JP2012019318A - 信号光補正装置及び信号光補正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】波長多重信号光に多重化された信号光の数が変更された場合であっても、波長多重信号光の伝送品質を向上することができる信号光補正装置及び信号光補正方法を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる信号光補正装置5は、波長多重信号光に基づいて、複数の波長帯域のそれぞれにおける主信号光のパワーを示すパワー情報を生成するパワー情報生成部51と、複数の波長帯域のそれぞれに含まれる主信号光の数を特定する信号光特定情報に基づいて、波長帯域に含まれる主信号光の数に応じてパワー情報を調整した調整済みパワー情報を生成するパワー情報調整部52と、調整済みパワー情報に基づいて、波長多重信号光のチルト量を算出し、算出したチルト量と目標とするチルト量の差に基づいて、波長多重信号光のチルトを補正する補正量を算出する補正量算出部53と、補正量に基づいて、波長多重信号光のチルトを補正する信号光補正部54と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号光補正装置及び信号光補正方法に関し、特に複数の信号が多重化された波長多重信号のチルト量を補正する技術に関する。
図8を参照して、波長分割多重伝送装置の一例について説明する。図8は、波長分割多重伝送装置の一例を示す図である。図8に示す波長分割伝送装置9は、光増幅器90、92及びアッテネータ91を有する。
光増幅器90は、上流側の伝送路から伝送された波長多重信号光を受ける。光増幅器90は、伝送路から受けた波長多重信号光を一定のゲインで増幅する。具体的には、光増幅器90は、波長多重信号光に含まれる複数の主信号光のそれぞれを一定のゲインで増幅する。例えば、ゲインが10dBである場合、光増幅器90は、0dBmの主信号を10dbmに増幅し、−1dBmの主信号を9dBmに増幅する。光増幅器90は、増幅した波長多重信号光をアッテネータ91に出力する。
アッテネータ91は、光増幅器90から出力された波長多重信号光を光減衰することによって、波長多重信号光のチルトを補正する。アッテネータ91は、適切なチルトとなるように、設計上の固定値によって、波長多重信号光を補正する。ここで、チルトとは、波長多重信号光において、長波長もしくは短波長になるにつれて主信号光のパワーが低下もしくは上昇する特性を直線とみなしたときの傾きのことである。アッテネータ91は、チルトを補正した波長多重信号光を光増幅器92に出力する。
光増幅器92は、アッテネータ91から出力された波長多重信号光が常に一定のパワーとなるように増幅する。具体的には、光増幅器92は、波長多重信号光に含まれる複数の主信号光を合計したパワーが常に一定のパワーとなるように、波長多重信号光のパワーを増幅する。光増幅器92は、増幅した波長多重信号光を下流側の伝送路に伝送する。
ここで、下流の装置は、主信号光のパワーが大きすぎても、小さすぎても、主信号光を正常に認識することができない。波長分割伝送装置9は、上述したように、波形多重化信号光を適切なチルトに補正して、常に一定のパワーに増幅することによって、下流の装置が主信号光を認識することができるパワーとなるようにしている。
しかし、上述した波長分割多重伝送装置は、設計上の固定値でしかチルトを補正していない。そのため、波長多重信号光が想定外のチルトとなっていた場合に、波長多重信号光を適切なチルトまで補正することができず、波長多重信号光に含まれる主信号光間でパワーの差が生じてしまっていた。つまり、パワーが大きくなりすぎた主信号光と、パワーが小さくなりすぎた主信号光が発生してしまっていた。さらに、パワーが小さくなりすぎた主信号光は、ノイズの影響が大きくなってしまうため、信号雑音比(S/N比)が劣化してしまう。したがって、上述した波長分割多重伝送装置は、波長多重信号光の伝送品質が劣化し、下流の装置に波長多重信号光を正常に伝送することができないという問題がある。
特許文献1には、各中継器における光アンプの入力パワーをモニタした値を示す入力モニタ情報から、所定の数式を使用して利得チルト量を推定することによって、可変利得補償器の最適な利得補償量を算出する技術が開示されている。
また、特許文献1には、可変利得補償器の補償量を算出可能とするチルト量モニタも開示されている。図9にチルト量モニタの構成を示す。チルト量モニタは、カプラ101、可変利得補償器102、制御回路103、分波器104及びモニタPD105、106を有する。カプラ101は、信号光の一部を分岐して分波器104に出力する。分波器104は、カプラ101から出力された信号光を、動的利得チルト特性の支点よりも、短波長側の信号光λ1と、長波長側の信号光λ2に分波する。分波器104は、分波によって得られた信号光λ1、λ2のそれぞれをモニタPD105、106に出力する。モニタPD105、106は、信号光λ1、λ2のそれぞれを信号パワーに比例した信号パワー情報P1、P2に変換して制御回路103に出力する。制御回路103は、信号パワー情報P1と信号パワー情報P2を比較して、チルトの傾きの符号と、チルトの傾きの絶対量とを算出する。そして、制御回路103は、可変利得補償器の補償量を算出する。
しかし、特許文献1には、運用状態が変化して、波長多重信号光に多重化された信号光の数が変更された場合に、変更後の信号光の数に応じてチルトを算出する技術は開示されていない。つまり、特許文献1に開示の技術では、波長多重信号光に含まれる信号光の数が変更された場合に、正しいチルトを算出することができなくなってしまう。そのため、適切な補償量を算出することができなくなり、波長多重信号光の伝送品質を向上することができなくなってしまうという問題がある。
特開2003−298529号公報
背景技術として説明した技術では、波長多重信号光に多重化された信号光の数が変更された場合に、波長多重信号光の伝送品質を向上することができなくなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、上述したような課題を解決するために、波長多重信号光に多重化された信号光の数が変更された場合であっても、波長多重信号光の伝送品質を向上することができる信号光補正装置及び信号光補正方法を提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる信号光補正装置は、上流装置から送信され、それぞれの波長が異なる複数の主信号光が多重化された波長多重信号光に基づいて、予め定められた複数の波長帯域のそれぞれにおける前記複数の主信号光のパワーを示すパワー情報を生成するパワー情報生成部と、前記複数の波長帯域のそれぞれに含まれる主信号光の数を特定する信号光特定情報に基づいて、前記パワー情報が示す前記波長帯域におけるパワーを当該波長帯域に含まれる主信号光の数に応じて調整した調整済みパワー情報を生成するパワー情報調整部と、前記調整済みパワー情報が示す前記複数の波長帯域のそれぞれにおけるパワーに基づいて、前記波長多重信号光のチルト量を算出し、算出したチルト量と目標とするチルト量の差に基づいて、前記波長多重信号光のチルトを補正する補正量を算出する補正量算出部と、前記補正量に基づいて、前記波長多重信号光のチルトを補正する信号光補正部と、を備えたものである。
本発明の第2の態様にかかる信号光補正方法は、上流装置から送信され、それぞれの波長が異なる複数の主信号光が多重化された波長多重信号光に基づいて、予め定められた複数の波長帯域のそれぞれにおける前記複数の主信号光のパワーを示すパワー情報を生成するステップと、前記複数の波長帯域のそれぞれに含まれる主信号光の数を特定する信号光特定情報に基づいて、前記パワー情報が示す前記波長帯域におけるパワーを当該波長帯域に含まれる主信号光の数に応じて調整した調整済みパワー情報を生成するステップと、 前記調整済みパワー情報が示す前記複数の波長帯域のそれぞれにおけるパワーに基づいて、前記波長多重信号光のチルト量を算出し、算出したチルト量と目標とするチルト量の差に基づいて、前記波長多重信号光のチルトを補正する補正量を算出するステップと、前記補正量に基づいて、前記波長多重信号光のチルトを補正するステップと、を備えたものである。
上述した本発明の各態様により、波長多重信号光に多重化された信号光の数が変更された場合であっても、波長多重信号光の伝送品質を向上することができる信号光補正装置及び信号光補正方法を提供することができる。
本発明の実施の形態にかかる信号光補正装置の構成図である。 本発明の実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置の構成図である。 本発明の実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置のチルト補正処理を説明するための構成図である。 本発明の実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置のチルト補正処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる波長多重信号光のチルト補正量算出処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態にかかる波長多重信号光のチルト補正量算出処理を説明するための図である。 本発明の他の実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置の構成図である。 波長分割伝送装置の一例を示す図である。 チルト量モニタの構成図である。
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置の概要となる信号光補正装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる信号光補正装置の構成図である。
信号光補正装置5は、パワー情報生成部51、パワー情報調整部52、補正量算出部53及び信号光補正部54を有する。
パワー情報生成部51は、上流装置から送信された波長多重信号光に基づいて、予め定められた複数の波長帯域のそれぞれにおける複数の主信号光のパワーを示すパワー情報を生成する。波長多重信号光は、それぞれの波長が異なる複数の主信号光が多重化された信号光である。
パワー情報調整部52は、信号光特定情報に基づいて、パワー情報が示す波長帯域におけるパワーをその波長帯域に含まれる主信号光の数に応じて調整した調整済みパワー情報を生成する。信号光特定情報は、複数の波長帯域のそれぞれに含まれる主信号光の数を特定する情報である。
補正量算出部53は、調整済みパワー情報が示す複数の波長帯域のそれぞれにおけるパワーに基づいて、波長多重信号光のチルト量を算出し、算出したチルト量と目標とするチルト量の差に基づいて、波長多重信号光のチルトを補正する補正量を算出する。
信号光補正部54は、補正量に基づいて、波長多重信号光のチルトを補正する。
続いて、本発明の実施の形態にかかる信号光補正装置の処理について説明する。
パワー情報生成部51は、上流装置から送信された波長多重信号光に基づいて、予め定められた複数の波長帯域のそれぞれにおける複数の主信号光のパワーを示すパワー情報を生成する。パワー情報生成部51は、生成したパワー情報をパワー情報調整部52に出力する。
パワー情報調整部52は、パワー情報生成部51から出力されたパワー情報を調整した調整済みパワー情報を生成する。具体的には、パワー情報調整部52は、信号光特定情報に基づいて、パワー情報が示す波長帯域におけるパワーをその波長帯域に含まれる主信号光の数に応じて調整した調整済みパワー情報を生成する。パワー情報調整部52は、生成したパワー情報を補正量算出部53に出力する。
補正量算出部53は、パワー情報調整部52から出力された調整済みパワー情報によって示される複数の波長帯域のそれぞれにおけるパワーに基づいて、波長多重信号光のチルト量を算出する。補正量算出部53は、算出したチルト量と目標とするチルト量の差に基づいて、波長多重信号光のチルトを補正する補正量を算出する。補正量算出部53は、算出した補正量を信号光補正部54に出力する。
信号光補正部54は、補正量算出部53から出力された補正量に基づいて、波長多重信号光のチルトを補正する。
以上に説明したように、本実施の形態にかかる信号光補正装置5は、波長多重信号光に基づいて生成したパワー情報に基づいて、波長多重信号光のチルト量を算出している。そして、信号光補正装置5は、算出したチルト量と目標とするチルト量の差に基づいて、波長多重信号光のチルトを補正するようにしている。これによれば、設計上の固定値ではなく、波長多重信号光のチルト量に応じて補正をすることができる。つまり、波長多重信号光が想定外のチルトとなっていた場合であっても、波長多重信号光を適切なチルトまで補正することができる。
また、本実施の形態にかかる信号光補正装置5は、信号光特定情報に基づいて、パワー情報を調整してから、波長多重信号光のチルト量を算出するようにしている。これによれば、波長多重信号光に多重化された信号光の数が変更された場合であっても、正しいチルトを算出することができる。したがって、本実施の形態にかかる信号光補正装置によれば、波長多重信号光に多重化される信号光の数が変更された場合であっても、波長多重信号光の伝送品質を向上することができる。
続いて、図2を参照して、本発明の実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置の構成について説明する。図2は、本発明の実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置の構成図である。
波長分割多重伝送装置1は、WDM(Wavelength Division Multiplexing)カプラ10、監視光受信部11、光増幅器12、14、アッテネータ13、分岐カプラ15、光分波部16、受光部17、I/V変換部18a〜18d及びデータ処理部19を有する。
波長分割多重伝送装置1は、上流の装置(図示せず)から伝送された波長多重信号光を受ける。波長多重信号光は、それぞれの波長が異なる複数の主信号光が多重化された信号光である。上流の装置は、例えば、波長多重信号光を生成して伝送路に伝送する装置である。波長分割多重伝送装置1は、波長多重信号光のチルトを補正して下流の装置(図示せず)に伝送する。波長分割多重伝送装置1は、例えば、波長多重信号光を中継する装置である。
厳密には、波長分割多重伝送装置1は、波長多重信号光を、波長多重信号光と監視光とが多重化された伝送信号光として受ける。監視光は、波長多重信号光に主信号光が含まれ得る複数の波長のそれぞれについて、波長多重信号光に主信号光が含まれるか否かを示す信号有無情報を含む。なお、監視光の波長帯域は、波長多重信号光とは異なる波長帯域である。上流の装置は、例えば、波長多重信号光を生成するときに、波長多重信号光の内容に応じて信号有無情報を含む監視光を生成する。上流の装置は、監視光と波長多重信号光とを多重化した伝送信号光を生成して波長分割多重伝送装置1に伝送する。
WDMカプラ10は、伝送路より受けた伝送信号光を、波長多重信号光と監視光とに分波する。WDMカプラ10は、波長多重信号光を光増幅器12に出力する。WDMカプラ10は、監視光を監視光受信部11に出力する。
監視光受信部11は、WDMカプラ10から出力された監視光から、信号有無情報を生成する。監視光受信部11は、監視光を電流に変換する。監視光受信部11は、監視光が変換された電流を電圧に変換する。監視光受信部11は、監視光から変換された電圧をA/D変換して、信号有無情報を生成する。監視光受信部11は、例えば、これらの変換を行う受光素子、I/V変換アンプ及びA/Dコンバータを含む。監視光受信部11は、生成した信号有無情報をデータ処理部19に出力する。
光増幅器12は、WDMカプラ10から出力された波長多重信号光を一定のゲインで光増幅する。光増幅器12は、光増幅した波長多重信号光をアッテネータ13に出力する。
アッテネータ13は、光増幅器12から出力された波長多重信号光を光減衰することによって、波長多重信号光のチルトを補正する。なお、アッテネータ13は、データ処理部19からの制御に応じた補正量で波長多重信号光のチルト量を補正する。また、アッテネータ13は、波長多重信号光のチルトの傾きを補正することによって、波長多重信号光のチルトを補正する。アッテネータ13は、チルトを補正した波長多重信号光を光増幅器14に出力する。
光増幅器14は、アッテネータ13から出力された波長多重信号光が常に一定のパワーとなるように増幅する。光増幅器14は、増幅した波長多重信号光を分岐カプラ15に伝送する。
分岐カプラ15は、光増幅器14から出力された波長多重信号光を、2つの波長多重信号光に分配する。分岐カプラ15は、分配した2つの波長多重信号光のうち、1つの波長多重信号光を伝送路に伝送する。分岐カプラ15は、他方の波長多重信号光を光分波部16に出力する。
光分波部16は、波長多重信号光を複数の波長帯域毎の信号光に分波する。なお、本実施の形態では、波長多重信号光に40波(40チャンネル(以下、「チャンネル」を「CH」とする))の主信号光が多重化されている場合について例示する。また、本実施の形態では、光分波部16が波長多重信号光を4つの波長帯域毎の信号光に分波する場合について例示する。光分波部16は、分波によって得られた4つの信号光を4つの出力ポートから受光部17に出力する。以降、この4つの出力ポートのそれぞれに対応する単位をポート1〜4として述べる。つまり、波長多重信号光を分波する4つの波長帯域のそれぞれは、4つのポートに対応する。具体的には、ポート1ではCH1〜10の主信号光が出力され、ポート2ではCH11〜20の主信号光が出力され、ポート3ではCH21〜30の主信号光が出力され、ポート4ではCH31〜40の主信号光が出力される。光分波部16は、例えば、WDMカプラを含む。
受光部17は、光分波部16から出力された信号光を電流に変換する。受光部17は、ポート数の受光素子を有する。つまり、受光部17は、ポート毎に信号光を電流に変換する。受光部17は、変換によって生成した電流をI/V変換部18に出力する。
I/V変換部18a〜18dは、受光部17から出力された電流を電圧に変換する。I/V変換部18a〜18dは、変換によって生成した電圧をA/D変換して受光パワー情報を生成する。I/V変換部18a〜18dは、例えば、これらの変換を行うI/V変換アンプ及びA/Dコンバータを含む。I/V変換部18a〜18dは、生成した受光パワー情報をデータ処理部19に出力する。受光パワー情報は、1つのポートに含まれる信号光のパワーを合計したトータルパワーをポート毎に示す情報となる。
データ処理部19は、I/V変換部18から出力された受光パワー情報と、監視光受信部11から出力された信号有無情報と、に基づいて、1波長あたりの平均パワーをポート毎に算出する。言い換えると、データ処理部19は、1主信号光あたりの平均パワーをポート毎に算出する。データ処理部19は、算出したポート毎の平均パワーに基づいて、波長多重信号光のチルトを算出する。
具体的には、パワーを縦軸とし、波長を横軸とした座標系をとった場合に、複数のポートの少なくとも2つ以上について、ポートに対応する波長帯域の中心波長とその波長帯域における平均パワーとを組として座標系に配置された複数の座標に基づいてチルト量を算出する。データ処理部19は、算出したチルト量と、目標とするチルト量とを照合して、波長多重信号光のチルトを補正する補正量を算出する。補正量は、算出したチルト量と、目標とするチルト量との差分を無くすように決定される。データ処理部19は、算出した補正量で波長多重信号光のチルトを補正するようにアッテネータ13を制御する。データ処理部19は、例えば、上述した処理を実行する回路である。
続いて、図3〜図6を参照して、本発明の実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置のチルト補正処理について説明する。図3は、本発明の実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置のチルト補正処理を説明するための構成図である。図4は、本発明の実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置のチルト補正処理を示すフローチャートである。図5及び図6は、本発明の実施の形態にかかる波長多重信号光のチルト算出を説明するための図である。
WDMカプラ10は、伝送路より伝送信号光を受けると、受けた伝送信号光を波長多重信号光と監視光に分波する(S1、S2)。WDMカプラ10は、分波した波長多重信号光を光増幅器12に出力する。WDMカプラ10は、分波によって得られた監視光を監視光受信部11に出力する。
光増幅器12は、WDMカプラ10から出力されたWDMカプラ10から出力された波長多重信号光を一定のゲインで光増幅する(S10)。光増幅器12は、光増幅した波長多重信号光をアッテネータ13に出力する。
アッテネータ13は、光増幅器12から出力された波長多重信号光を光減衰することによって、波長多重信号光のチルトを補正する(S11)。アッテネータ13は、チルト量を補正した波長多重信号光を光増幅器14に出力する。アッテネータ13は、アッテネータに限られず、任意の光減衰機能を有するデバイスであってもよい。
光増幅器14は、アッテネータ13から出力された波長多重信号光が常に一定のパワーとなるように増幅する(S12)。光増幅器14は、増幅した波長多重信号光を分岐カプラ15に伝送する。
分岐カプラ15は、光増幅器14から出力された波長多重信号光を、2つの波長多重信号光に分配する(S13)。分岐カプラ15は、分配した2つの波長多重信号光のうち、1つの波長多重信号光を光分波部16に出力する。
光分波部16は、分岐カプラ15から出力された波長多重信号光を、10波長単位の信号光に分波する(S14)。光分波部16は、分波した信号光を4つの出力ポートから受光部17に出力する。
受光部17は、光分波部16から出力された信号光を電流に変換する(S15)。なお、受光部17は、10波長単位の4つの信号光を受け、受けた信号光のそれぞれを電流に変換する。受光部17は、変換によって生成した電流をI/V変換部18a〜18dに出力する。
I/V変換部18a〜18dは、受光部17から出力された電流を電圧に変更する(S16)。I/V変換部18a〜18dは、変換によって生成した電圧をA/D変換して受光パワー情報を生成する。I/V変換部18a〜18dは、生成した受光パワー情報をデータ処理部19に出力する。
監視光受信部11は、WDMカプラ10から出力された監視光から、信号有無情報を生成する。監視光受信部11は、生成した信号有無情報をデータ処理部19に出力する(S20)。
データ処理部19は、I/V変換部18a〜18dから受光パワー情報を入力し、監視光受信部11から信号有無情報を入力する(S21)。
データ処理部19は、それぞれのポートについて、(10波長単位分の信号光のトータルパワー)÷(存在する信号光の数)を算出することによって、ボート毎に1波長あたりの平均パワーを算出する(S22、S23)。具体的には、データ処理部19は、信号有無情報に基づいて、4つのポートのそれぞれに含まれる主信号光の数を算出する。図5に例示するように、データ処理部19は、4つのポートのそれぞれについて、受光パワー情報が示すポートのトータルパワーから、そのポートに含まれる主信号光の数を割ることによって、平均パワーを算出する。これによって、データ処理部19は、ポートのそれぞれについて、ポートにおけるトータルパワーの1主信号光あたりの平均パワーを示す情報を算出する。
データ処理部19は、縦軸をパワーとし、横軸を波長とした座標系をとった場合に、ポートに対応する波長帯域の中心波長とその波長帯域における平均パワーとを組として座標系に配置された複数の座標に基づいて、波長多重信号光の帯域内のチルト量を算出する(S24)。
ここで、図6を参照して、データ処理部19におけるチルト量の算出方法について説明する。図6は、同一の波長多重信号光において、平均パワーより算出したチルト30と、実際のチルト量31とを示している。ここで、平均パワーより算出するチルト量をa(dB/CH)とし、平均パワーの最大値と最小値との差をΔLとし、平均パワーが最大値の主信号光のCHを含むポートの中央のCHと、平均パワーが最小値のCHを含むポートの中央のCHとの間隔をΔλとする。データ処理部19は、平均パワーより算出するチルト量aを、a=ΔL/Δλとして算出する。つまり、データ処理部19は、縦軸をパワーとし、横軸を波長とした座標系をとった場合に、平均パワーが最大値及び最小値の波長帯域のそれぞれについて、波長帯域の中心波長とその波長帯域における平均パワーとを組として座標系に配置した座標を通る直線として、チルトを算出する。そして、データ処理部19は、その直線の傾きをチルト量として算出する。
ここで、実際のチルト量31をa(t)とした場合に、a(t)−aとして求められるチルト量の誤差が装置仕様を満たすように、ポート数及び各ポートの波長帯域幅を決定するようにするとよい。例えば、ポート数を少なくして、各ポートの波長帯域幅を大きくしすぎてしまった場合には、算出したチルト量aと実際のチルト量a(t)の誤差が大きくなってしまうことも考えられる。このようにしてチルト量の誤差が適切な補正量を算出することができなくなってしまう程度に大きくなってしまった場合には、波長多重信号光の伝送品質を十分に向上することができなくなってしまう。例えば、波長多重信号光の品質が悪化して、下流の装置が波長多重信号光を正常に認識することができなくなってしまう。つまり、このような影響が発生しない程度に、チルト量の誤差が小さくなるように、ポート数及び各ポートの波長帯域幅を決定するようにするとよい。
ここで、チルト量の算出方法は、上述した算出方法に限られない。データ処理部19は、複数の波長帯域のそれぞれについて、波長帯域の中心波長とその波長帯域における平均パワーとを組として座標系に配置した複数の座標に基づいて、異なる算出方法によってチルトを算出するようにしてもよい。例えば、縦軸をパワーとし、横軸を波長とした座標系をとった場合に、4つのポートのそれぞれについて、ポートに対応する波長帯域の中心波長とその波長帯域における平均パワーとを組として座標系に配置した4つの座標に対する回帰直線をチルト30として算出するようにしてもよい。
データ処理部19は、算出したチルト量と、目標とするチルト量とを照合して、波長多重信号光のチルトを補正する補正量を算出する(S25)。データ処理部19は、算出した補正量で波長多重信号光のチルトを補正するようにアッテネータ13を制御する。
以上に説明したように、本実施の形態では、上流装置から送信された信号光有無情報に基づいて、ポート毎のパワーを示す受光パワー情報から、各ポートの平均パワーを算出するようにしている。そして、本実施の形態では、各ポートの平均パワーに基づいて、縦軸をパワーとし、横軸を波長としたグラフによってチルトを算出するようにしている。つまり、波長多重信号光に多重化される主信号光の数が変更された場合であっても、正しいチルトを算出することができる。したがって、本実施の形態によれば、算出したチルト量に基づいて適切な補正量を算出することができるため、波長多重信号光に対して精度の高いチルト補正することができるようになる。
また、本実施の形態では、複数の主信号光を含む波長帯域毎に、平均パワーを算出してチルトを求めるようにしている。これによれば、受光部の受光素子(PD(Photo Detector))数を削減することができるため、コストを低減することができる。例えば、波長多重信号光が40CHである場合に、全ての主信号光のパワーを別々に算出するようにすると40個の受光素子が必要となる。それに対して、例えば、本実施の形態のように、10CH単位で主信号光からパワー情報を算出する場合は、4(40CH/10CH)個の受光素子のみ実装すればよい。
また、本実施の形態では、光増幅器14から下流装置に送信された波長多重信号光に基づいて、チルトを補正するようにしている。つまり、アッテネータ13によってチルトが補正された波長多重信号光に基づいて、補正量を算出するようにしている。これによれば、波長多重信号光の伝送品質をより向上することができる。
また、本実施の形態では、チルトの傾きを補正するアッテネータによってチルトを補正するようにしている。例えば、例えば、波長多重信号光が40CHである場合に、全ての主信号光のパワーを別々に光減衰して補正するようにすると40個のアッテネータが必要となる。それに対して、本実施の形態によれば、チルトの傾きを補正するアッテネータを1つ有するのみでよい。したがって、アッテネータ数を削減することができるため、コストを低減することができる。
本発明の他の実施の形態.
続いて、図7を参照して、本発明の実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置の構成について説明する。図7は、本発明の実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置の構成図である。
波長分割多重伝送装置2は、上述した実施の形態にかかる波長分割多重伝送装置1と比較して、WDMカプラ10に代わって分岐カプラ20を有し、監視光受信部11に代わって信号光監視部21を有する。
分岐カプラ20は、光増幅器14から出力された波長多重信号光を、2つの波長多重信号光に分配する。分岐カプラ20は、分配した2つの波長多重信号光のうち、1つの波長多重信号光を光増幅器12に出力する。分岐カプラ20は、他方の波長多重信号光を信号光監視部21に出力する。
信号光監視部21は、波長多重信号光に主信号光が含まれ得る複数の波長のそれぞれについて、分岐カプラ20から出力された波長多重信号光に主信号光が含まれるか否かを判定する。信号光監視部21は、例えば、光チャンネルモニタ(図示せず)を有する。信号光監視部21は、光チャンネルモニタによって、波長多重信号光に主信号光が含まれるか否かを判定する。信号光監視部21は、判定結果に基づいて、複数の波長のそれぞれについて、波長多重信号光に主信号光が含まれるか否かを示す信号有無情報を生成する。信号光監視部21は、生成した信号有無情報をデータ処理部19に出力する。
光増幅器12〜データ処理部19の処理は、上述した実施の形態と同様であるため、説明を省略する。ただし、本他の実施の形態では、光増幅器12が分岐カプラ20から出力された波長多重信号光を増幅し、データ処理部19が信号光監視部21から出力された信号有無情報に基づいて平均パワーを算出する。
以上に説明したように、本発明の他の実施の形態によれば、波長多重信号光に含まれる主信号光の数を波長分割多重伝送装置2内でカウントするようにして、信号光有無情報を生成するようにしている。そのため、本発明の他の実施の形態によれば、上流の装置は、信号光有無情報を含んだ監視光を波長分割多重伝送装置2に送信しなくてもよい。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、波長多重信号の波長帯域は、任意に変更してもよい。
本実施の形態では、波長多重信号光が40CHである場合について例示したが、これに限られない。例えば、波長多重信号光は、2CH以上の任意のCH数であってもよい。また、本実施の形態では、光分波部が波長多重信号光を分波するポート数が4つの場合について例示したが、これに限られない。例えば、ポート数は、2ポート以上の任意の数であってもよい。また、本実施の形態では、1つのポートに、10の信号光が含まれる場合について例示したが、これに限られない。
本実施の形態では、ポートに対応する波長単位毎に、1主信号光あたりの平均パワーを算出するようにしているが、正確な平均パワーを算出するようにしなくてもよい。例えば、算出結果から任意の桁を切り捨てる等して、1主信号光あたりの平均的なパワーを算出するようにしてもよい。
本実施の形態では、光分波部の各ポートの波長帯域がお互いにオーバーラップしていない場合について例示したが、オーバーラップするようにしてもよい。
本実施の形態では、複数の波長のそれぞれについて、波長多重信号光に主信号光が含まれるか否かを示す信号有無情報に基づいて、受光パワー情報を調整するようにしているが、これに限られない。受光パワー情報の調整は、信号有無情報のように、複数のポートのそれぞれに含まれる主信号光の数を特定する信号特定情報であれば、どのような情報を用いて行われても良い。例えば、信号特定情報は、複数のポートのそれぞれに含まれる主信号光の数を示す情報であってもよい。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)上流装置から送信され、それぞれの波長が異なる複数の主信号光が多重化された波長多重信号光に基づいて、予め定められた複数の波長帯域のそれぞれにおける前記複数の主信号光のパワーを示すパワー情報を生成するパワー情報生成部と、前記複数の波長帯域のそれぞれに含まれる主信号光の数を特定する信号光特定情報に基づいて、前記パワー情報が示す前記波長帯域におけるパワーを当該波長帯域に含まれる主信号光の数に応じて調整した調整済みパワー情報を生成するパワー情報調整部と、前記調整済みパワー情報が示す前記複数の波長帯域のそれぞれにおけるパワーに基づいて、前記波長多重信号光のチルト量を算出し、算出したチルト量と目標とするチルト量の差に基づいて、前記波長多重信号光のチルトを補正する補正量を算出する補正量算出部と、前記補正量に基づいて、前記波長多重信号光のチルトを補正する信号光補正部と、を備えた信号光補正装置。
(付記2)前記波長帯域は、前記主信号光を複数含み、前記パワー調整部は、前記波長帯域におけるパワーを1主信号光あたりの平均的な平均パワーに調整する付記1に記載の信号光補正装置。
(付記3)前記補正量算出部は、前記パワーを縦軸とし、前記波長を横軸とした座標系をとった場合に、前記複数の波長帯域の少なくとも2つ以上について、前記波長帯域の中心波長と当該波長帯域における平均パワーとを組として前記座標系に配置された複数の座標に基づいてチルト量を算出する付記2に記載の信号光補正装置。
(付記4)前記信号光補正部は、前記チルトを補正した波長多重信号光を下流装置に送信し、前記パワー情報生成部は、前記信号光補正部が下流装置に送信する波長多重信号光に基づいて、前記パワー情報を生成する付記1乃至3のいずれか1項に記載の信号光補正装置。
(付記5)前記パワー情報調整部は、前記上流装置から送信された信号光特定情報に基づいて、前記調整済みパワー情報を生成する付記1乃至4のいずれか1項に記載の信号光補正装置。
(付記6)前記信号光補正装置は、上位装置から送信され、前記波長多重信号光と前記信号光特定情報を含む信号光有無信号とが多重化された伝送信号光を、前記波長多重信号光と、前記信号光有無信号とに分波する信号光有無信号分波部をさらに備え、前記パワー情報生成部は、前記伝送信号光から分波された波長多重信号光に基づいて、前記パワー情報を生成し、前記パワー情報調整部は、前記伝送信号光から分波された信号光有無信号に含まれる信号光特定情報に基づいて、前記調整済みパワー情報を生成する付記5に記載の信号光補正装置。
(付記7)前記信号光補正装置は、前記波長多重信号光に基づいて、前記信号光特定情報を生成する信号光特定情報生成部をさらに備えた付記1乃至4のいずれか1項に記載の信号光補正装置。
(付記8)前記信号光補正装置は、前記波長多重信号光を分配する波長多重信号光分配部をさらに備え、前記信号光特定情報生成部は、前記波長多重信号光分配部によって波長多重信号光から分配された波長多重信号光に基づいて、前記信号光特定情報を生成する付記7に記載の信号光補正装置。
(付記9)前記信号光補正部は、前記補正量に基づいて、前記波長多重信号光のチルトの傾きを補正するアッテネータを有する付記1乃至8のいずれか1項に記載の信号光補正装置。
(付記10)前記パワー情報生成部は、前記波長多重信号光を分配するパワー情報生成分配部と、前記パワー情報生成分配部によって波長多重信号光から分配された波長多重信号光を前記複数の波長帯域毎の信号光に分波する波長多重信号光分波部と、前記波長多重信号光から分波された複数の信号光のそれぞれを光電変換することによって、前記パワー情報を生成する変換部と、を有する付記1乃至9のいずれか1項に記載の信号光補正装置。
(付記11)前記信号光特定情報は、複数の波長のそれぞれについて、前記波長多重信号光に前記主信号光が含まれるか否かを示す信号有無情報である付記1乃至10のいずれか1項に記載の信号光補正装置。
1、2、9 波長分割多重伝送装置
10 WDMカプラ
11 監視光受信部
12、14、90、92 光増幅器
13、91 アッテネータ
15、20 分岐カプラ
16 光分波部
17 受光部
18 I/V変換部
19 データ処理部
21 信号光監視部
51 パワー情報生成部
52 パワー情報調整部
53 補正量算出部
54 信号光補正部
101 カプラ
102 可変利得補償器
103 制御回路
104 分波器
105、106 モニタPD

Claims (10)

  1. 上流装置から送信され、それぞれの波長が異なる複数の主信号光が多重化された波長多重信号光に基づいて、予め定められた複数の波長帯域のそれぞれにおける前記複数の主信号光のパワーを示すパワー情報を生成するパワー情報生成部と、
    前記複数の波長帯域のそれぞれに含まれる主信号光の数を特定する信号光特定情報に基づいて、前記パワー情報が示す前記波長帯域におけるパワーを当該波長帯域に含まれる主信号光の数に応じて調整した調整済みパワー情報を生成するパワー情報調整部と、
    前記調整済みパワー情報が示す前記複数の波長帯域のそれぞれにおけるパワーに基づいて、前記波長多重信号光のチルト量を算出し、算出したチルト量と目標とするチルト量の差に基づいて、前記波長多重信号光のチルトを補正する補正量を算出する補正量算出部と、
    前記補正量に基づいて、前記波長多重信号光のチルトを補正する信号光補正部と、
    を備えた信号光補正装置。
  2. 前記波長帯域は、前記主信号光を複数含み、
    前記パワー調整部は、前記波長帯域におけるパワーを1主信号光あたりの平均的な平均パワーに調整する請求項1に記載の信号光補正装置。
  3. 前記補正量算出部は、前記パワーを縦軸とし、前記波長を横軸とした座標系をとった場合に、前記複数の波長帯域の少なくとも2つ以上について、前記波長帯域の中心波長と当該波長帯域における平均パワーとを組として前記座標系に配置された複数の座標に基づいてチルト量を算出する請求項2に記載の信号光補正装置。
  4. 前記信号光補正部は、前記チルトを補正した波長多重信号光を下流装置に送信し、
    前記パワー情報生成部は、前記信号光補正部が下流装置に送信する波長多重信号光に基づいて、前記パワー情報を生成する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の信号光補正装置。
  5. 前記パワー情報調整部は、前記上流装置から送信された信号光特定情報に基づいて、前記調整済みパワー情報を生成する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の信号光補正装置。
  6. 前記信号光補正装置は、上位装置から送信され、前記波長多重信号光と前記信号光特定情報を含む信号光有無信号とが多重化された伝送信号光を、前記波長多重信号光と、前記信号光有無信号とに分波する信号光有無信号分波部をさらに備え、
    前記パワー情報生成部は、前記伝送信号光から分波された波長多重信号光に基づいて、前記パワー情報を生成し、
    前記パワー情報調整部は、前記伝送信号光から分波された信号光有無信号に含まれる信号光特定情報に基づいて、前記調整済みパワー情報を生成する請求項5に記載の信号光補正装置。
  7. 前記信号光補正装置は、前記波長多重信号光に基づいて、前記信号光特定情報を生成する信号光特定情報生成部をさらに備えた請求項1乃至4のいずれか1項に記載の信号光補正装置。
  8. 前記信号光補正装置は、前記波長多重信号光を分配する波長多重信号光分配部をさらに備え、
    前記信号光特定情報生成部は、前記波長多重信号光分配部によって波長多重信号光から分配された波長多重信号光に基づいて、前記信号光特定情報を生成する請求項7に記載の信号光補正装置。
  9. 前記信号光補正部は、前記補正量に基づいて、前記波長多重信号光のチルトの傾きを補正するアッテネータを有する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の信号光補正装置。
  10. 上流装置から送信され、それぞれの波長が異なる複数の主信号光が多重化された波長多重信号光に基づいて、予め定められた複数の波長帯域のそれぞれにおける前記複数の主信号光のパワーを示すパワー情報を生成するステップと、
    前記複数の波長帯域のそれぞれに含まれる主信号光の数を特定する信号光特定情報に基づいて、前記パワー情報が示す前記波長帯域におけるパワーを当該波長帯域に含まれる主信号光の数に応じて調整した調整済みパワー情報を生成するステップと、
    前記調整済みパワー情報が示す前記複数の波長帯域のそれぞれにおけるパワーに基づいて、前記波長多重信号光のチルト量を算出し、算出したチルト量と目標とするチルト量の差に基づいて、前記波長多重信号光のチルトを補正する補正量を算出するステップと、
    前記補正量に基づいて、前記波長多重信号光のチルトを補正するステップと、
    を備えた信号光補正方法。
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