷する印刷装置に関する。
近年,プリンタ,コピー機,FAX装置等の印刷機能を有する印刷装置では,印刷速度の向上が著しい。この印刷速度の高速化に伴って,連続印刷中に排紙先のトレイから印刷物を取り除き難い傾向にある。そこで,連続印刷中に,印刷物を取り除く機会を与える機会付与機能に関する技術が開示されている。
この機会付与機能に関する技術としては,例えば特許文献1に開示された印刷装置がある。この印刷装置には,排紙先のトレイを切り換える切換スイッチがあり,ユーザが切換スイッチを操作して排紙先を変更することで,ユーザに印刷物を取り除く機会を与えている。
特開2006−016130号公報
しかしながら,前記した従来の印刷装置には,次のような問題があった。すなわち,切換スイッチによって排紙先の切り換えを行う際には,ユーザが排紙先を選択することになる。そのため,適切な排紙先を選択するには,切り換え先の候補となるトレイの確認や,複数のトレイの中から新たな排紙先を選択する操作が必要であり,利便性が良いとは言い難い。
本発明は,前記した従来の印刷装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,印刷動作中に印刷物を取り除く際の利便性が改善された印刷装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた印刷装置は,用紙に印刷を行う印刷部と,印刷部によって印刷された印刷物の排紙先である少なくとも3つの排紙部と,排紙先の切換指示を検出する検出部と,検出部にて切換指示が検出された場合に,現在使用している排紙部以外の排紙部である待機排紙部の中から切り換え先を選択し,排紙先をその選択された待機排紙部に切り換える切換部とを備えることを特徴としている。
本発明の印刷装置は,排紙先を切り換える指示である切換指示を検出すると,複数有る待機排紙部(すなわち,少なくとも3つ有る排紙部のうち,1つは現在排紙先として使用している排紙部であり,少なくとも2つ有る残りは待機排紙部となる)の中から切り換え先となる排紙部を選択する。そして,排紙先をその選択された待機排紙部に切り換える。この排紙先の選択は,所定の条件を基にあるいは無作為に印刷装置が行う。
すなわち,本発明の印刷装置では,排紙先の切り換えによって,連続印刷を中断することなく印刷物を取り除き易くする。さらに,排紙先を切り換える際,どの排紙部を新たな排紙先とするのかの選択を印刷装置自身が行うので,ユーザは切り換え先を指定する必要がない。そのため,ユーザによる操作が簡便である。
また,本発明の印刷装置の切換部は,現在印刷中のジョブに後続するジョブで指定されていない待機排紙部を選択するとよい。後続ジョブで使用予定の排紙部を選択してしまうと,将来的に他のジョブの印刷物との混載が発生するおそれがある。そのため,使用予定の排紙部の選択を制限し,印刷物の混載を回避する方が望ましい。
また,本発明の印刷装置の切換部は,特定のユーザによる使用が設定されていない待機排紙部を選択するとよい。特定のユーザによる使用が設定されている排紙部に排紙すると,ユーザの困惑を招くおそれがある。そのため,特定のユーザによる使用が設定されていない共有の排紙部を選択し,ユーザの困惑を回避する方が望ましい。
また,本発明の印刷装置の切換部は,現在印刷中のジョブのユーザが使用したことがある待機排紙部を選択するとよい。過去に使用した排紙部に切り換えることで,先に印刷した印刷物が残っていた場合にそれと一緒に取り除くことができる。そのため,ユーザにとって都合がよい。
また,上記の印刷装置の切換部は,現在印刷中のジョブのユーザが直近で使用した待機排紙部を選択するとよい。直近に使用した排紙部には印刷物が残っている可能性が高い。そのため,先に印刷した印刷物と一緒に取り除く機会が増え,ユーザにとってより都合がよい。
また,本発明の印刷装置の切換部は,利用頻度が低い待機排紙部を利用頻度が高い待機排紙部に優先して選択するとよい。利用頻度が低い排紙部は,他のジョブの印刷物と混載する可能性が低い。そのため,ユーザにとって都合がよい。
また,本発明の印刷装置の切換部は,印刷物の積載量が基準値よりも少ない待機排紙部を選択するとよい。積載量が少ない待機排紙部は,仮に他のジョブとの混載が生じたとしても,自ジョブの印刷物を区別し易い。そのため,積載量が少ない待機排紙部を積載量が多い待機排紙部に優先して選択する方が好ましい。印刷物の積載量は,例えば,印刷物に設けられた記憶素子との通信によって取得してもよいし,どの排紙部に印刷物をどれだけ排紙したかを記憶し,その記憶されている情報から各待機排紙部の推定積載量を取得してもよい。
また,本発明の印刷装置の切換部は,排紙先の切り換え後,切り換え元の排紙部で印刷物が取り除かれたことを契機に,排紙先を前記切り換え元の排紙部に戻すとよい。印刷物の取り除き作業が済んだ後は,排紙先を元の状態に戻す方が,他のユーザの困惑を回避する上で望ましい。なお,印刷物の有無は,キー操作,重量センサ,用紙との無線通信等によって判断できる。
また,本発明の印刷装置の切換部は,切換指示を入力したユーザと印刷中のジョブのユーザとが同一であった場合に,排紙先の切り換えを行うとよい。本発明では,印刷中に排紙先を切り換えるため,印刷物が少なくとも2箇所に分かれる。そのため,印刷中のジョブのユーザ以外のユーザが切り換えると,ユーザの困惑を招くおそれがある。そのため,排紙先の切り換えを,印刷中のジョブのユーザに限定する方が好ましい。
また,本発明の印刷装置の切換部は,現在印刷中のジョブと後続ジョブとの間で,排紙先の切り換えを行うとよい。この構成のように排紙先の切り換えをジョブ間で行うと,印刷物をジョブ単位で扱うことになる。そのため,利便性が良い。また,ジョブの途中で排紙先を切り換えると,1つのジョブの印刷物が複数の排紙部に散在することになるため,取り忘れや混乱を招くおそれがあるが,排紙先の切り換えをジョブ間に限定することでこれを回避できる。具体的な切り換えタイミングとしては,例えば印刷中のジョブの完了と次のジョブとの間がある。
また,上記の印刷装置の切換部は,現在印刷中のジョブの残り印刷枚数が閾値以上の場合には,当該ジョブの印刷完了前に排紙先の切り換えを行うとよい。切換指示を入力してから切り換えまでの時間が長いと,ユーザがストレスを感じることがある。そのため,ジョブの完了までに時間がかかる場合には,ジョブの完了を待たずに排紙先の切り換えを行う方が好ましい。
また,本発明の印刷装置の切換部は,現在印刷中のジョブに排紙先の指定がなされている場合には,排紙先の切り換えを制限するとよい。排紙先が指定されている場合には,その指定を優先する方が望ましい。
また,本発明の印刷装置は,切換部にて排紙先が切り換えられた際,新たな排紙先をユーザに通知する通知手段を備えるとよい。新たな排紙先,すなわち切り換え先の排紙部がどれになったのかを通知することで,印刷物の紛失の低減が期待できる。また,どの印刷ジョブの排紙先が切り換えられたのかを合わせて通知するとより使い勝手がよい。
本発明によれば,印刷動作中に印刷物を取り除く際の利便性が改善された印刷装置が実現される。
実施の形態にかかるプリンタの外観を示す斜視図である。 図1に示したプリンタの内部構成を示す断面図である。 図1に示したプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 第1の形態にかかる切換ボタン押下処理の手順を示すフローチャートである。 第1の形態にかかる排紙トレイの各種情報を記憶するデータベースの構成を示す図である。 排紙先が切り換えられた際の表示部の表示例を示す図である。 第2の形態にかかる切換ボタン押下処理の手順を示すフローチャートである。 第2の形態にかかる排紙トレイの各種情報を記憶するデータベースの構成を示す図である。 第3の形態にかかる切換ボタン押下処理の手順を示すフローチャートである。 第3の形態にかかる排紙トレイの各種情報を記憶するデータベースの構成を示す図である。
以下,本発明にかかる印刷装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,高速印刷が可能な電子写真方式のプリンタに本発明を適用したものである。
[プリンタの全体構成]
本形態のプリンタ100は,図1に示すように,用紙に印刷を行う本体部10と,本体部10で印刷された用紙の排紙先となる排紙トレイを複数具備する増設排紙部20とを備えている。本体部10は,カバー11内に印刷エンジンとなるプロセスカートリッジを収容する。増設排紙部20は,本体部10の上面に本体部10から着脱可能に取り付けられる。
本体部10は,その底部に,印刷前の用紙を収容する給紙カセット91を備えている。なお,給紙カセット91は,1つに限るものではない。例えば,給紙カセット91のさらに下面に,増設給紙カセットを取り付けてもよい。また,本体部10は,その上面に,印刷後の用紙(印刷物)を印刷面が下向きになるように載置する排紙トレイ93を備えている。
また,本体部10は,その前面に,手差し給紙を可能にする多目的トレイ94が設けられている。多目的トレイ94は,本体部10のカバー11に開閉自在に配設されており,下辺側に設けられた回転軸を中心に回動させると開放状態となる。そして,開放状態とすることで,多目的トレイ94を利用した給紙が可能になる。また,本体部10は,その背面に,印刷物を印刷面が上向きになるように載置する排紙トレイ95が設けられている。排紙トレイ95も,本体部10のカバー11に開閉自在に配設されており,開放状態とすることで排紙トレイ95を排紙先として利用可能になる。
また,本体部10の上面には,液晶ディスプレイからなる表示部41と,OKボタン,キャンセルボタン,テンキー,ユーザ認証ボタン等から構成されるボタン群42とを備えた操作パネル40が設けられている。特に,ボタン群42には,排紙先の切り換えを指示するための切換ボタン421が含まれる。この操作パネル40により,動作状況の表示やユーザによる入力操作が可能になる。
増設排紙部20は,5段の排紙トレイ群96を備えている。本形態では,排紙トレイ群96を構成する各排紙トレイを,下から順に上に向かって,排紙トレイ961,962,963,964,965とする。なお,増設排紙トレイ部20は,5段の排紙トレイに限るものではない。すなわち,4段以下であってもよいし,6段以上であってもよい。
[プリンタの内部構成]
続いて,プリンタ100の内部構成について,図2を参照しつつ説明する。プリンタ100の本体部10は,電子写真方式によってトナー像を形成し,そのトナー像を用紙に転写するプロセス部50と,転写後の未定着のトナーを用紙に定着させる定着装置8と,用紙搬送に利用される各種ローラ(例えば,給紙ローラ71,レジストローラ72,排紙ローラ73,搬入ローラ74,排紙ローラ75)とを備えている。また,増設排紙部20は,排紙トレイ961に用紙を搬送する排紙ローラ761と,排紙トレイ962に用紙を搬送する排紙ローラ762と,排紙トレイ963に用紙を搬送する排紙ローラ763と,排紙トレイ964に用紙を搬送する排紙ローラ764と,排紙トレイ965に用紙を搬送する排紙ローラ765とを備えている。
また,プリンタ100の本体部10内には,底部に位置する給紙カセット91に収容された用紙が,給紙ローラ71,レジストローラ72,プロセス部50,定着装置8を通り,排紙ローラ73を介して排紙トレイ93への導かれるように,略S字形状の搬送路21(図2中の一点鎖線)が設けられている。
また,プリンタ100の本体部10内には,多目的トレイ94から搬入された用紙が搬入ローラ74を介してプロセス部50へ導かれるように,略直線状の搬送経路24が設けられている。また,プリンタ100の本体部10内には,定着装置8を通過した用紙が排紙ローラ75を介して排紙トレイ95へ導かれるように,略直線状の搬送経路25が設けられている。
また,プリンタ100内には,印刷済みの用紙を増設排紙トレイ部20に搬入し,所定の排紙先に導かれるように,搬送路22が設けられている。具体的には,増設排紙部20に搬入された用紙は,排紙ローラ761を介して排紙トレイ961に導かれる。あるいは,排紙ローラ762を介して排紙トレイ962に導かれる。排紙ローラ763を介して排紙トレイ963に導かれる。排紙ローラ764を介して排紙トレイ964に導かれる。排紙ローラ765を介して排紙トレイ965に導かれる。
プロセス部50は,周知の電子写真方式によってトナー像を形成するものであり,感光体1と,感光体1の表面を一様に帯電する帯電装置2と,感光体1の表面を露光して静電潜像を形成する露光装置3と,静電潜像に対してトナーによる現像を行う現像装置4と,感光体1上のトナー像を用紙に転写する転写装置5とを有している。感光体1,帯電装置2,および現像装置4は,プロセスカートリッジとして構成され,本体部10に対して着脱可能になっている。
プロセス部50では,感光体1の表面が帯電装置2によって一様に帯電される。その後,露光装置3からの光により露光され,用紙に形成すべき画像の静電潜像が形成される。次いで,現像装置4を介して,着色剤であるトナーが感光体1に供給される。これにより,感光体1上の静電潜像は,トナー像として可視像化される。
プリンタ100は,給紙カセット91に載置されている用紙あるいは多目的トレイ94から送り込まれた用紙を1枚ずつ取り出し,その用紙をプロセス部50に搬送する。そして,プロセス部50の感光体1上に形成されたトナー像を転写装置5によってその用紙に転写する。その後は,トナー像が転写された用紙を定着装置8に搬送し,トナー像をその用紙に熱定着させる。そして,定着後の用紙を,ジョブに指定された排紙トレイに排出する。
また,プリンタ100は,本体部10内に,所定範囲内に存在するRFIDタグを検知し,そのRFIDタグに対してデータの読み出しおよび書き込みを行うことが可能なR/W装置61を備えている。R/W装置61は,RFIDタグが付着された用紙(以下,「RFID用紙」とする)がプリンタ100のどの排紙トレイ上に載置されたとしても,そのRFIDタグにアクセス可能な範囲に配置される。
[プリンタの電気的構成]
続いて,プリンタ100の電気的構成について説明する。プリンタ100は,図3に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM34と,ASIC35と,ネットワークインターフェース36とを備えた制御部30を有している。制御部30は,プロセス部50,操作パネル40,さらには本体部10や増設排紙部20内に配置された各種ローラの駆動モータ(不図示)等と電気的に接続されている。
CPU31は,プリンタ100における印刷機能や,後述する機会付与機能等の各種機能を実現するための演算を実行し,制御の中枢となるものである。ROM32には,プリンタ100を制御するための各種制御プログラムや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは画像データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。NVRAM(Non Volatile RAM)34は,不揮発性を有する記憶手段であって,各種設定ないし画像データ等を保存する記憶領域として利用される。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムや各種センサから送られる信号に従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,プリンタ100の各構成要素をASIC35を介して制御する。
ネットワークインターフェース36は,インターネット等のネットワークに接続され,パーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置との接続を可能にしている。そして,ネットワークインターフェース36を介してジョブを受け渡すことができる。
[機会付与機能]
続いて,ユーザに印刷物を取り除く機会を与える機会付与機能について説明する。プリンタ100は,切換ボタン421が押下されたことを契機に,現在排紙先として使用している排紙トレイ以外の排紙トレイ(以下,「待機トレイ」とする)の中から適当な排紙トレイを1つ選択し,排紙先をその選択された排紙トレイに切り換える。排紙先が切り換えられると,元々排紙先であった切り換え元の排紙トレイには排紙されなくなることから,その切り換え元の排紙トレイに載置されている印刷物を取り除き易くなる。つまり,プリンタ100では,排紙先を切り換えることによって,ユーザに印刷物を取り除く機会を与える。
[切換ボタン押下処理]
[第1の形態]
以下,上記の機会付与機能を実現する切換ボタン押下処理について,図4のフローチャートを参照しつつ説明する。切換ボタン押下処理は,切換ボタン421が押下されたことを契機に,CPU31によって実行される。
まず,印刷ジョブの処理中であるか否かを判断する(S101)。プリンタ100が印刷物を排紙していなければ,印刷物が取り難くなる問題は生じない。そこで,印刷ジョブの処理中でなければ(S101:NO),排紙先を切り換えることなく,切換ボタン押下処理を終了する。
印刷ジョブの処理中であれば(S101:YES),その印刷ジョブに排紙先の指定があるか否かを判断する(S102)。印刷ジョブに排紙先の指定がある場合には(S102:YES),排紙先の指定を優先し,排紙先を切り換えることなく,切換ボタン押下処理を終了する。
印刷ジョブに排紙先の指定がない場合,例えば排紙先が自動になっている場合には(S102:NO),新たな排紙先として切り換え可能な待機トレイがあるか否かを判断する(S103)。切り換え不可の待機トレイとしては,例えば,排紙可能枚数以上の用紙が排紙されていると判断される待機トレイ,すなわち排紙フルとなっている待機トレイが該当する。また,印字面を上側にして排紙するフェースアップの待機トレイも,複数ページで構成される印刷ジョブの排紙先としては好ましくない。そこで本形態では,待機トレイが全て排紙フルになっている場合や,待機トレイが全てフェースアップの場合に,切り換え可能な待機トレイがないと判断する。なお,S103の判断は,排紙フルとフェースアップとの一方を判断要件としてもよいし,他の要件を組み合わせてもよい。
第1の形態のプリンタ100は,図5に示すように,排紙トレイの各種情報を記憶するデータベース341を有している。データベース341では,各排紙トレイに対応する識別番号(例えば,排紙トレイ93を「1」,排紙トレイ95を「2」,排紙トレイ961〜965を「3」〜「7」とする),使用状態,現在の用紙枚数,排紙フルの判断,排紙形態が記憶される。このうち,使用状態,現在の用紙枚数,および排紙フルの判断は,使用状況に応じて更新される。S103では,データベース341から必要な情報を読み出して判断する。
なお,排紙トレイ上の現在の用紙枚数は,例えば,R/W装置61がRFID用紙の数をカウントすることで取得できる。また,排紙トレイ毎にその排紙口付近にセンサを配置し,一定期間内(例えば,現時刻から10分以内)に排紙された用紙の枚数をカウントしてもよい。また,ジョブ情報から用紙枚数を取得してもよい。プリンタ100は,これらの手段によって取得した用紙枚数に基づいて,データベース341の各排紙トレイの用紙枚数を更新する。
切り換え可能な待機トレイがない場合には(S103:NO),表示部41に排紙先の切り換えができない旨のメッセージを表示し(S111),印刷動作を一時停止する(S112)。すなわち,排紙を停止する。そして,排紙の再開指示の入力を待つ(S113)。ユーザの操作パネル40をパネル操作によって再開指示が入力されると,印刷動作を再開する(S114)。S114の後は,切換ボタン押下処理を終了する。
一方,切り換え可能な待機トレイがある場合には(S103:YES),現在印刷物を積載していないと判断できる待機トレイがあるか否かを判断する(S104)。具体的にS104では,データベース341を参照し,用紙枚数が「0」枚となっている待機トレイがあるか否かを判断する。
未載積の待機トレイがある場合には(S104:YES),その未載積の待機トレイを選択する(S105)。未載積の待機トレイが複数ある場合には,識別番号が一番小さい待機トレイを選択する。なお,選択方法は,識別番号順に限らず,例えば,現在排紙先となっている排紙トレイから物理的距離が最も近い待機トレイでもよいし,無作為であってもよい。一方,未載積の待機トレイがない場合には(S104:NO),用紙枚数が最も少ない待機トレイを選択する(S121)。なお,S105やS121での待機トレイの選択の際には,フェースアップの待機トレイを選択対象から除外する。
S105あるいはS121での待機トレイの選択後,排紙先を選択した待機トレイに切り換える(S106)。これにより,新たな排紙先に印刷物が排紙されることになり,今まで排紙先であった切り換え元の排紙トレイ上に載置されている印刷物の取り除き作業が容易になる。また,図6に示すように,排紙先が切り換えられたこと,さらにその切り換え先を通知するメッセージを表示部41に表示する(S107)。
次に,排紙先を元に戻す復帰条件が成立したか否かを判断する(S108)。復帰条件が成立していない場合には(S108:NO),復帰条件が成立するまで待機する。復帰条件としては,例えば,切り換え元となった排紙トレイ上の印刷物が取り除かれたことが該当する。印刷物が取り除かれたことは,例えば,R/W装置61がRFID用紙の枚数をカウントすることで,あるいは排紙トレイに重量センサ等の用紙の有無を判断できるセンサを配置した場合にはそのセンサの信号を取得することで判断できる。また,この他の復帰条件としては,例えば,排紙先が切り換えられた印刷ジョブの印刷が完了したことが該当する。また,操作パネル40に排紙先を元に戻すための復帰ボタンを配置し,その復帰ボタンの押下を復帰条件としてもよい。また,タイムアウト時間を設け,そのタイムアウト時間が経過したことを復帰条件としてもよい。
復帰条件が成立した場合には(S108:YES),排紙先を元に戻す(S109)。排紙先を元に戻すことで,他のユーザへの影響を回避できる。S109の後,切換ボタン押下処理を終了する。
第1の形態の切換ボタン押下処理によれば,切り換え先候補となる待機トレイの状態を取得し,その状態に基づいて切り換え先となる待機トレイをプリンタ100が選択する。そのため,ユーザが排紙先の切り換えを指示する際には,各待機トレイの状態の確認や切り換え先の指定は不要であり,切換ボタン421の押下を行うだけで,適当な待機トレイに排紙先を切り換えることができる。
[第2の形態]
続いて,切換ボタン押下処理の第2の形態について,図7のフローチャートを参照しつつ説明する。第2の形態では,ユーザ情報を取得し,そのユーザ情報に基づいて切り換え先を選択する。この点,各排紙トレイの状態に基づいて切り換え先を選択する第1の形態と異なる。なお,以下の説明では,第1の形態と同様の処理については,同じステップ番号を付し,説明を省略する。
まず,印刷ジョブの処理中であるか否かを判断する(S101)。印刷ジョブの処理中でなければ(S101:NO),切換ボタン押下処理を終了する。印刷ジョブの処理中であれば(S101:YES),切換ボタン421を押下したユーザの情報を取得する(S202)。
具体的にS202では,識別番号の入力を促す画面を表示部41に表示する。ユーザが識別番号を入力し,OKボタンを押下すると,プリンタ100は,その識別番号を取得する。そして,プリンタ100は,プリンタ100自身が有するデータベースやサーバが有するデータベースにアクセスすることで,識別番号に対応するユーザを特定し,そのユーザの情報を取得する。なお,以下の説明では,ユーザ認証によって識別されたユーザを「識別ユーザ」とする。
なお,この他のユーザの情報の取得方法としては,例えば,RFIDタグを利用した無線通信によって自動認証を行ってもよい。この場合,RFIDタグが付着した社員証等をユーザが保持し,プリンタ100がR/W装置61によってそのRFIDタグの情報を読み取ることでユーザを識別する。
ユーザを認識した後,その識別ユーザと現在処理中の印刷ジョブのユーザとが一致するか否かを判断する(S203)。すなわち,切換ボタン押下処理では,連続印刷中に排紙先を切り換えることができるため,印刷物が少なくとも2箇所の排紙トレイに分かれる可能性がある。そのため,処理中の印刷ジョブのユーザ以外のユーザによって排紙先が切り換えられると,処理中の印刷ジョブのユーザの困惑を招くおそれがある。そこで,識別ユーザと現在処理中の印刷ジョブのユーザとが一致しない場合には(S203:NO),排紙先を切り換えることなく,切換ボタン押下処理を終了する。
識別ユーザと現在処理中の印刷ジョブのユーザとが一致する場合には(S203:YES),識別ユーザの印刷物が積載されていると判断できる待機トレイがあるか否かを判断する(S204)。
第2の形態のプリンタ100は,図8に示すように,排紙トレイの各種情報を記憶するデータベース342を有している。データベース342では,各排紙トレイに対応する識別番号,使用状態,ユーザの割当,印刷履歴が記憶される。このうち,使用状態および印刷履歴は,使用状況に応じて更新される。
データベース342中の「ユーザの割当」は,使用権限が割り当てられたユーザの情報である。「ユーザの割当」が「共有」の排紙トレイは,特定のユーザによる使用が設定されていない排紙トレイである。また,「印刷履歴」は,各排紙トレイを使用したユーザおよびその時間の情報である。「印刷履歴」の情報は,印刷ジョブの処理開始時にデータベース342に登録される。使用ユーザとして既に登録されているユーザの印刷ジョブであれば,使用開始時間のみが更新される。そして,「印刷履歴」の各情報は,一定期間(例えば,使用開始時間から30分間)記憶され,その期間経過後は消去される。S204では,データベース342から「印刷履歴」の情報を読み出し,使用ユーザとして識別ユーザが登録されている待機トレイがあるか否かを判断する。
なお,「印刷履歴」に登録されている情報は,例えば,R/W装置61がRFID用紙のRFIDタグのアクセスすることでも取得できる。プリンタ100は,R/W装置61によってRFID用紙から直接取得したユーザ情報に基づいて,データベース342の「印刷履歴」の情報を更新してもよい。
識別ユーザの印刷物が積載されていると判断できる待機トレイがある場合には(S204:YES),その印刷物が積載されている待機トレイのうち直近で使用した待機トレイを選択する(S205)。識別ユーザの印刷物が積載されていると判断できる待機トレイがない場合には(S204:NO),「ユーザの割当」が共有となっている待機トレイがあるか否かを判断する(S211)。共有の待機トレイがある場合には(S211:YES),その共有の待機トレイのうち識別番号が最も小さい待機トレイを選択する(S212)。共有の待機トレイがない場合には(S211:NO),現在排紙先となっている排紙トレイから物理的距離が最も近い待機トレイを選択する(S221)。
なお,S205では,直近で使用した待機トレイを選択しているが,選択方法はこれに限らない。また,S211では識別番号が一番小さい待機トレイを選択しているが,選択方法はこれに限るものではない。例えば,選択方法は,現在排紙先となっている排紙トレイから物理的距離が最も近い待機トレイでもよいし,無作為であってもよい。
S205,S212,S221のいずれか1つで待機トレイを選択した後,排紙先を選択した待機トレイに切り換える(S106)。また,排紙先が切り換えられたこと,さらにその切り換え先を通知するメッセージを表示部41に表示する(S107)。その後,排紙先を元に戻す復帰条件が成立したか否かを判断する(S108)。復帰条件が成立していない場合には(S108:NO),復帰条件が成立するまで待機する。復帰条件が成立した場合には(S108:YES),排紙先を元に戻す(S109)。S109の後,切換ボタン押下処理を終了する。
第2の形態の切換ボタン押下処理によれば,切換ボタン421を押下したユーザの情報を取得し,その情報に基づいて切り換え先となる待機トレイをプリンタ100が選択する。そのため,ユーザが排紙先の切り換えを指示する際には,各待機トレイの状態の確認や切り換え先の指定は不要であり,切換ボタン421の押下とユーザ認証を行うだけで,適当な待機トレイに排紙先を切り換えることができる。
[第3の形態]
続いて,切換ボタン押下処理の第3の形態について,図9のフローチャートを参照しつつ説明する。第3の形態では,第3の形態では,ジョブキューの情報を取得し,印刷ジョブの情報に基づいて切り換え先を選択する。この点,各排紙トレイの状態に基づいて切り換え先を選択する第1の形態や,ユーザ情報に基づいて切り換え先を選択する第2の形態と異なる。なお,以下の説明では,第1,第2の形態と同様の処理については,同じステップ番号を付し,説明を省略する。
まず,印刷ジョブの処理中であるか否かを判断する(S101)。印刷ジョブの処理中でなければ(S101:NO),切換ボタン押下処理を終了する。印刷ジョブの処理中であれば(S101:YES),現在処理中の印刷ジョブの未印刷分の印刷枚数(以下,「印刷残枚数」とする)を取得し,その印刷残枚数が閾値以上であるか否かを判断する(S302)。
印刷残枚数が閾値よりも少なければ,現在処理中の印刷ジョブが早期に完了することが予想される。印刷ジョブが早期に完了するのであれば,印刷完了を待ったとしてもユーザの不満は少ない。そこで,印刷残枚数が閾値よりも少ない場合には(S302:NO),ジョブキューにある印刷ジョブがすべて完了するまで待機する(S311)。これにより,印刷ジョブの処理途中で排紙先が切り換えられることがなくなり,1つの印刷ジョブの印刷物が複数の排紙トレイに散在する状態を回避できる。
印刷残枚数が閾値よりも多い場合(S302:YES),あるいはS311による待機後,現在処理中の印刷ジョブに後続する印刷ジョブ(後続ジョブ)で使用する予定の待機トレイがあるか否かを判断する(S304)。後続ジョブは,現在処理中の印刷ジョブの直後に限るものではない。すなわち,ジョブキューにある各印刷ジョブについて,排紙先の指定がある印刷ジョブを抽出し,抽出された全ての印刷ジョブについて待機トレイが指定されているか否かを判断する。
使用予定の待機トレイがある場合には(S304:YES),その使用予定の待機トレイのうち,利用率が最も低い排紙先を選択する(S305)。利用率が低い待機トレイを選択することで,他のジョブとの混載の可能性を小さくできる。一方,使用予定の待機トレイがない場合には(S304:NO),現在排紙先となっている排紙トレイから物理的距離が最も近い待機トレイを選択する(S321)。
第3の形態のプリンタ100は,図10に示すように,排紙トレイの各種情報を記憶するデータベース343を有している。データベース343では,各排紙トレイに対応する識別番号,使用状態,利用率が記憶される。このうち,使用状態および利用率は,使用状況に応じて更新される。特に,「利用率」の情報は,印刷ジョブの処理開始時に,各排紙トレイの利用率が再計算され,その結果を基にデータベース343が更新される。S305では,データベース343から「利用率」の情報を読み出し,最も利用率が低い待機トレイを選択する。
なお,S305では,利用率が低い待機トレイを利用率が高い待機トレイに優先して選択しているが,待機トレイの選択基準は利用率に限るものではない。例えば,使用予定の待機トレイのうち,利用順が最も遅い待機トレイを選択してもよい。
S305あるいはS321で待機トレイを選択した後,排紙先を選択した待機トレイに切り換える(S106)。また,排紙先が切り換えられたこと,さらにその切り換え先を通知するメッセージを表示部41に表示する(S107)。その後,排紙先を元に戻す復帰条件が成立したか否かを判断する(S108)。復帰条件が成立していない場合には(S108:NO),復帰条件が成立するまで待機する。復帰条件が成立した場合には(S108:YES),排紙先を元に戻す(S109)。S109の後,切換ボタン押下処理を終了する。
第3の形態の切換ボタン押下処理によれば,ジョブキューにある印刷ジョブの情報を取得し,その情報に基づいて切り換え先となる待機トレイをプリンタ100が選択する。そのため,ユーザが排紙先の切り換えを指示する際には,各待機トレイの状態の確認や切り換え先の指定は不要であり,切換ボタン421の押下を行うだけで,適当な待機トレイに排紙先を切り換えることができる。
以上詳細に説明したように実施の形態のプリンタ100は,排紙先の切り換えによって,取り除きたい印刷物が載置されている排紙トレイへの出力を止めることで,連続印刷を中断することなく印刷物を取り除き易くする。さらに,排紙先を切り換える際,どの待機トレイを新たな排紙先とするのかをプリンタ100自身が行うので,ユーザは切り換え先を指定する必要がない。また,ユーザは切り換え先の候補となるトレイを確認する必要がない。そのため,排紙先の切り換えに必要な操作が少なく,ユーザにとって操作が簡便である。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,プリンタに限らず,複写機,複合機,FAX装置等,印刷機能を備えるものであれば適用可能である。また,プロセス部50の画像形成方式は,電子写真方式に限らず,インクジェット方式であってもよい。また,カラー画像の形成が可能であっても,モノクロ画像専用であってもよい。
また,実施の形態では,プリンタ100が増設排紙部20を装着し,排紙トレイを合計7つ備えているが,排紙トレイは少なくとも3つあれば本発明を適用できる。例えば,本体部10に3つの排紙トレイがあれば,増設排紙部20を装着しなくてもよい。
また,実施の形態では,切換ボタン421の押下が排紙先の切換指示を構成しているが,これに限るものではない。例えば,人感センサ,ユーザ認証等によって装置の周辺にユーザが存在することの検知を切換指示としてもよい。
また,実施の形態では,排紙トレイの情報(第1の形態),ユーザの情報(第2の形態),あるいは印刷ジョブの情報(第3の形態)に基づいて切り換え先を選択しているが,これに限るものではない。例えば,切り換え先を待機トレイの中から無作為に抽出してもよい。また,これらの条件を組み合わせてもよい。例えば,排紙トレイの情報を基に待機トレイを抽出し,複数抽出された場合にはユーザの情報を基に待機トレイを絞り込んでいくように構成してもよい。
また,実施の形態では,切換ボタン421が押下されると,切り換え先を選択して即時に排紙先を切り換えているが,これに限るものではない。例えば,印刷ジョブの完了を待ってジョブ間で切り換えてもよい。
10 本体部
20 増設排紙部
40 操作パネル
41 表示部
50 プロセス部
91 給紙カセット
93 排紙トレイ
100 プリンタ

Claims (13)

  1. 用紙に印刷を行う印刷部と,
    前記印刷部によって印刷された印刷物の排紙先である少なくとも3つの排紙部と,
    排紙先の切換指示を検出する検出部と,
    前記検出部にて前記切換指示が検出された場合に,現在使用している排紙部以外の排紙部である待機排紙部の中から切り換え先を選択し,排紙先をその選択された待機排紙部に切り換える切換部と,
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載する印刷装置において,
    前記切換部は,現在印刷中のジョブに後続するジョブで指定されていない待機排紙部を選択することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載する印刷装置において,
    前記切換部は,特定のユーザによる使用が設定されていない待機排紙部を選択することを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    前記切換部は,現在印刷中のジョブのユーザが使用したことがある待機排紙部を選択することを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項4に記載する印刷装置において,
    前記切換部は,現在印刷中のジョブのユーザが直近で使用した待機排紙部を選択することを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    前記切換部は,利用頻度が低い待機排紙部を利用頻度が高い待機排紙部に優先して選択することを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    前記切換部は,印刷物の積載量が基準値よりも少ない待機排紙部を選択することを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    前記切換部は,排紙先の切り換え後,切り換え元の排紙部で印刷物が取り除かれたことを契機に,排紙先を前記切り換え元の排紙部に戻すことを特徴とする印刷装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    前記切換部は,前記切換指示を入力したユーザと印刷中のジョブのユーザとが同一であった場合に,排紙先の切り換えを行うことを特徴とする印刷装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    前記切換部は,現在印刷中のジョブと後続ジョブとの間で,排紙先の切り換えを行うことを特徴とする印刷装置。
  11. 請求項10に記載する印刷装置において,
    前記切換部は,現在印刷中のジョブの残り印刷枚数が閾値以上の場合には,当該ジョブの印刷完了前に排紙先の切り換えを行うことを特徴とする印刷装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    前記切換部は,現在印刷中のジョブに排紙先の指定がなされている場合には,排紙先の切り換えを制限することを特徴とする印刷装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    前記切換部にて排紙先が切り換えられた際,新たな排紙先をユーザに通知する通知手段を備えることを特徴とする印刷装置。
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