JP2012021597A - 防錆装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防錆カバーの切断面からの離脱を防ぎつつ、防錆カバーの切断面に対する当接保持を安定して且つ容易に維持することができる防錆装置を提供すること。
【解決手段】筐体2は、筐体2が既設流体管1を密封することで既設流体管1の外面1bに沿って配設される係止部11を備え、防錆カバー5は、切断面1aを防錆するとともに係止部11に係止され切断面1aに当接保持される被係止部5bを備える。
【選択図】図11

Description

本発明は、既設流体管を密封した筐体と、筐体の内部を開閉可能とする弁体と、筐体に対して弁体を介して密封状に接続される作業ケースと、作業ケース内に配置される環状の防錆カバーと、防錆カバーを保持するとともに作業ケース内と筐体内の所定の配置位置との間を移動し、筐体内において、不断流状態で切断された既設流体管の切断面に防錆カバーを当接保持させることで切断面を防錆する防錆操作体と、を備える防錆装置に関する。
従来、不断流状態で切断された既設流体管の切断残置管部の切断面に、防錆カバーを装着することによって切断面の防錆を行うカバー装着機(防錆装置)としては、防錆カバーを保持するカバー保持部と、このカバー保持部を押圧するための流体圧シリンダを備えており、切断残置管部間に配置されたカバー装着機から流体圧シリンダによってカバー保持部を切断残置管部の切断面に対して押圧し、切断残置管部の切断面を防錆カバーの環状凹部に挿入させるとともに、環状凹部内に設けられた弾性シール突起を切断残置管部に圧接させることで切断残置管部の切断面の防錆を行っているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−8120号公報(第13頁、第9図)
しかしながら、特許文献1にあっては、環状凹部に切断残置管部の切断面を挿入した後に流体圧シリンダを切断残置管部の切断面から離脱する方向に引き戻すと、防錆カバーとカバー保持部との間に生じる摩擦力が、弾性シール突起が切断残置管部に圧接することで生じる摩擦力よりも大きな力で対抗してはたらく場合、防錆カバーが流体圧シリンダの引き戻しに伴いカバー保持部内に保持されたまま切断面から離脱方向に引き戻されてしまい、防錆カバーの切断面に対する当接保持を安定して維持するために作業手間がかかるという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、防錆カバーの切断面からの離脱を防ぎつつ、防錆カバーの切断面に対する当接保持を安定して且つ容易に維持することができる防錆装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の防錆装置は、
既設流体管を密封した筐体と、該筐体の内部を開閉可能とする弁体と、前記筐体に対して前記弁体を介して密封状に接続される作業ケースと、前記筐体内において不断流状態で切断された前記既設流体管の切断面を防錆する防錆カバーと、該防錆カバーを保持するとともに前記作業ケース内と前記筐体内の所定の配置位置との間を移動し、前記筐体内において前記切断面に前記防錆カバーを当接保持させる防錆操作体と、を備える防錆装置であって、
前記筐体は、該筐体が前記既設流体管を密封することで該既設流体管の外面に沿って配設される係止部を備え、前記防錆カバーは、前記切断面を防錆するとともに前記係止部に係止され該切断面に当接保持される被係止部を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、筐体が既設流体管を密封するだけで、係止部を既設流体管の外面に沿って容易に配設できるばかりか、この係止部を介して、防錆カバーは筐体に対し強固に保持されるので、防錆カバーに切断面から離脱する方向に力がはたらいても、防錆カバーの切断面からの離脱を防ぎながら、防錆カバーの切断面に対する当接保持を安定して維持することができる。
本発明の防錆装置は、
前記防錆操作体は、前記防錆カバーを着脱可能に保持した保持部と、該保持部を前記配置位置と前記切断面との間で移動させる移動部と、前記保持部を前記配置位置に向けて付勢する付勢部と、から成ることを特徴としている。
この特徴によれば、移動部が、防錆カバーを保持した保持部を配置位置から切断面まで移動した後に、付勢部の付勢により簡単に配置位置に戻すことができる。
本発明の防錆装置は、
前記被係止部は、前記係止部の弾性力を係止力として係止されることを特徴としている。
この特徴によれば、係止部の弾性力を適宜調整することで、防錆カバーに対する係止力を最適なものとすることができる。
本発明の防錆装置は、
前記被係止部は、前記既設流体管の外面を前記係止部の弾性変形の反力として利用して係止されることを特徴としている。
この特徴によれば、既設流体管の外面を係止部の弾性変形の反力として利用することで、特段の部材を用いずとも防錆カバーに対する係止力を維持できる。
実施例における既設流体管を示す平面断面図である。 既設流体管への筐体の取り付けを示す側面断面図である。 (a)は、筐体が取り付けられた既設流体管を示す正面断面図であり、(b)は、図3(a)におけるA−A断面図である。 筐体に弁体を介して作業ケースが取り付けられた状態を示す一部断面の側面図である。 防錆操作体が筐体内に配置された状態を示す正面断面図である。 防錆操作体が筐体内に配置された状態を示す平面断面図である。 (a)は、コアを示す背面図であり、(b)は、図7(a)におけるB−B断面図であり、(c)は、図7(a)におけるC−C断面図である。 (a)は、防錆操作体を示す側面図であり、(b)は、防錆操作体の側面断面図である。 コアを流体管の切断面に当接させた状態を示す平面断面図である。 保持部を移動位置から収納位置まで移動させた状態を示す平面断面図である。 (a)は、コアを切断面に対向配置した状態を示す断面図であり、(b)は、コアを切断面に当接させた状態を示す断面図である。 筐体内に制流弁を挿入配置した状態を示す一部断面の側面図である。 第1の変形例としての係止金具を示す断面図である。 第2の変形例としての係止金具を示す断面図である。
本発明に係る防錆装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る防錆装置につき、図1から図14を参照して説明する。尚、本実施例では、防錆カバーの既設流体管の切断面と対向する方向を防錆カバーの正面側(前方側)とし、既設流体管の管軸方向と水平方向で直交する方向を防錆カバーの左右幅方向として説明する。
図1に示すように、本実施例の既設流体管1は、例えば、内部に流体としての水が流れている断面視略円形状に形成された金属製管水道管であり、内周面がモルタル層で被覆されている。図12に示すように、この既設流体管1に新たな制流弁15を設けるために、所定箇所を図示しないホールソー等の切削工具によって切断されるようになっている。
尚、流体管の内周面はモルタル層に限らず、例えばエポキシ樹脂等により被覆されてもよく、若しくは適宜の材料を粉体塗装により流体管の内周面に被覆してもよい。また、本実施例では既設流体管1内の流体は上水であるが、既設流体管1の内部を流れる流体は必ずしも上水に限らず、例えば工業用水であってもよいし、また気体や気液混合状態の流体が流れる流体管であっても構わない。
図1及び図2に示すように、先ず既設流体管1には、既設流体管1を水密に密封するため既設流体管1の外周面1bに固定に取り付けられる筐体2と、筐体2の既設流体管1の管軸方向の両端部にそれぞれ水密に取り付けられる図示しない押輪と、が設けられている。
この筐体2は、いわゆる割T字管であって、既設流体管1の管軸と略直交する上下方向の内空部を備えた分岐管2bと、既設流体管1の外周面1bの下側を被覆するカバー2cと、からなり、分岐管2bの左右両側部に形成されたフランジ2dとカバー2cの左右両側部に形成されたフランジ2eとを既設流体管1の管軸と略同一の上下位置で緊締するとともに、前述した図示しない押輪を既設流体管1の管軸方向から筐体2の既設流体管1の管軸方向側の両端部に取り付けることによって既設流体管1を水密に密封している。
図2、図3(a)及び図3(b)に示すように、分岐管2b及びカバー2cと既設流体管1の外周面1bとの間には、それぞれ、既設流体管1の外周面1bに沿って本発明における係止部としての係止金具11,11が配置されている。各係止金具11は、弾性力を有し防食性を備えるステンレスバネ鋼等により構成され、正面視で略半円の円弧状に形成されており、図3(a)に示すように、両係止金具11,11の互いの各端部を対向させることで、正面視で既設流体管1の略全周に沿って配設されている。各係止金具11は、分岐管2bまたはカバー2cの垂直面に沿って延設した一対の固定片11aを、固定片11aに形成された挿通孔11fに挿通したネジ17により、上記した垂直面に螺着することで、分岐管2bまたはカバー2cにそれぞれ固定されている。
また、これら係止金具11は、筐体2の既設流体管1の管軸方向における外方側に向けて延設した一対の延設片11bを備えている。これら延設片11bの先端部は、分岐管2bまたはカバー2c側と既設流体管1側とに向けて屈曲した屈曲部11cに形成されている。
これら屈曲部11cは、分岐管2bとカバー2cとが既設流体管1に取り付けられることで、分岐管2bと既設流体管1の外周面1bの間、またはカバー2cと既設流体管1の外周面1bとの間で弾性変形しながら分岐管2bと既設流体管1、またはカバー2cと既設流体管1とに当接する。このため各係止金具11は、前述した固定片11aの分岐管2bまたはカバー2cの垂直面への螺着と、屈曲部11cの分岐管2bと既設流体管1の外周面1b、またはカバー2cと既設流体管1の外周面1bへの当接によって生じる摩擦力によって既設流体管1の管軸周りへの回動及び管軸方向への移動を防止している。
更に、各係止金具11は、筐体2の既設流体管1の管軸方向における内方側に向けてそれぞれ一対の延設片11dを延設している。これら延設片11dの先端部は、分岐管2bまたはカバー2c側と既設流体管1側とに向けて屈曲した屈曲部11eに形成されているとともに、既設流体管1の外周面1bに当接している。
このように既設流体管1に既設流体管1に取り付けられた筐体2の分岐管2bの上端部には、図4に示すように、水平方向にスライド移動することで筐体2内を開閉自在とする弁体3aを備えた仕切部3が水密に取り付けられている。
この仕切部3の上端部に図示しないホールソーを備えた作業筐体を水密に取り付け、弁体3aを開放した状態でホールソーを下方に向けて移動させることで、既設流体管1を不断流状態で切断する。したがって、既設流体管1の切断面1a,1aは、ホールソーによって切断されたことで平面視で円弧状に形成される(図6参照)。
既設流体管1を切断した後は、ホールソーと既設流体管1の切断片とを作業筐体内に収納した後に弁体3aを閉塞し、作業筐体を仕切部3から取り外すことで既設流体管1の切断作業を終了する。このとき、既設流体管1は、切断された状態で筐体2と仕切部3とで水密に密封されている。以降、本実施例では、このようにして筐体2内で切断された既設流体管1の切断面1a,1aを、不断流状態のまま防錆する。
図4に示すように、仕切部3の上端部には作業ケース4が水密に取り付けられている。この作業ケース4内には、既設流体管1の切断面1a,1aを防錆するための防錆カバー5,5が、防錆操作体6に保持された状態で配置されている。また、作業ケース4の中央上部には、上下方向を向く貫通孔4a形成されている。
更に、作業ケース4の上端部には、上下方向を向く筒体7aと、この筒体7a内に挿通配置された操作棒7bと、が設けられている。この操作棒7bは、筒体7a内で水平方向に回動可能となっているとともに、筒体7aの内周面における上端部には、図示しないパッキンが設けられており、筒体7aの上端部と操作棒7bとの間を水密に保っている。また、筒体7aは、貫通孔4aを介して作業ケース4内に下部側が挿通配置されており、下端部にて防錆操作体6を吊持している。尚、筒体7aと貫通孔4aとの間には、図示しないパッキンが設けられており、筒体7aと貫通孔4aとの間を水密に保っている。
この状態から図5及び図6に示すように、弁体3aを開放した後に使用者が筒体7aを操作棒7bとともに下方に向けて押し込むことで、防錆操作体6に保持されている防錆カバー5,5は、既設流体管1の切断面1a,1aと対向する位置に配置されるようになっている。
図8(a)及び図8(b)に示すように、防錆操作体6は、防錆カバー5が挿嵌保持される一対の保持部8,8と、水平回動することによって両保持部8,8を押圧し、両保持部8,8を既設流体管1の切断面1a,1aに向けて移動させる本発明における移動部としての回動体12と、この回動体12を内部に備え両保持部8,8の切断面1a,1aへの移動をガイドするためのガイド部10と、から構成されている。これら一対の保持部8,8と回動体12及びガイド部10は、操作棒7bを中心として図示左右略対称に設けられており、以下、防錆操作体6の図示左右一方側の構造を説明する。
ガイド部10は、その中心軸が既設流体管1の管軸方向と同一方向を向く枠状に形成されている。ガイド部10の内周面の中心軸方向側の端部には、ガイド部10の中心軸方向の外方側に向けてキー溝10aが上下一対となって形成されている。また、ガイド部10の中心軸方向側の端部の下部には、防錆操作体6を筐体2内に配置するためにカバー2c内の底面と当接する脚部10bが設けられており、この脚部10bの底面には、ゴム片10gが貼り付けられている。
更に、図6及び図8(a)に示すように、ガイド部10の左右幅方向の両外側下端部には、ガイド部10の左右幅方向を向く一対のガイド片10f,10fが、ガイド部10の中心軸方向に対向して設けられている。
一方、図5及び図6に示すように、筐体2の左右幅方向側の内側面には、分岐管2bからカバー2cにかけてガイド突条2aが、ガイド部10の中心軸方向に対向して設けられている。これらガイド突条2aのガイド部10の中心軸方向側の幅寸法は、両ガイド片10f,10f間の対向する側面間の幅寸法よりも短寸に形成されており、防錆カバー5を既設流体管1の切断面1aと対向する位置に配置させる際に、両ガイド片10f,10f間にガイド突条2aを配置することによって、防錆操作体6の脚部10bを、既設流体管1内を流れる流体の影響を受けることなくカバー2c内の底面に当接させることができる。
図8(b)に示すように、ガイド部10の中央の上部と下部とには、略同軸に上下方向を向く貫通孔10d,10eが形成されている。これら貫通孔10d,10eを介して操作棒7bの下部がガイド部10内に挿通配置されている。尚、筒体7aは、下端部をガイド部10の上端部にボルトによって接続することによってガイド部10を吊持している。更に尚、操作棒7bの下端部は、貫通孔10eを介してガイド部10の下方に配置されており、この操作棒7bの下端部にボルト13が螺着されることで、操作棒7bは、ガイド部10に対しても水平方向に回動可能となっている。
保持部8は、既設流体管1の管軸方向を向き、ガイド部10よりも短寸であるとともに既設流体管1の直径と略同寸の上下幅寸法を有している。この保持部8の上下端部には、ガイド部10に形成されたキー溝10a内に挿入可能なスライド突部8aが設けられており、保持部8は、このスライド突部8aをキー溝10a内に配置した状態でガイド部10内の中心軸方向側の両端部に配置されている。
このため、保持部8は、キー溝10a内でスライド突部8aを移動させることによって、図6に示すガイド部10内に収容されている収容位置と、図9に示す防錆カバー5を既設流体管1の切断面1aに当接保持させる移動位置との間でスライド移動可能となっている。また、保持部8の中心軸方向側の外側端部における上端部と下端部とには、後述する挟持部5dによって挟持される被挟持部8bが、ガイド部10の中心軸方向の外方側に向けてそれぞれ突設されている。
また、図6及び図8(b)に示すように、保持部8の上下方向の略中央部には、保持部8の左右両端部を連結する梁部8cが形成されている。更に、両保持部8,8は、上下一対の本発明における付勢部としてのコイルバネ14によって左右両端部同士が接続されており、両保持部8,8が収容位置から移動位置に向けてスライド移動されることで、これらコイルバネ14が両保持部8,8を収容位置に向けて付勢するようになっている。
図8(b)に示すように、回動体12は、ガイド部10内の略中央で操作棒7bに設けられている。この回動体12は、角部が円弧状に形成された略長方形状に形成され、平面視で操作棒7bに対して点対称となっており、保持部8が収容位置に配置されている状態では、長手方向側を筐体2の左右幅方向に向けて配置されている。
図7(a)、図7(b)及び図7(c)に示すように、防錆カバー5は、切断面1aに当接することで切断面1aを全周に亘って防錆するための防錆ゴム5aと、正面視で環状に形成され、防錆ゴム5aを既設流体管1の切断面1aに向けて押圧する際に防錆カバー5の縮径方向を向く面で既設流体管1の外周面1bに対向配置される本発明における被係止部としてのガイドリング5bと、ガイドリング5bの背面側端部からガイドリング5bの縮径方向に向けてガイドリング5bの全周に亘って延設され、防錆ゴム5aを切断面1aに向けて押圧する押板部5cと、押板部5cの背面の上端部及び下端部に設けられる挟持部5dと、から構成されている。
挟持部5dは、弾性力を有し防食性を備えるステンレスバネ鋼等により構成された板体5e,5eを左右に対向させることで構成されている。また、押板部5cの正面側には、環状に形成された防錆ゴム5aが配置されている。この防錆ゴム5aは、押板部5cの正面とガイドリング5bの内周面とに接着剤等により固着されており、防錆ゴム5aの正面側は、切断面1aに全周に亘って当接する曲面に形成されている。尚、防錆ゴム5aの径方向の幅寸法は、既設流体管1の切断面の肉厚及び押板部5cの径方向の幅寸法よりも長寸に形成されている。
更に、ガイドリング5bには、ガイドリング5bの径方向を向く貫通孔5fが4つ(2つは図示せず)が、防錆ゴム5aを切断面1aに向けて押圧する際に、既設流体管1と各延設片11dとの間に配置されるように形成されている。
このように構成された防錆カバー5は、図6に示すように、ガイド部10の収容位置に配置された各保持部8に対して、防錆カバー5を背面がから押し付けることで、被挟持部を挟持部5dによって押圧し、弾性変形した挟持部5dによって被挟持部を挟持させる。このため、保持部8は、挟持部5dが被挟持部8bを挟持する力を係止力として、防錆カバー5を保持している。
次に、このように保持部8に保持された防錆カバー5による切断面1aの防錆動作について説明する。尚、本実施例では既設流体管1の対向する切断面1a,1aの双方に同時に防錆が行われるが、同一の動作につき一方の切断面1aに対しての防錆についてのみ説明する。
先ず、図4及び図5に示すように、使用者は、弁体3aを開放するとともに、筒体7aを操作棒7bとともに下方に向けて押し込むことによって、防錆カバー5を保持した状態の防錆操作体6を筐体2内に配置する。このとき、防錆カバー5は、挟持部5dを被挟持部8bに挟持させる力によって保持部8に保持されているので、既設流体管1内を流れる流体等の抵抗によって保持部8から脱落することが防止されている。
また、図5及び図6に示すように、防錆操作体6は、両ガイド片10f,10f間にガイド突条2aを挿通させながら脚部10bをゴム片10gを介してカバー2c内の底面に当接させることによって、既設流体管1内を流れる流体等の抵抗に影響されること無く、防錆カバー5と切断面1aとが対向する(図6参照)配置位置に配置されるようになっている。
加えて、脚部10bは、ゴム片10gを介してカバー2c内の底面に当接するので、脚部10bが直接カバー2c内の底面に当接することでカバー2c内の底面が傷つくことが防止されている。更に、防錆操作体6は、配置位置に配置された後も、両ガイド片10f,10f間にガイド突条2aが配置されていることと、脚部10bがゴム片10gを介してカバー2c内の底面に当接していることによって、継続して既設流体管1内を流れる流体等の抵抗に影響されること無く筐体2内での配置位置を確保し続けることができるようになっている。
この状態から、図9、図11(a)及び図11(b)に示すように、使用者は、操作棒7bを水平方向に回動させることによって、回動体12を操作棒7b周りに回動させ、梁部8cを回動体12で押圧することによって保持部8を収容位置から移動位置まで移動させる。この保持部8の収容位置から移動位置までの移動の過程において、両保持部8に亘って接続された各コイルバネ14に、保持部8を移動位置から収容位置に向けて付勢する付勢力が生じる。
そして、保持部8を移動位置まで移動させることで、防錆ゴム5aを押板部5cを介して切断面1aに向けて押圧し、防錆ゴム5aの正面と切断面1aとを接触させることで防錆ゴム5aを弾性変形させ、防錆ゴム5aを切断面1aに対して隙間無く当接させる。
同時に、ガイドリング5bは、正面側の先端部から延設片11dの屈曲部11eに当接するとともに、防錆ゴム5aを切断面1aに対して近接させていく過程で延設片11dを既設流体管1の拡径方向に向けて弾性変形させていく。このため、各屈曲部11eには、既設流体管1の外周面1bに向けて付勢力がはたらく。
このとき、延設片11dが既設流体管1の拡径方向に向けて弾性変形されることで、分岐管2bと既設流体管1の外周面1bとの間で弾性変形して配置された屈曲部11c、またはカバー2cと既設流体管1の外周面1bとの間で弾性変形して配置された屈曲部11c(図示せず)が既設流体管1の外周面1bに向けて弾性変形しながら押圧される。このため、各屈曲部11cには、分岐管2bまたはカバー2cに向けて付勢力がはたらく。
そして、防錆ゴム5aを切断面1a対して隙間無く当接させることで既設流体管1と各屈曲部11e間に各貫通孔5fが配置されると、各屈曲部11eにはたらく既設流体管1の外周面1bに向く付勢力及び各屈曲部11cにはたらく分岐管2bまたはカバー2cに向く付勢力が係止力としてはたらき、各屈曲部11eにおける既設流体管1の外周面1bと対向する側の端部が各貫通孔5fに挿入され、防錆カバー5の既設流体管1の切断面1aに対する当接保持がなされる。
防錆カバー5を切断面1aに対して当接保持させた後、使用者は、防錆カバー5を切断面1aに向けて移動させるときとは逆方向に操作棒7bを回動させ、回動体12の長手方向側を筐体2の左右幅方向に向けることで、図6に示すように、保持部8を各コイルバネ14付勢力によって移動位置から収容位置に移動させる。
保持部8を収容位置に移動させた後は、筒体7aを操作棒7bとともに上方に向けて引き上げることで防錆操作体6を作業ケース4内に配置し、弁体3aを操作することで分岐管2b内と作業ケース4内とを閉塞する。そして、仕切部3の上端部に防錆操作体6を収容した作業ケース4に替えて制流弁15を収容した図示しない作業ケースを取り付ける。
次に、図12に示すように、弁体3aを操作することで分岐管2b内と前記作業ケース内とを連通させるとともに、制流弁15を前記作業ケース内から筐体2内に向けて移動させ、制流弁15の下端部をカバー2c内の底面に当接させる。尚、制流弁15は分岐管2bの内径より小径の外径を有しており、制流弁15は、下端部がカバー2c内の底面に当接することで制流弁15の上部の外周に沿って設けられたOリング16により、分岐管2bの内周面に沿って水密に嵌挿されている。以降、使用者は、制流弁15に備えられた弁体15aを上下動させることによって、既設流体管1内の流路を開放及び遮断することができるようになる。
以上、本実施例における防錆装置にあっては、筐体2は、筐体2が既設流体管1を密封することで既設流体管1の外周面1bに沿って配設される係止金具11を備え、防錆カバー5は、切断面1aを防錆するとともに係止金具11に係止され切断面1aに当接保持されるガイドリング5bを備えるので、筐体2が既設流体管1を密封するだけで、係止金具11を既設流体管1の外周面1bに沿って容易に配設できるばかりか、この係止金具11を介して、防錆カバー5は筐体2に対し強固に保持されるので、防錆カバー5に切断面1aから離脱する方向に力がはたらいても、防錆カバー5の切断面1aからの離脱を防ぎながら、防錆カバー5の切断面1aに対する当接保持を安定して維持することができる。
また、防錆操作体6は、防錆カバー5を着脱可能に保持した保持部8と、保持部8を配置位置と切断面1aとの間で移動させる回動体12と、保持部8を配置位置に向けて付勢するコイルバネ14と、から成るので、回動体12が、防錆カバー5を保持した保持部8を配置位置から切断面1aまで移動した後に、コイルバネ14の付勢により簡単に配置位置に戻すことができる。
また、ガイドリング5bは、係止金具11の弾性力を係止力として係止されるので、係止金具11の弾性力を適宜調整することで、防錆カバー5に対する係止力を最適なものとすることができる。
また、ガイドリング5bは、既設流体管1の外周面1bを係止金具11の弾性変形の反力として利用して係止されるので、既設流体管1の外周面1bを係止金具11の弾性変形の反力として利用することで、特段の部材を用いずとも防錆カバー5に対する係止力を維持できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、固定片11aと筐体2内の垂直面とを螺着することで、係止金具11を既設流体管1の外周面1bに沿って筐体2内に取り付けるとともに、屈曲部11cを既設流体管1の外周面1bと筐体2との間で弾性変形させながら配置することで、係止金具11の既設流体管1の管軸周りへの回動を防止したが、第1の変形例として図13に示すように、本変形例の係止金具21は、前記実施例で示した係止金具11の延設片11b及び屈曲部11cを形成せずに他の構成は係止金具11と同じであり、固定片11aと分岐管2bまたはカバー2cの垂直面との螺着のみで係止金具21を既設流体管1の管軸周りに回動不可能に筐体2内に取り付けてもよい。
また、前記実施例では、固定片11aと筐体2内の垂直面とを螺着することで、係止金具11を既設流体管1の外周面1bに沿って筐体2内に取り付けるとともに、屈曲部11cを既設流体管1の外周面1bと筐体2との間で弾性変形させながら配置することで、係止金具11の既設流体管1の管軸周りへの回動を防止したが、第2の変形例として図14に示すように、本変形例の係止金具31は、前記実施例で示した係止金具11の挿通孔11fを形成せずに他の構成は係止金具11と同じであり、筐体2内の垂直面に固定片11aを挿入配置可能な溝部2fを形成するとともに、既設流体管1の外周面1bと筐体2との間隙に係止金具31を屈曲部11cから挿入し、既設流体管1の外周面1bと筐体2との間で屈曲部11cを弾性変形させつつ、固定片11aを溝部2fに挿入し嵌合配置することで、係止金具31を既設流体管1の管軸周りに回動不可能に筐体2内に取り付けてもよい。
また、前記実施例では、係止金具11を分岐管2bまたはカバー2cの垂直面に対してネジ17で螺着することで係止金具11を筐体2に固定したが、係止金具11を筐体2に固定する手段はネジ17に限らず、例えば、係止金具11と筐体2とを接着剤等を用いて接着することで係止金具11の筐体2への固定を行うようにしてもよい。
また、前記実施例では、保持部8,8の左右両端部同士を本発明における付勢部としてのコイルバネ14によって接続し、移動位置に配置された保持部8,8をコイルバネ14によって収容位置に向けて付勢したが、付勢部はコイルバネ14に限らず、例えば蛇腹状に形成された弾性を有するバネ鋼等であっても構わない。
1 既設流体管
1a 切断面
1b 外周面
2 筐体
4 作業ケース
5 防錆カバー
5b ガイドリング(被係止部)
6 防錆操作体
8 保持部
11 係止金具(係止部)
11a 固定片
11b 延設片
11c 屈曲部
11d 延設片
11e 屈曲部
12 回動体(移動部)
14 コイルバネ(付勢部)
21 係止金具(係止部)
31 係止金具(係止部)

Claims (4)

  1. 既設流体管を密封した筐体と、該筐体の内部を開閉可能とする弁体と、前記筐体に対して前記弁体を介して密封状に接続される作業ケースと、前記筐体内において不断流状態で切断された前記既設流体管の切断面を防錆する防錆カバーと、該防錆カバーを保持するとともに前記作業ケース内と前記筐体内の所定の配置位置との間を移動し、前記筐体内において前記切断面に前記防錆カバーを当接保持させる防錆操作体と、を備える防錆装置であって、
    前記筐体は、該筐体が前記既設流体管を密封することで該既設流体管の外面に沿って配設される係止部を備え、前記防錆カバーは、前記切断面を防錆するとともに前記係止部に係止され該切断面に当接保持される被係止部を備えることを特徴とする防錆装置。
  2. 前記防錆操作体は、前記防錆カバーを着脱可能に保持した保持部と、該保持部を前記配置位置と前記切断面との間で移動させる移動部と、前記保持部を前記配置位置に向けて付勢する付勢部と、から成ることを特徴とする請求項1に記載の防錆装置。
  3. 前記被係止部は、前記係止部の弾性力を係止力として係止されることを特徴とする請求項1または2に記載の防錆装置。
  4. 前記被係止部は、前記既設流体管の外面を前記係止部の弾性変形の反力として利用して係止されることを特徴とする請求項3に記載の防錆装置。
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