JP2012023607A - 波長多重光伝送システムおよび波長間隔設定方法 - Google Patents

波長多重光伝送システムおよび波長間隔設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光信号間での干渉が生じない範囲で光信号の高密度化を図ることが可能な波長多重光伝送システムを提供する。
【解決手段】互いに波長の異なる複数の光信号を多重化して波長多重光を生成して送信する送信局と、送信局からの波長多重光を伝送路を介して受信する受信局と、を含む波長多重光伝送システムであって、送信局は、複数の光信号の波長の間隔を変更していく変更手段と、波長の間隔が変更されていく複数の光信号を多重化して波長多重光を生成して送信する送信手段と、を含み、受信局は、送信された波長多重光を伝送路を介して受信する受信手段と、波長多重光内の光信号間の干渉の度合いが閾値を超えたか否かの検出を行い、複数の光信号間の波長の間隔を、変更されていった波長の間隔のうち、検出の結果が変化したときに変更手段が設定していた波長の間隔に設定する設定手段と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、波長多重光伝送システムおよび波長間隔設定方法に関する。
WDM(Wavelength Division Multiplexing:波長多重)は、互いに波長の違う複数の光信号が多重された波長多重光を光ファイバを用いて伝送することにより、伝送容量を増やす技術である。
WDM伝送方式は、他の伝送方式に比較して伝送容量の大容量化を低コストで実現できる。このため、WDM伝送方式は、大都市間のバックボーン伝送あるいは大都市圏内のメトロネットワークに用いられることが多い。
図6は、関連技術のWDM伝送システムを示した図である。図6において、WDM伝送システムは、送信局1aと、受信局2aと、光ファイバ3aと、を含む。送信局1aは、n(nは2以上の整数)個の光送信部1a1と、光合波部1a2と、光増幅部1a3と、を含む。受信局2aは、光増幅部2a1と、光分波部2a2と、n個の光受信部2a3と、を含む。
n個の光送信部1a1は、それぞれ、所定の波長の光信号を送信する。なお、n個の光送信部1a1からそれぞれ送信される光信号は、互いに波長が異なる。
光合波部1a2は、例えば、AWG(Arrayed Waveguide Grating;アレイ導波路回折格子)または光学薄膜フィルタであり、透過波長が固定されたフィルタである。n個の光送信部1a1から送信される光信号の波長(λ1〜λn)は、光合波部1a2を透過する光信号の波長に設定されている。光合波部1a2は、n個の光送信部1a1から送信された光信号を合波して波長多重光を生成する。
光増幅部1a3は、光合波部1a2にて生成された波長多重光を増幅する。光増幅部1a3にて増幅された波長多重光は、光ファイバ3aを通って受信局2aにて受信される。
受信局2aでは、光増幅部2a1は、光ファイバ3aから受信した波長多重光を増幅する。光分波部2a2は、AWGまたは光学薄膜フィルタであり、透過波長が固定されたフィルタである。光分波部2a2は、光増幅部2a1にて増幅された波長多重光に含まれる各波長の光信号を分波する。n個の光受信部2a3は、それぞれ、互いに異なる波長(λ1〜λn)の光信号を受信する。
特許文献1および2には、WDM伝送方式を採用した波長多重光伝送システムが記載されている。
特許文献1に記載の波長多重光伝送システムは、波長多重光を生成する波長多重光送信器と、波長多重光送信器にて生成された波長多重光を伝送する光ファイバと、光ファイバを通じて波長多重光を受信する波長多重光受信器と、を有する。
特許文献1に記載の波長多重光伝送システムでは、波長多重光受信器が、波長多重光のBER(Bit Error Rate;ビット誤り率)を監視し、その監視結果に基づいて、4光波混合を避けるための波長調整信号を生成する。波長多重光受信器は、その波長調整信号を波長多重光送信器に出力する。波長多重光送信器は、多重化される前の複数の光信号の波長を、波長調整信号に従ったずれ量だけ一括して均等にずらすことによって、4光波混合を回避する。
したがって、特許文献1に記載の波長多重光伝送システムでは、複数の光信号の波長のそれぞれの間隔が維持されながら、複数の光信号の波長が均等にずらされる。
特許文献2に記載の波長多重光伝送システムは、波長多重光を生成する送信局と、送信局にて生成された波長多重光を伝送する伝送路と、伝送路を通じて波長多重光を受信し波長多重光に含まれる各光信号を受信する受信局と、を有する。
特許文献2に記載の波長多重光伝送システムでは、送信局は、多重化される複数の光信号の送信電力を変更していく。受信局は、送信電力が変更されていく光信号のそれぞれについて伝送エラーを検出する。受信局は、伝送エラーを集計し、その集計結果を送信局に出力する。送信局は、4光波混合を避けるために、多重化される前の複数の光信号の送信電力を伝送エラーの集計結果に従って設定する。
したがって、特許文献2に記載の波長多重光伝送システムでは、複数の光信号の波長のそれぞれが維持されながら、複数の光信号の送信電力が変更される。
特開2000−151510号公報 特開2008−245162号公報
近年、伝送容量を増大するためにWDM伝送方式での波長多重数を増やすという要求がますます大きくなってきている。
波長多重数を増やすための1つの手法として、WDM伝送での波長帯域を広げることが考えられる。しかしながら、WDM伝送での波長帯域を広げることは、現在広く普及しているエルビウム添加ファイバ光増幅器では限界がある。また、理論上波長帯域に制限の無いラマン増幅器などではコストが高いという問題がある。
このため、波長多重数を増やすためには、光信号の波長間隔を狭めて光信号の高密度化を図ることが現実的となる。
ここで、光信号の高密度化を図る際の問題は、光信号のビットレート(周波数)が高くなるにつれて、キャリアの光スペクトル幅が拡大することである。
図7は、光信号のビットレート(周波数)と、キャリアの光スペクトル幅と、光信号間の干渉と、の関係を示した図である。
図7(a)は、光信号のビットレート(周波数)が低くキャリアの光スペクトル幅が狭いため、光信号間で干渉が生じていない例を示している。
図7(b)は、光信号のビットレート(周波数)が図7(a)の場合よりも高くなりキャリアの光スペクトル幅が広がったため、光信号間で干渉が生じた例を示している。
図7(c)は、図7(b)の場合での干渉を回避するために、光信号の波長間隔を図7(b)の場合よりも広げた例を示している。
実際のWDM伝送においては、様々なビットレートの信号が混在することもある。このため、光信号間での干渉が生じない範囲で光信号の高密度化を図るための波長間隔は、実際のWDM伝送ごとに異なる可能性が高い。
したがって、実際のWDM伝送において、光信号間での干渉が生じない範囲で光信号の高密度化を図るという課題があった。
なお、特許文献1に記載の波長多重光伝送システムおよび特許文献2に記載の波長多重光伝送システムでは、光信号の波長間隔が維持される。このため、特許文献1に記載の波長多重光伝送システムおよび特許文献2に記載の波長多重光伝送システムでは、光信号間での干渉が生じない範囲で光信号の高密度化を図るという課題は解決されていない。
本発明の目的は、上述した課題を解決可能な波長多重光伝送システムおよび波長間隔設定方法を提供することにある。
本発明の波長多重光伝送システムは、互いに波長の異なる複数の光信号を多重化して波長多重光を生成し当該波長多重光を送信する送信局と、前記送信局から送信された波長多重光を伝送路を介して受信する受信局と、を含む波長多重光伝送システムであって、前記送信局は、前記複数の光信号の波長の間隔を変更していく変更手段と、前記変更手段にて前記波長が変更されていく複数の光信号を多重化して前記波長多重光を生成し当該波長多重光を送信する送信手段と、を含み、前記受信局は、前記送信手段から送信された波長多重光を前記伝送路を介して受信する受信手段と、前記受信手段にて受信された波長多重光内の光信号間の干渉の度合いが予め定められた閾値を超えたか否かの検出を行い、前記複数の光信号間の波長の間隔を、前記変更手段にて変更されていった波長の間隔のうち、前記検出の結果が変化したときに前記変更手段が設定していた波長の間隔に設定する設定手段と、を含む。
本発明の波長間隔設定方法は、互いに波長の異なる複数の光信号を多重化して波長多重光を生成し当該波長多重光を送信する送信局と、前記送信局から送信された波長多重光を伝送路を介して受信する受信局と、を含む波長多重光伝送システムでの波長間隔設定方法であって、前記送信局が、前記複数の光信号の波長の間隔を変更していく変更ステップと、前記送信局が、前記波長の間隔が変更されていく複数の光信号を多重化して前記波長多重光を生成し当該波長多重光を送信する送信ステップと、前記受信局が、前記波長多重光を前記伝送路を介して受信する受信ステップと、前記受信局が、前記受信された波長多重光内の光信号間の干渉の度合いが予め定められた閾値を超えたか否かの検出を行い、前記複数の光信号間の波長の間隔を、前記変更されていった波長の間隔のうち、前記検出の結果が変化したときに設定されていた波長の間隔に設定する設定ステップと、を含む。
本発明によれば、波長多重光伝送システムにおいて、光信号間での干渉が生じない範囲で光信号の高密度化を図ることが可能になる。
本発明の第1実施形態の波長多重光伝送システムを示したブロック図である。 本実施形態を用いて波長間隔が設定された例を示した図である。 本発明の第2実施形態の波長多重光伝送システムを示したブロック図である。 本発明の第3実施形態の波長多重光伝送システムを示したブロック図である。 本発明の第4実施形態の波長多重光伝送システムを示したブロック図である。 関連技術のWDM伝送システムを示した図である。 光信号のビットレート(周波数)と、キャリアの光スペクトル幅と、光信号間の干渉と、の関係を示した図である。
次に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の波長多重光伝送システムを示したブロック図である。
図1において、波長多重光伝送システムは、送信局1と、受信局2と、光ファイバ3と、を含む。光ファイバ3は、一般的に伝送路と呼ぶことができる。
送信局1は、互いに波長の異なる複数の光信号を多重化して波長多重光を生成し、その波長多重光を送信する。受信局2は、送信局1から送信された波長多重光を、光ファイバ3を介して受信する。
送信局1は、送信部11と、送信波長調整部12と、を含む。
送信部11は、一般的に送信手段と呼ぶことができる。送信部11は、互いに波長の異なるn(nは2以上の整数)個の光信号を出力し、そのn個の光信号を多重化して波長多重光を生成し、その波長多重光を送信する。
送信波長調整部12は、一般的に変更手段と呼ぶことができる。送信波長調整部12は、送信部11が出力するn個の光信号の波長の間隔を変更していく。よって、送信部11は、送信波長調整部12にて波長の間隔が変更されていく複数の光信号を多重化して波長多重光を生成し、その波長多重光を送信する。
なお、送信波長調整部12は、2つの光信号間の波長の間隔のみを変更していく動作を、光信号の組合せを変えながら行ってもよいし、2つ以上の光信号間の波長の間隔を変更していく動作を行ってもよい。
送信部11は、光送信部11a1〜11anと、光合波部11bと、光増幅部11cと、を含む。
光送信部11a1〜11anは、それぞれ、送信波長調整部12にて指定された波長の光信号を送信する。なお、光送信部11a1〜11anから送信される光信号の波長(λ1〜λn)は、互いに異なる。
本実施形態では、光送信部11a1〜11anにて構成される出力部は、互いに異なる波長を有するn個のキャリア(光信号)に送信用の信号(データ)を乗せたn個の光信号を出力する。また、送信波長調整部12は、光送信部11a1〜11anのそれぞれのキャリア(光信号)の波長を調整し、また、光送信部11a1〜11anのそれぞれのキャリア(光信号)の波長の調整内容(λ1〜λn)を示す送信波長情報を、受信局2に出力する。
光合波部11bは、光送信部11a1〜11anからのn個の光信号を合波して波長多重光を生成する。光合波部11bとしては、光スターカプラ等の波長選択性のないデバイスが使用される。
光増幅部11cは、光合波部11bにて生成された波長多重光を一括増幅する。
受信局2は、光増幅部21と、設定部22と、を含む。
光増幅部21は、一般的に受信手段と呼ぶことができる。光増幅部21は、送信部11から送信された波長多重光を、光ファイバ3を介して受信し、その波長多重光を一括増幅する。
設定部22は、一般的に設定手段と呼ぶことができる。
設定部22は、光増幅部21にて受信された波長多重光に含まれる光信号間の干渉の度合いが、予め定められた閾値を超えたか否かの検出を行う。設定部22は、光送信部11a1〜11anからのn個の光信号の波長の間隔を、送信波長調整部12にて変更されていった波長の間隔のうち、検出の結果が変化したときに送信波長調整部12が設定していた波長の間隔に設定する。
本実施形態では、設定部22は、光増幅部21にて受信された波長多重光に含まれる光信号ごとの伝送エラーレートを、干渉の度合いとして検出し、また、光信号ごとの伝送エラーレートが高いほど、干渉の度合いが高いと判定する。なお、送信波長調整部12が、2つの光信号間の波長の間隔のみを変更していく動作を、光信号の組合せを変えながら行っていく場合、設定部22は、光信号の組合せごとに、光信号の波長の間隔を設定していく。
設定部22は、光分波部22aと、受信波長調整部22bと、可変波長フィルタ22c1〜22cnと、光受信部22d1〜22dnと、受信エラー判定部22eと、を含む。
光分波部22aは、光増幅部21の出力をn個に分岐する。光分波部22aとしては、光スターカプラ等の波長選択性のないデバイスが使用される。
受信波長調整部22bは、送信波長調整部12から出力された送信波長情報を受信し、その送信波長情報に基づいて、可変波長フィルタ22c1〜22cnの透過波長領域を設定する。本実施形態では、受信波長調整部22bは、可変波長フィルタ22c1〜22cnの透過波長領域の中心を、それぞれ、送信波長情報に示された波長λ1、λ2、・・・λnに設定する。
可変波長フィルタ22c1〜22cnは、それぞれ、光分波部22aにて分岐された後の波長多重光から、自己に設定された透過波長領域の光波長を選択的に透過する。
光受信部22d1〜22dnは、可変波長フィルタ22c1〜22cnと1対1で対応する。光受信部22d1〜22dnは、それぞれ、自己に対応する可変波長フィルタ22cを透過した光信号を受信し、その光信号の受信エラーレートを検出する。
受信エラーレートの検出手法としては、例えば、光受信部22d1〜22dnが、予めデータ内容が判明している標本データを受信し、その標本と受信された光信号との差異から受信エラーレートを検出してもよいし、光信号にCRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)等の符号をデータが付され、光受信部22d1〜22dnが、CRCを用いて受信エラーレートを検出してもよい。
なお、受信エラーレートは、波長が隣接する光信号の干渉などに起因して増加する。
受信エラー判定部22eは、光受信部22d1〜22dnが検出した受信エラーレートを集計する。受信エラー判定部22eには、波長ごとに、予め要求される伝送品質を基に決められた閾値が設定されている。
受信エラー判定部22eは、受信エラーレートが閾値を越えたか否かの検出を行う。
受信エラー判定部22eは、検出の結果が変化すると、受信波長調整部22bおよび送信波長調整部12に、波長調整を停止する旨の停止信号を出力する。受信波長調整部22bおよび送信波長調整部12は、停止信号を受信すると、それぞれ、光送信部11a1〜11anに対する光信号の波長調整と、可変波長フィルタ22c1〜22cnに対する透過領域の調整と、を停止する。
なお、受信局2の受信エラー集計部22eあるいは受信波長調整部22bと、送信局1の送信波長調整部12の間の情報の授受に関しては、主たる通信の媒体である光ファイバ3を介して行ってもよいし、別の通信回路が使用されてもよい。
次に、本実施形態の動作について説明する。
まず、波長多重光伝送システムのインストール時の動作を説明する。
本実施形態では、光送信部11a1〜11anから出力されるn個のキャリア(光信号)波長(λ1〜λn)が、受信局2で受信信号のエラーレートが監視されながら順に決められていく。
まず、送信局1では、最初の波長λ1(光送信部11a1に設定される波長λ1)が、送信波長調整部12によって、WDM帯域の最短波あるいは最長波に設定される。同時に、受信局2では、受信波長調整部22bによって、可変波長フィルタ22c1の中心波長が波長λ1と同じ波長に設定される。
次に、波長λ1と異なる波長λ2が、送信波長調整部12によって光送信部11a2に初期設定され、また、波長λ2が受信波長調整部22bによって可変波長フィルタ22c2に初期設定される。
続いて、送信波長調整部12と受信波長調整部22bは、同期を取りながら、光送信部11a2および可変波長フィルタ22c2に設定された波長λ2を徐々に波長λ1に近づける。その間、常に、波長λ1と波長λ2のそれぞれに対応する光受信部22d1および22d2で検出された受信エラーレートは、受信エラー判定部22eによって収集される。
受信エラー判定部22eには、予め要求される伝送品質を基に決めた閾値が、波長λ(さらに言えば、光受信部)ごとに設定されている。
波長調整中に受信エラーレートが閾値を越えると、受信エラー判定部22eは、送信波長調整部12と受信波長調整部22bにフラグをあげて、波長λ1と波長λ2の波長間隔が限界に達したことを知らせる。
送信波長調整部12と受信波長調整部22bは、フラグを受けると、波長λ2の波長調整を停止し、波長λ2を確定する。同様の過程を波長λnまでn−1回繰り返し、全ての波長配置を確定させる。
波長増減設時の動作も基本は変わらない。
なお、波長減設時は、抜けた波長の帯域に隣接使用波長を移動して、順次波長を詰めていってもよい。
波長増設時は、増設される波長が、使用されていない波長に設定され、その後はインストール時と同じ過程を経て波長配置が確定する。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。
本実施形態の波長多重光伝送システムは、送信局1が、複数の異なる信号を異なる波長のキャリア(光信号)に乗せて波長多重した後、波長多重光を、媒体の光ファイバ3を通して受信局2に伝送するシステムであって、受信局2で検出した各種情報を元に各光信号の波長を調整して自動的に最も信号収容効率が高い波長配置を実現するものである。
本実施形態では、受信局2が伝送エラーレートを監視している状況で、送信局1は、光送信部11aのキャリア波長を隣接信号のキャリア波長に徐々に近づけて行く。
受信局2は、分波部に可変波長フィルタを用いて、可変波長フィルタの中心透過波長を送信キャリア波長の変化に追随して変えていく。
伝送エラーレートがあらかじめ設定しておいた閾値を超えたことを感知すると、波長調整給の送信局1の光送信部と波長調整中の受信局2の可変波長フィルタに、波長調整停止信号であるフラグが送られ、送信波長が確定する。
上記波長確定動作が、WDMの最短波側あるいは最長波側から順に、波長多重される光信号のすべてについて行う。以上によって自動的に収容効率を最大化する波長配置が選択される。
本実施形態による第一の効果は、波長収容効率の最大化である。隣接波長間隔を、伝送品質を保つ範囲内で信号の光スペクトル幅等に応じて最も近づけることが可能なため、限りあるWDM帯域内に最大の波長数を収容可能である。
第二の効果は、運用性の向上である。波長配置が、伝送される信号のビットレートや変調方式、非線形効果の強さ等の伝送路の状況に応じて、最適の間隔に自動的にフレキシブルに設定されるため、手動で波長変更をする手間を省力化できる。
図2は、本実施形態を用いて波長間隔が設定された例を示した図である。図2に示したように、実際のWDM伝送において、光信号間での干渉が生じない範囲で光信号の高密度化を図ることが可能になる。
本実施形態によれば、送信部11は、送信波長調整部12にて波長間隔が変更されていく複数の光信号を多重化して波長多重光を生成し、その波長多重光を送信する。
設定部22は、光増幅部21にて受信された波長多重光内の光信号間の干渉の度合いが予め定められた閾値を超えたか否かの検出を行い、複数の光信号の波長の間隔を、送信波長調整部12にて変更されていった波長間隔のうち、検出の結果が変化したときに送信波長調整部12が設定していた波長間隔に設定する。
このため、実際の干渉の具合を監視しながら波長間隔に設定することにより、光信号間での干渉が生じない範囲で光信号の高密度化を図ることが可能になる。
また、本実施形態では、設定部22は、波長多重光に含まれる光信号ごとの伝送エラーレートを、干渉の度合いとして検出し、光信号ごとの伝送エラーレートが高いほど干渉の度合いが高いと判定する。この場合、伝送エラーレートを干渉の度合いとして用いることが可能になる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態の波長多重光伝送システムを示したブロック図である。なお、図3において、図1に示したものと同一のものには同一符号を付してある。
図3に示した波長多重光伝送システムは、図1に示した波長多重光伝送システムと比べて、受信エラー判定部22eの代わりに波長干渉検出部22fを有し、光分波部22aの代わりに光分波部22aAを有している。
光分波部22aAは、波長多重光をn+1個に分岐する。
波長干渉検出部22fは、可変波長フィルタ22c1〜22cnには出力されない波長多重光を受信する。
波長干渉検出部22fは、波長多重光のスペクトルを監視する。波長干渉検出部22fは、波長多重光のスペクトルの間隔を、干渉の度合いとして検出し、スペクトルの間隔が狭いほど干渉の度合いが高いと判定する。
波長干渉検出部22fは、波長多重光のスペクトルの間隔が予め定められた閾値より狭くなったか否かを検出する。波長干渉検出部22fは、波長多重光のスペクトルの間隔が予め定められた閾値より狭くなると、図1に示した受信エラー判定部22eが閾値以上のエラーを検出した場合と同様に送信波長調整部12と受信波長調整部22bにフラグをあげて、波長λ1と波長λ2の波長間隔が限界に達したことを知らせる。その他のプロセスは図1に示した第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、設定部22Aは、波長多重光のスペクトルの間隔を、干渉の度合いとして検出し、スペクトルの間隔が狭いほど干渉の度合いが高いと判定する。この場合、波長多重光のスペクトルの間隔を干渉の度合いとして用いることが可能になる。
(第3実施形態)
図4は、本発明の第3実施形態の波長多重光伝送システムを示したブロック図である。
なお、図4において、図1に示したものと同一のものには同一符号を付してある。
図4に示した波長多重光伝送システムは、図1に示した波長多重光伝送システムと比べて、光分波部22aと可変波長フィルタ22c1〜22cnの代わりに波長選択スイッチ22gが使用される。全体の動作は、図1に示した第1実施形態とほぼ同様であり、光分波部22aと可変波長フィルタ22c1〜22cnとを用いた波長選択動作の代わりに、波長選択スイッチ22gを用いた波長選択動作が行われる点が異なる。
(第4実施形態)
図5は、本発明の第4実施形態の波長多重光伝送システムを示したブロック図である。
なお、図5において、図3に示したものと同一のものには同一符号を付してある。
図5に示した波長多重光伝送システムは、図3に示した波長多重光伝送システムと比べて、光分波部22aと可変波長フィルタ22c1〜22cnの代わりに波長選択スイッチ22gが使用され、光増幅部21の出力を波長選択スイッチ22gと波長干渉検出部22fに分岐する光カプラ22hが追加されている。全体の動作は、図3に示した第2実施形態とほぼ同様であり、光分波部22aと可変波長フィルタ22c1〜22cnとを用いた波長選択動作の代わりに、波長選択スイッチ22gを用いた波長選択動作が行われる点が異なる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はそれに限定されるものではない。
1 送信局
11 送信部
11a1〜11an 光送信部
11b 光合波部
11c 光増幅部
12 送信波長調整部
2 受信局
21 光増幅部
22 設定部
22a、22aA 光分波部
22b 受信波長調整部
22c1〜22cn 可変波長フィルタ
22d1〜22dn 光受信部
22e 受信エラー判定部
22f 波長干渉検出部
22g 波長選択スイッチ
22h 光カプラ

Claims (6)

  1. 互いに波長の異なる複数の光信号を多重化して波長多重光を生成し当該波長多重光を送信する送信局と、前記送信局から送信された波長多重光を伝送路を介して受信する受信局と、を含む波長多重光伝送システムであって、
    前記送信局は、
    前記複数の光信号の波長の間隔を変更していく変更手段と、
    前記変更手段にて前記波長の間隔が変更されていく複数の光信号を多重化して前記波長多重光を生成し当該波長多重光を送信する送信手段と、を含み、
    前記受信局は、
    前記送信手段から送信された波長多重光を前記伝送路を介して受信する受信手段と、
    前記受信手段にて受信された波長多重光内の光信号間の干渉の度合いが予め定められた閾値を超えたか否かの検出を行い、前記複数の光信号間の波長の間隔を、前記変更手段にて変更されていった波長の間隔のうち、前記検出の結果が変化したときに前記変更手段が設定していた波長の間隔に設定する設定手段と、を含む、波長多重光伝送システム。
  2. 請求項1に記載の波長多重光伝送システムにおいて、
    前記設定手段は、前記受信手段にて受信された波長多重光に含まれる光信号ごとの伝送エラーレートを、前記干渉の度合いとして検出し、前記光信号ごとの伝送エラーレートが高いほど前記干渉の度合いが高いと判定する、波長多重光伝送システム。
  3. 請求項1に記載の波長多重光伝送システムにおいて、
    前記設定手段は、前記受信手段にて受信された波長多重光のスペクトルの間隔を、前記干渉の度合いとして検出し、前記スペクトルの間隔が狭いほど前記干渉の度合いが高いと判定する、波長多重光伝送システム。
  4. 互いに波長の異なる複数の光信号を多重化して波長多重光を生成し当該波長多重光を送信する送信局と、前記送信局から送信された波長多重光を伝送路を介して受信する受信局と、を含む波長多重光伝送システムでの波長間隔設定方法であって、
    前記送信局が、前記複数の光信号の波長の間隔を変更していく変更ステップと、
    前記送信局が、前記波長の間隔が変更されていく複数の光信号を多重化して前記波長多重光を生成し当該波長多重光を送信する送信ステップと、
    前記受信局が、前記波長多重光を前記伝送路を介して受信する受信ステップと、
    前記受信局が、前記受信された波長多重光内の光信号間の干渉の度合いが予め定められた閾値を超えたか否かの検出を行い、前記複数の光信号間の波長の間隔を、前記変更されていった波長の間隔のうち、前記検出の結果が変化したときに設定されていた波長の間隔に設定する設定ステップと、を含む波長間隔設定方法。
  5. 請求項4に記載の波長間隔設定方法において、
    前記設定ステップでは、前記波長多重光に含まれる光信号ごとの伝送エラーレートを、前記干渉の度合いとして検出し、前記光信号ごとの伝送エラーレートが高いほど前記干渉の度合いが高いと判定する、波長間隔設定方法。
  6. 請求項4に記載の波長間隔設定方法において、
    前記設定ステップでは、前記波長多重光のスペクトルの間隔を、前記干渉の度合いとして検出し、前記スペクトルの間隔が狭いほど前記干渉の度合いが高いと判定する、波長間隔設定方法。
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