JP2012024958A - 印刷装置、サービスポイント付与方法及びサービスポイント付与プログラム - Google Patents

印刷装置、サービスポイント付与方法及びサービスポイント付与プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】キャリブレーションの結果によっては、インク使用量が増えてしてしまう印刷装置のユーザーの場合、インクに関わる負担もそれだけ増すことになってしまう。このようなユーザーに対して、例えば特典を享受できるようにすることで、ユーザーサービスを向上させる必要がある。
【解決手段】印刷装置におけるインク吐出量を補正するキャリブレーションの結果に基づいて生成されたインク吐出量情報を取得するインク吐出量情報取得部51と、印刷装置のユーザーに付与するサービスポイントを算出するポイント算出部52と、算出したサービスポイントを示すポイント情報を記憶するポイント情報記憶部53と、を有する。そして、ポイント算出部52は、取得したインク吐出量情報に基づいて、補正によってインク吐出量が増加する場合に、補正によってインク吐出量が減少する場合に比べて付与するサービスポイントを高く算出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷装置、サービスポイント付与方法及びサービスポイント付与プログラムに関する。
印刷装置の色再現性の個体差を補正するために、印刷装置におけるインク吐出量を補正するキャリブレーションが行われることがある。例えば、特許文献1では、印刷装置からカラーパッチを印刷して、この印刷したカラーパッチを測色する。そして、測色結果に基づいて、インク吐出量を規定した変換テーブルを用いて所望の色に変換できるようにキャリブレーションを行っている。
特開2005−144974号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているようなキャリブレーションを行った場合、キャリブレーションの結果によっては、インク使用量が増えてしてしまう印刷装置が生じる。インク使用量が増えてしまう印刷装置のユーザーの場合、インクに関わる負担もそれだけ増すことになってしまう。このため、このようなインクに関わる負担が増してしまうユーザーに対して、例えば特典を享受できるようにすることで、ユーザーサービスを向上させる必要がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]印刷装置におけるインク吐出量を補正するキャリブレーションの結果に基づいて生成されたインク吐出量情報を取得するインク吐出量情報取得部と、前記印刷装置のユーザーに付与するサービスポイントを算出するポイント算出部と、前記算出したサービスポイントを示すポイント情報を記憶するポイント情報記憶部と、を有し、前記ポイント算出部は、前記取得したインク吐出量情報に基づいて、前記補正によって前記インク吐出量が増加する場合に、前記補正によって前記インク吐出量が減少する場合に比べて前記付与するサービスポイントを高く算出することを特徴とする印刷装置。
上記した印刷装置によれば、インク吐出量情報取得部が、キャリブレーションの結果に基づいて生成されたインク吐出量情報を取得する。そして、このインク吐出量情報に基づいて、ポイント算出部が、補正によってインク吐出量が増加する場合は、補正によってインク吐出量が減少する場合に比べてサービスポイントを高く算出する。
このため、補正によってインク吐出量が増加してインク使用量が増加してしまうユーザーは、補正によってインク吐出量が減少してインク使用量が減少するユーザーに比べて高いサービスポイントを享受することができる。これにより、補正によってインクに関わる負担が増してしまうユーザーに対して、より高いサービスポイントの特典を享受できるようにすることで、ユーザーサービスを向上させることができる。
[適用例2]前記ポイント算出部は、前記インク吐出量が増加するインクが白色インク又は黒色インクである場合に、前記インク吐出量が増加するインクが白色インク及び黒色インクのいずれでもない場合に比べて前記付与するサービスポイントを高く算出することを特徴とする上記印刷装置。
上記した印刷装置によれば、白色インク又は黒色インクのインク吐出量が増加した場合、他の色のインクが増加した場合に比べてサービスポイントを高く算出する。これにより、一般的に使用量が多い白色インク及び黒色インクについて、サービスポイントを高くしてユーザーサービスを向上させることができる。
[適用例3]前記ポイント算出部は、前記インク吐出量が増加するインクが白色インクである場合に、前記インク吐出量が増加するインクが黒色インクである場合に比べて前記付与するサービスポイントを高く算出することを特徴とする上記印刷装置。
上記した印刷装置によれば、白色インクのインク吐出量が増加した場合、黒色インクが増加した場合に比べてサービスポイントを高く算出する。これにより、一般的に黒色インクに比べて価格の高い白色インクについて、サービスポイントを高くしてユーザーサービスを向上させることができる。
[適用例4]前記ポイント算出部は、前記インク吐出量が増加するインクが白色インクである場合に、前記白色インクが中空樹脂粒子を含まないときに、前記白色インクが中空樹脂粒子を含むときに比べて前記付与するサービスポイントを高く算出することを特徴とする上記印刷装置。
上記した印刷装置によれば、中空樹脂粒子を含まない白色インクのインク吐出量が増加した場合、中空樹脂粒子を含む白色インクが増加した場合に比べてサービスポイントを高く算出する。中空樹脂粒子を含まない白色インクの場合、長時間静的に保管されると粒子が溶液中に沈降し、本来の意図とは異なる画像となってしまう可能性がある。この中空樹脂粒子を含まない白色インクについて、サービスポイントを高くしてユーザーサービスを向上させることができる。
[適用例5]印刷装置におけるインク吐出量を補正するキャリブレーションの結果に基づいて生成されたインク吐出量情報を取得するインク吐出量情報取得工程と、前記印刷装置のユーザーに付与するサービスポイントを算出するポイント算出工程と、前記算出したサービスポイントを示すポイント情報を記憶するポイント情報記憶工程と、を有し、前記ポイント算出工程において、前記取得したインク吐出量情報に基づいて、前記補正によって前記インク吐出量が増加する場合に、前記補正によって前記インク吐出量が減少する場合に比べて前記付与するサービスポイントを高く算出することを特徴とするサービスポイント付与方法。
上記したサービスポイント付与方法によれば、インク吐出量情報取得工程において、キャリブレーションの結果に基づいて生成されたインク吐出量情報を取得する。そして、このインク吐出量情報に基づいて、ポイント算出工程において、補正によってインク吐出量が増加する場合は、補正によってインク吐出量が減少する場合に比べてサービスポイントを高く算出する。
このため、補正によってインク吐出量が増加してインク使用量が増加してしまうユーザーは、補正によってインク吐出量が減少してインク使用量が減少するユーザーに比べて高いサービスポイントを享受することができる。これにより、補正によってインクに関わる負担が増してしまうユーザーに対して、より高いサービスポイントの特典を享受できるようにすることで、ユーザーサービスを向上させることができる。
[適用例6]印刷装置におけるインク吐出量を補正するキャリブレーションの結果に基づいて生成されたインク吐出量情報を取得するインク吐出量情報取得機能と、前記印刷装置のユーザーに付与するサービスポイントを算出するポイント算出機能と、前記算出したサービスポイントを示すポイント情報を記憶するポイント情報記憶機能と、を有し、前記ポイント算出機能において、前記取得したインク吐出量情報に基づいて、前記補正によって前記インク吐出量が増加する場合に、前記補正によって前記インク吐出量が減少する場合に比べて前記付与するサービスポイントを高く算出することをコンピューターに実行させることを特徴とするサービスポイント付与プログラム。
上記したサービスポイント付与プログラムによれば、インク吐出量情報取得機能において、キャリブレーションの結果に基づいて生成されたインク吐出量情報を取得する。そして、このインク吐出量情報に基づいて、ポイント算出機能において、補正によってインク吐出量が増加する場合は、補正によってインク吐出量が減少する場合に比べてサービスポイントを高く算出する。
このため、補正によってインク吐出量が増加してインク使用量が増加してしまうユーザーは、補正によってインク吐出量が減少してインク使用量が減少するユーザーに比べて高いサービスポイントを享受することができる。これにより、補正によってインクに関わる負担が増してしまうユーザーに対して、より高いサービスポイントの特典を享受できるようにすることで、ユーザーサービスを向上させることができる。
サービスポイント付与システムの概要を示すブロック図。 コンピューターの機能構成を示すブロック図。 プリンターの機能構成を示すブロック図。 プリンターの動作を示すフローチャート。
以下、本実施形態に係る印刷装置を含むサービスポイント付与システムについて、図面を参照して説明する。
<サービスポイント付与システムの概要>
最初に、サービスポイント付与システムの概要について説明する。
図1は、サービスポイント付与システム100の概要を示すブロック図である。同図に示すように、サービスポイント付与システム100は、複数のコンピューター1(1A,1B等)と、印刷装置としての複数のプリンター5(5A,5B,5C等)と、ポイント管理装置8とを含んで構成される。各プリンター5は、インクを噴射して用紙等の印刷媒体上にインクドットを形成することにより画像を印刷するインクジェット式カラープリンターである。サービスポイント付与システム100は、各プリンター5のユーザーに特典となるサービスポイントを付与するシステムである。
ポイント管理装置8は、各プリンター5のユーザーの登録情報を示すユーザー情報81aと、各ユーザーに付与するサービスポイントを示すポイント情報81bとをデータベース化して記憶する記憶部81を備えている。記憶部81は、例えば大容量のハードディスクにより構成される。また、各コンピューター1は、インターネット網7を介してポイント管理装置8と通信可能である。更に、図1では、各コンピューター1A,1Bに、それぞれプリンター5A,5Bと測色機20A,20BとがUSBケーブル等によって接続されている。一方、プリンター5Cは、測色機の機能を備えており、ポイント管理装置8とインターネット網7を介して直接通信可能である。
<コンピューターの機能構成>
次に、コンピューター1の機能構成について説明する。
図2は、コンピューター1の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、コンピューター1は、LUT補正部11、アプリケーション12、プリンタードライバー13、記憶部14、制御部15等を備えている。
LUT補正部11は、パッチデータ生成部111、測色値取得部112、LUT補正データ生成部113等を備えている。
コンピューター1は、LUT補正部11によってキャリブレーションを行う。その際、最初にプリンター5から用紙等にカラーパッチを印刷させて、その後、測色機20を使用して、この印刷されたカラーパッチを測色する。そして、コンピューター1は、カラーパッチを測色することにより得られたカラーパッチの測色値と予め用意された基準値とを比較する。比較した結果、用紙等に印刷されたカラーパッチについて基準に対する色ずれを特定し、この色ずれを補正するためのLUT補正データ14bを生成して記憶部14に記憶する。
パッチデータ生成部111は、カラーパッチの対象となる画像データに対して、記憶部14に記憶されたLUT14aを参照して色変換する。そして、色変換後の画像データに対してハーフトーン処理を実行し、ハーフトーン処理後の中間データに対して、プリンター5が備える各インクノズルのインク滴吐出順に並べる等の処理を行って印刷データを生成する。測色値取得部112は、測色機20から出力されるカラーパッチの測色情報をL***色空間の座標値として取得する。
LUT補正データ生成部113は、測色機20から実測により得られたカラーパッチのL***座標値と、所定の変換式により算出したカラーパッチの理想的な基準L***座標値とを比較する。そして、実測のL***座標値と理想的な基準L***座標値との偏差を取得し、この偏差を補正するためのLUT補正データ14bを生成して記憶部14に記憶する。このLUT補正データ14bには、LUT14aに記述された色変換後の色座標値を、色ずれが補正されるように再変換する補正値が格納されている。
ここで、記憶部14に記憶されているLUT14aは、予め作成された色変換テーブルであり、コンピューター1が画像データの取り扱いに採用するRGB系色座標値と、プリンター5が備える各インク色に対応する色空間上の色座標値の対応関係が規定されている。このLUT14aを参照することにより、RGB系色座標値によって表現された画像データをプリンター5の各インク色に対応した色座標値によって表現された画像データに色変換することができる。そして、LUT補正データ14bを参照して更に色変換をすることにより、色ずれを補正することができる。これにより、コンピューター1では、プリンター5における各インク色のインク吐出量を特定することができ、色変換後の画像データに基づいて印刷を実行させることができる。
アプリケーション12は、印刷対象となる画像データをプリンタードライバー13に出力して印刷指示を行う。プリンタードライバー13は、アプリケーション12から受け取った印刷対象となる画像データを、プリンター5にて処理可能な印刷データとして生成する。更に、プリンタードライバー13は、印刷対象となる画像データに基づいて、プリンター5におけるインク吐出量をインク色ごとに示したインク吐出量情報14cを生成して記憶部14に記憶する。
プリンタードライバー13は、色変換部131、ハーフトーン処理部132、印刷データ生成部133、インク吐出量情報生成部134等を備えている。
色変換部131は、アプリケーション12から受け取った印刷対象となる画像データに対して、記憶部14に記憶されているLUT14a及びLUT補正データ14bを参照して色変換を行う。ハーフトーン処理部132は、色変換後の画像データに対してハーフトーン処理を実行する。このハーフトーン処理では、各画素についてプリンター5がインク滴を吐出させるか否かを特定した中間データを生成する。この中間データにおいては、色変換後の階調が大きければ大きいほど、インク滴を吐出させる画素の割合が多くなる。逆に、色変換後の階調が小さければ小さいほど、インク滴を吐出させる画素の割合が少なくなる。印刷データ生成部133は、ハーフトーン処理後の中間データをプリンター5が備える各インクノズルのインク滴吐出順に並べる等の処理を行った印刷データを生成し、プリンター5に対して出力する。
インク吐出量情報生成部134は、記憶部14に記憶されているLUT14a及びLUT補正データ14bと、印刷対象となる画像データとに基づいて、プリンター5におけるインク吐出量をインク色ごとに示したインク吐出量情報14cを生成する。このインク吐出量情報14cは、色ずれを補正する前のインク吐出量の情報と、色ずれを補正した後のインク吐出量の情報との両方で構成されている。また、インク吐出量は、印刷対象となる画像データをプリンター5において所定のサイズで印刷するときのインク吐出量となる。ここで、色ずれの補正前のインク吐出量は、色変換部131においてLUT14aのみを参照して色変換を行った場合のインク吐出量であり、色ずれの補正後のインク吐出量は、色変換部131においてLUT14a及びLUT補正データ14bの両方を参照して色変換を行った場合のインク吐出量となる。
記憶部14は、例えば大容量のハードディスクにより構成されて、LUT14a、LUT補正データ14b、インク吐出量情報14c等が記憶される。制御部15は、図示しないCPU、ROM、RAM等を備えて、上記した各部及び各機構等を制御する。
<プリンターの機能構成>
次に、プリンター5の機能構成について説明する。
図3は、プリンター5の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、プリンター5は、インク吐出量情報取得部51、ポイント算出部52、ポイント情報記憶部53、印刷部54、記憶部55、制御部56等を備えている。また、プリンター5には、各色のインクが収容されたインクカートリッジ61a〜61gが装着されている。各インクカートリッジ61a,61b,61c,61d,61e,61f,61gには、それぞれシアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K),ライトシアン(LC),ライトマゼンタ(LM),ホワイト(W)の計7色のインクが収容されている。
インク吐出量情報取得部51は、コンピューター1の記憶部14に記憶されているインク吐出量情報14cを、コンピューター1からUSBケーブル等を介して取得する。ポイント算出部52は、インク吐出量情報取得部51において取得したインク吐出量情報14cに基づいて、プリンター5のユーザーに付与するサービスポイントを算出する。このサービスポイントは、インク色ごとにサービスポイントを付与して全インク色のサービスポイントを合計することにより算出する。
ここで、サービスポイントを付与する対象となるインク色は、色ずれの補正後のインク吐出量が補正前のインク吐出量より増加したインク色であり、対象となるインク色に所定のサービスポイントを設定する。また、補正後にインク吐出量が増加したインク色がホワイトインク又はブラックインク、即ち白色インク又は黒色インクの場合は更にサービスポイントを加算し、白色インクの場合は黒色インクの場合よりもサービスポイントを高くする。更に、中空樹脂粒子を含まない白色インクの場合は、中空樹脂粒子を含む白色インクよりもサービスポイントを高くする。
なお、上記した白色インクの中空樹脂粒子としては、その内部に空洞を有しており、その外殻が液体透過性を有する樹脂により形成されていることが好ましい。このような構成により、中空樹脂粒子が水性インク組成物中に存在する場合には、内部の空洞は水性媒質で満たされることになる。水性媒質で満たされた粒子は、外部の水性媒質とほぼ等しい比重を有するため、水性インク組成物中で沈降することなく分散安定性を保つことができる。これにより白色インクの貯蔵安定性や噴射安定性を高めることができる。
ポイント情報記憶部53は、ポイント算出部52において算出したサービスポイントを記憶部55にポイント情報55aとして記憶する。印刷部54は、図示しない印刷ヘッド、ヘッド駆動部、キャリッジ機構、紙送り機構等により構成される。印刷ヘッドは、インクカートリッジ61a〜61gに収容されたインクをノズル列からインク滴として吐出することで用紙等に画像を形成する。ヘッド駆動部は、印刷ヘッドにインク色ごとのインク滴を吐出させる。キャリッジ機構は、印刷ヘッドを搭載したキャリッジを往復動させる駆動機構である。紙送り機構は、用紙等を用紙搬送方向に所定の速度で搬送する。記憶部55は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリーのような不揮発性メモリーにより構成され、ポイント情報55a等が記憶される。制御部56は、図示しないCPU、ROM、RAM等を備えて、上記した各部及び各機構等を制御する。
<印刷装置の動作>
次に、本実施形態に係るプリンター5の動作について説明する。
図4は、本実施形態に係るプリンター5の動作を示すフローチャートである。同図に示すフローチャートは、コンピューター1から印刷対象となる画像データの印刷が指示され、プリンター5において印刷動作を終了した後に動作を開始する。なお、当該画像データの印刷動作を開始する前に本フローチャートの動作を行うようにしても良い。
先ず、プリンター5は、インク吐出量情報取得部51により、コンピューター1からUSBケーブル等を介してインク吐出量情報14cを取得する(ステップS110)。
次に、プリンター5は、ポイント算出部52により、ステップS110において取得したインク吐出量情報14cに基づいて、各インク色の中から処理対象とするインク色について、色ずれの補正後のインク吐出量が補正前のインク吐出量より増加したか否かを判定する(ステップS120)。
補正後のインク吐出量が補正前のインク吐出量より増加した場合(ステップS120:Yes)は、次のステップS130へ進む。他方、補正後のインク吐出量が補正前のインク吐出量より増加していない場合(ステップS120:No)は、ステップS200へ進み、全インク色に対して処理が終了したか否かの判定を行う。
ステップS130では、プリンター5は、ポイント算出部52により、処理対象とするインク色について、所定のサービスポイントを設定する。
次に、プリンター5は、ポイント算出部52により、処理対象とするインク色が白色インク又は黒色インクであるか否かを判定する(ステップS140)。
インク色が白色インク又は黒色インクである場合(ステップS140:Yes)は、次のステップS150へ進む。他方、インク色が白色インク又は黒色インクのいずれでもない場合ない場合(ステップS140:No)は、ステップS200へ進み、全インク色に対して処理が終了したか否かの判定を行う。
ステップS150では、プリンター5は、ポイント算出部52により、処理対象とするインク色について、ステップS130において設定したサービスポイントに対して、更に所定のサービスポイントを加算する。この加算により、一般的に使用量が多い白色インク及び黒色インクについて、他のインク色に比べて付与するサービスポイントを高くすることができる。
次に、プリンター5は、ポイント算出部52により、処理対象とするインク色が白色インクであるか否かを判定する(ステップS160)。
インク色が白色インクである場合(ステップS160:Yes)は、次のステップS170へ進む。他方、インク色が白色インクでない場合、即ち黒色インクの場合(ステップS160:No)は、ステップS200へ進み、全インク色に対して処理が終了したか否かの判定を行う。
ステップS170では、プリンター5は、ポイント算出部52により、処理対象とする白色インクについて、ステップS150において加算したサービスポイントに対して、更に所定のサービスポイントを加算する。この加算により、一般的に黒色インクに比べて価格の高い白色インクについて、黒色インクよりも付与するサービスポイントを高くすることができる。
次に、プリンター5は、ポイント算出部52により、処理対象とする白色インクが中空樹脂粒子を含むか否かを判定する(ステップS180)。
白色インクが中空樹脂粒子を含まない場合(ステップS180:No)は、次のステップS190へ進む。他方、白色インクが中空樹脂粒子を含む場合(ステップS180:Yes)は、ステップS200へ進み、全インク色に対して処理が終了したか否かの判定を行う。
ステップS190では、プリンター5は、ポイント算出部52により、中空樹脂粒子を含まない白色インクについて、ステップS170において加算したサービスポイントに対して、更に所定のサービスポイントを加算する。この加算により、中空樹脂粒子を含む白色インクに比べて貯蔵安定性や噴射安定性が低い中空樹脂粒子を含まない白色インクに対して、付与するサービスポイントを高くすることができる。
ステップS200では、全インク色に対して処理が終了したか否かを判定する。全インク色に対して処理が終了した場合(ステップS200:Yes)は、次のステップS210へ進む。他方、処理が終了していないインク色がある場合(ステップS200:No)は、ステップS120に戻り、各インク色の中から次に処理対象とするインク色について処理を繰り返す。
ステップS210では、プリンター5は、ポイント算出部52により、各インク色について算出したサービスポイントを合計する。この合計したサービスポイントが、プリンター5のユーザーに付与するサービスポイントとなる。そして、合計したサービスポイントをポイント情報55aとして記憶部55に記憶する(ステップS220)。
その後、コンピューター1では、USBケーブル等を介してプリンター5の記憶部55に記憶されたポイント情報55aを取得し、このポイント情報55aをインターネット網7を介してポイント管理装置8に送信する。送信されたプリンター5のポイント情報55aは、ポイント管理装置8の記憶部81のユーザー情報81a及びポイント情報81bに登録されて管理される。なお、図1に示すプリンター5Cの例のように、プリンター5Cに備えた測色機の機能を使用して、プリンター5Cにおいてキャリブレーションを行っても良い。また、プリンター5Cにおいて算出したポイント情報55aを、プリンター5Cからインターネット網7を介して直接ポイント管理装置8に送信するようにしても良い。
なお、インク吐出量情報取得工程は、上記のステップS110に相当する。また、ポイント算出工程は、上記のステップS120〜S210に相当する。また、ポイント情報記憶工程は、上記のステップS220に相当する。
上述したように、本実施形態では、コンピューター1において、プリンター5の色ずれを補正するためのキャリブレーションを実行し、キャリブレーションの結果に基づいてインク吐出量情報14cを生成する。このインク吐出量情報14cには、色ずれの補正前及び補正後のインク吐出量の情報が含まれている。プリンター5では、コンピューター1から取得したインク吐出量情報14cに基づいて、色ずれの補正後のインク吐出量が補正前のインク吐出量より増加した場合にサービスポイントを付与するようにしている。これにより、色ずれの補正によってインク吐出量が増加することになり、インクに関わる負担が増してしまうユーザーに対して、サービスポイントの特典を享受できるようにし、ユーザーサービスを向上させることができる。
1…コンピューター、5…プリンター、8…ポイント管理装置、11…LUT補正部、12…アプリケーション、13…プリンタードライバー、14…記憶部、14a…LUT、14b…LUT補正データ、14c…インク吐出量情報、15…制御部、20…測色機、51…インク吐出量情報取得部、52…ポイント算出部、53…ポイント情報記憶部、54…印刷部、55…記憶部、55a…ポイント情報、56…制御部、61a〜61g…インクカートリッジ、81…記憶部、81a…ユーザー情報、81b…ポイント情報、100…サービスポイント付与システム、111…パッチデータ生成部、112…測色値取得部、113…LUT補正データ生成部、131…色変換部、132…ハーフトーン処理部、133…印刷データ生成部、134…インク吐出量情報生成部。

Claims (6)

  1. 印刷装置におけるインク吐出量を補正するキャリブレーションの結果に基づいて生成されたインク吐出量情報を取得するインク吐出量情報取得部と、
    前記印刷装置のユーザーに付与するサービスポイントを算出するポイント算出部と、
    前記算出したサービスポイントを示すポイント情報を記憶するポイント情報記憶部と、を有し、
    前記ポイント算出部は、前記取得したインク吐出量情報に基づいて、前記補正によって前記インク吐出量が増加する場合に、前記補正によって前記インク吐出量が減少する場合に比べて前記付与するサービスポイントを高く算出することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記ポイント算出部は、前記インク吐出量が増加するインクが白色インク又は黒色インクである場合に、前記インク吐出量が増加するインクが白色インク及び黒色インクのいずれでもない場合に比べて前記付与するサービスポイントを高く算出することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記ポイント算出部は、前記インク吐出量が増加するインクが白色インクである場合に、前記インク吐出量が増加するインクが黒色インクである場合に比べて前記付与するサービスポイントを高く算出することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記ポイント算出部は、前記インク吐出量が増加するインクが白色インクである場合に、
    前記白色インクが中空樹脂粒子を含まないときに、前記白色インクが中空樹脂粒子を含むときに比べて前記付与するサービスポイントを高く算出することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 印刷装置におけるインク吐出量を補正するキャリブレーションの結果に基づいて生成されたインク吐出量情報を取得するインク吐出量情報取得工程と、
    前記印刷装置のユーザーに付与するサービスポイントを算出するポイント算出工程と、
    前記算出したサービスポイントを示すポイント情報を記憶するポイント情報記憶工程と、を有し、
    前記ポイント算出工程において、前記取得したインク吐出量情報に基づいて、前記補正によって前記インク吐出量が増加する場合に、前記補正によって前記インク吐出量が減少する場合に比べて前記付与するサービスポイントを高く算出することを特徴とするサービスポイント付与方法。
  6. 印刷装置におけるインク吐出量を補正するキャリブレーションの結果に基づいて生成されたインク吐出量情報を取得するインク吐出量情報取得機能と、
    前記印刷装置のユーザーに付与するサービスポイントを算出するポイント算出機能と、
    前記算出したサービスポイントを示すポイント情報を記憶するポイント情報記憶機能と、を有し、
    前記ポイント算出機能において、前記取得したインク吐出量情報に基づいて、前記補正によって前記インク吐出量が増加する場合に、前記補正によって前記インク吐出量が減少する場合に比べて前記付与するサービスポイントを高く算出することをコンピューターに実行させることを特徴とするサービスポイント付与プログラム。
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